JP2004509341A - 周期格子の回折信号のライブラリの生成 - Google Patents

周期格子の回折信号のライブラリの生成 Download PDF

Info

Publication number
JP2004509341A
JP2004509341A JP2002527823A JP2002527823A JP2004509341A JP 2004509341 A JP2004509341 A JP 2004509341A JP 2002527823 A JP2002527823 A JP 2002527823A JP 2002527823 A JP2002527823 A JP 2002527823A JP 2004509341 A JP2004509341 A JP 2004509341A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
virtual
signal
simulated
signals
parameter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002527823A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3740534B2 (ja
JP2004509341A5 (ja
Inventor
ニウ,シンフイ
ジャカトダー,ニックヒル
Original Assignee
ティンバー テクノロジーズ,インコーポレイティド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ティンバー テクノロジーズ,インコーポレイティド filed Critical ティンバー テクノロジーズ,インコーポレイティド
Publication of JP2004509341A publication Critical patent/JP2004509341A/ja
Publication of JP2004509341A5 publication Critical patent/JP2004509341A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3740534B2 publication Critical patent/JP3740534B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70483Information management; Active and passive control; Testing; Wafer monitoring, e.g. pattern monitoring
    • G03F7/70605Workpiece metrology
    • G03F7/70616Monitoring the printed patterns
    • G03F7/70625Dimensions, e.g. line width, critical dimension [CD], profile, sidewall angle or edge roughness
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N23/00Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00
    • G01N23/20Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00 by using diffraction of the radiation by the materials, e.g. for investigating crystal structure; by using scattering of the radiation by the materials, e.g. for investigating non-crystalline materials; by using reflection of the radiation by the materials
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
    • G02B5/18Diffraction gratings
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70483Information management; Active and passive control; Testing; Wafer monitoring, e.g. pattern monitoring
    • G03F7/70491Information management, e.g. software; Active and passive control, e.g. details of controlling exposure processes or exposure tool monitoring processes
    • G03F7/705Modelling or simulating from physical phenomena up to complete wafer processes or whole workflow in wafer productions

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)

Abstract

周期格子の模擬回折信号(模擬信号)のライブラリを生成する方法が、測定回折信号(測定信号)を得ることを含む。仮想パラメータが仮想プロファイルに関連付けられる。1組の仮想プロファイルを生成するために、仮想パラメータが一定のレンジ内で変化させられる。仮想パラメータを変化させるためのレンジは測定信号に基づいて調節される。1組の仮想プロファイルから1組の模擬信号が生成される。

Description

【0001】
〔関連出願に対する相互参照〕
本出願は、本明細書に内容全体が引例として組み入れてある、2000年9月15日付で出願された、発明の名称「周期格子回折スペクトルのライブラリの生成」の、先行出願された米国仮出願番号60/233,017の利益を請求する。
〔発明の背景〕
〔発明の分野〕
本出願は、一般的に、周期格子(periodic grating)に関する模擬回折信号(simulated−diffraction signal)の生成に関する。より詳細には、本出願は、周期格子から回折する電磁信号を暗示する模擬回折信号のライブラリを生成することに関する。
【0002】
〔関連技術の説明〕
半導体製造では、周期格子が品質保証のために典型的に使用される。例えば、周期格子の典型的な使用の1つが、半導体チップの動作構造の付近に周期格子を製造することを含む。その次に、周期格子が電磁放射によって照射される。周期格子から偏向した電磁放射が回折信号として集められる。その次に、周期格子が仕様にしたがって製造されているかどうか、さらには半導体チップの動作構造が仕様にしたがって製造されているかどうかを判定するために、回折信号が分析される。
【0003】
従来のシステムの1つでは、周期格子を照射することによって収集される回折信号(測定回折信号)が、模擬回折信号のライブラリと比較される。このライブラリ中の模擬回折信号の各々は理論的プロファイルに関連付けられている。測定回折信号とライブラリ中の模擬回折信号の1つとが一致する時には、その模擬回折信号に関連付けられている理論的プロファイルが周期格子の実際のプロファイルに相当すると推定される。
【0004】
この従来のシステムの精度は、部分的には、ライブラリのレンジ(range)および/または分解能(resolution)に依存している。さらに明確に述べると、ライブラリのレンジは、そのライブラリ内の個々の模擬回折信号のレンジに関係する。したがって、収集された回折信号がそのライブラリのレンジの外である場合には、一致が生じることが不可能である。ライブラリの分解能は、ライブラリ内の個々の模擬回折信号の相互間の差異の量に関係する。したがって、より低い分解能がより粗い一致を生じさせる。
【0005】
したがって、この従来のシステムの精度は、ライブラリのレンジおよび/または分解能を増加させることによって増大させられることが可能である。しかし、ライブラリのレンジおよび/または分解能を増加させることは、そのライブラリを生成するために必要とされる計算の量も増大させる。したがって、必要とされる計算の量を過度に増加させることなしにライブラリの適切なレンジおよび/または分解能を求めることが望ましい。
〔概要〕
本出願は、周期格子の模擬回折信号(模擬信号)のライブラリを生成することに関する。一実施態様では、周期格子の測定された回折信号が得られる(測定信号)。仮想パラメータ(hypothetical parameter)が仮想プロファイル(hypothetical profile)に関連付けられる。仮想パラメータは、1組の仮想プロファイルを生成するために一定のレンジ内で変化させられる。仮想パラメータを変化させるためのレンジが、測定信号に基づいて調節される。1組の模擬信号が1組の仮想パラメータから生成される。
【0006】
本発明は、次の添付図面に関連付けて行う後述の説明を参照することによって最も適切に理解されることが可能であり、添付図面では同じ部品が同じ番号によって示されている。
〔詳細な説明〕
以下の説明は、様々な特定の構成およびパラメータ等を述べる。しかし、こうした説明が本発明の範囲に対する限定を意図しておらず、典型的な実施形態のより適切な説明を提供するために示されているということを理解しなければならない。
【0007】
図1を参照すると、この図では、周期格子145が半導体ウェーハ140上に描かれている。図1に描かれたように、ウェーハ140はプロセスプレート180上に配置されており、プロセスプレート180はチルプレート(chill plate)、ホットプレート(hot plate)、デベロッパモジュール(developer module)等を含むことが可能である。あるいは、ウェーハ140は、ウェーハトラック(wafer track)上、エッチャー(etcher)のエンドチャンバ内、エンドステーションまたは度量衡ステーション内、化学機械研磨ツール(chemical mechanical polishing tool)内等に配置されることも可能である。
【0008】
上述したように、周期格子145はウェーハ140上に形成されている動作構造の付近または内部に形成されることが可能である。例えば、周期格子145は、ウェーハ140上に形成されているトランジスタの付近に形成されることが可能である。あるいは、周期格子145は、トランジスタの動作に干渉しないトランジスタの一区域内に形成されることが可能である。より詳細に後述するように、周期格子145のプロファイルが、周期格子145、さらには周期格子145に隣接した動作構造が仕様にしたがって製造されているかどうかを判定するために得られる。
【0009】
さらに明確に述べると、図1に示すように、周期格子145は、楕円偏光測定器、反射率計等のような電磁源120からの入射信号110によって照射される。
【0010】
【数1】
Figure 2004509341
【0011】
一つの典型的実施形態では、入射角θはブルースター角に近い。しかし、入射角θは用途に応じて変化することが可能である。例えば、別の実施形態では、入射角θは約0度から約40度の間である。別の実施形態では、入射角θは約30度から約90度の間である。さらに別の実施形態では、入射角θは約40度から約75度の間である。さらに別の実施形態では、入射角θは約50度から約70度の間である。
【0012】
回折信号115は検出器170によって受け取られ、信号処理システム190によって分析される。電磁源120が楕円偏光測定器である場合には、回折信号115の大きさΨと位相Δが受け取られて検出される。電磁源120が反射率計である場合には、回折信号115の相対強度が受け取られて検出される。
【0013】
信号処理システム190は、検出器170によって受け取られた回折信号を、ライブラリ185内に記憶されている模擬回折信号と比較する。ライブラリ185内の模擬回折信号の各々は理論的プロファイルに関連付けられている。検出器170から受け取られた回折信号とライブラリ185内の模擬回折信号の1つとの間に一致が生じる時には、その一致する模擬回折信号に関連付けられている理論的プロファイルが周期格子145の実プロファイルに相当すると推定される。その次に、一致する模擬回折信号および/または理論的プロファイルが、周期格子が仕様にしたがって製造されているかどうかの判定を支援するために提供されることが可能である。
【0014】
上述のように、ライブラリ185は、周期格子145の理論的プロファイルに関連付けられている模擬回折信号を含む。図11に示すように、この典型的な実施形態では、ライブラリ185を生成するためのプロセスが、(1)周期格子の薄膜スタックをキャラクタライズすることと、(2)周期格子を形成するのに使用される材料の光学特性を得ることと、(3)周期格子から測定回折信号を得ることと、(4)回折格子のプロファイルをモデル化するのに使用するための仮想パラメータの数を決定することと、(5)1組の仮想プロファイルの生成において仮想パラメータを変化させるためのレンジを調節することと、(6)仮想プロファイルに関する模擬回折信号を生成するために仮想プロファイルの分割において使用する層の数を決定することと、(7)1組の模擬回折信号の生成において使用するための調和次数(harmonic order)の数を決定することと、(8)1組の模擬回折信号の生成において使用するための分解能を決定することと、(9)調節されたレンジ、パラメータ化、および/または、分解能に基づいて1組の模擬回折信号を生成することと、(10)1組の測定回折信号を、ライブラリ内の模擬回折信号と比較することとを含むことが可能である。
【0015】
図1に示したように、概略的に上述しかつより詳細に後述する、ライブラリ185を生成するためのプロセスは、信号処理システム190によって行われることが可能である。さらに、信号処理システム190と検出器170と電磁源120とが線路126、125によって接続されている形で示されてはいるが、データを様々な方法および媒体によって信号処理システム190と検出器170と電磁源120との間で通信することが可能である。例えば、データを、ディスケット、コンパクトディスク、電話線、コンピュータネットワーク、インターネット等を使用して通信することが可能である。
【0016】
さらに、ライブラリ185を生成するための概略的に上述したプロセスは典型的であって、網羅的でもなく排他的でもないということに留意すべきである。したがって、ライブラリ185を生成するためのプロセスは、上述していない追加のステップを含むことが可能である。ライブラリ185を生成するためのプロセスは、さらに、上述したステップよりも少ないステップしか含まなくてもよい。さらに、ライブラリ185を生成するためのプロセスは、上述したステップと異なる順序で含むことが可能である。これらを考慮しながら、概略的に上述した典型的プロセスをさらに詳細に後述する。
1. 周期格子の薄膜スタックの特徴を記述する。
【0017】
図1をさらに参照すると、ライブラリ185を生成する前に、周期格子145の特徴が得られる。例えば、次の情報が取得されうる。
【0018】
・ 照射する入射信号110の入射角および波長範囲のような、使用される測定ツールの明細。
【0019】
・ 周期格子145の形成に使用されかつスタック内の層がパターン形成される材料。
【0020】
・ パターン形成されていない層の場合には厚さ、または、パターン形成された層の場合には幅(すなわち、「限界寸法」すなわち「CD」)および厚さのような、周期格子145のための各パラメータに関するレンジ。
【0021】
・ パターン形成された薄膜の場合の、限界寸法に関する所望の分解能。
【0022】
・ パターン形成された薄膜の周期格子145のピッチすなわち周期性の長さ。
【0023】
・ 「フーティング(footing)」、「アンダーカット(undercut)」等のような、期待されるプロファイル形状のタイプの仕様。
【0024】
周期格子145のこれらの特徴を、そのプロセスに対する経験と精通とに基づいて得ることが可能である。例えば、これらの特徴を、ウェーハ140と周期格子145との製造に関与するプロセスに精通しているプロセス技術者から得ることが可能である。あるいは、これらの特徴を、原子間力顕微鏡(AFM)、チルトアングル走査電子顕微鏡(SEM)、X−SEM等を使用してサンプル周期格子145を検査することによって得ることが可能である。
2. 周期格子の形成に使用される材料の光学特性を得る。
【0025】
この典型的実施形態では、周期格子の形成に使用される材料の光学特性が、回折信号を測定することによって得られる。図2を参照して、例えば、サンプル周期格子が、基板202上に形成された互いに異なる材料の4つの層(すなわち、層204、206、208、210)を含むと想定する。例えば、層204、206、208、210がそれぞれにゲート酸化物、ポリシリコン、反射防止膜、フォトレジストであり、かつ、基板202がシリコンであると想定する。
【0026】
図3に示されているように、各材料の光学特性は、基板202上に形成された層204、206、208、210の各々に関する別々の回折信号を測定することによって得られる。さらに明確に述べると、回折信号が、基板202上に形成された層204に関して測定される。別の回折信号が、基板202上に形成された層206に関して測定されうる。別の回折信号が、基板202上に形成された層208に関して測定されうる。さらに別の回折信号が、基板202上に形成された層210に関して測定されうる。
【0027】
あるいは、図4に示されているように、層204、206、208、210が基板202の上に逐次的に形成されている時には、本明細書で「加法スタック(additive stack)」アプローチと呼ばれている方法によって、回折信号が測定される。さらに明確に述べると、回折信号が、基板202上に層204を形成した後に測定される。別の回折信号が、層204上に層206を形成した後に測定される。さらに別の回折信号が、層206上に層208を形成した後に測定される。さらに別の回折信号が、層208上に層210を形成した後に測定される。
【0028】
再び図1を参照すると、周期格子145を形成するために使用された各材料に関して回折信号を測定した後に、各材料の光学特性が抽出される。さらに明確に述べれば、図2を再び参照して、例えば周期格子145(図1)が基板202上に形成された層204から層210を含むと想定する場合に、層204から層210の各層の光学特性が抽出される。この典型的な実施形態では、層204から層210の各層の屈折率の実数部と虚数部(nおよびk)が、薄膜電磁方程式ソルバー(thin film electromagnetic equation solver)と共に最適化エンジンを使用して抽出される。例えば、屈折率を、本明細書では模擬焼きなまし連続変数オプティマイザ(Simulated Annealing for Continuous(SAC)variables optimizer)と呼ぶ、焼きなまし法に基づくオプティマイザを使用して抽出することが可能である。
【0029】
層204から層210が、高度に反射性である金属層を含む時には、入射信号110(図1)は、典型的には数ナノメートルの「表皮厚さ」までしかその金属層に侵入しないだろう。したがって、n−kだけが抽出されることが可能であり、一方、公称の厚さ値は測定できず、理論的に、または、プロセス技術者のような経験に基づいて厚さ値が得られる。
【0030】
非金属層の場合には、様々な物理モデルが、薄膜の光学特性(厚さを含む)を抽出するために、SACオプティマイザと共に使用されることが可能である。適した光学特性の例に関しては、内容全体が本明細書に引例として組み入れてあるG.E.Jellison,F.A.Modine,“Parameterization of the optical functions of amorphous materials in interband region”,Applied Physics Letters,15 vol.69,no.3,371−373,July 1996と、A.R.Forouhi,I.Bloomer,“Optical Properties of crystalline semiconductors and dielectrics”,Physical Review B.,vol.38,no.3,1865−1874,July 1988とを参照されたい。
【0031】
さらに、回折信号を得るために楕円偏光測定器が使用される時には、(内容全体が本明細書に引例として組み入れてある、Xinhui Niu,Nickhil Harshvardhan JakatdarおよびCostas Spanosによる“Novel DUV Photoresist Modeling by Optical Thin−Film Decompositions from Spectral Ellipsometry/Reflectometry Data,” SPIE LASE 1998に記述されているように)tan(Ψ)信号とcos(Δ)信号との対数を比較することが可能である。単にtan(Ψ)とcos(Δ)とを比較するのではなく、tan(Ψ)とcos(Δ)との対数を比較することは、ノイズによる影響をより受けにくいという利点を有する。
3. 周期格子から測定回折信号を得る。
【0032】
この典型的な実施形態では、ライブラリ185を生成する前に、測定回折信号が、少なくとも1つのサンプル周期格子145から得られる。しかし、多数の測定回折信号がウェーハ140上の多数の箇所から得れられることが好ましい。さらに、多数の測定回折信号を多数のウェーハ140上の多数の箇所から得ることが可能である。後述するように、これらの測定回折信号を、ライブラリ185の生成において使用することが可能である。
4. 周期格子のプロファイルのモデル化に使用するための仮想パラメータの数を決定する。
【0033】
この典型的な実施形態では、1組の仮想パラメータが、周期格子145(図1)のプロファイルをモデル化するために使用される。さらに明確に述べると、1組の仮想パラメータが、仮想プロファイルを定義するために使用され、この仮想プロファイルを、周期格子145(図1)の実プロファイルの特徴を記述するために使用することが可能である。仮想パラメータの値を変化させることによって、1組の仮想プロファイルを生成することが可能である。
【0034】
例えば、図8Aを参照すると、2つの仮想パラメータ(すなわち、h1およびt1)が、長方形プロファイルをモデル化するために使用可能である。図8Aに示されているように、h1は仮想プロファイルの高さを定義し、w1は仮想プロファイルの幅を定義する。値h1、w1を変化させることによって、1組の長方形の仮想プロファイルを生成することが可能である。
【0035】
次に図8Bを参照すると、3つの仮想パラメータ(すなわち、h1、w1およびt1)が、台形プロファイルをモデル化するために使用可能である。図8Bに示されているように、t1は、仮想プロファイルの底部と側部との間の角度を定める。この場合も同様に、これらの仮想パラメータを変化させることによって、1組の仮想プロファイルを生成することが可能である。
【0036】
次に図8Cを参照すると、5つの仮想パラメータ(すなわち、w1、w2、h、p1、w3)が、頂部丸みを有する台形プロファイルをモデル化するために使用可能である。図8Cに示すように、w1は底部の幅を定め、w2は台形プロファイルの頂部の幅を定め、w3は丸い頂部の幅を定める。さらに、hは全高を定め、p1は丸い頂部の高さを定め、比率p1/hが、丸い高さの割合を定める。この場合も同様に、これらの仮想パラメータを変化させることによって、1組の仮想プロファイルを生成することが可能である。
【0037】
次に図8Dを参照すると、7つの仮想パラメータ(すなわち、w1、w2、p1、h、p2、w3、w4)が、頂部の丸みと底部のフーティング(footing)とを有する台形プロファイルをモデル化するために使用可能である。図8Dに示されているように、w1は底部フーティングの幅を定め、w2は台形プロファイルの底部の幅を定め、w3は台形プロファイルの頂部の幅を定め、w4は丸い頂部の幅を定める。さらに、hは全高を定め、p1は底部フーティングの高さを定め、p2は丸い頂部の高さを定める。したがって、比率p1/hが、底部フーティングである高さの割合を定め、比率p2/hが、丸い高さの割合を定める。この場合も同様に、これらの仮想パラメータを変化させることによって、1組の仮想プロファイルを生成することが可能である。
【0038】
次に図8Eを参照すると、8つの仮想パラメータ(すなわち、w1、w2、p1、h1、h2、w3、w4、d1)が、頂部の丸みと底部フーティングと2つの薄膜の間の横方向オフセットとを有する台形プロファイルをモデル化するために使用可能である。図8Eに示されているように、w1は底部フーティングの幅を定め、w2は台形プロファイルの底部の幅を定め、w3は台形プロファイルの頂部の幅を定め、w4は最上部の薄膜の幅を定める。さらに、h1は第1の薄膜の高さを定め、h2は第2の薄膜の高さを定め、p1は底部フーティングの高さを定め、比率p1/h1が、底部フーティングである第1の薄膜の高さの割合を定め、d1は第1の薄膜と第2の薄膜の間のオフセットを定める。この場合も同様に、これらの仮想パラメータを変化させることによって、1組の仮想プロファイルを生成することが可能である。
【0039】
このようにして、アンダーカッティング、フーティング、tトッピング(t−topping)、丸め、凹形側壁、凸形側壁等のような様々な形状と特徴とを有する仮想プロファイルを生成するために、任意の数の仮想パラメータを使用することが可能である。積み重ねられた台形の組合せを使用してあらゆるプロファイル形状を近似化することが可能であるということが理解できる。さらに、この説明は稜線の周期格子に焦点を当てているが、稜線と溝との間の区別が多少は作為的であるということと、この応用例があらゆる周期格子に適用可能であるということとが留意できる。
【0040】
より詳細に後述するように、この実施形態では、模擬回折信号を仮想プロファイルに対して生成することが可能である。この場合に、模擬回折信号を、周期格子145(図1)からの測定回折信号と比較することが可能である。これら2つの信号が一致する場合には、仮想プロファイルは、周期格子145(図1)の実プロファイルの特徴を記述していると想定される。
【0041】
この一致の精度は、部分的に、周期格子145(図1)の実プロファイルの複雑度による適切な数のパラメータの選択に依存する。さらに明確に述べると、過少のパラメータを使用することは粗い一致に結果し、過多のパラメータを使用することは時間と計算能力を不必要に消費する可能性がある。
【0042】
例えば、周期格子145(図1)の実プロファイルの形状が実質的に長方形であると想定する。この場合には、図8Aに示しかつ上述したように、2つのパラメータを使用することが、周期格子145(図1)の実プロファイルに一致するための1組の仮想プロファイルを生成するのに十分である。しかし、3つ以上のパラメータを使用して生成された1組の仮想プロファイルは、2つのパラメータを使用した生成された仮想プロファイルを含むことも可能である。さらに明確に述べると、t1が90度である時には、3つのパラメータを使用して生成された仮想プロファイルは、2つのパラメータを使用した生成された1組の長方形の仮想プロファイルを含むことが可能である。しかし、周期格子145(図1)の実プロファイルが長方形なので、長方形でない(すなわち、t1が90度ではない)3つのパラメータを使用して生成されたすべての仮想プロファイルは不要である。しかし、周期格子145(図1)の実プロファイルが台形である場合には、2つのパラメータを使用することは粗い一致を結果的に生じるか、または、全く一致を生じない。
【0043】
したがって、この典型的な実施形態では、ライブラリ185(図1)を生成する前に得られた測定回折信号が、ライブラリ185(図1)の生成に使用するパラメータの適切な数を決定するために使用される。さらに明確に述べると、1つの構成では、仮想パラメータによって定義された仮想プロファイルから生成された模擬回折信号が所望の許容誤差の範囲内で測定回折信号に一致するまで、仮想パラメータの数を増加することが可能である。使用される仮想パラメータの数を減少させるのではなく増加させることの1つの利点は、このことが、より多い数の仮想パラメータによって生成されたより大きな組の仮想プロファイルが必ずしも必要ではないので、より多くの時間および計算における効率が必要ということである。
【0044】
あるいは、別の構成では、仮想パラメータによって定義された仮想プロファイルから生成された模擬回折信号が所望の許容誤差の範囲内で測定回折信号に一致することを止めるまで、仮想パラメータの数を減少することが可能である。仮想パラメータの数を増加させるのではなく減少させることの1つの利点は、より少ない数の仮想パラメータによって生成される仮想プロファイルが、典型的には、より多い数の仮想パラメータによって生成される仮想プロファイルの部分集合であるので、仮想パラメータの減少をより容易に自動化することが可能であるということである。
【0045】
さらに、典型的な実施形態では、感度分析を仮想パラメータに対して行うことが可能である。例えば、3つの幅パラメータ(すなわち、w1、w2、w3)を含む1組の仮想パラメータが使用されると想定する。第2の幅w2が、敏感ではない幅パラメータであると想定する。したがって、第2の幅w2が変化させられる時には、生成される模擬回折信号が大きくは変化しない。したがって、敏感でないパラメータを含む1組の仮想パラメータを使用することが、仮想プロファイルと実プロファイルとの間の粗い一致または不正確な一致を結果的に生じさせる可能性がある。
【0046】
したがって、1つの構成では、模擬回折信号と、ライブラリ185(図1)を生成する前に得られた測定回折信号との間で一致を判定した後に、模擬回折信号を生成するために使用される1組の仮想パラメータの中の各仮想パラメータを摂動して、新たな模擬回折信号を生成する。新たに生成された模擬回折信号に対する影響が大きければ大きいほど、そのパラメータは感度が高い。
【0047】
あるいは、別の構成では、模擬回折信号と、ライブラリ185(図1)を生成する前に得られた測定回折信号との間で一致を判定した後に、模擬回折信号を生成するために使用される仮想パラメータの数を1つだけ増加または減少する。周期格子145(図1)のモデル化に使用するための仮想パラメータの適切な数を決定するために、仮想パラメータの数を増加させたと想定する。この場合には、仮想パラメータの数が1つだけ増加させられ、追加の模擬回折信号が生成される。同様の一致が測定回折信号とこれらの模擬回折信号の1つとの間に発見される場合には、追加の仮想パラメータは敏感ではない。
【0048】
次に、周期格子145(図1)のモデル化に使用するための仮想パラメータの適切な数を決定するために、仮想パラメータの数を減少したと想定する。この場合には、仮想パラメータの数を1つだけ減少し、追加の模擬回折信号を生成する。一致を測定回折信号とこれらの模擬回折信号の1つとの間に発見した場合には、取り除かれた仮想パラメータは敏感ではない。新たな調節されたパラメータ化(parameterization)は、敏感でないと見なされたパラメータのすべてを排除し、かつ、敏感であることが分ったパラメータのすべてを算入する。
【0049】
パラメータ化が完了すると、限界寸法(CD)をプロファイルのあらゆる部分に基づいて定めることが可能である。次に示すのは、図8Eのプロファイルに基づいたCD定義の2つの例である。
【0050】
定義1:CD=w1、
定義2:CD=w1/2+(4w2+w3)/10
CD定義はユーザに固有であり、上述の例は、異なる必要に適合するように容易に変更することが可能な典型的な例である。したがって、様々な状況において有効であることが立証されることになる様々なCD定義が存在するということが理解できる。
5. 1組の仮想プロファイルの生成において仮想パラメータを変化させるためのレンジを調節する。
【0051】
上述のように、1組の仮想プロファイルを、仮想パラメータを変化させることによって生成することが可能である。より詳細に後述するように、模擬回折信号を、この組の中の仮想プロファイルの各々に対して生成することが可能である。したがって、ライブラリ185(図1)内の使用可能な模擬回折信号のレンジを、部分的に、仮想パラメータを変化するレンジによって決定する。
【0052】
同様に上述したように、仮想パラメータを変化すべき初期レンジを、ユーザ/顧客から得ることが可能である。しかし、場合によっては、この初期レンジは単なる推測に基づいている。この初期レンジが、AFM、X−SEM等を使用するサンプルの測定のような経験的な測定に基づいている時にさえ、測定上の不正確さが劣悪な結果を生じさせる可能性がある。
【0053】
したがって、この典型的な実施形態では、仮想パラメータを変化すべき初期レンジは、ライブラリ185(図1)を生成する前に得られた測定回折信号に基づいて調節される。簡単に述べると、そのレンジの適切性を判定するために、1つの模擬回折信号が測定回折信号の1つに一致するまで、多数の模擬回折信号が生成される。一致が見い出された時には、一致する模擬回折信号を生成するために使用される仮想パラメータの値が検査される。さらに明確に述べると、これらの仮想パラメータがそのレンジ内のどこに属するかを判定することによって、そのレンジの適切性が判定されることが可能であり、そのレンジを必要に応じて調節することが可能である。例えば、これらの仮想パラメータがそのレンジの一方の末端の付近に属する場合には、そのレンジを移動して再び中心を合わせることが可能である。
【0054】
この典型的な実施形態では、仮想パラメータを変化しなければならないレンジは、ライブラリ185(図1)を生成する前に調節される。より詳細に後述するように、ライブラリ185(図1)内の模擬回折信号は、仮想パラメータに対する調節されたレンジを使用して生成される。しかし、このレンジがライブラリ185(図1)の生成後に調節することが可能であり、その次にライブラリ185(図1)を、調節されたレンジを使用して再生成することが可能であるということを理解すべきである。
【0055】
さらに、この典型的な実施形態では、最適化ルーチンが、一致する模擬回折信号を生成するために使用される。さらに明確に述べると、最適化ルーチンで使用されるべき一定のレンジの仮想パラメータが選択される。同様に、AFMまたはX−SEM測定によってプロファイル形状が予め分かっている場合には、より狭いレンジが使用可能である。しかし、プロファイル形状が予め分かっていない場合には、より広いレンジを使用する可能性があり、これにより最適化時間が増加する可能性がある。
【0056】
誤差計量(error metric)が、最適化ルーチンをガイドするために選択される。この典型的な実施形態では、選択された誤差計量は測定回折信号と模擬回折信号との間の2乗誤差和(sum−squared−error)である。この誤差計量は、誤差が互いに同類かつ独立に正規分布しており(iind)、かつ、差が妥当である用途では、適切に機能することが可能であるが、誤差が出力値の関数であり(したがってiindでなく)、かつ、比率が妥当である場合には、適切な計量でないことがある。誤差が出力の指数関数である時には、2乗差対数誤差和(sum−squared−difference−log−error)がより適切な誤差計量であることがありうる。したがって、この実施形態では、2乗誤差和がcos(Δ)の比較に使用され、および、ゼロ次のTE反射率に対するゼロ次のTM反射率の比率がtan(Ψ)e Δによって与えられる場合に、2乗差対数誤差和がtan(Ψ)の比較に使用される。
【0057】
誤差計量を選択した後に、模擬回折信号自体と測定回折信号との間の誤差計量を最小化する模擬回折信号を生じさせる仮想パラメータの値を発見するために、最適化ルーチンが実行される。さらに明確に述べると、この典型的な実施形態では、模擬焼きなまし最適化手順が使用される(内容全体が本明細書に引例として組み入れてある、“Numerical Recipes,”section 10.9,Press,Flannery,Teukolsky & Vetterling,Cambridge University Press,1986を参照されたい)。さらに、この典型的な実施形態では、模擬回折信号を精密なモデルによって生成する(内容全体が本明細書に引例として組み入れてある、University of California at Berkeley Doctoral Thesis of Xinhui Niu,“An Integrated System of Optical Metrology for Deep Sub−Micron Lithography,” April 20,1999を参照されたい)。
【0058】
この典型的な実施形態では、模擬回折信号が、標準カイ2乗適合度定義(standard chi−squared goodness−of−fit definition)の範囲内で測定回折信号に一致する場合には(内容全体が本明細書に引例として組み入れてある、Applied Statistics by J.Neter,W.Wasserman,G.Whitmore,Publishers:Allyn and Bacon,2nd Ed.1982を参照されたい)、最適化が成功したと見なされる。その次に、全仮想パラメータの値が検査されてCDが計算される。
【0059】
このプロセスは、測定回折信号のすべてに対して一致する模擬回折信号を見い出すために繰り返される。その次に、仮想パラメータのレンジの適切性が、一致する模擬回折信号の仮想パラメータの値がレンジ内のどこに位置するかを調べることによって検査される。例えば、仮想パラメータの値がレンジの一方の端の付近に集まっている場合には、そのレンジを移動し、再び中心を合わせることが可能である。仮想パラメータの値がレンジの限界にある場合には、そのレンジが広げることが可能である。
【0060】
最適化プロセスが、測定回折信号に対する一致する模擬回折信号を見い出すことができない場合には、仮想パラメータのレンジまたは数を変更する必要がある。さらに明確に述べると、仮想パラメータの値が検査され、これらの値がレンジの限界付近にある場合には、このことは、そのレンジを変更しなければならないということの表れである。例えば、レンジを2倍にすることも、または、任意の所望の量もしくは適切な量だけ変更することも可能である。仮想パラメータの値がレンジの限界付近にはない場合には、このことは、典型的には、プロファイル形状の特徴を記述するために使用される仮想パラメータの数および/またはタイプを変更する必要があるということの表れである。両方の場合とも、仮想パラメータのレンジまたは数を変更した後に、最適化プロセスが再び行われる。
6. 仮想プロファイルに対する模擬回折信号を生成するために、仮想プロファイルの分割において使用する層の数を決定する。
【0061】
上述のように、1組の仮想パラメータは仮想プロファイルを定める。その次に、模擬回折信号が各仮想プロファイルに対して生成される。さらに明確に述べると、この典型的な実施形態では、仮想プロファイルに対する模擬回折信号を生成するプロセスは、仮想プロファイルの形状をよく近似する1組の積み重ねられた長方形の形に仮想プロファイルに分割することを含む。所与の仮想プロファイルに対する1組の積み重ねられた長方形から、対応する模擬回折信号が生成される(内容全体が本明細書に引例として組み入れてある、University of California at Berkeley Doctoral Thesis of Xinhui Niu,“An Integrated System of Optical Metrology for Deep Sub−Micron Lithography,” April 20,1999と、内容全体が本明細書に引例として組み入れてある、2001年1月17日付で出願された発明の名称「高速精密結合波分析のための層間計算のキャッシング(CACHING OF INTRA−LAYER CALCULATIONS FOR RAPID RIGOROUS COUPLED−WAVE ANALYSIS)」の米国特許出願番号09/764,780とを参照されたい)。
【0062】
したがって、ライブラリの品質は、部分的には、選択された1組の積み重ね長方形が仮想プロファイルにどれだけ良く近似しているかに依存する。さらに、典型的なライブラリ185(図1)が数10万個の理論的プロファイルを含むことが可能なので、仮想プロファイルに対する1組の積み重ねられた長方形を選択するプロセスを高速で自動化することが有利である。
【0063】
プロファイル形状の考慮なしにプロファイルに関する固定数の長方形を決定することと、更に互いに等しい高さの固定数の長方形を使用してプロファイルを表現することとは高速な方法または効率的な方法ではないということに留意すべきである。これは、1つのプロファイルに近似する最適数の長方形が別のプロファイルに近似する最適数の長方形とは異なる可能性があるからである。さらに、特定のプロファイルに近似する積み重ねられる長方形の高さが同一である必要はない。したがって、適切な近似を実現するために、長方形の数kと長方形の高さとが各プロファイルに対して決定されることが好ましい。
【0064】
しかし、ライブラリ生成時間は長方形の数kの一次関数である。したがって、ライブラリの品質を改善するためにkを増加させることが、ライブラリ185(図1)を生成するために必要とされる時間量の増加を結果的に生じさせる。したがって、長方形が可変的な高さを有することを可能にすることによって、最小数の長方形によって各プロファイルに近似することが有利である。
【0065】
したがって、典型的な一実施形態では、プロファイルの形状により適切に近似する可変的な高さを有する長方形の数kを求めるためのプロセスが提供される。さらに明確に述べると、この問題は、「集合カバー(set−cover)」問題と呼ばれる組合せ最適化問題に変換される。その次に、発見的方法を「集合カバー」問題を解くために使用することが可能である。
【0066】
簡単に述べると、集合カバー問題は、要素の基礎集合Bと、集合C1、C2、...、Cnの集まりCとを含み、ここで各CiはBの適正な部分集合であり、集合C1、C2、...、Cnは要素を共有することが可能である。さらに、各集合Ciは、その集合に関連付けられている重みWiを有する。集合カバー問題のタスクは、総コストΣWiが最小化されるように集合CiによってB内の要素すべてをカバーすることである。
【0067】
長方形化の問題を集合カバー問題に変換するという本発明の適用に戻り、Pが特定のプロファイルを表すとする。表現を簡単にするために、プロファイルPはy軸に関して対称であると見なされ、したがってプロファイルPの一方の側だけを考察することが可能である。以下の説明では、プロファイルPの左半分が考察される。プロファイル上の点がy軸に沿って一定の間隔Δyで選択され、ここでΔyはプロファイルの高さよりも著しく小さい。この選択は、p1、p2、...、pnで示された個別の点によって連続した曲線が近似的に表される。言い換えると、点p1、p2、...、pnはそれぞれに座標(x1,0)、(x2,Δy)、...、(xn,(n−1)Δy)に相当する。これらの点p1、p2、...、pnは基礎集合Bを形成し、C内の集合はこれらの点によって生成されることが可能な長方形に相当する。
【0068】
図5の典型的な長方形化に示されているように、各長方形は、Bからの点piにその底部左隅を有し、その頂部左隅はその底部左座標と同じx座標を有する。さらに、その頂部左隅のy座標は特定の値jΔyであり、ここでj≧iである。したがって、プロファイルに沿った2つの高さiΔy、jΔyを選択することによって形成されることが可能な(n*(n−1))/2個の異なる長方形が存在し、これらの長方形は、その長方形の頂部と底部とがプロファイルPの内部(または、頂部端縁または底部端縁)にある限り、ΔyからnΔyまでのすべての採用可能な高さと、プロファイルP内のすべての採用可能な位置とを有する。これらの長方形はR1、R2、...、Rmによって表され、ここでm=(n*(n−1))/2である。図6を参照すると、rΔyからsΔyに垂直に延びる(ここでrとsは0≦r<s≦nであるような整数である)長方形Riの左側端縁が、Siによって表されるPの副領域を近似し、および、集合Ciは、Si内部にあるプロファイルPのすべての点、すなわち、rΔyからsΔyまでのy座標を有するプロファイルP上のすべての点を含む。
【0069】
したがって、集合C1、C2、...、Cmを有する集合系Cが設定される。その次に、重みが集合Ciに割り当てられる。集合カバー問題の目的がカバーの総コストを最小化することなので、重みWiは、その目的を反映するように、すなわち、近似の品質を定量化することによってプロファイル形状を近似するように割り当てられる。したがって、図6に示すように、長方形Riに割り当てられた重みWiは、長方形Riの面積と、プロファイルPの部分Siとy軸605との間の面積との間の面積上の差である。図yに示すように、部分Siが長方形Riの外側にある場合には、重みWiは正の数と見なされる。重みWi/|Ci|が大きければ大きいほど(ここで、|Ci|は集合Ciの濃度を表す)、長方形RiはプロファイルPの近似としてはますます不適切になる。
【0070】
上述のように、集合カバー問題とプロファイルの長方形化との間のマッピングを示した。次のステップは、集合カバー問題を解くことである。最もよく知られている厳密解(exact−solution)アルゴリズムの実行時間が入力サイズの指数関数であるので、集合カバー問題を解くことが計算的には困難であることがすでに示されている。しかし、近最適な解を生じさせることが可能な幾つかの効率的な発見的方法が存在する。
【0071】
例えば、「貪欲(greedy)」発見的方法と呼ばれる発見的方法が使用可能である。あらゆるステップにおいて、この発見的方法は、Wi/|Ci|の値が最小である集合Ciを選択する。その次に、この発見的方法はCiを解集合Zに加え、基礎集合Bに対するCi中の要素すべてを削除し、および、Ciと要素を共有するあらゆる他の集合Cjを削除する。さらに、C中のあらゆる空集合がCから取り除かれる。したがって、あらゆるステップにおいて、基礎集合B内の要素の数が減少する。このプロセスが、基礎集合Bが空になるまで繰り返される。この時点で、解集合Zは、プロファイル点piすべてをカバーする集合から成る。解Z中の集合は、プロファイルPに近似する長方形に変換されて戻される。特定の段階における|Ci|の値が、その段階においてCiが含む要素の数であって、Ciが当初に含んでいた要素の数ではないということに留意すべきである。集合Ciの選択がWi/|Ci|の値に依存するので、得られる長方形は異なったサイズでありうる。この発見的方法の基本アルゴリズムの詳細な説明は、内容全体が本明細書に引例として組み入れてある、Srinivas Doddi、Madhav Marathe、S.S.Ravi、David Taylor、および、Peter Widmayerによる論文“Approximation algorithms for clustering to minimize the sum of diameters,” Scandinavian workshop on algorithm theory(SWAT)2000,Norwayに記載されている。
【0072】
上述の方法は、特定のプロファイルに近似する1組の長方形を戻すが、長方形の数は非常に多いだろう。上述の論文では、Doddi他は、各集合の重みをΔwだけ均等に増加させて上述の方法を再実行することによって、長方形の数が減少されるということを見つけた。Δwの値を増加させるためにこのプロセスを繰り返すことによって、目標数の長方形を得ることが可能である。
【0073】
プロファイル形状を表すために使用されるものとして長方形を説明してきたが、台形を含むあらゆる他の幾何学的形状が使用可能であることに留意すべきである。台形によってプロファイルを自動的に近似化するためのプロセスを、例えば、1組の模擬回折信号を生成する際にパラメータを変化させるためのレンジを調節する段階に適用してもよい。
7. 1組の模擬回折信号の生成に使用するための調和次数の数を決定する。
【0074】
上述のように、この典型的な実施形態では、模擬回折信号を精密結合波分析(rigorous coupled wave analysis)(RCWA)を使用して生成することができる。RCWAのより詳細な説明に関しては、内容全体が本明細書に引例として組み入れてある、T.K.Gaylord、M.G.Moharam、“Analysis and Applications of Optical Diffraction by Gratings,”Proceedings of the IEEE,vol.73,no.5,May 1985を参照されたい。
【0075】
RCWA計算を行う前に、使用すべき調和次数の数が選択される。この典型的な実施形態では、RCWA計算で使用するための調和次数の数を決定するために、次数収束試験(order convergence test)が行われる。さらに明確に述べると、模擬回折信号が、1から40(または、必要に応じてそれよりも多い数)に増分される調和次数の数と共にRCWA計算を使用して生成される。1対の連続した次数値に対する模擬回折信号の変化が、光学計測検出器(例えば、図1の検出器170)によって検出されることが可能な信号の最小絶対変化よりもあらゆる波長において小さい時に、1対の連続次数のうちの小さい方の次数が、調和次数の最適数であると見なされる。
【0076】
周期格子145(図1)の特徴を記述することにおいて多数のプロファイル形状が求められる時には、次数収束試験をこれらのプロファイルの各々に対して行うことが可能である。このようにして、次数収束試験を行うことから得られた最大数の調和次数が、ライブラリ185(図1)の生成において使用される。
8. 1組の模擬回折信号の生成に使用するために分解能を決定する。
【0077】
上述したように、仮想パラメータの値は、1組の仮想プロファイルを生成するために一定のレンジ内で変化させられる。その次に、模擬回折信号がその1組の仮想パラメータに対して生成される。模擬回折信号の各々は仮想プロファイルと対にされ、その次にその対がライブラリ185(図1)内に格納される。仮想パラメータが変化させられる際の増分がライブラリ185(図1)のライブラリ分解能を決定する。したがって、この増分が小さければ小さいほど、分解能が精細であり、かつ、ライブラリのサイズが大きくなる。
【0078】
したがって、ライブラリ185(図1)の生成に使用される仮想パラメータの分解能は、(1)大きなライブラリ分解能を使用することによるライブラリのサイズの最小化と、(2)小さいライブラリ分解能を使用することによる信号とプロファイルとの間の正確な一致の実現との間で妥協できるように決定される。さらに明確に述べると、この典型的な実施形態では、縮約されたライブラリが、完全なライブラリを生成するのに使用されるレンジの一部分を使用して生成される。縮約ライブラリを使用することによって、最も低い分解能が、限界パラメータに対する正確な一致を依然としてもたらす指定された分解能を持たない仮想パラメータに対して決定される。
【0079】
一例として、プロファイルの特徴を記述するために3つの仮想パラメータ(頂部CD、中間CD、および、底部CD)が使用されると想定する。さらに、頂部CD、中間CD、および、底部CDに関するレンジがそれぞれに60〜65ナノメートル、200〜210ナノメートル、および、120〜130ナノメートルであると想定する。さらに、限界パラメータが底部CDであり、底部CDに関して指定されている分解能が0.1ナノメートルであり、頂部CDと中間CDとに関しては特定の分解能が指定されていないと想定する。
【0080】
この典型的な実施形態では、縮約されたアルゴリズムは、仮想パラメータに対して指定されたレンジの一部分を使用して生成される。この例では、模擬回折信号の縮約ライブラリは、60〜61の頂部CDと、200〜201の中間CDと、120〜121の底部CDとに対して生成している。
【0081】
最初に、縮約ライブラリは、指定された最高の分解能において生成される。この例では、頂部CD、中間CD、および、底部CDがそのそれぞれのレンジの間で0.1ナノメートルずつ増分されるように、模擬回折信号が頂部CD、中間CD、および、底部CDに対して生成される。例えば、模擬回折信号は、60、60.1、60.2、...、60.9、61の頂部CDに関して生成される。模擬回折信号は、200、200.1、200.2、...、200.9、201の中間CDに対して生成される。模擬回折信号は、120、120.1、120.2、...、120.9、121の底部CDに対して生成される。
【0082】
その次に、非限界パラメータの分解能が、限界パラメータに対して試みられた一致が失敗するまで、縮約ライブラリ内で一定量ずつに減少させられる。この例では、60.1の頂部CDと、200の中間CDと、120の底部CDとを有する仮想パラメータの組に対応する模擬回折信号が、その縮約ライブラリから取り除かれる。その次に、取り除かれた模擬回折信号を縮約ライブラリ内の残りの模擬回折信号と一致させようとする試みが行われる。その取り除かれた模擬回折信号(すなわち、120の底部CD)と同じ限界パラメータを有する模擬回折信号との一致を生じた場合には、頂部CDに関する分解能をさらに減少することが可能である。このようにして、非限界パラメータの各々が、使用可能な最小分解能を求めるために検査される。相互作用の影響を考慮に入れるために、この検査は非限界パラメータのすべてに対して行われる。
【0083】
次の説明では、(1)大きなライブラリ分解能Δpを使用することによるライブラリのサイズの最小化と、(2)小さいライブラリ分解能Δpを使用することによる信号とプロファイルとの間の正確な一致の実現との間で妥協できるように、ライブラリ185(図1)の生成に使用される仮想パラメータpの分解能Δpを決定するためのプロセスに関する、より詳細な説明が示されている。
【0084】
様々なプロファイルPの特徴を記述するために使用されるパラメータpを詳細に上述した。次の説明では、m個のパラメータp、p、...、pという一般的な事例を示し、および、m=2の特定の事例を図9に示し、この特定の事例は、括弧記号「{}」で囲まれたテキストの形で表してある。{具体的に述べると、第1のパラメータpが長方形プロファイルの幅w1であるとみなし、第2のパラメータpが長方形プロファイルの高さh1であるとみなす。}したがって、任意のプロファイルPは、m次元の空間内の点によって表現できる。{したがって、図9に示すように、任意のプロファイルPは、2次元の空間内の点によって表現できる。}ライブラリ185(図1)で使用されるべきプロファイルPのレンジは、各パラメータの最小値p (min)と最大値p (max)とを設定することによって指定されることが可能である。
【0085】
典型的には、半導体製造における対象となる特定の分解能、すなわち、目標分解能Rが、限界寸法の分解能である。一般的に、限界寸法の分解能は、多数のパラメータpの分解能Δpの何らかの関数である。{2次元の事例では、限界寸法の分解能は偶然にも第1のパラメータp=wの分解能Δpである。しかし、2次元の議論を一般的な場合に対応させるためには、限界寸法が多数のパラメータpの分解能Δpの関数であると想定される。}
典型的には、単一の目標分解能Rだけが考慮される。しかし、この実施形態では、多数の目標分解能Rが考慮されることが可能であり、プロファイルと信号との間のマッピングの精度が、多数のプロファイル形状パラメータpの分解能Δpを決定することを可能にする。
【0086】
特定のプロファイルPの格子が、複素数値の回折信号S(P,λ)を生じ、この信号は波長λの関数としてプロットされる。信号S(P,λ)の大きさは強度であり、信号S(P,λ)の位相は、電界ベクトルの2つの互いに垂直な平面偏光の比率のタンジェントに等しい。もちろん、回折信号はディジタル化されてもよく、および、ディジタル値のシーケンスがベクトルの形に形成されてよいが、回折信号が正確に表現されなければならない場合にはベクトルが多数のエントリを有する。したがって、各信号S(P,λ)は高次元の信号空間内の点に対応し、および、互いに近接している高次元空間内の点が、類似している回折信号に対応する。この説明を分かり易くするために、図10では、2の次元数s1、s2を有する信号空間が示されている。図10の2次元描写は、高次元信号空間の2次元への射影、すなわち、信号空間の2次元スライスであるとみなすことが可能である。
【0087】
この実施形態では、パラメータpのライブラリ分解能Δpの決定が、名目プロファイルP(n)を選択することと、その対応する信号S(P(n))を生成することとによって開始する。その次に、その名目プロファイルP(n)の近くの1組のプロファイルPが生成される。これは、名目nの周囲のプロファイル空間内の定間隔の点の配列、名目nの周囲のプロファイル空間内の定間隔でない点の配列、または、名目nの周囲のプロファイル空間内のランダムに散乱した点を選択することによって行われてもよい。説明と図解を分かり易くするために、名目nの周囲の定間隔の点の配列を考察し{図9に示した}、したがってパラメータ増分値δpが各パラメータpに対して選択される。したがって、
n+Σδp
に位置したプロファイルと、その対応する回折信号
S(n+Σδp
とが生成され、ここでaは整数値(...、−2、−1、0、1、2、3、...)をとり、かつ、和がi=1からi=mに及び、nは名目プロファイルP(n)に対応するベクトルである。
【0088】
{したがって、図9に示されるように、
n+aδp+aδp
に位置したプロファイルと、それに対応する回折信号
S(n+aδp+aδp
とが生成され、ここでaとaは整数値(...、−2、−1、0、1、2、3、...)をとる。}(表現を容易にするために、プロファイルPと、プロファイル空間内のその対応するベクトルとを同義語として使用する。)パラメータ増分値δpは、ライブラリ分解能Δpの期待値に比較して小さいように選択され、すなわち、{図9に示す例では、パラメータ増分値δp、δpが、それぞれに、パラメータの分解能を決定する際に使用されるパラメータ値のレンジ(p (max)−p (min))および(p (max)−p (min))のサイズの1/8と1/6であるように選択される。}実際には、パラメータ増分値δpは、レンジ(p (max)−p (min))のサイズとパラメータ値の分解能Δpよりも大きさのオーダが小さいように選択される。プロファイルPが格子上の点に対応するように選択されることが可能であるが、図10に点として示されている対応する回折信号Sは、一般的に、規則正しい間隔をおいて位置しているわけではない。
【0089】
パラメータpの分解能Δpを決定するためのその次の段階が、名目プロファイルP(n)の信号S(n)からの距離を増加させることによって信号S(n+aδp+aδp)を順序付けることであり、これは以下では名目信号S(n)またはS(n)と呼ばれる。この実施形態では、第1の信号S(1)と第2の信号S(2)との間の距離が、2乗差対数誤差和測定値Φを使用して測定され、すなわち、
Φ(S(1),S(2))=Σλ[logS(1)(λ)−logS(2)(λ)]
であり、ここで和は等間隔の波長λにおいて得られる。図10に示されているように、これは、名目信号S(n)を中心とした円1002、1004、1006、1008として図10に表されている互いに狭い間隔を置いた一連の超球(hypersphere)を描くことと、各信号S(n+Σδp){S(n+aδp+aδp)}を取り囲む最大の超球1002、1004、1006、1008にしたがって信号S(n+Σδp){S(n+aδp+aδp)}を順序付けることとによって図形的に表現されている。最小の超球1002は計測の分解能εに対応し、すなわち、この最小の超球1002の内部の信号Sのすべては、すべての波長λにおいて、
(n)(λ)−S(λ)≦ε
を満たす。図10の典型的な事例では、4つの信号が円1002内に存在する形で示されている。
【0090】
本発明のその次の段階では、信号S(n+Σδp){S(n+aδp+aδp}が、どれが目標分解能Rだけ名目プロファイルP(n)から相違するプロファイル(n+Σδp){n+aδp+aδp}を有する名目信号S(n)に最も近い信号S(n+Σδp){S(n+aδp+aδp)}であるかを決定するために、名目信号S(n)からの増加する距離Φの順序で検査される。多数の目標分解能Rの場合には、信号S(n+Σδp){S(n+aδp+aδp}を、どれが目標分解能Rの1つだけ名目プロファイルP(n)から相違するプロファイル(n+Σδp){n+aδp+aδp}を有する名目信号S(n)に最も近い信号S(n+Σδp){S(n+aδp+aδp)}であるかを決定するために、名目信号S(n)からの増加する距離Φの順序で検査する。その特定の信号は境界信号(border signal)S(B)と呼ばれ、この境界信号S(B)を囲む最小の超球1002、1004、1006、1008は境界超球(border hypersphere)Bと呼ばれる。境界超球Bの外側にある信号Sの場合には、対応するプロファイルPは、ライブラリ分解能Δpを決定するプロセスにおいて考慮から排除される。
【0091】
その次に、境界超球Bの内側にある各信号Sに対して、名目プロファイルベクトルnに対する関係における変位ベクトルVが求められる。特に、ベクトル(p ,p ,...,p )によって記述されたプロファイルP(a)と名目ベクトルn=(p ,p ,...,p )との間の変位ベクトルVは、
V=(p −p ,p −p ,...,p −p
によって与えられ、{または、図9に示されている2次元の事例では、
V=(p −p ,p −p
によって表わされる。
図9に示されている典型的な変位ベクトルVはV=(1,2)である。}
等価の変位ベクトルV′の組が、
V′=(±|p −p |,±|p −p |,...,±|p −p |)
として表わされ、{または、図9に示されている2次元の事例では、
V′=(±|p −p |,±|p −p |)
として表わされ、すなわち、オリジナルの変位ベクトルVを含む等価の変位ベクトルV′の組が、m次元の超長方形(hyperrectanle){図9に示されている2次元長方形920}の2{4}つの隅を定める。
【0092】
その次に、境界超球Bの内側にある各信号S(V)に対して、等価の変位ベクトルV′のすべてが、同様に超球Bの内側にある信号S(V′)に対応するかどうかが判定される。1つまたは複数の信号S(V′)が超球Bの内側にない場合には、等価の変位ベクトルV′の組全体に対応するプロファイルが、ライブラリ分解能Δpを決定するプロセスにおいて考慮から排除される。言い換えると、ライブラリ分解能Δpの決定において考慮の対象として残るものは、対応する信号Sすべてが境界超球Bの内側にあるプロファイル空間内のm次元の超長方形{2次元の長方形}である。ライブラリ分解能Δpとして考慮されるのは、これらのm次元の超長方形{2次元の長方形}である。
【0093】
対応する信号Sのすべてが境界超球Bの内側に位置するプロファイル空間内のm次元の超長方形{2次元の長方形}の各々に対して、そのプロファイル空間を満たすために必要とされるm次元の超長方形{2次元の長方形}の数Nが模擬(simulate)される。p ×p ×...×p の超長方形の場合には、カウント数Nは、境界P (min)<p<p (max)によって定義されている超長方形空間の中に嵌り込むp ×p ×...×p の超長方形の数である。カウント数Nは、
N=max[(p (max)−p (min))/p ,(p (max)−p (min))/p ,...]
によって与えられ、ここで、上述の式における角括弧は、その角括弧内の各分数が最も近い整数まで丸められるということを示す。{例えば、図9に示されている等価のベクトルV′によって定義される2δp×4δpの長方形620の場合には、長方形プロファイル空間が(p (max)−p (min))=9δpの幅と(p (max)−p (min))=6δpの高さとを有するので、カウント数Nは5である。}
最後に、ライブラリのために使用される分解能Δpは、(i)最も小さいカウント数Nを有しおよび(ii)すべての対応する信号S(V′)が境界超球Bの内側に位置する、等価のベクトルV′の組によって定義されたm次元の超長方形の次元に等しい。
9. 調節されたレンジ、パラメータ化、および/または、分解能に基づいて模擬回折信号の組を生成する。
【0094】
この典型的な実施形態では、ライブラリ185(図1)が生成され、プロファイル形状および薄膜形状(厚さおよび幅)パラメータの両方が、上述の調節されたパラメータ化、レンジおよび分解能を使用して変化させられる。したがって、ライブラリ185(図1)内の生成されたプロファイルの数が、プロファイル形状のパラメータ化とそのパラメータのレンジおよび分解能との関数である。さらに、このライブラリの項目は、格子ピッチと、下層にありパターン形成された層における薄膜の光学的特性と、プロファイルパラメータレンジと、プロファイルのパラメータ分解能と、プロファイル形状との関数である。ライブラリ185(図1)が、調節されたレンジだけを使用することによって、または、調節された分解能だけを使用することによって生成されることが可能であることに留意すべきである。
10. 1組の測定回折信号をライブラリ中の模擬回折信号と比較する。
【0095】
この典型的な実施形態では、ライブラリ185(図1)を生成した後に、1組の測定回折信号が、品質管理として、ライブラリ185(図1)内の模擬回折信号と比較される。ライブラリ185(図1)で見い出された最良の一致と測定回折信号との間の誤差が閾値適合度限界(threshold goodness−of−fit limit)よりも良い場合には、そのライブラリ生成プロセスが成功であると見なされる。あるいは、より好ましくは、例えばX−SEM、CD−SEM等のような別の測定方法を使用することによって得られた幅の値および高さの値を比較することによって、品質管理を確保することが可能である。
【0096】
典型的な実施形態を説明してきたが、本発明の着想および/または範囲から逸脱することなしに様々な変型を実現することが可能である。したがって、本発明は、図面に示されおよび上述された特定の形態に限定されないものとして解釈されなければならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】
入射信号で周期格子を照射してその周期格子からの回折信号を検出するシステムの透視図である。
【図2】
多重層を有する周期格子の一部分の断面図である。
【図3】
図2の周期格子の基板上に別々に形成された図2の周期格子の多重層の断面図である。
【図4】
図2の周期格子の基板上に連続的に形成された図2の周期格子の多重層の断面図である。
【図5】
周期格子の典型的な仮想プロファイルのグラフィカルな描写図である。
【図6】
集合カバー問題としての長方形化問題のマッピングを示すグラフである。
【図7】
集合カバー問題としての別の長方形化問題のマッピングを示す別のグラフである。
【図8】
周期格子の様々な典型的な仮想プロファイルの断面図である。
【図9】
2パラメータのグラフである。
【図10】
信号空間の図である。
【図11】
典型的なライブラリ生成プロセスのフローチャートである。

Claims (65)

  1. 周期格子の模擬回折信号(模擬信号)のライブラリを生成する方法であって、該方法は、
    前記周期格子の測定回折信号(測定信号)を得ることと、
    仮想パラメータを仮想プロファイルに関連付けることと、
    前記仮想パラメータを一定のレンジ内で変化させて、1組の仮想プロファイルを生成することと、
    前記測定信号に基づいて前記仮想パラメータを変化させるためのレンジを調節することと、
    前記1組の仮想プロファイルから1組の模擬信号を生成すること
    とからなる方法。
  2. さらに、前記周期格子の光学特性を抽出することからなる請求項1に記載の方法。
  3. 前記周期格子は複数の材料から形成されており、各材料は屈折率を有し、光学特性を抽出することは、各材料の前記屈折率の実数部と虚数部とを抽出することからなる請求項2に記載の方法。
  4. 前記屈折率の実数部と虚数部は、模擬焼きなましに基づくオプティマイザを使用して抽出される請求項3に記載の方法。
  5. さらに、前記1組の模擬信号の生成において使用するために調和次数の数を決定することからなる請求項1に記載の方法。
  6. 前記調和次数の数を決定することは収束試験を実行することからなる請求項5に記載の方法。
  7. さらに、
    増加する次数を使用して前記模擬信号を生成することと、
    使用される次数の増加によって前記模擬信号の変化を決定することと、
    前記模擬信号の変化が、得られることが可能な前記測定信号の最小の変化よりも小さい時に、より少ない次数を選択すること
    とからなる請求項6に記載の方法。
  8. さらに、
    前記仮想プロファイルを複数の仮想層に分割することと、
    前記仮想プロファイルに関する前記1組の模擬信号を生成することに使用するために仮想層の数を決定し、前記1組の仮想プロファイルの中の各仮想プロファイルが異なる数の仮想層に分割されることが可能であること
    とからなる請求項1に記載の方法。
  9. 前記仮想層の数を決定することは、
    前記仮想層の数の決定を集合カバー問題としてマッピングすることと、
    前記集合カバー問題を解くこと
    とを含む請求項8に記載の方法。
  10. 前記周期格子は、基板上に形成された第1の層と、前記第1の層の上に形成された第2の層とを含み、前記周期格子の測定回折信号を得ることは、
    前記基板上に前記第1の層を形成した後に、かつ、前記第1の層上に前記第2の層を形成する前に、第1の回折信号を測定することと、
    前記第1の層上に前記第2の層を形成した後に第2の回折信号を測定することとを含む請求項1に記載の方法。
  11. 複数の測定信号が半導体ウェーハ上の複数の箇所から得られる請求項1に記載の方法。
  12. 複数の測定信号が複数の半導体ウェーハから得られる請求項11に記載の方法。
  13. 前記仮想パラメータを変化させるためのレンジを調節することは、
    誤差計量を使用して前記模擬信号と前記測定信号を比較することと、
    前記模擬信号と前記測定信号とが一致し、かつ前記模擬信号の前記仮想パラメータが前記レンジの上限または下限の近くにある時に、前記仮想パラメータを変化させるために前記レンジを移動させること
    とを含む請求項11に記載の方法。
  14. 前記誤差計量は2乗誤差和である請求項13に記載の方法。
  15. 前記誤差計量は2乗差対数誤差和である請求項13に記載の方法。
  16. さらに、
    1組の前記模擬信号に関する分解能を決定することと、
    前記決定された分解能に対応する増分において前記模擬信号の生成に使用される前記仮想パラメータを変化させること
    とからなる請求項1に記載の方法。
  17. 前記パラメータに対する前記分解能は、前記周期格子の所望の限界寸法に基づいて決定される請求項16に記載の方法。
  18. 前記パラメータに対する分解能を決定することは、さらに、
    前記所望の限界寸法に関連付けられている第1の仮想パラメータと、前記所望の限界寸法に関連付けられていない第2の仮想パラメータとを含む第1の組の仮想パラメータを使用して生成された第1の模擬信号と、
    前記第1の模擬信号の前記第1の仮想パラメータに一致する第1の仮想パラメータと、前記所望の限界寸法に関連付けられておらずかつ前記第1の模擬信号の前記第2の仮想パラメータに一致しない第2の仮想パラメータとを含む第2の組の仮想パラメータを使用して生成された第2の模擬信号
    とを含む模擬信号の部分集合を生成することと、
    前記第2の模擬信号を前記模擬信号の部分集合から取り除くことと、
    前記第2の模擬信号を前記模擬信号の前記部分集合の中のその他の模擬信号に対して比較することと、
    前記比較が前記第2の模擬信号を前記第1の模擬信号に一致させる場合に、前記1組の模擬信号の生成において前記第2の仮想パラメータに対して使用するために分解能を低減させること
    とからなる請求項17に記載の方法。
  19. 仮想パラメータを仮想プロファイルに関連付けることは、さらに、
    前記測定信号にもとづいて前記仮想プロファイルに関連付けるために仮想パラメータの数を決定すること
    からなる請求項1に記載の方法。
  20. 仮想パラメータの数を決定することは、さらに、
    前記決定された数の仮想パラメータを使用して1組の模擬信号を生成することと、
    前記測定信号を前記1組の模擬信号に対して比較することと、
    前記測定信号が前記1組の模擬信号の中のどの模擬信号にも一致しない場合に、前記仮想パラメータの数を増加させること
    とからなる請求項19に記載の方法。
  21. 前記仮想パラメータの数を決定することは、さらに、
    前記決定された数の仮想パラメータを使用して1組の模擬信号を生成することと、
    前記測定信号を前記1組の模擬信号に対して比較することと、
    前記測定信号が前記1組の模擬信号の中のどの模擬信号にも一致しなくなるまで、前記仮想パラメータの数を減少させること
    とからなる請求項19に記載の方法。
  22. さらに、前記仮想パラメータに対して感度分析を行うことからなる請求項18に記載の方法。
  23. 周期格子の模擬回折信号(模擬信号)のライブラリを生成する方法であって、該方法は、
    前記周期格子の測定回折信号(測定信号)を得ることと、
    仮想パラメータを仮想プロファイルに関連付けることと、
    前記仮想パラメータを一定のレンジ内で変化させて、1組の仮想プロファイルを生成することと、
    前記測定信号に基づいて、前記仮想プロファイルに関連付けるための仮想パラメータの数を決定することと、
    前記1組の仮想プロファイルから1組の模擬信号を生成すること
    とからなる方法。
  24. 前記仮想パラメータの数を決定することは、さらに、
    前記決定された数の仮想パラメータを使用して1組の模擬信号を生成することと、
    前記測定信号を前記1組の模擬信号に対して比較することと、
    前記測定信号が前記1組の模擬信号の中のどの模擬信号にも一致しない場合に、前記仮想パラメータの数を増加させること
    とからなる請求項23に記載の方法。
  25. 前記仮想パラメータの数を決定することは、さらに、
    前記決定された数の仮想パラメータを使用して1組の模擬信号を生成することと、
    前記測定信号を前記1組の模擬信号に対して比較することと、
    前記測定信号が前記1組の模擬信号の中のどの模擬信号にも一致しなくなるまで、前記仮想パラメータの数を減少させること
    とからなる請求項23に記載の方法。
  26. さらに、前記仮想パラメータに対して感度分析を行うことからなる請求項23に記載の方法。
  27. さらに、前記測定信号に基づいて前記仮想パラメータを変化させるためのレンジを調節することからなる請求項23に記載の方法。
  28. 複数の測定信号が複数の周期格子から得られ、前記仮想パラメータに対するレンジを調節することは、
    誤差計量を使用して模擬信号と前記測定信号とを比較することと、
    前記模擬信号と前記測定信号とが一致する時、かつ前記模擬信号の前記仮想パラメータが前記のレンジの上限または下限の近くにある時に、前記仮想パラメータを変化させるための前記レンジを移動させること
    とを含む請求項27に記載の方法。
  29. 前記誤差計量は2乗誤差和である請求項28に記載の方法。
  30. 前記誤差計量は2乗差対数誤差和である請求項28に記載の方法。
  31. さらに、
    前記1組の模擬信号に対する分解能を決定することと、
    前記決定された分解能に対応した増分において、前記模擬信号の生成に使用される前記仮想パラメータを変化させること
    とからなる請求項23に記載の方法。
  32. 前記パラメータに対する前記分解能は、前記周期格子の所望の限界寸法に基づいて決定される請求項31に記載の方法。
  33. 前記パラメータに関する分解能を決定することは、さらに、
    前記所望の限界寸法に関連付けられている第1の仮想パラメータと、前記所望の限界寸法に関連付けられていない第2の仮想パラメータとを含む第1の組の仮想パラメータを使用して生成された第1の模擬信号と、
    前記第1の模擬信号の前記第1の仮想パラメータに一致する第1の仮想パラメータと、前記所望の限界寸法に関連付けられておらずかつ前記第1の模擬信号の前記第2の仮想パラメータに一致しない第2の仮想パラメータとを含む第2の組の仮想パラメータを使用して生成された第2の模擬信号
    とを含む模擬信号の部分集合を生成することと、
    前記第2の模擬信号を前記模擬信号の部分集合から取り除くことと、
    前記第2の模擬信号を前記模擬信号の前記部分集合の中のその他の模擬信号と比較することと、
    前記比較が前記第2の模擬信号と前記第1の模擬信号と一致する場合に、前記1組の模擬信号の生成において前記第2の仮想パラメータに対して使用するための分解能を低減させること
    とからなる請求項32に記載の方法。
  34. さらに、
    前記仮想プロファイルを複数の仮想層に分割することと、
    前記仮想プロファイルに関する前記1組の模擬信号を生成することに使用するための仮想層の数を決定し、前記1組の仮想プロファイルの中の各仮想プロファイルを異なる数の仮想層に分割することが可能であること
    とからなる請求項23に記載の方法。
  35. 前記周期格子は、基板上に形成されている第1の層と、前記第1の層の上に形成されている第2の層とを含み、前記周期格子の測定回折信号を得ることは、
    前記基板上に前記第1の層を形成した後に、かつ、前記第1の層上に前記第2の層を形成する前に、第1の回折信号を測定することと、
    前記第1の層上に前記第2の層を形成した後に第2の回折信号を測定することとを含む請求項23に記載の方法。
  36. 周期格子の模擬回折信号(模擬信号)のライブラリを生成する方法であって、該方法は、
    前記周期格子の測定回折信号(測定信号)を得ることと、
    仮想パラメータを仮想プロファイルに関連付けることと、
    1組の仮想プロファイルを生成するため前記仮想パラメータを一定のレンジ内で変化させることと、
    前記測定信号に基づいて、前記仮想パラメータを変化させるためのレンジを調節することと、
    前記測定信号に基づいて、前記仮想プロファイルに関連付けるための仮想パラメータの数を決定することと、
    前記1組の仮想プロファイルから1組の模擬信号を生成すること
    とからなる方法。
  37. 複数の測定信号が複数の周期格子から得られ、前記仮想パラメータを変化させるためのレンジを調節することは、
    模擬信号と前記測定信号を比較することと、
    前記模擬信号と前記測定信号とが一致する時、かつ前記模擬信号の前記仮想パラメータが前記のレンジの上限または下限の近くにある時に、前記仮想パラメータを変化させるための前記レンジを移動させること
    とを含む請求項36に記載の方法。
  38. 前記仮想パラメータの数を決定することは、さらに、
    前記決定された数の仮想パラメータを使用して1組の模擬信号を生成することと、
    前記測定信号を前記1組の模擬信号に対して比較することと、
    前記測定信号が前記1組の模擬信号の中のどの模擬信号にも一致しない場合に、前記仮想パラメータの数を増加させること
    とからなる請求項36に記載の方法。
  39. 前記仮想パラメータの数を決定することは、さらに、
    前記決定された数の仮想パラメータを使用して1組の模擬信号を生成することと、
    前記測定信号を前記1組の模擬信号に対して比較することと、
    前記測定信号が前記1組の模擬信号の中のどの模擬信号にも一致しなくなるまで、前記仮想パラメータの数を減少させること
    とからなる請求項36に記載の方法。
  40. さらに、
    前記1組の模擬信号に対する分解能を決定することと、
    前記決定された分解能に対応した増分で、前記模擬信号の生成に使用される前記仮想パラメータを変化させること
    とからなる請求項36に記載の方法。
  41. 前記パラメータに対する前記分解能は、前記周期格子の所望の限界寸法に基づいて決定される請求項40に記載の方法。
  42. 前記パラメータに対する前記分解能を決定することは、さらに、
    前記所望の限界寸法に関連付けられている第1の仮想パラメータと、前記所望の限界寸法に関連付けられていない第2の仮想パラメータとを含む第1の組の仮想パラメータを使用して生成された第1の模擬信号と、
    前記第1の模擬信号の前記第1の仮想パラメータに一致する第1の仮想パラメータと、前記所望の限界寸法に関連付けられておらずかつ前記第1の模擬信号の前記第2の仮想パラメータに一致しない第2の仮想パラメータとを含む第2の組の仮想パラメータを使用して生成された第2の模擬信号
    とを含む模擬信号の部分集合を生成することと、
    前記第2の模擬信号を前記模擬信号の部分集合から取り除くことと、
    前記第2の模擬信号と前記模擬信号の前記部分集合の中のその他の模擬信号とを比較することと、
    前記比較で前記第2の模擬信号と前記第1の模擬信号とが一致した場合に、前記1組の模擬信号の生成において前記第2の仮想パラメータに対して使用するために分解能を低減させること
    とからなる請求項41に記載の方法。
  43. さらに、
    前記仮想プロファイルを複数の仮想層に分割することと、
    前記仮想プロファイルに対して前記1組の模擬信号を生成することに使用するために仮想層の数を決定し、ここで前記1組の仮想プロファイルの中の各仮想プロファイルを異なる数の仮想層に分割することが可能であること
    とからなる請求項36に記載の方法。
  44. 前記周期格子は、基板上に形成されている第1の層と、前記第1の層の上に形成されている第2の層とを含み、前記周期格子の測定回折信号を得ることは、
    前記基板上に前記第1の層を形成した後に、かつ、前記第1の層上に前記第2の層を形成する前に、第1の回折信号を測定することと、
    前記第1の層上に前記第2の層を形成した後に第2の回折信号を測定することとを含む請求項36に記載の方法。
  45. 前記1組の模擬信号は、前記仮想パラメータを変化させるための前記調節されたレンジを使用して生成される請求項36に記載の方法。
  46. さらに、前記生成された1組の模擬信号の品質を検査することからなる請求項36に記載の方法。
  47. さらに、
    前記1組の模擬信号の中の各模擬信号を前記1組の仮想プロファイルの中の各仮想プロファイルと対にすることと、
    模擬信号と仮想プロファイルとの前記対を記憶すること
    とからなる請求項36に記載の方法。
  48. 模擬回折信号(模擬信号)のライブラリを生成する方法であって、該方法は
    測定回折信号(測定信号)を得ることと、
    1組の仮想パラメータを仮想プロファイルに関連付けることと、1組の仮想プロファイルを生成するために前記1組の仮想パラメータの中の仮想パラメータを一定のレンジ内で変化させることと、前記1組の仮想プロファイルの中の各仮想プロファイルに対する模擬信号を生成することとを含む、第1の組の模擬信号を生成することと、
    前記測定信号に基づいて前記仮想パラメータを変化させるための前記レンジを調節すること、ここで前記レンジは前記第1の組の模擬信号の生成前に調節されることと、
    前記測定信号に基づいて、前記仮想プロファイルに関連付けるために仮想パラメータの数を決定すること、ここで前記仮想パラメータの数は前記第1の組の模擬信号の生成前に決定されること
    とからなる方法。
  49. 複数の測定信号が得られ、前記仮想パラメータを変化させるためのレンジを調節することは、
    第2の組の模擬信号を生成することと、
    前記第2の組からの模擬信号を前記測定信号と比較することと、
    前記模擬信号と前記測定信号とが一致する時、かつ前記模擬信号の前記仮想パラメータが前記レンジの上限または下限にある時に、前記仮想パラメータを変化させるための前記レンジを移動させること
    とを含む請求項48に記載の方法。
  50. 前記仮想パラメータの数を決定することは、さらに、
    初期数の仮想パラメータを使用して第2の組の模擬信号を生成することと、
    前記測定信号と前記第2の組の模擬信号とを比較することと、
    前記測定信号が前記第2の組の模擬信号の中のどの模擬信号にも一致しない場合に、前記仮想パラメータの数を増加させること
    とからなる請求項48に記載の方法。
  51. 前記仮想パラメータの数を決定することは、さらに、
    初期数の仮想パラメータを使用して第2の組の模擬信号を生成することと、
    前記測定信号と前記第2の組の模擬信号とを比較することと、
    前記測定信号が前記第2の組の模擬信号の中のどの模擬信号にも一致しなくなるまで、前記仮想パラメータの数を減少させること
    とからなる請求項48に記載の方法。
  52. 前記1組の模擬信号は、前記仮想パラメータを変化させるための前記調節されたレンジを使用して生成される請求項48に記載の方法。
  53. さらに、前記生成された1組の模擬信号の品質を検査することからなる請求項48に記載の方法。
  54. 1組のパラメータによって定義されることが可能なプロファイル形状を有する周期格子の模擬回折信号(模擬信号)のライブラリを生成する方法であって、該方法は、
    前記周期格子の測定回折信号(測定信号)を得ることと、
    前記周期格子の前記プロファイル形状を定義するための前記1組のパラメータに対する値のレンジを得ることと、
    前記測定信号に基づいた値の前記得られたレンジを調節することと、
    1組の仮想パラメータを仮想プロファイルに関連付けることと、
    前記測定信号に基づいて前記仮想プロファイルに関連付けるための仮想パラメータの数を決定することと、
    前記模擬信号のライブラリに対する分解能を決定することと、
    前記調節されたレンジの範囲内において、前記決定された分解能に対応する増分で前記1組の仮想パラメータの中の前記仮想パラメータを変化させることと、
    前記決定された数の仮想パラメータと前記調節されたレンジとを使用して1組の仮想プロファイルを生成することと、
    前記1組の仮想プロファイルに基づいて1組の模擬信号を生成することと、
    前記1組の模擬信号の中の各模擬信号を、前記1組の仮想プロファイルの中の各仮想プロファイルと対にすることと、
    模擬信号と模擬プロファイルとの前記対を記憶すること
    とからなる方法。
  55. 周期格子構造の模擬回折信号(模擬信号)のライブラリを生成するシステムであって、該システムは、
    入射信号によって前記周期格子を照射するように構成されている電磁源と、
    前記周期格子から回折する前記入射信号から測定回折信号(測定信号)を得るように構成されている検出器と、
    信号プロセッサであって、
    仮想パラメータを仮想プロファイルに関連付け、
    前記仮想プロファイルに関連付けるための仮想パラメータの数を決定し、
    1組の仮想プロファイルを生成するために一定のレンジ内で前記仮想パラメータを変化させ、
    前記測定信号に基づいて値の前記レンジを調節し、
    前記1組の仮想プロファイルから1組の模擬信号を生成する
    ように構成されている信号プロセッサ
    とからなるシステム。
  56. 前記電磁源は楕円偏光測定器である請求項55に記載のシステム。
  57. 前記電磁源は反射率計である請求項55に記載のシステム。
  58. 前記信号プロセッサは、さらに、
    模擬信号と前記測定信号とを比較し、
    前記模擬信号と前記測定信号とが一致する時、かつ前記模擬信号の前記仮想パラメータが前記レンジの上限または下限の近くにある時に、値の前記レンジを移動させる
    ように構成されている請求項55に記載のシステム。
  59. 前記信号プロセッサは、さらに、
    前記決定された数の仮想パラメータを使用して1組の模擬信号を生成し、
    前記測定信号と前記1組の模擬信号とを比較し、
    前記測定信号が前記1組の模擬信号の中のどの模擬信号にも一致しない場合に、前記仮想パラメータの数を増加させる
    ように構成されている請求項55に記載のシステム。
  60. 前記信号プロセッサは、さらに、
    前記決定された数の仮想パラメータを使用して1組の模擬信号を生成し、
    前記測定信号と前記1組の模擬信号とを比較し、
    前記測定信号が前記1組の模擬信号の中のどの模擬信号にも一致しなくなるまで、前記仮想パラメータの数を減少させる
    ように構成されている請求項55に記載のシステム。
  61. 前記信号プロセッサは、さらに、
    前記1組の模擬信号に関する分解能を決定し、
    前記決定された分解能に対応する増分で、前記模擬信号を生成するために使用される前記仮想パラメータを変化させる
    ように構成されている請求項55に記載のシステム。
  62. 前記パラメータに関する分解能は前記周期格子の所望の限界寸法に基づいて決定されている請求項61に記載のシステム。
  63. 前記信号プロセッサは、さらに、
    前記所望の限界寸法に関連付けられている第1の仮想パラメータと、前記所望の限界寸法に関連付けられていない第2の仮想パラメータとを含む第1の組の仮想パラメータを使用して生成された第1の模擬信号と、
    前記第1の模擬信号の前記第1の仮想パラメータに一致する第1の仮想パラメータと、前記所望の限界寸法に関連付けられておらずかつ前記第1の模擬信号の前記第2の仮想パラメータに一致しない第2の仮想パラメータとを含む第2の組の仮想パラメータを使用して生成された第2の模擬信号
    とを含む模擬信号の部分集合を生成し、
    前記第2の模擬信号を前記模擬信号の部分集合から取り除き、
    前記第2の模擬信号と前記模擬信号の前記部分集合の中のその他の模擬信号とを比較し、
    前記第2の模擬信号と前記第1の模擬信号との前記比較が一致している場合に、前記1組の模擬信号の生成において前記第2の仮想パラメータに対して使用するための分解能を低減させる
    ように構成されている請求項62に記載のシステム。
  64. 前記信号プロセッサは、さらに、
    前記仮想プロファイルを複数の仮想層に分割し、
    前記仮想プロファイルに対する前記1組の模擬信号を生成することに使用するための仮想層の数を決定する
    ように構成されており、前記1組の仮想プロファイルの中の各仮想プロファイルが異なる数の仮想層に分割されることが可能である請求項55に記載のシステム。
  65. 前記信号プロセッサは、さらに、
    前記第1の層上に前記第2の層を形成する前で、前記基板上に前記第1の層を形成した後に、第1の回折信号を測定し、
    前記第1の層上に前記第2の層を形成した後に第2の回折信号を測定する
    ように構成されている請求項55に記載のシステム。
JP2002527823A 2000-09-15 2001-09-06 周期格子の回折信号のライブラリの生成 Expired - Lifetime JP3740534B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US23301700P 2000-09-15 2000-09-15
US09/907,488 US6943900B2 (en) 2000-09-15 2001-07-16 Generation of a library of periodic grating diffraction signals
PCT/US2001/027552 WO2002023231A2 (en) 2000-09-15 2001-09-06 Generation of a library of periodic grating diffraction signals

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2004509341A true JP2004509341A (ja) 2004-03-25
JP2004509341A5 JP2004509341A5 (ja) 2005-02-03
JP3740534B2 JP3740534B2 (ja) 2006-02-01

Family

ID=26926555

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002527823A Expired - Lifetime JP3740534B2 (ja) 2000-09-15 2001-09-06 周期格子の回折信号のライブラリの生成

Country Status (10)

Country Link
US (3) US6943900B2 (ja)
EP (1) EP1319191B1 (ja)
JP (1) JP3740534B2 (ja)
KR (1) KR100499428B1 (ja)
CN (1) CN1265215C (ja)
AU (1) AU2001288775A1 (ja)
DE (1) DE60133751T2 (ja)
IL (2) IL149596A0 (ja)
TW (1) TWI233058B (ja)
WO (1) WO2002023231A2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005142535A (ja) * 2003-09-15 2005-06-02 Timbre Technologies Inc 光学的測定に使用する仮想プロファイルの選択方法、システム及び仮想プロファイルを選択するコンピュータ実行可能なコードを有する記録媒体
JP2005172830A (ja) * 2003-12-12 2005-06-30 Timbre Technologies Inc 集積回路構造のプロファイルを決定する方法及びシステム又はコンピュータ読取可能な記録媒体
JP2005534192A (ja) * 2002-07-25 2005-11-10 ティンバー テクノロジーズ,インコーポレイティド 光学的測定のためのモデルとパラメータの選択
JP2008153661A (ja) * 2006-12-15 2008-07-03 Tokyo Electron Ltd 光計測を用いた半導体製造プロセスのプロセスパラメータの測定方法
JP2009530866A (ja) * 2006-03-24 2009-08-27 ティンバー テクノロジーズ,インコーポレイティド 2次元構造についての回折次数選択の最適化
JP2009532869A (ja) * 2006-03-30 2009-09-10 東京エレクトロン株式会社 光計測を用いたウエハ上に形成された損傷構造の測定
WO2012109441A2 (en) * 2011-02-11 2012-08-16 Tokyo Electron Limited Wide process range library for metrology
JP2013533980A (ja) * 2010-05-21 2013-08-29 東京エレクトロン株式会社 反復空間高調波次数切り捨てによる計算効率化

Families Citing this family (167)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IL130874A (en) 1999-07-09 2002-12-01 Nova Measuring Instr Ltd System and method for measuring pattern structures
US8531678B2 (en) 1999-07-09 2013-09-10 Nova Measuring Instruments, Ltd. Method and system for measuring patterned structures
US6943900B2 (en) * 2000-09-15 2005-09-13 Timbre Technologies, Inc. Generation of a library of periodic grating diffraction signals
US7115858B1 (en) 2000-09-25 2006-10-03 Nanometrics Incorporated Apparatus and method for the measurement of diffracting structures
US7515279B2 (en) * 2001-03-02 2009-04-07 Nanometrics Incorporated Line profile asymmetry measurement
US6898537B1 (en) 2001-04-27 2005-05-24 Nanometrics Incorporated Measurement of diffracting structures using one-half of the non-zero diffracted orders
US6773939B1 (en) * 2001-07-02 2004-08-10 Advanced Micro Devices, Inc. Method and apparatus for determining critical dimension variation in a line structure
US6713753B1 (en) 2001-07-03 2004-03-30 Nanometrics Incorporated Combination of normal and oblique incidence polarimetry for the characterization of gratings
US6704661B1 (en) 2001-07-16 2004-03-09 Therma-Wave, Inc. Real time analysis of periodic structures on semiconductors
US6785638B2 (en) * 2001-08-06 2004-08-31 Timbre Technologies, Inc. Method and system of dynamic learning through a regression-based library generation process
US6867866B1 (en) 2001-08-10 2005-03-15 Therma-Wave, Inc. CD metrology analysis using green's function
US7061615B1 (en) 2001-09-20 2006-06-13 Nanometrics Incorporated Spectroscopically measured overlay target
US6898596B2 (en) * 2001-10-23 2005-05-24 Therma-Wave, Inc. Evolution of library data sets
US6853942B2 (en) * 2002-03-26 2005-02-08 Timbre Technologies, Inc. Metrology hardware adaptation with universal library
US6792328B2 (en) * 2002-03-29 2004-09-14 Timbre Technologies, Inc. Metrology diffraction signal adaptation for tool-to-tool matching
US6949462B1 (en) 2002-04-04 2005-09-27 Nanometrics Incorporated Measuring an alignment target with multiple polarization states
US6982793B1 (en) 2002-04-04 2006-01-03 Nanometrics Incorporated Method and apparatus for using an alignment target with designed in offset
US20030197872A1 (en) * 2002-04-17 2003-10-23 Littau Michael E. Scatterometric measurement of undercut multi-layer diffracting signatures
US7216045B2 (en) * 2002-06-03 2007-05-08 Timbre Technologies, Inc. Selection of wavelengths for integrated circuit optical metrology
US6775015B2 (en) * 2002-06-18 2004-08-10 Timbre Technologies, Inc. Optical metrology of single features
US6947135B2 (en) * 2002-07-01 2005-09-20 Therma-Wave, Inc. Reduced multicubic database interpolation method for optical measurement of diffractive microstructures
US6992764B1 (en) 2002-09-30 2006-01-31 Nanometrics Incorporated Measuring an alignment target with a single polarization state
US20040090629A1 (en) * 2002-11-08 2004-05-13 Emmanuel Drege Diffraction order selection for optical metrology simulation
US7072049B2 (en) * 2003-02-03 2006-07-04 Timbre Technologies, Inc. Model optimization for structures with additional materials
EP1601928B1 (en) * 2003-03-07 2015-09-02 International Industry Support, Inc. Scanning system with stereo camera set
US7274472B2 (en) * 2003-05-28 2007-09-25 Timbre Technologies, Inc. Resolution enhanced optical metrology
US20040267397A1 (en) * 2003-06-27 2004-12-30 Srinivas Doddi Optical metrology of structures formed on semiconductor wafer using machine learning systems
US7224471B2 (en) * 2003-10-28 2007-05-29 Timbre Technologies, Inc. Azimuthal scanning of a structure formed on a semiconductor wafer
DE102004006258B4 (de) * 2004-02-09 2007-08-02 Infineon Technologies Ag Verfahren zum Angleichen von zwei Messverfahren für die Messung von Strukturbreiten auf einem Substrat
US7523076B2 (en) 2004-03-01 2009-04-21 Tokyo Electron Limited Selecting a profile model for use in optical metrology using a machine learning system
US7388677B2 (en) * 2004-03-22 2008-06-17 Timbre Technologies, Inc. Optical metrology optimization for repetitive structures
CN1702849A (zh) * 2004-05-26 2005-11-30 松下电器产业株式会社 温度异常检测方法及半导体制造装置
US20050275850A1 (en) * 2004-05-28 2005-12-15 Timbre Technologies, Inc. Shape roughness measurement in optical metrology
US7065423B2 (en) * 2004-07-08 2006-06-20 Timbre Technologies, Inc. Optical metrology model optimization for process control
US7566181B2 (en) * 2004-09-01 2009-07-28 Tokyo Electron Limited Controlling critical dimensions of structures formed on a wafer in semiconductor processing
US7171284B2 (en) 2004-09-21 2007-01-30 Timbre Technologies, Inc. Optical metrology model optimization based on goals
US7280229B2 (en) * 2004-12-03 2007-10-09 Timbre Technologies, Inc. Examining a structure formed on a semiconductor wafer using machine learning systems
TWI269870B (en) * 2004-12-30 2007-01-01 Ind Tech Res Inst Method for deciding structure parameters of a grating
US7274465B2 (en) * 2005-02-17 2007-09-25 Timbre Technologies, Inc. Optical metrology of a structure formed on a semiconductor wafer using optical pulses
US20060187466A1 (en) * 2005-02-18 2006-08-24 Timbre Technologies, Inc. Selecting unit cell configuration for repeating structures in optical metrology
US7421414B2 (en) * 2005-03-31 2008-09-02 Timbre Technologies, Inc. Split machine learning systems
US7355728B2 (en) * 2005-06-16 2008-04-08 Timbre Technologies, Inc. Optical metrology model optimization for repetitive structures
US7515282B2 (en) * 2005-07-01 2009-04-07 Timbre Technologies, Inc. Modeling and measuring structures with spatially varying properties in optical metrology
US7467064B2 (en) 2006-02-07 2008-12-16 Timbre Technologies, Inc. Transforming metrology data from a semiconductor treatment system using multivariate analysis
JP2007218711A (ja) * 2006-02-16 2007-08-30 Hitachi High-Technologies Corp 電子顕微鏡装置を用いた計測対象パターンの計測方法
US7523021B2 (en) * 2006-03-08 2009-04-21 Tokyo Electron Limited Weighting function to enhance measured diffraction signals in optical metrology
US9158941B2 (en) * 2006-03-16 2015-10-13 Arm Limited Managing access to content in a data processing apparatus
US7302367B2 (en) * 2006-03-27 2007-11-27 Timbre Technologies, Inc. Library accuracy enhancement and evaluation
US7619731B2 (en) * 2006-03-30 2009-11-17 Tokyo Electron Limited Measuring a damaged structure formed on a wafer using optical metrology
US7522293B2 (en) * 2006-03-30 2009-04-21 Tokyo Electron Limited Optical metrology of multiple patterned layers
US7623978B2 (en) * 2006-03-30 2009-11-24 Tokyo Electron Limited Damage assessment of a wafer using optical metrology
US7474420B2 (en) * 2006-03-30 2009-01-06 Timbre Technologies, Inc. In-die optical metrology
US7576851B2 (en) * 2006-03-30 2009-08-18 Tokyo Electron Limited Creating a library for measuring a damaged structure formed on a wafer using optical metrology
US7446887B2 (en) * 2006-05-22 2008-11-04 Tokyo Electron Limited Matching optical metrology tools using hypothetical profiles
US7446888B2 (en) * 2006-05-22 2008-11-04 Tokyo Electron Limited Matching optical metrology tools using diffraction signals
US7518740B2 (en) * 2006-07-10 2009-04-14 Tokyo Electron Limited Evaluating a profile model to characterize a structure to be examined using optical metrology
US7526354B2 (en) * 2006-07-10 2009-04-28 Tokyo Electron Limited Managing and using metrology data for process and equipment control
US7525673B2 (en) * 2006-07-10 2009-04-28 Tokyo Electron Limited Optimizing selected variables of an optical metrology system
US7523439B2 (en) * 2006-07-11 2009-04-21 Tokyo Electron Limited Determining position accuracy of double exposure lithography using optical metrology
US7515283B2 (en) * 2006-07-11 2009-04-07 Tokyo Electron, Ltd. Parallel profile determination in optical metrology
US20080013107A1 (en) * 2006-07-11 2008-01-17 Tokyo Electron Limited Generating a profile model to characterize a structure to be examined using optical metrology
US7469192B2 (en) * 2006-07-11 2008-12-23 Tokyo Electron Ltd. Parallel profile determination for an optical metrology system
US7742888B2 (en) * 2006-07-25 2010-06-22 Tokyo Electron Limited Allocating processing units to generate simulated diffraction signals used in optical metrology
DE102006041003B4 (de) * 2006-08-31 2017-08-24 Advanced Micro Devices, Inc. Verfahren zur Bestimmung einer Orientierung eines Kristallgitters eines ersten Substrats relativ zu einem Kristallgitter eines zweiten Substrats
US7765076B2 (en) * 2006-09-22 2010-07-27 Tokyo Electron Limited Allocating processing units to processing clusters to generate simulated diffraction signals
US7763404B2 (en) * 2006-09-26 2010-07-27 Tokyo Electron Limited Methods and apparatus for changing the optical properties of resists
US7555395B2 (en) * 2006-09-26 2009-06-30 Tokyo Electron Limited Methods and apparatus for using an optically tunable soft mask to create a profile library
US20080074678A1 (en) * 2006-09-26 2008-03-27 Tokyo Electron Limited Accuracy of optical metrology measurements
US20080074677A1 (en) * 2006-09-26 2008-03-27 Tokyo Electron Limited accuracy of optical metrology measurements
US20080076046A1 (en) * 2006-09-26 2008-03-27 Tokyo Electron Limited accuracy of optical metrology measurements
US7300730B1 (en) 2006-09-26 2007-11-27 Tokyo Electron Limited Creating an optically tunable anti-reflective coating
US7783669B2 (en) * 2006-10-12 2010-08-24 Tokyo Electron Limited Data flow management in generating profile models used in optical metrology
US7765234B2 (en) * 2006-10-12 2010-07-27 Tokyo Electron Limited Data flow management in generating different signal formats used in optical metrology
US7522295B2 (en) * 2006-11-07 2009-04-21 Tokyo Electron Limited Consecutive measurement of structures formed on a semiconductor wafer using a polarized reflectometer
US7417750B2 (en) * 2006-11-07 2008-08-26 Tokyo Electron Limited Consecutive measurement of structures formed on a semiconductor wafer using an angle-resolved spectroscopic scatterometer
US7428044B2 (en) * 2006-11-16 2008-09-23 Tokyo Electron Limited Drift compensation for an optical metrology tool
US7505148B2 (en) 2006-11-16 2009-03-17 Tokyo Electron Limited Matching optical metrology tools using spectra enhancement
US7639375B2 (en) * 2006-12-14 2009-12-29 Tokyo Electron Limited Determining transmittance of a photomask using optical metrology
US7596422B2 (en) * 2007-01-12 2009-09-29 Tokyo Electron Limited Determining one or more profile parameters of a structure using optical metrology and a correlation between profile models and key profile shape variables
US7667858B2 (en) * 2007-01-12 2010-02-23 Tokyo Electron Limited Automated process control using optical metrology and a correlation between profile models and key profile shape variables
US7451054B2 (en) * 2007-01-30 2008-11-11 Tokyo Electron Limited Method of using a wafer-temperature-dependent profile library
US7571074B2 (en) * 2007-01-30 2009-08-04 Tokyo Electron Limited Method of using a wafer-thickness-dependant profile library
US7639351B2 (en) * 2007-03-20 2009-12-29 Tokyo Electron Limited Automated process control using optical metrology with a photonic nanojet
US7567353B2 (en) * 2007-03-28 2009-07-28 Tokyo Electron Limited Automated process control using optical metrology and photoresist parameters
US7949618B2 (en) * 2007-03-28 2011-05-24 Tokyo Electron Limited Training a machine learning system to determine photoresist parameters
US7728976B2 (en) 2007-03-28 2010-06-01 Tokyo Electron Limited Determining photoresist parameters using optical metrology
US7483809B2 (en) * 2007-04-12 2009-01-27 Tokyo Electron Limited Optical metrology using support vector machine with profile parameter inputs
US7511835B2 (en) * 2007-04-12 2009-03-31 Tokyo Electron Limited Optical metrology using a support vector machine with simulated diffraction signal inputs
US7372583B1 (en) * 2007-04-12 2008-05-13 Tokyo Electron Limited Controlling a fabrication tool using support vector machine
KR101461667B1 (ko) * 2007-07-26 2014-11-13 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 패턴화 구조 검사 장치 및 계측 데이터 관리 방법
KR101357326B1 (ko) * 2007-07-26 2014-02-03 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 패턴화 구조 검사 시스템
CN101359612B (zh) * 2007-07-30 2012-07-04 东京毅力科创株式会社 晶片图案结构的检查装置及其计量数据管理方法
US7729873B2 (en) * 2007-08-28 2010-06-01 Tokyo Electron Limited Determining profile parameters of a structure using approximation and fine diffraction models in optical metrology
US7627392B2 (en) * 2007-08-30 2009-12-01 Tokyo Electron Limited Automated process control using parameters determined with approximation and fine diffraction models
US7949490B2 (en) * 2007-08-30 2011-05-24 Tokyo Electron Limited Determining profile parameters of a structure using approximation and fine diffraction models in optical metrology
US8069020B2 (en) * 2007-09-19 2011-11-29 Tokyo Electron Limited Generating simulated diffraction signal using a dispersion function relating process parameter to dispersion
US7912679B2 (en) * 2007-09-20 2011-03-22 Tokyo Electron Limited Determining profile parameters of a structure formed on a semiconductor wafer using a dispersion function relating process parameter to dispersion
US7636649B2 (en) * 2007-09-21 2009-12-22 Tokyo Electron Limited Automated process control of a fabrication tool using a dispersion function relating process parameter to dispersion
KR101483325B1 (ko) * 2007-11-07 2015-01-15 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 등 밀도 바이어스 도출 방법 및 장치, 및 제조 프로세스 제어
US7598099B2 (en) * 2007-11-07 2009-10-06 Tokyo Electron Limited Method of controlling a fabrication process using an iso-dense bias
US7639370B2 (en) * 2007-11-07 2009-12-29 Tokyo Electron Limited Apparatus for deriving an iso-dense bias
US20090116040A1 (en) * 2007-11-07 2009-05-07 Tokyo Electron Limited Method of Deriving an Iso-Dense Bias Using a Hybrid Grating Layer
US20090234687A1 (en) * 2008-03-17 2009-09-17 Tokyo Electron Limited Method of designing an optical metrology system optimized for operating time budget
US20090240537A1 (en) * 2008-03-18 2009-09-24 Tokyo Electron Limited Apparatus for designing an optical metrology system optimized for operating time budget
US7742889B2 (en) * 2008-03-27 2010-06-22 Tokyo Electron Limited Designing an optical metrology system optimized with signal criteria
US7595869B1 (en) 2008-06-18 2009-09-29 Tokyo Electron Limited Optical metrology system optimized with a plurality of design goals
US7761178B2 (en) * 2008-06-18 2010-07-20 Tokyo Electron Limited Automated process control using an optical metrology system optimized with design goals
US7761250B2 (en) * 2008-06-18 2010-07-20 Tokyo Electron Limited Optical metrology system optimized with design goals
US7742163B2 (en) * 2008-07-08 2010-06-22 Tokyo Electron Limited Field replaceable units (FRUs) optimized for integrated metrology (IM)
US7990534B2 (en) * 2008-07-08 2011-08-02 Tokyo Electron Limited System and method for azimuth angle calibration
US7940391B2 (en) * 2008-07-08 2011-05-10 Tokyo Electron Limited Pre-aligned metrology system and modules
US7595471B1 (en) 2008-09-30 2009-09-29 Tokyo Electron Limited Auto focusing of a workpiece using an array detector each with a detector identification
US7660696B1 (en) 2008-10-08 2010-02-09 Tokyo Electron Limited Apparatus for auto focusing a workpiece using two or more focus parameters
US7948630B2 (en) * 2008-10-08 2011-05-24 Tokyo Electron Limited Auto focus of a workpiece using two or more focus parameters
US20100118316A1 (en) * 2008-11-13 2010-05-13 Tokyo Electron Limited Auto focus array detector optimized for operating objectives
US8107073B2 (en) * 2009-02-12 2012-01-31 Tokyo Electron Limited Diffraction order sorting filter for optical metrology
US7924422B2 (en) * 2009-02-12 2011-04-12 Tokyo Electron Limited Calibration method for optical metrology
US8024676B2 (en) * 2009-02-13 2011-09-20 Tokyo Electron Limited Multi-pitch scatterometry targets
US8183062B2 (en) * 2009-02-24 2012-05-22 Tokyo Electron Limited Creating metal gate structures using Lithography-Etch-Lithography-Etch (LELE) processing sequences
US8030631B2 (en) * 2009-03-30 2011-10-04 Tokyo Electron Limited Apparatus for controlling angle of incidence of multiple illumination beams
US8030632B2 (en) * 2009-03-30 2011-10-04 Tokyo Electron Limted Controlling angle of incidence of multiple-beam optical metrology tools
US7961306B2 (en) * 2009-03-30 2011-06-14 Tokyo Electron Limited Optimizing sensitivity of optical metrology measurements
US8289527B2 (en) 2010-04-01 2012-10-16 Tokyo Electron Limited Optimization of ray tracing and beam propagation parameters
US9103664B2 (en) 2010-04-01 2015-08-11 Tokyo Electron Limited Automated process control using an adjusted metrology output signal
US8173450B1 (en) 2011-02-14 2012-05-08 Tokyo Electron Limited Method of designing an etch stage measurement system
US8173451B1 (en) 2011-02-16 2012-05-08 Tokyo Electron Limited Etch stage measurement system
US8193007B1 (en) 2011-02-17 2012-06-05 Tokyo Electron Limited Etch process control using optical metrology and sensor devices
US9257292B2 (en) 2011-03-30 2016-02-09 Tokyo Electron Limited Etch system and method for single substrate processing
US8980651B2 (en) 2011-09-30 2015-03-17 Tokyo Electron Limited Overlay measurement for a double patterning
US20130110477A1 (en) * 2011-10-31 2013-05-02 Stilian Pandev Process variation-based model optimization for metrology
US9085045B2 (en) 2011-11-04 2015-07-21 Tokyo Electron Limited Method and system for controlling a spike anneal process
US8812277B2 (en) 2011-12-09 2014-08-19 Tokyo Electron Limited Method of enhancing an optical metrology system using ray tracing and flexible ray libraries
US8570531B2 (en) 2011-12-11 2013-10-29 Tokyo Electron Limited Method of regenerating diffraction signals for optical metrology systems
US8838422B2 (en) 2011-12-11 2014-09-16 Tokyo Electron Limited Process control using ray tracing-based libraries and machine learning systems
KR101319413B1 (ko) * 2012-01-10 2013-10-17 한국과학기술연구원 제품 및 서비스 관련 리뷰에 대한 요약 정보 생성 시스템 및 방법
US9134807B2 (en) 2012-03-02 2015-09-15 Microsoft Technology Licensing, Llc Pressure sensitive key normalization
US9075566B2 (en) 2012-03-02 2015-07-07 Microsoft Technoogy Licensing, LLC Flexible hinge spine
US8940103B2 (en) 2012-03-06 2015-01-27 Tokyo Electron Limited Sequential stage mixing for single substrate strip processing
US9075318B2 (en) 2012-03-07 2015-07-07 Tokyo Electron Limited Sequential stage mixing for a resist batch strip process
US20130300590A1 (en) 2012-05-14 2013-11-14 Paul Henry Dietz Audio Feedback
KR102072966B1 (ko) 2012-11-30 2020-02-05 삼성디스플레이 주식회사 표시기판 및 표시기판의 패턴 치수의 측정방법
US9291554B2 (en) * 2013-02-05 2016-03-22 Kla-Tencor Corporation Method of electromagnetic modeling of finite structures and finite illumination for metrology and inspection
US10481088B2 (en) * 2013-06-04 2019-11-19 Kla-Tencor Corporation Automatic determination of fourier harmonic order for computation of spectral information for diffraction structures
US9304235B2 (en) 2014-07-30 2016-04-05 Microsoft Technology Licensing, Llc Microfabrication
US10324733B2 (en) 2014-07-30 2019-06-18 Microsoft Technology Licensing, Llc Shutdown notifications
US10254942B2 (en) 2014-07-31 2019-04-09 Microsoft Technology Licensing, Llc Adaptive sizing and positioning of application windows
US10592080B2 (en) 2014-07-31 2020-03-17 Microsoft Technology Licensing, Llc Assisted presentation of application windows
US9787576B2 (en) 2014-07-31 2017-10-10 Microsoft Technology Licensing, Llc Propagating routing awareness for autonomous networks
US10678412B2 (en) 2014-07-31 2020-06-09 Microsoft Technology Licensing, Llc Dynamic joint dividers for application windows
US11086216B2 (en) 2015-02-09 2021-08-10 Microsoft Technology Licensing, Llc Generating electronic components
US10317677B2 (en) 2015-02-09 2019-06-11 Microsoft Technology Licensing, Llc Display system
US9513480B2 (en) 2015-02-09 2016-12-06 Microsoft Technology Licensing, Llc Waveguide
US9535253B2 (en) 2015-02-09 2017-01-03 Microsoft Technology Licensing, Llc Display system
US9372347B1 (en) 2015-02-09 2016-06-21 Microsoft Technology Licensing, Llc Display system
US9827209B2 (en) 2015-02-09 2017-11-28 Microsoft Technology Licensing, Llc Display system
US9423360B1 (en) 2015-02-09 2016-08-23 Microsoft Technology Licensing, Llc Optical components
US10018844B2 (en) 2015-02-09 2018-07-10 Microsoft Technology Licensing, Llc Wearable image display system
US9429692B1 (en) 2015-02-09 2016-08-30 Microsoft Technology Licensing, Llc Optical components
US20160283618A1 (en) * 2015-03-26 2016-09-29 Tapani Levola Diffraction Grating Modelling
WO2017012840A1 (en) * 2015-07-17 2017-01-26 Asml Netherlands B.V. Methods and apparatus for simulating interaction of radiation with structures, metrology methods and apparatus, device manufacturing method
JP6377582B2 (ja) * 2015-08-06 2018-08-22 株式会社リガク X線分析の操作ガイドシステム、操作ガイド方法、及び操作ガイドプログラム
US10094774B2 (en) 2015-08-12 2018-10-09 Industrial Technology Research Institute Scattering measurement system and method
US10928737B2 (en) 2016-03-04 2021-02-23 Asml Netherlands B.V. Method for characterizing distortions in a lithographic process, lithographic apparatus, lithographic cell and computer program
CN108120371A (zh) * 2016-11-30 2018-06-05 中国科学院福建物质结构研究所 亚波长尺度微电子结构光学关键尺寸测试分析方法及装置
CN107679706A (zh) * 2017-09-11 2018-02-09 中航(重庆)微电子有限公司 晶圆缺角统计查询方法及基于其的问题站点查找方法
US11624836B2 (en) 2019-09-24 2023-04-11 Continental Autonomous Mobility US, LLC Detection of damage to optical element of illumination system
CN113936746B (zh) * 2021-12-16 2022-02-22 中国工程物理研究院流体物理研究所 多原子体系射线衍射的快速分析方法、系统、终端及介质

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU638881B2 (en) 1991-06-13 1993-07-08 Farmer, Diana C. Simulated objects
DE19636612A1 (de) 1996-09-10 1998-03-12 Dietmar Dr Ing Wuensche Verfahren zur Auswertung von Röntgen- und Elektronenbeugungsaufnahmen zur Orientierungsbestimmung, zur Präzisionsbestimmung der Legierungszusammensetzung, zur Bestimmung von Gitterverzerrungen und räumlichen Spannungszuständen
US5963329A (en) 1997-10-31 1999-10-05 International Business Machines Corporation Method and apparatus for measuring the profile of small repeating lines
US6049762A (en) * 1997-12-18 2000-04-11 Perkin Elmer Llc Standardizing a spectrometric instrument
US6091486A (en) 1999-01-05 2000-07-18 International Business Machines Corporation Blazed grating measurements of lithographic lens aberrations
IL130874A (en) * 1999-07-09 2002-12-01 Nova Measuring Instr Ltd System and method for measuring pattern structures
US6943900B2 (en) * 2000-09-15 2005-09-13 Timbre Technologies, Inc. Generation of a library of periodic grating diffraction signals

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005534192A (ja) * 2002-07-25 2005-11-10 ティンバー テクノロジーズ,インコーポレイティド 光学的測定のためのモデルとパラメータの選択
JP2005142535A (ja) * 2003-09-15 2005-06-02 Timbre Technologies Inc 光学的測定に使用する仮想プロファイルの選択方法、システム及び仮想プロファイルを選択するコンピュータ実行可能なコードを有する記録媒体
JP2005172830A (ja) * 2003-12-12 2005-06-30 Timbre Technologies Inc 集積回路構造のプロファイルを決定する方法及びシステム又はコンピュータ読取可能な記録媒体
JP2009530866A (ja) * 2006-03-24 2009-08-27 ティンバー テクノロジーズ,インコーポレイティド 2次元構造についての回折次数選択の最適化
KR101342847B1 (ko) 2006-03-24 2013-12-17 팀버 테크놀로지스, 인코포레이티드 2 차원 구조물들에 대한 회절 차수의 선택 방법, 광학 계측 시스템의 최적화 방법 및 광학 계측 시스템
JP2009532869A (ja) * 2006-03-30 2009-09-10 東京エレクトロン株式会社 光計測を用いたウエハ上に形成された損傷構造の測定
JP2008153661A (ja) * 2006-12-15 2008-07-03 Tokyo Electron Ltd 光計測を用いた半導体製造プロセスのプロセスパラメータの測定方法
JP2013533980A (ja) * 2010-05-21 2013-08-29 東京エレクトロン株式会社 反復空間高調波次数切り捨てによる計算効率化
US9523800B2 (en) 2010-05-21 2016-12-20 Kla-Tencor Corporation Computation efficiency by iterative spatial harmonics order truncation
WO2012109441A2 (en) * 2011-02-11 2012-08-16 Tokyo Electron Limited Wide process range library for metrology
WO2012109441A3 (en) * 2011-02-11 2012-12-06 Tokyo Electron Limited Wide process range library for metrology

Also Published As

Publication number Publication date
US20050256687A1 (en) 2005-11-17
US6943900B2 (en) 2005-09-13
CN1529827A (zh) 2004-09-15
WO2002023231A3 (en) 2003-03-27
US20080249754A1 (en) 2008-10-09
US7593119B2 (en) 2009-09-22
EP1319191A2 (en) 2003-06-18
KR100499428B1 (ko) 2005-07-05
IL149596A0 (en) 2002-11-10
TWI233058B (en) 2005-05-21
JP3740534B2 (ja) 2006-02-01
KR20020063184A (ko) 2002-08-01
US7277189B2 (en) 2007-10-02
EP1319191B1 (en) 2008-04-23
CN1265215C (zh) 2006-07-19
DE60133751D1 (de) 2008-06-05
WO2002023231A2 (en) 2002-03-21
IL149596A (en) 2006-06-11
US20020035455A1 (en) 2002-03-21
DE60133751T2 (de) 2009-07-02
AU2001288775A1 (en) 2002-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3740534B2 (ja) 周期格子の回折信号のライブラリの生成
JP5991960B2 (ja) 半導体における周期構造の実時間分析
US7280230B2 (en) Parametric profiling using optical spectroscopic systems
US7023549B2 (en) Parametric profiling using optical spectroscopic systems
US7043397B2 (en) Reduced multicubic database interpolation method for optical measurement of diffractive microstructures
US7273685B2 (en) Method for controlling semiconductor device production process and a method for producing semiconductor devices
JP5096452B2 (ja) 2次元構造についての回折次数選択の最適化
Raymond Scatterometry for semiconductor metrology
KR20230110835A (ko) 기울어진 디바이스 설계를 위한 계측 타겟 설계
US7110099B2 (en) Determination of center of focus by cross-section analysis
JP2006226994A (ja) 特性シグナチャのマッチングによる光波散乱計測方法
JP4805579B2 (ja) 二次元構造用のシミュレート回折信号の生成
TW201730545A (zh) 用於快速自動判定用於高效計量之信號之系統、方法及電腦程式產品
KR20060006807A (ko) 파라미터 변화 분석에 의한 초점 중심의 결정
US20090306941A1 (en) Structure Model description and use for scatterometry-based semiconductor manufacturing process metrology
Raymond et al. Resist and etched line profile characterization using scatterometry
TWI251663B (en) Determination of center of focus by cross-section analysis

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050913

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051013

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3740534

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081118

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111118

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111118

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141118

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term