JP2004361744A - 実体顕微鏡用同軸落射照明装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】2つの照明用ファイバ10a、10bの各出射端と半透明鏡20との間に各ポラライザ40、41を設け、半透明鏡20と対物レンズ7との間に各アナライザ35を設け、かつ1/4波長板38を枠体30に装着して回転可能に設け、この1/4波長板38を回転させることによりその光軸方向を変化させて簡易偏光観察と同軸落射照明観察との選択を容易に行う。
【選択図】 図5
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、同軸落射照明観察及び簡易偏光観察を行う実体顕微鏡に対して着脱可能な実体顕微鏡用同軸落射照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、実体顕微鏡は、例えば反射率の高い半導体の検査や偏光観察の必要な液晶ディスプレイの検査等を行う種々の検査装置に取り付けて使用されている。これら検査に実体顕微鏡を使用する場合、実体顕微鏡において照明光軸と観察光軸とが一致していないと観察系に入射する光量が激減して観察不能になってしまう。これにより、このような検査を行う場合には、実体顕微鏡に対して専ら同軸落射照明装置が用いられている。
【0003】
このような同軸落射照明装置としては、例えば特許文献1及び2に記載された技術がある。特許文献1は、鏡体の内部に半透明鏡を内蔵して同軸落射照明専用鏡体とすることを記載する。特許文献2は、対物レンズの先端に同軸落射照明装置を着脱可能に取り付けることで、同軸落射照明を可能にすることを記載する。
【0004】
【特許文献1】
実用新案登録第2527158号公報
【0005】
【特許文献2】
特公昭63−10408号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献2は、簡易偏光観察を可能にする構成でない。又、特許文献1は、同軸落射照明観察及び簡易偏光観察を実現しているが、特別な光学系を要する。このため、現有の実体顕微鏡を用いて簡易偏光観察を行うことは不可能であり、新たに専用の実体顕微鏡を必要とする。
【0007】
そこで本発明は、既存の実体顕微鏡に着脱可能で、かつ同軸落射照明観察及び簡易偏光観察を選択的できる実体顕微鏡用同軸落射照明装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、試料位置で互いに一致する内向角を有する一対の観察光軸上に配置された一対の対物レンズを有する実体顕微鏡において、対物レンズと試料との間の観察光軸上に配置された半透明鏡と、試料側から観察光軸を通り半透明鏡で反射する内向角を有する一対の照明光軸上に配置され、試料を照明する各照明光を出力する一対の光源と、光源と半透明鏡との間の照明光軸上に配置されたポラライザと、半透明鏡と対物レンズとの間の観察光軸上に配置されたアナライザと、半透明鏡と試料との間の観察光軸上に回転可能に配置された波長板とを具備した実体顕微鏡用同軸落射照明装置である。
【0009】
本発明は、対物レンズの先端部に対して筐体を装着自在に設け、筐体に半透明鏡とポラライザとアナライザと波長板とを設けることが好ましい。
【0010】
本発明は、ポラライザを照明光軸上に配置又はアナライザを観察光軸上に配置のいずれか一方又は両方であることが好ましい。
【0011】
本発明は、ポラライザ又はアナライザのいずれか一方又は両方を筐体内に挿脱する挿脱機構を備えることが好ましい。
【0012】
本発明は、ポラライザ又はアナライザのいずれか一方又は両方を筐体内において回転する回転機構を備えることが好ましい。
【0013】
本発明は、アナライザを筐体内に対して挿脱可能かつ回転可能に設けた挿脱回転機構を備えたことが好ましい。
【0014】
本発明におけるポラライザは、一対の照明光軸を法線にもつ平面において、照明光軸を含む平面に平行な直線成分を、内向角分だけ傾けた直線成分の方向を主軸とすることが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0016】
図1は実体顕微鏡用同軸落射照明装置を用いたグリノー型実体顕微鏡の全体構成図である。ステージ1上には、試料2が載置される。このステージ1上には、架台3が立設している。この架台3には、顕微鏡鏡体4が支持アーム5を介して上下移動可能に設けられている。支持アーム5の上下移動は、作業者による焦準ハンドル6の操作により行なわれる。
【0017】
顕微鏡鏡体4の下部には、対物レンズ7が取り付けられると共に、上部に接眼レンズ8が取り付けられている。対物レンズ7の先端部には、実体顕微鏡用の同軸落射照明装置9が取り付けられている。この同軸落射照明装置9には、2つの照明用光ファイバ10a、10bを介して光源11が接続されている。
【0018】
同軸落射照明装置9は、光源11から各照明用光ファイバ10a、10bを伝送してきた照明光を、偏向素子として例えば半透明鏡20により反射し、ステージ1上に載置された試料2に対して同軸落射照明を行う。
【0019】
作業者は、焦準ハンドル6を操作し、試料2にピントを合わせ、試料2からの観察光を接眼レンズ8により観察できる。
【0020】
図2乃至図4は同軸落射照明装置9の原理図であり、図2は正面図、図3は側面図、図4は上面図を示す。2つの観察光軸m1、m2は、グリノー型実体顕微鏡の左右2つの観察光軸m1、m2と合致している。これら観察光軸m1、m2は、例えば内向角2θ=10°(θ=5°)を持ってステージ1上に載置される試料2の面で合致する。
【0021】
半透明鏡20は、2つの観察光軸m1、m2の二等分線Pを中心にこれら観察光軸m1、m2を含む平面を90°回転させた平面に対して垂直に交差し、かつ各観察光軸m1、m2を含む平面に対して45°を成すように配置される。
【0022】
2つのコンデンサレンズ21、22と2つの照明用ファイバ10a、10bの各端部とは、2つの観察光軸m1、m2が試料2側から半透明鏡20に反射したそれぞれ2つの照明光軸n1、n2上に配置されている。
【0023】
2つの照明光軸n1、n2を含む平面は、2つの観察光軸m1、m2を含む平面に対して垂直で、かつ試料2の面と平行である。これら照明光軸n1、n2は、図4に示すように半透明鏡20に対して例えば内向角2θ=10°(θ=5°)の傾きを有している。
【0024】
このような構成であれば、2つの照明用ファイバ10a、10bから出射された各照明光は、各コンデンサレンズ21、22により、各照明光軸n1、n2に沿って進み、半透明鏡20で反射され、さらに各観察光軸m1、m2に沿って進んで試料2に照射される。これにより、試料2は、同軸落射照明される。
【0025】
試料2からの観察光は、2つの観察光軸m1、m2に沿って進み、半透明鏡20を透過した後、実体顕微鏡の対物レンズ7(なお、図2に示すように実際には一対の対物レンズ7−1、7−2が設けられている)に導かれる。
【0026】
図5及び図6は簡易偏光観察可能な同軸落射照明装置9の構成図であって、図5は側断面図、図6は底面側の断面図を示す。
【0027】
筐体である枠体30には、同軸落射照明装置9を実体顕微鏡の対物レンズ7の先端部7aに取り付けるための実体顕微鏡取り付け部31及び当て付け面32が設けられている。同軸落射照明装置9は、当て付け面32を対物レンズ7の先端部7aの端面に当て付け、当て付け面32と枠体30の上面との間で、例えばクランプビス33を用いて着脱自在に取り付けられる。
【0028】
枠体30には、2つの観察光軸m1、m2を含む平面に対して垂直にアナライザ取り付け面34が設けられている。このアナライザ取り付け面34には、アナライザ35が設けられている。このアナライザ35は、アナライザ取り付け面34に対して接着、若しくは不図示の板バネ等により固定される。この固定の際にアナライザ35は、その主軸を2つの観察光軸m1、m2を含む平面の法線方向を振動方向(AN矢印方向)とするように取り付けられる。
【0029】
半透明鏡20は、アナライザ35と試料2の間でかつ各観察光軸m1、m2と各照明光軸n1、n2との交点に配置されている。この半透明鏡20は、各照明光軸n1、n2に対して角度45°を成すように枠体30の半透明鏡取り付け面36に対して接着若しくは不図示の板バネ等によって固定されている。
【0030】
枠体30の下部には、ネジ部37が設けられている。1/4波長板38の外周縁には、ネジ部39が設けられている。この1/4波長板38は、枠体30の下部のネジ部37に対して着脱自在に取り付けられている。この1/4波長板38は、円周方向に自由に回転できる。
【0031】
この1/4波長板38は、回転することにより偏光状態を変える。これにより、簡易偏光観察と同軸落射照明観察とを選択可能にしている。
【0032】
2つの照明光軸n1、n2上には、半透明鏡20と2つの照明用ファイバ10a、10bの間に2つのポラライザ40、41が配される。これらポラライザ40、41は、枠体30に設けられた各ポラライザ取り付け部42、43に対して接着等により固定されている。
【0033】
このとき、アナライザ35に対して各ポラライザ40、41がそれぞれ互いにクロスニコルの関係となるよう設けられる。
【0034】
2つのコンデンサレンズ21、22は、各ポラライザ40、41と各照明用ファイバ10a、10bの間でかつ各照明光軸n1、n2上に設けられている。これらコンデンサレンズ21、22は、枠体30に設けられた各コンデンサレンズ取り付け部44、45に接着などにより固定されている。
【0035】
枠体30の各照明光軸n1、n2上には、各コンデンサレンズ21、22に対し、半透明鏡20と反対側に各ファイバ挿入部46、47が設けられている。これらファイバ挿入部46、47には、光源11からの照明光を導くための各照明用ファイバ10a、10bの端部が各ファイバ突き当て部48、49まで挿入されて、各ビス50、51により枠体30に対してそれぞれ固定されている。
【0036】
なお、上述した実施の形態では、半透明鏡20を、各観察光軸m1、m2を含む平面に対して45°の角度を成すように配置しているが、これに限られるものでなく、各観察光軸m1、m2を含む平面に対して45°よりも図7(a)に示すように鋭角、或いは同図(b)に示すように鈍角に配置してもよい。
【0037】
詳述すれば、図7(a)に示すように各観察光軸m1、m2を含む平面に対して45°よりも鋭角になる例では、試料2側から半透明鏡20に反射したそれぞれ2つの照明光軸n1、n2上に各コンデンサレンズ21、22と各照明用ファイバ10a、10bとを配置する。
【0038】
図7(b)に示すように各観察光軸m1、m2を含む平面に対して45°よりも鈍角になる例では、試料2側から半透明鏡20に反射したそれぞれ2つの照明光軸n1、n2上に各コンデンサレンズ21、22と各照明用ファイバ10a、10bとを配置する。
【0039】
又、各コンデンサレンズ21、22及び各照明用ファイバ10a、10bは、各照明光軸n1、n2上に半透明鏡又はミラー等を配置し、他の照明光軸より照明光を各照明光軸n1、n2に導いてもよい。
【0040】
なお、各照明用ファイバ10a、10bは、2つの光源11、11からそれぞれ光を導くタイプのものでもよいし、光源1が2つでファイバの束を途中で2つに分割したものを使用してもよい。
【0041】
次に、上記の如く構成された装置の動作について説明する。
【0042】
実体顕微鏡の対物レンズ7の先端部7aには、図5に示すように実体顕微鏡取り付け部31が嵌装され、クランプビス33を用いて固定される。又、1/4波長板38が枠体30に装着される。
【0043】
2つの照明用ファイバ10a、10bからそれぞれ照明光が出射されると、これら照明光は、各コンデンサレンズ21、22により集光されて各照明光軸n1、n2に沿って進む。
【0044】
これら照明光は、ポラライザ41及びポラライザ42を通過することにより、各ポラライザ41、42の主軸とそれぞれ平行の偏光成分のみを持つ光線となる。
【0045】
これら照明光は、半透明鏡20で反射され、各観察光軸m1、m2に沿って進み、1/4波長板38を通過し、試料2を照射する。これにより、試料2は、同軸落射照明される。
【0046】
試料2からの観察光は、再び各観察光軸m1、m2に沿って逆方向に進み、再度1/4波長板38を通過する。そして、観察光は、半透明鏡20、アナライザ35を通過し、実体顕微鏡の対物レンズ4に導かれて同軸落射観察が行われる。
【0047】
この状態において、枠体30に装着されている1/4波長板38を回転させてその光軸方向を変化させれば、簡易偏光観察、同軸落射照明観察を選択的に行うことができる。
【0048】
ここで、2つの照明光軸n1、n2は、内向角2θ=10°(θ=5°)を持っているので、各ポラライザ40、41によって抽出された偏光方向は、半透明鏡20で反射されるときそれぞれ回転する。
【0049】
ところが、本装置では、各ポラライザ40、41が独立して設けられているので、試料2からの観察光は、アナライザ35とクロスニコルの関係になるよう維持される。
【0050】
このように上記第1の実施の形態によれば、2つの照明用ファイバ10a、10bの各出射端と半透明鏡20との間に各ポラライザ40、41を設け、半透明鏡20と対物レンズ7との間に各アナライザ35を設け、かつ1/4波長板38を枠体30に装着して回転可能に設けたので、1/4波長板38を回転させることによりその光軸方向を変化させれば、簡易偏光観察と同軸落射照明観察との選択を容易に行うことができる。
【0051】
これは、内向角2θ=10°(θ=5°)を持つ2つの照明光軸n1、n2に対して各ポラライザ40、41の主軸方向を独立に設けたことによる。ここで、同主軸を持つ各ポラライザ40、41を用いた場合、偏向成分が回転するので、各アナライザ35に対して各観察光軸m1、m2の両方がクロスニコルになることはない。
【0052】
そして、同軸落射照明観察では、光束のケラレのない、低倍率から高倍率まで高精度な観察を実現できる。
【0053】
又、同装置は、実体顕微鏡の対物レンズ7の先端部7aに対して着脱可能なので、偏光観察を行うための特別な光学系を有する実体顕微鏡を必要とせず、手元にある実体顕微鏡に取り付けることで簡単に実現でき、経済的である。
【0054】
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、図1乃至図6と同一部分には同一符号を付してその詳しい説明は省略する。
【0055】
図8乃至図10は実体顕微鏡用同軸落射照明装置の構成図であって、図8は側断面図、図9は底面側の断面図、図10はポラライザ取り付け部の構成図である。
【0056】
枠体30における各照明光軸n1、n2上には、図10に示す挿脱機構を構成するスライダ60が挿脱可能に設けられている。このスライダ60には、各ポラライザ40、41が取り付けられている。これらポラライザ40、41は、スライダ60に設けられた各ポラライザ取り付け部61、62に接着等により装着されている。これらポラライザ40、41は、図9に示すように各照明光軸n1、n2に対して傾いて配置されるが、当該ポラライザ40、41の主軸の方向が変わらなければ問題ない。なお、各ポラライザ40、41は、スライダ60の各ポラライザ取り付け部61、62内において各照明光軸n1、n2に対して垂直配置可能である。
【0057】
スライダ60の側面には、当該スライダ60を枠体30に対して着脱するための軸部63が設けられている。スライダ60の下部には、各V溝64、65が設けられている。
【0058】
一方、枠体30には、2つの照明光軸n1、n2を含む平面に対して垂直方向でスライダ60と嵌合するようにスライダ挿入部66が設けられる。このスライダ挿入部66の下部には、例えばプランジャー67が取り付けられる。
【0059】
このプランジャー67は、スライダ60を挿脱したときに各V溝64、65以外のところで先端が縮んでスライダ60を通過させ、かつ各V溝64、65に対して落ち込んでクリックとして働く。なお、プランジャー67は不図示の板バネを用いた機構を使用してもよい。
【0060】
スライダ60を枠体30内に挿入してプランジャー67がV溝64にクリックされると、この状態において、各ポラライザ40、41は、それぞれ各照明光軸n1、n2上に位置し、かつ照明光をけらないようにスライダ60が配置される。このときの各ポラライザ40、41の主軸は、上記第1の実施の形態と同様である。
【0061】
一方、スライダ60を枠体30から引き抜いたときは、プランジャー67がV溝65に対してクリックが入る。この状態において、各ポラライザ40、41は、各照明光軸n1、n2上から退避され、かつスライダ60自身によって照明光がケラレることはない。
【0062】
なお、各ポラライザ40、41を各照明光軸n1、n2上に対して挿脱可能に構成したので、上記第1の実施の形態において同軸落射照明と簡易偏光観察との切り替えに用いていた1/4波長板38は不要となる。
【0063】
次に、上記の如く構成された装置の動作について説明する。
【0064】
スライダ60を軸部63を持って枠体30のスライダ取り付け部66内に挿入し、そして挿入位置をV溝64に対してプランジャー67が嵌る位置まで行うと、各ポラライザ40、41が各照明光軸n1、n2上に配置される。
【0065】
この状態において、各照明用ファイバ10a、10bから各照明光が出射されると、これら照明光は、各コンデンサレンズ21、22により集光され、各ポラライザ40、41を通過することで偏光される。これら照明光は、各照明光軸n1、n2に沿って進み、半透明鏡20で反射され、試料2に照明光が照射される。
【0066】
この試料2からの観察光は、再び各観察光軸m1、m2に沿って逆方向に進み、半透明鏡20を透過する。これら観察光は、アナライザ35により試料2の偏光成分のみが通され、実体顕微鏡の対物レンズ7に導かれ、簡易偏光観察が行われる。
【0067】
一方、V溝65に対してプランジャー67が嵌る位置まで軸部63を持ってスライダ60を引き抜くと、各ポラライザ40、41及びスライダ60は、各照明光軸n1、n2から退避する。
【0068】
これにより、各コンデンサレンズ21、22により集光された各照明光は、退避したスライダ60によってケラレることなく、各照明光軸n1、n2に沿って進む。そして、各照明光は、半透明鏡20で反射され、試料2に照射して同軸落射照明を行う。
【0069】
試料2からの観察光は、再び各観察光軸m1、m2に沿って逆方向に進み、半透明鏡20を透過し、アナライザ35を通過する。この観察光は、ポラライザ40、41を通していないので、実体顕微鏡の対物レンズ7に導かれ、同軸落射観察が行われる。
【0070】
このように上記第2の実施の形態によれば、各ポラライザ40、41をスライダ60に装着し、枠体30にスライダ挿入部66を設けたことにより、各ポラライザ40、41の挿脱を可能にしたので、このスライダ60の挿脱によって、簡易偏光観察と同軸落射照明観察とを選択的に行うことができる。これにより、上記第1の実施の形態では1/4波長板38を必要としたが、本実施の形態では、高価な1/4波長板38を不要とし、経済的である。そのうえ、1/4波長板38を必要としないので、上記第1の実施の形態1と比較して広い作動距離を確保できる。
【0071】
さらに、スライダ60の各V溝64、65とプランジャー67とによるクリック機構を設けたので、作業者が同軸落射照明観察と簡易偏光観察とを切り替える際、これら同軸落射照明観察と簡易偏光観察との認識がし易く操作性がよい。
【0072】
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、図1乃至図6と同一部分には同一符号を付してその詳しい説明は省略する。
【0073】
図11乃至図13は実体顕微鏡用同軸落射照明装置の構成図であって、図11は側断面図、図12は底面側の断面図、図13は図12におけるA矢視図である。
【0074】
枠体30における各照明光軸n1、n2上には、図12に示す回転機構としてのフレーム70が回転可能に設けられている。このフレーム70には、各ポラライザ40、41が設けられている。このフレーム70は、軸部71を中心に回転することにより各ポラライザ40、41を各照明光軸n1、n2に対して選択的に挿入又は回避する。なお、各ポラライザ40、41は、フレーム70に設けられた各ポラライザ取り付け部72、73に接着等により装着される。又、軸部71は、枠体30の各嵌合部74、75に嵌合している。
【0075】
軸部71の両端には、各ビス76、77により各ツマミ78、79が取り付けられている。又、フレーム70の側面には、V溝部80が設けられている。
【0076】
このフレーム70は、枠体30に形成されたたフレーム取り付け部81内に回転可能に設けられている。すなわち、フレーム70は、軸部71を中心に各照明用ファイバ10a、10bの設けられた方向に向って約90°程度回転しても(破線部)、フレーム70が枠体30と干渉しないように設けられている。
【0077】
枠体30の側面には、例えば各プランジャー82、83が取り付けられている。このうちプランジャー82の設けられる位置は次の通りである。プランジャー82は、フレーム70を軸部71の周りに各照明用ファイバ10a、10b側に約90°程度回転させて位置決めする。これにより、フレーム70は、照明光にケラレ等を生じさせない位置まで各ポラライザ40、41及びフレーム70自身を退避させるものとなる。そして、フレーム70の側面に設けられたV溝80内にプランジャー82の先端が入る。これにより、プランジャー82とV溝80とによるクリック機構が働き、フレーム70の回転が規制される。
【0078】
一方、プランジャー83は、各ポラライザ40、41を各照明光軸n1、n2上に位置するようにフレーム70を回転させたとき、フレーム70の側面に設けられたV溝80に嵌り、フレーム70の回転を規制する位置に設けられる。このとき、各ポラライザ40、41は、各照明光軸n1、n2上に位置し、各照明光をケラないような大きさに形成されている。なお、このときの各ポラライザ40、41の主軸は、上記第1の実施の形態で述べた向きと同様である。
【0079】
又、各コンデンサレンズ21、22、各照明用ファイバ10a、10bを取り付ける各コンデンサレンズ取り付け部44、45及び各ファイバ挿入部46、47を有する枠体30を別体で作製し、各コンデンサレンズ21、22、各照明用ファイバ10a、10bが各照明光軸n1、n2上に配置されるように、例えばビスにより枠体30に固定する。
【0080】
次に、上記の如く構成された装置の動作について説明する。
【0081】
各ツマミ78、79を軸部71の周りに各照明用ファイバ10a、10bの設けられた方向に約90°程度回転させると、フレーム70の側面に設けられたV溝80にプランジャー82の先端が嵌り、フレーム70が破線位置にて保持される。このとき、各照明光は、各コンデンサレンズ21、22を通った後、各ポラライザ40、41を通過せずに半透明鏡20に入り、同軸落射照明観察が行われる。
【0082】
一方、フレーム70が実線位置に位置するように各ツマミ78、79を回転させると、V溝80にプランジャー83の先端が嵌り、各ポラライザ40、41は、各照明光軸n1、n2上に配置される。これにより、作業者は、簡易偏光観察を行うことができる。
【0083】
このように上記第3の実施の形態によれば、枠体30内において各ポラライザ40、41を設けたフレーム70を、軸部71を中心に回転して、各ポラライザ40、41を各照明光軸n1、n2に対して選択的に挿入又は回避するので、各ポラライザ40、41への埃の付着等、汚れを回避できる。
【0084】
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。なお、図1乃至図6と同一部分には同一符号を付してその詳しい説明は省略する。
【0085】
図14及び図15は実体顕微鏡用同軸落射照明装置の構成図であって、図14は側断面図、図15は正面図である。
【0086】
本実施の形態は、上記第2の実施の形態においてアナライザ35を挿脱回転機構としての円形状のアナライザ用のスライダ90に取り付け、このスライダ90を枠体30に対して着脱及び回転可能に設けた。アナライザ35は、スライダ90に設けられたアナライザ取り付け部91に接着等により装着されている。
【0087】
スライダ90には、当該スライダ90の挿脱・回転操作の際に用いる軸部92が取り付けられる。この軸部92は、先端にネジ部が設けられており、スライダ外周部93に設けられた取り付け部94に対して着脱可能になっている。
【0088】
一方、枠体30には、スライダ外周部93と嵌合するようにスライダ嵌合部95が設けられている。又、図15に示すように同軸落射照明装置の正面には、スライダ90を嵌め込んだときに、スライダ外周部93が角度90°以上見えるような切欠き部96が設けられている。これは、スライダ嵌合部95にスライダ90を嵌め込み、切欠き部96より軸部92を挿入し、スライダ外周部93に設けられた取り付け部94に対して軸部92が取り付けられるようになっている。
【0089】
次に、上記の如く構成された装置の動作について説明する。
【0090】
スライダ60が枠体30内に挿入され、このスライダ60に装着されている各ポラライザ40、41を各照明光軸n1、n2上に配置する。
【0091】
スライダ90が枠体30のスライダ嵌合部95内に挿入して嵌め込み、スライダ90に装着されている各アナライザ35を各観察光軸m1、m2上に配置する。スライダ90をスライダ嵌合部95内に嵌め込んだとき、切欠き部96より軸部92を挿入し、スライダ外周部93に設けられた取り付け部94に対して軸部92が取り付けられる。
【0092】
これにより、軸部92を持って、アナライザ35は、角度90°以上回転することが可能になり、各ポラライザ40、41との関係がクロスニコルからパラニコルまでカバーされる。しかるに、偏光特性のある試料2に対してクロスニコル以外の部分についても簡易偏光観察することも可能である。
【0093】
一方、スライダ90を各観察光軸m1、m2上から退避させるか、若しくは各アナライザ35を回転させて各ポラライザ40、41とパラニコルの関係にする。若しくはスライダ60を各照明光軸n1、n2上から退避させる。これにより、同軸落射照明観察を行うことができる。
【0094】
もちろん、両者を各光軸上から退避させても、同軸落射照明観察を行うことができる。これらの場合、アナライザ35や各ポラライザ40、41を通すことで失われていた光量を損なうことなく観察可能となる。
【0095】
このように上記第4の実施の形態によれば、上記第2の実施の形態においてアナライザ35も挿脱可能にしたので、各照明光の光量を落とさずに同軸落射照明観察を行うことができる。又、アナライザ35を回転可能にしたので、偏光特性のある試料2に対してクロスニコルの関係以外の部分についても、簡易偏光観察することが可能であり、作業者が見たい像を選択して観察することが可能となる。
【0096】
なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。又、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
【0097】
例えば、第1の実施の形態において1/4波長板38を円周方向に回転させる機構は、1/4波長板38を例えば円板状の回転体に装着し、この回転体を枠体30に設けた回転用空間内で回転させてもよい。
【0098】
又、図8乃至図10に示すスライダ60の枠体30に対する挿脱は、枠体30の側面からでなく、下面若しくは上面から行うようにしてもよい。
【0099】
又、図11に示すスライダ60の軸部71は、フレーム取り付け部81内における各コンデンサレンズ21、22側に設けてもよいし、フレーム取り付け部81内の上部又は下部に設けてもよい。
【0100】
図14及び図15に示すアナライザ用のスライダ90の着脱は、図13に示すような回転機構に代えてもよい。
【0101】
又、上述した実施の形態では、アナライザを枠体中に設けるようにしているが、これら限らず、アナライザを別体に実体顕微鏡側に設けるようにしてもよく、例えば実体顕微鏡の対物レンズの先端部側面にアナライザ差込用スロットを形成したり、対物レンズの先端部にアナライザを貼り付けるための機構を形成してもよい。
【0102】
【発明の効果】
以上詳記したように本発明によれば、既存の実体顕微鏡に着脱可能で、かつ同軸落射照明観察及び簡易偏光観察を選択的できる実体顕微鏡用同軸落射照明装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる実体顕微鏡用同軸落射照明装置の第1の実施の形態を用いたグリノー型実体顕微鏡の全体構成図。
【図2】本発明に係わる実体顕微鏡用同軸落射照明装置の第1の実施の形態の原理を示す正面図。
【図3】同装置の側面図。
【図4】同装置の上面図。
【図5】本発明に係わる実体顕微鏡用同軸落射照明装置の第1の実施の形態の具体的な構成を示す側断面図。
【図6】同装置の底面側の断面図。
【図7】本発明に係わる実体顕微鏡用同軸落射照明装置の変形例を示す側面図。
【図8】本発明に係わる実体顕微鏡用同軸落射照明装置の第2の実施の形態の具体的な構成を示す側断面図。
【図9】同装置の底面側の断面図。
【図10】同装置のポラライザ取り付け部の構成図
【図11】本発明に係わる実体顕微鏡用同軸落射照明装置の第3の実施の形態の具体的な構成を示す側断面図。
【図12】同装置の底面側の断面図。
【図13】同装置におけるA矢視図。
【図14】本発明に係わる実体顕微鏡用同軸落射照明装置の第4の実施の形態の具体的な構成を示す側断面図。
【図15】同装置の正面図。
【符号の説明】
1:ステージ、2:試料、3:架台、4:顕微鏡鏡体、5:支持アーム、6:焦準ハンドル、7:対物レンズ、8:接眼レンズ、9:同軸落射照明装置、10a,10b:照明用光ファイバ、11:光源、20:半透明鏡、21,22:コンデンサレンズ、31:実体顕微鏡取り付け部、32:当て付け面、33:クランプビス、34:アナライザ取り付け面、35:アナライザ、37:ネジ部、38:1/4波長板、39:ネジ部、40,41:ポラライザ、42,43:ポラライザ取り付け部、44,45:コンデンサレンズ取り付け部、46,47:ファイバ挿入部、48,49:ファイバ突き当て部、50,51:ビス、60:スライダ、61,62:ポラライザ取り付け部、63:軸部、64,65:V溝、66:スライダ挿入部、67:プランジャー、70:フレーム、71:軸部、72,73:ポラライザ取り付け部、74,75:嵌合部、76,77:ビス、78,79:ツマミ、80:V溝部、81:フレーム取り付け部、82,83:プランジャー、90:スライダ、91:アナライザ取り付け部、92:軸部、93:スライダ外周部、94:取り付け部、95:スライダ嵌合部、96:切欠き部。
Claims (7)
- 試料位置で互いに一致する内向角を有する一対の観察光軸上に配置された一対の対物レンズを有する実体顕微鏡において、
前記対物レンズと前記試料との間の前記観察光軸上に配置された半透明鏡と、
前記試料側から前記観察光軸を通り前記半透明鏡で反射する内向角を有する一対の照明光軸上に配置され、前記試料を照明する各照明光を出力する一対の光源と、
前記光源と前記半透明鏡との間の前記照明光軸上に配置されたポラライザと、
前記半透明鏡と前記対物レンズとの間の前記観察光軸上に配置されたアナライザと、
前記半透明鏡と前記試料との間の前記観察光軸上に回転可能に配置された波長板と、
を具備したことを特徴とする実体顕微鏡用同軸落射照明装置。 - 前記対物レンズの先端部に対して筐体を装着自在に設け、前記筐体に前記半透明鏡と前記ポラライザと前記アナライザと前記波長板とを設けたことを特徴とする請求項1記載の実体顕微鏡用同軸落射照明装置。
- 前記ポラライザを前記照明光軸上に配置又は前記アナライザを前記観察光軸上に配置のいずれか一方又は両方であることを特徴とする請求項1記載の実体顕微鏡用同軸落射照明装置。
- 前記ポラライザ又は前記アナライザのいずれか一方又は両方を前記筐体内に挿脱する挿脱機構を備えたことを特徴とする請求項2記載の実体顕微鏡用同軸落射照明装置。
- 前記ポラライザ又は前記アナライザのいずれか一方又は両方を前記筐体内において回転する回転機構を備えたことを特徴とする請求項2記載の実体顕微鏡用同軸落射照明装置。
- 前記アナライザを前記筐体内に対して挿脱可能かつ回転可能に設けた挿脱回転機構を備えたことを特徴とする請求項2記載の実体顕微鏡用同軸落射照明装置。
- 前記ポラライザは、前記一対の照明光軸を法線にもつ平面において、前記照明光軸を含む平面に平行な直線成分を、前記内向角分だけ傾けた直線成分の方向を主軸とすることを特徴とする請求項1記載の実体顕微鏡用同軸落射照明装置。
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