JP2004356042A - プラズマディスプレイパネル - Google Patents

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Abstract

【課題】封着部を構成するシール層の収縮に起因するプラズマディスプレイパネルの変形が原因と考えられるノイズを抑制することを目的とする。
【解決手段】前面板と背面板29とを隔壁33を挟んで放電空間を形成するように対向配置し、画像表示領域37外の周縁部の封着部38において接合したプラズマディスプレイパネルにおいて、封着部38が、隔壁33の配設パターンを周縁部にまで伸延することで形成したギャップ規制層39と、シール材によるシール層40とで構成する。
これにより、封着部38における前面板22と背面板29との間隔は、少なくともギャップ規制層39の厚み、すなわち隔壁33の高さより狭くなった状態で接合されることはなく、ノイズの原因と考えられるプラズマディスプレイパネルの変形が抑制される。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、文字や画像表示用のディスプレイやカラーテレビジョン受像機に使用する、ガス放電発光を利用したプラズマディスプレイパネル(PDP)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のPDPの一例として、図10に反射型面放電タイプのAC型PDPの一般的な概略構成を断面斜視図で示す。
【0003】
PDP1の前面板2は、例えばフロートガラスのような、平滑で、透明且つ絶縁性の基板3上に、走査電極4と維持電極5とからなる表示電極6を複数形成し、そしてその表示電極6を覆うように誘電体層7を形成し、さらにその誘電体層7上にMgOからなる保護層8を形成することにより構成している。なお、走査電極4および維持電極5は、それぞれ放電電極となる透明電極4a、5a、およびこの透明電極4a、5aに電気的に接続されたCr/Cu/CrまたはAg等からなるバス電極4b、5bとから構成されている。
【0004】
また、背面板9は、例えばガラスのような絶縁性の基板10上に、アドレス電極11を複数形成し、このアドレス電極11を覆うように誘電体層12を形成している。そしてこの誘電体層12上の、アドレス電極11間に対応する位置には隔壁13を設けており、誘電体層12の表面と隔壁13の側面にかけて、赤、緑、青の各色の蛍光体層14R、14G、14Bを設けた構造となっている。
【0005】
そして前面板2と背面板9とは、表示電極6とアドレス電極11とが直交し、且つ、放電空間15を形成するように、隔壁13を挟んで対向して配置されている。
【0006】
そして放電空間15には、放電ガスとして、ヘリウム、ネオン、アルゴン、キセノンのうち、少なくとも1種類の希ガスが封入されており、隔壁13によって仕切られ、アドレス電極11と走査電極4および維持電極5との交差部の放電空間15が放電セル16として動作する。すなわち、放電セル16においては、アドレス電極11、表示電極6に周期的な電圧を印加することによって放電を発生させ、この放電による紫外線を蛍光体層14R、14G、14Bに照射し可視光に変換させることにより、画像表示を行う(例えば、非特許文献1参照)。
【0007】
【非特許文献1】
(株)電子ジャーナル編 電子ジャーナル別冊「2001FPDテクノロジー大全」、出版 (株)電子ジャーナル 2000年10月25日、p542−p547
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、PDP1の前面板2と背面板9とは、PDP1の、画像表示領域外の周縁部に設けた封着部において接合されている。
【0009】
図11に、PDP1(図1)の背面板9の概略構成を平面図で示す。PDP1の封着部18は、前面板2(図1)および/または背面板9の画像表示領域17外の周縁部に対応する箇所に形成した、例えば低融点ガラス材料などのシール材によるシール層19により構成されたものである。
【0010】
そして前面板2と背面板9との接合は、上述したように、前面板2(図1)および/または背面板9の、封着部18となる箇所に、低融点ガラス材料などのシール材によりシール層19を形成した後、前面板2と背面板9とを位置合わせしてクリップなどで挟んで押圧力を作用させた状態で固定し、この状態で加熱する、いわゆる封着工程により行われる。
【0011】
ここで、この封着工程においては、シール層19のシール材は、加熱により、一旦、溶融状態となることから、その時のクリップの位置の、隔壁13との相対位置のばらつきに起因する押圧力の作用状態のばらつきや、シール層19のシール材自身の収縮により、例えば図12に、PDP1の概略構成を長辺方向の断面図で示すように、シール層19が隔壁13の高さより縮んでしまい、封着部18における前面板2と背面板9との間隔が隔壁13より狭い状態で接合され、この結果、前面板2や背面板9が撓んで、PDP1の形状として、中央部に凸の撓んだ形状となる場合がある。
【0012】
PDP1がこのような形状であると、PDP1の点灯時、ACの電圧パルスを走査電極4、維持電極5、アドレス電極11の間に印加すると、誘電体層7、12の圧電効果によるものと考えられる振動が発生し、前面板2と隔壁13とが衝突することによりノイズが発生するという課題が生じる場合があった。このノイズの周波数は10kHz程度であり、人が十分に認識できるものである。
【0013】
通常、PDP1内に封入される放電ガスの圧力は66.7kPa(500Torr)程度で、大気圧より低く、前面板2と背面板9とは隔壁13を挟んで押しつけられる方向に押圧力が作用し、ノイズの発生は抑制される方向ではあるが、標高の高い場所など、気圧が低いところではこの押圧力が弱くなり、PDP1は膨らむ方向に変形し、前面板2と背面板9との間には隙間が生じやすくなる。この結果、ノイズが発生しやすくなる。すなわち、気圧の低い場所では上記のノイズの問題がより顕著となって現われる。
【0014】
また、このノイズはPDP1の短辺側より長辺側付近で発生しやすい。これは、封着工程後のシール層19の、隔壁13の高さからの縮み量が、PDP1全体で同じであるとすると、PDP1の長辺2辺の間の距離(短辺の長さ)が短いことから、撓みの曲率半径は小さくなり、図13に、PDP1の概略構成を短辺方向の断面図で示すように、隔壁13と前面板2との間の隙間が大きくなるためであると考えられる。
【0015】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、封着部を構成するシール層の収縮に起因するPDP1の変形が原因と考えられるノイズを抑制することが可能なPDPを実現することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明のプラズマディスプレイパネルは、前面板と背面板とを隔壁を挟んで放電空間を形成するように対向配置し、画像表示領域外の封着部において接合したプラズマディスプレイパネルにおいて、封着部が、隔壁の配設パターンを伸延することで形成したギャップ規制層と、シール材によるシール層とで構成したことを特徴とするものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
すなわち、本発明の請求項1に記載の発明は、前面板と背面板とを隔壁を挟んで放電空間を形成するように対向配置し、画像表示領域外の封着部において接合したプラズマディスプレイパネルにおいて、封着部が、隔壁の配設パターンを伸延することで形成したギャップ規制層と、シール材によるシール層とで構成したことを特徴とするプラズマディスプレイパネルである。
【0018】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、ギャップ規制層は、画像表示領域内の隔壁とは分離して形成したことを特徴とするものである。
【0019】
また、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、封着部のギャップ規制層は、プラズマディスプレイパネルの長辺側にのみ形成され、短辺側はシール材のみで封着したことを特徴とするものである。
【0020】
また、請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれかに記載の発明において、前記ギャップ規制層は、隔壁の形成と同時に形成したことを特徴とするものである。
【0021】
以下、本発明の一実施形態を添付の図面を参照して説明する。
【0022】
図1に本発明の一実施の形態によるPDPの概略構成を断面斜視図で示す。
【0023】
PDP21の前面板22は、例えばフロートガラスのような、平滑で、透明且つ絶縁性の基板23上に、走査電極24と維持電極25とからなる表示電極26を複数形成し、そしてその表示電極26を覆うように誘電体層27を形成し、さらにその誘電体層27上にMgOからなる保護層28を形成することにより構成している。なお、走査電極24および維持電極25は、それぞれ放電電極となる透明電極24a、25a、およびこの透明電極24a、25aに電気的に接続されたCr/Cu/CrまたはAg等からなるバス電極24b、25bとから構成されている。
【0024】
また、背面板29は、例えばガラスのような絶縁性の基板30上に、アドレス電極31を複数形成し、このアドレス電極31を覆うように誘電体層32を形成している。そしてこの誘電体層32上の、アドレス電極31間に対応する位置には隔壁33を設けており、誘電体層32の表面と隔壁33の側面にかけて、赤(R)、緑(G)、青(B)の各色の蛍光体層34R、34G、34Bを設けた構造となっている。
【0025】
そして前面板22と背面板29とは、表示電極26とアドレス電極31とが直交し、且つ、放電空間35を形成するように、隔壁33を挟んで対向して配置されている。
【0026】
そして放電空間35には、放電ガスとして、ヘリウム、ネオン、アルゴン、キセノンのうち、少なくとも1種類の希ガスが封入されており、隔壁33によって仕切られ、アドレス電極31と走査電極24および維持電極25との交差部の放電空間35が放電セル36として動作する。すなわち、放電セル36においては、走査電極24と維持電極25との間に数十kHz〜数百kHzのAC電圧を印加して放電セル36内に放電を発生させ、励起されたXe原子からの紫外線によって蛍光体層34R、34G、34Bを励起し、可視光を発生させることで表示動作が行われる。
【0027】
ここで、上述のように、PDP21の前面板22と背面板29とは、PDP21の画像表示領域外の周縁部に設けた封着部において接合されている。
【0028】
図2に、本発明の一実施の形態によるPDP21(図1)の背面板29の概略構成の平面図を示す。本発明の特徴的な点は、封着部38の構成である。すなわち図2に、PDP21(図1)の背面板29の概略構成を平面図で示すように、封着部38は、隔壁33の配設パターンを伸延することで形成したギャップ規制層39と、例えば、図3に斜視図で示すように、ギャップ規制層39を跨いで覆うように形成した、低融点ガラス材料などのシール材によるシール層40とで構成したものである。
【0029】
そして、前面板22と背面板29との接合は、背面板29の、隔壁33の配設パターンを封着部38となる箇所にまで伸延することで形成したギャップ規制層39に対して、それを跨いで覆うように、低融点ガラス材料などのシール材をディスペンサー等で塗布して、仮焼成することでシール層40を形成した後、前面板22と背面板29とを、走査電極24および維持電極25と、アドレス電極31とが互いに直交するように前面板22と背面板29とを対向配置してクリップなどで挟んで押圧力を作用させた状態で固定し、この状態のまま加熱する、いわゆる封着工程により行う。
【0030】
ここで、この封着工程においては、シール層40のシール材は、加熱により、一旦、溶融状態となり、そして作用する押圧力により押しつぶされるが、その際、クリップの位置の、隔壁33との相対位置のばらつきに起因する押圧力の作用状態のばらつきや、シール層40のシール材自身の収縮があっても、ギャップ規制層39の存在により、封着部38における前面板22と背面板29との間隔は、少なくともギャップ規制層の39の厚み、すなわち本実施の形態の構成では隔壁33の高さとほぼ等しい厚みより狭くなった状態で接合されることはなく、この結果、PDP21の形状が、ノイズ発生の原因となる、凸に撓んだ形状となることを大幅に抑制することが可能となる。
【0031】
ここで、シール層40の、ギャップ規制層39の頂部に形成された部分の厚みは、シール層40の形成直後は、塗布ばらつき等によりばらついているが、封着工程時、シール層40は軟化し、同時に押圧力が作用しているので、隔壁33の頂部に形成された部分のシール層40は押しつぶされて適正な厚みとなる。但し、この、隔壁33の頂部に形成された部分のシール層40の厚み精度によりノイズ抑制の効果に悪影響が現われてしまい問題となる場合には、図4に背面板29の概略構成の平面図を、また、図5に封着部38の概略構成の斜視図を示すように、シール層40をギャップ規制層39を跨いで覆うようには形成せず、ギャップ規制層39の外側に、ギャップ規制層39を囲むようにシール材を塗布することでシール層40を形成する構造とすれば良い。
【0032】
ここで、上述した本発明の効果を十分に得るための構成としては、ギャップ規制層39の高さが隔壁33の高さに対して所定の範囲内であることが要求されるが、上述の実施の形態の場合、ギャップ規制層39は、隔壁33の配設パターンを伸延することで形成したものであり、このことにより、ギャップ規制層39と隔壁33との高さの差を非常に小さくすることが可能となる。すなわち、ギャップ規制層39の高さを隔壁33の高さに対して所定の範囲内とするために、ギャップ規制層39と隔壁33とを同時に形成することが行われるが、通常、隔壁33の形成においては、その前駆体となる隔壁材料を塗布した後、焼成することが行われ、その際、収縮が発生するため、ギャップ規制層39と隔壁33とを同時に形成したとしても、配設パターン、すなわち形状が異なったものであると、焼成時の収縮状態も異なったものとなることが多く、その結果、ギャップ規制層39の高さが隔壁33の高さに対して所定の範囲内とはならない場合が発生する。しかしながら本発明の場合には、隔壁33とギャップ規制層39とは同じ形状、すなわち、隔壁33の配設パターンを伸延することでギャップ規制層39を形成しており、上述したような収縮量の差は小さくなり、その結果、ギャップ規制層39の高さが隔壁33の高さに対して所定の範囲内となりやすくなる。
【0033】
以上により、本発明の一実施の形態によるPDPにおいては、500Torrの封入ガス圧時の10kHz付近に発生するノイズを20dB程度低減することができた。
【0034】
また、ギャップ規制層39が封着部38における芯材の役割を果たすために、封着部38の機械的な強度も上がり、気密性不良などの発生を低減することができる。
【0035】
なお、上述した例では、封着部38はPDP21の画像表示領域37外の周縁部であり、画像表示領域37内への汚染を招くことが少なく、画像表示領域37内の放電セル36は安定な放電を長期にわたり実現することができる。さらに確実に汚染を抑制する構成として、封着部38と画像表示領域37との間に障壁を形成することで、この障壁が封着部38のシール層40であるシール材から放出される不純ガスが画像表示領域37に流入することを遮断するように機能する構成とすれば良い。
【0036】
また、図2では蛍光体層34R、34G、34Bは省略して示しているが、シール層40による接合強度を考慮すると、蛍光体層34R、34G、34Bは封着部38には形成していない方が好ましい。
【0037】
ここで、以上の説明では、隔壁33とギャップ規制層39とは連続的につながった構造であるが、図6に背面板29の概略構成の平面図を示すように、隔壁33とギャップ規制層39とを分離して形成した構成であっても、ノイズ低減の効果は同様に得ることができる。さらにこの分離した部分が、封着工程後、PDP21内の不純ガスを外部に排出させるために行う排気ベーキング工程において、PDP21内での不純ガス移動の通路として作用するため、不純ガスの排出を効率よく行うことが可能となる。
【0038】
また、以上の説明では、PDP21の長辺側の2辺において特にノイズが発生しやすいため、この2辺に対して上述した構成の封着部38で封着し、短辺側の2辺はシール材によってのみで接合した構成を示したが、図7に背面板29の概略構成の平面図を示すように、短辺側の2辺に対しても、画像表示領域37外にまで隔壁33の配設パターンを延伸することでギャップ層41を形成し、そして以上の説明と同様にシール層40を形成することで短辺側の2辺の封着部を構成しても良い。
【0039】
また、図8に示すように、隔壁33の構造が格子状である場合や、図9に示すようなパターン状である場合にも、そのパターンを封着部38にまで伸延させてギャップ規制層39を形成することで、上述と同様の効果を得ることが可能である。
【0040】
なお、図9に示す隔壁33のパターンでは、格子状構造であると同時に、複数の部分に分離した構造であり、このことにより、排気時における排気通路が確保されることとなり、図9に示すような格子状パターンの隔壁33を有する構造に比べ、放電のクロストークの影響の抑制効果は同等でありながら、PDP21内部の排気を効率よく行うことが可能となる。
【0041】
この際、シール層40は、ギャップ規制層39全体に跨いで覆うように形成したものであっても良い。
【0042】
以上述べた構成のPDP21は、駆動回路を接続しシャーシで囲むことで、ノイズの発生を抑制した薄型モニターであるプラズマディスプレイ装置となる。
【0043】
また、ノイズの発生は封入するガス圧が高くなるにつれて、PDP21全体が膨れる傾向にあり、このため前面板22と背面板29の撓みが発生しやすく、したがって、ノイズも発生しやすくなる。
【0044】
すなわち、本発明によるノイズ低減効果は封入ガス圧が高い時ほど大きく得られる。現在、一般的には66.7kPa(500Torr)以下の封入圧力のパネルが主流であるが、高効率化を可能とする66.7kPa(500Torr)以上の封入ガス圧パネルでは本発明の効果はさらに大きくなる。
【0045】
なお、以上説明した、隔壁33のパターンや隔壁33とギャップ規制層39との接続状態、封着部38でのシール層40のパターン、PDP21の短辺側の封着部38の構成など、それぞれを組み合わせて得られる構成も本発明の範疇である。
【0046】
【発明の効果】
以上に述べたように本発明によれば、封着部を構成するシール層の収縮に起因するプラズマディスプレイパネルの変形が原因と考えられるノイズを抑制することが可能なプラズマディスプレイパネルを実現することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるプラズマディスプレイパネルの概略構成を示す断面斜視図
【図2】本発明の一実施の形態によるプラズマディスプレイパネルの背面板の概略構成を示す平面図
【図3】本発明の一実施の形態によるプラズマディスプレイパネルの封着部におけるギャップ規制層とシール層との状態を示す斜視図
【図4】本発明の他の実施の形態によるプラズマディスプレイパネルの背面板の概略構成を示す平面図
【図5】本発明の他の実施の形態によるプラズマディスプレイパネルの封着部におけるギャップ規制層とシール層との状態を示す斜視図
【図6】同じく、本発明の他の実施の形態によるプラズマディスプレイパネルの背面板の概略構成を示す平面図
【図7】同じく、本発明の他の実施の形態によるプラズマディスプレイパネルの背面板の概略構成を示す平面図
【図8】同じく、本発明の他の実施の形態によるプラズマディスプレイパネルの概略構成を示す断面図
【図9】同じく、本発明の他の実施の形態によるプラズマディスプレイパネルの概略構成を示す断面図
【図10】従来のプラズマディスプレイパネルの概略構成を示す断面斜視図
【図11】従来のプラズマディスプレイパネルの背面板の概略構成を示す平面図
【図12】従来のプラズマディスプレイパネルの課題を説明するための、プラズマディスプレイパネルの概略構成を示す断面図
【図13】同じく、従来のプラズマディスプレイパネルの課題を説明するための、プラズマディスプレイパネルの概略構成を示す断面図
【符号の説明】
21 プラズマディスプレイパネル
22 前面板
29 背面板
33 隔壁
35 放電空間
37 画像表示領域
38 封着部
39 ギャップ規制層
40 シール層

Claims (4)

  1. 前面板と背面板とを隔壁を挟んで放電空間を形成するように対向配置し、画像表示領域外の封着部において接合したプラズマディスプレイパネルにおいて、封着部が、隔壁の配設パターンを伸延することで形成したギャップ規制層と、シール材によるシール層とで構成したことを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  2. ギャップ規制層は、画像表示領域内の隔壁とは分離して形成したことを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  3. 封着部のギャップ規制層は、プラズマディスプレイパネルの長辺側にのみ形成され、短辺側はシール材のみで封着したことを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  4. 前記ギャップ規制層は、隔壁の形成と同時に形成したことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のプラズマディスプレイパネル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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