JP2004352505A - バッファおよびバッファを備えたエレベータ設備 - Google Patents

バッファおよびバッファを備えたエレベータ設備 Download PDF

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Abstract

【課題】エレベータかごの最下停止位置より下方へのオーバーランおよびエレベータかごの最上停止位置より上方へのオーバーランに対する確実なオーバーラン防止を可能にする解決策を提供する。
【解決手段】バッファ(20)は、エレベータかご(25)および/またはエレベータかご用カウンタウエイト(23)を支持する機能を有し、エレベータかごおよびカウンタウエイトは各々、昇降路(V、V)に沿って移動可能である。バッファ(20)は、部分的に、エレベータかごの昇降路(V)内およびカウンタウエイトの昇降路(V)内へ突出するよう構成される。バッファは、エレベータかごが床(28)に対する間隔(Z2)よりも下落するとエレベータかごと機械的に接触する。また、バッファは、カウンタウエイトが床に対する距離(Z2.1)よりも下落するとカウンタウエイトと機械的に接触する。
【選択図】 図1D

Description

本発明の主題は、エレベータかごを支持する、および/またはエレベータかごのカウンタウエイトを支持するバッファ、および該バッファを備えたエレベータ設備である。
エレベータ設備には、通常、1つまたは複数のバッファが設けられている。これらのバッファは、エレベータかごが所定の昇降路を通過した後、エレベータシャフトの最下停止位置より下方へオーバーランしたり、エレベータシャフトの最上停止位置より上方へオーバーランした場合にこれを停止させるために、エレベータシャフトのシャフト床に設けられる。このバッファは通常、エレベータかごおよび/またはカウンタウエイトの下に納められる。
最後に所定の昇降路を通過後、エレベータシャフトの最上停止位置より上方へオーバーランするのを防ぐために、バッファをエレベータかごより上のシャフトヘッドに設けることもできる。このようなバッファは、エレベータかごの真下または真上のシャフト床およびシャフトヘッドに設けなければならないため、結果として特定のスペースが必要となる。従って、シャフトヘッドまたはシャフト床は、条件付きでしか他の目的で利用することができない。シャフトピットの無いエレベータ設備の場合は、エレベータかごの下にはほとんどスペースがないためこのようなバッファの標準的な配置は不可能である。
エレベータシャフト、カウンタウエイトを備えた垂直に移動可能なエレベータかご、およびバッファを有するエレベータ設備は、国際公開第00/64798−A1号パンフレットに記載されている。該特許文献では、バッファはエレベータかごの下ではなくシャフト床のエレベータかご付近に配置されている。該エレベータかごは、オーバーラン状態が発生した場合、つまりエレベータかごが最下階層の最下停止位置より下方に行く場合に、バッファに衝突するブラケットを備える。これにより、エレベータかごが制動され、シャフト床からわずか上方の距離で停止する。エレベータかごの最上停止位置より上方へのオーバーランに対するオーバーラン防止については、このPCT特許出願では提案されていない。このエレベータ設備ではピットのないシャフトが用いられている。シャフト床および/またはシャフトヘッドにおいてエレベータシャフト内でメンテナンスおよび修理作業を行うための一時的な保護帯域を形成する可能性については、開示されていない。
国際公開第00/64798−A1号パンフレット
本発明は、エレベータかごの最下停止位置より下方へのオーバーランおよびエレベータかごの最上停止位置より上方へのオーバーランに対する確実なオーバーラン防止を可能にする解決策を提供するという目的に基づく。
本発明によれば、この目的は請求項1から9の特徴によって達成される。
本発明によるバッファの優れた発展形は従属請求項2から8によって記載される。本発明によるエレベータ設備の優れた発展形は従属請求項10によって記載される。
本発明のバッファは、少なくともその一部がエレベータかごの昇降路内およびカウンタウエイトの昇降路内に突出する。それにより、単一のバッファで、かごまたはカウンタウエイトの各々をシャフト床の上の所定の間隔で選択的に支持することができる。所定の間隔は各々、各バッファの配置および形状によって、かご用とカウンタウエイト用とで異なりうる。従って、単一のバッファの配置を選択するだけで、エレベータかごがエレベータシャフトの最下停止位置より下方へおよびエレベータシャフトの最上停止位置より上方へオーバーランするのを防ぐことができる。
別の実施形態のバッファは、シャフト床の上の第2の所定の間隔でエレベータかごおよび/またはカウンタウエイトのいずれをも支えるために、エレベータかごの昇降路内および/またはカウンタウエイトの昇降路内に取り込まれることが可能な可動手段を備えてもよい。この実施形態には、単一のバッファでエレベータかごおよび/またはカウンタウエイトの各々−可動手段の各設定に依存する−がシャフト床の上の少なくとも2つの異なる間隔で支持されうるという利点がある。このようなバッファは、適切な寸法であれば、ピットのないエレベータ設備において、エレベータかごの最下停止位置より下方へのオーバーランおよびエレベータかごの最上停止位置より上方へのオーバーランに対するオーバーラン防止を確実に行うことができ、更に、除去可能な手段が適切に設定されている場合は、シャフト床およびシャフトヘッドに一時的な保護スペースを形成することもできる。
本発明の詳細および利点について、実施例に基づき概略図を参照して以下に説明する。
図1Aから1Dは、本発明によるバッファ20の第1の実施形態を異なる概略図および異なる状態で示す図である。図示されるバッファ20は、エレベータシャフト21の床28の上でエレベータかご25を支持するためのバッファである。エレベータかご25は、エレベータかご25およびカウンタウエイト23がエレベータシャフト21内の昇降路VおよびVに沿って上下に移動できるように、カウンタウエイト23と接続される。カウンタウエイト23と、エレベータかご25およびカウンタウエイト23用支持かご23.1の一部を図1Dに示す。一方、支持ケーブル23.1用ドライブプーリ、ガイドレール、およびその他のエレベータ設備の一般的なエレメントは、図1Aから1Dには記載されていない。バッファ20は、エレベータかご25およびカウンタウエイト23の昇降路VおよびVと平行して縦の範囲を有する。バッファ20は、少なくともその一部がエレベータかごの昇降路V内およびカウンタウエイトの昇降路V内に突出するよう構成され、配備される。
バッファ20は、下部のベースエレメント22と、それよりも細い上部24とから成る。上部24はベースエレメント22上に非対称的に着座する。バッファ20は、図1Cおよび1Dでは、いわゆる作動(operative)状態で示されている。
バッファ20は、少なくともその一部がエレベータかごの昇降路Vおよびカウンタウエイトの昇降路Vの間に設けられる。図1Dでは、これらの昇降路VおよびVは破線で示されている。明確にするために、図1Aに、エレベータかご25の床25.1の投影K2およびカウンタウエイト23の下側23.2の投影G2を示す。これらは各々、シャフト床に向かって投影されている。投影K2およびG2の、シャフト床28でベースエレメント22の底面22.1と重なる部分は破線で示されている。
通常の場合、つまりエレベータかご25が上方および下方へと移動する目的のために設けられた領域をそのように移動する場合、バッファ20が使用されることはない。図1Bに示すように、エレベータかご25は最下階層まで移動することができ、かごのドア26およびシャフトドア27を介して乗降を可能にする。
ここで、エレベータかご25が最下停止位置より下方へオーバーランすると(図1Cの状態を用いる)、エレベータかご25が床28に対する所定の間隔Z2よりも下落すると直ちに、エレベータかご25とバッファ20のベースエレメント22とが機械的に接触する。図示される実施形態の場合は、図1Cに示すように、エレベータかご25の下縁部がベースエレメント22に載る。これにより、「緊急時」にはエレベータかご25が制動され、停止する。この状態において、バッファ20のベースエレメント22は幾分、圧縮される。
図1Aから1Dに示す実施形態には、エレベータかご25が最下停止位置より下方へオーバーランするのを防止するだけでなく、エレベータかご25が最上停止位置より上方へオーバーランするのも阻止するという特徴がある。この「緊急時」を図1Dに示す。この図には、エレベータシャフト21全体に渡る縦部分の概略が示されている。エレベータシャフト21は4階層またはそれ以上の階層を有し、各階ごとにシャフトドア27が示されている。カウンタウエイト23は、エレベータかご25に対して逆向きにエレベータシャフト21内を移動する。エレベータかごがシャフトの上端部に位置する場合、カウンタウエイトはシャフトの下端部に位置する。ここで、カウンタウエイト23はバッファ20の上部24と機械的に相互作用するため、エレベータかごの最上停止位置より上方へのオーバーランは、本発明によって停止される。バッファ20によってカウンタウエイト23を制動し停止させることにより、エレベータかご25の更に上方への移動は抑制される。
バッファ20全体の長さH2.1によって、シャフト上端部における保護帯域も画成される。
図2Aから2Dは、本発明によるバッファ40の第2の実施形態を、異なる概略図および別の異なる状態で示す図である。図示するバッファ40は、エレベータシャフト41の床48の上でエレベータかご45を支持するためのバッファである。バッファは、オーバーラン防止装置として、またピットのないエレベータ設備において、つまりエレベータかごの最下停止レベルが床からわずかな空間しかないところにありシャフトピット用の場所がないエレベータ設備において、一時的な保護帯域を形成するための手段として、機能する。エレベータかご45は、エレベータかご45およびカウンタウエイトがエレベータシャフト41内の昇降路に沿って上下に移動できるよう、カウンタウエイトと接続される。図2Aから2Dには、カウンタウエイト、エレベータかご45用およびカウンタウエイト用支持ケーブル、支持ケーブル用ドライブプーリ、ガイドレール、およびエレベータ設備のその他の一般的なエレメントは示されていない。バッファ40は、エレベータかご45およびカウンタウエイトの昇降路と平行に縦の長さを有する。バッファ40は、各々の状態に応じて、少なくともその一部がエレベータかごの昇降路内およびカウンタウエイトの昇降路内に突出するよう構成され、配置される。
バッファ40は、図2Cおよび2Dに示されるように、より強力なダンパとして設計された下部のベースエレメント43、および該ベースエレメント43上に設けられる回動自在な可動手段44とを含む。可動手段44は、図示される実施形態の場合は対称的に構成される。つまり、ベースエレメント43の両側に同程度突出する。可動手段44は、可動手段44の窪みに設けられるダンパ44.1を含む。
図2Aおよび2Bでは、バッファ40はいわゆる通常状態で示されている。図2Cおよび2Dでは、バッファ40はいわゆる使用状態で示されている。バッファ40は、少なくともその一部がエレベータかごの昇降路およびカウンタウエイトの昇降路の間に配置される。明確にするために、エレベータかご45の床45.2の投影K4およびカウンタウエイトの下側の投影G4を図2Aおよび2Cに示す。
使用状態において、エレベータかご45が床48に対する第1の所定の区間Z4より下落すると直ちに、エレベータかご45とバッファ40のダンパ44.1との機械的接触が発生する。図示する実施形態の場合は、図2Dに示すようにエレベータかご45の下縁部がダンパ44.1に載る。従って、バッファ40には偏心的に付加が掛けられる。これにより、必要な場合はシャフトの下端部の領域に一時的な保護帯域が形成される。
可動手段44、44.1を伴うバッファ40は、使用状態においてカウンタウエイトが床48に対する所定の間隔Z4よりも下落した場合にカウンタウエイトとの間でも機械的接触が発生するよう構成され、配置される。図2Aから2Dではカウンタウエイトは見えないが、その理由は、エレベータかご45がシャフトの下端部に位置する場合にカウンタウエイトはシャフトの上端部に位置するからである。
図2Bにおいて、バッファ40は通常状態で示されている。通常状態では、バッファ40の可動手段44、44.1はエレベータかご45の床45.2に向かって突出していないため、エレベータかご45は、バッファ40と機械的に接触することなく下方の階層のシャフトドア47へと移動することができる。尚、図示される状態において、エレベータかご45に固着されたブラケット45.1(バッファアバットメント)およびダンパ44.1の間には間隔Dが存在する。図2Bに示す状態では、かごのドア46およびシャフトドア47を介して乗降を行うことができる。
ここで、エレベータかご45が最下停止位置より下方へオーバーランすると(図2Aから2Dには図示せず)、エレベータかご45に固着されたブラケット45.1と、バッファ40の可動手段44およびより強力なダンパとして設計されたベースエレメント43とが機械的に接触する。これにより、「緊急時」にはエレベータかご45が制動され停止される。ただし、エレベータかご45が最下停止位置をオーバーランする場合、ダンパ44.1は使用されないことが注目されうる。なぜなら、ブラケット45.1が可動手段44またはベースエレメント43と直接接触するからである。従って、このような「緊急時」にはバッファ40の中心に付加が掛かる。
バッファが通常状態で配置されている場合は、ブラケットまたはシャフトドア47に面するカウンタウエイトの側に突出する他のエレメントがバッファ40の可動手段44と接触することによって、エレベータかご45の最上停止位置より上方へのオーバーランが防止される。これもやはり、バッファ40の中心に付加がかかることになる。
いずれもシャフトの床に向かって投影された、ブラケット45.1の投影K4.1、および該ブラケットのまたはカウンタウエイトの突出エレメントの投影G4.1は、各々図2Aおよび2Cに破線で示されている。
保護帯域を形成するために、バッファ40は通常状態から使用状態へと移行する。これは可動手段44がエレベータかご45の床45.2の通路またはカウンタウエイトの下側へと回転して入ることによって実行される(図2Cおよび2D)。必要な切り換えは、例えば(キー操作される)スイッチまたは電子制御によって引き起こすことができる。一時的な保護帯域を形成するために、エレベータかご45はダンパ44.1上に載るまでゆっくりと下方に移動する。シャフトのドア47を開けることによって、人が保護帯域に出入りすることができる。間隔Z4は、保護帯域において安全かつ問題のない作業を可能にするように、床48からの十分な空間を保証する。
同じバッファ40によって、シャフトの上端部の領域に一時的な保護帯域を形成することもできる。しかし、この状態は図2Aから2Dに図示されていない。シャフトの上端部に保護帯域を形成するために、カウンタウエイトは床48からの間隔Z4より下落しないよう抑制される。カウンタウエイトが可動手段44の右側のダンパ44.1に載ると、エレベータかご45はシャフトヘッドからの固定された所定の空間に保持される。これによりシャフト上端部の保護帯域が得られる。
図1Cおよび1Dに示すように、エレベータかごとカウンタウエイトは必ずしも同じ高さで支持される必要はない。
本発明によれば、バッファは、使用する場合ごとに特別に適用される減衰特性を持つことができる。第2の実施形態の場合は、保護帯域が形成された場合にエレベータかご35またはカウンタウエイトの弱い減衰設定を可能にするダンパ44.1が使用される。エレベータかご45が最下停止位置または最上停止位置を越えてオーバーランする場合は、これに対して、ベースエレメント43の減衰特性が機能する。
本発明によるバッファは、バッファが「崩壊する」または「撓む」ことなく非対称に付加が掛かることを可能にする特別な手段を備えることができる。この目的において、バッファは、偏心的なバッファの負荷により発生する曲折モーメントに対する補償を提供するために、全体または一部がコルセットのようなエレメントによって包囲されるか、または特別な手段によって誘導される。
これらの実施形態の一つの場合では、バッファは完全にエレベータかごとカウンタウエイトとの間に配置される(例えば図2Aを参照)。
本発明のバッファの断面は所望するとおりに選択することができる。バッファ20はエレベータシャフトの床と平行に実質的に円形の断面を有する。これに対して、バッファ40は、例えば下部領域43において四角形の断面を有する。
各実施形態に応じて、バッファの可動手段の動きは電磁式、水力式、空気式、手動式または設定モータを用いることによって、実施することができる。
別の実施形態では、駆動/周波数変換部、速度制限装置、ガイドレール用固着装置およびバッファを含むピットセットが用いられる。これにより、エレベータシャフト内への搭載が大幅に簡略化される。
また本発明は、カンチレバー配置におけるエレベータ設備での使用にも適する。
また、バッファの特別な配置および構成により、従来の装置と比較して必要なスペースが削減される。
本発明は、シャフトピットの高さサイズおよびシャフトヘッドの高さサイズがない、またはわずかしかないエレベータ設備への使用に、特に適している。
本発明の利点は、各々の実施形態によって、人を保護するための規則を遵守し、建設コストおよび設置コストを実質的に削減できる点である。
可動手段44および44.1は、本発明の範囲内で様々な方法で変更することが可能である。基本設定でなく、折りたたみ式、枢動式、スライド式、および/または回転式の手段に代えることもでき、各々、床の上の空間でエレベータかごおよび/またはカウンタウエイトを支持するためにエレベータかごおよびカウンタウエイトの通路内へと移動することができる。また、可動手段は、エレベータかごおよびカウンタウエイトを各々異なる高さで支えるのに適した配置に設計することもできる。
本発明によるバッファの第1の実施形態を示す概略平面図である。 本発明によるバッファの第1の実施形態を示す概略側面図であり、エレベータかごが最下階で正しく停止する状態を示す。 本発明によるバッファの第1の実施形態を示す概略側面図であり、エレベータかごがオーバーランしバッファ上に着座した状態を示す。 本発明による第1の実施形態のバッファを備えたエレベータシャフト全体を示す概略側面図であり、エレベータかごが最上部でオーバーランしカウンタウエイトがバッファ上に着座した状態を示す。 本発明によるバッファの第2の実施形態の通常状態を示す概略平面図である。 本発明によるバッファの第2の実施形態の通常状態を示す概略側面図であり、最下停止位置より下方へ移動するエレベータかごが停止される状態を示す。 本発明によるバッファの第2の実施形態の使用状態を示す概略平面図である。 本発明によるバッファの第2の実施形態の使用状態を示す概略側面図であり、一時的な保護帯域が確保された状態を示す。
符号の説明
20、40 バッファ
21、41 エレベータシャフト
22、43 ベースエレメント
22.1 底面
23 カウンタウエイト
23.1 支持かご
23.2 下側
24 上部
25、45 エレベータかご
26、46 ドア
25.1、28、45.2、48 床
27、47 シャフトドア
44、44.1 可動手段
45.1 ブラケット
、V 昇降路
Z2、Z2.1、Z4 間隔
K4、G4 突出領域
K2、G2、K4.1、G4.1 投影
H2.1 長さ
Z4 区間

Claims (10)

  1. エレベータかご(25、45)を支持する、および/またはエレベータかご(25、45)のカウンタウエイト(23)を支持するバッファ(20、40)であって、エレベータかご(25、45)およびカウンタウエイト(23)は昇降路(V、V)に沿って移動可能であり、バッファ(20、40)が、エレベータかご(25、45)の昇降路(V)およびカウンタウエイトの昇降路(V)内に少なくともその一部が突出するよう構成されることを特徴とする、バッファ。
  2. エレベータかご(25、45)が床(28、48)に対する所定の間隔(Z2、Z4)よりも下落した場合にエレベータかごと機械的に接触し、カウンタウエイト(23)が床(28、48)に対する第2の所定の間隔(Z2.1、Z4)よりも下落した場合にカウンタウエイト(23)と機械的に接触するよう配置されることを特徴とする、請求項1に記載のバッファ。
  3. バッファ(40)の少なくとも一つの上部(43、44、44.1)がエレベータかごの突出領域(K4)およびカウンタウエイトの突出領域(G4)の間に配置されることを特徴とする、請求項1または2に記載のバッファ(40)。
  4. エレベータかご(25、45)と機械的に接触することによってエレベータかご(25、45)が最下停止位置より下方へオーバーランするのを制動して停止させ、および/またはカウンタウエイト(23)と機械的に接触することによって下方へ進むカウンタウエイト(23)を制動して停止させることによって、エレベータかご(25、45)が最上停止位置より上方へオーバーランするのを制動して停止させて、エレベータかご(25、45)のオーバーラン防止として機能するよう設計されることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載のバッファ(20、40)。
  5. 可動手段(44、44.1)を含み、該可動手段は、
    エレベータかご(45)と機械的に接触するようエレベータかごの昇降路に取り込まれると同時に、
    下部の保護帯域が必要ない場合は、通常状態でエレベータかごがバッファ(40)を通過して移動するようエレベータかごの昇降路から外に移動できることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載のバッファ(40)。
  6. 可動手段(44、44.1)を含み、該可動手段は、
    カウンタウエイトと機械的に接触するようカウンタウエイトの昇降路に取り込まれると同時に、
    上部の保護帯域が必要ない場合は、通常状態でカウンタウエイトがバッファ(40)を通過して移動するようカウンタウエイトの昇降路から外に移動できることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載のバッファ(40)。
  7. エレベータかご(25、45)またはカウンタウエイト(23)を制動して停止させるのに適した減衰特性を有し、および/または可動手段は折り畳み式手段(14)、枢動式手段、スライド式手段、または回転式手段(44、44.1)であることを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載のバッファ(20、40)。
  8. 必要な場合は床(28、48)とエレベータかご(25、45)との間の保護帯域および/またはエレベータかごの上部の保護帯域を形成するよう機能するよう設計されることを特徴とする、請求項5から7のいずれか一項に記載のバッファ(20、40)。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載の、エレベータかご(25、45)、カウンタウエイト(23)、およびバッファ(20、40)を備える、エレベータ設備。
  10. エレベータかご(45)、カウンタウエイト(23)、およびバッファ(40)はピットのないエレベータシャフト(41)に設けられ、および/またはエレベータ設備は好ましくは床(28、48)に設けられる駆動装置を含むことを特徴とする、請求項9に記載のエレベータ設備。
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