JP2004359251A - ヒンジキャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】開閉操作が容易なヒンジキャップにおいて,気密性を向上させ,また,錠剤を容器内に戻しやすくする。
【解決手段】粒状物を収納する容器5の開口部6に取付けられるヒンジキャップ1であって,キャップ天板部11の下面には,キャップ本体2を容器5の開口部6に取り付けた際に,容器5の開口部6の上面又は内周面に押圧接触する環状のシール手段21,23が一体的に形成され,蓋体天板部50の下面には,ヒンジキャップ1を閉じた際に孔20に挿入される蓋体支柱部55が一体的に形成され,蓋体支柱部55の外周面は,ヒンジキャップ1を閉じた際に孔20の内周面に押圧接触する。また,キャップ天板部11の上面において孔20の周りには,孔20に向って低くなる漏斗部25が形成され,かつ,キャップ天板部11の上面には,漏斗部25の外側を囲む環状壁26が形成されている。
【選択図】図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,例えば錠剤カプセル等の粒状物を収納する容器の開口部に取付けられるヒンジキャップに関する。
【0002】
【従来の技術】
錠剤あるいはカプセル等を収納する容器として,ガラス製あるいはプラスチック製の容器の開口部に,スクリューキャップを開閉自在に取り付けたものが知られている。そのようなスクリューキャップについて,本出願人は先に例えば特開平11−189280号を開示している。
【0003】
また最近では,開閉操作を片手でも容易にできるように,容器の開口部に取付けられるキャップ本体にヒンジを介して蓋体を開閉自在に取付けたヒンジキャップが採用されている。そのようなヒンジキャップについては,例えば実開平6−12381号が公知である。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−189280号公報
【特許文献2】
実開平6−12381号
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら,スクリューキャップは両手で開閉しなければならない。このため,開閉操作が面倒である。
【0006】
一方,ヒンジキャップは開閉操作は容易であるが気密性が劣るといった問題がある。特に糖衣錠などは,水分により表面が白斑しやすく,十分な気密性が必要であるが,そのような場合,従来のヒンジキャップは適さない。
【0007】
また,ヒンジキャップの場合,錠剤などの取出し口が小さいので,過剰な錠剤が出てしまった場合,容器内に錠剤を速やかに戻しにくい。このため,手のひらに錠剤を出した場合,過剰な錠剤を容器内に戻すのに時間がかかり,その間に手のひらから出た水分で表面が白斑する心配がある。
【0008】
本発明の目的は,開閉操作が容易なヒンジキャップにおいて,気密性を向上させ,また,錠剤を容器内に戻しやすくすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば,粒状物を収納する容器の開口部に取付けられるヒンジキャップであって,前記容器の開口部に取付けられるキャップ本体と,前記キャップ本体にヒンジを介して開閉自在に取付けられた蓋体を有し,前記キャップ本体は,前記容器の開口部の外周面を囲んで配置されるキャップ周壁部と,前記容器の開口部の上面を塞ぐキャップ天板部を有し,前記キャップ周壁部の内周面には,前記容器の開口部の外周面に形成されたねじ部と螺合するねじ部が形成され,前記キャップ天板部には,前記容器に収納された粒状物を通過させる孔が形成され,前記キャップ天板部の下面には,前記キャップ本体を前記容器の開口部に取り付けた際に,前記容器の開口部の上面及び/又は内周面に押圧接触する環状のシール手段が一体的に形成され,前記蓋体は,閉じた際に前記キャップ天板部の上方に平行に配置される蓋体天板部と,前記蓋体天板部の周囲下方に配置される蓋体周壁部を有し,前記蓋体天板部の下面には,閉じた際に前記孔に挿入される蓋体支柱部が一体的に形成され,前記蓋体支柱部の外周面は,閉じた際に前記孔の内周面に押圧接触することを特徴とする,ヒンジキャップが提供される。
【0010】
この場合,例えば,前記キャップ天板部の下面には,前記キャップ本体を前記容器の開口部に取り付けた際に,前記容器の開口部の上面に押圧接触する環状の肉厚部が一体的に形成されている。また例えば,前記キャップ天板部の下面には,前記キャップ本体を前記容器の開口部に取り付けた際に,前記容器の開口部に挿入される筒状のキャップ本体支柱部が一体的に形成され,前記キャップ本体支柱部の外周面には,前記キャップ本体を前記容器の開口部に取り付けた際に,前記容器の開口部の内周面に押圧接触する肉厚部の突起が一体的に形成されている。また例えば,前記蓋体天板部の下面において,前記蓋体支柱部の外側に配置されたストッパーが形成されている。また例えば,前記蓋体支柱部の外周面には,閉じた際に前記孔の内周面に押圧接触する環状のシール手段が一体的に形成されている。
【0011】
また本発明によれば,粒状物を収納する容器の開口部に取付けられるヒンジキャップであって,前記容器の開口部に取付けられるキャップ本体と,前記キャップ本体にヒンジを介して開閉自在に取付けられた蓋体を有し,前記キャップ本体は,前記容器の開口部の上面を塞ぐキャップ天板部を有し,前記キャップ天板部には,前記容器に収納された粒状物を通過させる孔が形成され,前記キャップ天板部の上面において前記孔の周りには,前記孔に向って低くなる漏斗部が形成され,かつ,前記キャップ天板部の上面には,前記漏斗部の外側を囲む環状壁が形成されていることを特徴とする,ヒンジキャップが提供される。
【0012】
例えば,前記キャップ天板部の下面には,前記孔から離れて配置されたガイド突起が,前記孔の一部もしくは全部を囲んで形成されている。また例えば,前記キャップ天板部の下面には,前記キャップ天板部の下面よりも下方に突出し,かつ,前記孔を跨いで配置されたUの字形状の邪魔棒が取り付けてある。また例えば,前記邪魔棒の底部上面には,上向きに突出する突起が設けてある。また例えば,前記キャップ天板部の下面において前記孔の近傍には,前記キャップ天板部から下方に突出する突起が形成されている。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下,本発明の好ましい実施の形態にかかるヒンジキャップ1を図面を参照にして説明する。
図1は,本発明の実施の形態にかかるヒンジキャップ1の開いた状態を示す平面図である。
図2は,本発明の実施の形態にかかるヒンジキャップ1を開いた状態を示す底面図である。
図3は,図1におけるX−X断面矢視図である。
図4は,右半分が図1におけるY−Y断面矢視図であり,左半分が同じ方向から見たキャップ本体2の側面図である。
図5は,容器5の開口部6に取付けられた本発明の実施の形態にかかるヒンジキャップ1の部分縦断面拡大図である。
【0014】
これら図1〜5に示すように,本発明の実施の形態にかかるヒンジキャップ1は,キャップ本体2と蓋体3を備えている。これらキャップ本体2と蓋体3は,ヒンジ4を介して接続されており,このヒンジ4を中心に蓋体3を回動させることにより,蓋体3によってキャップ本体2を開閉させるようになっている。キャップ本体2を容器5の開口部6に取付けることにより,ヒンジキャップ1が容器5の開口部6に取付けられるようになっている。なお,図示はしないが,容器5には例えば錠剤,カプセル等の粒状物が収納される。
【0015】
キャップ本体2は,ヒンジキャップ1を容器5の開口部6に取付けた際に,容器5の開口部6の外周面を囲んで配置される円筒形状のキャップ周壁部10と,容器5の開口部6の上面を塞ぐ円盤形状のキャップ天板部11を有している。キャップ周壁部10の内周面には,容器5の開口部6の外周面に形成されたねじ部7と螺合するねじ部12が形成されている。これら容器5の開口部6のねじ部7とキャップ周壁部10の内周面のねじ部12を螺合させることにより,ヒンジキャップ1(キャップ本体2)を,容器5の開口部6に対して脱着自在に取付けることができるようになっている。
【0016】
キャップ天板部11には,容器5に収納された粒状物を通過させる円形状の孔20が形成されている。この孔20は,容器5に収納された錠剤,カプセル等の粒状物一つ分の大きさよりも僅かに大きい直径を有している。このため,容器5に収納された粒状物は,この孔20を一つずつ通過することができるようになっている。この実施の形態では,孔20は,キャップ天板部11の中心からヒンジ4と正反対の方向に僅かに離れた位置に配置されている。
【0017】
キャップ天板部11の下面には,円環状の肉厚部21がキャップ天板部11と一体的に形成されている。また,キャップ天板部11の下面には,この円環状の突起21の内側に近接して,キャップ天板部11の下面よりも下方に突出する円筒状のキャップ本体支柱部22がキャップ天板部11と一体的に形成されている。更に,このキャップ本体支柱部22の外周面には,円環状の肉厚部23がキャップ本体支柱部22(キャップ天板部11)と一体的に形成されている。
【0018】
容器5の開口部6のねじ部7とキャップ周壁部10の内周面のねじ部12を螺合させて,キャップ本体2を容器5の開口部6に取り付けた際には,キャップ天板部11の下面に形成された円環状の肉厚部21が容器5の開口部6の上面に隙間無く周方向に連続して押圧接触すると共に円筒状のキャップ本体支柱部22が容器5の開口部6に挿入され,更に,キャップ本体支柱部22の外周面に形成された円環状の肉厚部23が容器5の開口部6の内周面に隙間無く周方向に連続して押圧接触するようになっている。そして,このように二つの円環状の肉厚部21,23を容器5の開口部6の上面及び内周面に隙間無くそれぞれ周方向に連続して押圧接触させることにより,容器5内部を密封するシール手段を構成している。
【0019】
キャップ天板部11の上面において,孔20の周りには,孔20に向って低くなる漏斗部25が形成されている。また,キャップ天板部11の上面には,この漏斗部25の外側を囲む円筒形状の環状壁26が形成されている。また,環状壁26の外周面下部には,環状壁26の外周面よりも外側に突出する円環状の肉厚部27が形成されている。
【0020】
キャップ天板部11の下面には,キャップ天板部11の下面よりも下方に突出し,かつ,孔20を跨いで配置されたUの字形状の邪魔棒30が取り付けてある。この邪魔棒30は,底部31の両側に支柱部32,32を立設した構成を有し,支柱部32,32の上端が,孔20を跨ぐように,キャップ天板部11の下面において孔20の近傍に取り付けられている。従って,容器5の内部から粒状物を孔20から出す場合には,粒状物は,この邪魔棒30の支柱部32,32間を通って孔20に達することとなる。
【0021】
邪魔棒30の底部31の上面には,上向きに突出する突起35が設けてある。また,キャップ天板部11の下面において孔20の近傍には,キャップ天板部11から下方に突出する一対の突起36,36が形成されている。前述の邪魔棒30の支柱部32,32の上端が取り付けられている位置と直交する位置において孔20を跨ぐように,これら突起36,36は孔20を跨いで対向して配置されている。
【0022】
キャップ天板部11の下面において,孔20の周りには,孔20から離れた位置においてキャップ天板部11から下方に突出する弧状のガイド突起40,41が,孔20の一部を囲んで形成されている。この実施の形態では,孔20に近い位置にある内側のガイド突起40と,孔20から遠い位置にある外側のガイド突起41が,二列に配置されている。これらガイド突起40,41は,いずれも孔20とヒンジ4の間の側において,孔20の一部を囲むように配置されている。
【0023】
蓋体3は,ヒンジキャップ1を閉じた際にキャップ天板部11の上方に平行に配置される円盤形状の蓋体天板部50と,蓋体天板部50の周囲下方に配置される円筒形状の蓋体周壁部51を有している。蓋体周壁部51の内周面には,肉厚部52が三箇所に形成されている。これら肉厚部52は,中心角を120°として均一に配置されており,それらのうちの一つの肉厚部52は,ヒンジ4と正反対の位置に配置されている。
【0024】
ヒンジキャップ1を閉じた際には,蓋体周壁部51の内周面に形成されたこれら肉厚部52が,キャップ天板部11の上面に形成された環状壁26の外周面下部に形成された肉厚部27の下方に入り込んだ状態となる。そして,これら肉厚部52と肉厚部27の係合によって,ヒンジキャップ1を閉じた状態が維持されるようになっている。
【0025】
蓋体周壁部51の外周面には,ヒンジ4と正反対の位置において,蓋体周壁部51の外周面から外側に突出する突起53が設けてある。ヒンジキャップ1を開く場合は,この突起53を押し上げることにより,容易に開閉操作ができるようになっている。
【0026】
蓋体天板部50の下面には,ヒンジキャップ1を閉じた際に,キャップ天板部11の孔20に挿入される円筒形状の蓋体支柱部55が,蓋体天板部50と一体的に形成されている。蓋体支柱部55の外周面は,下方に向って僅かに細くなるテーパー形状になっている。更に,この蓋体支柱部55の下部の外周面には,円環状の肉厚部56が蓋体支柱部55(蓋体3)と一体的に形成されている。肉厚部56の外周面の直径(外径)は,キャップ天板部11に形成された孔20の直径(内径)よりも僅かに大きく設定されている。このため,ヒンジキャップ1を閉じた際には,キャップ天板部11の孔20に挿入された蓋体支柱部55の下部の外周面に形成された肉厚部56が,孔20の内周面に隙間無く周方向に連続して押圧接触するようになっている。そして,このように肉厚部56を孔20の内周面に隙間無く周方向に連続して押圧接触させることにより,ヒンジキャップ1を閉じた際に容器5内部を密封するシール手段を構成している。
【0027】
蓋体天板部50の下面において,蓋体支柱部55の外側には,蓋体支柱部55から外側に離れて位置において,蓋体支柱部55を囲むように蓋体天板部50の下面から下方に突出した円筒形状のストッパー57が形成されている。このストッパー57の高さ(蓋体天板部50の下面からストッパー57の下端までの距離)は,ヒンジキャップ1を閉じた際に,ストッパー57の下端がキャップ天板部11の上面よりも少しだけ上方に位置するように設定されている。
【0028】
さて,以上のように構成された本発明の実施の形態にかかるヒンジキャップ1にあっては,キャップ本体2のキャップ周壁部10の内周面に形成されたねじ部12を,容器5の開口部6の外周面に形成されたねじ部7に螺合させることにより,ヒンジキャップ1(キャップ本体2)を,容器5の開口部6に対して脱着自在に取付けることができる。
【0029】
そして,このようにヒンジキャップ1を容器5の開口部6に取付けた場合は,キャップ天板部11の下面に形成された肉厚部21が容器5の開口部6の上面に隙間無く周方向に連続して押圧接触すると共に,キャップ本体支柱部22が容器5の開口部6に挿入され,更に,キャップ本体支柱部22の外周面に形成された肉厚部23が容器5の開口部6の内周面に隙間無く周方向に連続して押圧接触する。
【0030】
そして,ヒンジキャップ1が閉じられている場合は,蓋体天板部50の下面に形成された蓋体支柱部55がキャップ天板部11の孔20に挿入され,蓋体支柱部55の下部の外周面に形成された肉厚部56が,孔20の内周面に隙間無く周方向に連続して押圧接触している。こうして,ヒンジキャップ1が閉じられている間は,キャップ天板部11の下面に形成されたシール手段である肉厚部21,23と,蓋体支柱部55の外周面の下部に形成されたシール手段である肉厚部56とにより,容器5の内部は密封された状態となっている。これにより,容器5の内部への外気の侵入が防がれ,錠剤の白斑化などといった粒状物の劣化が防止される。
【0031】
また,このようにヒンジキャップ1が閉じられている場合は,蓋体周壁部51の内周面に形成された肉厚部52が,キャップ天板部11の上面に形成された環状壁26の外周面下部に形成された肉厚部27の下方に入り込んだ状態となっている。これら肉厚部52と肉厚部27の係合により,ヒンジキャップ1は閉じた状態を維持する。
【0032】
そして,ヒンジキャップ1を開ける場合は,蓋体3の蓋体周壁部51の外周面に形成された突起53を押し上げることにより,ヒンジ4を中心に蓋体3を上方に回動させ,容易に開けることができる。そして,ヒンジキャップ1を開けることにより,蓋体天板部50の下面に形成された蓋体支柱部55がキャップ天板部11の孔20から上方に抜き去られ,孔20は開いた状態となる。
【0033】
そして,容器5の開口部6を下に向けるように容器5を傾け,更に,必要であれば容器5を振るなどすることにより,容器5に収納されている錠剤,カプセル等の粒状物を,キャップ天板部11に形成された孔20から取り出すことができる。この場合,孔20は,容器5に収納された錠剤,カプセル等の粒状物一つ分の大きさよりも僅かに大きい直径を有しているので,容器5に収納された粒状物を,孔20に一つずつ通過させ,一つずつ取り出すことができる。
【0034】
また,このように粒状物を取り出す際には,キャップ天板部11の下面において孔20の近傍に設けられた突起36,36によって,粒状物の過剰な落下を妨げ,たくさんの錠剤が孔20を一気に連続して通過してしまうことを防ぐことができる。このため,粒状物を一つずつ取り出しやすく,希望する個数の粒状物だけを容器5から容易に取り出すことができる。
【0035】
また,容器5の内部に乾燥剤などが粒状物と一緒に収納されている場合もある。そのような場合,通常,乾燥剤は粒状物よりも大きいものが使用されるので,乾燥剤は孔20を通過できず,誤って容器5から乾燥剤が出てしまう心配がない。また,キャップ天板部11の下面にはUの字形状の邪魔棒30が孔20を跨いで配置されているので,乾燥剤がキャップ天板部11の下面側から孔20に密着することがない。このため,乾燥剤によって孔20が塞がれる心配が無く,粒状物を容器5から円滑に取り出すことができる。
【0036】
そして,容器5の内部に収納されている粒状物が残り少ないような場合であっても,キャップ天板部11の下面において,孔20の周りに形成されたガイド突起40,41の内側に沿って粒状物を移動させることにより,粒状物を孔20に速やかに移動させ,容器5から容易に取り出すことができる。
【0037】
一方,希望する個数を超える粒状物が容器5から出てしまった場合は,キャップ天板部11に形成された孔20を通して粒状物を容器5の内部に戻すことになる。この場合,キャップ天板部11の上面には孔20に向って低くなる漏斗部25が形成されているので,粒状物を漏斗部25において滑落させることにより,粒状物を孔20に向って容易に移動させることができ,粒状物を容器5の内部に速やかに戻すことができる。
【0038】
また,キャップ天板部11の上面には漏斗部25の外側を囲む環状壁26が形成されているので,このように粒状物を容器5の内部に戻す場合,粒状物を環状壁26の内側において移動させることにより,あやまって粒状物をキャップ天板部11の上面から外に落下させる心配がない。
【0039】
更に,粒状物を容器5の内部に戻す場合,孔20を通過して容器5の内部に落下した粒状物が,Uの字形状をなす邪魔棒30の底部31の上に載ってしまうと,粒状物が詰り,後続の粒状物が容器5の内部に戻らなくなる可能性がある。しかし,邪魔棒30の底部31の上面に上向きに突出する突起35が設けてある。このため,邪魔棒30の底部31の上に粒状物が載ろうとしても,突起35で突上げられることにより不安定となり,邪魔棒30の底部31の上に粒状物が載ることはほとんどない。よって,粒状物が詰ることが無く,複数の粒状物でも連続して容器5の内部に戻すことができる。
【0040】
そして,ヒンジキャップ1を閉じる場合は,蓋体3の蓋体天板部50の上面を上から押さえることにより,ヒンジ4を中心に蓋体3を下方に回動させ,容易に閉じることができる,こうしてヒンジキャップ1を閉じた場合は,蓋体天板部50の下面に形成された蓋体支柱部55がキャップ天板部11の孔20に挿入され,蓋体支柱部55の下部の外周面に形成された肉厚部56が,孔20の内周面に再び隙間無く周方向に連続して押圧接触した状態となり,キャップ天板部11の下面に形成されたシール手段である肉厚部21,23と,蓋体支柱部55の外周面の下部に形成されたシール手段である肉厚部56とにより,容器5の内部は再び密封された状態となる。
【0041】
このようにヒンジキャップ1を閉じる際に,蓋体3の蓋体天板部50の上面を過剰な力で押し過ぎる場合もある。そのような場合,蓋体天板部50の下面において,蓋体支柱部55の外側を囲んで配置されたストッパー57下端がキャップ天板部11の上面に当接することにより,蓋体3の押し下げ過ぎを防止できる。このため,キャップ天板部11の孔20に対する,蓋体支柱部55の挿入深さが一定に保たれる。これにより,蓋体支柱部55の下部の外周面に形成された肉厚部56を孔20の内周面に確実に接触させ,肉厚部56によって孔20を密封できる状態を,繰り返して再現できるようになる。
【0042】
また,このようにヒンジキャップ1が閉じられると,蓋体周壁部51の内周面に形成された肉厚部52が,キャップ天板部11の上面に形成された環状壁26の外周面下部に形成された肉厚部27の下方に再び入り込んだ状態となる。これにより,ヒンジキャップ1は閉じた状態を再び維持する。
【0043】
このように,本発明の実施の形態にかかるヒンジキャップ1によれば,閉じられている場合は,キャップ天板部11の下面に形成されたシール手段である肉厚部21,23と,蓋体支柱部55の外周面の下部に形成されたシール手段である肉厚部56とにより,容器5の内部は密封された状態とされる。また,ヒンジキャップ1を開けて容器5に収納されている粒状物を孔20から取り出す場合は,孔20から粒状物を一つずつ取り出すことができ,希望する個数の粒状物だけを容器5から容易に取り出すことができる。更に,容器5の内部に収納されている粒状物が残り少ないような場合であっても,取り出しが容易である。
【0044】
また,万が一希望する個数を超える粒状物を容器5から取り出してしまった場合であっても,粒状物を孔20から容器5の内部に速やかに戻すことができ,戻す際にも,あやまって粒状物をキャップ天板部11の上面から外に落下させる心配がない。そして,ヒンジキャップ1を再び閉じることにより,容器5の内部を密封された状態にもどすことができる。
【0045】
このように,本発明の実施の形態にかかるヒンジキャップ1は,密封性に優れ,また,粒状物を容器5から取り出す作業も迅速にできるので,開いている時間も短くて済み,容器5の内部への外気の侵入を必要最小限に抑制でき,錠剤の白斑化などといった劣化が防止される。このヒンジキャップ1は,塩ビなどからなるパッキンを必要とせず,廃棄物を減少させることができるため,環境に与える影響が少ない。また,廃棄の際にパッキンを外すなどの面倒が無く,一体成型で容易に製作できるので,コスト低減できる。
【0046】
以上,本発明の好ましい実施の形態を例示したが,本発明は以上に説明した形態に限定されない。例えば,例示した実施の形態では,キャップ天板部11の下面に形成されるシール手段として,容器5の開口部6の上面に押圧接触する肉厚部21と,容器5の開口部6の内周面に押圧接触する肉厚部23を設けた例を説明したが,キャップ天板部11の下面に形成されるシール手段として,これら肉厚部21と肉厚部23のいずれか一方のみを設けても良い。また,キャップ天板部11の下面に形成されるシール手段として,肉厚部21や肉厚部23を設けず,容器5の開口部6の上面に,キャップ天板部11の下面を押圧接触させ,あるいは,容器5の開口部6の内周面に,キャップ本体支柱部22の外周面を押圧接触させて,密封するように構成しても良い。
【0047】
また,例示した実施の形態では,蓋体支柱部55の外周面に形成されるシール手段として,キャップ天板部11の孔20の内周面に押圧接触する肉厚部56を設けた例を説明したが,蓋体支柱部55の外周面に形成されるシール手段として,肉厚部56を設けず,キャップ天板部11の孔20の内周面に,蓋体支柱部55の外周面を押圧接触させて,密封するように構成しても良い。
【0048】
また,図示の形態では,キャップ天板部11の中心からヒンジ4と正反対の方向に僅かに離れた位置に孔20を配置した例を示したが,孔20は,例えばキャップ天板部11の中心に配置しても良い。
【0049】
また,図示の形態では,キャップ天板部11の下面において,孔20の一部を囲む弧状のガイド突起40,41を形成する例を示したが,孔20から離れた位置において,孔20の全周を囲むようなガイド突起40,41をキャップ天板部11の下面に形成しても良い。また,ガイド突起は二列に限らず,一列でも良いし,三列以上でも良い。
【0050】
また,容器5に収納される粒状物は,錠剤,カプセル等に限られず,種々の粒状物でも良い。
【0051】
【実施例】
実施の形態で説明した本発明のヒンジキャップを実際に作成した。材質はポリプロピレンである。その結果,1ヶ月以上の長期間に渡って8〜12Nの力で開封できるヒンジキャップを得ることができた。また,粒状物をほぼ一錠ずつ安定して取り出すことができた。
【0052】
また,乾燥剤などによるつまりを防止するためにキャップ天板部の下面において孔を跨いで取付けられる邪魔棒の形状を種々検討した。その結果,Uの字形状,コの字形状,鉤型,山型,3方鉤型,3方十字型などを試したが,Uの字形状の邪魔棒が,粒状物の取り出し性,強度,成形性の何れにも勝っていた。
【0053】
また,ヒンジキャップをポリエチレン瓶の容器の開口部に取付けて,ヒンジキャップを閉じた状態での気密性を調べた。容器に塩化カルシウムを2/3ほど入れ,40℃,湿度75%の恒温層に保存し,経時的に重量を測定した。その結果,本発明のヒンジキャップは,1〜6号までの各瓶サイズにおいて,従来のスクリューキャップとほぼ同等の気密性が得られていた。一方,従来例として他社製品のヒンジキャップについて気密性を調べたところ,その他社製品のヒンジキャップでは,容器内に相当量の水分が入り込み,本発明のヒンジキャップに比べて気密性がかなり劣っていた。
【0054】
また,本発明のヒンジキャップを取りつけた容器に錠剤を収納したものと,従来のスクリューキャップを取りつけた容器に錠剤を収納したものについて,錠剤の白斑化に対する影響を調べた。その結果,本発明のヒンジキャップは錠剤を一つずつ取り出すことができるので所望の個数の錠剤のみを取り出すことができ,容器内に入り込む外気量も少なく抑えることができた。一方,従来のスクリューキャップは錠剤を出す際に容器の開口部全部が開放されてしまうため,容器内に入り込む外気量が多い。両者の白斑化した錠剤の数を比較したところ,乾燥剤を容器に収納している場合では,スクリューキャップでは83個の錠剤が白斑化したのに対して,本発明のヒンジキャップでは1個の錠剤が白斑化したに過ぎなかった。また,乾燥剤を容器に収納していない場合では,スクリューキャップでは95個の錠剤が白斑化したのに対して,本発明のヒンジキャップでは12個の錠剤が白斑化したに過ぎなかった。
【0055】
【発明の効果】
本発明によれば,開閉操作が容易なヒンジキャップにおいて,気密性を向上させることができる。また,本発明のヒンジキャップは,所望の数の粒状物を容器から取り出しやすく,過剰に出てしまった粒状物も容器内に戻しやすいので,開けている時間が必要最小限ですむ。そのため,容器内に入り込む外気量も少なくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるヒンジキャップの開いた状態を示す平面図である。
【図2】本発明の実施の形態にかかるヒンジキャップを開いた状態を示す底面図である。
【図3】図1におけるX−X断面矢視図である。
【図4】右半分が図1におけるY−Y断面矢視図であり,左半分が同じ方向から見たキャップ本体の側面図である。
【図5】容器の開口部に取付けられた本発明の実施の形態にかかるヒンジキャップの部分縦断面拡大図である。
【符号の説明】
1 ヒンジキャップ
2 キャップ本体
3 蓋体
4 ヒンジ
5 容器
6 開口部
10 キャップ周壁部
11 キャップ天板部
20 孔
21 肉厚部
22 キャップ本体支柱部
23 肉厚部
25 漏斗部
26 環状壁
30 邪魔棒
35,36 突起
40,41 ガイド突起
50 蓋体天板部
51 蓋体周壁部
55 蓋体支柱部
56 肉厚部
57 ストッパー

Claims (10)

  1. 粒状物を収納する容器の開口部に取付けられるヒンジキャップであって,
    前記容器の開口部に取付けられるキャップ本体と,前記キャップ本体にヒンジを介して開閉自在に取付けられた蓋体を有し,
    前記キャップ本体は,前記容器の開口部の外周面を囲んで配置されるキャップ周壁部と,前記容器の開口部の上面を塞ぐキャップ天板部を有し,
    前記キャップ周壁部の内周面には,前記容器の開口部の外周面に形成されたねじ部と螺合するねじ部が形成され,
    前記キャップ天板部には,前記容器に収納された粒状物を通過させる孔が形成され,
    前記キャップ天板部の下面には,前記キャップ本体を前記容器の開口部に取り付けた際に,前記容器の開口部の上面及び/又は内周面に押圧接触する環状のシール手段が一体的に形成され,
    前記蓋体は,閉じた際に前記キャップ天板部の上方に平行に配置される蓋体天板部と,前記蓋体天板部の周囲下方に配置される蓋体周壁部を有し,
    前記蓋体天板部の下面には,閉じた際に前記孔に挿入される蓋体支柱部が一体的に形成され,
    前記蓋体支柱部の外周面は,閉じた際に前記孔の内周面に押圧接触することを特徴とする,ヒンジキャップ。
  2. 前記キャップ天板部の下面には,前記キャップ本体を前記容器の開口部に取り付けた際に,前記容器の開口部の上面に押圧接触する環状の肉厚部が一体的に形成されていることを特徴とする,請求項1に記載のヒンジキャップ。
  3. 前記キャップ天板部の下面には,前記キャップ本体を前記容器の開口部に取り付けた際に,前記容器の開口部に挿入される筒状のキャップ本体支柱部が一体的に形成され,
    前記キャップ本体支柱部の外周面には,前記キャップ本体を前記容器の開口部に取り付けた際に,前記容器の開口部の内周面に押圧接触する環状の肉厚部が一体的に形成されていることを特徴とする,請求項1に記載のヒンジキャップ。
  4. 前記蓋体天板部の下面において,前記蓋体支柱部の外側に配置されたストッパーが形成されていることを特徴とする,請求項1,2又は3に記載のヒンジキャップ。
  5. 前記蓋体支柱部の外周面には,閉じた際に前記孔の内周面に押圧接触する環状のシール手段が一体的に形成されていることを特徴とする,請求項1,2,3又は4に記載のヒンジキャップ。
  6. 粒状物を収納する容器の開口部に取付けられるヒンジキャップであって,
    前記容器の開口部に取付けられるキャップ本体と,前記キャップ本体にヒンジを介して開閉自在に取付けられた蓋体を有し,
    前記キャップ本体は,前記容器の開口部の上面を塞ぐキャップ天板部を有し,
    前記キャップ天板部には,前記容器に収納された粒状物を通過させる孔が形成され,
    前記キャップ天板部の上面において前記孔の周りには,前記孔に向って低くなる漏斗部が形成され,かつ,前記キャップ天板部の上面には,前記漏斗部の外側を囲む環状壁が形成されていることを特徴とする,ヒンジキャップ。
  7. 前記キャップ天板部の下面には,前記孔から離れて配置されたガイド突起が,前記孔の一部もしくは全部を囲んで形成されていることを特徴とする,請求項1,2,3,4,5又は6に記載のヒンジキャップ。
  8. 前記キャップ天板部の下面には,前記キャップ天板部の下面よりも下方に突出し,かつ,前記孔を跨いで配置されたUの字形状の邪魔棒が取り付けてあることを特徴とする,請求項1,2,3,4,5,6又は7に記載のヒンジキャップ。
  9. 前記邪魔棒の底部上面には,上向きに突出する突起が設けてあることを特徴とする,請求項8に記載のヒンジキャップ。
  10. 前記キャップ天板部の下面において前記孔の近傍には,前記キャップ天板部から下方に突出する突起が形成されていることを特徴とする,請求項1,2,3,4,5,6,7,8又は9に記載のヒンジキャップ。
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