JP2000285808A - 放電型表示装置の背面側基板の隔壁構造 - Google Patents
放電型表示装置の背面側基板の隔壁構造Info
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- JP2000285808A JP2000285808A JP12902099A JP12902099A JP2000285808A JP 2000285808 A JP2000285808 A JP 2000285808A JP 12902099 A JP12902099 A JP 12902099A JP 12902099 A JP12902099 A JP 12902099A JP 2000285808 A JP2000285808 A JP 2000285808A
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- Japan
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- barrier rib
- partition
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- barrier
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のAC型PDPの背面基板は蛍光体を塗
布する隔壁の形状が単純な直線状であったために蛍光体
の量が限定され、輝度の向上に限界があった。 【解決】 隔壁を格子状と直線状の積み重ね形状とし、
蛍光体の塗布面積を大きくしながらも、従来の単純な直
線状隔壁の利点も損なわないようにした。
布する隔壁の形状が単純な直線状であったために蛍光体
の量が限定され、輝度の向上に限界があった。 【解決】 隔壁を格子状と直線状の積み重ね形状とし、
蛍光体の塗布面積を大きくしながらも、従来の単純な直
線状隔壁の利点も損なわないようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は放電型表示装置の背
面側基板の隔壁構造に関わる。
面側基板の隔壁構造に関わる。
【0002】
【従来の技術】一般に放電型表示装置いわゆるプラズマ
ディスプレイパネル(PDP)は、前面側と背面側2枚
のガラス基板に電極、隔壁等を形成し、それを合わせて
内部を真空にして封着し放電ガスを封入して形成され
る。 隔壁は主として背面側ガラス基板に形成されて2
枚のガラス間に放電空間をつくる重要な構造物である。
従来のPDPの隔壁構造は画素である放電空間の四方を
囲む格子状のものと、縦方向に伸張した直線状のものが
あった。
ディスプレイパネル(PDP)は、前面側と背面側2枚
のガラス基板に電極、隔壁等を形成し、それを合わせて
内部を真空にして封着し放電ガスを封入して形成され
る。 隔壁は主として背面側ガラス基板に形成されて2
枚のガラス間に放電空間をつくる重要な構造物である。
従来のPDPの隔壁構造は画素である放電空間の四方を
囲む格子状のものと、縦方向に伸張した直線状のものが
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この二種類の隔壁形状
にはそれぞれ一長一短がある。 まず格子状の隔壁は隔
壁に塗布する蛍光体の量が多いために輝度が高い。 し
かし一方では電極との位置合わせに難しさがあり、隔壁
としての高さも十分に高くすることが難しい。また直線
状の隔壁では、製造も容易で電極との位置合わせも容易
であるが、蛍光体の量では格子状よりも少なく高い輝度
は望めなかった。
にはそれぞれ一長一短がある。 まず格子状の隔壁は隔
壁に塗布する蛍光体の量が多いために輝度が高い。 し
かし一方では電極との位置合わせに難しさがあり、隔壁
としての高さも十分に高くすることが難しい。また直線
状の隔壁では、製造も容易で電極との位置合わせも容易
であるが、蛍光体の量では格子状よりも少なく高い輝度
は望めなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記従来の隔壁構造の問
題点を解決するために、隔壁を格子状隔壁と直線状隔壁
を積層した構造とする。 即ち背面側基板に近い側の隔
壁つまり下部の第1の隔壁を格子状とし、それに積層し
て形成する第2の隔壁を直線状とし、上記第1及び第2
の隔壁を積層した構造とするものである。
題点を解決するために、隔壁を格子状隔壁と直線状隔壁
を積層した構造とする。 即ち背面側基板に近い側の隔
壁つまり下部の第1の隔壁を格子状とし、それに積層し
て形成する第2の隔壁を直線状とし、上記第1及び第2
の隔壁を積層した構造とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の一例を図1
の展開斜視図、図2の断面図をもって説明する。 また
図3及び図4で図1の構成の詳細を説明する。図5に示
す従来のPDP背面基板の構造に比較して図1の本発明
の構造をみると、蛍光体を塗布した隔壁が下部で格子状
に上部で直線状になっている。 背面側電極1とそれを
被覆する背面側誘電層2は従来の構造と同じである。
の展開斜視図、図2の断面図をもって説明する。 また
図3及び図4で図1の構成の詳細を説明する。図5に示
す従来のPDP背面基板の構造に比較して図1の本発明
の構造をみると、蛍光体を塗布した隔壁が下部で格子状
に上部で直線状になっている。 背面側電極1とそれを
被覆する背面側誘電層2は従来の構造と同じである。
【0006】まず図3に示す第1の隔壁3は背面側誘電
層2の上に形成され、その形状は格子状である。 これ
はスクリーン印刷法により低融点ガラスペーストを所定
の高さまで多層印刷し、焼成して形成出来る。 また同
様なペーストを所定の厚さに塗布し、これを乾燥した後
サンドブラスト法によって掘削して形成することもでき
る。 第1の隔壁3の高さは最終的に放電のために必要
とする高さの約1/2でよいので形成は容易である。
層2の上に形成され、その形状は格子状である。 これ
はスクリーン印刷法により低融点ガラスペーストを所定
の高さまで多層印刷し、焼成して形成出来る。 また同
様なペーストを所定の厚さに塗布し、これを乾燥した後
サンドブラスト法によって掘削して形成することもでき
る。 第1の隔壁3の高さは最終的に放電のために必要
とする高さの約1/2でよいので形成は容易である。
【0007】次に先に形成した格子状の第1の隔壁3の
一方向の辺に沿って直線状の第2の隔壁5を積層する。
これは上記と同じくスクリーン印刷法により低融点ガ
ラスペーストを所定の高さまで多層印刷し焼成して形成
する。 第2の隔壁5の高さは上記第1の隔壁3に積層
して最終的に放電のために必要な高さになるようにす
る。 一般にPDPの隔壁の高さは0.1mmから0.
15mm程度である。
一方向の辺に沿って直線状の第2の隔壁5を積層する。
これは上記と同じくスクリーン印刷法により低融点ガ
ラスペーストを所定の高さまで多層印刷し焼成して形成
する。 第2の隔壁5の高さは上記第1の隔壁3に積層
して最終的に放電のために必要な高さになるようにす
る。 一般にPDPの隔壁の高さは0.1mmから0.
15mm程度である。
【0008】さらに上記のごとく形成した第1の隔壁3
及び第2の隔壁5に対し、蛍光体4を塗布する。 これ
は通常スクリーン印刷法で行われる。 印刷した蛍光体
4は図2の断面図に示すとおりに隔壁にそってその壁面
に塗布される。 表示放電は前面側ガラスに配された放
電電極により行われ、その放電から発する紫外線により
発光する。 画面を構成するアドレス放電は前面側の放
電電極と背面側電極1の間で行われるので、この交差す
る位置が上記第1の隔壁1の格子内部になるごとくに前
面ガラスと背面ガラスを合わせてPDPパネルを完成す
る。
及び第2の隔壁5に対し、蛍光体4を塗布する。 これ
は通常スクリーン印刷法で行われる。 印刷した蛍光体
4は図2の断面図に示すとおりに隔壁にそってその壁面
に塗布される。 表示放電は前面側ガラスに配された放
電電極により行われ、その放電から発する紫外線により
発光する。 画面を構成するアドレス放電は前面側の放
電電極と背面側電極1の間で行われるので、この交差す
る位置が上記第1の隔壁1の格子内部になるごとくに前
面ガラスと背面ガラスを合わせてPDPパネルを完成す
る。
【0009】
【発明の効果】本発明の隔壁の構造によれば、蛍光体の
塗布面積の増加により蛍光体量が増えるのでPDPの輝
度及び発光効率が大幅に改善される。
塗布面積の増加により蛍光体量が増えるのでPDPの輝
度及び発光効率が大幅に改善される。
【0010】
【図1】実施例のPDP背面基板の展開斜視図
【図2】実施例のPDP背面基板の断面図
【図3】実施例のPDP背面基板の第1の隔壁
【図4】実施例のPDP背面基板の第2の隔壁
【図5】従来の3電極面放電型PDP
【0020】
1 背面側電極 2 背面側誘電層 3 第1の隔壁 4 蛍光体 5 第2の隔壁
Claims (1)
- 【請求項1】 放電型表示装置いわゆるPDPの背面側
基板の隔壁構造として、隔壁を格子状隔壁と直線状隔壁
を積層した構造、即ちまず背面側基板に近い側の隔壁つ
まり下部の第1の隔壁を格子状とし、それに積層して形
成する第2の隔壁を直線状とし、上記第1及び第2の隔
壁を積層した構造の放電型表示装置の背面側基板の隔壁
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12902099A JP2000285808A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 放電型表示装置の背面側基板の隔壁構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12902099A JP2000285808A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 放電型表示装置の背面側基板の隔壁構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000285808A true JP2000285808A (ja) | 2000-10-13 |
Family
ID=14999180
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12902099A Pending JP2000285808A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 放電型表示装置の背面側基板の隔壁構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000285808A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002373593A (ja) * | 2001-06-14 | 2002-12-26 | Nec Corp | プラズマディスプレイパネル及びその製造方法 |
KR100471980B1 (ko) * | 2002-06-28 | 2005-03-10 | 삼성에스디아이 주식회사 | 격벽이 내장된 플라즈마 디스플레이 패널 및 이 격벽의제조 방법 |
US7880387B2 (en) | 2004-11-08 | 2011-02-01 | Panasonic Corporation | Plasma display panel having a crystalline magnesium oxide layer |
-
1999
- 1999-03-30 JP JP12902099A patent/JP2000285808A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002373593A (ja) * | 2001-06-14 | 2002-12-26 | Nec Corp | プラズマディスプレイパネル及びその製造方法 |
KR100471980B1 (ko) * | 2002-06-28 | 2005-03-10 | 삼성에스디아이 주식회사 | 격벽이 내장된 플라즈마 디스플레이 패널 및 이 격벽의제조 방법 |
US7880387B2 (en) | 2004-11-08 | 2011-02-01 | Panasonic Corporation | Plasma display panel having a crystalline magnesium oxide layer |
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