JP2004359227A - 搬送手段の、特に飛行機の貨物積載システムのためのアンカー装置を収容するための収容装置 - Google Patents

搬送手段の、特に飛行機の貨物積載システムのためのアンカー装置を収容するための収容装置 Download PDF

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Abstract

【課題】飛行機の貨物積載システムは搬送目的に応じてあらゆる種類の積荷のロックおよび/または係留を可能にする装置を提供する。
【解決手段】収容装置はアンカーポイントダクト(18)として構成されている。アンカーポイントダクト(18)はダクト側壁(36)と底板(37)とを有し、且つアンカーポイントダクト(18)は、互いに間隔をもって配置されそれぞれ基礎体(14)を有している複数個のアンカー装置(10)および/またはアダプタプレート/カバープレート(33)および/または積荷収容アダプタ(30)のための受容部を形成している。
【選択図】図2

Description

本発明は、積荷または貨物を係留或いは収容するための少なくとも1つのアンカー装置を有している、搬送手段の、特に飛行機の貨物積載システムのためのアンカー装置を収容するための収容装置に関するものである。
飛行機のような搬送手段は、貨物の搬送にも乗客の搬送にも使用される。同じ飛行機がたとえば昼間は乗客の搬送に、夜間は貨物の搬送に利用されることがある。このような場合には、貨物積載システムは積荷の搬送、ロックまたは係留以外に、乗客搬送用の座席の取り付けを可能にしなければならない。それ故貨物積載システムは融通性があって、迅速に改造できなければならない。
搬送される積荷は極めて多種多様に構成されている。規格化されたコンテナーやパレットが搬送されるとともに、たとえばボール紙に係留される袋や車両のような規格化されていない積荷も搬送される。比較的高さのある貨物の積荷は、床構造や必要な積荷アンカーポイントに対し静力学および構造に関し極めて高度な要求を課す。さらに、特殊な任務がある場合には、医療収容ユニット(担架)等の特殊な補助システムを貨物室の床に固定することがある。いざという場合には、最少人数の作業者で極めて短い改造時間で種々の使用可能性を実現できねばならない。
公知のシステムは、乗客の搬送に、乗客用座席を取り付けたパレットを使用する。パレットは貨物デッキに固定することができる。飛行機を貨物の搬送に使用する場合には、パレットを除去し、貨物デッキに設けられた通常の機能ユニット、たとえばアンカーポイント、ローラユニット、ロック要素、ガイドレールを解放し、その結果座席パレットの代わりに、貨物を備えたパレット或いはコンテナーを固定させることができる。
これとは択一的に、座席および他のシステムを直接貨物デッキに取り付けることもできる。しかしこのためには補助的な固定手段が必要である。通常は、取り付けインターフェースとして用いられる固定レールまたはアンカーポイントを設けて、乗客用座席か貨物積載システムの機能要素のいずれかを貨物室の床に固定できるようにする。このような機能要素を貨物室の床に配置した態様を図1に図示した。アンカーポイントはアンカーリングを用いて積荷を係留するために設けられている。アンカーポイントは多数設けられ、ほとんどの場合等間隔で貨物室内に配分されている。アンカーポイントは直接飛行機構造体に結合されて、すべての方向で大きな力とモーメントを吸収することができるようになっている。1つの貨物積載システムのアンカーポイントを補助的に他の構成要素またはシステムを取り付けるために利用する必要がある場合は、アンカーポイントの全部または一部を取り外さねばならない。これには作業に時間を要し、「ばらの」アンカーポイント部材を失うことがある。
本発明の課題は、あらゆる種類の積荷のロックおよび/または係留を可能にする装置を提供すること、飛行機の貨物積載システムは搬送目的に応じて簡単な、確実な、融通性のある態様で迅速に改造できるようにすること、たとえば座席、ローラ軌道、医療収容装置(たとえば担架)のような他のシステム、およびパレット、コンテナー、積荷収容部のロック装置および/または(トラックの)ISOコンテナーロック装置のような他の機能要素を簡単に設置するためのインターフェースを設けることである。
この課題は、請求項1,23または26に記載の構成により解決される。
アンカーポイントダクト、またはアンカーポイントダクトを一体形成した床板/底部要素、またはアンカーポイント部分ダクトの形態の本発明による装置により、融通性のある接続および係留が貨物積載システムに対し簡単且つ確実に提供される。搬送目的に応じて最少人数の作業者で迅速に改造することができる。本発明による装置は多機能に構成されており、改造および顧客の要望に対する適合に対しては、高価な新たな開発は最小限に抑えられる。アダプタープレート、積荷収容アダプタ、アンカー装置を融通的に使用することにより、簡単な操作で搬送目的に適合させることができる。本発明による装置によれば、アンカーポイント接続部以外に、他の構成要素をも融通的にダクトに収容でき、このために飛行機構造体に接続させるための高価な補助的な接続点を必要としないので、軽量化の点で優れた解決法が実現されている。さらに、ダクトの形状により、簡単に可能なドレインがダクトまたは床要素、または組み込まれたインターフェースに対して提供されている。
本発明の他の有利な構成は請求項2ないし22,24,25、および27ないし30に記載されている。その詳細および効果は以下の本発明の実施形態の説明から明らかになる。
次に、本発明の実施形態を添付の図面を用いて詳細に説明する。
図1は、従来の技術から知られている飛行機1のフロア2の横断面図である。公知のシステムは乗客搬送用にパレットを使用し、その上に乗客用座席を(固定して)取り付け、乗客用座席は貨物デッキ1に固定させることができる。図1に図示したように飛行機を貨物搬送用に使用する場合には、座席用パレットを取り外して、貨物デッキ1上に設けられるアンカーリング5を備えたアンカーポイント3、ローラユニット6、ロック要素8、ガイドレール7といった通常の機能ユニットを解放し、その結果座席用パレットの代わりに貨物を備えたパレットまたはコンテナーを固定させることができる。アンカーポイント3は多数設けられ、通常は貨物室全体に等間隔に配分される。またアンカーポイント3は直接飛行機構造体4に固定されることが多く、アンカーリング5を介して大きな静力学的力を吸収することができる。
座席、たとえば医療収容器具(担架)のような他のシステム、および補助的なガイドレールは貨物デッキに択一的に直接取り付けることができる。しかしこのためには補助的な固定手段が必要で、或いは大きな力を吸収するために設けられているアンカーポイント3を、たとえばアンカーリング5を取り外すなどして組み替えねばならないが、その作業には多大な時間を要する。
図2は本発明による収容装置を図示したもので、ここではアンカー装置および他の接続手段(補助システムまたは補助部材を組み込むためのアダプタとして用いることができる)を収容し接続するためのアンカーポイントダクト18として図示されている。アンカーポイントダクト18は、ダクト側壁36と底板37とによって形成されているほぼU字状の横断面を有している。図示した実施形態では、本発明による収容装置18の内側に、規則的な間隔でアンカー装置10が設けられている。担持構造体4への固定は、図3と図4に詳細に図示したように、アンカー装置10によって行うのが有利である。
図3と図4は、アンカーポイントダクト18を貨物デッキのフロアにいかに有利に組み込むかを示したもので、アンカーポイントダクト18の側壁36は床板に接続し、よって積載可能で且つ通行可能な平らなフロアを形成している。
図3に図示したように、アンカーポイントダクト18または18’は、密閉板42、床板44のようなフロア要素を固定し密封するための取り付けインターフェースとしても兼用できる。このため、ねじ穴のような固定手段45を備えた収容部または支持部38は、ダクト側壁36に設けられていてよい。アンカーポイントダクト18を担持構造体4に固定すると、他の構成要素をアンカーポイントダクト18に結合することによって生じる荷重および力を吸収して担持構造体4へ逃がすことができる。アンカーポイントダクト18は有利にはアンカー装置10を介して担持構造体4に結合され、たとえば飛行機構造体のフレームに結合され、且つ有利にはz方向にねじ止めされる。図2に図示した側部固定穴20のように、アンカーポイントダクト18に対しアンカー装置10の側部に固定できる場合には、ダクト壁36と、必要であればその側方にある担持要素等をもアンカー装置10と結合させることができ、よってより大きな力とモーメントを伝達させることができる。図3は2つのアンカーポイントダクト18,18’とその間にある床板44との配置構成を示している。床板44は押出し成形異形部材、複合部材、フライス削りした異形部材、或いはこれらに類似したものであり、したがってたとえば積荷としてのタイヤによって圧力が生じた場合に荷重を分配させる用を成している。床板44と、その下にある構造体の部材およびシステムの部材とは、床板44の上面に配置されたパッキン43とその上に配置された密閉板42とによって埃および湿気から密封されている。密封が必要なのは、湿気と埃を貨物室の床に逃がすのではなく、アンカーポイントダクト18,18’内へ逃がし排出できるようにするためである。たとえば積荷としてのタイヤ、無限軌道車に対し、或いはその移動に対し搬送面を形成している密閉板42と、パッキン43とは、それぞれのアンカーポイントダクト18,18’のダクト側壁36の上部領域において固定手段45を用いて受容面38に結合されている。さらに床板44はそれぞれのアンカーポイントダクト18,18’の底板37の細板状の延長部(支持部38’)上に載置され、固定されている。これにより密閉板42および場合によってはパッキン43の容易な低コストの交換が実現されている。特に密閉板42と床板44とが損傷した場合、床板の下方に延在している他のシステムへ容易に且つ迅速にアクセスするために、低コストの交換は重要である。
図4は、床板44を挟持している2つのアンカーポイントダクト18,18’の他の実施形態を示している。実質的には、図3に図示した配置構成の構成要素が使用されている。しかしながら床板44の択一的なこの実施形態では、床板44にはカバー板または密閉板が組み込まれている。アンカーポイントダクト18または18’の受容部38に床板44を固定した領域にパッキンストライプ43,43’が設けられているので、床構造の下にある技術システムを埃および湿気から保護するために床構造を密封することが可能になる。これにより埃をアンカーポイントダクト18,18’のなかへ合目的に逃がして排出させることが達成されている。アンカーポイントダクト18または18’も択一的な実施形態で図示されている。横断面はほぼU字状に構成されており、床板44を支持するための下部載置面38’を有していない。この実施形態では、飛行機構造体の載置面4Aが設けられている。低コストに製造可能なアンカーポイントダクト18または18’はたとえば押出し成形異形部材から成っており、下部載置面38’は設けずに構成されている。
図5ないし図8は本発明による装置18の他の実施形態を示すもので、この実施形態では、モジュール状の床要素または床板180として構成されており、床要素または床板180には、アンカー装置10、機能要素8、アダプター板33、積荷収容アダプタ30等のためのダクトまたは部分ダクトが組み込まれている。
図5はアンカーポイントダクト180A,180Bを組み込んだ床板180の横断面図、図6はその斜視図である。床板180は直接固定手段32を介して飛行機構造体4に固定することができ、この場合アンカーポイント10は飛行機構造体4との結合のために基礎体14を備えているのが有利である。これにより、床板180に作用する荷重をも、他の固定結合部またはねじ結合部を設けずに直接飛行機構造体4へ導入することが達成されている。アンカー装置10は下部固定部32および側部固定部41を介してアンカーポイントダクト180Aまたは180Bに固定するのが有利である。図6には床要素180が斜視図で図示されている。この図からわかるように、直列に配置された複数個の床要素180と180’は、通行可能な床領域2と、アンカーポイントダクト180A,180A’が貫通している、長手方向に延びる部分とを形成している。床要素180と180’の結合はアンカー装置10によっても行うことができる。直列に配置される複数個のアンカーポイントダクト(180A,180A’,180B,180B’)は、たとえばアンカー装置10、積荷収容部30等の構成要素を加熱するための暖気流用のガイドを形成することができるので有利であり、酷寒条件でも貨物積載システムの機能性を保証している。
アンカー装置10の横には、他の接続要素(インターフェース要素)を可変に且つ条件に応じてフレキシブルにアンカーポイントダクト180Aまたは180Bに挿着することができる。本実施形態では、積荷収容アダプタ30とアダプタプレート33が図示されている。積荷収容アダプタ30とアダプタプレート33とは通常の公知の固定プロフィール(座席レールプロフィールとも言う)を有しており、他の構成要素を結合させるために適している。
図7は、互いに並設されたダクト181Aないし181Eを組み込んだ床要素181を示している。図示した実施形態では、ダクト181Aと181Dはアンカーポイントダクトとして構成され、アンカー装置10を収容するために設けられ、或いはすでに述べたように、アダプタプレート33、積荷収容アダプタ30或いはこれらに類似のインターフェース要素を収容するために設けられている。隣接して配置されているダクト181B,181C,181Eは他の機能要素またはインターフェース要素を収容することができる。また、ダクト181Aとダクト181Bとの間にある床板(踏み面)2の幅狭領域が設けられている。床構造へのこの床要素181の固定は、すでに図5に対する説明で述べたようにアンカー装置10を用いて簡単に行うことができる。
図8は図5に図示した底板の変形実施形態で、底板182にはアンカー部分ダクト182A,182Bが組み込まれている。底板182は、側部領域において、組み込んだアンカー部分ダクト182Aまたは182Bがそれぞれアンカーポイントダクト全体(1つの完全なアンカーポイントダクト)の半分を形成するように成形されている。したがって、互いに並設されているそれぞれ2つの底板182と182’が1つの完全なアンカーポイントダクトを形成している。したがって、アンカー装置10の基礎体14を介して、それぞれ2つの底板182と182’を固定要素32を用いて同時に飛行機構造体4に固定させることができる。同様のことは隣接している底板182”と底板182に対してもいえる。この実施形態の場合、底板の固定を簡単に行うことができ、発生した荷重を、ねじ固定部を用いずに直接飛行機構造体へ誘導させることができるので有利である。以下の種々の実施形態には、飛行機の貨物室の床の荷重に対するインターフェースとしての本発明による装置18または180または181または182の応用例の順応性および多面性が示されている。
図9ないし図11は、アンカーポイントダクト18の主要な構成要素としてのアンカー装置10の可能な実施形態を示している。図9はアンカー装置10の斜視図である。アンカー装置10はアンカー要素11を有し、アンカー要素11はD字を90゜回転させた形状を有しているのが有利である。D字形状により円弧部を2つの端部部分12と13へ延長させることができ、端部部分12と13は基礎体14との結合のために形成されている。端部部分12と13はそれぞれ横穴15を備え、この横穴15を通じて結合ボルト16が差し込まれる。結合ボルト16は基礎体14で支持されているのが有利である。このようにしてアンカー要素11は回動軸線17のまわりを回動可能であり、非使用時には水平位置へ回動させることができる。基礎体14と結合ボルト16とアンカー要素11との間には復帰ばね39を設けるのが有利であり、復帰ばね39によりアンカー要素11は非使用時に自動的に水平位置を占める。さらに復帰ばね39は、搬送手段が振動したときにアンカー要素11の振動と回動を阻止する。
基礎体14は、以前の図に図示したアンカーポイントダクト18または180A,180B,181A,181Dまたは182A,182Bの内側でアンカーポイント3(図1を参照)として定義された位置に配置されている。基礎体14は固定穴19を有し、この固定穴19を通じて固定手段32を用いて飛行機構造体4への結合、有利にはフレームへの固定が行われる。アンカーポイントダクト18は適当な貫通穴を有している。さらに、図示した実施形態では側部の固定穴20が設けられ、ダクト側壁36と結合部を形成している。基礎体14の下面には自由フライス削り部21が設けられている。自由フライス削り部21はブリッジ状の構成を有し、水および埃排出部として設けられている。したがって、たとえば汚水のような液体をアンカーポイントダクトの内側で容易に排出させることができる。アンカーポイントダクトおよびアンカー装置10の容易なクリーニングは、大きな排水穴および空気流入穴を備えた構成により可能である。また、個々の構成要素を加熱させるための暖気流のガイドが可能であり、酷寒条件でも貨物積載システムの機能性を維持するようになっている。
図9Aは基礎体14の有利な実施形態を示したものである。基礎体14をアンカーポイントダクト内に取付けるために位置調整または補整が可能でなければならない場合には、基礎体14を上部ブロック14Aと下部ブロック14Bの2つのブロックに分割するのが有利である。2分割することにより、アンカー装置10または下部支持ブロック14Bを飛行機構造体またはアンカーポイントダクト18に対し、或いは、上部ブロック14Aを下部支持ブロック14Bに対し相対的に位置調整/補整することができる。この場合、以下の構成を採用することができる。
−飛行機構造体に固定するために支持ブロック14Bに長穴/大きな穴(或いは拡大穴)190を設ける。
−フレーム(飛行機構造体)に大きな穴を設ける。
−ディスクおよびナットによる固定。
−上部ブロック14Aに大きな穴を設ける。
公差補償手段による上記位置調整/補整により、x方向/y方向において個々のアンカー装置10(または該アンカー装置10の中心の受容穴23)相互の、または不正確な飛行機構造体に対するアンカー装置10の正確な取付けが可能である。これはアンカー装置に取付けられるシステム/機器にとって重要である。z方向の公差は、上部ブロック14Aと下部ブロック14Bとの間に薄い板を設けることにより最適に補整できる。
基礎体14の主要部分は中心の受容部23である。受容部23は有利には円形、正方形または長方形に構成される。受容穴23は、アンカー要素11を用いて貨物デッキ内に固定できない構成要素を固定するために択一的に設けられる。受容穴23の幾何学的構成に応じて大きな静力学的力およびモーメントをすべての方向において受容することができる。図示した実施形態では、受容穴23は長方形に形成されており、補助的な横穴24を備えている。横穴24により、受容穴23の内部に固定される構成要素31をロックボルト25を用いて位置固定させることができる(図11を参照)。したがって、ロックボルト25を介して補助的に力およびモーメントを吸収することができる。通常の固定手段によりたとえばカバープレートまたはアダプタプレートの受容および取り付けを可能にするため、他の固定面26が設けられている。このため固定手段としてたとえばねじ穴27が固定面26に配置されている。中心の受容穴23を利用するため、アンカー要素11を次のように回動させ、すなわち自由穴23に自由にアクセス可能であるように回動させ、或いは、たとえば基礎体14と結合ボルト16とアンカー要素11との間にある復帰ばね39によりアンカー要素11の非使用時に自動的に水平位置を占めるように回動させる。
図10はアンカー装置10’の第2実施形態の2つの側面図である。中心部に受容穴23を備えた基礎体14’と、下面の自由フライス削り部21と、固定手段19,32と、固定面26とは第1実施形態のアンカー装置10に対応している。ここでは側部の固定穴20は設けられていない。基礎体14’はアンカーポイントダクト/床板への取り付けのために設けられている。
図11は第3実施形態のアンカー装置10”である。図10の実施形態と同様に、この実施形態でも、側部の固定穴20と基礎体14”の下面にある自由フライス削り部21とは設けられていない。
図12ないし図16は本発明による装置(この場合はアンカーポイントダクト18の形態)の種々の実施形態を示したものである。少なくとも1つのアンカー装置10がアンカーポイントダクト18の主要な構成部材として規則的な間隔で設けられている。固定ねじを用いてアダプタプレート33が有利には直接基礎体14に固定され、或いは基礎体14を貫通して飛行機構造体に固定される。アダプタプレート33は使用目的に応じて種々のシステムまたは構成要素のための固定または支持のために利用することができる。アダプタプレートは常に反復する固定プロフィール34を有しているのが有利である。図示した実施形態では、複数個のアダプタプレート33は、民間航空から知られている座席レールプロフィール34を備えている。この固定プロフィールは直接アダプタプレートに埋設するか、或いは、独自の部材としてアダプタプレートと結合させるか、或いは、アダプタプレートに一体に組み込んでもよく、有利にはねじ止めさせることができる。この種の座席レールプロフィールは34はロック穴を備えたあり継ぎプロフィールとしてアンカーから間隔をもって形成されている。これにより(乗客搬送用として利用する際には)座席を接続させることができ、或いは、ロック要素8、補助的なローラレール6、ガイドレール7の取り付け部等の貨物積載システムの構成要素をも接続させることができる。ロック要素8を備えたこの種の実施形態を図16に図示した。しかしながら、アダプタプレート33の代わりに、幾何学的に簡潔なプレートをアンカーポイントダクト18の非使用領域用のカバープレートとして使用してもよい。このようなプレートは有利には直接アンカー装置10の固定面26に固定され、および/またはアンカーポイントダクト18に固定される。たとえば飛行機のタイヤ圧荷重のような大きな荷重が生じた場合、他の実施形態によれば(図7をも参照)、アンカー装置10の間に補助的な荷重吸収アダプタ30がアンカーポイントダクト18に組み込まれ、或いは、直接ダクト側壁36と結合される。より大きな荷重と力を吸収して飛行機構造体へ誘導することができるように、この種の荷重吸収アダプタ30の上には、アンカー装置載置面26に加えてカバープレートまたはアダプタプレートが載置され、或いはこれに固定してよい。有利には、アダプタプレート33と場合によってはカバープレート(図示せず)にも吸水スリット28または排水穴29を設けることである(図12ないし図15を参照)。これにより、たとえば表面水または汚水をアンカーポイントダクト18に流して、そこでダクト長手方向へ排出させることができる。アンカーポイントダクト18を排水システムとして利用することにより、システム内に水が留まることはなく、よって腐食特性が改善される。
アダプタプレート33を両側に使用してもよい。この実施形態(図示せず)では、アダプタプレート33は片側に固定手段、たとえば座席レールプロフィール24を有する。この固定手段の非使用時にはアダプタプレート33を回転させて、インターフェースを汚染および機械的損傷から保護することができる。重い車両を積載して飛行機デッキ、よってアンカーポイントダクト18を航行させる場合、インターフェースの保護は必要である。
さらに、図13に図示したように、アンカー装置10の受容穴23は、たとえば医療収容装置、担架、座席、ガイドレールのような他の装置およびシステムを受容するためのインターフェースとして設けられている。たとえばインターフェース要素31が図示されているが、このインターフェース要素31はロックボルト25を用いて受容穴23の内部に固定されている。アンカーポイントの機能と、アダプタプレート33および/または積荷収容アダプタ30と組み合わせた受容部23とを備えたアンカー装置10は、アンカーポイントダクト18内に組み込まれて、貨物デッキを搬送実施目的に多機能的に柔軟に適合させることを保証することができる。すべての図からわかるように、アンカー要素21を回動させるために、隣接する適当なアダプタプレート33に繰り抜き部25が設けられており、アンカー要素21を妨害性の移行部なしに沈降させることができ、よって平らな底部が達成されている。
図16は、アダプタプレート33に他の構成要素または機能要素をいかに固定できるかを図示したものである。ここに図示した機能要素はロック要素8として構成されており、アンカーポイントダクト18の長手方向においてアダプタプレート33の座席レールプロフィール34に固定されている。このために固定ボルト40が座席レールプロフィール34に挿入されロックされる。この種の高速ロックは民間の航空機構造から知られているものであり、特に座席を固定するためのものとして知られているものである。座席レールプロフィール固定ボルトの代わりに他の通常の固定手段をアダプタプレート33に使用してもよい。ロック要素8により標準コンテナ/パレットのロックが可能であり、貨物搬送に対する使用性をさらに改善させている。
従来の技術を示す図で、飛行機の貨物デッキの床の横断面図である。 アンカーポイントダクトとして構成された本発明による装置の斜視図である。 床要素と結合されているアンカーポイントダクトの実施形態の横断面図である。 床要素と結合されているアンカーポイントダクトの他の実施形態の横断面図である。 アンカーポイントダクトを一体成形した床板の横断面図である。 アンカーポイントダクトを一体成形した床板の斜視図である。 ダクトを一体成形した床要素として構成された本発明による装置を示す図である。 図7の床要素の他の実施形態を示す図である。 本発明によるアンカーポイントダクトとしての構成要素であるアンカー装置の斜視図である。 基礎体の1実施形態を示す図である。 第2実施形態におけるアンカー装置の正面図と側面図である。 第3実施形態におけるアンカー装置の正面図と側面図である。 アンカー装置の適用例と積荷収容用の他のインターフェースとを組み合わせたアンカーポイントダクトを示す図である。 アンカー装置の適用例と積荷収容用の他のインターフェースとを組み合わせたアンカーポイントダクトを示す図である。 アンカー装置の適用例と積荷収容用の他のインターフェースとを組み合わせたアンカーポイントダクトを示す図である。 アンカー装置の適用例と積荷収容用の他のインターフェースとを組み合わせたアンカーポイントダクトを示す図である。 アンカー装置の適用例と積荷収容用の他のインターフェースとを組み合わせたアンカーポイントダクトを示す図である。
符号の説明
10 アンカー装置
14 基礎体
14A 基礎体の上部ブロック
14B 基礎体の下部ブロック
18 アンカーポイントダクト
33 カバープレート
36 ダクト側壁
37 底板
182A,182A’;182B,182B’ アンカーポイント部分ダクト
182’ 底部要素
190 長穴(拡大穴)

Claims (30)

  1. 積荷または貨物を係留或いは収容するための少なくとも1つのアンカー装置(10)を有している、搬送手段の、特に飛行機の貨物積載システムのためのアンカー装置を収容するための収容装置において、
    収容装置がアンカーポイントダクト(18)として構成され、アンカーポイントダクト(18)がダクト側壁(36)と底板(37)とを有し、且つアンカーポイントダクト(18)が、互いに間隔をもって配置されそれぞれ基礎体(14)を有している複数個のアンカー装置(10)および/またはアダプタプレート/カバープレート(33)および/または積荷収容アダプタ(30)のための受容部を形成していることを特徴とする収容装置。
  2. アンカー装置(10)が回動可能なアンカー要素(11)を備え、アンカー要素(11)が2つの端部部分(12,13)により回動軸線(17)のまわりに回動可能に基礎体(14)で支持され、基礎体(14)が他の構成要素のための少なくとも1つのインターフェース要素(31)を受容することができる受容部(23)を有していることを特徴とする、請求項1に記載の収容装置。
  3. アンカー要素(11)が回動軸線(17)のまわりにほぼ水平位置へ回動して、受容部(23)へのアクセスを可能にさせることを特徴とする、請求項2に記載の収容装置。
  4. 受容部(23)が受容穴として基礎体(14)に形成され、受容穴の幾何学的基本形状が有利には円形、長方形または正方形であることを特徴とする、請求項2または3に記載の収容装置。
  5. 受容部(23)がロックボルト(25)を受容するための横穴(24)を有していることを特徴とする、請求項2または3または4に記載の収容装置。
  6. 基礎体(14)が、その下面に、ブリッジ状の排出穴を形成するための自由フライス削り部(21)を有していることを特徴とする、請求項1から5までのいずれか一つに記載の収容装置。
  7. 基礎体(14)が上部ブロック(14A)と下部ブロック(14B)とに分割可能であり、少なくとも一方のブロック(14Aまたは14B)に、長穴、拡大穴等の公差補償手段(190)が設けられていることを特徴とする、請求項1から6までのいずれか一つに記載の収容装置。
  8. 基礎体(14)がダクト側壁(36)との結合のための側部固定穴(20)を有していることを特徴とする、請求項1から7までのいずれか一つに記載の収容装置。
  9. 基礎体(14)がアダプタプレートまたはカバープレート(33)を接続させるための固定手段(27)を備えた固定面(26)を有していることを特徴とする、請求項1から8までのいずれか一つに記載の収容装置。
  10. アダプタプレートまたはカバープレート(33)が吸水穴/吸水スリット(28)および/または排水穴(29)を備えていることを特徴とする、請求項1から9までのいずれか一つに記載の収容装置。
  11. アダプタプレートまたはカバープレート(33)が下方へ回動させたアンカー要素(11)を受容可能にする繰り抜き部(35)を有していることを特徴とする、請求項1から10までのいずれか一つに記載の収容装置。
  12. アダプタプレート(33)に、他の機能要素(8)または構成要素を受容するための固定プロフィール(34)、有利には座席レールプロフィールが設けられていることを特徴とする、請求項1から11までのいずれか一つに記載の収容装置。
  13. アダプタプレート(33)に通常の固定手段を用いて他の機能要素(8)を配置可能であることを特徴とする、請求項1から12までのいずれか一つに記載の収容装置。
  14. アンカーポイントダクト(18)の、インターフェース(10,30,33)を備えていない領域を、カバープレートで密閉可能であることを特徴とする、請求項1から13までのいずれか一つに記載の収容装置。
  15. アダプタプーレート(33)の両側を使用可能であり、滑らかな表面を持った下面をカバープレートとして使用可能であり、機能要素(8)を備えた上面を構成要素の接続のために使用可能であることを特徴とする、請求項1から14までのいずれか一つに記載の収容装置。
  16. ダクト側壁(36)に、床板(44)を固定(45)するための受容部(38)が設けられていることを特徴とする、請求項1から15までのいずれか一つに記載の収容装置。
  17. 床板(44)が、ダクト側壁(36)に固定されている密閉板(42)で覆われていることを特徴とする、請求項15に記載の収容装置。
  18. 少なくとも受容部(38)の両域にパッキンまたはパッキンストライプ(43,43’)が設けられていることを特徴とする、請求項16または17に記載の収容装置。
  19. 底板(37)の外側領域に、床板(44)を固定(45)するための載置部または受容部(38’)が設けられていることを特徴とする、請求項1から18までのいずれか一つに記載の収容装置。
  20. アンカーポイントダクト(18)がほぼU字状の横断面を有していることを特徴とする、請求項1から19までのいずれか一つに記載の収容装置。
  21. アンカーポイントダクト(18)の底板(37)が固定手段(32)により飛行機構造体(4)に固定可能であり、有利には飛行機フレームに固定可能であることを特徴とする、請求項1から20までのいずれか一つに記載の収容装置。
  22. 飛行機構造体(4)におけるアンカーポイントダクト(18)の固定部がアンカー装置(10)の基礎体(14)の固定部と連結されていることを特徴とする、請求項21に記載の収容装置。
  23. 積荷または貨物を係留或いは収容するための少なくとも1つのアンカー装置(10)を有している、搬送手段の、特に飛行機の貨物積載システムのためのアンカー装置を収容するための収容装置において、
    収容装置が少なくとも1つのアンカーポイントダクト(180A,180B;181A,181D)を組み込んだ床板(180;181)として構成され、組み込んだ少なくとも1つのアンカーポイントダクト(180A,180B;181A,181D)が、互いに間隔をもって配置されそれぞれ基礎体(14)を有している複数個のアンカー装置(10)および/またはアダプタプレート/カバープレート(33)および/または積荷収容アダプタ(30)のための受容部を形成していることを特徴とする収容装置。
  24. アンカーポイントダクト(180A,180B;181A,181D)が、受容形状に関し、アンカー装置(10)の基礎体(14)の形状と対応していることを特徴とする、請求項23に記載の収容装置。
  25. アンカー装置(10)の基礎体(14)が固定手段(32)と床板(180;181)の貫通穴とを介して飛行機構造体(4)に固定されていることを特徴とする、請求項24に記載の収容装置。
  26. 積荷または貨物を係留或いは収容するための少なくとも1つのアンカー装置(10)を有している、搬送手段の、特に飛行機の貨物積載システムのためのアンカー装置を収容するための収容装置において、
    少なくとも2つの底部要素(182;182’)を有し、これら底部要素(182;182’)が、それぞれ縁領域に組み込まれたアンカーポイント部分ダクト(182A,182A’;182B,182B’)を有し、第1の低部要素(182)のアンカーポイント部分ダクト(182A)が第2の底部要素(182’)のアンカーポイント部分ダクト(182A’)とともに完全なアンカーポイントダクトを形成していることを特徴とする収容装置。
  27. 形成されたアンカーポイントダクト内にアンカー装置(10)が配置されていることを特徴とする、請求項26に記載の収容装置。
  28. 固定手段(32)を介してアンカー装置(10)の基礎体(14)を用いて同時に2つの底部要素(182,182’)を飛行機構造体(4)に固定可能であることを特徴とする、請求項26または27に記載の収容装置。
  29. 互いに直列に配置される複数個のアンカーポイントダクト(18,18’;180A,180B;181A,181D;182A,182B)が、アンカー装置(10)、積荷収容部(30)、インターフェース要素(31)等の構成要素を加熱するための暖気流ガイドを形成していることを特徴とする、請求項1から28までのいずれか一つに記載の収容装置。
  30. 互いに直列に配置される複数個のアンカーポイントダクト(18,18’;180A,180B;181A,181D;182A,182B)がドレンガイドを形成していることを特徴とする、請求項1から29までのいずれか一つに記載の収容装置。
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