JP2004363854A - 受信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】受信信号レベルを最適値に調整でき、かつ高周波回路のゲイン調整アンプまたはアッテネータを削減できる受信システムを提供する。
【解決手段】整合回路2によって周波数同調が調整可能なアンテナと、
上記アンテナで受信された高周波信号を増幅および周波数変換する高周波回路3と、高周波回路3から出力されたアナログ受信信号をデジタル信号に変換するデジタル処理部5と、同調制御信号を上記整合回路に供給して上記アンテナの周波数同調を制御するCPU6とを備えた受信システムにおいて、受信信号の電力または振幅情報をもとにアンテナのゲイン制御信号を生成し、このゲイン制御信号を上記同調制御信号に加算する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アンテナを用いた携帯受信機や地上波デジタル放送受信システムなどの受信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の受信システムとしては、受信信号の電力または振幅情報をもとに、アンテナで受信された高周波信号を増幅および周波数変換する高周波回路内のRF(Radio Frequency)−AGCアンプおよびIF(中間周波数)−AGCアンプのゲインを制御するものがあった(例えば特許文献1,2参照)。
【0003】
このような従来の受信システムでは、例えば、受信電力が低い場合にはRF−AGアンプのゲインを最大ゲインに固定してIF−AGCアンプのゲインを制御し、受信電力が大きい場合はIF−AGCアンプのゲインを最小ゲインに固定してRF−AGCアンプのゲインを制御することによって受信信号レベルを最適値に調整していた。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−162630号公報
【特許文献2】
特開2002−344345号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、携帯機器や移動中の受信状態では様々な環境が想定され、アンテナ直下の受信からビル陰などの受信状態まで想定される。このような様々な状況で安定した受信を実現するためには、高周波回路でのゲイン調整は数10dB〜100dB近傍まで要求される。このため、上記従来の受信システムでは、RF−AGCアンプやIF−AGCアンプが複数段のアンプまたはアッテネータの構成となり、部品点数が増大し、消費電力が増加するという課題があった。また、妨害波が存在する場合、高周波回路で除去するという課題があった。
【0006】
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであり、受信信号レベルを最適値に調整でき、かつ高周波回路のゲイン調整アンプまたはアッテネータを削減できる受信システムを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の受信システムは、
整合回路によって周波数同調が調整可能なアンテナと、
上記アンテナで受信された高周波信号を増幅および周波数変換する高周波回路と、
上記高周波回路から出力されたアナログ受信信号をデジタル信号に変換し、信号処理するデジタル処理部と、
同調制御信号を上記整合回路に供給して上記アンテナの周波数同調を制御する同調制御部と
を備えた受信システムにおいて、
受信信号の電力または振幅情報をもとにアンテナのゲイン制御信号を生成し、このゲイン制御信号を上記同調制御信号に加算することを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下に説明する本発明の実施の形態1では、デジタル信号に変換された受信信号の電力または振幅情報をもとにアンテナゲイン制御信号を生成し、このアンテナゲイン制御信号をアンテナの整合回路に供給される周波数同調制御信号に加算することにより、アンテナの同調周波数を上記ゲイン制御信号で制御してアンテナのゲインを調整する。
【0009】
図1は本発明の実施の形態1の受信システムを示すブロック図である。この実施の形態1の受信システムは、アンテナ本体(アンテナ放射素子)1と、整合回路2と、高周波回路3と、デジタル信号処理部5と、CPU6と、DAコンバータ61と、加算器65とを備えている。
【0010】
図1において、アンテナ本体1は、ポールアンテナ、ヘリカルアンテナ、イヤホーンアンテナなどである。また、整合回路2は、可変容量ダイオード22と、抵抗23と、コンデンサ24とを有し、アンテナ本体1とともにアンテナを構成しており、可変容量ダイオード22に印加される直流電圧によって周波数同調の調整が可能であり、アンテナ本体1と受信ブロック(高周波回路3およびデジタル信号処理部5)とを整合させる。
【0011】
高周波回路3は、RF(Radio Frequency)アンプ31と、RF−AGCアンプまたはアッテネータ(以下RF−AGCアンプとする)32と、広帯域バンドバスフィルタ33と、RF周波数変換機34、IF(中間周波数)アンプ35と、SAWフィルタ36と、IF−AGCアンプ37と、IF周波数変換機38と、ローパスフィルタ39とを有する。
【0012】
この高周波回路3は、アンテナで受信された高周波信号を増幅および周波数変換する。RF−AGCアンプ32は、アンテナで受信されてRFアンプ31で増幅されたRF信号(高周波信号RF信号)のゲインを調整する。
【0013】
RF周波数変換機34は、ミキサ、VCO、PLLを含み、RF−AGCアンプ32でゲイン調整されて広帯域バンドバスフィルタ33を通過してきたRF信号を広帯域のIF信号に変換する。SAWフィルタ36は、IFアンプ35で増幅された広帯域のIF信号の帯域を受信チャンネルの帯域に制限する。IF−AGCアンプ37は、SAWフィルタ36を通過してきたIF信号のゲインを調整する。IF周波数変換機38は、IF−AGCアンプ37でゲイン調整されたIF信号をローカル周波数の信号に変換する。
【0014】
デジタル信号処理部5は、ADコンバータ51と、デジタル復調処理部52と、AGC検出回路63と、DAコンバータ54とを有する。このデジタル信号処理部5は、高周波回路3からローカル周波数に変換されて出力されたアナログ受信信号をデジタル信号に変換し、復調処理をする。
【0015】
AGC検出回路63は、ADコンバータ51でデジタル信号に変換された受信信号の電力または振幅を検出するとともにその電力または振幅情報からゲイン制御誤差を検出し、そのゲイン制御誤差が0になるように、上記電力または振幅情報をもとに、RF−AGC制御信号およびIF−AGC制御信号ならびにアンテナゲイン制御信号を生成する。
【0016】
DAコンバータ54は、上記RF−AGC制御信号、IF−AGC制御信号、アンテナゲイン制御信号をそれぞれアナログ信号に変換し、アナログ変換したRF−AGC制御信号をRF−GACアンプ32に、アナログ変換したIF−AGC制御信号をIF−AGCアンプ37に、アナログ信号(アナログ電圧)に変換したアンテナゲイン制御信号を加算器65に、それぞれ供給する。
【0017】
CPU6は、アンテナの周波数同調を制御する周波数同調制御信号を生成し、DAコンバータ61に出力する。DAコンバータ61は、上記周波数同調制御信号をアナログ信号(アナログ電圧)に変換し、加算器65に供給する。
【0018】
加算器65は、CPU6からDAコンバータ61を介して入力された周波数同調信号と、AGC検出回路63からDAコンバータ54を介して入力されたアンテナゲイン制御信号とを加算し、この合成制御信号をアンテナの整合回路2に供給する。
【0019】
図2はAGC検出回路63が検出した受信電力に対するIF−AGC制御出力特性(IF−AGCアンプ37のゲイン制御特性)およびRF−AGC制御出力特性(RF−AGCアンプ32のゲイン制御特性)ならびにアンテナ制御出力特性(アンテナのゲイン制御特性)を示す図である。また、図3はアンテナの同調周波数特性およびゲイン制御範囲を示す図である。また、図4は可変量ダイオード22の印加電圧に対するアンテナの同調周波数特性を示す図である。
【0020】
次に、実施の形態1の受信システムの動作について説明する。1オクターブ以上の周波数範囲の受信が要求されるデジタルテレビ放送などの受信においては、全受信帯域でフラットなゲイン特性の小型のアンテナをアンテナ本体1のみで実現することが困難である。このため、アンテナに整合回路2を設け、可変容量ダイオード22に直流電圧を印加して、アンテナの周波数同調を調整している。
【0021】
アンテナ本体1と整合回路2で構成されるアンテナは、加算器65から可変容量ダイオード22に印加される直流電圧によって、図4のように同調周波数を調整可能である。CPU6は、希望する受信チャンネル(受信周波数)で図3のようにゲインが最大となる周波数同調制御信号の直流電圧値をあらかじめ記憶しており、その周波数同調制御信号をDAコンバータ61を介して加算器61に出力する。
【0022】
ここで、AGC検出回路63からDAコンバータ54を介して加算器61に入力されるアンテナゲイン制御信号によってアンテナのゲイン調整がなされなければ、上記周波数同調制御信号の直流電圧が整合回路2の可変容量ダイオード22に供給され、アンテナにおいてその受信チャンネルの最大ゲインで受信された信号が、高周波回路3に入力される。
【0023】
アンテナから出力されて高周波回路3に入力されたRF信号は、低NFのRFアンプ31で増幅され、RF−AGCアンプ32でゲイン調整され、広帯域フィルタ33に供給される。広帯域フィルタ33は、RF周波数変換機34に入力されるRF信号の帯域を制限するものあり、希望受信チャネルの帯域よりも充分に広い帯域を通過させる。広帯域フィルタ33を通過したRF信号は、RF周波数変換機34で広帯域のIF信号に周波数変換され、IFアンプ35で増幅され、SAWフィルタ36に供給される。なお、RF周波数変換機34はデジタル信号で受信周波数が設定される。SAWフィルタ36は、広帯域のIF信号を希望受信チャンネルの帯域のIF信号に帯域制限するものである。SAWフィルタ36を通過したIF信号は、IF−AGCアンプ37でゲイン調整され、周波数変換機38でデジタル信号処理部5の都合に応じたに周波数変換される。このローカル周波数の受信信号は、ローパスフィルタ39を通過して、デジタル信号処理5に出力される。
【0024】
デジタル信号処理5に入力されたローカル周波数のアナログ受信信号は、AD変換機51でアナログ信号からデジタル信号に変換され、復調処理52で復調される。
【0025】
また、デジタル信号処理5では、アンテナのゲインならびに高周波回路3のRF−AGCアンプ32およびIF−AGCアンプ37のゲインを調整して受信電力の強弱および受信信号の歪を発生させないために、AGC検出回路63で受信信号の電力または振幅を検出し、その電力または振幅情報をもとに、RF−AGC制御信号およびIF−AGC制御信号ならびにアンテナゲイン制御信号を生成する。
【0026】
RF−AGC制御信号はDAコンバータ54でアナログ信号に変換されてRF−AGCアンプ32に供給され、IF−AGC制御信号はDAコンバータ54でアナログ信号に変換されてIF−AGCアンプ37に供給され、アンテナゲイン制御信号は、DAコンバータ54でアナログ電圧に変換され、加算器65でCPU6からの周波数同調制御信号に加算されて、アンテナの整合回路2に供給される。
【0027】
上記RF−AGC制御信号(図2のRF−AGC制御出力)によってRF−AGCアンプ32のゲインが制御され、上記IF−AGC制御信号(図2のIF−AGC制御出力)によってIF−AGCアンプ37のゲインが制御され、上記アンテナゲイン制御信号(アンテナゲイン制御信号と周波数同調制御信号の合成制御信号)(図2のアンテナ制御出力)によってアンテナのゲインが制御される。
【0028】
受信電力が小さい領域(図2のIF−AGC領域)では、アンテナのゲイン制御出力とRF−AGC制御出力を固定し、IF−AGC制御出力のみを受信電力に応じて可変にして、IF−AGCアンプ37のゲインのみを調整する。このIF−AGC領域では、上記RF−AGC制御出力はRF−AGCアンプ32の最大ゲインに制御および固定され、上記固定のアンテナ制御出力は、受信周波数が図3の周波数同調特性のセンターと一致するアンテナの最大ゲインに制御および固定される。
【0029】
次に、ある程度の受信電力が確保できる領域(図2のRF−AGC領域)では、アンテナ制御出力は上記最大ゲインの制御および固定され、IF−AGC制御出力はIF−AGCアンプ37の最低ゲインに固定され、RF−AGC制御出力のみを受信電力に応じて可変にして、RF−AGCアンプ32のゲインのみを調整する。
【0030】
次に、さらに受信電力が大きい領域(図2のアンテナ制御領域)では、IF−AGC制御出力およびRF−AGC制御出力はそれぞれRF−AGCアンプ32およびIF−AGCアンプ37の最低ゲインに制御および固定され、アンテナ制御出力のみを受信電力に応じて可変にして、アンテナのゲインのみを調整する。
【0031】
上記アンテナ制御出力は、DAコンバータ64でアナログ電圧に変換され、加算器65でCPU6からの周波数同調信号と加算され、アンテナの整合回路2に供給される。IF−AGCアンプ32によってゲインを調整するIF−AGC領域およびRF−AGCアンプ37によってゲインを調整するRF−AGC領域では、アンテナのゲインが最大ゲインになる(図3の周波数同調特性のセンターが受信周波数に一致する)直流電圧をアンテナの整合回路2に供給するが、アンテナによってゲインを調整するアンテナ制御領域では、アンテナのゲインが最大ゲインになる上記直流電圧からずれた直流電圧をアンテナの整合回路2に供給する。これによって、図3の周波数同調特性のセンターが受信周波数からずれて、図3のアンテナ出力電力が減少するので、アンテナのゲインを制御できる。
【0032】
以上のように実施の形態1によれば、デジタル信号に変換された受信信号の電力または振幅情報をもとに生成したアンテナゲイン制御信号を周波数同調制御信号に加算することにより、アンテナの同調周波数を上記アンテナゲイン制御信号で制御してアンテナのゲインを調整でき、アンテナにアッテネータの役目をさせることができるので、従来複数段で構成していた高周波回路のゲイン調整アンプまたはアッテネータの段数を削減することができる。
【0033】
アンテナの種類によって制御できるゲインは異なるが、例えば10dB以上のゲインを確保できる場合には、高周波回路のゲイン調整アンプまたはアッテネータのゲイン制御範囲を狭めることができ、これによって上記ゲイン調整アンプまたはアッテネータを削減することができる。
【0034】
なお、上記実施の形態1のゲイン制御特性は、図2に示すように受信電力によってアンテナのゲイン制御、RFのゲイン制御、IFのゲイン制御を切り換えるものであったが、例えばアンテナのゲインを平均的な受信電力により時間的に緩やかに制御し、RF−AGCアンプのゲインを高速に制御する構成としても、RF−AGCアンプのゲイン制御範囲を抑制できるので同様の効果が得られる。
【0035】
実施の形態2.
以下に説明する本発明の実施の形態2では、高周波回路3において広帯域IF信号に変換されたアナログ受信信号から検出した電力または振幅情報をもとにアンテナゲイン制御信号を生成し、このアンテナゲイン制御信号をアンテナの整合回路に供給される周波数同調制御信号に加算することにより、アンテナの同調周波数を上記ゲイン制御信号で制御してアンテナのゲインを調整する。
【0036】
図5は本発明の実施の形態2の受信システムを示すブロック図であり、図1のものと同様または相当するものには同じ符号を付してある。この実施の形態2の受信システムは、アンテナ本体(アンテナ放射素子)1と、整合回路2と、高周波回路3と、デジタル信号処理部5と、CPU6と、加算器65と、帯域内電力検出器66と、コンパレータ67とを備えている。
【0037】
図5において、帯域内電力検出器66は、RF周波数変換機34の出力である広帯域のIF信号検波、積分することにより、上記広帯域のIF信号の電力または振幅を検出し、その検出信号(検出値に応じた電圧)をコンパレータ67に出力する。
【0038】
コンパレータ67は、帯域内電力検出器65からの検出信号を基準値と比較し、その比較結果に応じて、アナログ信号のRF−AGC制御信号およびアンテナゲイン制御信号を生成し、上記RF−AGC制御信号をRF−AGC32に、
上記アンテナゲイン制御信号を加算器65に、それぞれ供給する。
【0039】
なお、この実施の形態2では、デジタル信号処理部5のAGC検出回路63は、IF−AGC制御信号のみを生成する。
【0040】
図6はコンパレータ67の入力電圧(帯域内電力検出器65から出力された検出信号)に対するRF−AGC制御出力特性(RF−AGCアンプ32のゲイン制御特性)およびアンテナ制御出力特性(アンテナのゲイン制御特性)を示す図である。
【0041】
次に、実施の形態2の受信システムの動作について説明する。なお、上記実施の形態1と同様の動作についてはその説明を省略する。
【0042】
RF周波数変換機34のIF信号出力は、希望する受信チャンネルの帯域よりも広帯域のIF信号であって、希望する受信チャンネルの周辺帯域の情報も含んでおり、伝送路全体のレベルを把握するのに適しており、移動受信の時に比較的よく用いられる電力または振幅の検出ポイントである。この広帯域のIF信号の電力または振幅を帯域内電力検出器66で検出することにより、希望する受信チャンネル周辺の受信電力を検出できる。
【0043】
この帯域内電力検出器66で検出した電力または振幅に応じた検出電圧をコンパレ−タ67に入力し、コンパレータ67でアナログ信号のRF−AGC制御信号およびアンテナゲイン制御信号を生成する。
【0044】
図6に示すように、コンパレータ67の入力電圧がコンパレータ67にあらかじめ設定されている基準値よりも小さい領域(RF−AGC領域)では、アンテナ制御出力を固定し、RF−AGC制御出力によってRF−AGCアンプ32のゲインを制御して、ゲインを安定化する。また、コンパレータ67の入力電圧が上記基準値よりも大きい領域(アンテナ制御領域)では、RF−AGC制御出力を固定し、アンテナ制御出力によってアンテナのゲインを制御する。アンテナ制御出力は、加算器65でCPU6からの周波数同調制御信号と加算され、この合成制御信号によって周波数同調とゲインを同時に制御する。
【0045】
以上のように実施の形態2によれば、高周波回路3において広帯域のIF信号に変換されたアナログ受信信号から検出した電力または振幅情報をもとに生成したアンテナゲイン制御信号を周波数同調制御信号に加算し、上記アンテナゲイン制御信号によってアンテナの同調周波数を可変可能とすることにより、上記実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
【0046】
さらに、広帯域のIF信号で受信信号の電力または振幅情報を検出する構成により、ゲイン制御ループ内の遅延を少なくすることができるので、アンテナゲインの高速な制御が可能となり、移動時の受信性能を改善することができる。
【0047】
実施の形態3.
以下に説明する本発明の実施の形態3では、デジタル信号に変換された受信信号の電力または振幅情報をもとにアンテナゲイン制御信号を生成し、このアンテナゲイン制御信号をデジタル信号処理部において周波数同調制御信号に加算し、このデジタル信号の合成制御信号をアナログ信号に変換してアンテナの整合回路に供給することにより、アンテナのゲインを制御する。
【0048】
図7は本発明の実施の形態2の受信システムを示すブロック図であり、図1のものと同様または相当するものには同じ符号を付してある。この実施の形態3の受信システムは、アンテナ本体(アンテナ放射素子)1と、整合回路2と、高周波回路3と、デジタル信号処理部5と、CPU6とを備えている。
【0049】
図7において、デジタル信号処理部5は、ADコンバータ51と、デジタル復調処理部52と、AGC検出回路63と、DAコンバータ54と、レジスタ68と、制御信号可変ブロック69と、加算器70とを有する。
【0050】
レジスタ68には、CPU6によって周波数同調制御信号のデジタル電圧値が設定される。制御信号可変ブロック69は、AGC検出回路63で生成されたアンテナゲイン制御信号に定数を乗算してアンテナゲイン制御信号の大きさを可変する。加算器70は、レジスタ68に設定された周波数同調制御信号のデジタル値と制御信号可変ブロック69から出力されたアンテナゲイン制御信号を加算する。
【0051】
図8はAGC検出回路63が検出した受信電力に対するIF−AGC制御出力特性(IF−AGCアンプ37のゲイン制御特性)およびRF−AGC制御出力特性(RF−AGCアンプ32のゲイン制御特性)ならびにアンテナ制御出力特性(アンテナのゲイン制御特性)を示す図である。
【0052】
次に、実施の形態3の受信システムの動作について説明する。デジタル処理部5のAGC検出回路63でアンテナ,RF−AGC制御信号およびIF−AGC制御信号ならびにアンテナゲイン制御信号を生成するまでの動作は、上記実施の形態1と同様であり、その説明を省略する。
【0053】
CPU6は、希望する受信周波数に応じてアンテナゲインが最適になる周波数同調制御信号のデジタル値をレジスタ68に設定する。
【0054】
AGC検出回路63で生成されたアンテナゲイン制御信号は、制御信号可変処理ブロック69で固定の定数またはCPU6によって設定された定数またはレジスタ68の設定値に連動した定数を乗算されて受信電力に対する傾きが可変され、加算器70でレジスタ68に設定された周波数同調制御信号のデジタル値と加算される。
【0055】
加算器70から出力された周波数同調制御信号とアンテナゲイン制御信号の合成制御信号は、DAコンバータ54でアナログ信号に変換され、アンテナの整合回路2に供給される。
【0056】
アンテナの整合回路2は、上記合成制御信号によって制御される。図8に示すように、受信電力が大きいアンテナ制御領域では、RF−AGC制御出力およびIF−AGC制御出力は固定され、アンテナ制御出力のみによってアンテナのゲインのみが調整される。
【0057】
IF−AGC領域およびRF−AGC領域において固定されたアンテナ制御出力であってアンテナ制御領域においての制御開始のアンテナ制御出力(アンテナのゲインを最大ゲインにするアンテナ制御出力)は、受信チャネルに応じてCPU6がレジスタ68に設定する周波数同調制御信号のデジタル値によって決定され、アンテナ制御領域においてのアンテナ制御出力は、制御信号可変処理ブロック69によってその傾きが可変制御される。
【0058】
以上のように実施の形態3によれば、デジタル信号処理部5において周波数同調制御信号とアンテナゲイン制御信号を加算することにより、アナログ回路を増加させずに、上記実施の形態1と同様の効果を得ることができるとともに、希望する受信周波数ごとに最適な制御をすることができる。
【0059】
実施の形態4.
以下に説明する本発明の実施の形態4では、デジタル信号に変換された受信信号の電力または振幅情報をもとにアンテナゲイン制御信号を生成し、このアンテナゲイン制御信号を同調制御部のCPUにおいて周波数同調制御信号に加算し、このデジタル信号の合成制御信号をアナログ信号に変換してアンテナの整合回路に供給することにより、アンテナのゲインを制御する。
【0060】
図9は実施の形態4の受信システムを示すブロック図であり、図7のものと同様または相当するものには同じ符号を付してある。この実施の形態4の受信システムは、図7の上記実施の形態3の受信システムにおいて、デジタル信号処理部5にレジスタ68、ブロック69、および加算器70を設けずに、CPU6によってAGC検出回路63を監視し、CPU6からの制御信号のみをアンテナの整合回路2に供給するものである。
【0061】
次に、実施の形態4の受信システムの動作について説明する。なお、上記実施の形態3と同様の動作についてはその説明を省略する。
【0062】
CPU6は、AGC検出回路63で検出される受信信号の電力または振幅情報を定期的に監視する。これは、図8の受信電力を監視していることを示す。
【0063】
CPU6は、監視している受信電力がある所定の閾値未満のときには、周波数同調制御信号をアンテナの整合回路2に供給している。
そして、監視している受信電力が上記閾値以上になると、それまでアンテナの整合回路2に供給していた周波数同調制御信号に、アンテナゲイン制御信号を内部演算で加算し、この周波数同調制御信号とアンテナゲイン制御信号の合成制御信号をアンテナの整合回路2に供給し、アンテナのゲインを調整する。
【0064】
以上のように実施の形態4によれば、同調制御部のCPUにおいて周波数同調制御信号とアンテナゲイン制御信号を加算することにより、アナログ回路を増加させずに、上記実施の形態1と同様の効果を得ることができるとともに、希望する受信周波数ごとに最適な制御をすることができる。
【0065】
また、高速な応答性能は実現できないが、アンテナのゲインを広い受信電力範囲で平均的に制御することができるので、RF−AGCアンプ32のゲインを制御する受信電力範囲を狭くすることができる。
【0066】
実施の形態5.
以下に説明する本発明の実施の形態5では、デジタル信号に変換された受信信号の電力または振幅情報をもとにアンテナゲイン制御信号を生成し、このアンテナゲイン制御信号を受信周波数に応じて線形処理または非線形処理を施して、周波数同調制御信号に加算し、この合成制御信号をアンテナの整合回路に供給することにより、アンテナのゲインを制御する。
【0067】
図10は本発明の実施の形態5の受信システムを示すブロック図であり、図7のものと同様または相当するものには同じ符号を付してある。この実施の形態5の受信システムにおいて、デジタル信号処理部5は、ADコンバータ51と、デジタル復調処理部52と、AGC検出回路63と、DAコンバータ54と、レジスタ68と、制御信号生成ブロック71と、加算器70とを有する。
【0068】
図11は制御信号生成ブロック71の構成例を示すブロック図である。図11において、制御信号生成ブロック71は、極性反転制御回路72と、乗算器73と、加算器74と、非線形ROM75と、スイッチ76と、レジスタ77とを有する。
【0069】
極性反転制御回路72は、入力信号(AGC検出回路63からのアンテナゲイン制御信号)の極性を反転させまたはそのまま乗算器73に出力する。乗算器73は、極性反転制御回路72からのアンテナゲイン制御信号の定数を乗算して、その傾きを変える。加算器74は、乗算器73からのアンテナ制御信号にオフセットを加算して、スイッチ76に出力する。非線形ROM75は入力信号(AGC検出回路63からのアンテナゲイン制御信号)に非線形の処理を施して、スイッチ76に出力する。
【0070】
図12は制御信号生成ブロック71の入出力特性を示す図である。また、図13はアンテナの同調周波数特性およびゲイン制御範囲を示す図である。
【0071】
次に、実施の形態5の受信システムの動作について説明する。なお、上記実施の形態3と同様の動作についてはその説明を省略する。
【0072】
AGC検出回路63で生成されたアンテナゲイン制御信号は、制御信号生成ブロック71に入力される。制御信号生成ブロック71のレジスタ77には、CPU6によって希望の受信周波数に応じたデジタル値(入力極性を反転させるか否かのフラグ、乗算定数、加算オフセット、スイッチ制御フラグ)が設定される。
【0073】
極性反転制御回路72では、レジスタ77の設定値に従って、入力されたアンテナゲイン制御信号の極性を反転してまたはそのまま出力する。また、乗算器72では、レジスタ77の設定値に従って、極性反転制御回路72からのアンテナゲイン制御信号に定数を乗算し、その傾きを変えることができる。また、加算器74では、レジスタ77の設定値に従って、乗算器72からのアンテナゲイン制御信号にオフセットを加算することができる。これらの処理により、AGC検出回路63から入力されたアンテナゲイン制御信号に様々な線形処理を施すことができる。
【0074】
また、非線形ROM75を使用することにより、AGC検出回路63から入力されたアンテナゲイン制御信号に非線形処理を施し、非線形のカーブを有するアンテナゲイン制御信号を生成することができる。
【0075】
線形処理されたアンテナゲイン制御信号と非線形処理されたアンテナゲイン制御信号のいずれかが、スイッチ76によってレジスタ77の設定値に従って選択されて、加算器70に出力される。
【0076】
この制御信号生成ブロック71から出力されたアンテナゲイン制御信号は、加算器70で、CPU6によってレジスタ68に設定された周波数同調制御信号のデジタル値と加算され、この合成制御信号がアンテナの整合回路2に供給される。
【0077】
このようにアンテナの整合回路2に供給される合成制御信号の具体的な例を、図12および図13を用いて説明する。例えば、制御生成ブロック71で線形処理を施された場合、図12に示すAラインまたはCラインのような制御特性となる。また、制御生成ブロック71で非線形の処理を施された場合、図12に示すBラインのような制御特性となる。なお、BラインはAラインに非線形の処理を施したものと考えることができるが、Cラインに非線形の処理を施すことも可能である。
【0078】
図12のCラインのような特性が必要な例として、例えば図13のような場合がある。図13に示すように、希望する受信周波数よりも高い隣接周波数に強大な妨害または異なる信号が存在する場合には、アンテナの整合回路2の周波数を高く制御してゲインを制御すると妨害を受けることになるが、低いほうに制御すればアンテナで妨害の入力を除去することができる。このような場合には図12のCラインのような制御特性で制御すれば、妨害を抑えつつアンテナのゲインを調整することが可能である。
【0079】
以上のように実施の形態5によれば、アンテナゲイン制御信号に受信周波数に応じて線形処理または非線形処理を施すことにより、希望する受信周波数ごとに最適なアンテナゲイン制御特性を自由に設定することができ、受信性能の改善および受信妨害の排除ができる。
【0080】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、受信信号レベルを最適値に調整でき、かつ高周波回路のゲイン調整アンプまたはアッテネータを削減できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の受信システムを示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態1においての受信電力に対するRF−AGC制御出力特性およびRF−AGC制御出力特性ならびにアンテナ制御出力特性ゲイン制御出力特性を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態1においてのアンテナの同調周波数特性およびゲイン制御範囲を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態1においての可変量ダイオードの印加電圧に対するアンテナの同調周波数特性を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態2の受信システムを示すブロック図である。
【図6】本発明の実施の形態2においてのコンパレータの入力電圧に対するRF−AGC制御出力特性およびアンテナ制御出力特性を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態3の受信システムを示すブロック図である。
【図8】本発明の実施の形態3においての受信電力に対するゲイン制御特性図である。
【図9】本発明の実施の形態4の受信システムを示すブロック図である。
【図10】本発明の実施の形態5の受信システムを示すブロック図である。
【図11】本発明の実施の形態5においての制御信号生成ブロックの構成例を示すブロック図である。
【図12】本発明の実施の形態5においての制御信号生成ブロックの入出力特性を示す図である。
【図13】本発明の実施の形態5においてのアンテナの同調周波数特性およびゲイン制御範囲を示す図である。
【符号の説明】
1 アンテナ本体、 2 整合回路、 22 可変容量ダイオード、 23 抵抗、 24 コンデンサ、 3 高周波回路、 31 RFアンプ、 32 RF−AGCアンプ、 33 広帯域バンドパスフィルタ、 34 RF周波数変換機、 35 IFアンプ、 36 SAWフィルタ、 37 IF−AGCアンプ、 38 IF周波数変換機、 39 ローパスフィルタ、 5 デジタル信号処理部、 51 ADコンバータ、 52 デジタル復調処理部、 54DAコンバータ、 6 CPU、 61 DAコンバータ、 63 AGC検出回路、 65 加算器、 66 帯域内電力検出器、 67 コンパレータ、68 レジスタ、 69 制御信号可変ブロック、 70 加算器、 71 制御信号生成ブロック、 72 極性反転制御回路、 73 乗算器、 74 加算器、 75 非線形ROM、 76 スイッチ、 77 レジスタ。

Claims (6)

  1. 整合回路によって周波数同調が調整可能なアンテナと、
    上記アンテナで受信された高周波信号を増幅および周波数変換する高周波回路と、
    上記高周波回路から出力されたアナログ受信信号をデジタル信号に変換し、信号処理するデジタル処理部と、
    同調制御信号を上記整合回路に供給して上記アンテナの周波数同調を制御する同調制御部と
    を備えた受信システムにおいて、
    受信信号の電力または振幅情報をもとにアンテナのゲイン制御信号を生成し、このゲイン制御信号を上記同調制御信号に加算することを特徴とする受信システム。
  2. 上記デジタル処理部でデジタル信号に変換された受信信号の電力または振幅情報をもとに上記ゲイン制御信号を生成することを特徴とする請求項1記載の受信システム。
  3. 上記高周波回路において広帯域IF信号に周波数変換されたアナログ受信信号の電力または振幅情報をもとにアナログ信号の上記ゲイン制御信号を生成することを特徴とする請求項1記載の受信システム。
  4. 上記デジタル処理部でデジタル信号に変換された受信信号の電力または振幅情報をもとに上記ゲイン制御信号を生成し、このゲイン制御信号を上記信号処理部において上記同調制御信号に加算することを特徴とする請求項1記載の受信システム。
  5. 上記デジタル処理部でデジタル信号に変換された受信信号の電力または振幅情報をもとに上記ゲイン制御信号を生成し、このゲイン制御信号を上記同調制御部において上記同調制御信号に加算することを特徴とする請求項1記載の受信システム。
  6. 上記デジタル処理部でデジタル信号に変換された受信信号の電力または振幅情報をもとに上記ゲイン制御信号を生成し、このゲイン制御信号に受信周波数に応じて線形処理または非線形処理を施して、上記同調制御信号に加算することを特徴とする請求項1記載の受信システム。
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