JP2004355410A - 携帯電話端末を利用したタクシー利用料金決定システム、方法、端末、コンピュータで実行するプログラム - Google Patents
携帯電話端末を利用したタクシー利用料金決定システム、方法、端末、コンピュータで実行するプログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】利用料金の判断で困惑せず、利用料金の活性化等を可能にする。
【解決手段】ユーザの携帯電話端末103を利用したタクシー利用料金決定システムに、インターネットに接続されるタクシー会社111−113の管理端末121−123と、インターネットに接続され、タクシー発注画面、タクシー会社登録画面を有するサーバ端末131を設け、サーバ端末は、タクシー会社登録画面から登録した結果を登録済みタクシー会社のリストに保持するタクシー会社登録手段142と、リストの管理端末のすべてにユーザ情報設定画面に入札をさせるユーザ情報設定手段143と、ユーザの携帯電話端末に会社・利用料金表示画面からの発注を行うようにとのメールを送信する会社名/料金設定手段144と、発注されたタクシー会社の管理端末に発注通知を行い、他のタクシー会社の管理端末に失注通知を行う発注結果通知手段145とを備える。
【選択図】 図1
【解決手段】ユーザの携帯電話端末103を利用したタクシー利用料金決定システムに、インターネットに接続されるタクシー会社111−113の管理端末121−123と、インターネットに接続され、タクシー発注画面、タクシー会社登録画面を有するサーバ端末131を設け、サーバ端末は、タクシー会社登録画面から登録した結果を登録済みタクシー会社のリストに保持するタクシー会社登録手段142と、リストの管理端末のすべてにユーザ情報設定画面に入札をさせるユーザ情報設定手段143と、ユーザの携帯電話端末に会社・利用料金表示画面からの発注を行うようにとのメールを送信する会社名/料金設定手段144と、発注されたタクシー会社の管理端末に発注通知を行い、他のタクシー会社の管理端末に失注通知を行う発注結果通知手段145とを備える。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は携帯電話端末を利用したタクシー利用料金決定システムに関する。特に、本発明は、携帯電話端末を利用したタクシー利用料金決定方法、端末、コンピュータで実行させるプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のタクシー利用料金支払い方式では、大抵の場合、単純にタクシー会社を選択して利用することなく、タクシーを拾って利用し、降車場所にて料金メータに表示されている金額を手渡しで支払うということを行っているために、
(1)料金によりタクシー会社を選択することが困難であり、
(2)乗車位置から降車位置まで通る経路、時間帯により料金に大幅な差が発生するという問題点があった。
【0003】
このような問題点に対して、従来のタクシー配車システムでは、ユーザが複数のタクシー会社のうち、所望のタクシー会社を予約できるようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
さらに、従来のタクシー双方向入札システムでは、乗客の希望に沿うタクシー業者を探し、乗客に希望を入札によって伝えるようにしている(特許文献2参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−024343(段落0022〜0026、図2)
【特許文献2】
特開2002−366799(段落0018〜0024、図1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来技術では、最近のタクシー利用料金の大幅な自由化に伴うタクシー会社間の競争の発生に対応することができず、ユーザにとって希望に沿った利用料金を判断することができないという問題がある。
さらに、タクシー会社間の競争が発生しているので、多くのタクシー会社から乗車するタクシー会社を選択し、タクシー会社の利用料金の活性化を図りたいという課題がある。
【0006】
さらに、道路の渋滞、時間帯による利用料金の増加を、メータを見ながら、気にせず、安心して利用したいという課題がある。
したがって、本発明は上記問題点、課題点に鑑みて、利用料金の判断で困惑する必要がなく、利用料金の活性化を可能にし、道路の渋滞、時間帯による利用料金の増加を気にする必要がない、携帯電話端末を利用したタクシー利用料金決定システム、方法、端末及びコンピュータを実行させるプログラムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記問題点を解決するために、移動通信網を介してインターネットに接続されるユーザの携帯電話端末を利用したタクシー利用料金決定システムにおいて、前記インターネットに接続されるタクシー会社の管理端末と、前記インターネットに接続され、発注者名、メールアドレス、携帯電話番号、乗車場所、降車場所を含む入力欄を表示するタクシー発注画面、タクシー会社名、情報送信先メールアドレスを含む入力欄を表示するタクシー会社登録画面をWeb画面として有するサーバ端末とを設け、前記サーバ端末は、前記管理端末がアクセスしタクシー会社登録画面から登録した結果を登録済みタクシー会社のリストに保持するタクシー会社登録手段と、ユーザの前記携帯電話端末がアクセスし前記タクシー発注画面からタクシー発注依頼を行った場合、ユーザ情報にタクシー会社名、利用料金の入力欄を表示したユーザ情報設定画面をWeb画面として作成し、前記タクシー会社登録手段の前記リストに保持されている登録済みタクシー会社の前記管理端末のすべてにユーザ情報設定画面のWeb画面に対して入札するようにとの文章を記載したメールを送信するユーザ情報設定手段と、前記管理端末がアクセスし前記ユーザ情報設定手段の前記ユーザ情報設定画面に入札が行われた場合、前記ユーザ情報に入札を行ったタクシー会社名、入札の利用料金を表示した会社・利用料金表示画面をWeb画面として作成し、ユーザの前記携帯電話端末に前記会社・利用料金表示画面のWeb画面に対して発注を行うようにとの文章を記載したメールを送信する会社名/料金設定手段と、ユーザの前記携帯電話端末がアクセスし前記会社名/料金設定手段の前記会社・利用料金表示画面からタクシー発注を行った場合、受注があったタクシー会社の管理端末に受注通知を行い、他のタクシー会社の管理端末に失注通知を行う発注結果通知手段とを備えることを特徴とする携帯電話端末を利用したタクシー利用料金決定システムを提供する。
【0008】
この手段により、携帯電話端末を利用して各タクシー会社に対し、利用区間に対する利用料金を提示させ、各タクシー会社の目的地までの利用料金が明確になり、利用料金を容易に比較することが可能になるので、有利な条件で利用するタクシー会社を選択することが可能になる。
さらに、タクシー会社が利用料金を決定しユーザ側に通知した際に、ユーザから選択されなければ、受注が減少し、利用料金を減額する努力を各タクシー会社が行うので、各タクシー会社の利用料金の競争を活性化することが可能になる。
【0009】
さらに、乗車場所と降車場所から各タクシー会社が固定利用料金を算出し、乗車時に前払いでユーザが支払いを行うので、道路の渋滞、経路、時間帯による利用料金の増加を、メータを見ながら、気にせず安心して利用することが可能になる。
さらに、前記サーバ端末は、前記タクシー発注画面、前記タクシー会社登録画面をWeb画面としてそれぞれ作成するWebページ作成手段を備える。
【0010】
この手段により、本携帯電話端末を利用したタクシー利用料金決定システムの開始前にWebページ作成を完了させることが可能になる。
さらに、前記サーバ端末から発注通知のあった前記管理端末は、携帯電話端末を有するタクシーからユーザの乗車場所に近いタクシーを選択し、選択したタクシーとユーザの前記携帯電話端末に受注受付番号、タクシー車両番号、ユーザ名、乗車場所、降車場所、利用料金を含む情報を記載したメールを送信し、前記タクシー車両の携帯電話端末ではドライバーが乗車場所でユーザから利用料金を前払いで受領したとき又は降車場所でユーザを降ろしたとき、受領完了の返信メールを管理端末に送信する。
【0011】
この手段により、乗車するタクシー車両の判別、ユーザの認証が可能になる。
さらに、前記ユーザ情報設定手段は、ユーザが前記タクシー発注画面上からデータを入力し、入力したデータを前記サーバ端末に送信した場合、案件毎の整理番号である案件番号を重複のないように1ずつカウントアップする方式で決定して、一日単位、週単位、月単位で整理番号をリセットし、前記ユーザ情報設定画面に決定した案件番号を記載する案件番号設定手段を備える。
【0012】
この手段により、案件を重複しないようにすることが可能になる。
前記タクシー会社登録手段は、前記管理端末がアクセスし前記タクシー会社登録画面から登録した結果を削除し、前記登録済みタクシー会社のリストを変更する。
この手段により、登録はタクシー会社の意思を尊重することが可能になる。
さらに、本発明は、移動通信網を介してインターネットに接続されるユーザの携帯電話端末を利用したタクシー利用料金決定方法において、前記インターネットにタクシー会社の管理端末を接続する工程と、前記インターネットにサーバ端末を接続する工程と、前記サーバ端末のタクシー発注画面に発注者名、メールアドレス、携帯電話番号、乗車場所、降車場所を含む入力欄を表示する工程と、前記サーバ端末のタクシー会社登録画面のWeb画面にタクシー会社名、情報送信先メールアドレスを含む入力欄を表示する工程と、前記管理端末が前記サーバ端末にアクセスしタクシー会社登録画面から登録した結果を登録済みタクシー会社のリストに保持する工程と、ユーザの前記携帯電話端末が前記サーバ端末にアクセスし前記タクシー発注画面からタクシー発注依頼を行った場合、ユーザ情報にタクシー会社名、利用料金の入力欄を表示したユーザ情報設定画面をWeb画面として作成する工程と、前記リストに保持されている登録済みタクシー会社の前記管理端末のすべてに前記ユーザ情報設定画面のWeb画面に対して入札するようにとの文章を記載したメールを送信する工程と、前記管理端末がアクセスし前記ユーザ情報設定画面に入札が行われた場合、前記ユーザ情報に入札を行ったタクシー会社名、入札の利用料金を表示した会社・利用料金表示画面をWeb画面として作成する工程と、ユーザの前記携帯電話端末に前記会社・利用料金表示画面のWeb画面に対して発注を行うようにとの文章を記載したメールを送信する工程と、ユーザの前記携帯電話端末がアクセスし前記会社・利用料金表示画面からタクシー発注を行った場合、受注があったタクシー会社の管理端末に受注通知を行い、他のタクシー会社の管理端末に失注通知を行う工程とを備えることを特徴とする携帯電話端末を利用したタクシー利用料金決定方法を提供する。
【0013】
この手段により、携帯電話端末を利用して各タクシー会社に対し、利用区間に対する利用料金を提示させ、各タクシー会社の目的地までの利用料金が明確になり、利用料金を容易に比較することが可能になるので、有利な条件で利用するタクシー会社を選択することが可能になる。
さらに、タクシー会社が利用料金を決定しユーザ側に通知した際に、ユーザから選択されなければ、受注が減少し、利用料金を減額する努力を各タクシー会社が行うので、各タクシー会社の利用料金の競争を活性化することが可能になる。
【0014】
さらに、乗車場所と降車場所から各タクシー会社が固定利用料金を算出し、乗車時に前払いでユーザが支払いを行うので、道路の渋滞、経路、時間帯による利用料金の増加を、メータを見ながら、気にせず安心して利用することが可能になる。
さらに、本発明は、移動通信網を介してユーザの携帯電話端末とともにインターネットに接続される、携帯電話端末を利用したタクシー利用料金決定端末において、前記インターネットに接続される前記管理端末がアクセスし、タクシー会社名、情報送信先メールアドレスを含む入力欄を表示するタクシー会社登録画面から登録した結果を登録済みタクシー会社のリストに保持するタクシー会社登録手段と、ユーザの前記携帯電話端末がアクセスし、発注者名、メールアドレス、携帯電話番号、乗車場所、降車場所を含む入力欄を表示する前記タクシー発注画面からタクシー発注依頼を行った場合、ユーザ情報にタクシー会社名、利用料金の入力欄を表示したユーザ情報設定画面をWeb画面として作成し、前記タクシー会社登録手段の前記リストに保持されている登録済みタクシー会社の前記管理端末のすべてにユーザ情報設定画面のWeb画面に対して入札するようにとの文章を記載したメールを送信するユーザ情報設定手段と、前記管理端末がアクセスし前記ユーザ情報設定手段の前記ユーザ情報設定画面に入札が行われた場合、前記ユーザ情報に入札を行ったタクシー会社名、入札の利用料金を表示した会社・利用料金表示画面をWeb画面として作成し、ユーザの前記携帯電話端末に前記会社・利用料金表示画面のWeb画面に対して発注を行うようにとの文章を記載したメールを送信する会社名/料金設定手段と、ユーザの前記携帯電話端末がアクセスし前記会社名/料金設定手段の前記会社・利用料金表示画面からタクシー発注を行った場合、受注があったタクシー会社の管理端末に受注通知を行い、他のタクシー会社の管理端末に失注通知を行う発注結果通知手段とを備えることを特徴とする携帯電話端末を利用したタクシー利用料金決定端末を提供する。
【0015】
この手段により、携帯電話端末を利用して各タクシー会社に対し、利用区間に対する利用料金を提示させ、各タクシー会社の目的地までの利用料金が明確になり、利用料金を容易に比較することが可能になるので、有利な条件で利用するタクシー会社を選択することが可能になる。
さらに、タクシー会社が利用料金を決定しユーザ側に通知した際に、ユーザから選択されなければ、受注が減少し、利用料金を減額する努力を各タクシー会社が行うので、各タクシー会社の利用料金の競争を活性化することが可能になる。
【0016】
さらに、乗車場所と降車場所から各タクシー会社が固定利用料金を算出し、乗車時に前払いでユーザが支払いを行うので、道路の渋滞、経路、時間帯による利用料金の増加を、メータを見ながら、気にせず安心して利用することが可能になる。
さらに、移動通信網を介してインターネットに接続される携帯電話端末を利用してタクシー利用料金決定をコンピュータで実行させるプログラムにおいて、前記インターネットに接続される前記管理端末がアクセスし、タクシー会社名、情報送信先メールアドレスを含む入力欄を表示するタクシー会社登録画面から登録した結果を登録済みタクシー会社のリストに保持する手順と、ユーザの前記携帯電話端末がアクセスし、発注者名、メールアドレス、携帯電話番号、乗車場所、降車場所を含む入力欄を表示する前記タクシー発注画面からタクシー発注依頼を行った場合、ユーザ情報にタクシー会社名、利用料金の入力欄を表示したユーザ情報設定画面をWeb画面として作成し、前記リストに保持されている登録済みタクシー会社の前記管理端末のすべてにユーザ情報設定画面のWeb画面に対して入札するようにとの文章を記載したメールを送信する手順と、前記管理端末がアクセスし前記ユーザ情報設定画面に入札が行われた場合、前記ユーザ情報に入札を行ったタクシー会社名、入札の利用料金を表示した会社・利用料金表示画面をWeb画面として作成し、ユーザの前記携帯電話端末に前記会社・利用料金表示画面のWeb画面に対して発注を行うようにとの文章を記載したメールを送信する手順と、ユーザの前記携帯電話端末がアクセスし前記会社・利用料金表示画面からタクシー発注を行った場合、受注があったタクシー会社の管理端末に受注通知を行い、他のタクシー会社の管理端末に失注通知を行う手順とを備えることを特徴とする携帯電話端末を利用したタクシー利用料金決定をコンピュータで実行させるプログラムを提供する。
この手段により、携帯電話端末を利用して各タクシー会社に対し、利用区間に対する利用料金を提示させ、各タクシー会社の目的地までの利用料金が明確になり、利用料金を容易に比較することが可能になるので、有利な条件で利用するタクシー会社を選択することが可能になる。
【0017】
さらに、タクシー会社が利用料金を決定しユーザ側に通知した際に、ユーザから選択されなければ、受注が減少し、利用料金を減額する努力を各タクシー会社が行うので、各タクシー会社の利用料金の競争を活性化することが可能になる。
さらに、乗車場所と降車場所から各タクシー会社が固定利用料金を算出し、乗車時に前払いでユーザが支払いを行うので、道路の渋滞、経路、時間帯による利用料金の増加を、メータを見ながら、気にせず安心して利用することが可能になる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る携帯電話端末を利用したタクシー利用料金決定システムの概略全体構成を示すブロック図である。なお、全図を通して同一の構成要素には同一の番号、符号を付して説明を行う。
本図に示すように、インターネット101には移動通信網102が接続される。
【0019】
移動通信網102には複数のR1携帯電話端末103、複数のR2携帯電話端末104が無線で接続され、R1携帯電話端末103、R2携帯電話端末104は移動通信網102を介してインターネット101にアクセスすることが可能である。
R1携帯電話端末103はタクシーを利用するユーザに所有され、R2携帯電話端末104はタクシーの車両内に備え付けられる。
【0020】
R1携帯電話端末103、R2携帯電話端末104はメールの送受信機能、Web画面参照可能である機能をそれぞれ有する。
さらに、インターネット101には複数のA1タクシー会社111、A2タクシー会社112、A3タクシー会社113により所有されるA1管理端末121、A2管理端末122、A3管理端末123がそれぞれ接続され、A1管理端末121、A2管理端末122、A3管理端末123はメールサーバ機能とWebサーバ機能を有する。
【0021】
さらに、インターネット101には情報送信会社のサーバ端末131が接続され、サーバ端末131はメールサーバ機能とWebサーバ機能を有するコンピュータ等の情報処理装置であり、メールサーバ機能、Webサーバ機能を動作させるプログラムを有する。このプログラムはコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、この記録媒体で他のコンピュータの利用を可能とする。
【0022】
さらに、サーバ端末131にはWebページ作成手段141が設けられ、Webページ作成手段141はタクシー発注画面、タクシー会社登録画面を作成する。
さらに、情報送信会社のサーバ端末131にはタクシー会社登録手段142が設けられ、タクシー会社登録手段142は、タクシー会社登録画面から登録された情報に基づいて登録済みタクシー会社のリストのテーブルにタクシー会社の登録を行う。
【0023】
さらに、情報送信会社のサーバ端末131にはユーザ情報設定手段143が設けられ、ユーザ情報設定手段143はWebページ作成手段141のタクシー発注画面から入力されたユーザの情報を画面に設定し、タクシー会社登録手段142でテーブルに登録されたリストにある登録済みタクシー会社に利用料金の設定を要求する。
【0024】
さらに、情報送信会社のサーバ端末131には会社名/料金設定手段144が設けられ、会社名/料金設定手段144は登録済みタクシー会社がユーザ情報設定手段143のユーザ情報の設定画面にタクシー会社名、利用料金を設定した画面を示し、ユーザにタクシー会社を決定させる。
さらに、サーバ端末131には発注結果通知手段145が設けられ、発注結果通知手段145は受注があったタクシー会社に受注の通知を行い、それ以外のタクシー会社に失注の通知を行う。
【0025】
以下に、説明を簡単にするために、ユーザがABC駅北口交番前から乗車してXYZ駅南口まで乗る予定のタクシーを利用するユーザ(本システムでの発注者)が、R1携帯電話端末103を使ってタクシーを発注し、A1タクシー会社111、A2タクシー会社112、A3タクシー会社113からなる3社のタクシー会社から通知された利用料金を比較の結果、最終的にA1タクシー会社111に発注を決定し、配車されたA1タクシー会社111のタクシー車両C1に乗って、乗車場所から降車場所まで到達する場合の例を用いて説明を行う。
【0026】
図2はWebページ作成手段141により作成されるタクシー発注画面のユーザ入力フォーマットのWeb画面例を示す図である。
本図(a)に示すように、Webページ作成手段141で作成されるタクシー発注画面には、発注者名、メールアドレス、携帯電話番号、乗車場所、降車場所の入力欄、送信ボタンが設けられる。
ユーザのR1携帯電話端末103がサーバ端末131にアクセスするとタクシー発注画面が表示される。
【0027】
本図(b)に示すように、一例として、ユーザのR1携帯電話端末103で、表示されるタクシー発注画面の発注者名には「特許太郎」、メールアドレスには「taro@abc.def.ne.jp」、携帯電話番号には「09011112222」、乗車場所には「ABC駅北口交番前」、降車場所には「XYZ駅南口」のように入力し、送信ボタンが押下される。
すなわち、ユーザはこのような入力を行い、タクシーの発注を行う。
【0028】
図3はWebページ作成手段141により作成されるタクシー会社登録フォーマットのWeb画面例を示す図である。
本図に示すように、Webページ作成手段141で作成されるタクシー会社登録画面には、タクシー会社名、情報送信先メールアドレスの入力欄、登録ボタン、削除ボタンが設けられる。
【0029】
A1タクシー会社111のA1管理端末121、A2タクシー会社112のA2管理端末122、A3タクシー会社113のA3管理端末123がサーバ端末131にそれぞれアクセスすると、上記タクシー会社登録画面がそれぞれ表示され、携帯電話端末を利用したタクシー利用料金決定システムに登録、削除を行うことができる。
図4は図3でWebページ作成手段141により作成されるタクシー会社登録画面への入力例を示す図である。
【0030】
本図(a)に示すように、A1タクシー会社111のA1管理端末121で、表示されるタクシー会社登録画面のタクシー会社名に対して「A1タクシー会社111」、送信先メールアドレス「taxi@a1.a1.co.jp」が入力され、登録ボタンが押下される。
本図(b)に示すように、A2タクシー会社112のA2管理端末122で、表示されるタクシー会社登録画面のタクシー会社名に対して「A2タクシー会社112」、送信先メールアドレス「taxi@a2.a2.co.jp」が入力され、登録ボタンが押下される。
【0031】
本図(c)に示すように、A3タクシー会社113のA3管理端末123で、表示されるタクシー会社登録画面のタクシー会社名に対して「A3タクシー会社113」、送信先メールアドレス「taxi@a3.a3.co.jp」が入力され、登録ボタンが押下される。
すなわち、A1タクシー会社111、A2タクシー会社112、A3タクシー会社113はこのような入力を行い、サーバ端末131への登録、削除を行う。
【0032】
図5は情報送信会社の登録済みタクシー会社のリスト例を示す図である。本図に示すように、サーバ端末131には情報送信会社の登録済みタクシー会社リストがテーブルに形成され、登録済みタクシー会社リストは、タクシー会社名、情報送信先メールアドレスの欄を有し、図4の入力に対して、一例として、A1タクシー会社111に対して「taxi@a1.a1.co.jp」、A2タクシー会社112に対して「taxi@a2.a2.co.jp」、A3タクシー会社113に対して「taxi@a3.a3.co.jp」のようにテーブルに保持される。
【0033】
図6は図1におけるサーバ端末131のユーザ情報設定手段143の概略構成を示すブロック図である。
本図に示すように、情報送信会社におけるサーバ端末131のユーザ情報設定手段143は、案件番号設定手段151、Webページ作成手段152、URL(Uniform Resource Locator)設定手段153、メール作成/送信手段154とからなり、タクシー利用料金決定の動作を行うサーバ端末131上のプログラムである。
【0034】
サーバ端末131のユーザ情報設定手段143の案件番号設定手段151は、ユーザが図2に示すタクシー発注画面上からデータを入力し、送信ボタンを押すことにより、入力したデータをサーバ端末131に送信すると、まず、案件毎の整理番号である案件番号を重複のないように1ずつカウントアップする方式で決定する。
【0035】
なお、案件番号設定手段151では、桁数に関してオーバーフローしないように、一日単位、週単位、月単位で整理番号のリセットを行う等の処理を行うものとする。
図7はユーザ情報設定手段143のWebページ作成手段152で作成されたユーザ情報設定画面のWeb画面例を示す図である。
【0036】
本図(a)に示すように、ユーザ情報設定手段143のWebページ作成手段152で作成するユーザ情報設定画面にはフォーマットとして、案件番号、発注者名、メールアドレス、携帯電話番号、乗車場所、降車場所、タクシー会社名の入力欄、利用料金の入力欄、送信ボタンが設けられる。
本図(b)に示すように、サーバ端末131にアクセスすると、A1タクシー会社111のA1管理端末121、A2タクシー会社112のA2管理端末122、A3タクシー会社113のA3管理端末123には入札用のユーザ情報設定画面が表示され、入札用のユーザ情報設定画面では、フォーマットの画面に対して、ユーザデータと案件番号設定手段151で決定した案件番号に基づき、一例として、案件番号「000001」、発注者名に「特許太郎」、メールアドレス「taro@abc.def.ne.jp」、携帯電話番号「09011112222」、乗車場所「ABC駅北口交番前」、降車場所「XYZ駅南口」の固定のユーザデータが共通に設定され、タクシー会社名及び利用料金の入力欄が空白欄となっている。
【0037】
図8は図7で作成されたユーザ情報設定画面への入札例を示す図である。
本図(a)に示すように、A1タクシー会社111が利用料金を1800円で入札する場合、タクシー会社名に対して「A1タクシー会社111」、利用料金に対して「1800」円と入力し、送信ボタンを押下する。
本図(b)に示すように、A2タクシー会社112が利用料金を1900円で入札する場合、タクシー会社名に対して「A2タクシー会社112」、利用料金に対して「1900」円と入力し、送信ボタンを押下する。
【0038】
本図(c)に示すように、A3タクシー会社113が利用料金を2000円で入札する場合、タクシー会社名に対して「A3タクシー会社113」、利用料金に対して「2000」円と入力し、送信ボタンを押下する。
案件番号、発注者名、メールアドレス、携帯電話番号、乗車場所、降車場所のデータは固定で、単なるテキスト表記等変更できないものとし、タクシー会社名、利用料金のみ入力可能とする。
【0039】
図9はユーザ情報設定手段143のメール作成/送信手段154により作成され、URL設定手段153によりURLが記載され、タクシー会社に送信される入札依頼のメール文章例を示す図である。
本図(a)、(b)、(c)に示すように、一例として、ユーザ情報設定手段143のメール作成/送信手段154では、メール文章の始めに、A1タクシー会社111、A2タクシー会社112、A3タクシー会社113へのアドレスをそれぞれ記載し、その後のメール文章には、「ユーザから受注がありました。入札してください。」と記載する。
【0040】
URL設定手段153は、Webページ作成手段152の処理を行って完成したWeb画面のコンテンツのロケーション(URL)を決定し、サーバ端末131のWebサーバ機能により本Web画面が図7(b)に示すように、参照可能となるディレクトリにコンテンツを置くものとする。
本図の例では、「入札してください。」にURL設定手段153で決定された図7(b)のWebページのURLをリンクして記載部分のクリックによりWebページへのアクセスを可能にする。
【0041】
この他に、直接、URLを表示して手入力で図7(b)のWebページにアクセスするようにしてもよく、さらに、URLを表示すると同時に記載し、記載部分のクリックにより図7(b)のWebページにアクセスするようにしてもよい。
メール作成/送信手段154は、URL設定手段153によりURLが記載されたメールを、情報送信会社の登録済みタクシー会社リストのテーブル(図5参照)に記載されている全ての宛先(情報送信先メールアドレス)に対して送信する。
【0042】
図10は図1におけるサーバ端末131の会社名/料金設定手段144の概略構成を示すブロック図である。
本図に示すように、情報送信会社におけるサーバ端末131の会社名/料金設定手段144は、Webページ作成手段161、URL設定手段162、メール作成/送信手段163とからなり、タクシー利用料金決定の動作を行うサーバ端末131上のプログラムである。
【0043】
図11は会社名/料金設定手段144のWebページ作成手段161により作成される会社・利用料金表示画面のWeb画面例を示す図である。
本図(a)に示すように、会社名/料金設定手段144のWebページ作成手段161で作成される会社・利用料金表示画面には、フォーマットとして、案件番号、発注者名、メールアドレス、携帯電話番号、乗車場所、降車場所、タクシー会社名、利用料金、発注ボタンが設けられる。
【0044】
発注ボタンは、押した際にサーバ端末131に発注対象になったタクシー会社名を送信するものとする。
本図(b)に示すように、会社名/料金設定手段144のWebページ作成手段161では、入札結果を示す会社・利用料金表示画面に、ユーザデータ、ユーザ情報設定手段143の案件番号設定手段151で決定した案件番号、ユーザ情報設定手段143のユーザ情報設定画面の入力欄への入札結果を基に、一例として、案件番号「000001」、発注者名に「特許太郎」、メールアドレス「taro@abc.def.ne.jp」、携帯電話番号「09011112222」、乗車場所「ABC駅北口交番前」、降車場所「XYZ駅南口」、タクシー会社名、利用料金について、「A1タクシー会社111」に対して、「1800」円、「A2タクシー会社112」に対して、「1900」円、「A3タクシー会社113」に対して、「2000」円の表示を行う。
【0045】
発注ボタン以外は全て固定で、単なるテキスト表記等変更できないものとする。
ユーザのR1携帯電話端末103がサーバ端末131にアクセスすると、R1携帯電話端末103に入札結果が入力された会社・利用料金表示画面が表示される。
【0046】
ここで、ユーザが、一例として、一番低廉な利用料金を提示したA1タクシー会社111に発注を決定してA1タクシー会社111に属する発注ボタンを押すことにより、A1タクシー会社111のタクシー会社名をサーバ端末131に対して送信することが可能である。
このように、携帯電話端末を利用して各タクシー会社に対し、利用区間に対する利用料金を提示させ、各タクシー会社の目的地までの利用料金が明確になり、利用料金を容易に比較することが可能になる。
【0047】
図12は会社名/料金設定手段144のメール作成/送信手段163に作成され、URL設定手段162によりURLが記載され、ユーザに送信される発注依頼のメール文章例を示す図である。
本図に示すように、一例として、会社名/料金設定手段144のメール作成/送信手段163では、メール文章の始めに、ユーザのアドレスを記載し、その後に「タクシー会社の入札がありました。発注をしてください。」と記載する。
【0048】
URL設定手段162は、Webページ作成手段161の処理を行って完成したWeb画面のコンテンツのロケーション(URL)を決定し、サーバ端末131のWebサーバ機能により本Web画面が図11(b)に示すように、参照可能となるディレクトリにコンテンツを置くものとする。
本図の例では、「発注してください。」にURL設定手段162で決定された図11(b)のWebページのURLをリンクして記載部分のクリックによりWebページへのアクセスを可能にする。
【0049】
この他に、直接、URLを表示して手入力で図11(b)のWebページにアクセスするようにしてもよく、さらに、URLを表示すると同時に記載し、記載部分のクリックにより図11(b)のWebページにアクセスするようにしてもよい。
メール作成/送信手段163は、URL設定手段162によりURLが記載されたメールをユーザの携帯電話端末103の宛先メールアドレスに対して送信する。
【0050】
図13は図1における発注結果通知手段145により通知されるメール文章例を示す図である。
本図(a)、(b)、(c)に示すように、一例として、メール文章の始めに、A1タクシー会社111、A2タクシー会社112、A3タクシー会社113へのアドレスを記載し、本図(a)に示すメール文章には、「案件番号:000001のユーザから受注が決定しましたのでお知らせいたします。ユーザとの間で直接受注処理を行ってください。」と記載され、受注決定を通知し、本図(b)、本図(c)に示すメール文章には、「案件番号:000001のユーザから受注がありませんでしたので通知いたします。」と記載され、失注決定を通知する。
【0051】
図14はユーザとの直接受注処理を説明する図である。本図に示すように、A1タクシー会社111では、サーバ端末131の発注結果通知手段145から受注決定の通知を受けると、まず、無線で今回の乗車場所であるABC駅北口交番前の一番近くを走行中で、かつ空車であるタクシー車両C1を配車決定し、A1管理端末121から、ユーザの携帯電話端末103、タクシー車両C1に搭載されているR2携帯電話端末104に、会社独自の受注受付番号、タクシー車両の番号、ユーザ名、乗車場所、降車場所、利用料金を明記したメールを以下のように送信する。
【0052】
図15は図14のA1管理端末121とタクシー車両C1のR2携帯電話端末104、ユーザのR1携帯電話端末103との間のメール文章の内容を説明する図である。
本図(a)に示すように、A1管理端末121からタクシー車両C1のR2携帯電話端末104、ユーザのR1携帯電話端末103へのメール文章の始めには、それぞれのアドレスを表示し、その後に、一例として、「受注受付番号:1234」、「車両番号:100」、「ユーザ名:特許太郎」、「乗車場所:ABC駅北口交番前」、「降車場所:XYZ駅南口」、「利用料金:1800円」と表示される。
【0053】
本図(b)に示すように、タクシー車両C1からA1管理端末121への返信メールには文章の始めに、一例として、A1管理端末121のアドレス、次に利用料金受領完了が表示され、その後に本図(a)と同様の内容が複写される。
【0054】
タクシー車両C1がユーザである特許太郎の元に到着すると、ユーザである特許太郎はA1タクシー111のタクシー車両のうちメールで通知済みの車両番号100で、乗車するタクシー車両を判別する。
タクシー車両C1のドライバーは、タクシー車両C1に搭載されているR2携帯電話端末104で受信したメールとユーザである特許太郎のR1携帯電話端末103で受信したメールの内容を照合することで、ユーザの本人認証を行う。
【0055】
本人認証が完了した時点で、ユーザである特許太郎は、タクシー車両C1のドライバーに対して、本タクシー利用料金決定システムより既に決定し、メールで最終的に通知されている利用料金1800円を前払いで支払う。
最後に、ユーザである特許太郎から料金収受を行ったとき、又は、降車場所であるXYZ駅南口でユーザである特許太郎を降ろしたとき、タクシー車両C1のドライバーはメール(図15(a)参照)の返信メール(図15(b)参照)をA1管理端末121へ送信し、これで、一連のタクシー利用料金決定システムが完了する。
【0056】
このようにして、タクシー車両の判別、ユーザの認証が可能になり、料金収受でタクシー利用料金決定システムの一連の動作が完了する。
このようにして、乗車場所と降車場所から各タクシー会社が固定利用料金を算出し、乗車時に前払いでユーザが支払いを行うので、道路の渋滞、経路、時間帯による利用料金の増加を、メータを見ながら、気にせず安心して利用することが可能になる。
【0057】
図16は図1におけるサーバ端末131のWebページ作成手段141の事前処理を説明するフローチャートである。
情報送信会社のサーバ端末131のWebページ作成手段141はタクシー料金支払の動作を行うサーバ端末131上のプログラムではなく、システムを開始するにあたっての事前処理を以下のように行う。
【0058】
本図に示すように、ステップS201において、Webページ作成手段141では、タクシーを利用する各ユーザのR1携帯電話端末103が本タクシー利用料金決定システムを利用する際にアクセスするタクシー発注画面(図2(a)を参照)を作成する。
【0059】
ステップS202において、Webページ作成手段141では、一例として、A1タクシー会社111のA1管理端末121、A2タクシー会社112のA2管理端末122、A3タクシー会社113のA3管理端末123が本タクシー利用料金決定システムへの登録をそれぞれ行う際にアクセスするタクシー会社登録画面(図3を参照)作成する。
【0060】
このようにして、情報送信会社では、サーバ端末131にタクシー発注画面、タクシー会社登録画面の作成を行い、それぞれのWeb画面のコンテンツをサーバ端末131の適切なディレクトリに置くことで、Webサーバ機能により、A1管理端末121、A2管理端末122、A3管理端末123、ユーザのR1携帯電話端末103から参照可能になるものとする。
【0061】
本タクシー利用料金決定システム内全てのWeb画面及び送信ボタン、発注ボタンを押すことによる情報の送信に関しては、HTML(Hypertext Markup Language)等のマークアップ言語、CGI(Common Gateway Interface)等のプログラムを使用して作成するものとし、本タクシー利用料金決定システム開始時にWebページ作成手段141が既に完了しているものとする。
【0062】
具体的には、本タクシー利用料金決定システムを開始する時点においては、A1タクシー会社111、A2タクシー会社112、A3タクシー会社113に発注するユーザがR1携帯電話端末103からタクシー発注画面にアクセス可能で、本タクシー利用料金決定システムに登録を希望する各A1タクシー会社111、A2タクシー会社112、A3タクシー会社113が登録時にアクセスするタクシー会社登録画面にアクセス可能な状態になっているものとする。
【0063】
図17は図1におけるサーバ端末131のタクシー会社登録手段142の動作例を説明する図である。
情報送信会社におけるサーバ端末131のタクシー会社登録手段142は、タクシー利用料金決定の動作を行うサーバ端末131上のプログラムで以下のように動作する。
【0064】
本図に示すように、ステップS211において、本タクシー利用料金決定システムに対し登録を希望するA1タクシー会社111、A2タクシー会社112、A3タクシー会社113がA1管理端末121、A2管理端末122、A3管理端末123からサーバ端末131上のタクシー会社登録手段142にアクセスし、図4に示すように、タクシー会社登録画面に対して、タクシー会社名、情報送信先メールアドレスを入力し、登録ボタン又は削除ボタンを押下して、送信し、タクシー会社登録手段142ではこの情報を受信する。タクシー会社の登録、削除の意思を尊重するためである。
【0065】
ステップS212において、タクシー会社登録手段142では、登録ボタン(図4参照)が押下されたか否かを判断する。
ステップS213において、登録ボタンが押下された場合、受信した会社名、メールアドレスのデータを情報送信会社の登録済みタクシー会社リスト(図5参照)に追加し、上記の2項目を入力情報として情報送信会社リストのテーブルに登録する処理を行い、処理を終了する。
【0066】
ステップS214において、登録ボタンが押下されない場合、削除ボタンが押下されたか否かを判断する。削除ボタンが押下されていない場合、処理を終了する。
ステップS215において、削除ボタンが押下された場合、情報送信会社の登録済みタクシー会社リストのテーブルから受信した対象のタクシー会社名、情報送信先メールアドレスの対の登録を削除する変更処理を行い、処理を終了する。
【0067】
なお、本タクシー利用料金決定システムの開始時にはタクシー会社登録手段142の動作は既に終了しているものとする。
このようにして、本タクシー利用料金決定システム稼動中、情報送信会社リストのテーブル更新は動的であるとする。
図18は図6におけるユーザ情報設定手段143の一連の動作例を説明するフローチャートである。
【0068】
本図に示すように、ステップS221において、ユーザ情報設定手段143ではユーザデータの入力を行う。
すなわち、ABC駅北口交番前からXYZ駅南口までタクシーを利用するユーザ(名前:特許太郎)がR1携帯電話端末103からサーバ端末131のタクシー発注画面(図2(a)を参照)にアクセスし、それぞれ発注者名、メールアドレス、携帯電話番号、乗車場所、降車場所を入力し、画面イメージが図2(b)になった状態で、送信ボタンを押すと、ユーザ入力データがサーバ端末131に送信される。
【0069】
ステップS222において、案件番号設定手段151では、ユーザ入力データを受信すると、各案件毎の整理番号を決定する。なお、本整理番号はこの処理においてカウントアップするものとし、重複することがないように設定するものとする。
ステップS223において、フォーマットページ作成手段152では、ユーザデータと上記案件番号を基に、ユーザ情報設定画面にタクシー会社が利用料金を入札するためのWebページ(図7(b)を参照)を作成する。
【0070】
ステップS224において、URL設定手段153では、フォーマットページ作成手段152で作成されたWebコンテンツのURLを決定し、適切なディレクトリに置くことにより、Web参照可能な状態にする。
ステップS225において、メール作成/送信手段154では、URL設定手段153で作成されたWebページのURLを記載した入札依頼用のメール文章(図7(b)参照)を作成し、情報送信会社の登録済みタクシー会社リスト(図5参照)に記載されている各タクシー会社の宛先に対して送信して処理を終了する。
【0071】
図19は図10におけるサーバ端末131の会社名/料金設定手段144の動作例を説明するフローチャートである。
情報送信会社におけるサーバ端末131の会社名/料金設定手段144は、タクシー利用料金決定の動作を行うサーバ端末131上のプログラムで会社名/料金設定手段144のWebページ作成手段161、URL設定手段162、メール作成/送信手段163を用いて以下のように動作する。
【0072】
本図に示すように、ステップS231において、A1タクシー会社111のA1管理端末121、A2タクシー会社112のA2管理端末122、A3タクシー会社113のA3管理端末123の各々からの送信データを受信する。
ステップS232において、Webページ作成手段161を用いて、A1タクシー会社111のA1管理端末121、A2タクシー会社112のA2管理端末122、A3タクシー会社113のA3管理端末123の各々から送信されたデータを基に、会社・利用料金表示画面のWebページ(図11(b)参照)を作成する。なお、図11(b)にある発注ボタンを押した際にサーバ端末131に発注対象になったタクシー会社名が送信されるものとする。
【0073】
ステップS233において、URL設定手段162を用いて、ステップS232で作成されたWebコンテンツのURLを決定し、適切なディレクトリにおくことにより、Web参照可能な状態にする。
ステップS234において、メール作成/送信手段163を用いて、ステップS233で作成されたWebページのURLを記載した発注依頼用のメール文章(図12参照)を作成し、ユーザの宛先に送信して処理を終了する。
【0074】
図20は図1におけるサーバ端末131の発注結果通知手段145の動作例を説明するフローチャートである。
情報送信会社におけるサーバ端末131の発注結果通知手段145は、タクシー利用料金決定の動作を行うサーバ端末131上のプログラムで以下のように動作する。
【0075】
本図に示すように、ステップS241において、サーバ端末131ではユーザのR1携帯電話端末103からA1タクシー会社111のタクシー会社名の受注を受信する。
ステップS242において、情報送信会社の登録済みタクシー会社のリスト(図5参照)にあるA1タクシー会社111のアドレスを使って受注のメール文章(図13(a)参照)を作成し、A1管理端末121にメールを送信する。
【0076】
ステップS243において、情報送信会社の登録済みタクシー会社のリスト(図5参照)にあるA2タクシー会社112のアドレスを使って失注のメール文章(図13(b)参照)を作成し、A2管理端末122にメールを送信する。
ステップS244において、情報送信会社の登録済みタクシー会社のリスト(図5参照)にあるA3タクシー会社113のアドレスを使って失注のメール文章(図13(c)参照)を作成し、A3管理端末123にメールを送信し、処理を終了する。
【0077】
このように、タクシー会社が利用料金を決定しユーザ側に通知した際に、ユーザから選択されなければ、受注が減少し、利用料金を減額する努力を各タクシー会社が行うので、各タクシー会社の利用料金の競争を活性化することが可能になる。
図21は図13の変形例を示す図であり、図22は図20の変形例を示す図である。
以上の説明では、1人のユーザのR1携帯電話端末103とA1タクシー会社111、A2タクシー会社112、A3タクシー会社113の3社のシステムを説明したが、これに限定されず、一般的にN個の携帯電話端末とM社間のシステムに置き換えても、図21、図22に示すように、受注、失注のメールを送信することにより、本発明は成立する。
【0078】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、インターネットにタクシー会社の管理端末を接続し、インターネットにサーバ端末を接続し、サーバ端末のタクシー発注画面に発注者名、メールアドレス、携帯電話番号、乗車場所、降車場所を含む入力欄を表示し、サーバ端末のタクシー会社登録画面をWeb画面にタクシー会社名、情報送信先メールアドレスを含む入力欄を表示し、管理端末がサーバ端末にアクセスしタクシー会社登録画面から登録した結果を登録済みタクシー会社のリストに保持し、ユーザの携帯電話端末がサーバ端末にアクセスしタクシー発注画面からタクシー発注依頼を行った場合、ユーザ情報にタクシー会社名、利用料金の入力欄を表示したユーザ情報設定画面をWeb画面として作成し、リストに保持されている登録済みタクシー会社の管理端末のすべてにユーザ情報設定画面のWeb画面に対して入札するようにとの文章を記載したメールを送信し、管理端末がアクセスしユーザ情報設定画面に入札が行われた場合、ユーザ情報に入札を行ったタクシー会社名、入札の利用料金を表示した会社・利用料金表示画面をWeb画面として作成し、ユーザの携帯電話端末に会社・利用料金表示画面のWeb画面に対して発注を行うようにとの文章を記載したメールを送信し、ユーザの携帯電話端末がアクセスし会社・利用料金表示画面からタクシー発注を行った場合、受注があったタクシー会社の管理端末に受注通知を行い、他のタクシー会社の管理端末に失注通知を行うようにしたので、携帯電話端末を利用して各タクシー会社に対し、利用区間に対する利用料金を提示させ、各タクシー会社の目的地までの利用料金が明確になり、利用料金を容易に比較することが可能になるため、有利な条件で利用するタクシー会社を選択することが可能になる。
【0079】
さらに、タクシー会社が利用料金を決定しユーザ側に通知した際に、ユーザから選択されなければ、受注が減少し、利用料金を減額する努力を各タクシー会社が行うので、各タクシー会社の利用料金の競争を活性化することが可能になる。
さらに、乗車場所と降車場所から各タクシー会社が固定利用料金を算出し、乗車時に前払いでユーザが支払いを行うので、道路の渋滞、経路、時間帯による利用料金の増加を、メータを見ながら、気にせず安心して利用することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る携帯電話端末を利用したタクシー利用料金決定システムの概略全体構成を示すブロック図である。
【図2】Webページ作成手段141により作成されるタクシー発注画面のユーザ入力フォーマットのWeb画面例を示す図である。
【図3】Webページ作成手段141により作成されるタクシー会社登録フォーマットのWeb画面例を示す図である。
【図4】図3でWebページ作成手段141により作成されるタクシー会社登録画面への入力例を示す図である。
【図5】情報送信会社の登録済みタクシー会社のリスト例を示す図である。
【図6】図1におけるサーバ端末131のユーザ情報設定手段143の概略構成を示すブロック図である。
【図7】ユーザ情報設定手段143のフォーマットページ作成手段152で作成されたユーザ情報設定画面のWeb画面例を示す図である。
【図8】図7で作成されたユーザ情報設定画面への入札例を示す図である。
【図9】ユーザ情報設定手段143のメール作成/送信手段154により作成され、URL設定手段153によりURLが記載され、タクシー会社に送信される入札依頼のメール文章例を示す図である。
【図10】図1におけるサーバ端末131の会社名/料金設定手段144の概略構成を示すブロック図である。
【図11】会社名/料金設定手段144のWebページ作成手段161により作成される会社・利用料金表示画面のWeb画面例を示す図である。
【図12】ユーザ情報設定手段143のメール作成/送信手段154に作成され、ユーザに送信される発注依頼のメール文章例を示す図である。
【図13】図1における発注結果通知手段145により通知されるメール文章例を示す図である。
【図14】ユーザとの直接受注処理を説明する図である。
【図15】図14のA1管理端末121とタクシー車両C1のR2携帯電話端末104、ユーザのR1携帯電話端末103との間のメール文章の内容を説明する図である。
【図16】図1におけるサーバ端末131のWebページ作成手段141の事前処理を説明するフローチャートである。
【図17】図1におけるサーバ端末131のタクシー会社登録手段142の動作例を説明する図である。
【図18】図6におけるユーザ情報設定手段143の一連の動作例を説明するフローチャートである。
【図19】図10におけるサーバ端末131の会社名/料金設定手段144の動作例を説明するフローチャートである。
【図20】図1におけるサーバ端末131の発注結果通知手段145の動作例を説明するフローチャートである。
【図21】図13の変形例を示す図である。
【図22】図20の変形例を示す図である。
【符号の説明】
101…インターネット
102…移動通信網
103…R1携帯電話端末
104…R2携帯電話端末
111…A1タクシー会社
112…A2タクシー会社
113…A3タクシー会社
121…A1管理端末
122…A2管理端末
123…A3管理端末
131…サーバ端末
141…Webページ作成手段
142…タクシー会社登録手段
143…ユーザ情報設定手段
144…会社名/料金設定手段
145…発注結果通知手段
151…案件番号設定手段
152、161…Webページ作成手段
153、162…URL設定手段
154、163…メール作成/送信手段
【発明が属する技術分野】
本発明は携帯電話端末を利用したタクシー利用料金決定システムに関する。特に、本発明は、携帯電話端末を利用したタクシー利用料金決定方法、端末、コンピュータで実行させるプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のタクシー利用料金支払い方式では、大抵の場合、単純にタクシー会社を選択して利用することなく、タクシーを拾って利用し、降車場所にて料金メータに表示されている金額を手渡しで支払うということを行っているために、
(1)料金によりタクシー会社を選択することが困難であり、
(2)乗車位置から降車位置まで通る経路、時間帯により料金に大幅な差が発生するという問題点があった。
【0003】
このような問題点に対して、従来のタクシー配車システムでは、ユーザが複数のタクシー会社のうち、所望のタクシー会社を予約できるようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
さらに、従来のタクシー双方向入札システムでは、乗客の希望に沿うタクシー業者を探し、乗客に希望を入札によって伝えるようにしている(特許文献2参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−024343(段落0022〜0026、図2)
【特許文献2】
特開2002−366799(段落0018〜0024、図1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来技術では、最近のタクシー利用料金の大幅な自由化に伴うタクシー会社間の競争の発生に対応することができず、ユーザにとって希望に沿った利用料金を判断することができないという問題がある。
さらに、タクシー会社間の競争が発生しているので、多くのタクシー会社から乗車するタクシー会社を選択し、タクシー会社の利用料金の活性化を図りたいという課題がある。
【0006】
さらに、道路の渋滞、時間帯による利用料金の増加を、メータを見ながら、気にせず、安心して利用したいという課題がある。
したがって、本発明は上記問題点、課題点に鑑みて、利用料金の判断で困惑する必要がなく、利用料金の活性化を可能にし、道路の渋滞、時間帯による利用料金の増加を気にする必要がない、携帯電話端末を利用したタクシー利用料金決定システム、方法、端末及びコンピュータを実行させるプログラムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記問題点を解決するために、移動通信網を介してインターネットに接続されるユーザの携帯電話端末を利用したタクシー利用料金決定システムにおいて、前記インターネットに接続されるタクシー会社の管理端末と、前記インターネットに接続され、発注者名、メールアドレス、携帯電話番号、乗車場所、降車場所を含む入力欄を表示するタクシー発注画面、タクシー会社名、情報送信先メールアドレスを含む入力欄を表示するタクシー会社登録画面をWeb画面として有するサーバ端末とを設け、前記サーバ端末は、前記管理端末がアクセスしタクシー会社登録画面から登録した結果を登録済みタクシー会社のリストに保持するタクシー会社登録手段と、ユーザの前記携帯電話端末がアクセスし前記タクシー発注画面からタクシー発注依頼を行った場合、ユーザ情報にタクシー会社名、利用料金の入力欄を表示したユーザ情報設定画面をWeb画面として作成し、前記タクシー会社登録手段の前記リストに保持されている登録済みタクシー会社の前記管理端末のすべてにユーザ情報設定画面のWeb画面に対して入札するようにとの文章を記載したメールを送信するユーザ情報設定手段と、前記管理端末がアクセスし前記ユーザ情報設定手段の前記ユーザ情報設定画面に入札が行われた場合、前記ユーザ情報に入札を行ったタクシー会社名、入札の利用料金を表示した会社・利用料金表示画面をWeb画面として作成し、ユーザの前記携帯電話端末に前記会社・利用料金表示画面のWeb画面に対して発注を行うようにとの文章を記載したメールを送信する会社名/料金設定手段と、ユーザの前記携帯電話端末がアクセスし前記会社名/料金設定手段の前記会社・利用料金表示画面からタクシー発注を行った場合、受注があったタクシー会社の管理端末に受注通知を行い、他のタクシー会社の管理端末に失注通知を行う発注結果通知手段とを備えることを特徴とする携帯電話端末を利用したタクシー利用料金決定システムを提供する。
【0008】
この手段により、携帯電話端末を利用して各タクシー会社に対し、利用区間に対する利用料金を提示させ、各タクシー会社の目的地までの利用料金が明確になり、利用料金を容易に比較することが可能になるので、有利な条件で利用するタクシー会社を選択することが可能になる。
さらに、タクシー会社が利用料金を決定しユーザ側に通知した際に、ユーザから選択されなければ、受注が減少し、利用料金を減額する努力を各タクシー会社が行うので、各タクシー会社の利用料金の競争を活性化することが可能になる。
【0009】
さらに、乗車場所と降車場所から各タクシー会社が固定利用料金を算出し、乗車時に前払いでユーザが支払いを行うので、道路の渋滞、経路、時間帯による利用料金の増加を、メータを見ながら、気にせず安心して利用することが可能になる。
さらに、前記サーバ端末は、前記タクシー発注画面、前記タクシー会社登録画面をWeb画面としてそれぞれ作成するWebページ作成手段を備える。
【0010】
この手段により、本携帯電話端末を利用したタクシー利用料金決定システムの開始前にWebページ作成を完了させることが可能になる。
さらに、前記サーバ端末から発注通知のあった前記管理端末は、携帯電話端末を有するタクシーからユーザの乗車場所に近いタクシーを選択し、選択したタクシーとユーザの前記携帯電話端末に受注受付番号、タクシー車両番号、ユーザ名、乗車場所、降車場所、利用料金を含む情報を記載したメールを送信し、前記タクシー車両の携帯電話端末ではドライバーが乗車場所でユーザから利用料金を前払いで受領したとき又は降車場所でユーザを降ろしたとき、受領完了の返信メールを管理端末に送信する。
【0011】
この手段により、乗車するタクシー車両の判別、ユーザの認証が可能になる。
さらに、前記ユーザ情報設定手段は、ユーザが前記タクシー発注画面上からデータを入力し、入力したデータを前記サーバ端末に送信した場合、案件毎の整理番号である案件番号を重複のないように1ずつカウントアップする方式で決定して、一日単位、週単位、月単位で整理番号をリセットし、前記ユーザ情報設定画面に決定した案件番号を記載する案件番号設定手段を備える。
【0012】
この手段により、案件を重複しないようにすることが可能になる。
前記タクシー会社登録手段は、前記管理端末がアクセスし前記タクシー会社登録画面から登録した結果を削除し、前記登録済みタクシー会社のリストを変更する。
この手段により、登録はタクシー会社の意思を尊重することが可能になる。
さらに、本発明は、移動通信網を介してインターネットに接続されるユーザの携帯電話端末を利用したタクシー利用料金決定方法において、前記インターネットにタクシー会社の管理端末を接続する工程と、前記インターネットにサーバ端末を接続する工程と、前記サーバ端末のタクシー発注画面に発注者名、メールアドレス、携帯電話番号、乗車場所、降車場所を含む入力欄を表示する工程と、前記サーバ端末のタクシー会社登録画面のWeb画面にタクシー会社名、情報送信先メールアドレスを含む入力欄を表示する工程と、前記管理端末が前記サーバ端末にアクセスしタクシー会社登録画面から登録した結果を登録済みタクシー会社のリストに保持する工程と、ユーザの前記携帯電話端末が前記サーバ端末にアクセスし前記タクシー発注画面からタクシー発注依頼を行った場合、ユーザ情報にタクシー会社名、利用料金の入力欄を表示したユーザ情報設定画面をWeb画面として作成する工程と、前記リストに保持されている登録済みタクシー会社の前記管理端末のすべてに前記ユーザ情報設定画面のWeb画面に対して入札するようにとの文章を記載したメールを送信する工程と、前記管理端末がアクセスし前記ユーザ情報設定画面に入札が行われた場合、前記ユーザ情報に入札を行ったタクシー会社名、入札の利用料金を表示した会社・利用料金表示画面をWeb画面として作成する工程と、ユーザの前記携帯電話端末に前記会社・利用料金表示画面のWeb画面に対して発注を行うようにとの文章を記載したメールを送信する工程と、ユーザの前記携帯電話端末がアクセスし前記会社・利用料金表示画面からタクシー発注を行った場合、受注があったタクシー会社の管理端末に受注通知を行い、他のタクシー会社の管理端末に失注通知を行う工程とを備えることを特徴とする携帯電話端末を利用したタクシー利用料金決定方法を提供する。
【0013】
この手段により、携帯電話端末を利用して各タクシー会社に対し、利用区間に対する利用料金を提示させ、各タクシー会社の目的地までの利用料金が明確になり、利用料金を容易に比較することが可能になるので、有利な条件で利用するタクシー会社を選択することが可能になる。
さらに、タクシー会社が利用料金を決定しユーザ側に通知した際に、ユーザから選択されなければ、受注が減少し、利用料金を減額する努力を各タクシー会社が行うので、各タクシー会社の利用料金の競争を活性化することが可能になる。
【0014】
さらに、乗車場所と降車場所から各タクシー会社が固定利用料金を算出し、乗車時に前払いでユーザが支払いを行うので、道路の渋滞、経路、時間帯による利用料金の増加を、メータを見ながら、気にせず安心して利用することが可能になる。
さらに、本発明は、移動通信網を介してユーザの携帯電話端末とともにインターネットに接続される、携帯電話端末を利用したタクシー利用料金決定端末において、前記インターネットに接続される前記管理端末がアクセスし、タクシー会社名、情報送信先メールアドレスを含む入力欄を表示するタクシー会社登録画面から登録した結果を登録済みタクシー会社のリストに保持するタクシー会社登録手段と、ユーザの前記携帯電話端末がアクセスし、発注者名、メールアドレス、携帯電話番号、乗車場所、降車場所を含む入力欄を表示する前記タクシー発注画面からタクシー発注依頼を行った場合、ユーザ情報にタクシー会社名、利用料金の入力欄を表示したユーザ情報設定画面をWeb画面として作成し、前記タクシー会社登録手段の前記リストに保持されている登録済みタクシー会社の前記管理端末のすべてにユーザ情報設定画面のWeb画面に対して入札するようにとの文章を記載したメールを送信するユーザ情報設定手段と、前記管理端末がアクセスし前記ユーザ情報設定手段の前記ユーザ情報設定画面に入札が行われた場合、前記ユーザ情報に入札を行ったタクシー会社名、入札の利用料金を表示した会社・利用料金表示画面をWeb画面として作成し、ユーザの前記携帯電話端末に前記会社・利用料金表示画面のWeb画面に対して発注を行うようにとの文章を記載したメールを送信する会社名/料金設定手段と、ユーザの前記携帯電話端末がアクセスし前記会社名/料金設定手段の前記会社・利用料金表示画面からタクシー発注を行った場合、受注があったタクシー会社の管理端末に受注通知を行い、他のタクシー会社の管理端末に失注通知を行う発注結果通知手段とを備えることを特徴とする携帯電話端末を利用したタクシー利用料金決定端末を提供する。
【0015】
この手段により、携帯電話端末を利用して各タクシー会社に対し、利用区間に対する利用料金を提示させ、各タクシー会社の目的地までの利用料金が明確になり、利用料金を容易に比較することが可能になるので、有利な条件で利用するタクシー会社を選択することが可能になる。
さらに、タクシー会社が利用料金を決定しユーザ側に通知した際に、ユーザから選択されなければ、受注が減少し、利用料金を減額する努力を各タクシー会社が行うので、各タクシー会社の利用料金の競争を活性化することが可能になる。
【0016】
さらに、乗車場所と降車場所から各タクシー会社が固定利用料金を算出し、乗車時に前払いでユーザが支払いを行うので、道路の渋滞、経路、時間帯による利用料金の増加を、メータを見ながら、気にせず安心して利用することが可能になる。
さらに、移動通信網を介してインターネットに接続される携帯電話端末を利用してタクシー利用料金決定をコンピュータで実行させるプログラムにおいて、前記インターネットに接続される前記管理端末がアクセスし、タクシー会社名、情報送信先メールアドレスを含む入力欄を表示するタクシー会社登録画面から登録した結果を登録済みタクシー会社のリストに保持する手順と、ユーザの前記携帯電話端末がアクセスし、発注者名、メールアドレス、携帯電話番号、乗車場所、降車場所を含む入力欄を表示する前記タクシー発注画面からタクシー発注依頼を行った場合、ユーザ情報にタクシー会社名、利用料金の入力欄を表示したユーザ情報設定画面をWeb画面として作成し、前記リストに保持されている登録済みタクシー会社の前記管理端末のすべてにユーザ情報設定画面のWeb画面に対して入札するようにとの文章を記載したメールを送信する手順と、前記管理端末がアクセスし前記ユーザ情報設定画面に入札が行われた場合、前記ユーザ情報に入札を行ったタクシー会社名、入札の利用料金を表示した会社・利用料金表示画面をWeb画面として作成し、ユーザの前記携帯電話端末に前記会社・利用料金表示画面のWeb画面に対して発注を行うようにとの文章を記載したメールを送信する手順と、ユーザの前記携帯電話端末がアクセスし前記会社・利用料金表示画面からタクシー発注を行った場合、受注があったタクシー会社の管理端末に受注通知を行い、他のタクシー会社の管理端末に失注通知を行う手順とを備えることを特徴とする携帯電話端末を利用したタクシー利用料金決定をコンピュータで実行させるプログラムを提供する。
この手段により、携帯電話端末を利用して各タクシー会社に対し、利用区間に対する利用料金を提示させ、各タクシー会社の目的地までの利用料金が明確になり、利用料金を容易に比較することが可能になるので、有利な条件で利用するタクシー会社を選択することが可能になる。
【0017】
さらに、タクシー会社が利用料金を決定しユーザ側に通知した際に、ユーザから選択されなければ、受注が減少し、利用料金を減額する努力を各タクシー会社が行うので、各タクシー会社の利用料金の競争を活性化することが可能になる。
さらに、乗車場所と降車場所から各タクシー会社が固定利用料金を算出し、乗車時に前払いでユーザが支払いを行うので、道路の渋滞、経路、時間帯による利用料金の増加を、メータを見ながら、気にせず安心して利用することが可能になる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る携帯電話端末を利用したタクシー利用料金決定システムの概略全体構成を示すブロック図である。なお、全図を通して同一の構成要素には同一の番号、符号を付して説明を行う。
本図に示すように、インターネット101には移動通信網102が接続される。
【0019】
移動通信網102には複数のR1携帯電話端末103、複数のR2携帯電話端末104が無線で接続され、R1携帯電話端末103、R2携帯電話端末104は移動通信網102を介してインターネット101にアクセスすることが可能である。
R1携帯電話端末103はタクシーを利用するユーザに所有され、R2携帯電話端末104はタクシーの車両内に備え付けられる。
【0020】
R1携帯電話端末103、R2携帯電話端末104はメールの送受信機能、Web画面参照可能である機能をそれぞれ有する。
さらに、インターネット101には複数のA1タクシー会社111、A2タクシー会社112、A3タクシー会社113により所有されるA1管理端末121、A2管理端末122、A3管理端末123がそれぞれ接続され、A1管理端末121、A2管理端末122、A3管理端末123はメールサーバ機能とWebサーバ機能を有する。
【0021】
さらに、インターネット101には情報送信会社のサーバ端末131が接続され、サーバ端末131はメールサーバ機能とWebサーバ機能を有するコンピュータ等の情報処理装置であり、メールサーバ機能、Webサーバ機能を動作させるプログラムを有する。このプログラムはコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、この記録媒体で他のコンピュータの利用を可能とする。
【0022】
さらに、サーバ端末131にはWebページ作成手段141が設けられ、Webページ作成手段141はタクシー発注画面、タクシー会社登録画面を作成する。
さらに、情報送信会社のサーバ端末131にはタクシー会社登録手段142が設けられ、タクシー会社登録手段142は、タクシー会社登録画面から登録された情報に基づいて登録済みタクシー会社のリストのテーブルにタクシー会社の登録を行う。
【0023】
さらに、情報送信会社のサーバ端末131にはユーザ情報設定手段143が設けられ、ユーザ情報設定手段143はWebページ作成手段141のタクシー発注画面から入力されたユーザの情報を画面に設定し、タクシー会社登録手段142でテーブルに登録されたリストにある登録済みタクシー会社に利用料金の設定を要求する。
【0024】
さらに、情報送信会社のサーバ端末131には会社名/料金設定手段144が設けられ、会社名/料金設定手段144は登録済みタクシー会社がユーザ情報設定手段143のユーザ情報の設定画面にタクシー会社名、利用料金を設定した画面を示し、ユーザにタクシー会社を決定させる。
さらに、サーバ端末131には発注結果通知手段145が設けられ、発注結果通知手段145は受注があったタクシー会社に受注の通知を行い、それ以外のタクシー会社に失注の通知を行う。
【0025】
以下に、説明を簡単にするために、ユーザがABC駅北口交番前から乗車してXYZ駅南口まで乗る予定のタクシーを利用するユーザ(本システムでの発注者)が、R1携帯電話端末103を使ってタクシーを発注し、A1タクシー会社111、A2タクシー会社112、A3タクシー会社113からなる3社のタクシー会社から通知された利用料金を比較の結果、最終的にA1タクシー会社111に発注を決定し、配車されたA1タクシー会社111のタクシー車両C1に乗って、乗車場所から降車場所まで到達する場合の例を用いて説明を行う。
【0026】
図2はWebページ作成手段141により作成されるタクシー発注画面のユーザ入力フォーマットのWeb画面例を示す図である。
本図(a)に示すように、Webページ作成手段141で作成されるタクシー発注画面には、発注者名、メールアドレス、携帯電話番号、乗車場所、降車場所の入力欄、送信ボタンが設けられる。
ユーザのR1携帯電話端末103がサーバ端末131にアクセスするとタクシー発注画面が表示される。
【0027】
本図(b)に示すように、一例として、ユーザのR1携帯電話端末103で、表示されるタクシー発注画面の発注者名には「特許太郎」、メールアドレスには「taro@abc.def.ne.jp」、携帯電話番号には「09011112222」、乗車場所には「ABC駅北口交番前」、降車場所には「XYZ駅南口」のように入力し、送信ボタンが押下される。
すなわち、ユーザはこのような入力を行い、タクシーの発注を行う。
【0028】
図3はWebページ作成手段141により作成されるタクシー会社登録フォーマットのWeb画面例を示す図である。
本図に示すように、Webページ作成手段141で作成されるタクシー会社登録画面には、タクシー会社名、情報送信先メールアドレスの入力欄、登録ボタン、削除ボタンが設けられる。
【0029】
A1タクシー会社111のA1管理端末121、A2タクシー会社112のA2管理端末122、A3タクシー会社113のA3管理端末123がサーバ端末131にそれぞれアクセスすると、上記タクシー会社登録画面がそれぞれ表示され、携帯電話端末を利用したタクシー利用料金決定システムに登録、削除を行うことができる。
図4は図3でWebページ作成手段141により作成されるタクシー会社登録画面への入力例を示す図である。
【0030】
本図(a)に示すように、A1タクシー会社111のA1管理端末121で、表示されるタクシー会社登録画面のタクシー会社名に対して「A1タクシー会社111」、送信先メールアドレス「taxi@a1.a1.co.jp」が入力され、登録ボタンが押下される。
本図(b)に示すように、A2タクシー会社112のA2管理端末122で、表示されるタクシー会社登録画面のタクシー会社名に対して「A2タクシー会社112」、送信先メールアドレス「taxi@a2.a2.co.jp」が入力され、登録ボタンが押下される。
【0031】
本図(c)に示すように、A3タクシー会社113のA3管理端末123で、表示されるタクシー会社登録画面のタクシー会社名に対して「A3タクシー会社113」、送信先メールアドレス「taxi@a3.a3.co.jp」が入力され、登録ボタンが押下される。
すなわち、A1タクシー会社111、A2タクシー会社112、A3タクシー会社113はこのような入力を行い、サーバ端末131への登録、削除を行う。
【0032】
図5は情報送信会社の登録済みタクシー会社のリスト例を示す図である。本図に示すように、サーバ端末131には情報送信会社の登録済みタクシー会社リストがテーブルに形成され、登録済みタクシー会社リストは、タクシー会社名、情報送信先メールアドレスの欄を有し、図4の入力に対して、一例として、A1タクシー会社111に対して「taxi@a1.a1.co.jp」、A2タクシー会社112に対して「taxi@a2.a2.co.jp」、A3タクシー会社113に対して「taxi@a3.a3.co.jp」のようにテーブルに保持される。
【0033】
図6は図1におけるサーバ端末131のユーザ情報設定手段143の概略構成を示すブロック図である。
本図に示すように、情報送信会社におけるサーバ端末131のユーザ情報設定手段143は、案件番号設定手段151、Webページ作成手段152、URL(Uniform Resource Locator)設定手段153、メール作成/送信手段154とからなり、タクシー利用料金決定の動作を行うサーバ端末131上のプログラムである。
【0034】
サーバ端末131のユーザ情報設定手段143の案件番号設定手段151は、ユーザが図2に示すタクシー発注画面上からデータを入力し、送信ボタンを押すことにより、入力したデータをサーバ端末131に送信すると、まず、案件毎の整理番号である案件番号を重複のないように1ずつカウントアップする方式で決定する。
【0035】
なお、案件番号設定手段151では、桁数に関してオーバーフローしないように、一日単位、週単位、月単位で整理番号のリセットを行う等の処理を行うものとする。
図7はユーザ情報設定手段143のWebページ作成手段152で作成されたユーザ情報設定画面のWeb画面例を示す図である。
【0036】
本図(a)に示すように、ユーザ情報設定手段143のWebページ作成手段152で作成するユーザ情報設定画面にはフォーマットとして、案件番号、発注者名、メールアドレス、携帯電話番号、乗車場所、降車場所、タクシー会社名の入力欄、利用料金の入力欄、送信ボタンが設けられる。
本図(b)に示すように、サーバ端末131にアクセスすると、A1タクシー会社111のA1管理端末121、A2タクシー会社112のA2管理端末122、A3タクシー会社113のA3管理端末123には入札用のユーザ情報設定画面が表示され、入札用のユーザ情報設定画面では、フォーマットの画面に対して、ユーザデータと案件番号設定手段151で決定した案件番号に基づき、一例として、案件番号「000001」、発注者名に「特許太郎」、メールアドレス「taro@abc.def.ne.jp」、携帯電話番号「09011112222」、乗車場所「ABC駅北口交番前」、降車場所「XYZ駅南口」の固定のユーザデータが共通に設定され、タクシー会社名及び利用料金の入力欄が空白欄となっている。
【0037】
図8は図7で作成されたユーザ情報設定画面への入札例を示す図である。
本図(a)に示すように、A1タクシー会社111が利用料金を1800円で入札する場合、タクシー会社名に対して「A1タクシー会社111」、利用料金に対して「1800」円と入力し、送信ボタンを押下する。
本図(b)に示すように、A2タクシー会社112が利用料金を1900円で入札する場合、タクシー会社名に対して「A2タクシー会社112」、利用料金に対して「1900」円と入力し、送信ボタンを押下する。
【0038】
本図(c)に示すように、A3タクシー会社113が利用料金を2000円で入札する場合、タクシー会社名に対して「A3タクシー会社113」、利用料金に対して「2000」円と入力し、送信ボタンを押下する。
案件番号、発注者名、メールアドレス、携帯電話番号、乗車場所、降車場所のデータは固定で、単なるテキスト表記等変更できないものとし、タクシー会社名、利用料金のみ入力可能とする。
【0039】
図9はユーザ情報設定手段143のメール作成/送信手段154により作成され、URL設定手段153によりURLが記載され、タクシー会社に送信される入札依頼のメール文章例を示す図である。
本図(a)、(b)、(c)に示すように、一例として、ユーザ情報設定手段143のメール作成/送信手段154では、メール文章の始めに、A1タクシー会社111、A2タクシー会社112、A3タクシー会社113へのアドレスをそれぞれ記載し、その後のメール文章には、「ユーザから受注がありました。入札してください。」と記載する。
【0040】
URL設定手段153は、Webページ作成手段152の処理を行って完成したWeb画面のコンテンツのロケーション(URL)を決定し、サーバ端末131のWebサーバ機能により本Web画面が図7(b)に示すように、参照可能となるディレクトリにコンテンツを置くものとする。
本図の例では、「入札してください。」にURL設定手段153で決定された図7(b)のWebページのURLをリンクして記載部分のクリックによりWebページへのアクセスを可能にする。
【0041】
この他に、直接、URLを表示して手入力で図7(b)のWebページにアクセスするようにしてもよく、さらに、URLを表示すると同時に記載し、記載部分のクリックにより図7(b)のWebページにアクセスするようにしてもよい。
メール作成/送信手段154は、URL設定手段153によりURLが記載されたメールを、情報送信会社の登録済みタクシー会社リストのテーブル(図5参照)に記載されている全ての宛先(情報送信先メールアドレス)に対して送信する。
【0042】
図10は図1におけるサーバ端末131の会社名/料金設定手段144の概略構成を示すブロック図である。
本図に示すように、情報送信会社におけるサーバ端末131の会社名/料金設定手段144は、Webページ作成手段161、URL設定手段162、メール作成/送信手段163とからなり、タクシー利用料金決定の動作を行うサーバ端末131上のプログラムである。
【0043】
図11は会社名/料金設定手段144のWebページ作成手段161により作成される会社・利用料金表示画面のWeb画面例を示す図である。
本図(a)に示すように、会社名/料金設定手段144のWebページ作成手段161で作成される会社・利用料金表示画面には、フォーマットとして、案件番号、発注者名、メールアドレス、携帯電話番号、乗車場所、降車場所、タクシー会社名、利用料金、発注ボタンが設けられる。
【0044】
発注ボタンは、押した際にサーバ端末131に発注対象になったタクシー会社名を送信するものとする。
本図(b)に示すように、会社名/料金設定手段144のWebページ作成手段161では、入札結果を示す会社・利用料金表示画面に、ユーザデータ、ユーザ情報設定手段143の案件番号設定手段151で決定した案件番号、ユーザ情報設定手段143のユーザ情報設定画面の入力欄への入札結果を基に、一例として、案件番号「000001」、発注者名に「特許太郎」、メールアドレス「taro@abc.def.ne.jp」、携帯電話番号「09011112222」、乗車場所「ABC駅北口交番前」、降車場所「XYZ駅南口」、タクシー会社名、利用料金について、「A1タクシー会社111」に対して、「1800」円、「A2タクシー会社112」に対して、「1900」円、「A3タクシー会社113」に対して、「2000」円の表示を行う。
【0045】
発注ボタン以外は全て固定で、単なるテキスト表記等変更できないものとする。
ユーザのR1携帯電話端末103がサーバ端末131にアクセスすると、R1携帯電話端末103に入札結果が入力された会社・利用料金表示画面が表示される。
【0046】
ここで、ユーザが、一例として、一番低廉な利用料金を提示したA1タクシー会社111に発注を決定してA1タクシー会社111に属する発注ボタンを押すことにより、A1タクシー会社111のタクシー会社名をサーバ端末131に対して送信することが可能である。
このように、携帯電話端末を利用して各タクシー会社に対し、利用区間に対する利用料金を提示させ、各タクシー会社の目的地までの利用料金が明確になり、利用料金を容易に比較することが可能になる。
【0047】
図12は会社名/料金設定手段144のメール作成/送信手段163に作成され、URL設定手段162によりURLが記載され、ユーザに送信される発注依頼のメール文章例を示す図である。
本図に示すように、一例として、会社名/料金設定手段144のメール作成/送信手段163では、メール文章の始めに、ユーザのアドレスを記載し、その後に「タクシー会社の入札がありました。発注をしてください。」と記載する。
【0048】
URL設定手段162は、Webページ作成手段161の処理を行って完成したWeb画面のコンテンツのロケーション(URL)を決定し、サーバ端末131のWebサーバ機能により本Web画面が図11(b)に示すように、参照可能となるディレクトリにコンテンツを置くものとする。
本図の例では、「発注してください。」にURL設定手段162で決定された図11(b)のWebページのURLをリンクして記載部分のクリックによりWebページへのアクセスを可能にする。
【0049】
この他に、直接、URLを表示して手入力で図11(b)のWebページにアクセスするようにしてもよく、さらに、URLを表示すると同時に記載し、記載部分のクリックにより図11(b)のWebページにアクセスするようにしてもよい。
メール作成/送信手段163は、URL設定手段162によりURLが記載されたメールをユーザの携帯電話端末103の宛先メールアドレスに対して送信する。
【0050】
図13は図1における発注結果通知手段145により通知されるメール文章例を示す図である。
本図(a)、(b)、(c)に示すように、一例として、メール文章の始めに、A1タクシー会社111、A2タクシー会社112、A3タクシー会社113へのアドレスを記載し、本図(a)に示すメール文章には、「案件番号:000001のユーザから受注が決定しましたのでお知らせいたします。ユーザとの間で直接受注処理を行ってください。」と記載され、受注決定を通知し、本図(b)、本図(c)に示すメール文章には、「案件番号:000001のユーザから受注がありませんでしたので通知いたします。」と記載され、失注決定を通知する。
【0051】
図14はユーザとの直接受注処理を説明する図である。本図に示すように、A1タクシー会社111では、サーバ端末131の発注結果通知手段145から受注決定の通知を受けると、まず、無線で今回の乗車場所であるABC駅北口交番前の一番近くを走行中で、かつ空車であるタクシー車両C1を配車決定し、A1管理端末121から、ユーザの携帯電話端末103、タクシー車両C1に搭載されているR2携帯電話端末104に、会社独自の受注受付番号、タクシー車両の番号、ユーザ名、乗車場所、降車場所、利用料金を明記したメールを以下のように送信する。
【0052】
図15は図14のA1管理端末121とタクシー車両C1のR2携帯電話端末104、ユーザのR1携帯電話端末103との間のメール文章の内容を説明する図である。
本図(a)に示すように、A1管理端末121からタクシー車両C1のR2携帯電話端末104、ユーザのR1携帯電話端末103へのメール文章の始めには、それぞれのアドレスを表示し、その後に、一例として、「受注受付番号:1234」、「車両番号:100」、「ユーザ名:特許太郎」、「乗車場所:ABC駅北口交番前」、「降車場所:XYZ駅南口」、「利用料金:1800円」と表示される。
【0053】
本図(b)に示すように、タクシー車両C1からA1管理端末121への返信メールには文章の始めに、一例として、A1管理端末121のアドレス、次に利用料金受領完了が表示され、その後に本図(a)と同様の内容が複写される。
【0054】
タクシー車両C1がユーザである特許太郎の元に到着すると、ユーザである特許太郎はA1タクシー111のタクシー車両のうちメールで通知済みの車両番号100で、乗車するタクシー車両を判別する。
タクシー車両C1のドライバーは、タクシー車両C1に搭載されているR2携帯電話端末104で受信したメールとユーザである特許太郎のR1携帯電話端末103で受信したメールの内容を照合することで、ユーザの本人認証を行う。
【0055】
本人認証が完了した時点で、ユーザである特許太郎は、タクシー車両C1のドライバーに対して、本タクシー利用料金決定システムより既に決定し、メールで最終的に通知されている利用料金1800円を前払いで支払う。
最後に、ユーザである特許太郎から料金収受を行ったとき、又は、降車場所であるXYZ駅南口でユーザである特許太郎を降ろしたとき、タクシー車両C1のドライバーはメール(図15(a)参照)の返信メール(図15(b)参照)をA1管理端末121へ送信し、これで、一連のタクシー利用料金決定システムが完了する。
【0056】
このようにして、タクシー車両の判別、ユーザの認証が可能になり、料金収受でタクシー利用料金決定システムの一連の動作が完了する。
このようにして、乗車場所と降車場所から各タクシー会社が固定利用料金を算出し、乗車時に前払いでユーザが支払いを行うので、道路の渋滞、経路、時間帯による利用料金の増加を、メータを見ながら、気にせず安心して利用することが可能になる。
【0057】
図16は図1におけるサーバ端末131のWebページ作成手段141の事前処理を説明するフローチャートである。
情報送信会社のサーバ端末131のWebページ作成手段141はタクシー料金支払の動作を行うサーバ端末131上のプログラムではなく、システムを開始するにあたっての事前処理を以下のように行う。
【0058】
本図に示すように、ステップS201において、Webページ作成手段141では、タクシーを利用する各ユーザのR1携帯電話端末103が本タクシー利用料金決定システムを利用する際にアクセスするタクシー発注画面(図2(a)を参照)を作成する。
【0059】
ステップS202において、Webページ作成手段141では、一例として、A1タクシー会社111のA1管理端末121、A2タクシー会社112のA2管理端末122、A3タクシー会社113のA3管理端末123が本タクシー利用料金決定システムへの登録をそれぞれ行う際にアクセスするタクシー会社登録画面(図3を参照)作成する。
【0060】
このようにして、情報送信会社では、サーバ端末131にタクシー発注画面、タクシー会社登録画面の作成を行い、それぞれのWeb画面のコンテンツをサーバ端末131の適切なディレクトリに置くことで、Webサーバ機能により、A1管理端末121、A2管理端末122、A3管理端末123、ユーザのR1携帯電話端末103から参照可能になるものとする。
【0061】
本タクシー利用料金決定システム内全てのWeb画面及び送信ボタン、発注ボタンを押すことによる情報の送信に関しては、HTML(Hypertext Markup Language)等のマークアップ言語、CGI(Common Gateway Interface)等のプログラムを使用して作成するものとし、本タクシー利用料金決定システム開始時にWebページ作成手段141が既に完了しているものとする。
【0062】
具体的には、本タクシー利用料金決定システムを開始する時点においては、A1タクシー会社111、A2タクシー会社112、A3タクシー会社113に発注するユーザがR1携帯電話端末103からタクシー発注画面にアクセス可能で、本タクシー利用料金決定システムに登録を希望する各A1タクシー会社111、A2タクシー会社112、A3タクシー会社113が登録時にアクセスするタクシー会社登録画面にアクセス可能な状態になっているものとする。
【0063】
図17は図1におけるサーバ端末131のタクシー会社登録手段142の動作例を説明する図である。
情報送信会社におけるサーバ端末131のタクシー会社登録手段142は、タクシー利用料金決定の動作を行うサーバ端末131上のプログラムで以下のように動作する。
【0064】
本図に示すように、ステップS211において、本タクシー利用料金決定システムに対し登録を希望するA1タクシー会社111、A2タクシー会社112、A3タクシー会社113がA1管理端末121、A2管理端末122、A3管理端末123からサーバ端末131上のタクシー会社登録手段142にアクセスし、図4に示すように、タクシー会社登録画面に対して、タクシー会社名、情報送信先メールアドレスを入力し、登録ボタン又は削除ボタンを押下して、送信し、タクシー会社登録手段142ではこの情報を受信する。タクシー会社の登録、削除の意思を尊重するためである。
【0065】
ステップS212において、タクシー会社登録手段142では、登録ボタン(図4参照)が押下されたか否かを判断する。
ステップS213において、登録ボタンが押下された場合、受信した会社名、メールアドレスのデータを情報送信会社の登録済みタクシー会社リスト(図5参照)に追加し、上記の2項目を入力情報として情報送信会社リストのテーブルに登録する処理を行い、処理を終了する。
【0066】
ステップS214において、登録ボタンが押下されない場合、削除ボタンが押下されたか否かを判断する。削除ボタンが押下されていない場合、処理を終了する。
ステップS215において、削除ボタンが押下された場合、情報送信会社の登録済みタクシー会社リストのテーブルから受信した対象のタクシー会社名、情報送信先メールアドレスの対の登録を削除する変更処理を行い、処理を終了する。
【0067】
なお、本タクシー利用料金決定システムの開始時にはタクシー会社登録手段142の動作は既に終了しているものとする。
このようにして、本タクシー利用料金決定システム稼動中、情報送信会社リストのテーブル更新は動的であるとする。
図18は図6におけるユーザ情報設定手段143の一連の動作例を説明するフローチャートである。
【0068】
本図に示すように、ステップS221において、ユーザ情報設定手段143ではユーザデータの入力を行う。
すなわち、ABC駅北口交番前からXYZ駅南口までタクシーを利用するユーザ(名前:特許太郎)がR1携帯電話端末103からサーバ端末131のタクシー発注画面(図2(a)を参照)にアクセスし、それぞれ発注者名、メールアドレス、携帯電話番号、乗車場所、降車場所を入力し、画面イメージが図2(b)になった状態で、送信ボタンを押すと、ユーザ入力データがサーバ端末131に送信される。
【0069】
ステップS222において、案件番号設定手段151では、ユーザ入力データを受信すると、各案件毎の整理番号を決定する。なお、本整理番号はこの処理においてカウントアップするものとし、重複することがないように設定するものとする。
ステップS223において、フォーマットページ作成手段152では、ユーザデータと上記案件番号を基に、ユーザ情報設定画面にタクシー会社が利用料金を入札するためのWebページ(図7(b)を参照)を作成する。
【0070】
ステップS224において、URL設定手段153では、フォーマットページ作成手段152で作成されたWebコンテンツのURLを決定し、適切なディレクトリに置くことにより、Web参照可能な状態にする。
ステップS225において、メール作成/送信手段154では、URL設定手段153で作成されたWebページのURLを記載した入札依頼用のメール文章(図7(b)参照)を作成し、情報送信会社の登録済みタクシー会社リスト(図5参照)に記載されている各タクシー会社の宛先に対して送信して処理を終了する。
【0071】
図19は図10におけるサーバ端末131の会社名/料金設定手段144の動作例を説明するフローチャートである。
情報送信会社におけるサーバ端末131の会社名/料金設定手段144は、タクシー利用料金決定の動作を行うサーバ端末131上のプログラムで会社名/料金設定手段144のWebページ作成手段161、URL設定手段162、メール作成/送信手段163を用いて以下のように動作する。
【0072】
本図に示すように、ステップS231において、A1タクシー会社111のA1管理端末121、A2タクシー会社112のA2管理端末122、A3タクシー会社113のA3管理端末123の各々からの送信データを受信する。
ステップS232において、Webページ作成手段161を用いて、A1タクシー会社111のA1管理端末121、A2タクシー会社112のA2管理端末122、A3タクシー会社113のA3管理端末123の各々から送信されたデータを基に、会社・利用料金表示画面のWebページ(図11(b)参照)を作成する。なお、図11(b)にある発注ボタンを押した際にサーバ端末131に発注対象になったタクシー会社名が送信されるものとする。
【0073】
ステップS233において、URL設定手段162を用いて、ステップS232で作成されたWebコンテンツのURLを決定し、適切なディレクトリにおくことにより、Web参照可能な状態にする。
ステップS234において、メール作成/送信手段163を用いて、ステップS233で作成されたWebページのURLを記載した発注依頼用のメール文章(図12参照)を作成し、ユーザの宛先に送信して処理を終了する。
【0074】
図20は図1におけるサーバ端末131の発注結果通知手段145の動作例を説明するフローチャートである。
情報送信会社におけるサーバ端末131の発注結果通知手段145は、タクシー利用料金決定の動作を行うサーバ端末131上のプログラムで以下のように動作する。
【0075】
本図に示すように、ステップS241において、サーバ端末131ではユーザのR1携帯電話端末103からA1タクシー会社111のタクシー会社名の受注を受信する。
ステップS242において、情報送信会社の登録済みタクシー会社のリスト(図5参照)にあるA1タクシー会社111のアドレスを使って受注のメール文章(図13(a)参照)を作成し、A1管理端末121にメールを送信する。
【0076】
ステップS243において、情報送信会社の登録済みタクシー会社のリスト(図5参照)にあるA2タクシー会社112のアドレスを使って失注のメール文章(図13(b)参照)を作成し、A2管理端末122にメールを送信する。
ステップS244において、情報送信会社の登録済みタクシー会社のリスト(図5参照)にあるA3タクシー会社113のアドレスを使って失注のメール文章(図13(c)参照)を作成し、A3管理端末123にメールを送信し、処理を終了する。
【0077】
このように、タクシー会社が利用料金を決定しユーザ側に通知した際に、ユーザから選択されなければ、受注が減少し、利用料金を減額する努力を各タクシー会社が行うので、各タクシー会社の利用料金の競争を活性化することが可能になる。
図21は図13の変形例を示す図であり、図22は図20の変形例を示す図である。
以上の説明では、1人のユーザのR1携帯電話端末103とA1タクシー会社111、A2タクシー会社112、A3タクシー会社113の3社のシステムを説明したが、これに限定されず、一般的にN個の携帯電話端末とM社間のシステムに置き換えても、図21、図22に示すように、受注、失注のメールを送信することにより、本発明は成立する。
【0078】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、インターネットにタクシー会社の管理端末を接続し、インターネットにサーバ端末を接続し、サーバ端末のタクシー発注画面に発注者名、メールアドレス、携帯電話番号、乗車場所、降車場所を含む入力欄を表示し、サーバ端末のタクシー会社登録画面をWeb画面にタクシー会社名、情報送信先メールアドレスを含む入力欄を表示し、管理端末がサーバ端末にアクセスしタクシー会社登録画面から登録した結果を登録済みタクシー会社のリストに保持し、ユーザの携帯電話端末がサーバ端末にアクセスしタクシー発注画面からタクシー発注依頼を行った場合、ユーザ情報にタクシー会社名、利用料金の入力欄を表示したユーザ情報設定画面をWeb画面として作成し、リストに保持されている登録済みタクシー会社の管理端末のすべてにユーザ情報設定画面のWeb画面に対して入札するようにとの文章を記載したメールを送信し、管理端末がアクセスしユーザ情報設定画面に入札が行われた場合、ユーザ情報に入札を行ったタクシー会社名、入札の利用料金を表示した会社・利用料金表示画面をWeb画面として作成し、ユーザの携帯電話端末に会社・利用料金表示画面のWeb画面に対して発注を行うようにとの文章を記載したメールを送信し、ユーザの携帯電話端末がアクセスし会社・利用料金表示画面からタクシー発注を行った場合、受注があったタクシー会社の管理端末に受注通知を行い、他のタクシー会社の管理端末に失注通知を行うようにしたので、携帯電話端末を利用して各タクシー会社に対し、利用区間に対する利用料金を提示させ、各タクシー会社の目的地までの利用料金が明確になり、利用料金を容易に比較することが可能になるため、有利な条件で利用するタクシー会社を選択することが可能になる。
【0079】
さらに、タクシー会社が利用料金を決定しユーザ側に通知した際に、ユーザから選択されなければ、受注が減少し、利用料金を減額する努力を各タクシー会社が行うので、各タクシー会社の利用料金の競争を活性化することが可能になる。
さらに、乗車場所と降車場所から各タクシー会社が固定利用料金を算出し、乗車時に前払いでユーザが支払いを行うので、道路の渋滞、経路、時間帯による利用料金の増加を、メータを見ながら、気にせず安心して利用することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る携帯電話端末を利用したタクシー利用料金決定システムの概略全体構成を示すブロック図である。
【図2】Webページ作成手段141により作成されるタクシー発注画面のユーザ入力フォーマットのWeb画面例を示す図である。
【図3】Webページ作成手段141により作成されるタクシー会社登録フォーマットのWeb画面例を示す図である。
【図4】図3でWebページ作成手段141により作成されるタクシー会社登録画面への入力例を示す図である。
【図5】情報送信会社の登録済みタクシー会社のリスト例を示す図である。
【図6】図1におけるサーバ端末131のユーザ情報設定手段143の概略構成を示すブロック図である。
【図7】ユーザ情報設定手段143のフォーマットページ作成手段152で作成されたユーザ情報設定画面のWeb画面例を示す図である。
【図8】図7で作成されたユーザ情報設定画面への入札例を示す図である。
【図9】ユーザ情報設定手段143のメール作成/送信手段154により作成され、URL設定手段153によりURLが記載され、タクシー会社に送信される入札依頼のメール文章例を示す図である。
【図10】図1におけるサーバ端末131の会社名/料金設定手段144の概略構成を示すブロック図である。
【図11】会社名/料金設定手段144のWebページ作成手段161により作成される会社・利用料金表示画面のWeb画面例を示す図である。
【図12】ユーザ情報設定手段143のメール作成/送信手段154に作成され、ユーザに送信される発注依頼のメール文章例を示す図である。
【図13】図1における発注結果通知手段145により通知されるメール文章例を示す図である。
【図14】ユーザとの直接受注処理を説明する図である。
【図15】図14のA1管理端末121とタクシー車両C1のR2携帯電話端末104、ユーザのR1携帯電話端末103との間のメール文章の内容を説明する図である。
【図16】図1におけるサーバ端末131のWebページ作成手段141の事前処理を説明するフローチャートである。
【図17】図1におけるサーバ端末131のタクシー会社登録手段142の動作例を説明する図である。
【図18】図6におけるユーザ情報設定手段143の一連の動作例を説明するフローチャートである。
【図19】図10におけるサーバ端末131の会社名/料金設定手段144の動作例を説明するフローチャートである。
【図20】図1におけるサーバ端末131の発注結果通知手段145の動作例を説明するフローチャートである。
【図21】図13の変形例を示す図である。
【図22】図20の変形例を示す図である。
【符号の説明】
101…インターネット
102…移動通信網
103…R1携帯電話端末
104…R2携帯電話端末
111…A1タクシー会社
112…A2タクシー会社
113…A3タクシー会社
121…A1管理端末
122…A2管理端末
123…A3管理端末
131…サーバ端末
141…Webページ作成手段
142…タクシー会社登録手段
143…ユーザ情報設定手段
144…会社名/料金設定手段
145…発注結果通知手段
151…案件番号設定手段
152、161…Webページ作成手段
153、162…URL設定手段
154、163…メール作成/送信手段
Claims (8)
- 移動通信網を介してインターネットに接続されるユーザの携帯電話端末を利用したタクシー利用料金決定システムにおいて、
前記インターネットに接続されるタクシー会社の管理端末と、
前記インターネットに接続され、発注者名、メールアドレス、携帯電話番号、乗車場所、降車場所を含む入力欄を表示するタクシー発注画面、タクシー会社名、情報送信先メールアドレスを含む入力欄を表示するタクシー会社登録画面をWeb画面として有するサーバ端末とを設け、
前記サーバ端末は、
前記管理端末がアクセスしタクシー会社登録画面から登録した結果を登録済みタクシー会社のリストに保持するタクシー会社登録手段と、
ユーザの前記携帯電話端末がアクセスし前記タクシー発注画面からタクシー発注依頼を行った場合、ユーザ情報にタクシー会社名、利用料金の入力欄を表示したユーザ情報設定画面をWeb画面として作成し、前記タクシー会社登録手段の前記リストに保持されている登録済みタクシー会社の前記管理端末のすべてに、ユーザ情報設定画面のWeb画面に対して入札するようにとの文章を記載したメールを送信するユーザ情報設定手段と、
前記管理端末がアクセスし前記ユーザ情報設定手段の前記ユーザ情報設定画面に入札が行われた場合、前記ユーザ情報に入札を行ったタクシー会社名、入札の利用料金を表示した会社・利用料金表示画面をWeb画面として作成し、ユーザの前記携帯電話端末に、前記会社・利用料金表示画面のWeb画面に対して発注を行うようにとの文章を記載したメールを送信する会社名/料金設定手段と、
ユーザの前記携帯電話端末がアクセスし前記会社名/料金設定手段の前記会社・利用料金表示画面からタクシー発注を行った場合、受注があったタクシー会社の管理端末に受注通知を行い、他のタクシー会社の管理端末に失注通知を行う発注結果通知手段とを備えることを特徴とする携帯電話端末を利用したタクシー利用料金決定システム。 - 前記サーバ端末は、前記タクシー発注画面、前記タクシー会社登録画面をWeb画面としてそれぞれ作成するWebページ作成手段を備えることを特徴とする、請求項1に記載の携帯電話端末を利用したタクシー利用料金決定システム。
- 前記サーバ端末から発注通知のあった前記管理端末では、携帯電話端末を有するタクシーからユーザの乗車場所に近いタクシーを選択し、選択したタクシーとユーザの前記携帯電話端末にタクシー車両番号、ユーザ名、乗車場所、降車場所、利用料金を含む情報を記載したメールを送信し、前記タクシー車両の携帯電話端末では乗車場所でユーザから利用料金を前払いで受領したとき、又は降車場所でユーザを降ろしたとき、受領完了の返信メールを送信することを特徴とする、請求項1に記載の携帯電話端末を利用したタクシー利用料金決定システム。
- 前記ユーザ情報設定手段は、ユーザが前記タクシー発注画面上からデータを入力し、入力したデータを前記サーバ端末に送信した場合、案件毎の整理番号である案件番号を重複のないように1ずつカウントアップする方式で決定して、一日単位、週単位、月単位で整理番号をリセットし、前記ユーザ情報設定画面に決定した案件番号を記載する案件番号設定手段を備えることを特徴とする、請求項1に記載の携帯電話端末を利用したタクシー利用料金決定システム。
- 前記タクシー会社登録手段は、前記管理端末がアクセスし前記タクシー会社登録画面から登録した結果を削除し、前記登録済みタクシー会社のリストを変更することを特徴とする、請求項1に記載の携帯電話端末を利用したタクシー利用料金決定システム。
- 移動通信網を介してインターネットに接続されるユーザの携帯電話端末を利用したタクシー利用料金決定方法において、
前記インターネットにタクシー会社の管理端末を接続する工程と、
前記インターネットにサーバ端末を接続する工程と、
前記サーバ端末のタクシー発注画面に発注者名、メールアドレス、携帯電話番号、乗車場所、降車場所を含む入力欄を表示する工程と、
前記サーバ端末のタクシー会社登録画面のWeb画面にタクシー会社名、情報送信先メールアドレスを含む入力欄を表示する工程と、
前記管理端末が前記サーバ端末にアクセスしタクシー会社登録画面から登録した結果を登録済みタクシー会社のリストに保持する工程と、
ユーザの前記携帯電話端末が前記サーバ端末にアクセスし前記タクシー発注画面からタクシー発注依頼を行った場合、ユーザ情報にタクシー会社名、利用料金の入力欄を表示したユーザ情報設定画面をWeb画面として作成する工程と、
前記リストに保持されている登録済みタクシー会社の前記管理端末のすべてに前記ユーザ情報設定画面のWeb画面に対して入札するようにとの文章を記載したメールを送信する工程と、
前記管理端末がアクセスし前記ユーザ情報設定画面に入札が行われた場合、前記ユーザ情報に入札を行ったタクシー会社名、入札の利用料金を表示した会社・利用料金表示画面をWeb画面として作成する工程と、
ユーザの前記携帯電話端末に前記会社・利用料金表示画面のWeb画面に対して発注を行うようにとの文章を記載したメールを送信する工程と、
ユーザの前記携帯電話端末がアクセスし前記会社・利用料金表示画面からタクシー発注を行った場合、受注があったタクシー会社の管理端末に受注通知を行い、他のタクシー会社の管理端末に失注通知を行う工程とを備えることを特徴とする携帯電話端末を利用したタクシー利用料金決定方法。 - 移動通信網を介してユーザの携帯電話端末とともにインターネットに接続される、携帯電話端末を利用したタクシー利用料金決定端末において、
前記インターネットに接続される前記管理端末がアクセスし、タクシー会社名、情報送信先メールアドレスを含む入力欄を表示するタクシー会社登録画面から登録した結果を登録済みタクシー会社のリストに保持するタクシー会社登録手段と、
ユーザの前記携帯電話端末がアクセスし、発注者名、メールアドレス、携帯電話番号、乗車場所、降車場所を含む入力欄を表示する前記タクシー発注画面からタクシー発注依頼を行った場合、ユーザ情報にタクシー会社名、利用料金の入力欄を表示したユーザ情報設定画面をWeb画面として作成し、前記タクシー会社登録手段の前記リストに保持されている登録済みタクシー会社の前記管理端末のすべてにユーザ情報設定画面のWeb画面に対して入札するようにとの文章を記載したメールを送信するユーザ情報設定手段と、
前記管理端末がアクセスし前記ユーザ情報設定手段の前記ユーザ情報設定画面に入札が行われた場合、前記ユーザ情報に入札を行ったタクシー会社名、入札の利用料金を表示した会社・利用料金表示画面をWeb画面として作成し、ユーザの前記携帯電話端末に前記会社・利用料金表示画面のWeb画面に対して発注を行うようにとの文章を記載したメールを送信する会社名/料金設定手段と、
ユーザの前記携帯電話端末がアクセスし前記会社名/料金設定手段の前記会社・利用料金表示画面からタクシー発注を行った場合、受注があったタクシー会社の管理端末に受注通知を行い、他のタクシー会社の管理端末に失注通知を行う発注結果通知手段とを備えることを特徴とする携帯電話端末を利用したタクシー利用料金決定端末。 - 移動通信網を介してインターネットに接続される携帯電話端末を利用してタクシー利用料金決定をコンピュータで実行させるプログラムにおいて、
前記インターネットに接続される前記管理端末がアクセスし、タクシー会社名、情報送信先メールアドレスを含む入力欄を表示するタクシー会社登録画面から登録した結果を登録済みタクシー会社のリストに保持する手順と、
ユーザの前記携帯電話端末がアクセスし、発注者名、メールアドレス、携帯電話番号、乗車場所、降車場所を含む入力欄を表示する前記タクシー発注画面からタクシー発注依頼を行った場合、ユーザ情報にタクシー会社名、利用料金の入力欄を表示したユーザ情報設定画面をWeb画面として作成し、前記リストに保持されている登録済みタクシー会社の前記管理端末のすべてにユーザ情報設定画面のWeb画面に対して入札するようにとの文章を記載したメールを送信する手順と、
前記管理端末がアクセスし前記ユーザ情報設定画面に入札が行われた場合、前記ユーザ情報に入札を行ったタクシー会社名、入札の利用料金を表示した会社・利用料金表示画面をWeb画面として作成し、ユーザの前記携帯電話端末に前記会社・利用料金表示画面のWeb画面に対して発注を行うようにとの文章を記載したメールを送信する手順と、
ユーザの前記携帯電話端末がアクセスし前記会社・利用料金表示画面からタクシー発注を行った場合、受注があったタクシー会社の管理端末に受注通知を行い、他のタクシー会社の管理端末に失注通知を行う手順とを備えることを特徴とする携帯電話端末を利用したタクシー利用料金決定をコンピュータで実行させるプログラム。
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