JP2004358850A - 記録装置及び感光材料処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】インクリボンカセットの装着不良を確実に検出し、裏印字不良の発生を防止する。
【解決手段】裏印字ユニット20の保持枠23にインクリボンカセット26を着脱自在に取り付ける。裏印字ユニット20のユニット取付板21を、載置台46に取付軸50を介し回動自在に取り付けて、記録位置と退避位置との間で変位させる。カセットセンサ48を設け、記録位置のときのインクリボンカセット26を検出する。一つのカセットセンサ48により、カセット26の有無と記録位置か否かの有無とを検出することができる。カセット装填不良と、記録位置への戻し忘れを無くして、裏印字を確実に行うことができる。
【選択図】 図4
【解決手段】裏印字ユニット20の保持枠23にインクリボンカセット26を着脱自在に取り付ける。裏印字ユニット20のユニット取付板21を、載置台46に取付軸50を介し回動自在に取り付けて、記録位置と退避位置との間で変位させる。カセットセンサ48を設け、記録位置のときのインクリボンカセット26を検出する。一つのカセットセンサ48により、カセット26の有無と記録位置か否かの有無とを検出することができる。カセット装填不良と、記録位置への戻し忘れを無くして、裏印字を確実に行うことができる。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、感光材料などの記録材料に裏印字などの記録を行う記録装置及び感光材料処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
特開平2002−296701号公報
【0003】
写真現像所で使用されるプリンタプロセッサなどの感光材料処理装置は、印画紙などの感光材料に露光処理、現像処理、乾燥処理などを行って画像をプリントしている。このような感光材料処理装置には、露光処理が行われる前に感光材料の裏面に写真現像所での受付番号、コマ番号や、撮影日などの各種データが印字装置によって裏印字される。裏印字された受付番号やコマ番号はネガフイルムや、デジタルプリントの時には受付票と照合する際に使用される。
【0004】
前記印字装置は、略矩形板状の支持部材に固定されている。そして、支持部材を介して感光材料処理装置の載置台に揺動自在に取り付けられ、記録位置とこの記録位置から離れた退避位置との間で変位する。記録位置では感光材料の裏面に裏印字が行われる。また、退避位置では感光材料搬送路から印字装置が離れるため、消耗品であるインクリボンカセットの交換が行われる(特許文献1参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、インクリボンカセットの交換作業は、感光材料処理装置の前面に設けられた前扉を開けて、装置中央部の暗い中で行うため、インクリボンカセットが正しく装着されないことがあった。さらに、インクリボンカセットの装着状態を確認するのも困難であった。そのために、特許文献1のように、支持部材によって印字装置が印字位置に位置決めされても、インクリボンカセットが装着不良の場合には印字不良が発生してしまう。更に、印字装置等のメンテナンス作業を行い、インクリボンカセットの装着を忘れてしまった場合などでは、インクリボンカセットの有無を検知する手段がないために、裏印字の無いまま感光材料に画像のプリントが行われてしまう。印字不良や裏印字の無い状態でプリントされた感光材料は、ネガフイルムや受付票と照合することができないために再びプリントを行わなければならないという問題があった。
【0006】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、インクリボンカセット等の装着不良を確実に検出できるようにした記録装置及び感光材料処理装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の記録装置では、インク部材保持カセットが着脱自在に取り付けられる記録ユニットと、この記録ユニットを記録位置に保持するとともに、この記録位置から離れた退避位置との間で変位可能な可動保持部材と、前記可動保持部材が記録位置のときに前記インク部材保持カセットを検出するカセットセンサとを備えたものである。なお、前記カセットセンサが前記インク部材保持カセットを検出しないときに、装着不良を警告する警告手段を備えることが好ましい。また、前記可動保持部材が退避位置のときに、インク部材保持カセットが着脱されることが好ましい。
【0008】
前記インク部材保持カセットはインクリボンカセットであり、前記記録ユニットは、記録ヘッドとインクリボンカセットの保持枠と、この保持枠にインクリボンカセットを装着したときに装着音を発する装着音発生手段とを備えることが好ましい。また、前記装着音発生手段は、インクリボンカセットの一端に設けられた弾性変形するたわみ部材と、前記保持枠に設けられる係止孔と、前記たわみ部材に突出して設けられる係止爪とを備え、装着完了状態で係止爪が保持枠の係止孔周縁部を乗り越えて係止孔に入ったときにたわみ部材が前記係止孔周縁部に当接して衝撃音を発することが好ましい。また、本発明の感光材料処理装置では、上記記載の記録装置を有し、前記記録ユニットは感光材料の裏面に印字を行うものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1に本発明の記録装置を備えたプリンタプロセッサの概略を示す。プリンタプロセッサ2は、供給部3、露光部4、現像処理部5、乾燥部6、集積部7、及びシステムコントローラ8から構成されている。プリンタプロセッサ2の各部3〜7は、システムコントローラ8によって制御されている。システムコントローラ8は、警報部8a、ディスプレイ8bなどを備えている。また、供給部3と露光部4の間には本発明を実施した裏印字装置18が配置されている。
【0010】
供給部3には、ロール状の感光材料10がマガジン11に収納されている。マガジン11には給紙ローラ対14が設けられ、マガジン11から感光材料10が引き出される。マガジン11の出口には、感光材料10を送り出す送り出しローラ15が設けられている。送り出しローラ15はシステムコントローラ8によって画像出力サイズ情報に基づいた送り出し量(切り出し量)にするように制御されて動作する。送り出された感光材料10は所定の長さにカッタ16で切断されて、シート状の感光材料(以下、単に感光材料という)10aにされ、裏印字装置18に搬送される。
【0011】
裏印字装置18は、図中二点鎖線で示される感光材料10aの搬送路19上に設けられている。この裏印字装置18は、感光材料10aの送りに同期させて感光材料10aの裏面にインクリボンを介してドットインパクト形式により、受付番号、コマ番号や撮影日等を裏印字する。そして、裏印字された感光材料10aは露光部4へ送られる。
【0012】
露光部4では、感光材料10aに対して画像データに基づき走査露光を行い、画像を潜像で記録する。露光済みの感光材料10aは、現像処理部5にて発色、現像、漂白定着、および水洗処理され、乾燥部6で乾燥される。乾燥後の感光材料10aは、集積部7に搬送されてプリント注文毎に仕分けられて排紙される。
【0013】
図2に示すように、裏印字ユニット20は、可動保持部材としてのユニット取付板21、基台22、保持枠23、ヘッド台25、インク保持部材カセットとしてのインクリボンカセット26、印字ヘッド27などから構成されている。ユニット取付板21は略矩形の金属板からなり、このユニット取付板21にはダイカストで形成された略L字型の基台22が固定されている。この基台22には保持枠23やヘッド台25などが固定されている。また、保持枠23にはインクリボンカセット26が装着される。インクリボンカセット26内には、インクリボン26aが巻取り収納されており、このインクリボン26aは印字位置へ引き出された後にカセット26内の巻取軸に巻き取られる。この巻取軸には、基台22に設けられたリボン送り機構30が接続されている。リボン送り機構30は、図示しない駆動モータからの回転駆動を巻取軸に伝達させる。印字ヘッド27は、印字位置のインクリボン26aの裏側に位置するようにヘッド台25に固定される。
【0014】
図3に示しように、インクリボンカセット26の上面には弾性変形可能なたわみ部材31が一体に設けられている。このたわみ部材31には、上方に突出するように係止爪32が一体に形成されている。インクリボンカセット26の下面には回転突起35が設けられており、さらに一方の側面にはインクリボンカセット26を保持枠23内で位置決めする位置決めピン36が上下に2個所設けられている
【0015】
保持枠23は略コ字型に折り曲げて形成されており、上板37と下板38と本体板39とから一体に形成されている。上板37には係止孔40が、下板38には取付時回転孔41が形成されている。また、本体板39には位置決め孔42が上下に2個所設けられており、この位置決め孔42にはインクリボンカセット26に設けられた位置決めピン36が嵌め込まれて、保持枠23にインクリボンカセット26が正しい位置で位置決めされる。
【0016】
インクリボンカセット26を保持枠23に取り付ける際は、図3(A)に示すように位置決めピン36が斜め上方に向くようにインクリボンカセット26を傾け、インクリボンカセット26の底面に設けえられた回転突起35を下板38の取付時回転孔41に入れる。
【0017】
次に、図3(B)に示すように、取付時回転孔41に回転突起35を入れた状態で、この回転突起35を中心にして回転させ、他方の側面からインクリボンカセット26を保持枠23内に押し込む。その際に、たわみ部材31の係止爪32が保持枠23の上板37と当接する。そして、インクリボンカセット26をさらに押し込むと、係止爪32のテーパー部32aが上板37に当接しながらインクリボンカセット26が保持枠23内に押し込まれるので、たわみ部材31は下方向に押されて撓む。
【0018】
図3(C)に示すように、係止爪32の先端部が係止穴40に達すると、たわみ部材31の復元力によってたわみ部材31は上方に勢いよく跳ね上がる。そのため、係止爪32の周縁部と係止孔40の周縁部とが衝撃的に当接することで、「パチン」という装着音が発生する。また、この当接による衝撃で保持枠23とインクリボンカセット26が振動し、この振動がオペレータに伝わり、装着完了を音と手の感触で知ることができる。この時、位置決めピン36は位置決め孔42に嵌め込まれ、インクリボンカセット26は上下面を保持枠23にしっかりと挟持されて正しい位置に装着される。
【0019】
インクリボンカセット26の装着時の装着音と振動を大きくするために、たわみ部材31の下方への押圧力が20N以上となるようにたわみ部材31の幅と厚さを規定する。また、保持枠23は振動し易い板金や樹脂などで形成する。なお、上記実施形態では、たわみ部材31を20N以上の押圧力で撓ませるようにしたがこれに限るものではなく、インクリボンカセット26の装着時に発する装着音と振動とを確実にオペレータが確認できるものであればよい。
【0020】
また、インクリボンカセット26を保持枠23から取り外す場合には、たわみ部材31の端部31aを下方向に押して係止爪32と係止孔40の係合を外し、図3(B)に示すように、位置決めピン36が斜め上方に向くように傾けてインクリボンカセット26を保持枠23から引き抜くことで容易に取り外しが行える。
【0021】
図2に示すように、裏印字装置18は、裏印字ユニット20と、これが取り付けられる載置台46と、インクリボンカセット26を検出するカセットセンサ48とを備えている。載置台46はプリンタプロセッサ2の機枠に取り付けられており、取付軸50と回動規制ピン51と取付ネジ孔52とが形成されている。
【0022】
ユニット取付板21には、載置台46の取付軸50、回動規制ピン51、取付ネジ孔52に対応する位置で、軸孔55、回動規制長孔56、取付孔57が形成されている。図4に示すように、軸孔55には取付軸50が入り、これを中心としてユニット取付板21が載置台46に回転自在に取り付けられる。回動規制長孔56は軸孔55を中心とする円弧に沿った長孔とされており、この回動規制長孔56には回動規制ピン51が入る。この回動規制ピン51によってユニット取付板21の回動範囲が規制され、一方の回動規制端に回動規制ピン51が位置すると記録位置となり、他方の回動規制端に回動規制ピン51が位置すると退避位置となる。
【0023】
図4(B)に示す記録位置では、感光材料に印字ヘッド27がインクリボン26aを介し対面し、裏印字が可能になる。(A)に示す退避位置では、記録位置から印字ヘッド27が離れることによって、インクリボンカセット26の取出しが容易に可能になる。(B)に示す記録位置のときに、載置台46の取付ネジ孔52と、ユニット取付板21の取付孔57とが一致する。この取付孔57に取付ネジ58が挿入されて、載置台46にユニット取付板21がネジ止めされる。
【0024】
カセットセンサ48は例えばマイクロスイッチから構成されており、感光材料のガイド板、または機枠に取り付けられ、記録位置にユニット取付板21がセットされた状態でインクリボンカセット26の前面の一部に、カセットセンサ48のアクチュエータ48aが当接するように取り付けられており、この状態で例えばスイッチがオンの状態になって、インクリボンカセット26のセットの有無の検出が可能になる。図4(C)に示すように、インクリボンカセット26がセットされていない状態では、ユニット取付板21が記録位置にセットされていてもオフ状態となり、インクリボンカセット26が装着されていなきことが判る。また、図4(A)に示すように、インクリボンカセット26が装着されていても退避位置の場合には、カセットセンサ48がオフになり、同様に装着不良であることが検出される。
【0025】
裏印字装置18において、インクリボンカセット26を交換するときには、図4(A)に示すように、ユニット取付板21を回転させて退避位置にする。これにより、裏印字ユニット20は記録位置から離れてインクリボンカセット26が交換可能となる。また、インクリボンカセット26の交換が終了したときには、図(B)に示すように、ユニット取付板21を回転させて記録位置にした後に、取付ネジ58により固定する。これにより、裏印字ユニット20が記録位置に固定されて裏印字可能となる。
【0026】
また、カセットセンサ48は、インクリボンカセット26に設けられた検出面60を検出する。この信号はシステムコントローラ8に送られる。システムコントローラ8では、このカセット有り信号に基づき、インクリボンカセット26が保持枠23の正しい位置に装着されており、かつ裏印字ユニット20が載置台46の記録位置に固定されていると判定する。
【0027】
図4(A)に示すように、裏印字ユニット20が退避位置にある場合や、図4(C)に示すように、裏印字ユニット20は記録位置に固定されているが、裏印字ユニット20にインクリボンカセット26が装着されていない場合では、マイクロスイッチ48によって検出面60が検出されないため、システムコントローラ8は、インクリボンカセット26の装着不良もしくは裏印字ユニット20の固定位置不良であると判定する。
【0028】
システムコントローラ8は、カセット装着不良を判定したときには、警報部8aにより警報を発するとともに、ディスプレイ8bにカセット装着不良の警告が表示される。また、プリント開始操作を行ってもプリントが開始されることがない。これにより、インクリボンカセット26の装着不良や、裏印字ユニット20が記録位置に固定されていないことによる印字不良を防止することができる。
【0029】
次に、本実施形態の作用を説明する。裏印字ユニット20のインクリボンカセット26を交換する際には、取付ネジ58を外して載置台46の記録位置に固定されているユニット取付板21を退避位置に回転させる。そして、インクリボンカセット26のたわみ部材31の端部31aを下に押しながら係止爪32と係止孔40の係合を外し、保持枠23からインクリボンカセット26を取り外す。そして、新しいインクリボンカセット26の装着は、たわみ部材31を下方に撓ませながらインクリボンカセット26を保持枠23内に押し込む。たわみ部材31の復元力によって係止爪32と係止孔40の周縁部が当接し、「パチン」という装着音とともに、保持枠23とインクリボンカセット26が振動する。したがって、音と手の感触とでインクリボンカセット26が保持枠23の正しい位置に装着したことを確認することができ、インクリボンカセット26の装着不良を確実に防止できる。
【0030】
また、カセットセンサ48によって、裏印字ユニット20が記録位置に固定されているときに、インクリボンカセット26の検出を行っており、インクリボンカセット26が装着されていない場合もしくは裏印字ユニット20が記録位置に固定されていない場合には、ディスプレイ8bに警告表示され、またプリント開始操作をしてもプリントが禁止されるため印字不良の発生がなくなる。
【0031】
なお、上記実施形態では、カセットセンサ48により、インクリボンカセット26の有無検出と、記録位置か否かの検出とを行うようにしたが、この他に、カセットセンサ48の信号によりインクリボンカセット26の交換を自動検出してもよい。例えば、カセットセンサ48がオンからオフにされた後、一定時間経過した後に再度オンされたときには、インクリボンカセット26の交換があったと判定する。そして、このカセット26の交換検出後に、新たにプリント枚数のカウントや、裏印字文字数のカウントなどによって、インクリボン26aの交換時期を予想し、交換時期に達したら警告表示を行う。
【0032】
また、カセットセンサ48は、マイクロスイッチを用いたが、他に例えばフォトインタラプタなどの検出手段を用いてもよい。また、カセット26を検出する代わりにインクリボン26aそのものを検出することにより、カセット26の有無を検出してもよい。
【0033】
【発明の効果】
本発明によれば、インク部材保持カセットが着脱自在に取り付けられる記録ユニットと、この記録ユニットを記録位置に保持するとともに、この記録位置から離れた退避位置との間で変位可能な可動保持部材と、可動保持部材が記録位置のときにインク保持カセットを検出するカセットセンサと、このカセットセンサがインク部材保持カセットを検出しないときに、装着不良を警告する警告手段を備えたので、インクリボンカセットの装着忘れや裏印字ユニットの固定位置不良による印字不良を確実に防止することができる。また、インクリボンカセットの有無と裏印字ユニットの固定位置との検出を一つのカセットセンサで行っているので、信頼性の向上、部品点数とI/Oとの削減によるコストダウンも図れる。
【0034】
また、インクリボンカセットのたわみ部材及び係止爪と、保持枠の係止孔とを設けて、保持枠にインクリボンカセットを装着したときに装着音を発するようにしたので、インクリボンカセットの装着完了を確実に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いたプリンタプロセッサの一例を示す概略図である。
【図2】裏印字ユニットを示す外観斜視図である。
【図3】インクリボンカセットの装着方法を示す説明図である。
【図4】載置台に裏印字ユニットを取付ける方法を示す説明図である。
【符号の説明】
2 プリンタプロセッサ
8 システムコントローラ
20 裏印字ユニット
21 ユニット取付板
23 保持枠
26 インクリボンカセット
31 たわみ部材
32 係止爪
40 係止孔
46 載置台
48 カセットセンサ
【発明の属する技術分野】
本発明は、感光材料などの記録材料に裏印字などの記録を行う記録装置及び感光材料処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
特開平2002−296701号公報
【0003】
写真現像所で使用されるプリンタプロセッサなどの感光材料処理装置は、印画紙などの感光材料に露光処理、現像処理、乾燥処理などを行って画像をプリントしている。このような感光材料処理装置には、露光処理が行われる前に感光材料の裏面に写真現像所での受付番号、コマ番号や、撮影日などの各種データが印字装置によって裏印字される。裏印字された受付番号やコマ番号はネガフイルムや、デジタルプリントの時には受付票と照合する際に使用される。
【0004】
前記印字装置は、略矩形板状の支持部材に固定されている。そして、支持部材を介して感光材料処理装置の載置台に揺動自在に取り付けられ、記録位置とこの記録位置から離れた退避位置との間で変位する。記録位置では感光材料の裏面に裏印字が行われる。また、退避位置では感光材料搬送路から印字装置が離れるため、消耗品であるインクリボンカセットの交換が行われる(特許文献1参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、インクリボンカセットの交換作業は、感光材料処理装置の前面に設けられた前扉を開けて、装置中央部の暗い中で行うため、インクリボンカセットが正しく装着されないことがあった。さらに、インクリボンカセットの装着状態を確認するのも困難であった。そのために、特許文献1のように、支持部材によって印字装置が印字位置に位置決めされても、インクリボンカセットが装着不良の場合には印字不良が発生してしまう。更に、印字装置等のメンテナンス作業を行い、インクリボンカセットの装着を忘れてしまった場合などでは、インクリボンカセットの有無を検知する手段がないために、裏印字の無いまま感光材料に画像のプリントが行われてしまう。印字不良や裏印字の無い状態でプリントされた感光材料は、ネガフイルムや受付票と照合することができないために再びプリントを行わなければならないという問題があった。
【0006】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、インクリボンカセット等の装着不良を確実に検出できるようにした記録装置及び感光材料処理装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の記録装置では、インク部材保持カセットが着脱自在に取り付けられる記録ユニットと、この記録ユニットを記録位置に保持するとともに、この記録位置から離れた退避位置との間で変位可能な可動保持部材と、前記可動保持部材が記録位置のときに前記インク部材保持カセットを検出するカセットセンサとを備えたものである。なお、前記カセットセンサが前記インク部材保持カセットを検出しないときに、装着不良を警告する警告手段を備えることが好ましい。また、前記可動保持部材が退避位置のときに、インク部材保持カセットが着脱されることが好ましい。
【0008】
前記インク部材保持カセットはインクリボンカセットであり、前記記録ユニットは、記録ヘッドとインクリボンカセットの保持枠と、この保持枠にインクリボンカセットを装着したときに装着音を発する装着音発生手段とを備えることが好ましい。また、前記装着音発生手段は、インクリボンカセットの一端に設けられた弾性変形するたわみ部材と、前記保持枠に設けられる係止孔と、前記たわみ部材に突出して設けられる係止爪とを備え、装着完了状態で係止爪が保持枠の係止孔周縁部を乗り越えて係止孔に入ったときにたわみ部材が前記係止孔周縁部に当接して衝撃音を発することが好ましい。また、本発明の感光材料処理装置では、上記記載の記録装置を有し、前記記録ユニットは感光材料の裏面に印字を行うものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1に本発明の記録装置を備えたプリンタプロセッサの概略を示す。プリンタプロセッサ2は、供給部3、露光部4、現像処理部5、乾燥部6、集積部7、及びシステムコントローラ8から構成されている。プリンタプロセッサ2の各部3〜7は、システムコントローラ8によって制御されている。システムコントローラ8は、警報部8a、ディスプレイ8bなどを備えている。また、供給部3と露光部4の間には本発明を実施した裏印字装置18が配置されている。
【0010】
供給部3には、ロール状の感光材料10がマガジン11に収納されている。マガジン11には給紙ローラ対14が設けられ、マガジン11から感光材料10が引き出される。マガジン11の出口には、感光材料10を送り出す送り出しローラ15が設けられている。送り出しローラ15はシステムコントローラ8によって画像出力サイズ情報に基づいた送り出し量(切り出し量)にするように制御されて動作する。送り出された感光材料10は所定の長さにカッタ16で切断されて、シート状の感光材料(以下、単に感光材料という)10aにされ、裏印字装置18に搬送される。
【0011】
裏印字装置18は、図中二点鎖線で示される感光材料10aの搬送路19上に設けられている。この裏印字装置18は、感光材料10aの送りに同期させて感光材料10aの裏面にインクリボンを介してドットインパクト形式により、受付番号、コマ番号や撮影日等を裏印字する。そして、裏印字された感光材料10aは露光部4へ送られる。
【0012】
露光部4では、感光材料10aに対して画像データに基づき走査露光を行い、画像を潜像で記録する。露光済みの感光材料10aは、現像処理部5にて発色、現像、漂白定着、および水洗処理され、乾燥部6で乾燥される。乾燥後の感光材料10aは、集積部7に搬送されてプリント注文毎に仕分けられて排紙される。
【0013】
図2に示すように、裏印字ユニット20は、可動保持部材としてのユニット取付板21、基台22、保持枠23、ヘッド台25、インク保持部材カセットとしてのインクリボンカセット26、印字ヘッド27などから構成されている。ユニット取付板21は略矩形の金属板からなり、このユニット取付板21にはダイカストで形成された略L字型の基台22が固定されている。この基台22には保持枠23やヘッド台25などが固定されている。また、保持枠23にはインクリボンカセット26が装着される。インクリボンカセット26内には、インクリボン26aが巻取り収納されており、このインクリボン26aは印字位置へ引き出された後にカセット26内の巻取軸に巻き取られる。この巻取軸には、基台22に設けられたリボン送り機構30が接続されている。リボン送り機構30は、図示しない駆動モータからの回転駆動を巻取軸に伝達させる。印字ヘッド27は、印字位置のインクリボン26aの裏側に位置するようにヘッド台25に固定される。
【0014】
図3に示しように、インクリボンカセット26の上面には弾性変形可能なたわみ部材31が一体に設けられている。このたわみ部材31には、上方に突出するように係止爪32が一体に形成されている。インクリボンカセット26の下面には回転突起35が設けられており、さらに一方の側面にはインクリボンカセット26を保持枠23内で位置決めする位置決めピン36が上下に2個所設けられている
【0015】
保持枠23は略コ字型に折り曲げて形成されており、上板37と下板38と本体板39とから一体に形成されている。上板37には係止孔40が、下板38には取付時回転孔41が形成されている。また、本体板39には位置決め孔42が上下に2個所設けられており、この位置決め孔42にはインクリボンカセット26に設けられた位置決めピン36が嵌め込まれて、保持枠23にインクリボンカセット26が正しい位置で位置決めされる。
【0016】
インクリボンカセット26を保持枠23に取り付ける際は、図3(A)に示すように位置決めピン36が斜め上方に向くようにインクリボンカセット26を傾け、インクリボンカセット26の底面に設けえられた回転突起35を下板38の取付時回転孔41に入れる。
【0017】
次に、図3(B)に示すように、取付時回転孔41に回転突起35を入れた状態で、この回転突起35を中心にして回転させ、他方の側面からインクリボンカセット26を保持枠23内に押し込む。その際に、たわみ部材31の係止爪32が保持枠23の上板37と当接する。そして、インクリボンカセット26をさらに押し込むと、係止爪32のテーパー部32aが上板37に当接しながらインクリボンカセット26が保持枠23内に押し込まれるので、たわみ部材31は下方向に押されて撓む。
【0018】
図3(C)に示すように、係止爪32の先端部が係止穴40に達すると、たわみ部材31の復元力によってたわみ部材31は上方に勢いよく跳ね上がる。そのため、係止爪32の周縁部と係止孔40の周縁部とが衝撃的に当接することで、「パチン」という装着音が発生する。また、この当接による衝撃で保持枠23とインクリボンカセット26が振動し、この振動がオペレータに伝わり、装着完了を音と手の感触で知ることができる。この時、位置決めピン36は位置決め孔42に嵌め込まれ、インクリボンカセット26は上下面を保持枠23にしっかりと挟持されて正しい位置に装着される。
【0019】
インクリボンカセット26の装着時の装着音と振動を大きくするために、たわみ部材31の下方への押圧力が20N以上となるようにたわみ部材31の幅と厚さを規定する。また、保持枠23は振動し易い板金や樹脂などで形成する。なお、上記実施形態では、たわみ部材31を20N以上の押圧力で撓ませるようにしたがこれに限るものではなく、インクリボンカセット26の装着時に発する装着音と振動とを確実にオペレータが確認できるものであればよい。
【0020】
また、インクリボンカセット26を保持枠23から取り外す場合には、たわみ部材31の端部31aを下方向に押して係止爪32と係止孔40の係合を外し、図3(B)に示すように、位置決めピン36が斜め上方に向くように傾けてインクリボンカセット26を保持枠23から引き抜くことで容易に取り外しが行える。
【0021】
図2に示すように、裏印字装置18は、裏印字ユニット20と、これが取り付けられる載置台46と、インクリボンカセット26を検出するカセットセンサ48とを備えている。載置台46はプリンタプロセッサ2の機枠に取り付けられており、取付軸50と回動規制ピン51と取付ネジ孔52とが形成されている。
【0022】
ユニット取付板21には、載置台46の取付軸50、回動規制ピン51、取付ネジ孔52に対応する位置で、軸孔55、回動規制長孔56、取付孔57が形成されている。図4に示すように、軸孔55には取付軸50が入り、これを中心としてユニット取付板21が載置台46に回転自在に取り付けられる。回動規制長孔56は軸孔55を中心とする円弧に沿った長孔とされており、この回動規制長孔56には回動規制ピン51が入る。この回動規制ピン51によってユニット取付板21の回動範囲が規制され、一方の回動規制端に回動規制ピン51が位置すると記録位置となり、他方の回動規制端に回動規制ピン51が位置すると退避位置となる。
【0023】
図4(B)に示す記録位置では、感光材料に印字ヘッド27がインクリボン26aを介し対面し、裏印字が可能になる。(A)に示す退避位置では、記録位置から印字ヘッド27が離れることによって、インクリボンカセット26の取出しが容易に可能になる。(B)に示す記録位置のときに、載置台46の取付ネジ孔52と、ユニット取付板21の取付孔57とが一致する。この取付孔57に取付ネジ58が挿入されて、載置台46にユニット取付板21がネジ止めされる。
【0024】
カセットセンサ48は例えばマイクロスイッチから構成されており、感光材料のガイド板、または機枠に取り付けられ、記録位置にユニット取付板21がセットされた状態でインクリボンカセット26の前面の一部に、カセットセンサ48のアクチュエータ48aが当接するように取り付けられており、この状態で例えばスイッチがオンの状態になって、インクリボンカセット26のセットの有無の検出が可能になる。図4(C)に示すように、インクリボンカセット26がセットされていない状態では、ユニット取付板21が記録位置にセットされていてもオフ状態となり、インクリボンカセット26が装着されていなきことが判る。また、図4(A)に示すように、インクリボンカセット26が装着されていても退避位置の場合には、カセットセンサ48がオフになり、同様に装着不良であることが検出される。
【0025】
裏印字装置18において、インクリボンカセット26を交換するときには、図4(A)に示すように、ユニット取付板21を回転させて退避位置にする。これにより、裏印字ユニット20は記録位置から離れてインクリボンカセット26が交換可能となる。また、インクリボンカセット26の交換が終了したときには、図(B)に示すように、ユニット取付板21を回転させて記録位置にした後に、取付ネジ58により固定する。これにより、裏印字ユニット20が記録位置に固定されて裏印字可能となる。
【0026】
また、カセットセンサ48は、インクリボンカセット26に設けられた検出面60を検出する。この信号はシステムコントローラ8に送られる。システムコントローラ8では、このカセット有り信号に基づき、インクリボンカセット26が保持枠23の正しい位置に装着されており、かつ裏印字ユニット20が載置台46の記録位置に固定されていると判定する。
【0027】
図4(A)に示すように、裏印字ユニット20が退避位置にある場合や、図4(C)に示すように、裏印字ユニット20は記録位置に固定されているが、裏印字ユニット20にインクリボンカセット26が装着されていない場合では、マイクロスイッチ48によって検出面60が検出されないため、システムコントローラ8は、インクリボンカセット26の装着不良もしくは裏印字ユニット20の固定位置不良であると判定する。
【0028】
システムコントローラ8は、カセット装着不良を判定したときには、警報部8aにより警報を発するとともに、ディスプレイ8bにカセット装着不良の警告が表示される。また、プリント開始操作を行ってもプリントが開始されることがない。これにより、インクリボンカセット26の装着不良や、裏印字ユニット20が記録位置に固定されていないことによる印字不良を防止することができる。
【0029】
次に、本実施形態の作用を説明する。裏印字ユニット20のインクリボンカセット26を交換する際には、取付ネジ58を外して載置台46の記録位置に固定されているユニット取付板21を退避位置に回転させる。そして、インクリボンカセット26のたわみ部材31の端部31aを下に押しながら係止爪32と係止孔40の係合を外し、保持枠23からインクリボンカセット26を取り外す。そして、新しいインクリボンカセット26の装着は、たわみ部材31を下方に撓ませながらインクリボンカセット26を保持枠23内に押し込む。たわみ部材31の復元力によって係止爪32と係止孔40の周縁部が当接し、「パチン」という装着音とともに、保持枠23とインクリボンカセット26が振動する。したがって、音と手の感触とでインクリボンカセット26が保持枠23の正しい位置に装着したことを確認することができ、インクリボンカセット26の装着不良を確実に防止できる。
【0030】
また、カセットセンサ48によって、裏印字ユニット20が記録位置に固定されているときに、インクリボンカセット26の検出を行っており、インクリボンカセット26が装着されていない場合もしくは裏印字ユニット20が記録位置に固定されていない場合には、ディスプレイ8bに警告表示され、またプリント開始操作をしてもプリントが禁止されるため印字不良の発生がなくなる。
【0031】
なお、上記実施形態では、カセットセンサ48により、インクリボンカセット26の有無検出と、記録位置か否かの検出とを行うようにしたが、この他に、カセットセンサ48の信号によりインクリボンカセット26の交換を自動検出してもよい。例えば、カセットセンサ48がオンからオフにされた後、一定時間経過した後に再度オンされたときには、インクリボンカセット26の交換があったと判定する。そして、このカセット26の交換検出後に、新たにプリント枚数のカウントや、裏印字文字数のカウントなどによって、インクリボン26aの交換時期を予想し、交換時期に達したら警告表示を行う。
【0032】
また、カセットセンサ48は、マイクロスイッチを用いたが、他に例えばフォトインタラプタなどの検出手段を用いてもよい。また、カセット26を検出する代わりにインクリボン26aそのものを検出することにより、カセット26の有無を検出してもよい。
【0033】
【発明の効果】
本発明によれば、インク部材保持カセットが着脱自在に取り付けられる記録ユニットと、この記録ユニットを記録位置に保持するとともに、この記録位置から離れた退避位置との間で変位可能な可動保持部材と、可動保持部材が記録位置のときにインク保持カセットを検出するカセットセンサと、このカセットセンサがインク部材保持カセットを検出しないときに、装着不良を警告する警告手段を備えたので、インクリボンカセットの装着忘れや裏印字ユニットの固定位置不良による印字不良を確実に防止することができる。また、インクリボンカセットの有無と裏印字ユニットの固定位置との検出を一つのカセットセンサで行っているので、信頼性の向上、部品点数とI/Oとの削減によるコストダウンも図れる。
【0034】
また、インクリボンカセットのたわみ部材及び係止爪と、保持枠の係止孔とを設けて、保持枠にインクリボンカセットを装着したときに装着音を発するようにしたので、インクリボンカセットの装着完了を確実に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いたプリンタプロセッサの一例を示す概略図である。
【図2】裏印字ユニットを示す外観斜視図である。
【図3】インクリボンカセットの装着方法を示す説明図である。
【図4】載置台に裏印字ユニットを取付ける方法を示す説明図である。
【符号の説明】
2 プリンタプロセッサ
8 システムコントローラ
20 裏印字ユニット
21 ユニット取付板
23 保持枠
26 インクリボンカセット
31 たわみ部材
32 係止爪
40 係止孔
46 載置台
48 カセットセンサ
Claims (6)
- インク部材保持カセットが着脱自在に取り付けられる記録ユニットと、
この記録ユニットを記録位置に保持するとともに、この記録位置から離れた退避位置との間で変位可能な可動保持部材と、
前記可動保持部材が記録位置のときに前記インク部材保持カセットを検出するカセットセンサとを備えたことを特徴とする記録装置。 - 前記カセットセンサが前記インク部材保持カセットを検出しないときに、装着不良を警告する警告手段を備えることを特徴とする請求項1記載の記録装置。
- 前記可動保持部材が退避位置のときに、インク部材保持カセットが着脱されることを特徴とする請求項1または2記載の記録装置。
- 前記インク部材保持カセットはインクリボンカセットであり、前記記録ユニットは、記録ヘッドと、インクリボンカセットの保持枠と、この保持枠にインクリボンカセットを装着したときに装着音を発する装着音発生手段とを備えることを特徴とする請求項1ないし3いずれか一つ記載の記録装置
- 前記装着音発生手段は、インクリボンカセットの一端に設けられた弾性変形するたわみ部材と、前記保持枠に設けられる係止孔と、前記たわみ部材に突出して設けられる係止爪とを備え、装着完了状態で係止爪が保持枠の係止孔周縁部を乗り越えて係止孔に入ったときにたわみ部材が前記係止孔周縁部に当接して衝撃音を発することを特徴とする請求項4記載の記録装置。
- 請求項1ないし5いずれか一つ記載の記録装置を有し、前記記録ユニットは感光材料の裏面に印字を行うことを特徴とする感光材料処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003161188A JP2004358850A (ja) | 2003-06-05 | 2003-06-05 | 記録装置及び感光材料処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003161188A JP2004358850A (ja) | 2003-06-05 | 2003-06-05 | 記録装置及び感光材料処理装置 |
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JP2004358850A true JP2004358850A (ja) | 2004-12-24 |
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ID=34053721
Family Applications (1)
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JP2003161188A Pending JP2004358850A (ja) | 2003-06-05 | 2003-06-05 | 記録装置及び感光材料処理装置 |
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JP (1) | JP2004358850A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018161777A (ja) * | 2017-03-24 | 2018-10-18 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 電子機器 |
-
2003
- 2003-06-05 JP JP2003161188A patent/JP2004358850A/ja active Pending
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