JP2014093164A - パワーウインドウスイッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】製造コストの削減が可能なパワーウインドウスイッチを提供する。
【解決手段】パワーウインドウスイッチ100では、複数の開口1aを有する上ケース1と、複数の開口1a内にそれぞれ位置し、揺動可能に支持された複数の操作部2と、複数の操作部2の下側に配置され、複数の操作部2の揺動動作に伴い上下に昇降動作される複数の駆動体3と、複数の駆動体3の下側に配置された、複数の駆動体3の昇降動作に伴い押圧動作される複数の押圧部4aを有する弾性部材からなる弾性シート4と、弾性シート4の下側に配置された基板5と、基板5の下側に配置された下ケース6と、を備え、基板5は、少なくとも第1基板7とフィルム状に形成された第2基板8とが電気的に接続されてなり、第2基板8は複数の押圧部4aに対応して複数の接点部8aを有し、複数の押圧部4aの動作にともなって複数の接点部8aの導通の切り換えが可能である構造とした。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車のパワーウインドウの操作に用いるパワーウインドウスイッチに関し、特に、製造コストの削減が可能なパワーウインドウスイッチに関するものである。
昨今、自動車のパワーウインドウの操作に用いるパワーウインドウスイッチは、同じ車種に用いるものであっても、複数種類のバリエーションを持って対応する必要がある。それは、窓の数の違いや自動車のオプション、例えば電動のサンルーフを付けた場合には、その操作用の構成部品が増える、などにより違いがあるためである。従来のパワーウインドウスイッチとしては、下記の特許文献1に記載のパワーウインドウスイッチが知られている。
以下、図12を用いて、特許文献1に記載のパワーウインドウスイッチ900について説明する。図12は、特許文献1に記載のパワーウインドウスイッチ900の構成を示す分解斜視図である。
特許文献1に記載のパワーウインドウスイッチ900は、縦横二列に配置された4つの開口910aを有する上ケース910と、各開口910aの内部に揺動可能に支持された4つのシーソつまみ911と、これらシーソつまみ911の揺動操作によって昇降動作される複数の駆動体912と、上ケース910に一体化されてハウジングを構成する下ケース913と、この下ケース913上に載置された回路基板914と、この回路基板914に被着されたラバーシート915と、導光体901と回路基板914上に実装されたチップ状のLED916によって構成される照光機構とを備えている。
特開2007−308102号公報
しかしながら、特許文献1に記載のパワーウインドウスイッチ900は、回路基板914は1枚の板状の基板上にIC(Integrated Circuit、集積回路)などの電子部品を配置するとともに、接点部や配線パターンなどを設ける構成であった。そのため、自動車のオプションの違いなどによりパワーウインドウスイッチの構成部品が変わると、それに合わせて回路基板914の大きさを変更したり、回路基板914上のレイアウトを変更したりする必要がある。回路基板914は板状の基板上に電子部品などがマウントされている。板状の基板はフィルム状の基板に比べると高価であり、大きさが大きくなった時のコスト増や、複数種類の回路基板914を準備するための費用が必要である。また、回路基板914が変わるたびに評価試験を実施する必要があり、更にその対応にかかる費用が必要であるなど、生産コストを下げ難い構成であった。
本発明は、上述した課題を解決して、製造コストの削減が可能なパワーウインドウスイッチを提供するものである。
請求項1に記載のパワーウインドウスイッチにおいては、複数の開口を有する上ケースと、前記複数の開口内にそれぞれ位置し、揺動可能に支持された複数の操作部と、前記複数の操作部の下側に配置され、前記複数の操作部の揺動動作に伴い上下に昇降動作される複数の駆動体と、前記複数の駆動体の下側に配置され、前記複数の駆動体の昇降動作に伴い押圧動作される複数の押圧部を有する弾性部材からなる弾性シートと、前記弾性部材の下側に配置された基板と、前記基板の下側に配置された下ケースと、を備えたパワーウインドウスイッチであって、前記基板は、少なくとも第1基板とフィルム状に形成された第2基板とが電気的に接続されてなり、前記第2基板は前記複数の押圧部に対応して複数の接点部を有し、前記複数の押圧部の動作にともなって前記複数の接点部の導通の切り換えが可能である、という特徴を有する。
請求項2に記載のパワーウインドウスイッチにおいては、前記第1基板は上面に第1接続部を有し、前記第2基板は下面に第2接続部を有し、前記第2基板は、前記第2接続部と前記第1接続部とが対向するように、前記第1基板に重ねて配置され、前記第1基板と前記第2基板とは前記弾性シートによって圧接され、前記第1接続部と前記第2接続部とが電気的に接続される、という特徴を有する。
請求項3に記載のパワーウインドウスイッチにおいては、前記第2基板には少なくとも2つの貫通孔が形成され、前記上ケースまたは前記下ケースのいずれかに、前記貫通孔に挿通される突起部が形成されている、という特徴を有する。
請求項4に記載のパワーウインドウスイッチにおいては、前記下ケースは前記第1基板の厚みと略同一に形成された凹部と、前記凹部に連続して平坦面で形成される平面部と、を有し、前記凹部内に前記第1基板を配置し、前記第1基板および前記平面部の上に前記第2基板を配置する、という特徴を有する。
請求項5に記載のパワーウインドウスイッチにおいては、前記接点部は、固定接点部と可動接点部とを備え、前記第2基板は、固定接点部を備えた第1シート基板と、可動接点部を備えた第2シート基板と、を備え、前記固定接点部と前記可動接点部とは離間して配置され、前記押圧部の動作にともなって前記可動接点部が移動し、前記可動接点部と前記固定接点部とが接触可能である、という特徴を有する。
請求項6に記載のパワーウインドウスイッチにおいては、前記第1接続部または前記第2接続部の少なくとも一方は導電インクからなる、という特徴を有する。
請求項1の発明によれば、基板が第1基板と第2基板とを有するとともに、第2基板が複数の押圧部に対応して複数の接点部を有する構成とすることで、自動車のオプションの違いによりレイアウトなどが変わる部分を第2基板で対応し、自動車のオプションに関係なく共通で使用できる部分を第1基板に集約することが可能となる。これにより第1基板は自動車のオプションに関係なく共通で使用できるため、(汎用性が良くなり製造コストの削減が可能である。また、フィルム状の基板は板状の基板に比べて安価である。汎用的に使われ、板状の基板である第1基板を必要最小限の大きさにすることでより安価にすることができるとともに、第2基板をフィルム状の基板とすることで、従来、板状の基板でバリエーションごとに対応していた場合に比べてより安価に対応することができる。したがって、)製造コストの削減が可能なパワーウインドウスイッチを提供することができる、という効果を奏する。
請求項2の発明によれば、第1基板と第2基板とを圧接して固定し、第1接続部と第2接続部とを電気的に接続させる構成としたことで、コネクタなどの接続部品が不要であり、構成が簡易なため、製造コストの削減が可能である、という効果を奏する。
請求項3の発明によれば、第2基板の貫通孔に突起部を挿通させて配置することで、第2基板を容易に精度良く所定の位置に配置することができる、という効果を奏する。
請求項4の発明によれば、凹部内に第1基板を配置することで、上下方向におけるパワーウインドウスイッチの寸法を小さくすることができる。また、平面部と第1基板とは略同一な平面を成すため、第2基板を平面状に保持することができる。これにより、第2基板の裏面側を平面部で受けることで、操作部の操作に応じて第2基板には均等に圧力がかかるため、不所望な応力集中が発生し難く、長寿命化を図れるとともに、接点部の導通の切り換えをより的確に行なうことができる、という効果を奏する。
請求項5の発明によれば、固定接点部および可動接点部を第2基板に配線パターンなどと同様に形成することで、例えば可動接点部を金属板材からなる別部材で構成した場合などに比べて低コストで対応することができる、という効果を奏する。
請求項6の発明によれば、第1接続部または第2接続部の少なくとも一方を導電インクで形成することで、導電インクは柔軟性を有しているため、第1基板と第2基板とを圧接して固定したときに、第1接続部と第2接続部とはより確実に面で接触する。したがって、第1基板と第2基板とはより安定して電気的に接続される、という効果を奏する。
以上より、本発明によれば、製造コストの削減が可能なパワーウインドウスイッチを提供することができる。
第1実施形態におけるパワーウインドウスイッチ100の外観を示す斜視図である。 第1実施形態におけるパワーウインドウスイッチ100の構成を示す分解斜視図である。 第1基板7の外観を示す斜視図である。 第2基板8を示す図である。 下ケース6の外観を示す図である。 弾性シート4を示す図である。 駆動体3を示す斜視図である。 操作部2を示す斜視図である。 上ケース1の外観を示す図である。 下ケース6に配置された基板5を示す図である。 パワーウインドウスイッチ100の動作を示す模式図である。 特許文献1に記載のパワーウインドウスイッチ900の構成を示す分解斜視図である。
[第1実施形態]
以下に第1実施形態におけるパワーウインドウスイッチ100について説明する。
まず始めに本実施形態におけるパワーウインドウスイッチ100の構成について図1ないし図9を用いて説明する。図1は第1実施形態におけるパワーウインドウスイッチ100の外観を示す斜視図である。図2は第1実施形態におけるパワーウインドウスイッチ100の構成を示す分解斜視図である。図3は第1基板7の外観を示す斜視図であり、図3(a)は第1基板7を上方から見た状態を示す斜視図であり、図3(b)は第1基板7を下方から見た状態を示す斜視図である。図4は第2基板8を示す図であり、図4(a)は第2基板8の外観を示す斜視図であり、図4(b)は第2基板8を図4(a)に示すZ1方向から見た状態を示す平面図であり、図4(c)は図4(b)に示す断面A−Aを示す概略の断面図である。図5は下ケース6の外観を示す図であり、図5(a)は下ケース6の外観を示す斜視図であり、図5(b)は下ケース6を図5(a)に示すY2方向から見た状態を示す平面図である。図6は弾性シート4を示す図であり、図6(a)は弾性シート4の外観を示す斜視図であり、図6(b)は弾性シート4を図6(a)に示すZ1方向から見た状態を示す平面図であり、図6(c)は図6(b)に示す断面B−Bを示す概略の断面図である。図7は駆動体3を示す斜視図であり、図7(a)は駆動体3を上方から見た状態を示す斜視図であり、図7(b)は駆動体3を下方から見た状態を示す斜視図である。図8は操作部2を示す斜視図であり、図8(a)は操作部2を上方から見た状態を示す斜視図であり、図8(b)は操作部2を下方から見た状態を示す斜視図である。図9は上ケース1の外観を示す図であり、図9(a)は上ケース1を上方から見た状態を示す斜視図であり、図9(b)は上ケース1を下方から見た状態を示す斜視図であり、図9(c)は上ケース1を図9(a)に示すZ1方向から見た状態を示す平面図である。
図2に示すように、パワーウインドウスイッチ100は、上ケース1と、複数の操作部2と、複数の駆動体3と、弾性シート4と、基板5と、下ケース6と、ライトガイド9と、を備えており、図1に示すように、4つの操作部2が配置されたパワーウインドウスイッチである。
図2に示すように、基板5は、第1基板7とフィルム状に形成された第2基板8とからなり、第1基板7と第2基板8とは電気的に接続されて用いられる。第1基板7は、例えば、ガラスエポキシ基板を用いて形成されている。また、図3に示すように、基板5は、その両面に金属箔板からなる配線が施され、照光部材7cを始めとした各種電子部品がマウントされている。また、第1基板7は、上面(Z1方向側の面)に第2基板8と電気的な接続が可能な第1接続部7aを有し、下面側に外部と電気的に接続可能な外部接続端子7bが突出して設けられている。図4に示すように、第2基板8は、可撓性を有したシート状に形成されており、例えば、ポリエチレンテレフタレート(Polyethylene Terephthalate、PET)を用いて形成されている。第2基板8は複数の接点部8aを有している。第1実施形態においては、接点部8aは16箇所設けられ、P部に示すような2箇所が一組となってスイッチ機構の接点を構成している。それぞれの接点部8aは、電気的に接続可能な一対の固定接点部8bと可動接点部8cとからなる。なお、第1実施形態においては、パワーウインドウの開閉操作以外の操作(A操作とする)を行なう操作スイッチも一体に形成されているため、Q部に示すようなA操作用の接点部8aも2箇所形成されている。また、図4(c)に示すように、第2基板8は、固定接点部8bを備えた第1シート基板8fと、可動接点部8cを備えた第2シート基板8gと、接点部8aに対応して位置する操作孔8kを有するスペーサ基板8hと、からなる。固定接点部8bは第1シート基板8fの上面(Z1方向側の面)に形成され、可動接点部8cは第2シート基板8gの下面(Z2方向側の面)に形成されている。第1シート基板8fの上方に、スペーサ基板8hを挟んで、第2シート基板8gが重ねて配置され、この時、固定接点部8bと可動接点部8cとは操作孔8kを介して対向して配置されている。このように、第1シート基板8fの上方に、スペーサ基板8hを挟んで、第2シート基板8gを重ねて配置することで形成される第2基板8は、下面(第1シート基板8fのZ2方向側の面)に第1基板7の第1接続部7aと電気的な接続が可能な第2接続部8dを有している。また、第2基板8には少なくとも2つの貫通孔8eが形成され、第1実施形態においては6つの貫通孔8eが形成されている。また、第2基板8には、第1基板7にマウントされた各種電子部品を挿通可能な挿通孔8mを備えている。また、第1接続部7aまたは第2接続部8dの少なくとも一方は柔軟性を有した導電インクからなり、第1実施形態においては、第2接続部8dを導電性インクで形成している。
下ケース6は、合成樹脂材料から形成されている。また、図5に示すように、下ケース6は、略直方体状に形成されている。下ケース6は、上面(Z1方向側の面)の中央部に、第1基板7の厚みと略同一の深さを有し、内部に第1基板7を配置可能な凹部6bが形成されている。凹部6bの内部には、第1基板7にマウントされた各種電子部品を収容可能な収容部6dと、第1基板7が有する外部接続端子7bを挿通可能な端子挿通孔6eとが形成されている。また、下ケース6の上面には凹部6bに連続して形成された平坦面からなる平面部6cが形成され、平面部6cには第2基板8が有する貫通孔8eに対応するとともに、貫通孔8eに挿入可能な円柱状の突起部6aが6つ形成されている。
弾性シート4は、透光性を備えた弾性部材からなる。また、図6に示すように、弾性シート4は、略長方形の板状に形成されている。弾性シート4は、基板5(第2基板8)の接点部8aに当接可能な複数の押圧部4aを有しており、第1実施形態においては、接点部8aの数に合わせて16箇所形成されている。図6(c)に示すように、押圧部4aは、上方(Z1方向)へ突出するとともに、下方側(Z2方向側)は中空状に形成されており、上方から押圧されると押圧された方向へ変形し、押圧が解除されると元の形状に復帰可能に形成されている。また、弾性シート4において、基板5にマウントされた照光部材7cに対応する箇所は、照光部材7cの発する光の輝度や色などに合わせて、板厚を調整している。なお、第1実施形態において、基板5にマウントされた照光部材7cに対応する箇所は、弾性シート4の中央部付近であり、周囲の箇所よりも薄く形成されている。
ライトガイド9は、透光性を備えた合成樹脂材料からなる。また、図2に示すように、ライトガイド9は、略棒状に形成されている。ライトガイド9の中央部には基板5にマウントされた照光部材7cの発する光がライトガイド9の内部に入光可能な入光部9aが形成され、入光部9aから外方(X1−X2方向)へそれぞれ延出して導光部9bが形成されている。導光部9bの外方へ延出した先端側は二股に分かれるとともに、上方(Z2方向)へ延出して出光部9cが形成されている。入光部9aからライトガイド9の内部に入った光は、導光部9bを通過して、出光部9cからライトガイド9の外部へ出ることが可能である。
駆動体3は、合成樹脂材料からなる。また、図7に示すように、駆動体3は、略長方形の板状に形成されている。駆動体3は、平板状に形成された基台部3aを有し、基台部3aの上面(Z1方向側の面)には上方へ板状に突出して形成された摺動部3bを有する。また、駆動体3は、基台部3aの下面(Z2方向側の面)の長手方向(Y1−Y2方向)両端側には、円柱状に突出して形成された押圧突部3cを有する。
操作部2は、合成樹脂材料からなる。また、図8に示すように、操作部2は、略直方体状に形成されている。また、操作部2は、下方(Z2方向側)が開放され、内部には中空形状に形成された中空部2aを有する。中空部2aの内部には、X1−X2方向に沿って壁状に形成された2つの軸受け部2bが平行に配置されている。軸受け部2bは中空部2aのY1−Y2方向側の内壁からそれぞれ離間して配置されており、軸受け部2bの中央部付近には、それぞれ軸受け穴2cが設けられている。また、軸受け部2b同士の間にある中空部2aのX1−X2方向側の内壁には、それぞれX1−X2方向へ壁状に突出した駆動部2dが形成されている。また、操作部2の上面(Z1方向側の面)はユーザーの操作を受ける操作面2eであり、操作面2eの一部は透光性を有した合成樹脂材により形成され、例えば、自動車の窓ガラスをイメージさせる意匠などが施された照光部2fである。
上ケース1は、合成樹脂材料からなる。また、図9に示すように、上ケース1は、略直方体状に形成されている。上ケース1は、下方(Z2方向側)が開放された中空形状をしており、内部には他の構成部品を収納可能な収納部1bが形成されている。上ケース1の上面(Z1方向側の面)には、操作部2を配置可能な複数の開口1aを有する。開口1aは断面形状が長方形の筒状をしており、Y1−Y2方向に2つ並べるとともに、X1−X2方向に2列並べて配置されている。開口1aのY1−Y2方向で対向する内壁には、それぞれ円柱状に突出した軸突部1cが対向して形成されている。軸突部1cの軸径は操作部2の軸受け穴2cに挿通可能な大きさである。また、開口1aの内部底面には、収納部1bに繋がる導光孔1dが形成され、導光孔1dを挟んだX1−X2方向側には、駆動体3の摺動部3bを挿通可能なガイド穴1eがそれぞれ設けられている。
次にパワーウインドウスイッチ100の構造について図1、図2および図10を用いて説明する。図10は下ケース6に配置された基板5を示す図であり、図10(a)は下ケース6に配置された基板5を上方から見た状態を示す平面図であり、図10(b)は下ケース6に配置された基板5を図10(a)に示すY2方向側から見た状態を示す平面図である。また、図1、図2には、各構成部品の詳細な部位については符号による図示をしていないものもある。各構成部品の詳細な部位については、各構成部品に関する図を参照願う。
図1、図2に示すように、操作部2は、上ケース1に形成された複数の開口1a内にそれぞれ位置している。この時、操作部2の中空部2aの内部に開口1aが収容されるとともに、操作部2の軸受け部2bは軸突部1cが形成された開口1aの内壁と対向するように開口1aの内部に挿入され、軸突部1cと、軸受け部2bに設けられた軸受け穴2cと、が係合し、操作部2は軸突部1cを中心として揺動可能に支持されている。またこの時、ガイド穴1eは操作部2に設けられた駆動部2dの下方に位置している。
複数の駆動体3は、ガイド穴1eに摺動部3bを挿入した状態で、複数の操作部2の下側に配置されている。駆動体3は摺動部3bの先端部が操作部2の駆動部2dに当接可能な位置に配置されており、複数の操作部2の揺動動作に伴い、ガイド穴1eにガイドされて上下(Z1−Z2方向)に昇降動作可能に配置されている。
また、ライトガイド9は上ケース1の下側に配置されている。このとき、出光部9cはそれぞれ上ケース1の導光孔1dに挿入され、操作部2の操作面2eの裏面に臨む位置に配置されている。
弾性シート4は、複数の駆動体3の下側に配置されている。また、弾性シート4の押圧部4aは各駆動体3に対応して、複数の駆動体3の昇降動作に伴い動作可能な位置に配置されている。なお、第1実施形態においては、一つの駆動体3に対して2つの押圧部4aが配置されており、駆動体3の基台部3aに2箇所設けられた押圧突部3cにより押圧可能である。
基板5は、弾性シート4の下側に配置されている。基板5は第1基板7と第2基板8とから形成されており、第2基板8は、複数の押圧部4aに対応して複数の接点部8aが位置するとともに、第2接続部8dと第1接続部7aとが対向するように、第1基板7に重ねて配置されている。このとき、基板5の接点部8aは弾性シート4の押圧部4aに対応した箇所に配置され、押圧部4aの動作にともない接触可能に配置されている。また、第1基板7には各種電子部品が両面にマウントされており、各種電子部品の1つである照光部材7cは、第1接続部7aが配置されている側にマウントされており、第2基板8の挿通孔8mから弾性シート4を臨むとともに、弾性シート4を挟んでライトガイド9の入光部9aと対向する位置に配置されている。
下ケース6は、基板5の下側に配置されている。図10に示すように、第1基板7は、外部接続端子7bを端子挿通孔6eの内部に挿入するように下ケース6の凹部6bの内部に配置されている。また、第1基板7の外部接続端子7bが配置された側にマウントされた各種電子部品は、凹部6bの内部に形成された収容部6dに収容されている。また、第2基板8は、第1基板7および下ケース6の平面部6cの上に重ねるように配置され、平面部6cに設けられた突起部6aは、それぞれ対応する貫通孔8eに挿通されている。また、図10(a)に示すように、Z1方向から平面視における第2基板8に形成された複数の接点部8aのうち少なくとも一部は、第1基板7の外側に亘って配置されている。
このように各構成部品を配置し、図1に示すように、上ケース1と下ケース6とを係止することで各構成部品が保持されパワーウインドウスイッチ100が形成される。また、上ケース1と下ケース6とを係止することで、弾性シート4は上ケース1に押圧され、さらに第1基板7と第2基板8とは弾性シート4によって圧接され、第1接続部7aと第2接続部8dとが電気的に接続される。第1接続部7aと第2接続部8dとが電気的に接続されることで、第1基板7と第2基板8とは基板5として機能する。
次にパワーウインドウスイッチ100の動作について図2および図11を用いて説明する。図11はパワーウインドウスイッチ100の動作を示す模式図である。図11(a)は操作部2を操作していない初期状態を示す模式図であり、図11(b)は操作部2を操作した状態を示す模式図である。なお、図11においては、説明を容易にするために、構成部品の位置関係や大小関係などが実際のものと異なるとともに、一部の構成部品の図示を割愛している。
図11(a)に示すように、操作部2を操作していない初期状態においては、固定接点部8bと可動接点部8cとは接触可能な位置に離間して配置されており、固定接点部8bと可動接点部8cとは電気的に接続されていない状態である。
図11(a)に示す初期状態から、例えば、図11(b)に示すように操作部2をD方向へ傾倒されると、操作部2に当接した駆動体3が下方(Z2方向)へ移動する。下方へ移動した駆動体3は、弾性シート4の対応する2つの押圧部4aに当接し、押圧部4aはそれぞれ押圧された方向に撓み、第2基板8の接点部8aの上方に当接する。
押圧部4aが接点部8aの上方に当接すると、第2基板8は可撓性を有しているため、押圧部4aの下方への動作にともなって可動接点部8cが下方へ移動し、可動接点部8cと固定接点部8bとが接触し、可動接点部8cと固定接点部8bとが電気的に接続された状態になる。また、操作部2への操作をやめると、弾性シート4の弾性力により、操作部2、駆動体3および弾性シート4は初期状態に復帰するとともに、第2基板8の復元力により第2基板8も初期状態に復帰し、固定接点部8bと可動接点部8cとは離間し、電気的に接続されていない状態となる。なお、操作部2を図11(a)に示すE方向へ傾倒させた場合にも同様の動作が行なわれる。このように、操作部2の操作に連動した複数の押圧部4aの動作にともなって、複数の接点部8aの固定接点部8bと可動接点部8cとの電気的な接続状態(導通)を切り換えることでパワーウインドウスイッチとして機能する。例えば、操作部2をD方向に傾倒させた場合には運転席のパワーウインドウが開動作を行い、操作部2をE方向に傾倒させた場合には運転席のパワーウインドウが閉動作を行なうように設定して用いられる。
また、図2に示すように、基板5の弾性シート4を挟んでライトガイド9の入光部9aと対向する位置に配置されている照光部材7cが、入光部9aの配置された方向へ光を発すると、弾性シート4は透光性を有しているため、光は弾性シート4を通過し、入光部9aからライトガイド9の内部に入光する。ライトガイド9の内部に入った光は導光部9bを通過して出光部9cに達し、出光部9cからライトガイド9の外部へ出光する。出光部9cはそれぞれ操作部2の下方に配置されているため、出光部9cからライトガイド9の外部へ出た光は操作部2の照光部2fを通過し、操作部2の外方へ出る。光が操作部2の外方へ出ることで、操作面2eの照光部2fが照光される。
以下、本実施形態としたことによる効果について説明する。
本実施形態のパワーウインドウスイッチ100では、複数の開口1aを有する上ケース1と、複数の開口1a内にそれぞれ位置し、揺動可能に支持された複数の操作部2と、複数の操作部2の下側に配置され、複数の操作部2の揺動動作に伴い上下に昇降動作される複数の駆動体3と、複数の駆動体3の下側に配置され、複数の駆動体3の昇降動作に伴い押圧動作される複数の押圧部4aを有する、弾性部材からなる弾性シート4と、弾性シート4の下側に配置された基板5と、基板5の下側に配置された下ケース6と、を備えたパワーウインドウスイッチであって、基板5は、少なくとも第1基板7とフィルム状に形成された第2基板8とが電気的に接続されてなり、第2基板8は複数の押圧部4aに対応して複数の接点部8aを有し、複数の押圧部4aの動作にともなって複数の接点部8aの導通の切り換えが可能である、構成とした。
これにより、基板5が第1基板7と第2基板8とを有するとともに、第2基板8が複数の押圧部4aに対応した複数の接点部8aを有する構成とすることで、自動車のオプションの違いによりレイアウトなどが変わる部分を第2基板8で対応し、自動車のオプションに関係なく共通で使用できる部分を第1基板7に集約することが可能となる。これにより第1基板7は自動車のオプションに関係なく共通で使用できるため、(汎用性が良くなり製造コストの削減が可能である。また、フィルム状の基板は板状の基板に比べて安価である。汎用的に使われ、板状の基板である第1基板7を必要最小限の大きさにすることでより安価にすることができるとともに、第2基板8をフィルム状の基板とすることで、従来、板状の基板でバリエーションごとに対応していた場合に比べてより安価に対応することができる。したがって、)製造コストの削減が可能なパワーウインドウスイッチ100を提供することができる、という効果を奏する。
また、本実施形態のパワーウインドウスイッチ100では、第1基板7は上面に第1接続部7aを有し、第2基板8は下面に第2接続部8dを有し、第2基板8は、第2接続部8dと第1接続部7aとが対向するように、第1基板7に重ねて配置され、第1基板7と第2基板8とは弾性シート4によって圧接され、第1接続部7aと第2接続部8dとが電気的に接続される、構成とした。
これにより、第1基板7と第2基板8とを圧接して固定し、第1接続部7aと第2接続部8dとを電気的に接続させる構成としたことで、コネクタなどの接続部品が不要であり、構成が簡易なため、製造コストの削減が可能である、という効果を奏する。
また、本実施形態のパワーウインドウスイッチ100では、第2基板8には少なくとも2つの貫通孔8eが形成され、上ケース1または下ケース6のいずれかに、貫通孔8eに挿通される突起部6aが形成されている構成とした。なお、本実施形態においては下ケース6に突起部6aが形成されている。
これにより、第2基板8の貫通孔8eに突起部6aを挿通させて配置することで、第2基板8を容易に精度良く所定の位置に配置することができる、という効果を奏する。
また、本実施形態のパワーウインドウスイッチ100では、下ケース6は第1基板7の厚みと略同一に形成された凹部6bと、凹部6bに連続して平坦面で形成される平面部6cと、を有し、凹部6b内に第1基板7を配置し、第1基板7および平面部6cの上に第2基板8を配置する、構成とした。
これにより、凹部6b内に第1基板7を配置することで、パワーウインドウスイッチ100を薄くすることができる。また、平面部6cと第1基板7とは略同一な平面を成すため、第2基板8を平面状に保持することができる。これにより、第2基板8の裏面側を平面部6cで受けることで、操作部2の操作に応じて第2基板8には均等に圧力がかかるため、不所望な応力集中が発生し難く、長寿命化を図れるとともに、接点部8aの導通の切り換えをより的確に行なうことができる、という効果を奏する。
また、本実施形態のパワーウインドウスイッチ100では、接点部8aは、固定接点部8bと可動接点部8cとを備え、第2基板8は、固定接点部8bを備えた第1シート基板8fと、可動接点部8cを備えた第2シート基板8gと、を備え、固定接点部8bと可動接点部8cとは離間して配置され、押圧部4aの動作にともなって可動接点部8cが移動し、可動接点部8cと固定接点部8bとが接触可能である、構成とした。
これにより、固定接点部8bおよび可動接点部8cを第2基板8に配線パターンなどと同様に形成することで、例えば可動接点部8cを金属板材からなる別部材で構成した場合などに比べて低コストで対応することができる、という効果を奏する。
また、本実施形態のパワーウインドウスイッチ100では、第1接続部7aまたは第2接続部8dの少なくとも一方は導電インクからなる、構成とした。
これにより、第1接続部7aまたは第2接続部8dの少なくとも一方を導電インクで形成することで、導電インクは柔軟性を有しているため、第1基板7と第2基板8とを圧接して固定したときに、第1接続部7aと第2接続部8dとはより確実に面で接触する。したがって、第1基板7と第2基板8とはより安定して電気的に接続される、という効果を奏する。
また、本実施形態のパワーウインドウスイッチ100では、第2接続部8dのみを導電インクで形成する構成とした。
これにより、第1基板7に設けられた各種電子部品用のランドと一体に第1接続部7aも金属箔板で形成することで、導電インクの印刷工程を簡略化する事でより低コスト化することができる。また、第2接続部8dを導電インクで形成しているため、問題のないレベルで安定した電気的な接続が得られる。よって、低コスト化可能で第1基板7と第2基板8との電気的な接続が安定したパワーウインドウスイッチを提供することができる。
また、本実施形態のパワーウインドウスイッチ100では、操作部2を操作すると、駆動体3を介して、図4に示すP部のような組合せの2つの接点部8aを押圧する構造とした。
これにより、少なくとも一方の接点部8aが導通することでパワーウインドウを動作させることができる。仮に一方の接点部8aが何らかの理由で導通できなかったとしても、他方の接点部8aが導通すればパワーウインドウを動作させることができるため、1つの接点部8aのみでパワーウインドウを動作させる場合に比べて、より確実にパワーウインドウの開閉動作を行なわせることができる。
また、本実施形態のパワーウインドウスイッチ100では、照光部材7cの発した光は、透光性を備えた合成樹脂材料からなる弾性シート4を通過後にライトガイド9に入光する構造とした。
これにより、弾性シート4の板厚や色調などを変更することで、照光された箇所の明るさを調整することも可能となる。
以上のように、本発明の実施形態に係るパワーウインドウスイッチを具体的に説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施することが可能である。例えば次のように変形して実施することができ、これらの実施形態も本発明の技術的範囲に属する。
(1)第1実施形態において、基板5は1つの第1基板7と1つの第2基板8とからなる構成としたが、例えば、第2基板8を2つに分割し、第1基板7の対向する端部付近でそれぞれ電気的接続させるなど、複数個の第2基板8で構成しても良い。これによりレイアウトの自由度が向上する。
(2)第1実施形態において、スペーサ基板8hを第1シート基板8fと第2シート基板8gとで狭持することで第2基板8が形成される構成としたが、第1シート基板8fと第2シート基板8gとを連続した1枚のシート状の基板(基板Zとする)として形成し、基板Zを折りたたむことでスペーサ基板8hを挟持する構成でも良い。第1シート基板8fと第2シート基板8gとをまとめて製造することが可能となり、より低コストとすることが可能となる。
(3)第1実施形態において、板状に形成された第1基板7とフィルム状に形成された第2基板8とを電気的に接続して基板5を構成しているが、製品使用上で問題が無ければ、第1基板7もフィルム状に形成された基板としてもよい。板状の基板よりも低コストのフィルム状の基板にすることで、より低コストのパワーウインドウスイッチを提供することができる。
(4)第1実施形態において、突起部6aを下ケース6に設ける構造としたが、突起部6aを上ケース1に設ける構造でも良い。
(5)第1実施形態において、操作面2eの形状は、図8に示すように、一端側が傾斜を持った曲面状に形成されているが、操作部2のさわり心地や操作性を考慮した形状に変更しても良い。
1 上ケース
1a 開口
1b 収納部
1c 軸突起
1d 導光孔
1e ガイド穴
2 操作部
2a 中空部
2b 軸受け部
2c 軸受け穴
2d 駆動部
2e 操作面
2f 照光部
3 駆動体
3a 基台部
3b 摺動部
3c 押圧突部
4 弾性シート
4a 押圧部
5 基板
6 下ケース
6a 突起部
6b 凹部
6c 平面部
6d 収容部
6e 端子挿通孔
7 第1基板
7a 第1接続部
7b 外部接続端子
7c 照光部材
8 第2基板
8a 接点部
8b 固定接点部
8c 可動接点部
8d 第2接続部
8e 貫通孔
8f 第1シート基板
8g 第2シート基板
8h スペーサ基板
8k 操作孔
8m 挿通孔
9 ライトガイド
9a 入光部
9b 導光部
9c 出光部
100 パワーウインドウスイッチ

Claims (6)

  1. 複数の開口を有する上ケースと、
    前記複数の開口内にそれぞれ位置し、揺動可能に支持された複数の操作部と、
    前記複数の操作部の下側に配置され、前記複数の操作部の揺動動作に伴い上下に昇降動作される複数の駆動体と、
    前記複数の駆動体の下側に配置され、前記複数の駆動体の昇降動作に伴い押圧動作される複数の押圧部を有する、弾性部材からなる弾性シートと、
    前記弾性シートの下側に配置された基板と、
    前記基板の下側に配置された下ケースと、を備えたパワーウインドウスイッチであって、
    前記基板は、少なくとも第1基板とフィルム状に形成された第2基板とが電気的に接続されてなり、
    前記第2基板は前記複数の押圧部に対応して複数の接点部を有し、前記複数の押圧部の動作にともなって前記複数の接点部の導通の切り換えが可能であることを特徴とするパワーウインドウスイッチ。
  2. 前記第1基板は上面に第1接続部を有し、
    前記第2基板は下面に第2接続部を有し、
    前記第2基板は、前記第2接続部と前記第1接続部とが対向するように、前記第1基板に重ねて配置され、
    前記第1基板と前記第2基板とは前記弾性シートによって圧接され、前記第1接続部と前記第2接続部とが電気的に接続されることを特徴とする請求項1に記載のパワーウインドウスイッチ。
  3. 前記第2基板には少なくとも2つの貫通孔が形成され、前記上ケースまたは前記下ケースのいずれかに、前記貫通孔に挿通される突起部が形成されていることを特徴とする請求項1請求項2に記載のパワーウインドウスイッチ。
  4. 前記下ケースは前記第1基板の厚みと略同一に形成された凹部と、前記凹部に連続して平坦面で形成される平面部と、を有し、
    前記凹部内に前記第1基板を配置し、前記第1基板および前記平面部の上に前記第2基板を配置することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のパワーウインドウスイッチ。
  5. 前記接点部は、固定接点部と可動接点部とを備え、
    前記第2基板は、固定接点部を備えた第1シート基板と、可動接点部を備えた第2シート基板と、を備え、
    前記固定接点部と前記可動接点部とは離間して配置され、前記押圧部の動作にともなって前記可動接点部が移動し、前記可動接点部と前記固定接点部とが接触可能であることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のパワーウインドウスイッチ。
  6. 前記第1接続部または前記第2接続部の少なくとも一方は導電インクからなることを特徴とする請求項2また請求項5に記載のパワーウインドウスイッチ。
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