JP2004352180A - 自走車 - Google Patents
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Abstract
【課題】通路を左折または右折する際、直角に走行移動できる自走車を提供。
【解決手段】車体10の底部の4隅10a〜10dに設けられた4個の車輪11〜14と、これらの車輪を回転駆動して車体10を走行駆動する走行駆動装置20と、4個の車輪を水平方向へ回動させてステアリング操作する操舵装置30とを備え、操舵装置30は、車体10を第一の方向Yへ走行させるとき車体10の一辺に配設されている一対の車輪11,12を前輪とし、これらの車輪と対向配設されている一対の車輪13,14を後輪としてステアリング操作すると共に、車体10を第一の方向Yとは直交する第二の方向Xへ走行させるとき前記一辺に対し直角に隣接する他の一辺に沿って配設されている一対の車輪12,13を前輪とし、これらの車輪と対向配設されている一対の車輪11,14を後輪としてステアリング操作する切り換え手段を含んでいることを主たる特徴としている。
【選択図】 図3
【解決手段】車体10の底部の4隅10a〜10dに設けられた4個の車輪11〜14と、これらの車輪を回転駆動して車体10を走行駆動する走行駆動装置20と、4個の車輪を水平方向へ回動させてステアリング操作する操舵装置30とを備え、操舵装置30は、車体10を第一の方向Yへ走行させるとき車体10の一辺に配設されている一対の車輪11,12を前輪とし、これらの車輪と対向配設されている一対の車輪13,14を後輪としてステアリング操作すると共に、車体10を第一の方向Yとは直交する第二の方向Xへ走行させるとき前記一辺に対し直角に隣接する他の一辺に沿って配設されている一対の車輪12,13を前輪とし、これらの車輪と対向配設されている一対の車輪11,14を後輪としてステアリング操作する切り換え手段を含んでいることを主たる特徴としている。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば無線による指示にしたがって、自動的にステアリング操作しながら所定の搬送ルートを自走し得る如く構成された自走車に関する。
【0002】
【従来の技術】
前輪操舵機構により前輪の操舵を行ない、後輪操舵機構により後輪の操舵を行なうと共に、前輪操舵機構と後輪操舵機構とを背反機構を介して連結した構造を有する操舵機構を備えた台車が知られている(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−076976号公報(段落[0006][0007]、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に示されている台車においては、車体の進行方向が、前進または後進に限られる。また前輪と後輪とが対応して連動操舵される。このため内輪差を生じない利点を有するが、通路を左折または右折する際、必ずカーブを描きながら走行移動することになる。
【0005】
本発明の目的は、通路を左折または右折する際、直角に走行移動できる自走車を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決し目的を達成するために、本発明の自走車は下記のような特徴ある構成を有している。なお下記以外の特徴ある構成については実施形態の中で明らかにする。
【0007】
本発明の自走車は、車体の底部の4隅に設けられた4個の車輪と、これら4個の車輪を回転駆動して前記車体を走行駆動する走行駆動装置と、前記4個の車輪を水平方向へ回動させてステアリング操作する操舵装置とを備え、
前記操舵装置は、前記車体を第一の方向へ走行させるとき、前記車体の一辺に配設されている一対の車輪を前輪とし、上記一対の車輪と対向して配設されている一対の車輪を後輪としてステアリング操作すると共に、前記車体を第一の方向とは直交する第二の方向へ走行させるとき、前記一辺に対し直角に隣接する他の一辺に沿って配設されている一対の車輪を前輪とし、上記一対の車輪と対向して配設されている一対の車輪を後輪としてステアリング操作する切り換え手段を含んでいることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
(第一実施形態)
図1は本発明の第一実施形態に係る自走車の概略的構成を示す側面図である。図2は同実施形態に係る自走車の概略的構成を示す上面図である。図3の(a)(b)は同実施形態に係る操舵装置の切り換え手段による車輪の方向切り換え動作を示す図である。図4は本実施形態の作用を示す図である。
【0009】
本実施形態に示された自走車は、ルーフ上に例えば検体容器ラックなどの搬送物を載置して搬送するための自走車である。なおルーフ上に一対の搬送レーンを平行に敷設した型式の自走車であっても良い。この自走車は、車体10の底部の4隅10a,10b,10c,10dに4個の車輪11,12,13,14を有している。又、これら4個の車輪を回転駆動して前記車体10を走行駆動する走行駆動装置20と、前記4個の車輪11〜14を水平方向へ回動させてステアリング操作する操舵装置30とを備えている。かくしてこの自走車は、図示してないアンテナによって上位コンピュータと無線通信を行なうことにより、所定の搬送ルートに沿って自走し得る如く構成されている。
【0010】
前記4個の車輪11,12,13,14は、それぞれ個別に付設された走行用モーター21,22,23,24により、正回転駆動または逆回転駆動される。またこれら4個の車輪11,12,13,14は、それぞれ個別に付設された操舵用モーター31,32,33,34により、水平方向へ約90°の回動角範囲で回動設定し得るものとなっている。
【0011】
走行駆動装置20は、前記モーター21,22,23,24を回転駆動することにより、4個の車輪11,12,13,14をそれぞれ正回転または逆回転させて自走車を所定方向へ走行させる。
【0012】
前記操舵装置30は、車輪の向きを適時90°程度切り換えるための切り換え手段を含んでいる。この切り換え手段は、図3の(a)に示すように、前記車体10を第一の方向Yへ走行させるときは、前記車体10の一辺に配設されている一対の車輪11,12を前輪とし、上記一対の車輪11,12と対向して配設されている一対の車輪13.14を後輪としてステアリング操作可能とする。また図3の(b)に示すように、前記車体10を第一の方向Yとは直交する第二の方向Xへ走行させるときは、前記一辺に対し直角に隣接する他の一辺に沿って配設されている一対の車輪12,13を前輪とし、上記一対の車輪12,13と対向して配設されている一対の車輪11,14を後輪としてステアリング操作可能とする。
【0013】
本実施形態の自走車は、通常の走行時においては、図3の(a)に示すように車体10を第一の方向Yへ走行させる。このとき当然のことながら搬送ルートから外れないように、自動的にステアリング操作を行ないながら走行する。
【0014】
ところで本実施形態の自走車は、図4のように、直角に曲がっているコーナー部を有する非常に狭い通路Rを通らねばならない場合でも容易に通過できる。すなわち、それまで第一の方向Yへ走行してきた車体10は、コーナー部を通過するために第一のポイントP1から第二のポイントP2まで進む。ここで切り換え手段を作動させ、車輪11〜14を図3の(a)の状態から(b)の状態へ切り換え設定する。こうすることにより、車体10はそれまの姿勢を保ったまま、第二のポイントP2から第三のポイントP3へ進むことができる。従って直角に曲がっている非常に狭いコーナー部を極めてスムーズに通過することができる。
【0015】
(実施形態における特徴点)
[1]実施形態に示された自走車は、
車体10の底部の4隅10a,10b,10c,10dに設けられた4個の車輪11,12,13,14と、これら4個の車輪を回転駆動して前記車体10を走行駆動する走行駆動装置20と、前記4個の車輪11〜14を水平方向へ回動させてステアリング操作する操舵装置30とを備え、
前記操舵装置30は、前記車体10を第一の方向Yへ走行させるとき、前記車体10の一辺に配設されている一対の車輪11,12を前輪とし、上記一対の車輪11,12と対向して配設されている一対の車輪13,14を後輪としてステアリング操作すると共に、前記車体10を第一の方向Yとは直交する第二の方向Xへ走行させるとき、前記一辺に対し直角に隣接する他の一辺に沿って配設されている一対の車輪12,13を前輪とし、上記一対の車輪12,13と対向して配設されている一対の車輪11,14を後輪としてステアリング操作する切り換え手段を含んでいることを特徴とする。
【0016】
上記自走車においては、車体10の底部の4隅10a,10b,10c,10dに設けられた4個の車輪11,12,13,14における前輪と後輪との対応関係が、切り換え手段により、必要に応じて適宜切り換えられる。このため直角に曲がっているコーナー部を有する非常に狭い通路Rを左折または右折するような場合でも、車体10の姿勢を変えずに直角に走行移動することにより、簡単に通過することができる。
【0017】
[2]実施形態に示された自走車は、前記[1]に記載の自走車であって、
前記4個の車輪11,12,13,14は、それぞれ個別に付設されたモーター31,32,33,34により、水平方向へ90°回動設定することが可能な如く設けられていることを特徴とする。
【0018】
【発明の効果】
本発明によれば、車体の底部の4隅に設けられた4個の車輪における前輪と後輪との対応関係が、切り換え手段により、必要に応じて適宜切り換えられる。このため通路を左折または右折する際、直角に走行移動することのできる自走車を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態に係る自走車の概略的構成を示す側面図。
【図2】本発明の第一実施形態に係る自走車の概略的構成を示す上面図。
【図3】(a)(b)は本発明の第一実施形態に係る操舵装置の切り換え手段による車輪の方向切り換え動作を示す図。
【図4】本発明の第一実施形態に係る自走車の作用を示す図。
【符号の説明】
10 車体
11〜14 車輪
20 走行駆動装置
21〜24 走行用モーター
30 操舵装置
31〜34 操舵用モーター
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば無線による指示にしたがって、自動的にステアリング操作しながら所定の搬送ルートを自走し得る如く構成された自走車に関する。
【0002】
【従来の技術】
前輪操舵機構により前輪の操舵を行ない、後輪操舵機構により後輪の操舵を行なうと共に、前輪操舵機構と後輪操舵機構とを背反機構を介して連結した構造を有する操舵機構を備えた台車が知られている(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−076976号公報(段落[0006][0007]、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に示されている台車においては、車体の進行方向が、前進または後進に限られる。また前輪と後輪とが対応して連動操舵される。このため内輪差を生じない利点を有するが、通路を左折または右折する際、必ずカーブを描きながら走行移動することになる。
【0005】
本発明の目的は、通路を左折または右折する際、直角に走行移動できる自走車を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決し目的を達成するために、本発明の自走車は下記のような特徴ある構成を有している。なお下記以外の特徴ある構成については実施形態の中で明らかにする。
【0007】
本発明の自走車は、車体の底部の4隅に設けられた4個の車輪と、これら4個の車輪を回転駆動して前記車体を走行駆動する走行駆動装置と、前記4個の車輪を水平方向へ回動させてステアリング操作する操舵装置とを備え、
前記操舵装置は、前記車体を第一の方向へ走行させるとき、前記車体の一辺に配設されている一対の車輪を前輪とし、上記一対の車輪と対向して配設されている一対の車輪を後輪としてステアリング操作すると共に、前記車体を第一の方向とは直交する第二の方向へ走行させるとき、前記一辺に対し直角に隣接する他の一辺に沿って配設されている一対の車輪を前輪とし、上記一対の車輪と対向して配設されている一対の車輪を後輪としてステアリング操作する切り換え手段を含んでいることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
(第一実施形態)
図1は本発明の第一実施形態に係る自走車の概略的構成を示す側面図である。図2は同実施形態に係る自走車の概略的構成を示す上面図である。図3の(a)(b)は同実施形態に係る操舵装置の切り換え手段による車輪の方向切り換え動作を示す図である。図4は本実施形態の作用を示す図である。
【0009】
本実施形態に示された自走車は、ルーフ上に例えば検体容器ラックなどの搬送物を載置して搬送するための自走車である。なおルーフ上に一対の搬送レーンを平行に敷設した型式の自走車であっても良い。この自走車は、車体10の底部の4隅10a,10b,10c,10dに4個の車輪11,12,13,14を有している。又、これら4個の車輪を回転駆動して前記車体10を走行駆動する走行駆動装置20と、前記4個の車輪11〜14を水平方向へ回動させてステアリング操作する操舵装置30とを備えている。かくしてこの自走車は、図示してないアンテナによって上位コンピュータと無線通信を行なうことにより、所定の搬送ルートに沿って自走し得る如く構成されている。
【0010】
前記4個の車輪11,12,13,14は、それぞれ個別に付設された走行用モーター21,22,23,24により、正回転駆動または逆回転駆動される。またこれら4個の車輪11,12,13,14は、それぞれ個別に付設された操舵用モーター31,32,33,34により、水平方向へ約90°の回動角範囲で回動設定し得るものとなっている。
【0011】
走行駆動装置20は、前記モーター21,22,23,24を回転駆動することにより、4個の車輪11,12,13,14をそれぞれ正回転または逆回転させて自走車を所定方向へ走行させる。
【0012】
前記操舵装置30は、車輪の向きを適時90°程度切り換えるための切り換え手段を含んでいる。この切り換え手段は、図3の(a)に示すように、前記車体10を第一の方向Yへ走行させるときは、前記車体10の一辺に配設されている一対の車輪11,12を前輪とし、上記一対の車輪11,12と対向して配設されている一対の車輪13.14を後輪としてステアリング操作可能とする。また図3の(b)に示すように、前記車体10を第一の方向Yとは直交する第二の方向Xへ走行させるときは、前記一辺に対し直角に隣接する他の一辺に沿って配設されている一対の車輪12,13を前輪とし、上記一対の車輪12,13と対向して配設されている一対の車輪11,14を後輪としてステアリング操作可能とする。
【0013】
本実施形態の自走車は、通常の走行時においては、図3の(a)に示すように車体10を第一の方向Yへ走行させる。このとき当然のことながら搬送ルートから外れないように、自動的にステアリング操作を行ないながら走行する。
【0014】
ところで本実施形態の自走車は、図4のように、直角に曲がっているコーナー部を有する非常に狭い通路Rを通らねばならない場合でも容易に通過できる。すなわち、それまで第一の方向Yへ走行してきた車体10は、コーナー部を通過するために第一のポイントP1から第二のポイントP2まで進む。ここで切り換え手段を作動させ、車輪11〜14を図3の(a)の状態から(b)の状態へ切り換え設定する。こうすることにより、車体10はそれまの姿勢を保ったまま、第二のポイントP2から第三のポイントP3へ進むことができる。従って直角に曲がっている非常に狭いコーナー部を極めてスムーズに通過することができる。
【0015】
(実施形態における特徴点)
[1]実施形態に示された自走車は、
車体10の底部の4隅10a,10b,10c,10dに設けられた4個の車輪11,12,13,14と、これら4個の車輪を回転駆動して前記車体10を走行駆動する走行駆動装置20と、前記4個の車輪11〜14を水平方向へ回動させてステアリング操作する操舵装置30とを備え、
前記操舵装置30は、前記車体10を第一の方向Yへ走行させるとき、前記車体10の一辺に配設されている一対の車輪11,12を前輪とし、上記一対の車輪11,12と対向して配設されている一対の車輪13,14を後輪としてステアリング操作すると共に、前記車体10を第一の方向Yとは直交する第二の方向Xへ走行させるとき、前記一辺に対し直角に隣接する他の一辺に沿って配設されている一対の車輪12,13を前輪とし、上記一対の車輪12,13と対向して配設されている一対の車輪11,14を後輪としてステアリング操作する切り換え手段を含んでいることを特徴とする。
【0016】
上記自走車においては、車体10の底部の4隅10a,10b,10c,10dに設けられた4個の車輪11,12,13,14における前輪と後輪との対応関係が、切り換え手段により、必要に応じて適宜切り換えられる。このため直角に曲がっているコーナー部を有する非常に狭い通路Rを左折または右折するような場合でも、車体10の姿勢を変えずに直角に走行移動することにより、簡単に通過することができる。
【0017】
[2]実施形態に示された自走車は、前記[1]に記載の自走車であって、
前記4個の車輪11,12,13,14は、それぞれ個別に付設されたモーター31,32,33,34により、水平方向へ90°回動設定することが可能な如く設けられていることを特徴とする。
【0018】
【発明の効果】
本発明によれば、車体の底部の4隅に設けられた4個の車輪における前輪と後輪との対応関係が、切り換え手段により、必要に応じて適宜切り換えられる。このため通路を左折または右折する際、直角に走行移動することのできる自走車を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態に係る自走車の概略的構成を示す側面図。
【図2】本発明の第一実施形態に係る自走車の概略的構成を示す上面図。
【図3】(a)(b)は本発明の第一実施形態に係る操舵装置の切り換え手段による車輪の方向切り換え動作を示す図。
【図4】本発明の第一実施形態に係る自走車の作用を示す図。
【符号の説明】
10 車体
11〜14 車輪
20 走行駆動装置
21〜24 走行用モーター
30 操舵装置
31〜34 操舵用モーター
Claims (2)
- 車体の底部の4隅に設けられた4個の車輪と、これら4個の車輪を回転駆動して前記車体を走行駆動する走行駆動装置と、前記4個の車輪を水平方向へ回動させてステアリング操作する操舵装置とを備え、
前記操舵装置は、前記車体を第一の方向へ走行させるとき、前記車体の一辺に配設されている一対の車輪を前輪とし、上記一対の車輪と対向して配設されている一対の車輪を後輪としてステアリング操作すると共に、前記車体を第一の方向とは直交する第二の方向へ走行させるとき、前記一辺に対し直角に隣接する他の一辺に沿って配設されている一対の車輪を前輪とし、上記一対の車輪と対向して配設されている一対の車輪を後輪としてステアリング操作する切り換え手段を含んでいることを特徴とする自走車。 - 前記4個の車輪は、それぞれ個別に付設されたモーターにより、水平方向へ90°回動設定することが可能な如く設けられていることを特徴とする請求項1に記載の自走車。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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KR1020040037932A KR20040103376A (ko) | 2003-05-30 | 2004-05-27 | 자동차 |
CNA2004100472672A CN1572628A (zh) | 2003-05-30 | 2004-05-28 | 机动车辆 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003155251A JP2004352180A (ja) | 2003-05-30 | 2003-05-30 | 自走車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004352180A true JP2004352180A (ja) | 2004-12-16 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003155251A Pending JP2004352180A (ja) | 2003-05-30 | 2003-05-30 | 自走車 |
Country Status (4)
Country | Link |
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US (1) | US20040238259A1 (ja) |
JP (1) | JP2004352180A (ja) |
KR (1) | KR20040103376A (ja) |
CN (1) | CN1572628A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009090850A (ja) * | 2007-10-10 | 2009-04-30 | Toyota Motor Corp | 車両用駐車支援装置 |
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CN102009691A (zh) * | 2010-11-17 | 2011-04-13 | 许伟琦 | 原地转向及万向行走系统 |
CN103754284A (zh) * | 2014-01-28 | 2014-04-30 | 浙江诺力机械股份有限公司 | 一种可以四向行驶的工业车辆及该种工业车辆的行走机构 |
CN106828557A (zh) * | 2017-03-07 | 2017-06-13 | 广东工业大学 | 一种购物车 |
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Family Cites Families (4)
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