JP2004509286A - 燃料噴射弁 - Google Patents
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Abstract
本発明は、特に混合気圧縮外部点火式内燃機関の燃焼室内に燃料を直接噴射するための燃料噴射弁(1)であって、弁座体(5)が設けられており、該弁座体(5)内に弁座面(6)の上流側で切欠(36)が形成されており、さらにガイド円板(35)が設けられており、該ガイド円板(35)が弁座体(5)の切欠を閉鎖して渦流通路(36a)を形成するようになっている。渦流通路(36a)は接線方向成分が渦流室(37)内に開口し、ここで、燃料噴射弁(1)の開放時に流入する燃料が周方向の速度成分を得るようになっている。
Description
【0001】
従来技術
本発明は、請求項1の上位概念部に記載した形式の燃料噴射弁に関する。
【0002】
渦流を発生させる構造群を有する燃料噴射弁は、ドイツ連邦共和国特許公開第19736682号明細書により公知である。この公知の燃料噴射弁は、フラットな渦流円板を有していて、該渦流円板内に切欠が形成されている。ガイド円板及び弁座体によって閉鎖されて渦流を形成する切欠内に、燃料が中央の開口に向かって流入し、この際に、燃料は切欠の接線方向成分によって周方向速度を得る。燃料が渦流円板に流入するのを可能にするために、ガイド円板は外径で環状の段部を有している。
【0003】
ドイツ連邦共和国特許公開第19625059号明細書によれば、渦流発生が同様にシール座の上流側で行われる、別の燃料噴射弁が公知である。この場合、燃料通路(この燃料通路を介して燃料の調量も行われる)は、同時に弁ニードルをガイドするために使用される弁座体内に、孔を用いて、燃料が半径方向で噴射開口に向かって供給されるように取り付けられる。燃料通路は接線方向成分並びに軸方向成分を有している。
【0004】
さらにまた、ドイツ連邦共和国特許公開第3643523号明細書によれば、シール座の上側で挿入体を有している噴射弁が公知である。渦流形成のために、挿入体に形成された孔が用いられる。燃料は渦流通路から出た後で、挿入部分とシール面とから形成された渦流室内に流入する。弁の開放時においては、流れが渦流通路内に絞られることに基づいて、挿入部分に圧力低下が形成され、この圧力低下は、シール作用を伴う面圧を形成するために利用される。
【0005】
上記公知の燃料噴射弁においては渦流の発生は、設けられている孔によって行われるか(この場合、流れ経路に沿った流過横断面の変化が不可能である)、又は渦流円板の形状の付加的な構成部分を使用することによって行われる。この場合、製造公差を有している構成部材を多数使用することは特に問題がある。何故ならば、これらの構成部材は、燃料の調量時並びに円錐形噴霧の形成時に種々異なる合力を発生させるからである。多数の構成部材を使用することは製造技術的に不都合である。
【0006】
ドイツ連邦共和国特許公開第19736682号明細書により公知の渦流円板においては、円板を打ち抜き成形する際にバリが生じ、このバリを取り除くために費用のかかる後作業が必要となる、という別の欠点がある。さらにまた、渦流を発生させる構造群を多数の部分より構成すると、多くの作業段階を必要とする燃料噴射弁の、組み付け時に欠陥が発生する可能性が高くなる。
【0007】
さらにドイツ連邦共和国特許公開第3643523号明細書に開示された燃料噴射弁においては、挿入体と弁座面との間でシールを行う面圧が、燃料噴射弁の開放状態においてのみ存在するという欠点がある。何故ならば流れの形成が相応の力を生ぜしめる原因となるからである。
【0008】
発明の利点
これに対して、請求項1に記載した特徴を有する本発明による燃料噴射弁及び、請求項10の特徴を有する本発明による方法は、1つの表面を処理することによって切欠の処理が行われるという利点を有している。蓋を溶接することによって、切欠が閉鎖されて渦流通路が形成される。渦流の幾何学形状の変化、並びに通路内の横断面の変化は、簡単な形式で可能である。これによって、調量された燃料噴射量及び噴霧の幾何学形状に関する顧客の種々異なる要求を簡単に考慮することができる。種々異なる変化形式のものを容易に多数製造することができるにも拘わらず、使用された同一部品の挿入作業は一定に維持される。
【0009】
さらにまた、蓋を載せることによって閉じられた渦流通路が形成される前で、構成部材の処理後に、切欠の位置及び輪郭形状の制御が可能である。これによって燃料噴射弁の本来の組み付けプロセス外において、欠陥のある部分を簡単に確認することが可能である。これによって、廃棄される燃料噴射弁の数は減少される。
【0010】
さらにまた、ガイド円板を弁座体に溶接することによって、別の製造プロセスで1つの部品として処理されるコンパクトな構造群が得られる。これによって、ガイド円板と弁座体とを正しく位置決めした状態で一緒に研削することができる。これによって弁座面とガイド円板の中央の切欠との間の位置公差は避けられる。構造群を1つの部品として処理することによって、燃料噴射弁のさらなる組み付け段階における欠陥源は減少される。
【0011】
従属請求項に記載した手段によって、請求項1に記載した燃料噴射弁並びに請求項10に記載した方法の有利な実施態様が可能である。
【0012】
切欠をバリなしで処理することによって、例えば燃料通路の孔において必要であるような後処理の必要はなくなる。1つの処理段階が省かれたことによってコストは低下する。
【0013】
弁座体に熱によるゆがみが発生しない処理方法を用いたことによって、形成された切欠の品質は一様に高く維持され、ガイド円板に対してシール面を形成するための所定の表面輪郭形状が保証される。
【0014】
さらにまた、ガイド円板を半径方向でノズル体を通ってガイドする必要がないという利点がある。これによって、燃料を渦流通路に供給するための燃料通路をガイド円板に形成することは避けられる。
【0015】
図面
本発明の実施例が図面に概略的に示されていて、以下に詳しく説明されている。
【0016】
図1は、本発明による燃料噴射弁の概略的な断面図、
図2は、本発明による燃料噴射弁の1実施例の、図1の部分IIの概略的な断面図、
図3は、本発明による燃料噴射弁の、切欠が設けられた弁座体の平面図である。
【0017】
実施例の説明
図2及び図3を用いて、本発明による燃料噴射弁1若しくは弁座体5の実施例を詳しく説明する前に、本発明を理解するために、図1を用いて本発明による燃料噴射弁1の全体を、主要な構成部分に関連して簡単に説明する。
【0018】
燃料噴射弁1は、混合気圧縮外部点火式内燃機関の燃料噴射装置のための燃料噴射弁として構成されている。この燃料噴射弁1は、特に燃料を内燃機関の図示していない燃焼室に直接噴射するために適している。
【0019】
燃料噴射弁1は、弁ニードル3が配置されているノズル体2より成っている。弁ニードル3は、弁閉鎖体4と作用接続しており、この弁閉鎖体4は、弁座体5に配置された弁座面6と協働してシール座を形成する。燃料噴射弁1は、図示の実施例では、内方に向かって開放する電磁操作式の燃料噴射弁1であって、該燃料噴射弁1は、噴射開口7を有している。ノズル体2はシール8によって磁石コイル10の外極9に対してシールされている。磁石コイル10は、コイルケーシング11内にカプセル状に収容されていて、コイル支持体12に巻き付けられている。このコイル支持体12は、磁石コイル10の内極13に当接する。内極13と外極9とは、ギャップ26によって互いに分離されていて、接続構成部材29で支えられている。磁石コイル10は導線19を介して供給される電流によって励磁される。差込み接点17は、内極13に射出成形で取り付けることができるプラスチック被覆部18によって被覆されている。
【0020】
弁ニードル3は、円板状に構成された弁ニードルガイド14内でガイドされている。ストローク調節のために調節円板15が使用される。調節円板15の他方の側に可動子20が配置されている。この可動子20は、第1のフランジ21を介して摩擦接続(摩擦による束縛;kraftschluessig)式に弁ニードルに結合されており、この弁ニードルは溶接継手22によって第1のフランジ21に接続されている。第1のフランジ21には戻しばね23が支えられており、該戻しばね23は、燃料噴射弁の図示の構成では、スリーブ24によってプレロード(予圧)がかけられる。
【0021】
同様に溶接継ぎ目33を介して弁ニードル3に接続された第2のフランジ31は、下側の可動子ストッパとして役立つ。第2のフランジ31上に載っている弾性的な中間リング32は、燃料噴射弁1を閉鎖する際に衝突することを避ける。
【0022】
円ニードルガイド14、可動子20及び弁座体5内に延びる燃料通路30a,30b若しくは切欠36は、中央の燃料供給部16を介して供給され、フィルタエレメント25を通って濾過される燃料を、弁座体5内の噴射開口7にガイドする。燃料噴射弁1はシール28によって、図示していない分配導管に対してシールされている。
【0023】
燃料噴射弁1の非作業状態で可動子20は、弁ニードル3に設けられた第1のフランジ21を介して戻しばね23によってその上昇ストローク方向に抗して、弁閉鎖体4が弁座面6にシール当接状態で保持されるように負荷される。磁石コイル10が励磁されると、磁石コイル10は、可動子20を戻しばね23のばね力に抗して上昇ストローク方向で移動させる磁界を形成し、この際のストロークは、非作業位置において内極13と可動子20との間に存在する作業ギャプ27によって与えられる。可動子20は、弁ニードル3に溶接された第1のフランジ21を連行し、ひいては弁ニードル3を同様に上昇ストローク方向で連行する。弁ニードル3と作用接続された弁閉鎖体4は、弁座面6から持ち上がり、燃料通路30a,30b若しくは切欠36を介して噴射開口7に達する燃料が噴射される。
【0024】
コイル電流が遮断されると、可動子20は磁界が十分に消滅してから、戻しばね23のばね力によって内極13の第1のフランジ21上に落下し、それによって弁ニードル3が上昇方向に抗して移動する。これによって弁閉鎖体4は弁座面6上に載り、燃料噴射弁1が閉鎖される。
【0025】
燃料の渦流発生は、本発明に従って構成された燃料噴射弁においては、燃料を渦流室37内に供給することによって行われる。この渦流室37には、燃料供給部として用いられる、接線方向成分を有する切欠36が開口している。規定された燃料量を反復可能に調量するために、図2に示されているように、弁座体5の上側にガイド円板35が固定されており、このガイド円板35によって、弁座体5に形成された切欠36が、所定の横断面を有する閉じた渦流室36aを形成する。
【0026】
ガイド円板35は円板状であって、切欠38を有しており、この切欠38内で弁閉鎖体4がガイドされている。ガイド円板35の切欠38は、有利には球状の弁閉鎖体4の直径に対して、弁閉鎖体4とガイド円板35との間で副流が形成されないような寸法に設計されている。ガイド円板35の半径方向の切欠は、ノズル体2の内径よりも小さい。燃料通路30a,30bを介して供給された燃料は、ガイド円板35とノズル体2との間に形成されたギャップ41を通って切欠36内に流入する。ガイド円板35の、下流側に向けられた下側39は、弁座体の、上流側に向けられた表面40と対応する形状を有しているので、ガイド円板35と弁座体5との間に存在するギャプの形成は阻止される。
【0027】
弁座体5の、上流方向に向けられた表面には切欠36が形成されており、この切欠36は、燃料噴射弁1の中心軸線42に関連したその位置に関しても、またその幅及び深さに関しても異なっていてよい。有利には真っ直ぐであるか又は湾曲して構成されている切欠36は、流れ方向で、弁座体5の中央に位置する渦流室37内に開口しており、この渦流室37は弁座面6に移行している。切欠36の半径方向の延在長さは、ガイド円板35の半径方向の延在長さよりも大きい。切欠36は、図3に示されているように、弁座体5から半径方向に導かれて構成されていてもよく、弁座体5の傾斜面44において開口している。弁座面6の下流側に少なくとも1つの噴射孔7が配置されている。燃料が渦流室36a内に流入するのを容易にするために、切欠36は、ガイド円板35の外側縁部43を半径方向で越えて延びている。
【0028】
弁座面6の上流側には、環状の渦流室37が配置されており、この渦流室37は、弁閉鎖体4と弁座体5とガイド円板35とによって形成されている。この場合、燃料噴射弁1の閉じた状態で渦流室37の容積が小さいことによって、噴射過程の開始時点において、燃料で満たされた小さい容積だけが、渦流を形成することなしに噴射されるようになっている。
【0029】
切欠36の形成は本発明による方法に応じて、弁座体5が硬化した後で行われ、例えば電気化学的な金属処理又は浸食によって行うことができる。次いで、閉じた渦流室36aを形成するために、ガイド円板35が例えば溶接によって弁座体5に固定される。弁座体5とガイド円板35とから成る構造群は、さらに共通に加工される。ガイド円板35の切欠38と弁座面6とを一緒に研削することによって、弁座体5及びガイド円板35の中心軸線のずれが避けられ、それによって燃料噴射弁1の摩耗が減少される。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明による燃料噴射弁の概略的な断面図である。
【図2】
本発明による燃料噴射弁の1実施例の、図1の部分IIの概略的な断面図である。
【図3】
本発明による燃料噴射弁の、切欠が設けられた弁座体の平面図である。
従来技術
本発明は、請求項1の上位概念部に記載した形式の燃料噴射弁に関する。
【0002】
渦流を発生させる構造群を有する燃料噴射弁は、ドイツ連邦共和国特許公開第19736682号明細書により公知である。この公知の燃料噴射弁は、フラットな渦流円板を有していて、該渦流円板内に切欠が形成されている。ガイド円板及び弁座体によって閉鎖されて渦流を形成する切欠内に、燃料が中央の開口に向かって流入し、この際に、燃料は切欠の接線方向成分によって周方向速度を得る。燃料が渦流円板に流入するのを可能にするために、ガイド円板は外径で環状の段部を有している。
【0003】
ドイツ連邦共和国特許公開第19625059号明細書によれば、渦流発生が同様にシール座の上流側で行われる、別の燃料噴射弁が公知である。この場合、燃料通路(この燃料通路を介して燃料の調量も行われる)は、同時に弁ニードルをガイドするために使用される弁座体内に、孔を用いて、燃料が半径方向で噴射開口に向かって供給されるように取り付けられる。燃料通路は接線方向成分並びに軸方向成分を有している。
【0004】
さらにまた、ドイツ連邦共和国特許公開第3643523号明細書によれば、シール座の上側で挿入体を有している噴射弁が公知である。渦流形成のために、挿入体に形成された孔が用いられる。燃料は渦流通路から出た後で、挿入部分とシール面とから形成された渦流室内に流入する。弁の開放時においては、流れが渦流通路内に絞られることに基づいて、挿入部分に圧力低下が形成され、この圧力低下は、シール作用を伴う面圧を形成するために利用される。
【0005】
上記公知の燃料噴射弁においては渦流の発生は、設けられている孔によって行われるか(この場合、流れ経路に沿った流過横断面の変化が不可能である)、又は渦流円板の形状の付加的な構成部分を使用することによって行われる。この場合、製造公差を有している構成部材を多数使用することは特に問題がある。何故ならば、これらの構成部材は、燃料の調量時並びに円錐形噴霧の形成時に種々異なる合力を発生させるからである。多数の構成部材を使用することは製造技術的に不都合である。
【0006】
ドイツ連邦共和国特許公開第19736682号明細書により公知の渦流円板においては、円板を打ち抜き成形する際にバリが生じ、このバリを取り除くために費用のかかる後作業が必要となる、という別の欠点がある。さらにまた、渦流を発生させる構造群を多数の部分より構成すると、多くの作業段階を必要とする燃料噴射弁の、組み付け時に欠陥が発生する可能性が高くなる。
【0007】
さらにドイツ連邦共和国特許公開第3643523号明細書に開示された燃料噴射弁においては、挿入体と弁座面との間でシールを行う面圧が、燃料噴射弁の開放状態においてのみ存在するという欠点がある。何故ならば流れの形成が相応の力を生ぜしめる原因となるからである。
【0008】
発明の利点
これに対して、請求項1に記載した特徴を有する本発明による燃料噴射弁及び、請求項10の特徴を有する本発明による方法は、1つの表面を処理することによって切欠の処理が行われるという利点を有している。蓋を溶接することによって、切欠が閉鎖されて渦流通路が形成される。渦流の幾何学形状の変化、並びに通路内の横断面の変化は、簡単な形式で可能である。これによって、調量された燃料噴射量及び噴霧の幾何学形状に関する顧客の種々異なる要求を簡単に考慮することができる。種々異なる変化形式のものを容易に多数製造することができるにも拘わらず、使用された同一部品の挿入作業は一定に維持される。
【0009】
さらにまた、蓋を載せることによって閉じられた渦流通路が形成される前で、構成部材の処理後に、切欠の位置及び輪郭形状の制御が可能である。これによって燃料噴射弁の本来の組み付けプロセス外において、欠陥のある部分を簡単に確認することが可能である。これによって、廃棄される燃料噴射弁の数は減少される。
【0010】
さらにまた、ガイド円板を弁座体に溶接することによって、別の製造プロセスで1つの部品として処理されるコンパクトな構造群が得られる。これによって、ガイド円板と弁座体とを正しく位置決めした状態で一緒に研削することができる。これによって弁座面とガイド円板の中央の切欠との間の位置公差は避けられる。構造群を1つの部品として処理することによって、燃料噴射弁のさらなる組み付け段階における欠陥源は減少される。
【0011】
従属請求項に記載した手段によって、請求項1に記載した燃料噴射弁並びに請求項10に記載した方法の有利な実施態様が可能である。
【0012】
切欠をバリなしで処理することによって、例えば燃料通路の孔において必要であるような後処理の必要はなくなる。1つの処理段階が省かれたことによってコストは低下する。
【0013】
弁座体に熱によるゆがみが発生しない処理方法を用いたことによって、形成された切欠の品質は一様に高く維持され、ガイド円板に対してシール面を形成するための所定の表面輪郭形状が保証される。
【0014】
さらにまた、ガイド円板を半径方向でノズル体を通ってガイドする必要がないという利点がある。これによって、燃料を渦流通路に供給するための燃料通路をガイド円板に形成することは避けられる。
【0015】
図面
本発明の実施例が図面に概略的に示されていて、以下に詳しく説明されている。
【0016】
図1は、本発明による燃料噴射弁の概略的な断面図、
図2は、本発明による燃料噴射弁の1実施例の、図1の部分IIの概略的な断面図、
図3は、本発明による燃料噴射弁の、切欠が設けられた弁座体の平面図である。
【0017】
実施例の説明
図2及び図3を用いて、本発明による燃料噴射弁1若しくは弁座体5の実施例を詳しく説明する前に、本発明を理解するために、図1を用いて本発明による燃料噴射弁1の全体を、主要な構成部分に関連して簡単に説明する。
【0018】
燃料噴射弁1は、混合気圧縮外部点火式内燃機関の燃料噴射装置のための燃料噴射弁として構成されている。この燃料噴射弁1は、特に燃料を内燃機関の図示していない燃焼室に直接噴射するために適している。
【0019】
燃料噴射弁1は、弁ニードル3が配置されているノズル体2より成っている。弁ニードル3は、弁閉鎖体4と作用接続しており、この弁閉鎖体4は、弁座体5に配置された弁座面6と協働してシール座を形成する。燃料噴射弁1は、図示の実施例では、内方に向かって開放する電磁操作式の燃料噴射弁1であって、該燃料噴射弁1は、噴射開口7を有している。ノズル体2はシール8によって磁石コイル10の外極9に対してシールされている。磁石コイル10は、コイルケーシング11内にカプセル状に収容されていて、コイル支持体12に巻き付けられている。このコイル支持体12は、磁石コイル10の内極13に当接する。内極13と外極9とは、ギャップ26によって互いに分離されていて、接続構成部材29で支えられている。磁石コイル10は導線19を介して供給される電流によって励磁される。差込み接点17は、内極13に射出成形で取り付けることができるプラスチック被覆部18によって被覆されている。
【0020】
弁ニードル3は、円板状に構成された弁ニードルガイド14内でガイドされている。ストローク調節のために調節円板15が使用される。調節円板15の他方の側に可動子20が配置されている。この可動子20は、第1のフランジ21を介して摩擦接続(摩擦による束縛;kraftschluessig)式に弁ニードルに結合されており、この弁ニードルは溶接継手22によって第1のフランジ21に接続されている。第1のフランジ21には戻しばね23が支えられており、該戻しばね23は、燃料噴射弁の図示の構成では、スリーブ24によってプレロード(予圧)がかけられる。
【0021】
同様に溶接継ぎ目33を介して弁ニードル3に接続された第2のフランジ31は、下側の可動子ストッパとして役立つ。第2のフランジ31上に載っている弾性的な中間リング32は、燃料噴射弁1を閉鎖する際に衝突することを避ける。
【0022】
円ニードルガイド14、可動子20及び弁座体5内に延びる燃料通路30a,30b若しくは切欠36は、中央の燃料供給部16を介して供給され、フィルタエレメント25を通って濾過される燃料を、弁座体5内の噴射開口7にガイドする。燃料噴射弁1はシール28によって、図示していない分配導管に対してシールされている。
【0023】
燃料噴射弁1の非作業状態で可動子20は、弁ニードル3に設けられた第1のフランジ21を介して戻しばね23によってその上昇ストローク方向に抗して、弁閉鎖体4が弁座面6にシール当接状態で保持されるように負荷される。磁石コイル10が励磁されると、磁石コイル10は、可動子20を戻しばね23のばね力に抗して上昇ストローク方向で移動させる磁界を形成し、この際のストロークは、非作業位置において内極13と可動子20との間に存在する作業ギャプ27によって与えられる。可動子20は、弁ニードル3に溶接された第1のフランジ21を連行し、ひいては弁ニードル3を同様に上昇ストローク方向で連行する。弁ニードル3と作用接続された弁閉鎖体4は、弁座面6から持ち上がり、燃料通路30a,30b若しくは切欠36を介して噴射開口7に達する燃料が噴射される。
【0024】
コイル電流が遮断されると、可動子20は磁界が十分に消滅してから、戻しばね23のばね力によって内極13の第1のフランジ21上に落下し、それによって弁ニードル3が上昇方向に抗して移動する。これによって弁閉鎖体4は弁座面6上に載り、燃料噴射弁1が閉鎖される。
【0025】
燃料の渦流発生は、本発明に従って構成された燃料噴射弁においては、燃料を渦流室37内に供給することによって行われる。この渦流室37には、燃料供給部として用いられる、接線方向成分を有する切欠36が開口している。規定された燃料量を反復可能に調量するために、図2に示されているように、弁座体5の上側にガイド円板35が固定されており、このガイド円板35によって、弁座体5に形成された切欠36が、所定の横断面を有する閉じた渦流室36aを形成する。
【0026】
ガイド円板35は円板状であって、切欠38を有しており、この切欠38内で弁閉鎖体4がガイドされている。ガイド円板35の切欠38は、有利には球状の弁閉鎖体4の直径に対して、弁閉鎖体4とガイド円板35との間で副流が形成されないような寸法に設計されている。ガイド円板35の半径方向の切欠は、ノズル体2の内径よりも小さい。燃料通路30a,30bを介して供給された燃料は、ガイド円板35とノズル体2との間に形成されたギャップ41を通って切欠36内に流入する。ガイド円板35の、下流側に向けられた下側39は、弁座体の、上流側に向けられた表面40と対応する形状を有しているので、ガイド円板35と弁座体5との間に存在するギャプの形成は阻止される。
【0027】
弁座体5の、上流方向に向けられた表面には切欠36が形成されており、この切欠36は、燃料噴射弁1の中心軸線42に関連したその位置に関しても、またその幅及び深さに関しても異なっていてよい。有利には真っ直ぐであるか又は湾曲して構成されている切欠36は、流れ方向で、弁座体5の中央に位置する渦流室37内に開口しており、この渦流室37は弁座面6に移行している。切欠36の半径方向の延在長さは、ガイド円板35の半径方向の延在長さよりも大きい。切欠36は、図3に示されているように、弁座体5から半径方向に導かれて構成されていてもよく、弁座体5の傾斜面44において開口している。弁座面6の下流側に少なくとも1つの噴射孔7が配置されている。燃料が渦流室36a内に流入するのを容易にするために、切欠36は、ガイド円板35の外側縁部43を半径方向で越えて延びている。
【0028】
弁座面6の上流側には、環状の渦流室37が配置されており、この渦流室37は、弁閉鎖体4と弁座体5とガイド円板35とによって形成されている。この場合、燃料噴射弁1の閉じた状態で渦流室37の容積が小さいことによって、噴射過程の開始時点において、燃料で満たされた小さい容積だけが、渦流を形成することなしに噴射されるようになっている。
【0029】
切欠36の形成は本発明による方法に応じて、弁座体5が硬化した後で行われ、例えば電気化学的な金属処理又は浸食によって行うことができる。次いで、閉じた渦流室36aを形成するために、ガイド円板35が例えば溶接によって弁座体5に固定される。弁座体5とガイド円板35とから成る構造群は、さらに共通に加工される。ガイド円板35の切欠38と弁座面6とを一緒に研削することによって、弁座体5及びガイド円板35の中心軸線のずれが避けられ、それによって燃料噴射弁1の摩耗が減少される。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明による燃料噴射弁の概略的な断面図である。
【図2】
本発明による燃料噴射弁の1実施例の、図1の部分IIの概略的な断面図である。
【図3】
本発明による燃料噴射弁の、切欠が設けられた弁座体の平面図である。
Claims (14)
- 内燃機関の燃料噴射装置のための燃料噴射弁(1)であって、弁座体(5)が設けられており、該弁座体(5)が弁座面(6)を有していて、この弁座面(6)が弁閉鎖体(4)と協働してシール座を形成しており、ガイド円板(35)が設けられており、該ガイド円板(35)が中央の切欠(38)を有していて、この中央の切欠(38)内で前記弁閉鎖体(4)がガイドされており、弁座面(6)の上流側に、燃料噴射弁(1)によって噴射される燃料流の渦流を形成するための、少なくとも1つの渦流室(36a)が設けられている形式のものにおいて、
弁座体(5)が、弁座面(6)の上流側に位置する上側面(40)に1つ又は多数の切欠(36)を有していて、該切欠(36)が、ガイド円板(35)によって閉鎖されて1つ又は多数の渦流室(36a)を形成していることを特徴とする、燃料噴射弁。 - 渦流室(36a)が、弁座面(6)の上側に配置された渦流室(37)内に開口する、請求項1記載の燃料噴射弁。
- 渦流通路(36a)が渦流室(37)内に開口する開口部で接線方向成分を有している、請求項1又は2記載の燃料噴射弁。
- 切欠(36)が真っ直ぐであるか又は湾曲している、請求項1から3までのいずれか1項記載の燃料噴射弁。
- 切欠(36)が湾曲して延びている、請求項1から3までのいずれか1項記載の燃料噴射弁。
- 切欠(36)が種々異なる幅及び深さを有している、請求項1から5までのいずれか1項記載の燃料噴射弁。
- ガイド円板(35)の外径が、ガイド円板(35)が挿入されているノズル体(2)の内径よりも小さい、請求項1から6までのいずれか1項記載の燃料噴射弁。
- 切欠(36)が半径方向外方で、ガイド円板(35)の外側縁部(43)よりも大きく延びている、請求項1から7までのいずれか1項記載の燃料噴射弁。
- 切欠(36)が半径方向外方に、弁座体(5)の傾斜面(44)で開口している、請求項1から6までのいずれか1項記載の燃料噴射弁。
- 燃料噴射弁(1)によって噴射される燃料流の渦流を生ぜしめるために、内燃機関の燃料噴射装置のための燃料噴射弁(1)の弁座体(5)に渦流通路(36a)を設けるための方法で、弁座体(5)が弁座面(6)を有していて、該弁座面(6)が弁閉鎖体(4)と協働してシール座を形成しており、燃料噴射弁(1)が中央の切欠(38)を備えたガイド円板(35)を有していて、該中央の切欠(38)内で弁閉鎖体(5)がガイドされている形式のものにおいて、次の方法段階:つまり、
所定数の切欠(36)を、弁座体(5)の、上流側に向けられた上側面(40)に形成し、
ガイド円板(35)を蓋として弁座体(5)上に配置し、
ガイド円板(35)と弁座体(5)とを結合する、
方法段階を有していることを特徴とする、燃料噴射弁の弁座体内に渦流通路を設けるための方法。 - 弁座体(5)を、切欠(36)を形成する前に硬化させる、請求項10記載の方法。
- 切欠(36)を、電気化学的な金属処理によって無接触で弁座体(5)に形成する、請求項10又は11記載の方法。
- 切欠(36)を弁座体(5)に浸食によって形成する、請求項10又は11記載の方法。
- ガイド円板(35)と弁座体(5)とを結合した後で、ガイド円板(35)を弁座体(5)と共に加工する、請求項10から13までのいずれか1項記載の方法。
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