JP2004503307A - 可動遠隔操縦式ビデオゲームシステム - Google Patents

Abstract

【解決手段】本発明のゲームシステムは可動遠隔操縦式車両１３５を備える。その可動遠隔操縦式車両１３５は制御装置１６０と無線通信し、その制御装置１６０の視線外で操作されうる。
【選択図】図１

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ゲームシステムに関し、特に、遠隔操作可能な遠隔操縦式（リモートコントロール式）車両を含むゲームシステムに関する。
【０００２】
【従来の技術】
遠隔操縦式車両の操作は、エンターテインメントとして数十年の間、様々な形態で存在してきた。鉄道模型に始まり、今日の無線操縦式スタントカーに至るまで、ユーザは実際に運転席に座らなくても、ある形態のまたはその他の形態の車両を操縦することができた。また、ユーザは、遠隔操作によって、電車や飛行機など一般には操縦することができない車両を操縦するという体験ができる。
【０００３】
また、コンピュータは、ユーザが楽しむための別の手段をユーザに与えてきた。ビデオゲームといった初期の時代から、ユーザは、コンピュータによって、まったく異質の人物が登場し、物理法則さえ異なる完全に独創的な環境を体験することができた。また、コンピュータは、シミュレートされた環境にユーザを置くことにより、ユーザに遠隔操作を模擬体験することも可能にする。遠隔操縦式車両のコンピュータシミュレーションには主に２つの利点がある。一つは、壊れるような物理的な玩具がないことであり、もう一つは、ユーザはまるで車両の操縦席に座っているかのように物事を見れることである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これらの形態のエンターテインメントにはそれぞれ欠点がある。遠隔操縦式車両の場合、遠隔操縦するためには、ユーザは車両からの視線（ｌｉｎｅ−ｏｆ−ｓｉｇｈｔ）の範囲内に留まり続けなくてはならない。また、遠隔操縦式車両は、ユーザをどうしても別世界に没頭させることができない。なぜなら、ユーザは、実在の物体とのやりとりに制限されるからである。一方、コンピュータシミュレーションは、ユーザの全視野をコンピュータで生成する必要がある。コンピュータシミュレーションは、現実世界の環境の利点を利用することができず、ユーザに現実世界と架空の要素とを組み合わせることすらさせない。
【０００５】
本発明は、従来技術に伴うこれらのおよびその他の問題に対処するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明の一実施形態では、ゲームシステムは可動遠隔操縦式車両を備える。その可動遠隔操縦式車両は、制御装置（コントローラ）と無線通信し、その制御装置からの視線外で操作されうる。
【０００７】
【発明の実施形態】
図１は、本発明の第１の実施形態によるコンピュータシステム１０５を示している。このコンピュータシステム１０５は、コンピュータ１１０と、モニタ１１５と、キーボード１２０と、マウス１２５と、を備えている。このコンピュータ１１０は、本発明の第１の実施形態による中央処理装置と、メモリと、キャッシュメモリと、を有している（図示せず）。また、前記コンピュータシステム１０５は、例えばその他の入出力装置やプリンタ等の図１に示されていない他の装置を備えていてもよい。
【０００８】
本発明の第１の実施形態では、可動遠隔操縦式車両（ｍｏｂｉｌｅ ｒｅｍｏｔｅ ｃｏｎｔｒｏｌ ｖｅｈｉｃｌｅ）１３５がエンターテインメントの要素となっている（図１で側面図で示されている）。この可動遠隔操縦式車両１３５は、リアルタイムのイメージデータ（可動遠隔操縦式車両１３５の前面から見た映像）を取り込むカメラ１４０を有している。また、可動遠隔操縦式車両１３５は、センサ１４５およびセンサ１５０を有している。このセンサ１４５およびセンサ１５０は、可動遠隔操縦式車両１３５周辺の環境を検出する。例えば、センサ１４５は、環境中にある物体がどの程度はなれているかを判断するための被写界深度検出センサとすることができ、センサ１５０は周囲の物体との接触を判断するための衝突検出センサとすることができる。また、可動遠隔操縦式車両１３５は、その他のセンサを複数備えていてもよい。
【０００９】
第１の実施形態では、前記可動遠隔操縦式車両１３５は、無線制御用のアンテナ１５５を有している。このアンテナ１５５により、制御装置（コントロールユニット）が可動遠隔操縦式車両１３５からの視線（ｌｉｎｅ−ｏｆ−ｓｉｇｈｔ）の範囲内になくても、該可動遠隔操縦式車両１３５を遠隔制御することができる。当業者には、制御装置と可動遠隔操縦式車両とを物理的に接続する有線による方法（ｗｉｒｅ−ｌｉｎｅ ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ）のような、その他の実現可能な手段が理解されるであろう。
【００１０】
他の実施形態では、前記カメラ１４０を調整可能な装置に搭載してもよい。これにより、ユーザは、そのカメラを可動遠隔操縦式車両から半ば独立して制御することができる。例えば、可動遠隔操縦式車両１３５の前方をまっすぐに見た映像以外の映像を提示するのに、カメラ１４０を回転させたり傾けたりすることができる。カメラ１４０の向きは、制御装置１６０（下記参照）の位置決め機構を用いて操作してもよいし、前記コンピュータシステム１０５から操作してもよい。
【００１１】
第１の実施形態では、前記制御装置（コントロールユニット）１６０は、前記コンピュータシステム１０５に接続されている。この制御装置１６０は、前記可動遠隔操縦式車両１３５の動作を制御するための制御手段をいくつか有している。図１において、可動遠隔操縦式車両１３５は車であり、制御装置１６０はハンドル１６５と、ペダル１７０Ａおよびペダル１７０Ｂと、を有している。当業者には、可動遠隔操縦式車両１３５の実施形態に応じて、可動遠隔操縦式車両１３５のその他の制御手法が可能なことが理解されるであろう。例えば、可動遠隔操縦式車両１３５が船舶のような形態の場合、制御装置１６０は、ハンドルおよび複数のスラストレバーを備えることができる。また、可動遠隔操縦式車両１３５が航空機の場合、制御装置１６０は、ステアリングコラムや複数のスラストレバーや複数のペダルを備えることができる。第１の実施形態では、制御装置１６０は、船舶や航空機型の可動遠隔操縦式車両１３５用の制御手段を備えている。しかしながら、当業者には、他の制御形態が可能であることが理解されるであろう。たとえば、無線操縦式車両の場合、加速および減速を制御するレバーと、車両の方向を制御するレバーとの２つのレバーを使用して車両の動作を制御するのが一般的である。また、制御装置１６０からはすべての制御手段を取り除いて、車両の動作はコンピュータシステム１０５で制御することさえも可能である。
【００１２】
また、前記制御装置１６０は、前記可動遠隔操縦式車両１３５と通信するためのアンテナ１７５を有している。上述したように、第１の実施形態では、このアンテナ１７５により、ユーザは視線外でも無線で可動遠隔操縦式車両１３５を制御することができる。しかしながら、可動遠隔操縦式車両１３５を有線で制御したり、限定された無線により視線の範囲内で操作することも可能である。
【００１３】
第１の実施形態では、制御装置１６０は、車両の制御に必要な最小限の装置のみを有している。この制御装置１６０には、車両を操作するのに必要でない要素はいかなるものも含まれない。例えば、燃料計、速度計、武器搭載量、およびその類の他の情報を表示するためのディスプレイは制御装置１６０には含まれない。その代わり、その類の情報はゲームデータとして取り扱われ、１コンピュータシステム１０５に表示されたイメージ（画像）に重ね合わせられる。しかしながら、当業者には、必要な計器類を制御装置１６０の一部として備えることにより、他の実施形態が可能であることが理解されるであろう。
【００１４】
第１の実施形態では、コンピュータシステム１０５は、可動遠隔操縦式車両１３５から、制御装置１６０およびアンテナ１７５を介して、カメラ１４０からのイメージと、センサ１４５およびセンサ１５０からのセンサ検出データと、を受信する。より速く情報を転送するためにデータを圧縮してもよいが、必ずしも圧縮する必要はない。そして、コンピュータシステム１０５は、そのセンサ検出データを使用して、コンピュータにより生成されたキャラクタの位置や寸法や向きと、ゲームデータとを計算し、カメラ１４０からのイメージにそのコンピュータにより生成されたデータを重ねることにより、現実世界のイメージと仮想データとの合成物を創り出す。（カメラ１４０からのイメージを使用することにより、コンピュータシステム１０５の負荷を減らすことができる。）可動遠隔操縦式車両１３５のカメラ１４０は、実質上ユーザの目であるので、ゲームデータは可動遠隔制御機１３５の位置を基準として生成される。ユーザは、その合成画像により、ユーザが選択可能な現実世界の環境で可動遠隔操縦式車両１３５を操作することができる。すなわち、可動遠隔操縦式車両１３５を用いてコンピュータ制御されたゲームをすることができる。
【００１５】
他の実施形態では、制御装置１６０は、コンピュータシステム１０５に接続されていない。その代わりに、バイザー１８０（ヘッドアップ表示装置）が制御装置１６０に接続されている。このバイザー１８０は、バイザー１８０が接続されていなければコンピュータシステム１０５に示されるであろう表示をユーザに提示するための装置をすべて有している。このバイザー１８０は実質上着用可能なモニタとすることができる。制御装置１６０がゲームデータを生成するための装置（例えば、プロセッサ、メモリなど）を有していると仮定すると、バイザー１８０はユーザがコンピュータシステム１０５で見るのと同じ情報を、ユーザに表示することができる。もし、制御装置１６０がゲームデータを生成できない場合、バイザー１８０はそれでも可動遠隔操縦式車両１３５から受信したリアルタイムの画像を表示することができる。これにより、ユーザは視線外で可動遠隔操縦式車両１３５を操作することができる。
【００１６】
他の実施形態では、可動遠隔操縦式車両１３５は複数のカメラを有している。すべてのカメラからのイメージはコンピュータシステム１０５によって受信され、必要に応じてゲームに使用される。例えば、ドライビングゲームでは、第２のカメラを可動遠隔操縦式車両１３５の後方に搭載して、バックミラーをシミュレートするイメージを供給してもよい。
【００１７】
さらに他の実施形態では、可動遠隔操作車両１３５は、シミュレートを不要にするために実物を備えてもよい。例えば、可動遠隔操縦式車両１３５は、シューティングゲーム用の弾丸および弾丸発射装置を備えることができる。また、可動遠隔操縦式車両１３５を動かさなくてもユーザが弾丸の狙いを調整できるように、可動遠隔操縦式車両１３５は、その弾丸発射装置を回転させたり傾けたりすることができる。この弾丸は、制御装置１６０の位置決め機構を用いて操作してもよいし、コンピュータシステム１０５から操作してもよい。
【００１８】
図２は、本発明の第１の実施形態を実行しているコンピュータシステム１０５で実現可能な表示を示す。図２では、画面２０５が部屋の中の映像２１０を写している。ユーザは、プレーヤがレーザですべての生物を撃つことが要求されるシューティングゲームをしている。映像２１０は、可動遠隔操縦式車両１３５のカメラ１４０から受信したリアルタイムのイメージから始まる。この映像２１０に示されている現実世界の物体は、壁とブロック２１２だけであり、コンピュータシステムはそれにゲームデータを重ね合わせる。図２では、ゲームデータは、生物２１５（生物２１５は退治される過程にある）のような生物と、レーザのターゲット２１７と、レーザ２１８と、シミ２２０とを含む。このシミ２２０はすでに退治されて壁に跡を残している生物を表している。シミ２２０のようなゲームデータは、時間の経過とともに薄れるような一時的な効果でもよく、シミ２２０はかなりの時間がたつと消えてなくなる。これは、ゲームの速度を落とす可能性があるゲームデータの生成を、コンピュータシステム１０５がより多く行わなくてもよいようにするのに役立つ。
【００１９】
可動遠隔操縦式車両１３５のセンサ１４５およびセンサ１５０のようなセンサを使用することにより、コンピュータシステムはその可動遠隔操縦式車両１３５が置かれている部屋の造作を割り出すことができる。例えば、可動遠隔操縦式車両１３５が被写界深度検出センサを有している場合、前記コンピュータシステム１０５はブロック２１２の寸法および位置を算出することができる。そうすると、コンピュータシステムは、生物２２５のようなブロック２１２の後ろにいる生物をシミュレートすることができる。
【００２０】
また、画面２０５は、ユーザに統計データボックス２３０を表示することも可能である。この統計データボックス２３０はユーザにゲームの成績に関する情報を提供する。例えば、統計データボックス２３０は、ユーザに、生物を退治する際の成功率および失敗率、シミュレートされた車両速度および車両方向、シミュレートされた燃料の残量を表示する。ゲームにあわせて、その他のデータを表示することもできる。
【００２１】
他の実施形態では、前記コンピュータシステム１０５は特別な効果を追加してもよい。例えば、図２において、コンピュータシステム１０５は、レーザ２１８の光を反射するように発光するブロック２１２をシミュレートすることができる。
【００２２】
さらに他の実施形態では、可動遠隔操縦式車両１３５は、複数の遠隔制御式物体（ｒｅｍｏｔｅ ｏｂｊｅｃｔｓ）と相互に作用するようにしてもよい。これらの遠隔制御式物体はゲームの一部をなすものであり、これによりゲームがより多くの現実世界の要素を含むことが可能となる。これは、コンピュータシステム１０５が生成しなければならないゲームデータの量を減らすのに役立つ。図３は、このような遠隔制御式物体と相互作用する可動遠隔操縦式車両１３５（平面図）を示している。図３では、可動遠隔操縦式車両１３５はボートであり、プール３０５に配置されている。遠隔制御式物体３１０Ａないし３１０Ｄは水雷である。これらの遠隔制御式物体３１０Ａないし３１０Ｄは、可動遠隔操縦式車両１３５が該遠隔制御式物体の一つに接触すると、コンピュータがその可動遠隔操縦式車両１３５にダメージを与える爆発をシミュレートするようにプログラムされている。
【００２３】
可動遠隔操縦式車両１３５と相互作用するためには、遠隔制御式物体３１０Ａないし３１０Ｄは、コンピュータシステム１０５と通信しなければならない。これらの遠隔制御式物体３１０Ａないし３１０Ｄは、前記制御装置１６０のアンテナを介してコンピュータシステム１０５と直接通信してもよいし、可動遠隔操縦式車両１３５を介して（例えば、側波帯のチャンネルとして）通信してもよい。
【００２４】
前記遠隔制御式物体３１０Ａないし３１０Ｄは、静止していても（例えば、浮かんでいる水雷）、移動していてもよい（例えば、追撃飛行機）。また、遠隔制御式物体３１０Ａないし３１０Ｄは、可動遠隔操縦式車両１３５のカメラ１４０やセンサ１４５やセンサ１５０と同様のカメラやセンサをそれぞれ複数有していてもよい。遠隔制御式物体３１０Ａないし３１０Ｄからのイメージおよび／またはデータは、ちょうど可動遠隔操縦式車両１３５のカメラ１４０、センサ１４５およびセンサ１５０からのイメージおよび／データのように前記コンピュータシステム１０５によって利用されうる。状況に応じて、ユーザは、すべての遠隔制御式物体３１０Ａないし３１０Ｄのカメラからのイメージを同時に提示されることもあれば、特定の遠隔制御式物体３１０Ａないし３１０Ｄからのイメージを選択するように要求されたりすることもある。
【００２５】
遠隔制御式物体を使用するその他の実施形態では、コンピュータシステム１０５は、シミュレートされた可動遠隔操縦式車両１３５の反応を同一のセンサ検出データに基づいて変えるように調整されてもよい。コンピュータシステム１０５は、環境中の一般の物体と接触した時にはある方法で反応を示すが、ゲーム用に環境中に挿入された遠隔制御式物体と接触した時には別の反応を示すように設定されてもよい。例えば、センサにより、可動遠隔操縦式車両１３５がプール３０５のプールサイドに衝突したと判断されると、コンピュータシステム１０５は可動遠隔操縦式車両１３５への軽い衝突のダメージをシミュレートすることができる。しかしながら、センサにより、可動遠隔操縦式車両１３５が遠隔制御式物体３１０Ａないし３１０Ｄの一つと衝突したと判断されると、コンピュータシステム１０５は可動遠隔操縦式車両１３５へのより深刻なダメージをシミュレートすることができる。
【００２６】
図４は、相互に作用する２つの可動遠隔操縦式車両を示している。この実施形態では、別々のユーザによって操作される２つの可動遠隔操縦式車両が互いに追跡しあうハンティングゲームをすることができる。ゲームにより臨場感を出すために、前記コンピュータシステム１０５は、一方の可動遠隔操縦式車両をデジタル処理して、他方の可動遠隔操縦式車両の画像から消し去るようにしてもよい。例えば、コンピュータシステム１０５により、可動遠隔操縦式車両４０５が可動遠隔操縦式車両１３５からのイメージ（画像）に存在すると判断されると、コンピュータシステム１０５は、デジタル処理してその画像から可動遠隔操縦式車両４０５を消し去り、ゲームキャラクタ４１０と置き換える。
【００２７】
前記コンピュータシステム１０５が、画像中の可動遠隔操縦式車両４０５の位置を特定して、それを消し去ることができる方法はいくつかある。コンピュータシステム１０５が、可動遠隔操縦式車両４０５の形状を求めるために画像を走査する以外に、前記２つの可動遠隔操縦式車両はお互いの位置情報をやりとりするために通信（点線４１５で示すように）してもよい。（コンピュータシステム１０５は、ゲームを面白くし続けるために、ユーザからのもう一方の可動遠隔操縦式車両の位置を特定し続ける必要があるだろう。）また、それらの可動遠隔操縦式車両の重要な部分に反射板を装備してもよい。当業者には、可動遠隔操縦式車両４０５の位置を特定して、それをデジタル処理して画像から消し去るための他の方法が理解されるであろう。
【００２８】
図５は、ユーザにゲームを提供するためにコンピュータが用いる手順を示す。ブロック５０５において、コンピュータは使用するイメージ（画像）およびセンサ検出データを受信する。上述したように、その画像およびセンサ検出データは前記可動遠隔操縦式車両からのものであっても、前記複数の遠隔制御式物体からのものであってもどちらでもよい。ブロック５１０において、コンピュータは画像およびセンサ検出データ源（すなわち、可動遠隔操縦式車両または遠隔制御式物体）の位置に基づいてゲームデータを描画する。ブロック５１５において、コンピュータはその画像にゲームデータを重ね合わせる。最後に、ブロック５２０において、コンピュータは画像と描画されたゲームデータをユーザに表示する。
【００２９】
図６は、ゲームデータ（例えば、ゲームキャラクタ）を描画する際に使用されるより詳細な手順を示す。ブロック６０５において、コンピュータはセンサ検出データ源の位置を受信する。ブロック６１０において、コンピュータはゲームキャラクタの位置、寸法および向きを求める。最後に、ブロック６１５において、コンピュータは画像上のその位置にゲームキャラクタを重ね合わせる。
【００３０】
本発明の動作原理をその実施形態で例示し説明してきたが、本発明はそのような原理から逸脱することなく構成および詳細を変更することが可能であることは当業者には容易に理解されるはずである。出願人は、特許請求範囲の趣旨および範囲内に入るすべての変更について権利を要求する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１の実施形態によるコンピュータシステム、制御装置および可動遠隔操縦式車両を示す図である。
【図２】図１のコンピュータシステムのディスプレイの表示例である。
【図３】遠隔制御式物体と相互に作用する図１による可動遠隔操縦式車両を示す。
【図４】相互に作用する図１の２つの可動遠隔操縦式車両を示す図である。
【図５】ユーザにゲームを提供するために第１の実施形態に用いられる手順を示す図である。
【図６】図５のゲームデータを描画する際に用いられるさらに詳細な手順を示す図である。

Claims (37)

1. ユーザが選択可能な環境を用いるゲームシステムであって、
   イメージを取り込むためのカメラを有する可動遠隔操縦式車両と、
   前記可動遠隔操縦式車両のカメラからのイメージにゲームデータを重ね合わせるようになっているコンピュータと、を備えることを特徴とするゲームシステム。
2. 前記可動遠隔操縦式車両は前記ゲームシステムと無線通信するようになっている第１のアンテナを有し、かつ前記ゲームシステムは前記可動遠隔操縦式車両と無線通信するようになっている第２のアンテナを有する請求項１に記載のゲームシステム。
3. 前記第１および第２のアンテナは、前記可動遠隔操縦式車両のカメラによって取り込まれたイメージを、該第１のアンテナから該第２のアンテナに送信するようになっている請求項２に記載のゲームシステム。
4. 前記第１および第２のアンテナは、前記可動遠隔操縦式車両のセンサによって取り込まれたセンサ検出データを該第１のアンテナから該第２のアンテナに送信するようになっている請求項２に記載のゲームシステム。
5. さらに、前記可動遠隔操縦式車両の動作を制御するようになっている制御装置を備え、該制御装置が前記第２のアンテナを有する請求項２に記載のゲームシステム。
6. 前記第１のアンテナは、第２の可動遠隔操縦式車両と無線通信するように構成および配置されている請求項２に記載のゲームシステム。
7. 前記可動遠隔操縦式車両は前記コンピュータを介して遠隔操作される請求項１に記載のゲームシステム。
8. 前記可動遠隔操縦式車両は、環境を検出するようになっているセンサを有する請求項１に記載のゲームシステム。
9. 前記センサは、物体との衝突を検出するようになっている衝突検出センサを含む請求項８に記載のゲームシステム。
10. 前記センサは、物体との間隔を求めるようになっている被写界深度検出センサを含む請求項８に記載のゲームシステム。
11. 前記コンピュータは、前記可動遠隔操縦式車両のカメラからのイメージにゲームデータを重ね合わせる際に、前記センサからのデータを使用するようになっている請求項８に記載のゲームシステム。
12. 前記可動遠隔操縦式車両はイメージを取り込むための第２のカメラを有し、かつ前記コンピュータは、前記可動遠隔操縦式車両の前記カメラと該第２のカメラの両方からのイメージにゲームデータを重ね合わせるようになっている請求項８に記載のゲームシステム。
13. 前記コンピュータは、前記可動遠隔操縦式車両のカメラからのイメージに、描画されたゲームキャラクタを重ね合わせるようになっている請求項１に記載のゲームシステム。
14. 前記コンピュータは、第２の可動遠隔操縦式車両のイメージをデジタル処理してゲームキャラクタに置き換えるようになっている請求項１３に記載のゲームシステム。
15. 前記コンピュータは、前記可動遠隔操縦式車両のカメラからのイメージに特別な効果を重ね合わせるようになっている請求項１に記載のゲームシステム。
16. さらに、前記可動遠隔操縦式車両と相互作用するようになっている遠隔制御式物体を有する請求項１に記載のゲームシステム。
17. 前記遠隔制御式物体は、前記可動遠隔操縦式車両を追跡することができる請求項１６に記載のゲームシステム。
18. 前記遠隔制御式物体は、ゲームシステムと無線通信するようになっているアンテナを有する請求項１６に記載のゲームシステム。
19. 前記遠隔制御式物体は、前記可動遠隔操縦式車両と無線通信するようになっているアンテナを有する請求項１６に記載のゲームシステム。
20. 前記遠隔制御式物体は、イメージを取り込むためのカメラを有している請求項１６に記載のゲームシステム。
21. 前記コンピュータは、前記遠隔制御式物体のカメラからのイメージにゲームデータを重ね合わせるようになっている請求項２０に記載のゲームシステム。
22. さらに、前記可動遠隔操縦式車両の動作を制御するようになっている前記コンピュータと接続されている制御装置を備える請求項１に記載のゲームシステム。
23. 前記可動遠隔操縦式車両は、前記コンピュータからの視野外にある請求項１に記載のゲームシステム。
24. ユーザが選択可能な環境を用いるゲームシステムであって、
    イメージを取り込むためのカメラを有する可動遠隔操縦式車両と、
    前記可動遠隔操縦式車両の動作を制御するようになっている制御装置と、を備え、該制御装置は、前記可動遠隔操縦式車両のカメラからのイメージを表示するヘッドアップ表示装置を有することを特徴とするゲームシステム。
25. 前記可動遠隔操縦式車両は、前記制御装置と無線通信するようになっている第１のアンテナを有し、かつ前記制御装置は、前記可動遠隔操縦式車両と無線通信するようになっている第２のアンテナを有する請求項２４に記載のゲームシステム。
26. 可動遠隔操縦式車両を用いるゲームシステムにおけるコンピュータの使用方法であって、
    カメラからのイメージを受信するステップと、
    ゲームデータを描画するステップと、
    前記カメラから受信したイメージに前記ゲームデータを重ね合わせるステップと、
    重ね合わせられたイメージとゲームデータをユーザに表示するステップと、を含むことを特徴とする前記コンピュータの使用方法。
27. 前記可動遠隔操縦式車両が前記カメラを有する請求項２６に記載の方法。
28. 前記ゲームデータを描画するステップは、ゲームキャラクタの位置を計算するステップと、イメージ上のその位置に前記ゲームキャラクタを配置するステップと、を含む請求項２６に記載の方法。
29. 前記位置を計算するステップは、前記ゲームキャラクタの向きおよび寸法を計算するステップを含む請求項２８に記載の方法。
30. 前記ゲームデータを描画するステップは、前記可動遠隔操縦式車両の位置に基づいてゲームデータを描画するステップを含む請求項２６に記載の方法。
31. 前記ゲームデータを描画するステップは、特別な効果を追加するステップを含む請求項２６に記載の方法。
32. 記憶媒体を含む物品であって、該記憶媒体は、コンピュータ装置によって実行された場合に、カメラからイメージを受信し、ゲームデータを描画し、前記カメラから受信されたイメージに前記ゲームデータを重ね合わせ、該重ね合わされたイメージとゲームデータをユーザに表示する手順を記憶していることを特徴とする前記物品。
33. 前記カメラは可動遠隔操縦式車両に設けられている請求項３２に記載の物品。
34. 前記ゲームデータの描画は、ゲームキャラクタの位置を計算し、イメージ上の所定位置に前記ゲームキャラクタを配置することにより行われる請求項３２に記載の物品。
35. 前記位置の計算は、前記ゲームキャラクタの向きおよび寸法を計算することを含む請求項３４に記載の物品。
36. 前記ゲームデータの描画は、可動遠隔操縦式車両の位置に基づいてゲームデータを描画すること含む請求項３２に記載の物品。
37. 前記ゲームデータの描画は、特別な効果を追加することを含む請求項３２に記載の物品。

Images