JP2004357448A - 高調波電流抑制装置及び電気車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】鉄道車両では、軌道2に流す帰線電流に含まれ、在線検知に対して障害を及ぼす交流成分である障害電流を許容値以下に抑制する必要があり、本発明の目的は、小形の高調波電流抑制装置を提供することである。
【解決手段】導体20を流れる電流Isの交流成分を検出する交流成分検出器12と、その出力に基き、この交流成分を打消すように導体20の一部21に交流電圧を発生させる交流電圧源13を備える。この交流電圧源13は、導体20に結合された磁性体コア132と、このコアに巻かれたコイル133及びこのコイルに接続された交流電圧発生部131とで構成される。検出した交流成分に基き、この交流成分を打消す方向に、交流電圧発生部を制御することにより、障害電流を抑制する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、直流電流に含まれる交流成分を除去する高調波電流抑制装置及びこれを用いた電気車両に関する。
【0002】
【従来の技術】
鉄道車両では、架線及び軌道を介して駆動に必要な電力を供給する場合が多い。さらに、軌道を用いて、地上の保安装置に必要な車両の在線検知を行う場合が多い。このため、鉄道車両が軌道に流す帰線電流に含まれる交流成分が、在線検知に対して障害を及ぼす場合があり、障害を及ぼす交流成分を許容値以下に抑制する必要がある。
【0003】
このような障害電流を抑制するために多くの提案がなされており、例えば、特許文献1や2等に開示された技術が知られている。特許文献1では、架線と軌道から電力の供給を受ける電力変換器と並列に高調波抑制用インバータを設けている。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−92862号公報(要約、そのほか全体)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、架線と軌道から電力の供給を受ける電力変換器と並列に、抑制用追加インバータが必要である。このため、この抑制用追加インバータは、電力変換器と同等の電圧耐量が必要であり、容積が大きくなる。
【0006】
本発明の目的は、小形の高調波電流抑制装置及びこれを用いた電気車両を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明はその一面において、導体を流れる電流の交流成分を検出する交流成分検出手段と、この交流成分検出手段の出力に基き、この交流成分を打消すように前記導体の一部に交流電圧を発生させる手段を備えたことを特徴とする。
【0008】
この構成により、導体の一部に交流電圧を発生させ、障害電流を抑制するため、この発生電圧は低電圧でよく、小形化が可能である。
【0009】
ここで、交流電圧を発生させる手段は、導体に結合された磁性体コアに巻かれたコイルに接続された交流電圧源と、前記交流成分検出手段の出力に基き交流成分を打消す方向に、この交流電圧源を制御する手段を備えることが望ましい。
【0010】
これにより、コイルに流す交流電流により、磁気結合で導体に誘起電圧を発生し、障害電流を抑制することができる。
【0011】
本発明は他の一面において、導体に流れる電流に基き内部に磁束を発生するように導体に結合された磁性体コアと、この磁性体コアに発生する磁束を検出する磁束検出手段の出力に基き、発生磁束を打消す方向に磁性体コアに巻かれたコイルに直流電圧を印加する直流電圧源と、導体に流れる電流の交流成分を検出する交流成分検出手段の出力に基き、この交流成分を打消す方向に磁性体コアに巻かれたコイルに交流電圧を印加する交流電圧源を備えたことを特徴とする。
【0012】
この構成によれば、コイルに流す交流電流により、磁気結合で導体に誘起電圧を発生し、障害電流を抑制できるとともに、磁束検出手段に基き、磁性体コアの磁束密度を抑制するので磁性体コアを小型化でき、さらに高調波電流抑制装置を小型化できる。
【0013】
本発明はさらに他の一面において、集電した直流を交流に変換する電力変換器から給電される車両駆動用の主電動機と、集電器から電力変換器を結ぶ導体に流れる高調波成分を抑制する高調波電流抑制装置を備えた電気車両において、前記導体を流れる電流の交流成分を検出する交流成分検出手段の出力に基きこの交流成分を打消す方向の交流電圧を、前記導体の一部に発生させる交流電圧発生手段を備えたことを特徴とする。
【0014】
これにより、小型化した障害電流抑制手段を備えた電気車両を実現できる。
【0015】
本発明のその他の目的及び特徴は、以下の実施形態の説明で明らかにする。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明を鉄道電気車両に適用した一実施例の原理構成図である。図1において、架線1及び軌道2から、集電器3及び車輪4を介して直流電力を受電し、この直流を電力変換装置5により交流電力に変換し、車両駆動用の主誘導電動機6に電力を供給する。電力変換装置5は、リアクトル7及びコンデンサ8からなるフィルタと、電力変換器(3相インバータ)9とを備え、受電した直流を、可変電圧・可変周波数の3相交流に変換し、主誘導電動機6を可変速駆動する。
【0017】
ここで、本実施例においては、集電器3から電力変換器9に至る直流電路に、高調波電流抑制装置10を設けている。この高調波電流抑制装置10は、前記直流電路の導体20を流れる電流を検出する電流検出器11と、その交流成分を検出する交流成分検出器(交流成分検出手段)12及び交流電圧源(交流電圧発生手段)13から構成されている。導体20には、リアクトル7からコンデンサ8及び電力変換器9への架線電流Isが流れ、電流検出器11は、この架線電流Isを検出し、交流成分検出器12は、架線電流Isに含まれる直流成分を除去し、交流成分を出力する。交流電圧源13は、架線電流Isの交流成分に応じた交流電圧を出力し、導体20の一部21に、この交流電圧Vsを発生させる。
【0018】
次に、本実施例の動作について説明する。
【0019】
導体20に交流成分を含む直流電流Isが流れると、電流検出器11は検出電流として交流成分が重畳した直流の信号を出力する。交流成分検出器12は、検出電流から交流成分のみを取り出し、交流電圧源13は、検出された交流成分に応じてその出力電圧を制御され、導体20の一部21に交流電圧Vsを発生させる。
【0020】
架線電圧をEs、リアクトル7のインダクタンスをL、その抵抗分をR、その両端電圧をVL、コンデンサ8の容量をC、その両端電圧をVc、電力変換器9に向って流れる負荷電流をILとすると、次式が成り立つ。
【0021】
Es=VL+Vs+Vc=(R+sL)Is+Vs+(Is−IL)/sC
なお、sは微分演算子である。
【0022】
図2は、本発明の一実施例による高調波電流抑制装置10の機能ブロック図、すなわち上式をブロック図で表したものである。ここで、伝達関数G(s)は、交流成分検出器12から交流電圧源13に至る特性を示す伝達関数である。例えば、5[Hz]から200[Hz]までを通過域とするバンドパスフィルタの特性と、その検出成分に応じた電圧発生特性である。
【0023】
今、負荷電流ILが上記の周波数帯域内で脈動しているとき、その脈動(増減)による動作について考える。負荷電流ILが増加(減少)すると、コンデンサ8の電圧Ecが減少(増加)し、リアクトル7の電圧VLが増加(減少)し、架線電流Isが増加(減少)する。このため、負荷電流ILの変動が、架線電流Isの脈動すなわち障害電流の原因となる。
【0024】
これに対して、本発明の上記実施例によれば、架線電流Isが増加(減少)すると交流成分検出器12の出力も増加(減少)し、交流電圧源13による発生電圧Vsも増加(減少)する。これにより、リアクトル7の電圧VLの増加(減少)が抑制され、架線電流Isの増加(減少)を抑制することができる。したがって、障害の対象となる周波数帯域の交流電流成分を交流成分検出器12で検出することにより、架線電流にIsに含まれる障害電流を抑制することができる。
【0025】
また、交流電圧源13の発生電圧Vsは、負荷電流ILの交流成分により生じるコンデンサ8の電圧の変動に相当する電圧を出力すれば十分であるため、架線電圧Esの直流分に比べて、はるかに小さな電圧で足りる。したがって、高調波電流抑制装置10の電力容量及び寸法は極めて小さくて済む。
【0026】
なお、電気車両は、電車や機関車いずれでもよく、主電動機6は同期電動機でも良い。また、電力変換器9を直流/直流電力変換器とし、直流可変電圧又は電流を出力し、主電動機6を直流電動機とする構成でもよい。さらに、図1に1個のみ示した主電動機6は、2個あるいは4個といった複数個であってもよい。
【0027】
図3は、本発明による高調波電流抑制装置10の第1の具体的実施例を示す構成図である。高調波電流抑制装置10は、導体20に流れる電流の交流成分を検出して、この交流成分を打消すような交流電圧を導体20の一部21に発生させる。このため、導体20に流れる電流Isを検出する電流検出器11と、その出力の交流成分を検出する交流成分検出器12と、この交流成分に応じて交流電圧を発生する交流電圧源13を備えている。交流電圧源13は、交流成分検出器12の出力に応じた電圧を発生する交流電圧発生部131と、この電圧により磁性体コア132を励磁するコイル133から構成されている。
【0028】
磁性体コア132は、導体20を流れる電流Isにより内部に磁束が発生するように設置されている。コイル133は、磁性体コア132に巻かれており、コイル133に電流が流れると磁性体コア132の内部に磁束が発生する。すなわち、コイル133も、導体20と磁気的に結合されている。
【0029】
次に、本実施例の動作について説明する。
【0030】
導体20に流れる交流成分を含む直流電流Isは、電流検出器11で検出され、交流成分検出器12の出力に交流成分が出力される。これに基き、交流電圧発生部131の出力電圧が制御され、コイル133に交流電流が流れ、磁性体コア132に交流磁束が発生する。磁性体コア132に交流磁束が発生すると、導体20の一部21に誘起電圧Vsが発生する。この誘起電圧Vsが、図1で述べたように架線電流Isの交流成分を打消すように働くため、導体20に流れる障害電流を抑制することができる。
【0031】
なお、磁性体コア132の材料としては、フェライトや積層したケイ素鋼板などを用いることができる。また、交流成分検出器12の出力に基き、交流電圧源13の出力交流電圧Vsを制御しているが、交流電流を制御するように構成しても同様の効果が得られる。
【0032】
図4は、本発明による高調波電流抑制装置10の第2の具体的実施例を示す構成図である。図3と同一符号は同一物を示し、重複説明は避ける。図3と異なる点は、磁束検出器(磁束検出手段)14、直流成分検出器(直流成分検出手段)15及び直流電圧発生部16から構成される直流電圧源により、磁性体コア132の磁気飽和を避ける点である。
【0033】
磁束検出器14は、例えばホール素子を用い、磁性体コア132に発生した磁束φを検出する。直流成分検出器15は、検出磁束φから直流成分を検出し、この直流成分を打消す方向に、交流電圧発生部131と直列に接続された直流電圧発生部16の発生電圧を制御する。
【0034】
この構成により、図3で説明したと同一の効果が得られるほか、導体20を流れる架線電流Isの直流成分による磁束を抑制し、磁性体コア132の磁束密度を低減でき、磁性体コア132を小型化することができる。
【0035】
なお、交流電圧発生部131と直流電圧発生部16を一体化し、交流成分検出器12及び直流成分検出器15の出力の和でその出力を制御する構成でもよい。
【0036】
次に、本発明の第4の実施例を図5を用いて説明する。
【0037】
図5は、本発明による高調波電流抑制装置10の第3の具体的実施例を示す構成図である。図4と同一符号は同一物を示し、重複説明は避ける。図4と異なる点は、磁束検出器14を省略し、電流検出器11の出力から、直流成分検出器15で直流成分を検出することによって、磁性体コア132に発生する磁束φを推定するようにしたことである。この発生磁束φの推定には、予め調べた導体20に流れる電流Isと磁性体コア132の磁束φの関係を用いる。このように、直流成分検出器15は、磁性体コア132に発生する磁束を推定する磁束推定手段を構成している。
【0038】
この実施例によれば、図4と同様の効果が得られるほか、磁束検出器14を省略でき、構成を簡素化することができる。
【0039】
図6は、本発明による高調波電流抑制装置10の第4の具体的実施例を示す構成図である。図4と同一符号は同一物を示し、重複説明は避ける。図4と異なる点は、磁性体コア132に第2のコイル134を設け、直流電圧発生部16の直流出力電圧を、この第2のコイル134に印加するように構成したことである。
【0040】
本実施例では、図4で説明したと同一の効果が得られる。また、障害電流を抑制するコイル133と磁束密度を抑制する第2のコイル134を別体としたことにより、それぞれに適した巻数を選択することができる。例えば、コイル133の巻数よりも、磁束密度を抑制する第2のコイル134の巻数を多くすることにより、少ない直流電流で架線電流Isの直流成分による磁束を相殺することができる。このとき、第2のコイル134には、直流電流しか流れないため、巻数の増加によるインダクタンス分の増加に伴う電圧降下の影響は小さい。
【0041】
また、本実施例では、磁束検出器14を用いて磁性体コア132の磁束を検出しているが、磁束検出器14に代えて、図5の実施例と同様に、電流検出器11で検出した電流から、発生磁束φを推定することもできる。これにより、磁束検出器14を省略することができる。
【0042】
以上説明したすべての実施例において、導体20の電流Isを電流検出器11で検出し、交流成分検出器12の入力としている。しかし、障害電流が流れた場合、コンデンサ電圧Ecやリアクトル電圧VLにも交流成分が発生する。このため、コンデンサ電圧Ec又はリアクトル電圧VLを検出し、交流成分検出器12に入力しても、障害電流を検出し、これを抑制することが可能である。
【0043】
【発明の効果】
本発明によれば、小形の高調波電流抑制装置を提供することができる。
【0044】
また、小形の高調波電流抑制装置を用いた電気車両を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による高調波電流抑制装置を備えた鉄道電気車両の電気回路構成図。
【図2】本発明の一実施例による高調波電流抑制装置10の機能ブロック図。
【図3】本発明による高調波電流抑制装置10の第1の具体的実施例を示す構成図。
【図4】本発明による高調波電流抑制装置10の第2の具体的実施例を示す構成図。
【図5】本発明による高調波電流抑制装置10の第3の具体的実施例を示す構成図。
【図6】本発明による高調波電流抑制装置10の第4の具体的実施例を示す構成図。
【符号の説明】
1…架線、2…軌道、3…集電器、4…車輪、5…電力変換装置、6…車両駆動用の主誘導電動機、7…リアクトル、8…コンデンサ、9…電力変換器(3相インバータなど)、10…高調波電流抑制装置、11…電流検出器、12…交流成分検出器、13…交流電圧源、131…交流電圧発生部、132…磁性体コア、133…励磁コイル、134…第2のコイル、14…磁束検出器、15…直流成分検出器、16…直流電圧発生部、20…導体。

Claims (15)

  1. 導体に流れる電流に含まれる高調波成分を抑制する高調波電流抑制装置において、前記導体を流れる電流の交流成分を検出する交流成分検出手段と、この交流成分検出手段の出力に基き、この交流成分を打消す方向に前記導体の一部に交流電圧を発生させる交流電圧発生手段を備えたことを特徴とする高調波電流抑制装置。
  2. 請求項1において、前記交流電圧発生手段は、前記導体と磁気的に結合されたコイルと、このコイルに接続された交流電圧発生部を備えたことを特徴とする高調波電流抑制装置。
  3. 請求項1において、前記交流電圧を発生させる手段は、前記導体に結合された磁性体コアと、この磁性体コアに巻かれたコイルと、このコイルに接続された交流電圧発生部を備えたことを特徴とする高調波電流抑制装置。
  4. 請求項1において、直流を交流に変換する電力変換器と、この電力変換器から給電される交流電動機を備え、前記導体は、直流電源から前記電力変換器に給電する直流路を構成する導体の一部であることを特徴とする高調波電流抑制装置。
  5. 導体に流れる電流に含まれる高調波成分を抑制する高調波電流抑制装置において、前記導体に流れる電流に基き内部に磁束を発生するように前記導体に結合された磁性体コアと、この磁性体コアに発生する磁束を検出する磁束検出手段と、前記磁束検出手段の出力に基き、発生磁束を打消す方向に前記磁性体コアに巻かれたコイルに直流電圧を印加する直流電圧源と、前記導体に流れる電流の交流成分を検出する交流成分検出手段と、この交流成分検出手段の出力に基き、この交流成分を打消す方向に前記磁性体コアに巻かれたコイルに交流電圧を印加する交流電圧源を備えたことを特徴とする高調波電流抑制装置。
  6. 請求項5において、前記磁束検出手段は、前記導体に流れる電流に基き、前記磁性体コアに発生する磁束を推定する磁束推定手段を備えたことを特徴とする高調波抑制装置。
  7. 請求項5において、前記磁性体コアに巻かれた1つのコイルに接続された前記直流電圧源及び前記交流電圧源を備えたことを特徴とする高調波電流抑制装置。
  8. 請求項5において、前記磁性体コアに巻かれたコイルと、このコイルに接続された交流電圧発生部と、前記交流成分検出手段の出力に基き前記交流電圧発生部を制御する手段と、前記磁性体コアに巻かれた第2のコイルと、この第2のコイルに接続された直流電圧発生部と、前記磁束検出手段の出力に基き前記直流電圧発生部の直流出力電圧を制御する手段を備えたことを特徴とする高調波電流抑制装置。
  9. 直流を集電する集電器と、集電した前記直流を交流に変換する電力変換器と、この電力変換器から給電される車両駆動用の主電動機と、前記集電器から前記電力変換器を結ぶ導体に流れる高調波成分を抑制する高調波電流抑制装置を備えた電気車両において、前記導体を流れる電流の交流成分を検出する交流成分検出手段と、この交流成分検出手段の出力に基きこの交流成分を打消す方向の交流電圧を、前記導体の一部に発生させる交流電圧発生手段を備えたことを特徴とする電気車両。
  10. 請求項9において、前記交流電圧発生手段は、前記導体と磁気的に結合されたコイルと、このコイルに接続された交流電圧発生部を備えたことを特徴とする電気車両。
  11. 請求項9において、前記交流電圧発生手段は、前記導体に結合された磁性体コアと、この磁性体コアに巻かれたコイルと、このコイルに接続された交流電圧発生部と、前記交流成分検出手段の出力に基き前記交流電圧発生部を制御する手段を備えたことを特徴とする電気車両。
  12. 請求項9において、前記導体に流れる電流に基き内部に磁束を発生するように前記導体に結合された磁性体コアと、この磁性体コアに発生する磁束を検出する磁束検出手段と、前記磁束検出手段の出力に基き、この磁束を打消す方向に前記磁性体コアに巻かれたコイルに直流電圧を印加する直流電圧発生部と、前記交流成分検出手段の出力に基き、この交流成分を打消す方向に前記磁性体コアに巻かれたコイルに交流電圧を印加する交流電圧発生部を備えたことを特徴とする電気車両。
  13. 請求項12において、前記磁束検出手段は、前記導体に流れる電流に基き、前記磁性体コアに発生する磁束を推定する磁束推定手段を備えたことを特徴とする電気車両。
  14. 請求項12において、前記磁性体コアに巻かれた1つのコイルに接続された前記直流電圧発生部及び前記交流電圧発生部を備えたことを特徴とする電気車両。
  15. 請求項12において、前記磁性体コアに巻かれたコイルと、このコイルに接続された前記交流電圧発生部と、前記磁性体コアに巻かれた第2のコイルと、この第2のコイルに接続された前記直流電圧発生部を備えたことを特徴とする電気車両。
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