JP2004361580A - ベルト状部材の潤滑装置及びこれを用いた定着装置 - Google Patents

ベルト状部材の潤滑装置及びこれを用いた定着装置 Download PDF

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Takeshi Fukuda
福田  剛士
Shigeru Watanabe
茂 渡邊
Yasutaka Goto
康孝 後藤
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Abstract

【解決課題】潤滑剤塗布部材の特性を適切に規定することによって、潤滑剤の塗布不足による定着ベルトや圧接部材の劣化が促進されたり、潤滑剤の塗布過多による潤滑剤漏れなどが発生するのを防止することが可能な定着装置を提供することを課題とする。
【解決手段】回転自在に設けられるベルト状部材と、前記ベルト状部材の内面に液状潤滑剤を供給する液状潤滑剤供給部材とを備えたベルト状部材の潤滑装置において、前記液状潤滑剤供給部材は、耐熱性のフェルト部材からなり、当該耐熱性フェルト部材の密度が、550〜750g/mであるように構成して課題を解決した。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
この発明は、電子写真方式を適用したプリンタ、複写機、ファクシミリ等の画像形成装置に用いられるベルト状部材の潤滑装置及びこれを用いた定着装置に関し、特に、記録媒体上のトナー像を加熱定着する定着装置及び当該定着装置などに好適に使用されるベルト状部材の潤滑装置に関するものである。
【0002】
【特許文献1】特開平11−45018号公報
【特許文献2】特開2002−357968号公報
【0003】
【従来の技術】
従来、上記電子写真方式を適用したプリンタ、複写機、ファクシミリ等の画像形成装置に用いられる定着装置としては、内部に加熱源を有する加熱ロールに定着ベルトを圧接し、これら加熱ロールと定着ベルトとの間に形成されるニップ部に、未定着トナー像を担持した記録用紙を通過させることにより、未定着トナー像を熱及び圧力によって記録用紙上に定着させるように構成したものがある。
【0004】
かかる定着装置では、定着ベルトの内部に圧接部材を設けて、当該圧接部材によって定着ベルトを加熱ロールに圧接させるものであるため、定着ベルトと圧接部材との摩擦が過大であると、定着ベルトがスムーズに走行せず、定着不良や紙しわの原因となる。
【0005】
そこで、上記定着装置では、定着ベルト内面の潤滑を目的として、当該定着ベルトの内面に液体潤滑剤を塗布するように構成したものが、特開平11−45018号公報等に開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術の場合には、次のような問題点を有している。すなわち、上記特開平11−45018号公報に開示された定着装置の場合には、液体潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布部材の特性、例えば、塗布部材の密度や液体潤滑剤の含浸量などを規定しておらず、塗布部材の密度や、液体潤滑剤の含浸量、あるいは塗布部材によって定着ベルトに付与するテンションのバランスなどを適度に保持しないと、液体潤滑剤の塗布不足によって、定着ベルトや圧接部材の劣化が促進されたり、潤滑剤の塗布過多による潤滑剤漏れなどを発生させてしまうという問題点を有していた。
【0007】
また、液状潤滑剤の漏れ防止手段を設けた定着装置としては、例えば、特開2002−357968号公報等に開示されたものがあるが、漏れ防止手段を設けた場合でも、液体潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布部材の特性が、適切に規定されていないと、液体潤滑剤の塗布不足によって、定着ベルトや圧接部材の劣化が促進されたりする問題点を解決することができない。
【0008】
そこで、この発明は、上記従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、潤滑剤塗布部材の特性を適切に規定することによって、潤滑剤の塗布不足による定着ベルトや圧接部材の劣化が促進されたり、潤滑剤の塗布過多による潤滑剤漏れなどが発生するのを防止することが可能な定着装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、請求項1に記載された発明は、回転自在に設けられるベルト状部材と、前記ベルト状部材の内面に液状潤滑剤を供給する液状潤滑剤供給部材とを備えたベルト状部材の潤滑装置において、前記液状潤滑剤供給部材は、耐熱性のフェルト部材からなり、当該耐熱性フェルト部材の密度が、550〜750g/mであることを特徴とするベルト状部材の潤滑装置である。
【0010】
また、請求項2に記載された発明は、前記耐熱性フェルト部材に含浸する潤滑剤の量は、1〜3gであることを特徴とするベルト状部材の潤滑装置である。
【0011】
さらに、請求項3に記載された発明は、前記耐熱性フェルト部材は、ベルト状部材の内面に接触し、且つ当該ベルト状部材にテンションを与える位置に配置されていることを特徴とするベルト状部材の潤滑装置である。
【0012】
又、請求項4に記載された発明は、前記耐熱性フェルト部材によってテンションが付与されたベルト状部材の回転トルクは、0.1N・m以下であることを特徴とするベルト状部材の潤滑装置である。
【0013】
さらに、請求項5に記載された発明は、互いに圧接するように配設され、少なくとも一方がベルト状の部材からなる加熱部材及び加圧部材と、前記加熱部材及び加圧部材のうち、ベルト状に形成される部材の両端部を回転自在に支持するベルト支持部材と、前記ベルト状部材の内部に配設されて当該ベルト状部材を他方の部材の表面に圧接させる圧接部材と、前記ベルト状部材の内面に液状潤滑剤を供給する液状潤滑剤供給部材とを備え、前記加熱部材及び加圧部材の間に形成されるニップ部に、未定着トナー像を担持した記録媒体を通過させることにより定着を行なう定着装置において、前記液状潤滑剤供給部材は、耐熱性のフェルト部材からなり、当該耐熱性フェルト部材の密度が、550〜750g/mであることを特徴とする定着装置である。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0015】
実施の形態1
図2はこの発明の実施の形態1に係る定着装置を適用した画像形成装置としてのタンデム型のフルカラープリンタを示すものである。
なお、このタンデム型のフルカラープリンタは、小型のフルカラープリンタとしての特徴を有するものであり、しかも、フルカラーの画像を高い生産性(例えば、A4サイズで24枚/分)でプリントすることが可能となっている。
【0016】
図2において、01はタンデム型のフルカラープリンタの本体を示すものであ り、このプリンタ本体01の内部には、大別して、フルカラーの画像形成を行うプリントヘッドデバイス(Print Head Device )02と、このプリントヘッドデバイス02の像担持体としての4つの感光体ドラム11, 12, 13, 14に画像露光を施す露光装置としてのROS(Raster Output Scanner )03と、上記プリントヘッドデバイス02の各色の現像装置41, 42, 43, 44に対応する色のトナーを供給する4つのトナーボックス04Y,04M,04C,04K と、上記プリントヘッドデバイス02に記録媒体としての記録用紙Pを供給する給紙カセット05と、上記プリントヘッドデバイス02からトナー像が転写された記録用紙Pに対して、定着処理を施す定着装置70と、この定着装置70によって片面に画像が定着された記録用紙Pを、表裏を反転した状態で、再度プリントヘッドデバイス02の転写部へと搬送する両面用搬送経路07と、プリンタ本体01の外部から所望の記録用紙Pを給紙する手差し給紙手段08と、プリンタの動作を制御するコントローラ09と、画像信号に対して画像処理を施す画像処理回路や高圧電源回路等からなる電気回路10とが設けられている。なお、図2中、Tは画像が形成された記録用紙Pを排出する排出トイレを示すものであり、この排出トイレT は、プリンタ本体01の上部に一体的に配置されている。
【0017】
上記プリンタ本体01の内部に配設される種々の部材のうち、露光装置としてのROS03は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色に対応した画像データに基づいて点灯駆動される4つの半導体レーザや、これら4つの半導体レーザから出射される4本のレーザ光を、偏向走査するためのポリゴンミラーやf−θレンズ、あるいは複数枚の反射ミラーなどから構成されている。
【0018】
図3はこの発明の実施の形態1に係る定着装置を適用した画像形成装置としてのタンデム型フルカラープリンタのプリントヘッドデバイスを示すものである。尚、図3中の矢印は、各回転部材の回転方向を示している。
【0019】
このプリントヘッドデバイス02は、図3に示すように、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)用の各感光体ドラム(像担持体)1 1, 12, 13, 14 を有する画像形成ユニット1, 2, 3, 4と、これら感光体ドラム1 1,12, 13, 14に接触する一次帯電用の帯電ロール(接触型帯電装置)21, 22, 2 3,24と、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のレーザ光31, 32, 33, 34を照射するROS(露光装置)03(図2参照)と、上記感光体ドラム11, 12, 13, 14上に形成された静電潜像を、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナーで現像する現像装置41, 42, 43, 44と、上記4つの感光体ドラム11, 12, 13, 14のうちの2つの感光体ドラム11, 12に接触する第1の一次中間転写ドラム(中間転写体)51及び他の2つの感光体ドラム13, 14に接触する第2の一次中間転写ドラム(中間転写体)52と、上記第1、第2の一次中間転写ドラム51, 52に接触する二次中間転写ドラム(中間転写体)53と、この二次中間転写ドラム53に接触する最終転写ロール(転写部材)60とで、その主要部が構成されている。
【0020】
感光体ドラム11, 12, 13, 14は、共通の接平面M を有するように一定の間隔をおいて配置されている。また、第1の一次中間転写ドラム51及び第2の一次中間転写ドラム52は、各回転軸が該感光体ドラム11, 12, 13, 14軸に対し平行かつ所定の対称面を境界とした面対称の関係にあるように配置されている。さらに、二次中間転写ドラム53は、該感光体ドラム11, 12, 13, 14と回転軸が平行であるように配置されている。
【0021】
各色毎の画像情報に応じた信号は、電気回路10(図2参照)に配設された画像処理回路によりラスタライジングされてROS03に入力される。このROS03では、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のレーザ光31, 32, 33, 34が変調され、対応する色の感光体ドラム11, 12, 13, 14に照射される。
【0022】
上記各感光体ドラム11, 12, 13, 14の周囲では、周知の電子写真方式による各色毎の画像形成プロセスが行なわれる。まず、上記感光体ドラム11, 12, 13, 14としては、例えば、直径20mmのOPC感光体を用いた感光体ドラムが用いられ、これらの感光体ドラム11, 12, 13, 14は、例えば、151mm/secの回転速度(周速)で回転駆動される。なお、他の一次中間転写ドラム51,52 及び二次中間転写ドラム53も、同じく、151mm/secの回転速度(周速)で回転駆動される。上記感光体ドラム11, 12, 13, 14の表面は、図3に示すように、接触型帯電装置としての帯電ロール21, 22, 23, 24に、約−840VのDC電圧を印加することによって、例えば約−300V程度に帯電される。なお、上記接触型の帯電装置としては、ロールタイプのもの、フィルムタイプのもの、ブラシタイプのもの等が挙げられるが、どのタイプのものを用いても良い。この実施の形態では、近年、電子写真装置で一般に使用されている帯電ロールを採用している。また、感光体ドラム11, 12, 13, 14の表面を帯電させるために、この実施の形態では、DCのみ印加の帯電方式をとっているが、AC+DC印加の帯電方式を用いても良い。
【0023】
その後、感光体ドラム11, 12, 13, 14の表面には、露光装置としてのROS03によってイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色に対応したレーザ光31, 32, 33, 34が照射され、各色毎の入力画像情報に応じた静電潜像が形成される。感光体ドラム11, 12, 13, 14は、ROS03で静電潜像が書き込まれた際に、その画像露光部の表面電位は−60 V以下程度にまで除電される。
【0024】
また、上記感光体ドラム11, 12, 13, 14の表面に形成されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色に対応した静電潜像は、対応する色の現像装置41, 42, 43, 44によって現像され、感光体ドラム11, 12,13, 14 上にイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像として可視化される。
【0025】
この実施の形態では、現像装置41, 42, 43, 44として、磁気ブラシ接触型の二成分現像方式を採用しているが、この発明の適用範囲はこの現像方式に限定されるものではなく、非接触型の現像方式においてもこの発明を充分に適用することができることは勿論である。
【0026】
現像装置41, 42, 43, 44には、それぞれ色の異なったイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)色のトナーと、キャリアからなる現像剤が充填されている。これらの現像装置41, 42, 43, 44には、図2に示すよう に、対応する色のトナーボックス04Y,04M,04C,04K からトナーが補給されると、この補給されたトナーは、オーガー404 で充分にキャリアと攪拌されて摩擦帯電される。現像ロール401 の内部には、複数の磁極を所定の角度に配置したマグネットロール(不図示)が固定した状態で配置されている。この現像ロール401 に現像剤を搬送するパドル403 によって、当該現像ロール401 の表面近傍に搬送された現像剤は、現像剤量規制部材402 によって現像部に搬送される量が規制される。この実施の形態では、上記現像剤の量は、30〜50g/mであり、また、このとき現像ロール401 上に存在するトナーの帯電量は、概ね−20 〜35μC/g 程度である。
【0027】
上記現像ロール401 上に供給されたトナーは、マグネットロールの磁力によって、キャリアとトナーで構成された磁気ブラシ状となっており、この磁気ブラシが感光体ドラム11, 12, 13, 14と接触している。この現像ロール401 にAC+DCの現像バイアス電圧を印加して、現像ロール401 上のトナーを感光体ドラム11, 1 2, 13, 14 上に形成された静電潜像に現像することにより、トナー像が形成される。この実施の形態では、例えば、現像バイアス電圧のAC成分が4 kHz、1.5 kVppで、DC成分が−230V程度に設定されている。
【0028】
この実施の形態では、上記現像装置41, 42, 43, 44において、トナーとして略球形状のトナーである所謂”球形トナー”であって、その平均粒径が3〜10μm程度のものが使用され、例えば、ブラック色のトナーの平均粒径は8μm、カラートナーの平均粒径は7μmに設定される。
【0029】
次に、上記各感光体ドラム11, 12, 13, 14上に形成されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像は、第1の一次中間転写ドラム51及び第2の一次中間転写ドラム52上に、静電的に二次転写される。感光体ドラム11, 12上に形成されたイエロー(Y)およびマゼンタ(M)色のトナー像は、第1の一次中間転写ドラム51上に、感光体ドラム13, 14上に形成されたシアン(C)、ブラック(K)色のトナー像は、第2の一次中間転写ドラム52上に、それぞれ転写される。従って、第1の一次中間転写ドラム51上には、感光体ドラム11または12のどちらから転写された単色像と、感光体ドラム11及び12の両方から転写された2色のトナー像が重ね合わされた二重色像が形成されることになる。また、第2の一次中間転写ドラム52上にも、感光体ドラム13,14 から同様な単色像と二重色像が形成される。
【0030】
上記第1及び第2の一次中間転写ドラム51,52 上に感光体ドラム11,12,13,14 からトナー像を静電的に転写するために必要な表面電位は、+250〜500 V程度である。この表面電位は、トナーの帯電状態や雰囲気温度、湿度によって最適値に設定されることになる。この雰囲気温度や湿度は、雰囲気温度や湿度によって抵抗値が変化する特性を持った部材の抵抗値を検知することで簡易的に知ることが可能である。上述のように、トナーの帯電量が−20 〜35μC/g の範囲内にあ り、常温常湿環境下にある場合には、第1及び第2の一次中間転写ドラム51,52 の表面電位は、+380V程度が望ましい。
【0031】
この実施の形態で用いる第1、第2の一次中間転写ドラム51, 52は、例えば、外径が42mmに形成され、抵抗値は10Ω程度に設定される。第1、第2の一次中間転写ドラム51, 52は、単層、あるいは複数層からなる表面が可撓性、もしくは弾性を有する円筒状の回転体であり、一般的にはFeやAl等からなる金属製コアとしての金属パイプの上に、導電性シリコーンゴム等で代表される低抵抗弾性ゴム層(R=10〜10Ω)が、厚さ0.1 〜10mm程度に設けられている。更に、第1、第2の中間転写ドラム51, 52の最表面は、代表的にはフッ素樹脂微粒子を分散させたフッ素ゴムを厚さ3 〜100 μmの高離型層(R=10〜10Ω)として形成し、シランカップリング剤系の接着剤(プライマ)で接着されてい る。ここで重要なのは、抵抗値と表面の離型性であり、高離型層の抵抗値がR=10〜10Ω程度であり、高離型性を有する材料であれば、特に材料は限定されない。
【0032】
このように第1、第2の一次中間転写ドラム51, 52上に形成された単色又は二重色のトナー像は、二次中間転写ドラム53上に静電的に3次転写される。従っ て、二次中間転写ドラム53上には、単色像からイエロー(Y)、マゼンタ (M)、シアン(C)、ブラック(K)色の四重色像までの最終的なトナー像が形成されることになる。
【0033】
この二次中間転写ドラム53上へ第1及び第2の一次中間転写ドラム51,52 からトナー像を静電的に転写するために必要な表面電位は、+600〜1200V程度であ る。この表面電位は、感光体ドラム11, 12, 13, 14から第1の一次中間転写ドラム51及び第2の一次中間転写ドラム52へ転写するときと同様に、トナーの帯電状態や雰囲気温度、湿度によって最適値に設定されることになる。また、転写に必要なのは、第1及び第2の一次中間転写ドラム51,52 と二次中間転写ドラム53との間の電位差であるので、第1及び第2の一次中間転写ドラム51,52 の表面電位に応じた値に設定することが必要である。上述のように、トナーの帯電量が−20 〜35μC/g の範囲内にあり、常温常湿環境下であって、第1及び第2の一次中間転写ドラム51,52 の表面電位が+380V程度の場合には、二次中間転写ドラム53の表面電位は、+880V程度、つまり第1及び第2の一次中間転写ドラム51,52 と二次中間転写ドラム53との間の電位差は、+500V程度に設定することが望まし い。
【0034】
この実施の形態で用いる二次中間転写ドラム53は、例えば、外径が第1及び第2の一次中間転写ドラム51,52 と同じ42mmに形成され、抵抗値は1011Ω程度に設定される。また、上記二次中間転写ドラム53も第1、第2の一次中間転写ドラム51, 52と同様、単層、あるいは複数層からなる表面が可撓性、もしくは弾性を有する円筒状の回転体であり、一般的にはFeやAl等からなる金属製コアとしての金属パイプの上に、導電性シリコーンゴム等で代表される低抵抗弾性ゴム層(R=10〜10Ω)が、厚さ0.1 〜10mm程度に設けられている。更に、二次中間転写ドラム53の最表面は、代表的にはフッ素樹脂微粒子を分散させたフッ素ゴムを厚さ3 〜100 μmの高離型層として形成し、シランカップリング剤系の接着剤(プライマ)で接着されている。ここで、二次中間転写ドラム53の抵抗値 は、第1及び第2の一次中間転写ドラム51,52 よりも高く設定する必要がある。そうしないと、二次中間転写ドラム53が第1及び第2の一次中間転写ドラム51,52 を帯電してしまい、第1及び第2の一次中間転写ドラム51,52 の表面電位の制御が難しくなる。このような条件を満たす材料であれば、特に材料は限定されない。
【0035】
次に、上記二次中間転写ドラム53上に形成された単色像から四重色像までの最終的なトナー像は、最終転写ロール60によって、用紙搬送路を通る用紙Pに3次転写される。この用紙Pは、不図示の紙送り工程を経て用紙搬送ロール90を通過し、二次中間転写ドラム53と最終転写ロール60のニップ部に送り込まれる。この最終転写工程の後、用紙上に形成された最終的なトナー像は、定着装置70によって定着され、一連の画像形成プロセスが完了する。
【0036】
ところで、この実施の形態に係る定着装置は、内部に加熱源を有する加熱ロールと、無端ベルト状に形成された定着ベルトと、前記定着ベルトの両端部を回転自在に支持するベルト支持部材と、前記定着ベルトの内部に配設されて当該定着ベルトを加熱ロールの表面に圧接させる圧接部材と、前記定着ベルトの内面に液状潤滑剤を供給する液状潤滑剤供給部材とを備え、前記加熱ロールと定着ベルトの間に形成されるニップ部に、未定着トナー像を担持した記録媒体を通過させることにより定着を行なう定着装置において、前記液状潤滑剤供給部材は、耐熱性のフェルト部材からなり、当該耐熱性フェルト部材の密度が、550〜750g/mであるように構成されている。
【0037】
また、この実施の形態では、前記耐熱性フェルト部材に含浸する潤滑剤の量 は、1〜3gであるように構成されている。
【0038】
さらに、この実施の形態では、前記耐熱性フェルト部材は、ベルト状部材の内面に接触し、且つ当該ベルト状部材にテンションを与える位置に配置されてい る。
【0039】
又、この実施の形態では、前記耐熱性フェルト部材によってテンションが付与されたベルト状部材の回転トルクは、0.1N・m以下であるように構成されている。
【0040】
図4はこの実施の形態に係る定着装置の外観を示す斜視図、図5はこの実施の形態に係る定着装置を示す断面図である。なお、定着ベルト703 と圧接部材705 との間には、シート部材719 が介在されている。このシート部材719 の長さは、ニップヘッド部材709 とパッド部材710 の表面を覆える程度に設定されている。上記シート部材719 は、定着ベルト703 の内面と、ニップヘッド部材709 及びパッド部材710 との摺動性を高める目的で配置されている。
【0041】
この実施の形態に係る定着装置70は、図5に示すように、内部に加熱源701 を有する加熱ロール702 と、無端のベルト状部材としての定着ベルト703 と、前記定着ベルト703 が回転自在となるように当該定着ベルト703 の両端を支持するベルト支持部材704 と、前記定着ベルト703 の内部に配設され、前記加熱ロール702 の表面に定着ベルト703 を圧接させる圧接部材705 と、前記定着ベルト703 の内面にオイル等の液状潤滑剤を供給する液状潤滑剤供給部材としての耐熱性のフェルト部材706 とを備えるように構成されている。なお、図5中、750 は定着装置70の出口ロールを示している。
【0042】
上記加熱ロール702 は、鉄やステンレス等からなる薄肉円筒状の芯金と、当該芯金の表面に被覆されたシリコンゴム等からなる肉厚0.65mm程度の弾性層と、当該弾性層の表面の被覆されたPFA等からなる肉厚30μm程度の離型層とから構成されている。また、上記加熱ロール702 の内部には、加熱源として650Wのハロゲンランプ701 が配設されている。
【0043】
また、上記定着ベルト703 は、ポリイミド等の合成樹脂によって、外径が30mm、肉厚が110μmの無端ベルト状に形成されており、必要に応じて、表面にPFA等からなる離型層が設けられる。
【0044】
さらに、上記ベルト支持部材704 は、図6に示すように、圧接部材705 に一体的に組み付けられるように構成されている。
【0045】
この圧接部材705 は、図6及び図7に示すように、合成樹脂製のベルトハウジング707 と、当該ベルトハウジング707 に嵌合状態に装着される断面略コ字形状の金属製のベルトフレーム708 と、定着ベルト703 を加熱ロール702 に圧接させるためのニップヘッド部材709 と、当該ニップヘッド部材709 に装着されるパッド部材710 とから、主に構成されている。
【0046】
また、上記ベルト支持部材704 は、図6及び図7に示すように、ベルトフレーム708 の両端部に互いに平行に突設された嵌合部708aに嵌合された状態で、ベルトハウジング707 の両端部に装着されるようになっている。
【0047】
また、上記液状潤滑剤供給部材としての耐熱性のフェルト部材706 は、例え ば、ノーメックス(商品名)からなり、この耐熱性フェルト部材706 の密度は、550〜750g/mに設定されている。上記耐熱性フェルト部材706 の密度が550g/m未満である場合には、本発明者らの実験によれば、委当該フェルト部材706 の密度が低すぎて、オイルの保持能力が低く、比較的短い時間で、含浸されたオイルが多量に供給されてしまい、潤滑剤の漏れが発生したり、潤滑性を長期にわたって維持することができない。また、上記耐熱性フェルト部材706 の密度が750g/mを超えた場合には、本発明者らの実験によれば、当該フェルト部材706 の密度が高くすぎて、オイルの供給能力が不十分となり、定着ベルト703 や圧接部材705 の磨耗が促進される。
【0048】
さらに、上記フェルト部材706 には、粘度300csのアミノSiオイル等からなる液状潤滑剤としてのオイルが、1〜3.0gの範囲内で含浸されており、例えば、1.5〜1.8g程度含浸されている。
【0049】
また、上記フェルト部材706 は、図5及び図7に示すように、ベルトフレーム708 の背面側に接着等の手段によって固定した状態で取り付けられている。このフェルト部材706 は、図1に示すように、定着ベルト703 の内面に接触し、且つ当該定着ベルト703 にテンションを与える位置に配置されている。つまり、上記定着ベルト704 の両端部を回転自在に支持するベルトガイド部材704 は、変形前のフェルト部材706 を含んだ外周長が、定着ベルト703 の内周長よりも大きく設定されており、ベルトガイド部材704 の外周に定着ベルト703 を装着した状態 で、弾性変形したフェルト部材706 によって、定着ベルト703 にテンションを付与するように構成されている。
【0050】
また、上記の如く耐熱性フェルト部材706 の密度を550〜750g/mに設定し、且つオイルの含浸量を1〜3.0gの範囲内に設定することにより、定着ベルト703 の内面にオイルが適度に塗布され、当該耐熱性フェルト部材706 によってテンションが付与された定着ベルト703 の回転トルクは、0.1N・m以下となるように構成されている。
【0051】
さらに、上記圧接部材705 は、図8に示すように、ベルトガイド部材704 を介して、アーム部材717 に取り付けられており、このアーム部材717 は、コイルスプリング718 によって圧接部材705 を加熱ロール702 に所定の圧力で圧接させるように構成されている。なお、図7及び図8中、719 は定着ベルト703 と圧接部材705 との間に介在される合成樹脂製のフィルム状のシート部材を示しており、やはり、定着ベルト703 と圧接部材705 との間の摩擦を低減するものであるが、必ずしも設けなくとも良い。
【0052】
以上の構成において、この実施の形態に係る定着装置では、次のようにして、潤滑剤塗布部材の特性を適切に規定することによって、潤滑剤の塗布不足による定着ベルトや圧接部材の劣化が促進されたり、潤滑剤の塗布過多による潤滑剤漏れなどが発生するのを防止することが可能となっている。
【0053】
すなわち、この実施の形態に係る定着装置70では、図5に示すように、内部に加熱源701 を有する加熱ロール702 と、無端ベルト状に形成された定着ベルト703 と、前記定着ベルト703 が回転自在となるように当該定着ベルト703 の両端を支持するベルト支持部材704 と、前記定着ベルト703 の内部に配設され、前記加熱ロール702 の表面に定着ベルト703 を圧接させる圧接部材705 と、前記定着ベルト703 の内面にオイルを供給するフェルト部材706 とを備え、前記加熱ロール702 と定着ベルト703 の間に形成されるニップ部に、未定着トナー像を担持した記録媒体P を通過させることにより定着を行なうようになっている。なお、定着ベルト703 と圧接部材705 との間には、シート部材719 が介在されている。このシート部材719 の長さは、ニップヘッド部材709 とパッド部材710 の表面を覆える程度に設定されている。上記シート部材719 は、定着ベルト703 の内面と、ニップヘッド部材709 及びパッド部材710 との摺動性を高める目的で配置されている。
【0054】
その際、上記定着装置70では、加熱ロール702 に定着ベルト703 を圧接部材705 によって圧接させており、定着ベルト703 と圧接部材705 との摩擦を低減するために、定着ベルト703 の内面にフェルト部材706 によってオイル750 を塗布するように構成されている。
【0055】
そして、上記耐熱性フェルト部材706 の密度を550〜750g/mに設定し、且つオイルの含浸量を1〜3.0gの範囲内に設定することにより、定着ベルト703 の内面にオイルが適度に塗布され、当該耐熱性フェルト部材706 によってテンションが付与された定着ベルト703 の回転トルクは、0.1N・m以下となるように構成されている。
【0056】
そのため、上記定着装置70では、潤滑剤の塗布不足による定着ベルト703 や圧接部材705 の劣化が促進されたり、潤滑剤の塗布過多による潤滑剤漏れなどが発生するのを防止することが可能となっている。また、上記定着装置70では、潤滑剤の潤滑作用によって、定着ベルト703 がスムースに走行するため、記録用紙P に紙しわ等が発生することがないのは勿論のこと、プリントスピードの向上や、圧接部材705 の荷重をアップさせることができ、高画質のカラー画像を高い生産性で定着することが可能となる。
【0057】
【発明の効果】
以上述べたように、この発明によれば、潤滑剤塗布部材の特性を適切に規定することによって、潤滑剤の塗布不足による定着ベルトや圧接部材の劣化が促進されたり、潤滑剤の塗布過多による潤滑剤漏れなどが発生するのを防止することが可能な定着装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の実施の形態1に係る定着装置の要部を示す断面構成図である。
【図2】図2はこの発明の実施の形態1に係る定着装置を適用した画像形成装置を画像形成装置としてのタンデム型のフルカラープリンタを示す構成図である。
【図3】図3はこの発明の実施の形態1に係る定着装置を適用した画像形成装置を画像形成装置としてのタンデム型のフルカラープリンタの画像形成部を示す構成図である。
【図4】図4はこの発明の実施の形態1に係る定着装置を示す外観斜視図である。
【図5】図5はこの発明の実施の形態1に係る定着装置を示す断面構成図である。
【図6】図6はこの発明の実施の形態1に係る定着装置の加圧部材を示す外観斜視図である。
【図7】図7はこの発明の実施の形態1に係る定着装置の加圧部材を示す分解斜視図である。
【図8】図8はこの発明の実施の形態1に係る定着装置の加圧機構を示す構成図である。
【符号の説明】
70:定着装置、701:加熱源、702:加熱ロール、703:定着ベルト(ベルト状部材)、704:ベルト支持部材、706:フェルト部材。

Claims (5)

  1. 回転自在に設けられるベルト状部材と、前記ベルト状部材の内面に液状潤滑剤を供給する液状潤滑剤供給部材とを備えたベルト状部材の潤滑装置において、
    前記液状潤滑剤供給部材は、耐熱性のフェルト部材からなり、当該耐熱性フェルト部材の密度が、550〜750g/mであることを特徴とするベルト状部材の潤滑装置。
  2. 前記耐熱性フェルト部材に含浸する潤滑剤の量は、1〜3gであることを特徴とするベルト状部材の潤滑装置。
  3. 前記耐熱性フェルト部材は、ベルト状部材の内面に接触し、且つ当該ベルト状部材にテンションを与える位置に配置されていることを特徴とするベルト状部材の潤滑装置。
  4. 前記耐熱性フェルト部材によってテンションが付与されたベルト状部材の回転トルクは、0.1N・m以下であることを特徴とするベルト状部材の潤滑装置。
  5. 互いに圧接するように配設され、少なくとも一方がベルト状の部材からなる加熱部材及び加圧部材と、前記加熱部材及び加圧部材のうち、ベルト状に形成される部材の両端部を回転自在に支持するベルト支持部材と、前記ベルト状部材の内部に配設されて当該ベルト状部材を他方の部材の表面に圧接させる圧接部材と、前記ベルト状部材の内面に液状潤滑剤を供給する液状潤滑剤供給部材とを備え、前記加熱部材及び加圧部材の間に形成されるニップ部に、未定着トナー像を担持した記録媒体を通過させることにより定着を行なう定着装置において、
    前記液状潤滑剤供給部材は、耐熱性のフェルト部材からなり、当該耐熱性フェルト部材の密度が、550〜750g/mであることを特徴とする定着装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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