JP2004352126A - リフトアップ装置 - Google Patents

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【課題】駆動部が直線状の軸芯に沿って操作される駆動手段と、駆動部から受ける操作力によって、車両のフードを常態としての閉鎖位置から、フードの少なくとも一部が所定量上昇した開放位置に切り換えるリンク機構と、フードを閉鎖位置に仮止めする保持部材とを備えるリフトアップ装置において、リアクチュエータから発生したエネルギーがリンクの被操作部に伝えられるまでにロスされ難い、或いは、アクチュエータの動作時にリンクに曲げ応力が加えられ難いリフトアップ装置を提供する。
【解決手段】リンク機構20は駆動手段30の軸芯Yに沿って操作される被操作部21aとフード4に連結された操作部21cとを備えたリンク21を有し、保持部材40はリンク21の被操作部21aを固定するように設けられている構成とした。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、駆動部が直線状の軸芯に沿って操作される駆動手段と、前記駆動部から受ける操作力によって、車両のフードを常態としての閉鎖位置から、フードの少なくとも一部が前記閉鎖位置より所定量上昇した開放位置に切り換えるリンク機構と、前記フードを前記閉鎖位置に仮止めする保持部材とを備えるリフトアップ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のリフトアップ装置を記した例としては、本発明に関連する先行技術文献情報として下記に示す特許文献1がある。
この特許文献1に記された車両用フード装置(本願のリフトアップ装置に該当する装置)では、駆動部が直線状の軸芯に沿って操作される駆動手段としてガスゼネレータ式のアクチュエータが設けてある。また、車両側に中間部で枢支された長手のリンクが設けられており、このリンクの中間部から離間した一端がフードに枢支連結され、中間部を挟んで位置する他端は、アクチュエータの作動部とワイヤで連結されている。そして、装置をコンパクトにするために、アクチュエータの軸芯は常態のリンクの下方に比較的大きな距離を隔てて平行に配置されているので、ワイヤは、ほぼ水平方向を向いた作動部の引っ張り力をリンクの他端を斜め下方に引く力に変換するために、リンクの他端とアクチュエータの作動部との間に配置されたワイヤガイドの周面にて折り曲げられている。尚、通常時にリンクを車体側に固定しておくためのロック手段(保持部材)として、リンクの他端に設けられたヒンジピンが嵌合可能なピン嵌合溝が車両側に配置されている。ガス発生によってアクチュエータの作動部が移動すると、ワイヤがワイヤガイドの周面で擦られながら急激に引っ張られて、ロック手段のヒンジピンがピン嵌合溝から抜け出して、リンクの立ち上がりが可能になり、フードが開放位置に切り換えられる。
【0003】
また、ロック手段の第1の変形例として、リンクの他端付近から前後に一体的に延びた帯状の固定片の端部を車両側にボルト締めし、この端部に近接した部位を易破断部として幅狭に形成した構成が記されている。ガス発生によってアクチュエータの作動部が移動すると、ワイヤが急激に引っ張られて、固定片が易破断部で破断されてロック解除され、リンクが立ち上がってフードが開放位置に切り換えられる。
さらに、ロック手段の第2の変形例として、リンクの他端付近から一体的に前後に延びた帯状の固定片の端部を、前後に延びたスリット部を挟んだ二股状部が形成されるように加工し、スリット部に挿通されたボルトによって二股状部を車両側に締め付けた構成が記されている。ガス発生によってアクチュエータの作動部が移動すると、ワイヤが急激に引っ張られて、二股状部がボルトのヘッドと車両側の間から抜け出してロック解除され、リンクが立ち上がってフードが開放位置に切り換えられる。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−203377号公報(段落番号0025〜0027、0043〜0044、図3、図6、図7)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1の装置では、アクチュエータの軸芯は常態のリンクの下方に比較的大きな距離を隔てて配置されているので、アクチュエータから発生したエネルギーが、リンクの他端を引き操作するまでに(ワイヤガイドとの摩擦などに基づいて)無駄に失われ易く、結果的に、アクチュエータに本来必要以上に大きなキャパシティが要求されるという問題があった。
また、特許文献1の装置では、一端がロック手段によって保持されたリンクの他端をアクチュエータの作動部がワイヤを介して引っ張ることで、フードを上昇させる構成のため、ロック手段が解除される迄に、アクチュエータからの引張り力によってリンクに大きな曲げ応力が加えられ、リンクが曲がる等の破損を受ける虞が大きかった。
【0006】
したがって、本発明の目的は、上に例示した従来技術によるリフトアップ装置の持つ前述した欠点に鑑み、アクチュエータから発生したエネルギーがリンクの被操作部に伝えられるまでにロスされ難いリフトアップ装置を提供することにある。また、本発明の目的は、上に例示した従来技術によるリフトアップ装置の持つ前述した欠点に鑑み、アクチュエータの動作時にリンクに曲げ応力が加えられ難いリフトアップ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係るリフトアップ装置は、特許請求の範囲の請求項1から9のいずれかに記された特徴構成を備えている。
すなわち、本発明の特許請求の範囲の請求項1によるリフトアップ装置は、
駆動部が直線状の軸芯に沿って操作される駆動手段と、前記駆動部から受ける操作力によって、車両のフードを常態としての閉鎖位置から、フードの少なくとも一部が前記閉鎖位置より所定量上昇した開放位置に切り換えるリンク機構と、前記フードを前記閉鎖位置に仮止めする保持部材とを備えるリフトアップ装置であって、
前記リンク機構は前記駆動手段の前記軸芯に沿って操作される被操作部と前記フードに連結された操作部とを備えたリンクを有し、前記保持部材は前記リンクの前記被操作部を固定するように設けられていることを特徴構成としている。
【0008】
このような特徴構成を備えているために、本発明の請求項1によるリフトアップ装置では、
駆動手段によってリンクの被操作部が駆動手段の軸芯に沿って操作されるので、駆動手段から発生したエネルギーがリンクの被操作部に伝えられるまでにロスされ難く、開放位置へとスムースに切り替えられるリフトアップ装置が得られる。また、保持部材は前記リンクの前記被操作部を固定するように設けられているので、平常時にはリンクの揺動とそれに伴うフードの上下方向のガタツキとを保持部材によって規制でき、しかも、駆動手段から発生した出力が保持部材の保持力を解除するまでにリンクに曲げ応力が加えられ難く、リンクが破損され難いリフトアップ装置が得られる。
【0009】
さらに、前記保持部材は前記車両側に固定された第1端と、前記リンクの前記被操作部に連結された第2端とを備え、前記駆動手段が発生する駆動力に基づいて、前記保持部材の前記第1端と前記保持部材の第2端とは前記軸芯に沿って破断分離される構成とすることができる。
このように構成すれば、保持部材の第1端は車両側に固定され、第2端はエネルギー発生源に極めて近接した駆動部に固定されているので、駆動手段は、比較的剛性の高い保持部材でも破断することができ、結果的に、リフトアップ装置とフードを安定して常態に保持することができる。さらに、第1端と第2端との間で破断された保持部材は駆動手段の軸芯に沿って分離されるように構成されているので、保持部材は概して引っ張り力のみに基づいて(殆ど曲げ応力を受けることなく)破断されることになり、保持部材は、比較的断面の小さな部材で構成されても駆動手段の駆動部に対して十分に大きな保持力を発揮することができる。また、破断後も保持部材の第1端は車両側に固定された状態、第2端はリンクの被操作部に連結された状態が維持されるので、破断に際して車両から分離される破片が生じ難い。
【0010】
前記保持部材の前記第1端と前記第2端との間に易破断部が設けられている構成とすることができる。
このように構成すれば、駆動手段から受ける応力によって破断される箇所がより具体的に特定されるので、駆動手段による破断箇所と破断形状をより正確に設計可能(予定通りの位置で予定通りの形状で破断されることを指す)となり、保持部材の第1端と車両側との間、或いは、保持部材の第2端と駆動手段の駆動部との間で分離される虞がなく、これらの箇所と保持部材との固定手法を極く一般的なもの(スポット溶接、或いは、外嵌係合など)とすることができる。また、使用する駆動手段から発生するエネルギーの大きさや性質に適した保持部材の材質と形状(断面積など)をより正確に設定できるので、結果的に、必要以上に大きなキャパシティの駆動手段を設ける必要がなくなる。
【0011】
前記保持部材は前記車両側の固定箇所に固定された第1端と、前記リンクの前記被操作部に仮止めされた第2端とを備え、前記駆動手段が発生する駆動力に基づいて、前記保持部材の前記第2端が前記被操作部から分離される構成とすることができる。
このように構成すれば、保持部材の第1端は車両側に固定され、第2端は駆動手段のエネルギー発生源に極めて近接した被操作部に仮止めされているので、駆動手段は、保持部材の第2端が比較的強固に仮止めされていても分離操作することができ、結果的に、リフトアップ装置とフードを十分に常態に保持することができる。
尚、上記構成とは反対に、前記保持部材は前記リンクの前記被操作部の側に仮止めされた第1端と、前記車両側に固定された第2端とを備え、前記駆動手段が発生する駆動力に基づいて、前記保持部材の前記第2端が前記車両側から分離される構成にすることも可能である。
【0012】
前記第2端は前記被操作部に前記軸芯と交差する方向からの締め付け固定によって仮止めされている構成とすることができる。
このように構成すれば、保持部材の被操作部への仮止め方法を比較的簡単で且つ安価な手法で実現できる。また、この構成では、分離時に保持部材が破損し難いため、分離後も再び仮止めされた状態への復元が容易な仮止め方法が得られる。
【0013】
前記保持部材は、前記リンクの前記被操作部を押さえ付けるために、前記軸芯と交差する向きに延びる規制片を備え、前記駆動手段が発生する駆動力に基づいて、前記規制片が、前記被操作部の移動を許すように変形可能に構成してある構成とすることができる。
このように構成すれば、保持部材を構成する規制片の先端は、エネルギー発生源に極めて近接している被操作部を押さえ付けているので、駆動手段は、規制片の比較的高い曲げ抵抗を有していても駆動手段の前記軸芯に沿った形状に規制片を変形操作することができ、結果的に、リフトアップ装置とフードを十分に常態に保持することができる。
【0014】
前記車両に固定されるベース部材を有し、このベース部材に、前記駆動手段と、前記リンクの前記被操作部の移動方向を前記軸芯に沿った方向に規制する案内手段が設けられている構成とすることができる。
このように構成すれば、車両への取り付けが容易なベース部材と駆動手段とリンクとリンクの案内手段とを一体的に備えたハンドリングの容易なユニットが得られるので、このユニットをベース部材を介して車両へ取り付け、リンクの操作部をフードに枢支連結すれば、リフトアップ装置が完成する。
【0015】
前記案内手段は、前記リンクの前記被操作部に枢支されたピンを案内するために前記ベース部材に形成された長孔からなる構成とすることができる。
このように構成すれば、リンクの被操作部を確実に案内する案内手段を、ピンに応じた適切な幅と長さの長孔をベース部材に形成するという簡単で、量産に適した構成で設けることができる。
【0016】
前記案内手段は、前記リンクの前記被操作部に枢支されたピンを案内するために前記ベース部材に取り付けられたチャンネル材からなる構成とすることができる。
このように構成すれば、リンクの被操作部を確実に案内する案内手段を、ピンに応じた適切な幅を有するチャンネル材をベース部材に固定するという簡単で、リフトアップによってフードの一部が上げられる高さを変更させるなどの生産ラインに応じた調整(ベース部材を変更することなく、長さの異なるリンクとチャンネル材を用いる等の手法を採用)が容易な構成で設けることができる。
【0017】
本発明によるその他の特徴および利点は、以下図面を用いた実施形態の説明により明らかになるであろう。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態の一例について図面に基づいて解説する。
図1は、本発明によるリフトアップ装置100を備えた車両のフロント部を示す。フロント部1には、エンジン2などを収納するエンジンルーム3が設けられており、エンジンルーム3の上面はフード4によって覆われている。そして、エンジンルーム3の後端の上縁部付近に左右一対のリフトアップ装置100が配置されている。
図2に示すように、フード4の後端左右の下面には、一対のフードヒンジ部材4aが固定されており、フード4は、このフードヒンジ部材4aに設けられた横向き軸芯Xを介して、リフトアップ装置100の一部に枢支されている。通常のエンジンルーム3の点検時など(リフトアップ装置100は常態にある)には、フード4はこの後端の横向き軸芯X回りでの揺動を伴って開閉操作される。
【0019】
エンジンルーム3の前端には、フード4の下面に立設された例えばストライカ状の被ロック部材5aと、この被ロック部材5aを係止するためにエンジンルーム3の側に配置されたラッチ5bなどからなるロック機構5が設けられている。
尚、車両のバンパー部には、歩行者などの路上対象物との万一の接触を検知するセンサ50が配置されており、また車両には、センサ50による路上対象物との接触を示す検出信号を受けてリフトアップ装置100を作動させる制御装置(車載されたECU内のCPUなどで構成されている)が設けられている。そこで、必要な時にフード4を上方に跳ね上げるリフトアップ機構は、センサ50と前記制御装置とリフトアップ装置100とによって構成されていることになる。リフトアップ装置100の常態においてフード4は、エンジンルーム3の上面を覆う「閉鎖位置」にあり(図2を参照)、センサ50から出される検出信号に応じてリフトアップ装置100が作動する時は、フード4の前端部がロック機構5によって車体側に係止された状態を維持したまま、主にフード4の後端部が「開放位置」に跳ね上げられる(図3を参照)。
【0020】
リフトアップ装置100は、図4に示すように、車体側に固定されたベース部材6と、ベース部材6に支持されたリンク機構20と、前記制御装置からの指令に応じてリンク機構10を作動させるためにベース部材6に固定されたアクチュエータ30(駆動手段の一例)とを有する。リンク機構20の前方の先端にはフード4の下面に取り付けられたフードヒンジ部材4aが枢支連結されている。
ベース部材6は、図5と図6から理解される様に、前後に長く延びた概して板状の第1取り付け部7aと、第1取り付け部7aからクランク状にステップアップして設けられた第2取り付け部7bと、第1取り付け部7の長手方向の一辺から上方に延びたフランジ部8とからなり、フランジ部8には、フランジ部8の前後方向に関する中央付近で取り付け部7とほぼ平行に延びた長孔状の第1貫通孔9(長孔および案内手段の一例)と、第1貫通孔9よりも後方に位置する円形の第2貫通孔10とが形成されている。第1取り付け部7aと第2取り付け部7bの数箇所には、ベース部材6をボルトその他の締結手段で車体に固定するための幾つかの貫通孔7hが形成されている。
【0021】
リンク機構20は、長尺の主リンク21(リンクの一例)と、比較的短い補助リンク22とからなる。
主リンク21の前端21a(被操作部の一例)は、ベース部材6の第1貫通孔9内を摺動移動するローラピン24に外嵌支持されており、一方、主リンク21の後端21c(操作部の一例)は、フード4のフードヒンジ部材4aに前述の軸芯Xにて連結ピン12aで枢支されている。また、主リンク21は、リフトアップ装置100の常態において、前端21aから所定の角度(例えば30°から35°の範囲内)で斜め上方に直線状に延びた比較的短い(補助リンク22と実質的に同じ長さ)前方部21Fと、前方部21Fの後端からほぼ水平に近い斜め上方の向き(例えば1°から10°の範囲内)に直線状に延びた中間部21Mと、中間部21Mの後端から次第に上向き角度が大きくなる曲線を描いて比較的急激に上方に延びた後方部21Rとを有する。
次に、補助リンク22の前端22a(第1端の一例)は、主リンク21の前方部21Fと中間部21Mとの境界に位置する中間連結部21bに連結ピン12bで枢支されている。また、補助リンク22の後端22b(第2端の一例)はベース部材6の第2貫通孔10に連結ピン12cで回動自在に枢支されている。尚、ベース部材6の第2貫通孔10は第1貫通孔9の軸芯の延長線上に配置されている。
【0022】
尚、図7と8に示すように、ローラピン24には、ヘッド部24a、ヘッド部24aから延在する比較的細いネック部24b、ネック部24bから延在する最も大径の大径部24c、大径部24cから延在する中位の径の摺動部24d、及び、摺動部24dから延在する比較的細い雄ネジ部24eが一体形成されている。雄ネジ部24eはネック部24bとほぼ同一の外径を有し、摺動部24dは大径部24cとネック部24bの中間的な外径を有する。図10に示すように、リンク機構20の組立て前には、ヘッド部24aは未だ形成されておらず雄ネジ部24eと同じ外径のネック部24bが端部に位置している。リンク機構20の組立て時に、雄ネジ部24eと反対側のネック部24bに対して先ず主リンク21の前端21aが外嵌され、次に大径部24cと同一外径の円筒状の小ディスク25がスペーサ状に外嵌され、両部材の抜止めとしてネック部24bの先端が「かしめ」加工により押し潰され、大径のヘッド部24aが形成される。
大径部24cは第1貫通孔9の幅を十分に超える外径を有する。そして、主リンク21の前方部21Fを間に挟んだ状態で配置されている大径部24cと小ディスク25との各周面が、下記のアクチュエータ30からの出力を直接受ける2つの被操作部として働く。また、ローラピン24は、摺動部24dがベース部材6の第1貫通孔9内を摺動移動するように係入され、大径部24cの一方の端面の一部がベース部材6の第1貫通孔9周縁部に対向するように、雄ネジ部24eから第1貫通孔9内に挿通され、雄ネジ部24eに後述するナット27を螺着することで、スプリングワッシャ26を介して、ベース部材6に取り付けられる。
【0023】
アクチュエータ30は、ここではガスジェネレータ式のものを用いており、ベース部材6の第2取り付け部7bに固定されたシリンダ状の本体部30aと、本体部30a内に設けたイグナイタによる点火で発生するガスの圧力に基づいて本体部30aからアクチュエータ30の軸芯Yに沿って直線状に突出作動可能なピストン状の駆動部30bとを備えている。駆動部30bの移動軌跡(軸芯Yと一致する)は、ベース部材6の長孔状の第1貫通孔9と平行に延びており、特に、側面視では互いにほぼ完全に重なり合った位置にあり、平面視においても、極めて近接して位置している。
駆動部30bには、側面視で互いに間隔(主リンク21の厚さとほぼ一致する間隔である)を空けて重なり合っている2対の板状の操作片31が枢支連結されており、操作片31の後端には、ローラピン24の2つの被操作部24c,25を受け入れる半円形の凹部31aが形成されている。
【0024】
アクチュエータ30が作動すると、アクチュエータ30の駆動部30bは左右一対の操作片31を介して、操作片31の半円形の凹部31aに係入されるローラピン24の大径部24cと小ディスク25、及び、大径部24cと小ディスク25との間に位置する主リンク21の前端21aを後方に押し出す。このように、アクチュエータ30の駆動部30bに左右一対の操作片31を設け、主リンク21の前端21aの左右両側に操作片31を受ける2つの被操作部24c,25を設けることで、主リンク21の前端21aを押し出す駆動力が主リンク21に対する「片持ち」状になることが抑制されている。
補助リンク22は、(アクチュエータ30の作動による)ローラピン24と主リンク21の前端21a(被操作部)の後方への移動に基づく、主リンク21の後端21c(操作部)の移動軌跡を特定することによって、アクチュエータ30の作動に基づく主リンク21の後端21cの後方移動によってフード4自身が後方に移動することを防止するために設けられている。これによって、フードの「開放位置」への上昇が確実に行われると同時に、エンジンルーム3の前端に設けられたロック機構5(フード4側の被ロック部材5aとエンジンルーム3側のラッチ5bとからなる)に過剰な負荷が掛けられずに済む。
フード4の「閉鎖位置」において、主リンク21の前方部21Fは、主リンク21の前端21a(被操作部)からアクチュエータ30の軸芯Yに対して斜め上方に延設されているので、アクチュエータ30の操作片31が後方に押し出されると、主リンク21はアクチュエータ30の軸芯Yに対する傾斜角度を増す方向に立ち上がって行き、フード4を図3と図5に示す「開放位置」まで上昇させる。
言い換えれば、主リンク21の前端21a(被操作部)がアクチュエータ30の駆動部30bから受ける操作力の、軸芯Yと平行で主リンク21の前端21aから後端21c(操作部)側を向いた成分は、フード4の「閉鎖位置」において最大であり、フード4の「開放位置」への切り換えに応じて、前記成分は次第に減少し、同時に、主リンク21の前記中間連結部21bは軸芯Yから遠ざかるように構成されている。
また、アクチュエータ30には、駆動部30bをシリンダ状の本体部30aから最大量で突出した状態でロックするための機械的なロック機構(不図示)が設けられている。この駆動部30bがロックされた状態において、ローラピン24は駆動部30bの半円形の凹部31aと第1貫通孔9の後端との間に係止されるように貫通孔9の長さが決められているので、この駆動部30bのロック状態においてローラピン24が駆動部30bの半円形の凹部31aから大きく離間しない。従って、フード4の「上昇位置」は、第1貫通孔9の後端の位置によって一定に定められる。
尚、リンク機構20を駆動操作するアクチュエータとしては、上記の形式のものに限らず、例えば電気エネルギーや磁気エネルギー、油圧、圧縮空気など他の動作原理に基づくものを用いても良い。
【0025】
図4、図7及び図8に示すように、リフトアップ装置100には、フード4を前記常態に仮止めする保持プレート40(保持部材の一例)が設けられている。保持プレート40はステンレス鋼等の金属製の平面状を呈した板状部材であり、矩形の第1端40aと、環状の第2端40bとを備え、第1端40aと第2端40bとは、第1端40aに比して十分に小さな(数分の一など)断面積を備えた細い易破断部40pによって一体的に連結されている。矩形の第1端40aは溶接や接着によってベース部材6のフランジ部8に固定される平坦な面を備えている。また、環状の第2端40bは、ローラピン24の雄ネジ部24eに外嵌され、スプリングワッシャ26とナット27によって、ローラピン24の摺動部24dの端面に押付け固定されている。
尚、図7と図8に示すように、ローラピン24の摺動部24dは、ベース部材6の第1貫通孔9の周縁部よりも僅かに厚く形成されているので、僅かなクリアランスh(1mm未満)が設けられ、これによって、保持プレート40が破断された後の摺動部24dの長孔9内での自由な摺動性を確保している。
【0026】
さらに、図7に示すように、ベース部材6のフランジ部8のうち保持プレート40の第1端40aが固定される前端付近の部位は、板金プレス加工などで、長孔9を備えた隣接部位に対して内側(ローラピン24の雄ネジ部24eが配置される側)に僅かに変位配置され(変位量は前記クリアランスhとほぼ同一の1mm未満)、フランジ部8が全体として平面視でクランク状を呈している。その結果、リフトアップ装置100の常態においては、平面状の保持プレート40の少なくとも環状の第2端40bは、ベース部材6の面(長孔9の周縁部位に相当する)から僅かながら離間した状態で配置される。すなわち、前記クリアランスに基づいて、保持プレート40が破断後の摺動部24dの長孔9内での自由な摺動性を確保しながらも、同時に、ローラピン24の大径部24cが、保持プレート40(特に保持プレート40の易破断部40p)の有する剛性に基づいてフランジ部8の外側面に押付けられることで、ローラピン24及び主リンク21の前端21aの左右方向(図6の軸芯Yと交差する方向)に関するガタツキが合理的に抑制されている。
保持プレート40は易破断部40pがアクチュエータ30の軸芯Yにほぼ沿った状態に設けられているので、アクチュエータ30が駆動力を発生すると、保持部材40は実質的に引っ張り力のみによって(曲げ応力の成分を実質的に含むことなく)易破断部40pで破断され、第1端40aと第2端40bとはアクチュエータ30の軸芯Yに沿って分離される。その結果、フード4は、常態としての閉鎖位置から、フード4の後端が前記閉鎖位置より所定量(例えば5cmから10cmなど)持ち上げられた開放位置に切り換えられ、フード4の下面とエンジンの間に上下方向の空間が確保される。
【0027】
〔別実施形態〕
<1>図11と図12に例示する別の実施形態(第2の実施形態)によるリフトアップ装置102では、最初の実施形態に対して、保持プレート140は、矩形の第1端140aと、半環状の第2端140bとを備えているが、第1端40aと第2端40bとの間に易破断部のようなものは設けられていない、等の点のみで異なる。保持プレート140はやはりステンレス鋼等の金属製の平面状を呈した板状部材であり、矩形の第1端140aは溶接や接着によってベース部材6のフランジ部8に固定される平坦な面を備えている点は最初の実施形態と共通である。また、図12(イ)に示すように、半環状の第2端140bは、ローラピン24の雄ネジ部24eのほぼ半周を前方側から包囲し、その半環状を呈する周縁部の僅かな領域140cを介して、スプリングワッシャ26とナット27によって、ローラピン24の摺動部24dの端面に比較的強固に締め付け固定されている。
保持プレート140はアクチュエータ30の軸芯Yにほぼ沿った状態に設けられているので、アクチュエータ30が駆動力を発生すると、保持部材140の半環状の第2端140bは、図11と図12(ロ)に示すように、実質的に引っ張り力のみによって(曲げ応力の成分を実質的に含むことなく)スプリングワッシャ26とローラピン24の摺動部24dとの間から滑り抜け、その結果、図12(ロ)の矢印が示すように、ローラピン24と主リンク21の前端21aとが一体的に後方に勢い良く押し出され、フード4は、常態としての閉鎖位置から、フード4の後端が前記閉鎖位置より所定量持ち上げられた開放位置に切り換えられる。
【0028】
尚、第2の実施形態の変形例として、保持部材140の第2端の先端部どうしが互いにより近接し、ローラピン24の雄ネジ部24eの外径を十分に下回る間隔を有する構成としても良い(言い換えれば、後端の一箇所で切れたほぼ環状の第2端が、ローラピン24の雄ネジ部24eの半周以上を前方側から包囲する形になる)。この場合は、スプリングワッシャ26とナット27などによる、ローラピン24の摺動部24dの端面への強固な締め付けは不要となる。アクチュエータ30が駆動力を発生すると、これら保持部材140の第2端の先端部が、ローラピン24の雄ネジ部24eの抜け出しを許すまで外向きに変形する。
【0029】
<2>図13と図14に例示する別の実施形態(第3の実施形態)によるリフトアップ装置103では、最初の実施形態に対して、ベース部材106にステンレス製の断面C字状のチャンネル材116(案内手段の一例)が固定されており、このチャンネル材116から互いに平行に横向きに延びた一対の部位116aが、主リンク21の前端21aの孔に挿通されたローラピン124を案内するための案内手段として(長孔の代わりに)用いられている、等の点で異なる。
リフトアップ装置103の組立て前の状態におけるローラピン124(不図示)は、最も細いネック部124b、ネック部124bから延在する中間部124c、中間部124cの更に下方から延在する大径部124dとを備える。組立て時には、短い摺動スリーブ125が中間部124cに回転可能に外嵌され、次に、ネック部124bにスペーサ126が外嵌され、更に主リンク21の前端21aが回動自在に外嵌され、これら両部材の抜止めのためにネック部124bの先端が「かしめ」加工により押し潰され、図15に示す大径のヘッド部124aが形成される。従って、実際には、ローラピン124に取り付けられた摺動スリーブ125の周面が、チャンネル材116の部位116aによって摺動案内される。ローラピン124の大径部124dの端面はチャンネル材116の底部面116cと対向した状態を維持している。尚、ローラピン124のチャンネル材116に対するより円滑な移動を可能にするために、ローラピン124とチャンネル材116の底部面116cとの間には僅かなクリアランスが保持されるように構成しても良い。
【0030】
また、ここでは、チャンネル材116の底部の一部に後方向きのコの字状の切り込み(不図示)が加えられ、切り込みで形成された半島状部位が、図14(イ)に示すように、アクチュエータ40の軸芯Yと直交して交差するように横向きに曲げ加工されることで、アクチュエータ30の駆動部30bを押さえ付ける規制片240(保持部材の一例)を構成している。アクチュエータ30が発生する駆動力に基づいて、規制片240はローラピン124の摺動スリーブ125によって、図14(ロ)に示すように、軸芯Yにほぼ沿った形状240′(曲げ加工される前の切り込みが加えられた状態に類似)に押し伸ばされ、アクチュエータ30の駆動部30bとローラピン124の後方への移動が可能になる。この実施形態では、フード4の「上昇位置」は、ローラピン124の後方における移動範囲を規制するようにチャンネル材116の底部の後方に取り付けられたストッパ117によって一定に定められる。
【0031】
<3>ガスジェネレータ式のアクチュエータ40の代わりに、他の駆動手段を用いても良い。他の駆動手段の例としては、コンプレッサーで発生させた圧縮空気に基づくシリンダ方式、圧縮バネ式、油圧式などが考えられる。これらの駆動手段もベース部材6に固定されることが望まれるが、必ずしもこの構成に限られず、リンク機構のみがベース部材6に設けられ、駆動手段は車両の任意の部位に固定されても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両のフロント部を示す斜視図
【図2】フードが閉鎖位置にある時の車両のフロント部を示す側面図
【図3】フードが開放位置にある時の車両のフロント部を示す側面図
【図4】フードが閉鎖位置にある時のリフトアップ装置を示す側面図
【図5】フードが開放位置にある時のリフトアップ装置を示す側面図
【図6】リフトアップ装置(フードは閉鎖位置にある)を示す平面図
【図7】図4のリフトアップ装置の一部を示す平面図
【図8】図4のリフトアップ装置の一部を示す正面図
【図9】図4のリフトアップ装置の保持プレートの作用を示す側面図
【図10】図4のリフトアップ装置の一部を示す分解斜視図
【図11】第2実施形態によるリフトアップ装置の一部を示す平面図
【図12】図11のリフトアップ装置の保持プレートの作用を示す側面図
【図13】第3実施形態によるリフトアップ装置の一部を示す側面図
【図14】図13のリフトアップ装置の一部を示す平面図
【図15】図13のリフトアップ装置の一部を示す正面図
【符号の説明】
1 フロント部
2 エンジン
3 エンジンルーム
4 フード
5 ロック機構
50 センサ
100 リフトアップ装置
30 アクチュエータ(駆動手段)
6 ベース部材
8 フランジ部
9 長孔(案内手段)
10 第2貫通孔
20 リンク機構
21 主リンク
21a 被操作部
21b 中間連結部
21c 操作部
22 補助リンク
24c 大径部(被操作部)
25 小ディスク(被操作部)
40 保持プレート(保持部材)
40a 第1端
40b 第2端
40p 易破断部
116 チャンネル材(案内手段)
140 保持プレート(保持部材)
240 規制片(保持部材)

Claims (9)

  1. 駆動部が直線状の軸芯に沿って操作される駆動手段と、前記駆動部から受ける操作力によって、車両のフードを常態としての閉鎖位置から、フードの少なくとも一部が前記閉鎖位置より所定量上昇した開放位置に切り換えるリンク機構と、前記フードを前記閉鎖位置に仮止めする保持部材とを備えるリフトアップ装置であって、
    前記リンク機構は前記駆動手段の前記軸芯に沿って操作される被操作部と前記フードに連結された操作部とを備えたリンクを有し、前記保持部材は前記リンクの前記被操作部を固定するように設けられているリフトアップ装置。
  2. 前記保持部材は前記車両側の固定箇所に固定された第1端と、前記リンクの前記被操作部に連結された第2端とを備え、前記駆動手段が発生する駆動力に基づいて、前記保持部材の前記第1端と前記保持部材の第2端とは前記軸芯に沿って破断分離される請求項1に記載のリフトアップ装置。
  3. 前記保持部材の前記第1端と前記第2端との間に易破断部が設けられている請求項2に記載のリフトアップ装置。
  4. 前記保持部材は前記車両側の固定箇所に固定された第1端と、前記リンクの前記被操作部に仮止めされた第2端とを備え、前記駆動手段が発生する駆動力に基づいて、前記保持部材の前記第2端が前記被操作部から分離される請求項1に記載のリフトアップ装置。
  5. 前記第2端は前記被操作部に前記軸芯と交差する方向からの締め付け固定によって仮止めされている請求項4に記載のリフトアップ装置。
  6. 前記保持部材は、前記リンクの前記被操作部を押さえ付けるために、前記軸芯と交差する向きに延びる規制片を備え、前記駆動手段が発生する駆動力に基づいて、前記規制片が、前記被操作部の移動を許すように変形可能に構成してある請求項1に記載のリフトアップ装置。
  7. 前記車両に固定されるベース部材を有し、このベース部材に、前記駆動手段と、前記リンクの前記被操作部の移動方向を前記軸芯に沿った方向に規制する案内手段が設けられている請求項1から6のいずれか1項に記載のリフトアップ装置。
  8. 前記案内手段は、前記リンクの前記被操作部に枢支されたピンを案内するために前記ベース部材に形成された長孔からなる請求項7に記載のリフトアップ装置。
  9. 前記案内手段は、前記リンクの前記被操作部に枢支されたピンを案内するために前記ベース部材に取り付けられたチャンネル材からなる請求項7に記載のリフトアップ装置。
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