JP2004511104A - 表面の金属コンタミネーションを検出する方法 - Google Patents

表面の金属コンタミネーションを検出する方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2004511104A
JP2004511104A JP2002533365A JP2002533365A JP2004511104A JP 2004511104 A JP2004511104 A JP 2004511104A JP 2002533365 A JP2002533365 A JP 2002533365A JP 2002533365 A JP2002533365 A JP 2002533365A JP 2004511104 A JP2004511104 A JP 2004511104A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contamination
metal
semiconductor
copper
silicon
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002533365A
Other languages
English (en)
Inventor
ヒッグス、ビクター
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aoti Operating Co Inc
Original Assignee
Aoti Operating Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from GB0024537A external-priority patent/GB0024537D0/en
Priority claimed from GB0028222A external-priority patent/GB0028222D0/en
Application filed by Aoti Operating Co Inc filed Critical Aoti Operating Co Inc
Publication of JP2004511104A publication Critical patent/JP2004511104A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L22/00Testing or measuring during manufacture or treatment; Reliability measurements, i.e. testing of parts without further processing to modify the parts as such; Structural arrangements therefor
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/62Systems in which the material investigated is excited whereby it emits light or causes a change in wavelength of the incident light
    • G01N21/63Systems in which the material investigated is excited whereby it emits light or causes a change in wavelength of the incident light optically excited
    • G01N21/64Fluorescence; Phosphorescence
    • G01N21/6489Photoluminescence of semiconductors
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/88Investigating the presence of flaws or contamination
    • G01N21/94Investigating contamination, e.g. dust
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/88Investigating the presence of flaws or contamination
    • G01N21/95Investigating the presence of flaws or contamination characterised by the material or shape of the object to be examined
    • G01N21/9501Semiconductor wafers

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Investigating, Analyzing Materials By Fluorescence Or Luminescence (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)

Abstract

【課題】半導体若しくはシリコン構造の表面又は表面付近の金属コンタミネーションを検出する方法を提供すること。
【解決手段】当該構造又はその一部が予め決められた波長の励起(excitation)ビームに露光し、当該構造からのルミネセンスを半導体によってもたらされる実質的に均一な強度を有するPLマップ形式で集め、表面又は表面付近の金属コンタミネーションの特徴点を特定する強化された(enhanced)PL強度領域の一つ又はそれ以上をマップにより検査することで表現される。特に、当該方法はイン−プロセス品質管理又は連結部などの製造された構造の品質管理として応用される。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は非破壊方法、及びシリコンなどの半導体中の表面の金属コンタミネーション検出装置及び特にそれのみではないが、部分的に処理されたシリコン、完全に処理されたデバイス構造物及びクロスコンタミネーション(cross−contamination)のチェック方法の使用に関する。
【0002】
【従来の技術】
結晶成長の技術開発は転位(dislocation)のないシリコンウエハの生産を可能にした。このとき、ウエハはウエハ中の鋸引き(sawing)による損傷を排除するために化学的に切断され(edged)、酸化層を形成するために高温処理を受けるが、その間に欠陥がウエハ中のデバイス活性領域内及びゲート酸化物中に形成される場合があり、そのことが一般的にデバイスの性能を低下させ、収率の低下と信頼性に問題を生むことになる。WO98/11425は、光ルミネセンス(PL)のマッピング手段を用いてこれらの欠陥の位置決めをして、その電気的活性度を測定する装置と方法を開示し、クレームする。
【0003】
シリコンウエハも同様に金属不純物、特に、使用された物質中のマイナーな不純物として存在し、かつ、粒子を除去するための例えばSC1クリーニング(NHOH/H/HO)に使用される化学物質中に主に存在する遷移金属により損傷を受ける。デバイス構造はウエハ製作の3つの主要なステップにより生産される。最初のステップの間に活性デバイス領域が作られる。2番目に、完全に作製されたチップが非活性層(a passivation layer)で保護される。最後に、回路構成要素のそれぞれの電気的結合を促すために、1以上の導電性金属がウエハ上の特定の場所に置かれる。これらの金属層は表面配線組織(surface wiring)を形成し、生産物(prodcuct)、接触パッド、金属線(metal lines)、又は相互連結に使用される。金属は典型的な化学的作用によりウエハ上に配置され、不適当な領域はエッチングされる。最後に、良好な電気的結合を確保するために、熱処理を施してシリコンウエハと金属を合金化する。アルミニウムは抵抗が少なく緩やかに電流を流すので、伝統的にアルミニウムが導電材として使用されてきた。
【0004】
半導体が小さくなればなるほど、銅はアルミニウムより導電性に優れているので、銅が相互連結により適しているとして選択される。銅の別の利点としては、極めて薄い銅線により信号が送られるので、材料をより短い間隔で、より高速なチップを利用してより多くのトランジスタと密に配置することが可能である点である。周囲のチップ材に拡散し、シリコンに悪影響を与える(poisoning)銅の性向は、銅の配置された部位の上に、さらにバリヤ物質の積層により封止された、エッチングされた跡をライニング(lining)するバリヤ物質を素速く積層するという積層工程の改良により克服された。その後、チップは研磨される。
【0005】
銅のコンタミネーションは金属化工程(金属積層、エッチング、研磨、ウエハハンドリング)で使用した用具や装置から生じる。また、偶然クロスコンタミネーションが銅加工工程中にウエハの裏側に生じる場合もある。ウエハの裏側に生じた銅のコンタミネーションをウエハのロボット式取扱い装置、又は銅及び非銅工程の両方に使用されるメトロロジー用具に移すことができる。また、銅のコンタミネーションは金属化前のウエハの研磨、エピタキシャル成長、又は表面クリーニング中に生じる場合もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
シリコン中の高速拡散体である遷移金属は容易に深準位、すなわち価電子帯域または伝導帯域端(band edge)から遠い準位を形成し、そして時として点欠陥と拡張した欠陥の両方のデコレーション(decoration)に至り、結局はデバイス障害を生じる。これらの遷移金属の不純物は、劇的にキャリアの寿命を低減するととももに暗流発生場所(dark current generation sites)、すなわち光のない所で漏洩電流が発生する場所として作用する、再結合中心およびトラップを形成する。摩耗のような機械的損傷が一般的に行われる所に損傷箇所(damaged site)を設けるために、ウエハ中の不純物を吸い上げるスポンジのように効果的に作用するゲッタリング技術(Gettering techniques)が、遷移金属の不純物をデバイス活性領域から除去するために開発されてきた。銅は金や鉄よりも高速の拡散体を有するので容易にシリコン中に拡散し、シリコンウエハを通して常温で拡散し得る。銅がデバイスに悪影響を及ぼすことにより、結果的に高デバイス漏出(high device leakage)、絶縁破壊、電気的ショート及び導電体の間に漏出路(leaky paths)が生じる。
【0007】
研磨中かつ残さの移動(residual migration)により持ち込まれる追加物質 (additional sources)と金属コンタミネーションのために、ゲッタリング技術は必要な高純度を提供するには不十分であり、コンタミネーション原因を検出し除去する必要がある。
【0008】
研磨された半導体及び銅の連結部の低レベルの表面コンタミネーションを検出する技術が既にいくつかある。これらは金属の物理的な存在を検出する典型的な金属検出技術であり、これらの技術は破壊的である。主な非破壊的な化学的分析方法はトータルX線反射フルオロセンス(Total X−ray Reflection Fluorescence)であり、これは一度に全ウエハ(≒1cm)からある小領域の見本だけを採取する実験室技術であり、非常に時間がかかる。さらに、金属を直接確認する物理的な検査では詳細が不明であり、非効率である。
【0009】
【課題を解決するための手段】
我々は驚くべきことに、ある金属は、光ルミネセンス(PL)分光法を適用されたときに金属濃度に応じて特徴的な光ルミネセンスの「指紋(finger prints)」を供し、このことが、更に詳細に検査するために全ウエハをスキャンし、変化を認定し、コンタミネーションの位置を突き止めるという新規な方法に使用できることが分かった。
【0010】
WO98/11425によれば、光ルミネセンス(PL)分光法は半導体中のコンタミネーションや欠陥における本質的かつ非本質的な(intrinsic and extrinsic)両方の電気遷移を検査するための非常に感度の良い技術である。シリコンがレーザー照射により低温で材料のバンド・ギャップにより上に励起されると正孔対(electron hole pairs)が作り出される。これらのキャリアは各種の異なる方法で再結合し、そのうちのいくつかはルミネセンスを生じる。低温で形成された正孔対はシリコン中の不純物に捕捉され、それらは、この相互作用に特徴のあるフォトンを放射することで、光ルミネセンススペクトルにコンタミネーション特性の情報を与える。シリコンへのPL分光法の応用には種々の処理ステップ後のシリコンの特徴を知ることを含めて、例えば注入(implantation)、酸化、プラズマエッチング、点欠陥複合体及び転位(dislocations)の存在の検出などデバイス製造の特徴を示す極めて多数のものがある。本発明は表面金属の検査におけるPL分光法の新規な応用を提供する。
【0011】
最も広い観点では、本発明によれば、半導体若しくはシリコン構造又はその一部を予め決められた波長の励起(excitation)ビームに露光し、当該構造からのルミネセンスを半導体がもたらす実質的に均一な強度により特徴付けられるPLマップ形式で集め、強化された(enhanced)PL強度領域の一つ又はそれ以上をマップにより検査し、表面(付近)の金属コンタミネーションの特徴点を特定することを含む、半導体又はシリコン構造中の表面又は表面付近の金属のコンタミネーションを検出する方法を提供している。
より高いPL強度の領域が、より強度の低い比較的暗い半導体の背景に対して白いスポット、ヘイズ、ミストとして観察されるのは望ましい。
【0012】
本発明の方法は、より低く、かつより高い金属濃度におけるPL強度よりも大きく、半導体自体のPL強度よりも非常に大きい、所定の金属濃度においてピークPL強度を示すことが判明したある金属の光ルミネセンスの特徴点を特定する。シリコン中の銅のコンタミネーションが1×10〜5×1014の原子数/cmの範囲、より好ましくは1×10〜5×1012の原子数/cmの範囲、さらに好ましくは6×1010〜4×1012の原子数/cmの範囲の光ルミネセンスの効果を特定するのは望ましい。
【0013】
当該理論に限定されることなく、ある低レベルの濃度で存在するある金属は、その再結合率がキャリアの有効性(availability)で決まるため比較的活性の低い再結合中心を形成し、本発明により、高い注入レベルの適用を受けたときに高い強度のPLを提供することが考えられる。
【0014】
本発明の驚くべき性質は、銅が特定の濃度レベルで独特の特定可能な唯一のPL指紋を提供するだけでなく、ウエハ中の銅コンタミネーションがシリコン全体に拡散する傾向のために当該濃度の中に含まれており、それにより独特の検出可能なレベルがクリーニングや研磨の間に接触や凝縮の結果として生じる低レベルのコンタミネーション、あるいは銅の連結部の高レベルのコンタミネーションから拡散することにより生じる低レベルのコンタミネーションのそれと一致することなどを見い出したことに基づく。そのため、当該方法は半導体又はシリコン及び内部連結等から選択される金属機能的な構成要素を含むウエハ中の表面や表面付近の金属コンタミネーション又は金属コンタミネーションの残りを検出する方法であることが望ましい。
【0015】
さらに好ましいのは研磨した銅の連結部から銅コンタミネーションを検出するとき、当該方法により直接の表面のコンタミネーションと同様に裏側のコンタミナント(contaminant)の侵入地点からの拡散による前側面のコンタミネーションの検出が可能であることを見い出したことである。これは構造内又は反対の面で表面のコンタミネーションを検出できるので特に有利である。
【0016】
本発明の方法はスペクトラム又は他の間接的な表現(representation)から区別される構造物のマップ又は可視イメージを作り出す室温に敏感なPLマッピングシステム(いわゆる、シリコン光増強再結合SiPHER(Silicon Photo Enhanced Recombination))を好んで採用する。当該システムではウエハマップ(直径300nmまで)を記録し、それから高分解能マイクロスキャン(約1μmスキャン)を使用してより詳細にインタレストの領域(regions of interest)を検査することができる。励起がレーザービームにより焦点に集められ小さな励起容量(直径1−2μm)を作り出し、異なる光−音モジュレーターを利用してレーザー源を駆動させて、それにより光から発生するキャリヤを強く制限し、そのキャリアの拡散を激減させるのは好ましい。可視レーザ励起が実質的に532nmの範囲で使用され、光から発生するキャリアを効果的に表面付近領域、例えば1μmまで制限するのは好ましい。光ルミネセンスが空間的分解能をさらに高める全体的に拡散で覆われた部分中の小さな領域だけから見本を採取されるのは好ましい。
【0017】
励起レーザービームは焦点に集められ望ましい強度を与えるので、レーザービームパワーは適当なものとして選択される。
【0018】
下記情報に関連して有する我々の技術を説明する。
PLの強度であるIPLはレーザービーム位置(x,y)の関数として下記で与えられる、
Figure 2004511104
ここで、kは光収集効率(light collection efficiency)および検出器量子効率(detector quantum efficiency)のような実験的パラメータを与える比例係数である。AおよびRは材料(A)内部の吸収損失および表面(R)での反射損失に対する修正係数である。ηは半導体の内部量子効率(inside quantum efficiency)、△nは過剰キャリア密度およびdは光放射材料(material emitting light)の体積である。
【0019】
コンタミネーションはPL像の強度変化として観察されるキャリアの再結合特性を変更する。我々はPLのコントラストCを下記のように定義する、
Figure 2004511104
ここで、IPL(∞)はコンタミネーションから遠く離れた位置での、IPL(x,y)は位置x、yにおける強度である。
【0020】
上記のバンド・ギャップの励起(excitation)により過剰な正孔対がシリコン中に生成されると、再結合は放射的(光を放射)であるか非放射的のいずれかである。
【0021】
全再結合率は二つの率の和で表され、
Figure 2004511104
半導体の内部料理効率ηは次式で与えられる、
Figure 2004511104
【0022】
光ルミネセンス像が得られるとき、PL信号で観察されるいかなる変化もRITおよびRnrの両方の空間的変化(spatial variations)によるものである。
【0023】
コンタミネーションの再結合の挙動は、バンド・ギャップ中の準位(深準位又は浅準位)の位置およびキャリア捕捉断面に左右される。低い注入レベルでは小数キャリアの有効性により制限され、一方、注入された電荷が平衡キャリア濃度を超える高い注入レベルでは再結合率は捕捉数で制限される。従って、注入レベルの増加はコンタミネーションの再結合を促すことになる。
【0024】
当該理論に限定されることなく、ある金属のコンタミネーションが、特に、ある拡散可能な金属、より好ましくは銅が表面再結合の寿命τを修正し、このことが下記関係式
Figure 2004511104
ここで
Figure 2004511104
に従いPLの強度を修正することが考えられる。
【0025】
本発明は、室温で取り組むことができ、工業的使用に適した速さで半導体若しくはシリコン構造中のコンタミネーションに関する情報を提供する、及び/又は半導体若しくはシリコン構造の上部領域内、特にその表面近くの金属のコンタミネーションを観察できることを可能にする光ルミネッセンス技術を提供している。
【0026】
本発明で使用されている方法は、コンタミネーションの観察を強化するほどに(so as to)半導体若しくはシリコン構造のPL像のコントラストを強める目的で前記半導体若しくはシリコン構造内のコンタミネーションにおける正孔対の非放射再結合を強化している。
【0027】
そのため、本発明の方法において高注入レベルレーザーを使用し、コンタミネーションは表面でのキャリアの寿命の局部的変化により検出されている。これらの特徴的なコンタミネーションは、高レベルのコンタミナントが見つかる定義されたコンタミナントの物理的位置で、もしくは低レベルのコンタミナントの物理的位置で光照射された領域として観察されるのが典型的である。
【0028】
本発明の方法において、レーザーのプロービング容量(probing volume)は小さく(空間的分解能0.1〜20μm、理想的には2〜5μm)、それゆえ局在化された(localised)コンタミナントは測定PL強度にかなり大きな影響を与えている。さらに励起が集中されるので、注入キャリア密度が高い(5cm〜0.5ミクロンのスポットサイズで10〜10のワット/cmのピーク若しくは平均パワー)。これによりコンタミナント部分での、すなわちコンタミナント部分の物理的位置において非放射再結合の確率を大いに高める。
【0029】
キャリア拡散長は高注入レーザー条件下では大いに減少され、その結果、効果的なサンプリングの深度が、励起源の波長により順番に決定される励起レザーの浸透深度により大きく決められるということが発見された。短波長を用いることにより表面付近のコンタミナントを検査することができる。逆に、長波長は構造内の深いコンタミナントを調べるために使用される。
【0030】
本発明のより好ましい方法において、パルスレーザー励起源を用いて、時間の関数として(as a function of time)ルミネッセンス像を測定するのが理想的である。これは、深度及び空間の両方の分解能が改善されて、コンタミナント源すなわち拡散可能なコンタミネーションの残り跡を示すようなキャリア捕捉断面での情報を得るのに使用することができることを意味する。時間分析測定(time resolved measurements)は、有効キャリア寿命を測定したり寿命マップを得るのに使用することができる。
【0031】
本発明の別の実施の形態において、レーザーで前記半導体の大容積を励起させ、一連のフォーカルプレーンから像を集めることにより、コンタミナント深度方向の差異を得るために(to obtain depth discrimination)、共焦光学(confocal optics)が使用される。
【0032】
本発明の別の観点において、少なくとも一つのトラック又はシリコンウエハ中を通してエッチングし、境界ライニングを設け、拡散し得る金属を堆積し(depositing)、さらなる境界層でシールし、完成品を製造するために研磨し、予め決められた波長の励起(excitation)ビームに露光し、当該構造からの発光をPLマップ形式で集め、側面又は後側面の拡散金属コンタミネーションを同定することで強化(enhanced)されたPL強度領域の一つ又はそれ以上を検索し、さらに付属のテストで確認することを含む金属の連結部(interconnects)の製造方法及び/又は金属の連結部(interconnects)の製造方法に続いて、金属コンタミネーションを直接的に、又はクロスコンタミネーション(cross−contamination)により検索する方法が提供されている。
【0033】
その方法はイン−プロセス品質管理として又は製造された構造(processed structure)の品質管理として成ることが好ましい。
【0034】
本発明の別の観点において、本発明の方法により表面金属コンタミネーションをテストし、コンタミネーションが無いことが使用時に検査された半導体又はシリコン構造が提供されている。
【0035】
本発明の別の観点によれば、表面領域の金属コンタミネーションを検出するために半導体又はシリコン構造を光エレクトロルミネッセンス像の装置として使用することが提供されている。
【0036】
【発明の実施の形態】
これから以下の図面を参照して本発明の実施の形態を述べる。
図1〜図4は局部制限された銅コンタミネーションのシリコンウエハのPL像であり、コンタミネーションは本発明の方法を用いてPLコントラストにより作像される。図5は本発明による装置の概略図である。
【0037】
図面及び最初に図5を参照すると、本発明による装置の概略図が示されている。
本装置は本質的にPL作像顕微鏡を有し、それは右手側にレーザーバンク3〜8を有し、底側にX−YテーブルあるいはR−Θテーブルのような試料台を有し、左手側にマイクロプロセッサ40とディスプレイスクリーン39を有し、図の中央にシステムを通過する光を方向付けする各種光構成要素が示されている。
【0038】
図5に示した実施の形態で、6個のレーザーは試料の異なる深さを厳密に調べることができるように配置されている。しかしながら、唯一のレーザーを用いるかあるいは実際多数のレーザーを用いるかは本発明の範囲内にある。どのような場合でも、少なくとも一つのレーザーは高強度レーザーであり、理想的には0.1mmと0.5ミクロンの間のスポットの大きさで10〜10ワット/cm間の電力密度を持つ。前記レーザーバンクと共に作動するレーザー選択器16が、一つあるいはそれ以上のレーザーを使用するか選択するために、そして更にレーザーの周波数および波長を選択するために備えられている。
【0039】
光ファイバー9のような従来のオプティックス(光学器械レンズ)(optics)を照準器10およびレーザービーム拡張器11に導くために用いられる。アポダイゼーション板12は、レーザービーム拡張器11とビーム分割器31間に置かれている。該ビーム分割器31は光の一部を前述のレーザーから対物レンズ34を介して試料2に導く。
【0040】
自動焦点制御器30が備えられ、ピエゾ駆動(piezo driven)焦点ステージ33と結合される。顕微鏡はそれぞれ34、35で表す少なくとも一個のミクロ検査用高開口数(high numerical aperture)対物レンズと一個のミクロ検査用低開口数(low numerical aperture)対物レンズを備えた従来の回転式タレット36が設けられている。更に該タレット36に結合して光学的移動測定システム38が備えられている。
【0041】
ケーブルが自動焦点制御器30をマイクロプロセッサ40へおよび顕微鏡対物レンズ表示器32をマイクロプロセッサ40へ接続するために備えられている。
【0042】
ビーム分割器31の下流にレーザーノッチフィルタ用のフィルタホイール13が備えられており、その下流には揺動折り畳み式鏡14が備えられ、その機能については後述する。前記鏡14に配列して波長選択用のフィルタホイール27が備えられ、その後方に適当なCCD 2−Dアレイ検出器29に取り付けられたズームレンズが備えられている。
【0043】
無限システム補償レンズ(infinity system compensating lens)37が、別の波長選択用フィルタホイール23およびUVおよび可視光用の検出器25の最先端にある焦点レンズ24に向け光を反射するコールドミラー17の先の光経路に備えられている。検出器25は、ロックイン増幅器26に結合されている。これは表面の反射像を得るのに用いられる。
【0044】
コールドミラー17の最後方に再び別の波長選択用フィルタホイール18が、その最後方には、焦点レンズ22およびルミネッセンス検出用の検出器21の最先端に備えられたピンホール選択用の別の開口ホイール19が備えられている。
【0045】
UVおよび可視光用の検出器25および赤外線検出器21の両方がロックイン増幅器26に結合されている。
【0046】
下記に関連してシステムの動作を説明する。
試料の異なる面を厳密に調べるための波長範囲が数種のレーザー3〜8により得られる。レーザーは、試料2から放射された信号が、ロックイン増幅器26によるレーザー変調周波数に同期する検出器によってバックグラウンド放射線から離隔されるように周波数発生器16によって変調される。別の実施の形態では、波長範囲は、同調可能レーザー、及び/又は光パラメトリック発信器を用いて作り出される。各レーザーは、レーザーの何れかあるいは総てが試料2を照射できるように多分岐光ファイバー9に接続され、割り当てられている。多分岐光ファイバー9の共通端は放射光を照準する光システム10に接続している。この光システム10は、試料2上にある顕微鏡対物レンズ34、35に合致した値にレーザービームの直径を合わせるビーム拡張器11に割り当てられている。拡張したビームはその後、光エネルギーをビーム区域に均等に配分するアポダイゼーション板12を通過する。
【0047】
拡張及び制御(apodized)されたビームは、ビーム分割器31によって反射され、顕微鏡対物レンズ34及び35に送られる。ビームは顕微鏡対物レンズ34あるいは35によって試料に焦点を合わせる。マイクロモードではこの対物レンズは回折が限られているスポットの大きさにビームを集中するように選ばれる。表示器機構32で操作される回転ターレット36は、対物レンズを試料のより広い区域が照射されるマクロモードに変更させる。別の実施の形態ではアポダイゼーション板12は、より高い注入レベルを与えるためにマイクロモード用スポットがより小さくなるように移動される。
【0048】
光学的移動センサ38は試料2までの距離を測定し、焦点防止制御器(antifocus controller)30を通した帰還ループを介してピエゾ駆動焦点ステージ(piezoactuated focusing stage)33により正しい間隔を維持する。
【0049】
試料2からの光ルミネッセンス信号は、(マイクロモードで)顕微鏡対物レンズ34により集められ、ビーム分割器31およびレーザー波長の範囲に整合するノッチフィルタを持つフィルタホイール13のノッチフィルタを通して戻される。該ノッチフィルタは、光ルミネッセンス信号のみを通過させ、どんな反射レーザー光も除去する。
【0050】
折り畳み鏡14はビーム外に揺動し、信号を、使用されるいかなる無限顕微鏡(infinity microscope)対物レンズをも補償するために組み込まれるチューブレンズ37に、そしてコールドミラー17に通過させる。この構成要素は、選択されたカットオフ点(約700nm)以下のこれらの波長を、信号を検出器25に焦点を合わせる焦点レンズ24へ反射させる。該検出器焦点レンズ24の前面にあるフィルタホイール23は選択された波長帯域を離隔するフィルタを持つ。
【0051】
カットオフ点を超える波長範囲にある光ルミネッセンス信号の部分は、コールドミラー17を通過し、レンズ22により同様に検出器21に焦点を合わせる。この信号もまた選択された波長帯域を離隔するフィルタを持つフィルタホイール18を通過する。
【0052】
異なる直径の一連のピンホールが、検出器21の前面に置かれた開口ホイール19にある。この開口ホイール19は、ピンホールが所定の像平面と焦点を共有して置かれるように、ピエゾ駆動器20により軸方向に動かされる。この方法により、試料2中の異なる深さの平面は正確な深さ情報を与えるように作像される。
【0053】
検出器21、25からの電気信号は、ロックイン増幅器26に送られ、そこで周波数発生器15からの参照信号によりレーザー3〜8の変調周波数と同期させられる。電気信号はそれから、分析用に中央プロセッサ40に送られる。PL像はステージを走査するラスタにより得られる。変わりに検流計の鏡を用いた光学的走査も採用される。
【0054】
別のマイクロモード操作では、折り畳み鏡14は光ルミネッセンス信号のビームの中へ揺動する。進路を変更された信号は、選択された波長帯域を離隔するフィルタを持つフィルタホイール27を通って、ズームレンズ28に送られる。該ズームレンズ28は、異なる倍率でCCD二方向アレイ29上に試料2の照射スポットを作像するのに用いられる。このことにより、試料2の照射区域が異なる分解能で作像される。CCDアレイからの電気信号は、分析のために中央プロセッサ40に送られる。
【0055】
前述の装置を用いて、半導体の金属コンタミネーションを可視化するための研究が行われ、これらの研究の結果が図1〜図5に示されている。これらの像は独特であり室温では他のいかなる方法でも得ることができない。一般に本装置により半導体中のあるPLの特徴的な金属コンタミナントの局在化(localisation)と特徴付け(characterisation)が可能になるということが分かる。このことにより、ウエハ、特にマイクロプロセッサや銅連結部をデバイスを組み立てるために効果的に選別でき、コンタミナントのある半導体の製造を防止することができる。
【0056】
本発明により、密度と空間的な分布が決定されるようにコンタミナントを作像できる半導体あるいはシリコン構造中の金属コンタミネーション作像装置とその方法が提供されることが分かる。
【0057】
イメージングの方法
シリコンウエハは1×10から5×1012の原子数/cmの範囲で銅によって汚染されているか又は汚染されたウエハが得られた。TXRFはコンタミネーションのレベルを確認或いは決定するのに用いられた。照査基準(コントロール)のウエハはコンタミナントなしで得られた。
【0058】
ウエハは532nmのレーザー励起によって励起され、全体のウエハマップとマイクロスキャンが得られ、そこから平均PL信号が計算された。ウエハのイメージからなり、明るい領域が上記の集中範囲にある銅から銅のコンタミネーションの位置を示す、図1から図4に示すようなPLマップが得られた。コントロールウエハは明るい領域を示さなかった。
【0059】
実施例1
上記のように汚染されたシリコンウエハとコントロールシリコンウエハがイメージされ、その結果は図1から図4に示す通りである。コントロールウエハには無い、故意による混入物の位置が明るいコントラストの範囲で表されたイメージの検査は、前記汚染物質の位置と性質を示すために、観察により見つけられる銅のコンタミネーションがより高いPL強度を産み出すことを確認した。
【0060】
実施例2
研磨されたシリコンウエハ(図示せず)が、上記の方法によりイメージされた。イメージの検査は銅のコンタミネーションを示唆する白色ヘイズを示した。コンタミネーションの明確な兆候の結果として、綿密な試験とTXRFは、上記の集中範囲における銅であるコンタミナントの特質を確かめることができ、それによって、この場合研磨の道具そのものである、混入物の位置と本質が突き止められた。よって、研磨の道具はコンタミネーションの原因を取り除くように扱われるか取り替えられても良い。
【0061】
実施例3
SC1クリーニングステップから清潔なシリコンウエハ(図示せず)が上記のようにイメージされた。イメージの検査は銅のコンタミネーションを示唆する白色ヘイズを示した。コンタミネーションの明確な兆候の結果として、綿密な試験とTXRFが、上記の集中範囲において銅であるコンタミナントの特質を確認するために行われ、それによって、この場合は使用された清掃材料である、コンタミナントの特質と位置が突き止められた。この材料はコンタミネーションの原因を取り除くように扱われるか取り替えられても良い。
【0062】
実施例4
上記の方法によって、ウエハ表面(付近)全体を示すPLマップは532nmのレーザー励起を使用したウエハから記録される。そのマップはSiPLのグレー/黒の「背景」と比較して白い斑点或いは曇った範囲として観察されるPL強度が増加した範囲の存在が検分される。
【0063】
増加したPL強度のイメージ位置においてあり得る銅のコンタミネーションを示唆する斑点或いは範囲が検出され、それらは高度な分析で検分されて、順にコンタミネーションの原因がクリーニング、研磨或いは接続部の形成であることを意味する正面あるいは後方の表面のコンタミネーション、或いはウエファの端のコンタミネーションを示すコンタミネーションの特質と位置(深さ)がわかる。
【0064】
プロセスあるいはメソロジーの道具あるいはクリーニングの流体はコンタミネーション源を取り除くように扱われるか銅の拡散の原因を取り除くための品質改善されたバリヤ層析出物に置き換えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】局部制限された銅コンタミネーションのシリコンウエハのPL像である。
【図2】局部制限された銅コンタミネーションのシリコンウエハのPL像である。
【図3】局部制限された銅コンタミネーションのシリコンウエハのPL像である。
【図4】局部制限された銅コンタミネーションのシリコンウエハのPL像である。
【図5】本発明による装置の概略図である。
【符号の説明】
2 試料            3〜8 レーザーバンク
9 光ファイバー        10 照準器
11 レーザービーム拡張器   12 アポダイゼーション板
13 フィルタホイール     14 揺動折り畳み式鏡
15 周波数発生器       16 レーザー選択器
17 コールドミラー      18 フィルタホイール
19 開口ホイール       20 ピエゾ駆動器
21 赤外線検出器       22 焦点レンズ
23 フィルタホイール     24 焦点レンズ
25 検出器          26 ロックイン増幅器
27 フィルタホイール     28 ズームレンズ
29 CCD 2−Dアレイ検出器
30 自動焦点制御器      31 ビーム分割器
32 顕微鏡対物レンズ表示器
33 ピエゾ駆動(piezo driven)焦点ステージ
34、35 顕微鏡対物レンズ
36 回転式タレット
37 無限システム補償レンズ(infinity system compensating lens)
38 光学的移動測定システム
39 ディスプレイスクリーン
40 マイクロプロセッサ

Claims (20)

  1. 半導体若しくはシリコン構造又はその一部を予め決められた波長の励起(excitation)ビームに露光し、当該構造からの発光をPLマップ形式で集め、該強化(enhanced)されたPL強度領域の一つ又はそれ以上を検索し、表面又は表面の金属のコンタミネーションの特徴点を特定する(identifying characteristic surface or near surface contamination)ことを含む、半導体又はシリコン構造中の表面又は表面付近の金属のコンタミネーション(contamination)を見つけ出す方法。
  2. より大きなPL強度の領域は、より強度の低い比較的暗い半導体の背景に対して白いスポット、ヘイズ又はミストとして観察される請求項1に記載の方法。
  3. 1×10から1×1014の原子数/cmの範囲でシリコン中の銅のコンタミネーションの光ルミニッセンスの影響で特徴付けられるPL強度のピーク値を同定するために採用する請求項1または2に記載の方法。
  4. 銅のコンタミネーションが1×10から5×1012の原子数/cmの範囲である請求項3記載の方法。
  5. 銅のコンタミネーションが6×1010から4×1012の原子数/cmの範囲である請求項3記載の方法。
  6. 半導体又はシリコン構造及び連結部(interconnects)などを含む金属成分を含むウエハ中の表面又は表面の金属のコンタミネーション又はコンタミネーションの残り跡(trail)を見つけ出す方法を適用する先行するいずれかの方法。
  7. 入口の後側面の点からの拡散による前側面のコンタミネーションと直接の表面のコンタミネーションの両方を含む研磨した銅の連結部(interconnects)から銅のコンタミネーションを見つけ出す故知に適用される方法を請求項6の方法。
  8. スペクトラム又は他の間接的な表現(representation)から区別される(as distinct)構造物のマップ又は可視イメージを作製する、室温に鋭敏な光ルミネッセンス(a sensitive rapid room temperature photolu−minescence)のマッピングシステムが採用される先行するいずれかの請求項記載の方法。
  9. 高強度のレーザービームにより励起(excitation)がなされる先行するいずれかの請求項記載の方法。
  10. 光により発生するキャリヤが強く制限され(be confined)、そのキャリヤの拡散が大いに減少されるレーザー源を駆動(to drive)するために、容量(1−2μmの直径)を生成し、異なる光−音響モジュレータ(opto−acoustic modulator)を利用するためにビームが集中される(be focused)される請求項9記載の方法。
  11. 光により発生するキャリヤが、例えば最高1μmまでの一番近くの表面に効果的に制限され(be confined)、実質的に532nmの領域で可視レーザが使用される請求項9又は10記載の方法。
  12. レーザーのプロービング容量(probing volume)は0.1〜20μmの空間的分解能(a spatial resolution)に制限されている請求項9から11のいずれかに記載の方法。
  13. プロービング容量(probing volume)は2〜5μmに制限されている請求項12記載の方法。
  14. 注入されたキャリアの密度は5cm〜0.5μmのスポットサイズと10〜10のワット/cmの平均パワーのピークを得るのに十分であるように励起(excitation)が集中される請求項9〜13のいずれかに記載の方法。
  15. パルス化されたレーザーの励起源の使用と時間の関数としてルミニッセンスの測定を含む先行するいずれかの方法。
  16. レーザーで大量の前記半導体を励起させ、一連のフォーカルプレインからイメージを集めることにより、コンタミネーションの深さ方向の差異を得るために(to obtain depth discrimination)、共焦光学(confocal optics)が使用される先行する請求項のいずれかに記載の方法。
  17. 少なくとも一つのトラック又はシリコンウエハー中を通してエッチングし、境界ライニングを設け、拡散し得る金属を堆積し(depositing)、さらなる境界層でシールし、完成品を製造するために研磨し、予め決められた波長の励起(excitation)ビームに露光し、当該構造からの発光をPLマップ形式で集め、側面又は後側面の拡散金属コンタミネーションを同定することで強化(enhanced)されたPL強度領域の一つ又はそれ以上を検索し、さらに付属のテストで確認することを含む金属の連結部(interconnects)の製造方法及び/又は金属の連結部(interconnects)の製造方法に続いて、金属コンタミネーションを直接的に、又はクロスコンタミネーション(cross−contamination)により検索する方法。
  18. イン−プロセス品質管理として又は製造された構造(processed structure)の品質管理としての先行する請求項のいずれかに記載の方法。
  19. 本発明の方法により表面金属コンタミネーションをテストされ、コンタミネーションが無いことを使用時に検査された半導体又はシリコン構造。
  20. 表面領域の金属コンタミネーションの検出のために半導体又はシリコン構造をフォトエレクトロルミネッセンスのイメージの装置として使用。
JP2002533365A 2000-10-06 2001-10-05 表面の金属コンタミネーションを検出する方法 Pending JP2004511104A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB0024537A GB0024537D0 (en) 2000-10-06 2000-10-06 Detection method
GB0028222A GB0028222D0 (en) 2000-11-18 2000-11-18 Detection method
PCT/GB2001/004454 WO2002029883A1 (en) 2000-10-06 2001-10-05 Method to detect surface metal contamination

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004511104A true JP2004511104A (ja) 2004-04-08

Family

ID=26245117

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002533365A Pending JP2004511104A (ja) 2000-10-06 2001-10-05 表面の金属コンタミネーションを検出する方法

Country Status (8)

Country Link
US (1) US6911347B2 (ja)
EP (1) EP1323188A1 (ja)
JP (1) JP2004511104A (ja)
KR (1) KR100612399B1 (ja)
CN (1) CN1233030C (ja)
AU (1) AU2001292110A1 (ja)
IL (2) IL155021A0 (ja)
WO (1) WO2002029883A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003329610A (ja) * 2002-05-10 2003-11-19 Hitachi Ltd パターン欠陥検査方法及びその装置
JP2011516374A (ja) * 2008-03-31 2011-05-26 ビーティー イメージング ピーティーワイ リミテッド ウエハ画像化と処理の方法及び装置

Families Citing this family (40)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9618897D0 (en) * 1996-09-10 1996-10-23 Bio Rad Micromeasurements Ltd Micro defects in silicon wafers
JP2003045928A (ja) * 2001-07-31 2003-02-14 Shin Etsu Handotai Co Ltd 半導体シリコンウェーハ中のCu汚染評価方法
US7619735B2 (en) * 2002-01-15 2009-11-17 Applied Materials, Israel, Ltd. Optical inspection using variable apodization
GB0216620D0 (en) * 2002-07-17 2002-08-28 Aoti Operating Co Inc Detection method and apparatus
GB0308182D0 (en) 2003-04-09 2003-05-14 Aoti Operating Co Inc Detection method and apparatus
US20070018284A1 (en) * 2003-10-27 2007-01-25 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Gallium nitride semiconductor substrate and process for producing the same
US7362448B1 (en) 2004-09-08 2008-04-22 Nanometrics Incorporated Characterizing residue on a sample
US7400390B2 (en) * 2004-11-29 2008-07-15 Applied Materials, Israel, Ltd. Inspection system and a method for aerial reticle inspection
US20070000434A1 (en) * 2005-06-30 2007-01-04 Accent Optical Technologies, Inc. Apparatuses and methods for detecting defects in semiconductor workpieces
TWI439684B (zh) 2005-07-06 2014-06-01 Nanometrics Inc 具自晶圓或其他工件特定材料層所發射光致發光信號優先偵測之光致發光成像
TWI391645B (zh) 2005-07-06 2013-04-01 Nanometrics Inc 晶圓或其他工作表面下污染物及缺陷非接觸測量之差分波長光致發光
US20070008526A1 (en) * 2005-07-08 2007-01-11 Andrzej Buczkowski Apparatus and method for non-contact assessment of a constituent in semiconductor workpieces
CN101365937B (zh) * 2005-10-11 2015-01-14 Bt成像股份有限公司 用于检查带隙半导体结构的方法和系统
JP5219334B2 (ja) * 2005-11-30 2013-06-26 株式会社Sumco 半導体基板の製造方法および品質評価方法
US20070176119A1 (en) * 2006-01-30 2007-08-02 Accent Optical Technologies, Inc. Apparatuses and methods for analyzing semiconductor workpieces
US7517706B2 (en) * 2006-07-21 2009-04-14 Sumco Corporation Method for evaluating quality of semiconductor substrate and method for manufacturing semiconductor substrate
DE102008044881A1 (de) * 2008-08-29 2010-06-10 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Messverfahren für eine Halbleiterstruktur
WO2011015412A1 (en) * 2009-08-04 2011-02-10 Asml Netherlands B.V. Object inspection systems and methods
US8330946B2 (en) * 2009-12-15 2012-12-11 Nanometrics Incorporated Silicon filter for photoluminescence metrology
DE102010011066B4 (de) * 2010-03-11 2020-10-22 Pi4_Robotics Gmbh Photovoltaikmodul-, oder Photovoltaikzellen- oder Halbleiterbauelement-Identifikationsverfahren und Photovoltaikmodul- oder, Photovoltaikzellen- oder Halbleiterbauelement-Identifikationsvorrichtung
US8629411B2 (en) 2010-07-13 2014-01-14 First Solar, Inc. Photoluminescence spectroscopy
WO2012022561A1 (en) * 2010-08-16 2012-02-23 Asml Netherlands B.V. Inspection method for imprint lithography and apparatus therefor
WO2012024687A2 (en) * 2010-08-20 2012-02-23 Purdue Research Foundation Bond-selective vibrational photoacoustic imaging system and method
US20120115398A1 (en) * 2010-11-09 2012-05-10 James Bopp Chemical-mechanical polishing wafer and method of use
CN110441272A (zh) * 2011-06-24 2019-11-12 科磊股份有限公司 使用光致发光成像检验发光半导体装置的方法和设备
CN103165407B (zh) * 2011-12-14 2016-04-06 有研半导体材料有限公司 一种用于硅片表面制样的表面处理及腐蚀的工艺和装置
US9513470B1 (en) * 2013-02-05 2016-12-06 Vanderbilt University Telecentric lens assembly providing a collimated light space
CN103558221B (zh) * 2013-11-04 2016-01-06 武汉理工大学 一种红外光学材料的均匀性检测装置和方法
TWI544213B (zh) * 2014-03-04 2016-08-01 All Ring Tech Co Ltd Object detection method and device
CN104078378A (zh) * 2014-07-02 2014-10-01 武汉新芯集成电路制造有限公司 一种检测金属污染的方法
JP6476617B2 (ja) * 2014-07-04 2019-03-06 株式会社Sumco 半導体基板表面の有機物汚染評価方法およびその利用
JP6696729B2 (ja) * 2015-03-18 2020-05-20 株式会社Sumco 半導体基板の評価方法及び半導体基板の製造方法
JP6704275B2 (ja) * 2016-03-28 2020-06-03 株式会社ディスコ デバイスウエーハの評価方法
US10551320B2 (en) * 2017-01-30 2020-02-04 Kla-Tencor Corporation Activation of wafer particle defects for spectroscopic composition analysis
CN107091822B (zh) * 2017-03-14 2019-09-10 华东师范大学 双光源激发光致发光检测半导体缺陷的装置及其检测方法
CN110044913A (zh) * 2019-03-27 2019-07-23 易安基自动化设备(北京)有限公司 一种检测物体的表面清洁度的方法及装置
CN109916917B (zh) * 2019-04-17 2021-07-13 湖北三环锻造有限公司 一种渗透探伤工艺
CN110544643B (zh) * 2019-09-11 2022-06-28 东方日升(常州)新能源有限公司 无损伤快速判断金属浆料烧穿深度的方法
JP7336977B2 (ja) * 2019-12-11 2023-09-01 株式会社ディスコ レーザービームのスポット形状の補正方法
DE102020210999A1 (de) 2020-09-01 2022-03-03 Forschungszentrum Jülich GmbH Verfahren und System zur Bewertung von Solarzellen

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06109718A (ja) * 1992-09-28 1994-04-22 Hitachi Ltd 半導体結晶中の金属元素を分析する方法
JPH07297246A (ja) * 1994-04-27 1995-11-10 Hitachi Ltd シリコン半導体の金属汚染モニタ方法
GB9618897D0 (en) * 1996-09-10 1996-10-23 Bio Rad Micromeasurements Ltd Micro defects in silicon wafers
US5943552A (en) * 1997-02-06 1999-08-24 Seh America, Inc. Schottky metal detection method
JPH11330043A (ja) * 1998-05-18 1999-11-30 Shin Etsu Handotai Co Ltd シリコンウエーハの評価方法
US6159859A (en) * 1998-06-09 2000-12-12 Air Products And Chemicals, Inc. Gas phase removal of SiO2 /metals from silicon
US6791099B2 (en) * 2001-02-14 2004-09-14 Applied Materials, Inc. Laser scanning wafer inspection using nonlinear optical phenomena
JP2003045928A (ja) * 2001-07-31 2003-02-14 Shin Etsu Handotai Co Ltd 半導体シリコンウェーハ中のCu汚染評価方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003329610A (ja) * 2002-05-10 2003-11-19 Hitachi Ltd パターン欠陥検査方法及びその装置
JP2011516374A (ja) * 2008-03-31 2011-05-26 ビーティー イメージング ピーティーワイ リミテッド ウエハ画像化と処理の方法及び装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2002029883A1 (en) 2002-04-11
KR20030051684A (ko) 2003-06-25
US6911347B2 (en) 2005-06-28
AU2001292110A1 (en) 2002-04-15
US20040106217A1 (en) 2004-06-03
IL155021A0 (en) 2003-10-31
CN1479944A (zh) 2004-03-03
EP1323188A1 (en) 2003-07-02
KR100612399B1 (ko) 2006-08-16
IL155021A (en) 2006-12-10
CN1233030C (zh) 2005-12-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004511104A (ja) 表面の金属コンタミネーションを検出する方法
JP3440421B2 (ja) 半導体のミクロ欠陥検出装置とその方法
KR102235580B1 (ko) 반도체 웨이퍼 검사를 위한 결함 마킹
JP4248249B2 (ja) 半導体のマイクロ欠陥の検出と分類
US6791099B2 (en) Laser scanning wafer inspection using nonlinear optical phenomena
JP4001862B2 (ja) 多重角度および多重波長照射を用いるウェハ検査システムのためのシステムおよび方法
JP2019200212A (ja) 半導体試料内の瑕疵を検出又は精査するシステム
JP5009506B2 (ja) 試料の1つ又は複数の特性を決定するための方法とシステム
US20060262296A1 (en) Detection method and apparatus metal praticulates on semiconductors
TW200427978A (en) Detection method and apparatus
JP2003045928A (ja) 半導体シリコンウェーハ中のCu汚染評価方法
KR101360251B1 (ko) 웨이퍼 디펙트 검사장치 및 그 방법
TW200408806A (en) Detection method and apparatus
TW200411167A (en) Detection method and apparatus
JPH11281576A (ja) 結晶内のフォトルミネッセンス計測装置
TW200427977A (en) Detection method and apparatus
JP2009099634A (ja) 検査装置