JP2004356111A - フレキシブル基板 - Google Patents

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Abstract

【課題】種々の電子部品の搭載が可能で、且つ安価に製造できるフレキシブル基板を提供する。
【解決手段】フイルム21上に導電塗料の端子パターン111を設けてなる第一フレキシブル基板10と、フイルム51上に金属箔の端子パターン511を設けてなる第二フレキシブル基板50とを具備する。第一フレキシブル基板10と第二フレキシブル基板50とを両者の端子パターン111,511同士が接触するように重ね合わせると共に、重ね合わせた第一,第二フレキシブル基板10,50をその外側から圧接接続手段70によって圧接することで両端子パターン111,511間を圧接接続して一体化してフレキシブル基板1を構成する。圧接接続手段70はその弾発体71を第一フレキシブル基板10の背面側に設置して第一フレキシブル基板10を第二フレキシブル基板50側に押し付ける。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種電子部品を搭載するのに好適なフレキシブル基板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、電子機器の小型化により、電子機器内に収納する多数の電子部品の実装密度の向上が求められている。そしてこの要求に対応するため、従来多数の電子部品を取り付けたフレキシブル基板を電子機器内部に収納し、その際フレキシブル基板を屈曲等することによって、一枚のフレキシブル基板に取り付けた多数の電子部品を三次元的に配置することが行われている。その例として特許文献1があるが、二つの基板の内、一方が硬質基板のため、さらなる三次元的な配置が求められており、従って一方の硬質基板もフレキシブル基板にして、その対応を図ることが望まれる。
【0003】
ここでフレキシブル基板に取り付けられる電子部品としては、例えば回転式可変抵抗器や回転式スイッチ等の回転式電子部品や、押釦スイッチ等の押圧式電子部品や、半田によって固定されるチップ部品等がある。
【0004】
しかしながら前記フレキシブル基板として、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)フイルム製のフレキシブル基板に導電塗料を印刷することで導電パターンを形成してなるフレキシブル基板を用いた場合は、安価ではあるが耐熱性に劣るため、チップ部品等の半田付けが容易でなかった。一方耐熱性が高く半田付けができるフレキシブル基板として、例えばポリイミド(PI)フイルムに貼り付けた金属箔をエッチングして導電パターンを形成してなるフレキシブル基板があるが、このフレキシブル基板の場合、高価であるという問題があった。
【0005】
一方基板と基板とを電気的に接続して一体化するには、両基板に設けた接続パターン間を半田や接着材等によって接合一体化することが必要である。しかしながら多数の接続パターンを並列に配置している場合であって各接続パターン間のピッチが小さい場合は、接続パターンとして銀ペーストを用いると、銀マイグレーションによってショートしてしまう恐れがあった。
【0006】
【特許文献1】
特開平7−38253号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上述の点に鑑みてなされたものでありその目的は、種々の電子部品の搭載が可能で、且つ安価に製造できるフレキシブル基板を提供することにある。
【0008】
また本発明の他の目的は、基板と基板とを電気的に接続して一体化する場合に、例え基板上に多数の接続パターンが並列に配置されていても、マイグレーションによってショートする恐れのないフレキシブル基板を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するため本発明にかかるフレキシブル基板は、合成樹脂フイルム上に導電塗料の接続パターンを設けてなる第一フレキシブル基板と、合成樹脂フイルム上に金属箔の接続パターンを設けてなる第二フレキシブル基板とを具備し、第一フレキシブル基板と第二フレキシブル基板とを、両者の接続パターン同士が導通するように重ね合わせて接続手段にて接続一体化してなることを特徴とする。接続手段には、下記する圧接接続手段の他に、接着による接続手段も含まれる。
【0010】
また本発明は、前記第一フレキシブル基板の接続パターン及び/又は第二フレキシブル基板の接続パターンが、基板上に設けられた配線用パターンの途中に設けられていることを特徴とする。
【0011】
また本発明は、前記第一フレキシブル基板の接続パターン及び/又は第二フレキシブル基板の接続パターンが複数本並列に設けられ、これら複数本の接続パターンにそれぞれ接続される配線用パターンの内の少なくとも一つの配線用パターンの接続パターンへの接続方向が、他の配線用パターンの接続パターンへの接続方向と異なっているか、あるいは前記第一フレキシブル基板の接続パターン及び/又は第二フレキシブル基板の接続パターンの中の少なくとも何れか一つの接続パターンに複数の配線用パターンが接続されていることを特徴とする。
【0012】
また本発明は、前記第一フレキシブル基板には、接続パターンと接続されその上を摺動子が摺接する摺接用導電パターン及び/又はその上に押圧式可動板が取り付く押圧用導電パターンが設けられ、一方前記第二フレキシブル基板には、電子部品の端子部を半田付けする半田ランドが設けられていることを特徴とする。
【0013】
また本発明は、第一フレキシブル基板を構成するフイルムはポリエチレンテレフタレート樹脂フイルムであり、第二フレキシブル基板を構成するフイルムはポリイミド樹脂フイルムであることを特徴とする。
【0014】
また本発明は、前記接続手段は、重ね合わせた第一,第二フレキシブル基板の接続パターンを設けた部分をその外側から押圧して圧接接続する圧接接続手段であることを特徴とする。
【0015】
また本発明は、前記圧接接続手段は、弾発体を第一フレキシブル基板の背面側に設置して第一フレキシブル基板を第二フレキシブル基板側に押し付けることで、第一,第二フレキシブル基板に設けた接続パターン間を圧接接続する構造であることを特徴とする。
【0016】
また本発明は、前記弾発体は、基部の一辺から突出した複数本の弾発アームに設けた弾発部によって、第一フレキシブル基板の接続パターンを設けた部分の背面を第二フレキシブル基板側に押し付けることで、第一,第二フレキシブル基板に設けた接続パターン間を圧接接続する構造であることを特徴とする。
【0017】
また本発明は、前記接続手段によって接続される第一,第二フレキシブル基板の少なくとも何れか一方の接続パターン相互間にスリットを設けたことを特徴とする。
【0018】
また本発明にかかるフレキシブル基板は、合成樹脂フイルム上に接続パターンを設けてなる第一フレキシブル基板と、合成樹脂フイルム上に接続パターンを設けてなる第二フレキシブル基板とを、両者の接続パターン同士が接触するように重ね合わせて接続手段にて接続一体化してなるフレキシブル基板であって、前記第一,第二フレキシブル基板の内の少なくとも何れか一方の接続パターンが、銀粉を混合してなる導電塗料であり、且つこの導電塗料からなる接続パターン相互間にスリットを設けたことを特徴とする。
【0019】
また本発明は、前記接続手段が、重ね合わせた第一,第二フレキシブル基板の接続パターンを設けた部分をその外側から押圧して圧接接続する圧接接続手段であることを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の一実施の形態にかかるフレキシブル基板1の要部拡大分解斜視図である。同図に示すようにこのフレキシブル基板1は、第一フレキシブル基板10と第二フレキシブル基板50とを、接続手段(以下この実施の形態においては「圧接接続手段」という)70によって一体に接続することで構成されている。以下各構成部品について説明する。
【0021】
第一フレキシブル基板10は、合成樹脂フイルム(以下この実施の形態においては「フイルム」という)21の所定位置にそれぞれ接続部(以下この実施の形態においては「圧接接続部」という)11と回転式電子部品取付部13と押圧式電子部品取付部15とを設け、また圧接接続部11から引出部17を引き出して構成されている。フイルム21は可撓性を有する熱可塑性樹脂フイルムであるポリエチレンテレフタレートフイルム(PET)製であり、その厚みは75μmで構成されている。
【0022】
圧接接続部11は、直線状の六本の接続パターン111を並列に設け、それら接続パターン111相互間にフイルム21を貫通するスリット115を設け、また両端の接続パターン111のさらにその両側には貫通孔からなる取付部119を設けて構成されている。この圧接接続部11を構成する接続パターン111は、第一フレキシブル基板10上に設けられた配線用パターン101の途中に設けられている。また見方を変えれば、圧接接続部11を構成する複数本の接続パターン111に接続される配線用パターン101の接続パターン111への接続方向は、配線用パターン101によって異なっているものがある。具体的に言えば、図6に示すように、配線用パターン101−1と配線用パターン101−3とが接続パターン111に対して逆方向から接続されている。また接続パターン111の中には、1つの接続パターン111に複数の配線用パターン101が接続されているものがある(図6で言えば配線用パターン101−2と配線用パターン101−3)。
【0023】
回転式電子部品取付部13は、中央に設けた貫通孔131の周囲の上面にリング状に二重の摺接用導電パターン135,137を設けて構成されている。この実施の形態では内側の摺接用導電パターン135は導通パターンであり、外側の摺接用導電パターン137は抵抗体パターンである。押圧式電子部品取付部15はその上面中央の円形の押圧用導電パターン(以下この実施の形態では「中央接点パターン」という)151とその周囲をC字状に囲む押圧用導電パターン(以下この実施の形態では「外周接点パターン」という)155とを設けて構成されている。そして前記接続パターン111と摺接用導電パターン135,137と中央接点パターン151と外周接点パターン155には、それぞれ配線用パターン101が接続され、フイルム21上を配い回されている。
【0024】
ここで接続パターン111と摺接用導電パターン135と中央接点パターン151と外周接点パターン155と配線用パターン101は、導電ペースト状の導電塗料を印刷(スクリーン印刷)することによって構成されており、その厚みは6〜8μm程度である。導電ペーストとは、導電粉(例えば銀粉やカーボン粉等)を合成樹脂(ウレタン樹脂やフェノール樹脂)に混練したペーストである。特に樹脂としてウレタン樹脂を用いれば、柔軟性が高いので好適である。また摺接用導電パターン137は抵抗値の大きいカーボンペースト等の導電塗料を印刷することによって構成されている。また接続パターン111と摺接用導電パターン135,137と中央接点パターン151と外周接点パターン155の部分を除く部分のフイルム21上面には絶縁塗料層が印刷されており(図1に示す点線が絶縁塗料層の境界部分である)、接続パターン111と摺接用導電パターン135,137と中央接点パターン151と外周接点パターン155の部分のみが第一フレキシブル基板10の表面に露出している(特に接続パターン111の周囲は絶縁塗料層によって完全に囲まれている)。そして実際にはこれら第一フレキシブル基板10の表面に露出しているパターン、即ち接続パターン111と摺接用導電パターン135と中央接点パターン151と外周接点パターン155は銀マイグレーション対策のため、前記銀ペーストからなる導電塗料の上に、これを完全に覆うように、カーボン紛を混練してなるカーボンペースト又は銀粉とカーボン粉とを混練してなる銀カーボンペーストからなる導電塗料がオーバーコート印刷されている。
【0025】
以上のようにして形成された回転式電子部品取付部13の部分には摺動子201をその下面に取り付けた成形樹脂製の回転つまみ203、及び図示しないケース等が取り付けられることで回転式電子部品(回転式可変抵抗器)が構成される。そして回転つまみ203を回転することで摺動子201を前記両摺接用導電パターン135,137上に摺接させて両摺接用導電パターン135,137に接続した配線用パターン101間の抵抗値を変化する。
【0026】
一方押圧式電子部品取付部15の部分には弾性金属板をドーム形状に形成してなる押圧式可動板(以下この実施の形態では「反転板」という)251と、反転板251上に設置される成形樹脂製の押釦253と、図示しないケース等が取り付けられることで押圧式電子部品(押釦スイッチ)が構成される。そして押釦253を押圧して反転板251を反転させれば、反転板251の外周辺が当接している外周接点パターン155と、反転によって反転板251の中央と接続した中央接点パターン151間がオンする。
【0027】
図2は図1の状態の第二フレキシブル基板50を下面側から見た斜視図である。同図及び図1に示すように、第二フレキシブル基板50は、合成樹脂フイルム(以下この実施の形態では「フイルム」という)62の所定位置に接続部(以下この実施の形態では「圧接接続部」という)51と電子部品取付部53とを設け、また圧接接続部51から引出部55を引き出して構成されている。フイルム62は可撓性を有する樹脂フイルムであるポリイミド(PI)製フイルムであり、その厚みは80μmで構成されている。
【0028】
圧接接続部51は、直線状の六本の接続パターン511を並列に設け、両端の接続パターン511のさらにその両側に貫通孔からなる取付部525を設けて構成されている。この圧接接続部51を構成する接続パターン511は、第二フレキシブル基板50上に設けられた配線用パターン501の途中に設けられている。また圧接接続部51を構成する複数本の接続パターン511に接続される配線用パターン501の接続パターン511への接続方向は、配線用パターン501によって異なっており、逆方向からも接続されている。また接続パターン511の中には、複数の配線用パターン501が接続されているものもある。一方電子部品取付部53は、一対の半田ランド531,531を設けて構成されている。そして前記接続パターン511と半田ランド531には、それぞれ配線用パターン501が接続され、フイルム62上を配い回されている。
【0029】
ここで接続パターン511と半田ランド531と配線用パターン501は、フイルム62の表面に貼り付けた銅箔をエッチング処理することで形成されており、その厚みは18μm程度である。そして、フイルム62の配線用パターン501等を設けた面側には、フイルム62と同質でフイルム62より薄い厚みか同等の厚みのカバーレイフイルムが貼り付けてある。カバーレイフイルムはこれをフイルム62に貼り付ける前に、予め接続パターン511と半田ランド531の部分に図2に点線で示す開口部をプレスカットで設けておくことで、接続パターン511と半田ランド531の部分のみが外部に露出するようにしている。
【0030】
そして電子部品取付部53上には例えばチップ型の発光ダイオードやコネクタ等の電子部品60が載置され、電子部品60の金属板製の端子部61,61が半田付けによって半田ランド531,531に接続固定されている。
【0031】
圧接接続手段70は図1に示すように、第一フレキシブル基板10の接続パターン111の背面側に配置される弾発体71と、弾発体71の背面側に設置されるケース73と、第二フレキシブル基板50の接続パターン511の背面側に配置される押え部材75とを具備して構成されている。
【0032】
ここで弾発体71は弾性金属板製であり、略矩形状の基部711の長手方向の一側辺から接続パターン111の本数に対応する複数本(六本)の弾発アーム713を突出し、各弾発アーム713を第一フレキシブル基板10側に折り曲げて構成されている。各弾発アーム713の先端には第一フレキシブル基板10側に突出するように湾曲する弾発部715が設けられている。また基部711の四隅には、下記するケース73の収納部733の内側壁の四隅に強く噛み合う突起状の係合部717が設けられている。ケース73は、金属板を一方の面が開放された薄い箱型に形成して構成されており、短い側の両辺から舌片状の係止片731,731を突出している。ケース73の開放面側は収納部733となっている。押え部材75は略矩形の金属製の板体で構成され、短い側の両辺に凹状の係合部751を設けている。
【0033】
そして第一フレキシブル基板10と第二フレキシブル基板50とを圧接接続手段70によって一体に接続するには、予めケース73の収納部733内に弾発体71の基部711をその係合部717がケース73の収納部733の内側壁の四隅に強く噛み合うように係合させて収納しておき、次に第一フレキシブル基板10の圧接接続部11と第二フレキシブル基板50の圧接接続部51とを重ね合わせて両者の接続パターン111,511同士を接触させ、次に前記ケース73を第一フレキシブル基板10の背面側に当接することでケース73の係止片731を第一フレキシブル基板10の取付部119と第二フレキシブル基板50の取付部525とに貫通させ、次に第二フレキシブル基板50の背面側に押え部材75を当接し、その際係止片731を押え部材75の係合部751に係合し、次にこの係止片731を押え部材75の背面側に折り曲げて固定する。
【0034】
図3は以上のようにして、第一フレキシブル基板10と第二フレキシブル基板50とを、圧接接続手段70によって一体に接続してなるフレキシブル基板1を示す斜視図である。また図4は図3のA−A断面図である。図4に示すように、第一,第二フレキシブル基板10,50に設けた接続パターン111,511間の圧接接続構造は、圧接接続手段70の弾発体71の弾発部715によって第一フレキシブル基板10をその背面側から第二フレキシブル基板50に押し付けることで、第一,第二フレキシブル基板10,50に設けた接続パターン111,511間を圧接接続する構造となっている。特にこの実施の形態においては、各弾発部715が一本ずつ、各接続パターン111,511間を圧接接続するように構成しているので、各接続パターン111,511間の圧接接続がさらに確実になる。
【0035】
ここで前述のように本フレキシブル基板1においては、第一フレキシブル基板10の接続パターン111及び第二フレキシブル基板50の接続パターン511を、何れも第一フレキシブル基板10と第二フレキシブル基板50上にそれぞれ設けた配線用パターン101,501の途中に設けて構成しており、また言い換えれば圧接接続部11,51を構成する複数本の接続パターン111,511に接続される配線用パターン101,501の接続パターン111,511への接続方向を、配線用パターン101,501によって異ならせて構成し、または接続パターン111,511の中に、複数の配線用パターン101,501を接続した接続パターン111,511を設けて構成している。即ち、接続パターン111,511をフレキシブル基板10,50の配線用パターン101,501の内部に割り込んで、その途中の位置に設けることとしているが、これは以下の理由による。即ち従来一般に基板間を接続する場合、例えば特許文献1に示すように、両基板から引き出した引出部の端部まで接続パターンを引き出し、この端部において導電接着剤等の接続手段によって両接続パターン間を接続していた。しかしながら基板上に形成する機能回路パターン(スイッチや抵抗器用回路パターン等の配線以外の機能を有するパターン)やこれらを接続する配線用パターンを小さい寸法形状の基板中に設ける場合、わざわざ基板の何れかの端部に接続パターンを集めることは、困難となってきていた。即ち多数の電子部品を取り付けたフレキシブル基板を電子機器内部に収納し、その際フレキシブル基板を電子機器内部に屈曲などさせた複雑な取付状態とするが、そのようなフレキシブル基板において、わざわざ接続パターンの設置のための引出部分を両基板に設けることは困難となってきていた。そこで本発明においては上述のように接続パターン111,511をフレキシブル基板10,50の配線用パターン101,501の内部に割り込んで、その途中の位置に設けることとし、これによって前記フレキシブル基板10,50の小型化や構造の複雑化に対応できるようにしたのである。
【0036】
また第一フレキシブル基板10側を弾発したのは以下の理由による。即ち前述のように第一フレキシブル基板10はPET製であってその厚みが75μm程度で薄いばかりか、その表面に形成される接続パターン111は導電塗料なので柔軟性がある。一方第二フレキシブル基板50はPI製であってその厚みは80μ程度と薄いのではあるが、その表面に形成される接続パターン511は銅箔であって導電塗料のパターンに比べて硬度が高く、しかもその厚みは18μm程度と厚いので、全体として第二フレキシブル基板50は第一フレキシブル基板10よりも硬くて柔軟性がない。そこで、より柔軟性のある第一フレキシブル基板10側を弾発体71の弾発部715によって弾発することで、軟らかい第一フレキシブル基板10を柔軟性をもって少し変形させて第二フレキシブル基板50に弾接させ、これによって両者間の接続が確実となるようにしたのである。
【0037】
またこの実施の形態においては、第一フレキシブル基板10の各接続パターン111相互間にスリット115を設けたが、これは以下の理由による。即ち、狭いピッチで複数の接続パターン111を隣接して設置した場合であって、前記接続パターン111を銀粉を混合してなる導電塗料(銀ペーストだけでなく、銀カーボンペーストのように銀以外の導電粉を混合したものも含む)で構成した場合、銀マイグレーションによって各接続パターン111間がショートする恐れがある。そこで各接続パターン111間にスリット115を設け、ショートの恐れを解消したのである。またスリット115を設けた他の理由として、第一フレキシブル基板10の各接続パターン111を設けた部分をそれぞれ独立することで、各接続パターン111を設けた部分の柔軟性をさらに向上して押圧変形容易とし、一本一本の接続パターン111,511間を、より確実に圧接接続するためである。
【0038】
なおスリット115は必ずしも各接続パターン111間の全てに設ける必要はなく、複数本毎に設けても良い。またスリットは第一フレキシブル基板10のスリット115とともに、又は第一フレキシブル基板10のスリットに代えて、第二フレキシブル基板50の接続パターン511相互間に設けても良い。その場合も必ずしも各接続パターン511間の全てに設ける必要はない。
【0039】
以上のように本実施の形態にかかるフレキシブル基板1は両フレキシブル基板10,50の特性を生かし、半田付けの必要な部分だけ高価な第二フレキシブル基板50を用いるとともに、半田付けの必要のない部分については安価で製造の容易な第一フレキシブル基板10を用いて両者を接続して構成したので、半田付けの必要な電子部品を含む種々の電子部品の搭載が可能なフレキシブル基板1を、安価に提供できる。しかも両フレキシブル基板10,50の接続パターン111,511間の圧接接続を上記構造の圧接接続手段70を用いて行ったので、その接続が確実に行える。
【0040】
図5は本発明の他の実施の形態にかかる第二フレキシブル基板50−2を示す斜視図(図2と同一方向から見た斜視図)である。同図において前記図2に示す第二フレキシブル基板50と同一部分には同一符号を付す。なおこの第二フレキシブル基板50−2と接続する第一フレキシブル基板は図1に示す第一フレキシブル基板10である。この第二フレキシブル基板50−2において前記第二フレキシブル基板50と相違する点は、フイルム62の材質として第一フレキシブル基板10と同じPETフイルム(厚み75μm)を用いた点と、第二フレキシブル基板50の接続パターン511相互間にスリット115と同様のスリット515を設けた点と、図2に示す電子部品取付部53を押圧式電子部品取付部53−2とし、且つ半田ランド531の代わりに、第一フレキシブル基板10に設けた中央接点パターン151及び外周接点パターン155と同様の中央接点パターン551及び外周接点パターン555を設けた点とである。
【0041】
ここでこれら接続パターン511と、中央接点パターン551及び外周接点パターン555と、配線用パターン501とは、第一フレキシブル基板10の接続パターン111等と同様に、導電ペースト製の導電塗料を印刷(スクリーン印刷)することによって構成されており、その厚みは6〜8μm程度である。そして、接続パターン511と中央接点パターン551及び外周接点パターン555の部分を除く部分のフイルム62上面には絶縁塗料層が印刷されており(図5に示す点線が絶縁塗料層の境界部分である)、接続パターン511と中央接点パターン551及び外周接点パターン555の部分のみが第二フレキシブル基板50−2の表面に露出している(特に接続パターン511の周囲は絶縁塗料層によって完全に囲まれている)。そして実際にはこれら第二フレキシブル基板50−2の表面に露出しているパターン、即ち接続パターン511と中央接点パターン551及び外周接点パターン555は銀マイグレーション対策のため、前記銀ペーストからなる導電塗料の上に、これを完全に覆うように、カーボン紛を混練してなるカーボンペースト又は銀粉とカーボン粉とを混練してなる銀カーボンペーストからなる導電塗料がオーバーコート印刷されている。
【0042】
このように構成した第二フレキシブル基板50−2と、図1に示す第一フレキシブル基板10とを圧接接続手段70によって接続一体化することで、前記実施の形態と同様に、一つのフレキシブル基板を構成することができる。
【0043】
なおこの実施の形態においては、PETフイルム製の第一,第二フレキシブル基板10,50−2の両接続パターン111,511に対してスリット115,515を設けたが、一方のフレキシブル基板10又は50−2のみにスリットを設けても良い。
【0044】
この実施の形態においては、第一フレキシブル基板10の各接続パターン111相互間及び/又は第二フレキシブル基板50−2の各接続パターン511相互間にスリット115及び/又はスリット515を設けたが、これは以下の理由による。即ち、狭いピッチで複数の接続パターン111,511を隣接して設置した場合であって、前記接続パターン111,511を銀粉を混合してなる導電塗料(銀ペーストだけでなく、銀カーボンペーストのように銀以外の導電粉を混合したものも含む)で構成した場合、銀マイグレーションによって各接続パターン111,511間がショートする恐れがある。そこで各接続パターン111,511間にスリット115,515を設け、ショートの恐れを解消したのである。またスリット115,515を設けた他の理由として、第一フレキシブル基板10の各接続パターン111を設けた部分及び/又は第二フレキシブル基板50−2の各接続パターン511を設けた部分をそれぞれ独立することで、各接続パターン111,511を設けた部分の柔軟性をさらに向上して押圧変形容易とし、一本一本の対向する接続パターン111,511間を、より確実に圧接接続するためである。
【0045】
以上本発明の実施の形態を説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお直接明細書及び図面に記載がない何れの形状や構造や材質であっても、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技術的思想の範囲内である。例えば第一,第二フレキシブル基板を構成するフイルムの材質や、接続パターンを構成する導電塗料の材質等は種々の変更が可能である。
【0046】
また圧接接続手段の構造も種々の変更が可能であり、要は両接続パターン間を圧接接続して一体化する構造であればどのような構造であっても良い。また弾発体71は弾性金属板製でなくても良く、例えばゴム材によって構成しても良い。また第二フレキシブル基板の半田ランドに半田付けするのは、単独の金属端子(この場合、金属端子自体が電子部品である)であってもよい。
【0047】
さらに第一フレキシブル基板と第二フレキシブル基板とを接続一体化する接続手段として、上記各実施の形態では圧接接続手段を用いたが、異方性導電性接着剤による接着手段等、他の接続手段によって、第一フレキシブル基板と第二フレキシブル基板とを、両者の接続パターン同士が導通するように重ね合わせて接続一体化してもよい。接着手段としては他に、異方導電性フイルムを介在する方法や、接着剤として液状の電気絶縁性熱硬化性接着剤を用いてこれを介して第一,第二フレキシブル基板の接続パターンの部分を熱圧着して両接続パターンを直接接着させる方法を用いても良い。
【0048】
また上記実施の形態では、第一フレキシブル基板10に取り付けた押圧式電子部品は、中央接点パターン151と外周接点パターン155と反転板251とを用いた接点構成であったが、押圧式電子部品はこの構成に限られず、例えば上下PET製のフイルムに設けられた一対の接点パターンを狭い間隙を持って互いに対向するように重ね合わせ、一方のフイルムの上面にクリック感覚を伴う押圧式可動板(反転板)を取り付けてなる構造の押圧式電子部品(押圧式スイッチ)で、可動板がクリック感を伴って反転すると同時に上下の接点パターンがオンするようなものであってもよいし、前記中央接点パターン151と外周接点パターン155の上に感圧ゴムを設置することで、感圧ゴムを押圧することで抵抗値が変化して中央接点パターン151と外周接点パターン155間がオンオフする構造の押圧式電子部品(感圧式押圧式スイッチ)であってもよい。
【0049】
また上述のように第一,第二フレキシブル基板10,50−2にスリット115,515を設けても良いが、何れか一方のフレキシブル基板10,50のみにスリットを設けても良い。その場合、例えば接続パターン111と接続パターン511の内、幅が広くて隣接する接続パターンとの隙間間隔が狭く、銀マイグレーションを生じやすい方にスリットを設けたほうが好適である。また接続パターン及びスリットは、一つの帯状パターンを印刷した後、この帯状パターンを複数に分割するようにスリットを設け、これによりスリットによって分割された複数の接続パターンを設けても良い。
【0050】
また上記各実施の形態では、摺接用導電パターン135,137として回転式可変抵抗器用の摺接用導電パターンを用いたが、その代わりに回転式スイッチ用の摺接用導電パターンとしても良いし、スライド式可変抵抗器用の摺接用導電パターンとしても良いし、スライド式スイッチ用の摺接用導電パターンとしても良い。
【0051】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように本発明によれば以下のような優れた効果を有する。
▲1▼合成樹脂フイルム上に導電塗料の接続パターンを設けてなる第一フレキシブル基板と、合成樹脂フイルム上に金属箔の接続パターンを設けてなる第二フレキシブル基板とを具備し、第一フレキシブル基板と第二フレキシブル基板とを、両者の接続パターン同士が導通するように重ね合わせて接続手段にて接続一体化してフレキシブル基板を構成したので、第一,第二フレキシブル基板の特性を生かし、半田付けの必要な部分だけ高価な第二フレキシブル基板を用いるとともに、半田付けの必要のない部分については安価で製造の容易な第一フレキシブル基板を用いることで半田付けの必要な電子部品を含む種々の電子部品の搭載が可能なフレキシブル基板を、安価に提供できる。
【0052】
▲2▼第一フレキシブル基板の接続パターン及び/又は第二フレキシブル基板の接続パターンは、基板上に設けられた配線用パターンの途中に設けられているので、即ち、接続パターンをフレキシブル基板の配線用パターンの内部に割り込んで、その途中の位置に設けることとしているので、フレキシブル基板の小型化や構造の複雑化に容易に対応できる。
【0053】
▲3▼また同様に、第一フレキシブル基板の接続パターン及び/又は第二フレキシブル基板の接続パターンは複数本並列に設けられ、これら複数本の接続パターンにそれぞれ接続される配線用パターンの内の少なくとも一つの配線用パターンの接続パターンへの接続方向が、他の配線用パターンの接続パターンへの接続方向と異なっているか、又は一つの接続パターンに複数の配線用パターンを接続しているので、即ち、接続パターンをフレキシブル基板の配線用パターンの内部に割り込んで、その途中の位置に設けることとしているので、フレキシブル基板の小型化や構造の複雑化に容易に対応できる。
【0054】
▲4▼接続手段として、重ね合わせた第一,第二フレキシブル基板の接続パターンを設けた部分をその外側から押圧して圧接接続する圧接接続手段を用いたので、接続パターン間を確実且つ容易に接続できる。
【0055】
▲5▼圧接接続手段は、弾発体を、フイルム上に導電塗料の接続パターンを設けてなる柔軟性の高い第一フレキシブル基板の背面側から、フイルム上に金属箔の接続パターンを設けてなる柔軟性の低い第二フレキシブル基板側に押し付けることで、第一,第二フレキシブル基板に設けた接続パターン間を圧接接続する構造としたので、両者間の接続が確実に行える。
【0056】
▲6▼弾発体は、基部の一辺から突出した複数本の弾発アームに設けた弾発部によって、第一フレキシブル基板の接続パターンを設けた部分の背面を第二フレキシブル基板側に押し付けることで、第一,第二フレキシブル基板に設けた接続パターン間を圧接接続する構造としたので、1本1本の接続パターン間をより確実に圧接接続できる。
【0057】
▲7▼接続手段によって接続される第一,第二フレキシブル基板の少なくとも何れか一方の接続パターン相互間にスリットを設けたので、狭いピッチで設置された接続パターンであっても、また接続パターンが銀粉を混合してなる導電塗料であって銀マイグレーションの恐れがあっても、接続パターン間を確実に分離でき、ショートの恐れを確実に防止できる。またスリットを設けることで第一,第二フレキシブル基板の各接続パターンを設けた部分をそれぞれ独立させることができ、一本一本の接続パターン間を、より確実に接続することが可能となる。
【0058】
▲8▼接続手段として、重ね合わせた第一,第二フレキシブル基板のスリットを設けた接続パターンの外側から押圧する圧接接続手段を用いれば、スリットによってそれぞれ独立するとともに柔軟性がより向上して、より押圧変形容易となった各接続パターンを、対向する接続パターンに対してより確実に圧接接続させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかるフレキシブル基板1の要部拡大分解斜視図である。
【図2】図1の状態の第二フレキシブル基板50を下面側から見た斜視図である。
【図3】第一フレキシブル基板10と第二フレキシブル基板50とを圧接接続手段70によって一体に接続してなるフレキシブル基板1を示す斜視図である。
【図4】図3のA−A断面図である。
【図5】本発明の他の実施の形態にかかる第二フレキシブル基板50−2を示す斜視図(図2と同一方向から見た斜視図)である。
【図6】配線用パターン101の接続パターン111への接続方向の説明図である。
【符号の説明】
1 フレキシブル基板
10 第一フレキシブル基板
21 合成樹脂フイルム
11 圧接接続部
111 接続パターン
115 スリット
201 摺動子
203 回転つまみ
251 反転板(押圧式可動板)
253 押釦
13 回転式電子部品取付部
135,137 摺接用導電パターン
15 押圧式電子部品取付部
151 中央接点パターン(押圧用導電パターン)
155 外周接点パターン(押圧用導電パターン)
50 第二フレキシブル基板
62 合成樹脂フイルム
51 圧接接続部
511 接続パターン
525 取付部
53 電子部品取付部
531 半田ランド
60 電子部品
61 端子部
70 圧接接続手段(接続手段)
71 弾発体
711 基部
713 弾発アーム
715 弾発部
73 ケース
75 押え部材

Claims (11)

  1. 合成樹脂フイルム上に導電塗料の接続パターンを設けてなる第一フレキシブル基板と、合成樹脂フイルム上に金属箔の接続パターンを設けてなる第二フレキシブル基板とを具備し、
    第一フレキシブル基板と第二フレキシブル基板とを、両者の接続パターン同士が導通するように重ね合わせて接続手段にて接続一体化してなることを特徴とするフレキシブル基板。
  2. 前記第一フレキシブル基板の接続パターン及び/又は第二フレキシブル基板の接続パターンは、基板上に設けられた配線用パターンの途中に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のフレキシブル基板。
  3. 前記第一フレキシブル基板の接続パターン及び/又は第二フレキシブル基板の接続パターンは複数本並列に設けられ、これら複数本の接続パターンにそれぞれ接続される配線用パターンの内の少なくとも一つの配線用パターンの接続パターンへの接続方向が、他の配線用パターンの接続パターンへの接続方向と異なっているか、あるいは前記第一フレキシブル基板の接続パターン及び/又は第二フレキシブル基板の接続パターンの中の少なくとも何れか一つの接続パターンに複数の配線用パターンが接続されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のフレキシブル基板。
  4. 前記第一フレキシブル基板には、接続パターンと接続されその上を摺動子が摺接する摺接用導電パターン及び/又はその上に押圧式可動板が取り付く押圧用導電パターンが設けられ、
    一方前記第二フレキシブル基板には、電子部品の端子部を半田付けする半田ランドが設けられていることを特徴とする請求項1乃至3の内の何れか一項に記載のフレキシブル基板。
  5. 第一フレキシブル基板を構成するフイルムはポリエチレンテレフタレート樹脂フイルムであり、
    第二フレキシブル基板を構成するフイルムはポリイミド樹脂フイルムであることを特徴とする請求項1乃至4の内の何れか一項に記載のフレキシブル基板。
  6. 前記接続手段は、重ね合わせた第一,第二フレキシブル基板の接続パターンを設けた部分をその外側から押圧して圧接接続する圧接接続手段であることを特徴とする請求項1乃至5の内の何れか一項に記載のフレキシブル基板。
  7. 前記圧接接続手段は、弾発体を第一フレキシブル基板の背面側に設置して第一フレキシブル基板を第二フレキシブル基板側に押し付けることで、第一,第二フレキシブル基板に設けた接続パターン間を圧接接続する構造であることを特徴とする請求項6に記載のフレキシブル基板。
  8. 前記弾発体は、基部の一辺から突出した複数本の弾発アームに設けた弾発部によって、第一フレキシブル基板の接続パターンを設けた部分の背面を第二フレキシブル基板側に押し付けることで、第一,第二フレキシブル基板に設けた接続パターン間を圧接接続する構造であることを特徴とする請求項7に記載のフレキシブル基板。
  9. 前記接続手段によって接続される第一,第二フレキシブル基板の少なくとも何れか一方の接続パターン相互間にスリットを設けたことを特徴とする請求項1乃至8の内の何れか一項に記載のフレキシブル基板。
  10. 合成樹脂フイルム上に接続パターンを設けてなる第一フレキシブル基板と、合成樹脂フイルム上に接続パターンを設けてなる第二フレキシブル基板とを、両者の接続パターン同士が接触するように重ね合わせて接続手段にて接続一体化してなるフレキシブル基板であって、
    前記第一,第二フレキシブル基板の内の少なくとも何れか一方の接続パターンが、銀粉を混合してなる導電塗料であり、且つこの導電塗料からなる接続パターン相互間にスリットを設けたことを特徴とするフレキシブル基板。
  11. 前記接続手段は、重ね合わせた第一,第二フレキシブル基板の接続パターンを設けた部分をその外側から押圧して圧接接続する圧接接続手段であることを特徴とする請求項10に記載のフレキシブル基板。
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