JP2004502788A5

JP2004502788A5 -

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Publication number: JP2004502788A5
Application number: JP2002511760A
Authority: JP
Filing date: 2001-07-13
Publication date: 2008-07-24

Description

【特許請求の範囲】
【請求項１】皮膚ダメージを処置又は予防するために使用する場合の組成品であって、該組成品が有効量の塩基性ミルクファクター又はその変異体を含み、該組成品が上皮、表皮又は真皮組織を再生及び／又は保護する能力を持つ組成品。
【請求項２】処置又は保護が老化した皮膚外観を軽減する請求項第１項記載の組成品。
【請求項３】処置対象の皮膚が実質的に無傷である請求項第１又は２項記載の組成品。
【請求項４】塩基性ミルクファクターがラットＬ６筋芽細胞の増殖を刺激できる請求項第１〜３項のいずれかに記載の組成品。
【請求項５】塩基性ミルクファクターが乳製品をカチオン交換クロマトグラフィーに供することによって調製されたものである請求項第１〜４項のいずれかに記載の組成品。
【請求項６】乳製品が、ミルクホエー、スキムミルク、初乳ホエー、チーズホエー及び酸ホエーから成る群から選択されたものである請求項第５項記載の組成品。
【請求項７】乳製品が有蹄類に由来する請求項第６項記載の組成品。
【請求項８】塩基性ミルクファクターがＢＭＦ−１及び／又はＢＭＦ−２である請求項第１〜７項のいずれかに記載の組成品。
【請求項９】塩基性ミルクファクターが塩基性から約中性の等電点を有する多数の細胞増殖刺激因子を含む請求項第１〜８項に記載の組成品。
【請求項１０】細胞増殖刺激因子がＩＧＦ−１、ＩＧＦ−２、ＰＤＧＦ、ＦＧＦ及びＴＧＦβから成る群から選択される請求項第９項記載の組成品。
【請求項１１】通常の溶媒、分散媒、フィラー、水溶液、サンスクリーン、抗菌及び抗真菌剤、又は吸収促進剤を単独で、又は組み合わせて含む請求項第１〜１０項のいずれかに記載の組成品。
【請求項１２】さらに増殖因子、ビタミンＡ、ビタミンＣ、ビタミンＥ、ジメチルスルフォキサイド、レチノイン酸、銅−ペプチド錯体、α−ケト酸、ラノリン、ワセリン、アロエベラ、メチル又はプロピルパラベン又は顔料を、単独で、又は組み合わせて含む請求項第１〜１１項のいずれかに記載の組成品。
【請求項１３】組成品が美容上許容されるリキッド、クリーム、オイル、ローション、軟膏、ジェル、ロールオンリキッド、スキンパッチ、スプレー、塩基性ミルクファクターをしみこませたガラスビーズドレッシング、塩基性ミルクファクターをしみこませた合成ポリマードレッシング、ソリッド、普通美容ナイトクリーム、ファウンデーションクリーム、サンタンローション、ハンドローション、メークアップ、メークアップベース及びマスクから成る群から選択される形態である請求項第１〜１２項のいずれかに記載の組成品。
【請求項１４】皮膚外観の老化の進行を抑制し、あるいは、皮膚外観の老化の発症又は進行をすべて停止させるのに有効な有効量の塩基性ミルクファクターを含む請求項１〜１３項のいずれかに記載の組成品。
【請求項１５】皮膚ダメージの処置又は予防用組成品の製造のための塩基性ミルクファクター又はその変異体の使用であって、該組成品が上皮、表皮又は真皮組織を再生及び／又は保護する能力を有する使用。
【請求項１６】皮膚が実質的に無傷である請求項第１５項記載の使用。
【請求項１７】処置又は予防が皮膚外観の老化を軽減する請求項第１５又は１６項記載の使用。
【請求項１８】請求項第１〜１４項のいずれかに記載の組成品を調製する請求項第１５〜１７項記載の使用。
【請求項１９】皮膚ダメージを処置又は予防する方法で、その方法が請求項第１〜１４項のいずれかに記載の組成品の有効量を必要とする哺乳動物に投与することを含み、その場合、処置又は予防が上皮、表皮又は真皮組織の再生及び／又は保護を含む方法。
【請求項２０】処置又は予防が皮膚外観の老化を軽減する請求項第１９項記載の方法。
【請求項２１】皮膚が実質的に無傷である請求項第１９又は２０項記載の方法。
【請求項２２】皮膚のダメージが正常な生物学的老化、環境因子、皮膚病、内科的処置、外科的処置又は疾病の結果である請求項第１９〜２１項のいずれかに記載の方法。
【請求項２３】環境因子が食品の不衛生、毒素曝露、汚染物質曝露、電離放射線、Ｘ線、ＵＶ光、太陽、喫煙、アルコール及びストレスから成る群から選択される請求項第２２項記載の方法。
【請求項２４】皮膚病が座瘡（アクネ）状態、尋常性座瘡（にきび）、酒さ性座瘡（ａｃｎｅｒｏｓａｃｅａ）、角化座瘡、放射線皮膚病（ａｃｔｉｎｏｄｅｍａｔｏｓｉｓ）、血管腫、銀沈着症（ａｒｇｙｉａ）、肝斑、ダリエ（Ｄａｒｉｅｒ）病、着色異常、ほくろ、メラノーマ、母斑、放射線皮膚炎、鼻瘤、ライテス（ｒｈｙｔｅｓ）及び皺（ｒｈｙｔｉｄｅｓ）、皮脂腺腫、皮脂嚢胞、脂漏性角化症、表在性基底細胞癌、毛細血管拡張症及び毛包上皮腫から成る群から選択される請求項第２２又は２３項記載の方法。
【請求項２５】疾病が先天性外胚葉異形成、糖尿病、ＨＩＶ感染症、ＡＩＤＳ関連感染症、栄養欠乏、腎臓病、閉経、劣性栄養障害型表皮水疱症、ＥｈｌｅｒｓＤａｎｌｏｓ症候群、全身性皮膚萎縮、限局性皮膚萎縮、瘢痕性脱毛、壊疽性膿皮症又はホルモン変化の単独又はこれらの併発である請求項第２２〜２４項のいずれかに記載の方法。
【請求項２６】皮膚が実質的に無傷である請求項第１９〜２５項記載の方法。
【請求項２７】皮膚外観の老化が皺、しみ、色素過剰、皮膚の厚みの変化、乾燥、肌荒れの単独又はこれらの併発の結果である請求項第１９〜２６項のいずれかに記載の方法。
【請求項２８】組成品を局所投与する請求項第１９〜２７項のいずれかに記載の方法。