JP2004352068A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】フィルター断面が変形していても効率的に表面に堆積した塵埃を除去できるダクトボックスを備えた空気調和機を提供することを目的とする。
【解決手段】上下に分割された上部ボックス11aと下部ボックス11bとからなるダストボックス11に、底面壁の後端側から順次、基台と、同基台に植設されたブラシと、同基台を支持するとともに上方に付勢するスプリング14aとからなる第一ブラシ14と、同様の構成によりスプリング15aにより支持される第二ブラシ15と、スプリング16aにより支持される第三ブラシ16と、スプリング18aにより支持される第四ブラシ18とを夫々ブラシ高さが異なるように設けるとともに、上部ボックス11aにも同様にして高さの異なるブラシを配設する。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フィルターを清掃するダストボックスを備えた空気調和機に関わり、より詳細にはダストボックス内でブラシの接触圧を均等にした構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の空気調和機も基本的な構成は本願と同一であるので、図2を用いて説明する。図2で示す空気調和機は、ベース1と下部パネル2と上部パネル3とで本体を構成し、同本体の上面に吸込口4を設けるとともに、下面前部に風向偏向板5aを備えた吹出口5を設けている。前記吸込口4と前記吹出口5とを結ぶ空気通路には後方に傾斜した前部熱交換器6aと前方に傾斜した後部熱交換器6bとからなり逆V字状に形成された熱交換器6と、同熱交換器6により熱交換された空気を室内に送出する送風ファン7とが設けられている。
【0003】
前記吸込口4の裏面には、枠部と網部とを樹脂材により一体に形成され、吸込まれた空気に含有される塵埃を補集、吸着すフィルター10が装着され、本体の内部前方には前記フィルター10が通過する通過口を前後に備えたダストボックスが設けられている。
【0004】
前記ダストボックス30は、図5(A)で示すように、後端側に通過口30aを、前端側に通過口30bを開口し、内部に上下一対にブラシ31とブラシ32とを備えている。前記ブラシ31はスプリング31aにより上方に押圧され、前記ブラシ32はスプリング32aにより下方に押圧されるようになっており、フィルター10はこれらに挟圧されながら通過することにより、表面に堆積した塵埃をかき採られるようになっている。
【0005】
しかしながら、前記フィルター10は薄肉の樹脂材により枠部と網部とを一体に形成するため、射出成型時における樹脂材の収縮歪みが残存する場合があり、図5(B)で示すように、前記フィルター10の断面が波形状に変形したり、あるいは複数の起伏を生じる場合がある。このような場合、前記ブラシ31あるいは前記ブラシ32のいずれかが前記フィルター10に非接触となったり、あるいは接触圧が弱くなり、表面に堆積した塵埃を適切に清掃できなくなるというような不具合が生じる虞があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記問題点に鑑み、射出成型時の収縮歪みが残存してフィルターが波形状に変形したとしても、ダクトボックスに設けられたブラシが適切に表面に堆積した塵埃を〓採れるようにして集塵効率を向上させた空気調和機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するため、吸込口と吹出口とを備えた本体内に熱交換器と送風ファンとを設け、前記吸込口の裏面に前後摺動自在にフィルターを設けるとともに、同フィルターが通過する通過口を備える一方、その内部に相対向するように除塵用ブラシを設けたダストボックスとからなる空気調和機において、前記ブラシを前記フィルターが通過する方向に沿って複数配設する一方、夫々のブラシの高さ位置を変えてなるようにした構成となっている。
【0008】
また、前記ブラシが前記ダストボックスの内壁面に取付けられたスプリングにより支持されてなる構成となっている。
【0009】
また、前記ダストボックスが上下に分割された上部ボックスと下部ボックスとからなり、後端と前端とにスリット状の前記通過口を夫々形成してなる構成となっている。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいた実施例として詳細に説明する。
図1は本発明による空気調和機がフィルターを前面に引き出した状態を示す斜視図であり、図2は本体の断面図である。図3はダクトボックスの断面図であり図4はフィルターが同ダクトボックスを通過する状態を示す断面図である。
本発明による空気調和機は、図1及び図2で示すように、壁面に据付けられるベース1と、同ベース1の上面前部に装着され前端から後端近傍に至り吸込口4を形成した上部パネル3と、下面前部に装着され複数の風向偏向板5aを備える吹出口5を形成した下部パネル2とで本体を構成している。
【0011】
前記吸込口4と前記吹出口5とを結ぶ空気通路には後方に傾斜した前部熱交換器6aと前方に傾斜した後部熱交換器6bとからなり逆V字状に形成された熱交換器6と、同熱交換器6により熱交換された空気を室内に送出する送風ファン7とが設けられ、又前記前部熱交換器6aと前記後部熱交換器6bの下方には、これらから滴下する凝縮水を受ける露受皿8が設けられている。
【0012】
前記吸込口4の裏面には、枠部と網部とを樹脂材により一体に形成したフィルター10が装着され、又本体の前縁には同フィルター10が挿脱自在となるようにスリット状の挿脱口9が下方に向けて開口されている。本体内には同挿脱口9に臨むように前記フィルター10が通過する通過口を前後に備え、その表面に堆積した塵埃をかき採ることにより清掃を行うダストボックス11が設けられるとともに、その下部には前記フィルター10を前後に駆動する駆動装置12が設けられている。
【0013】
前記ダストボックス11は、図3で示すように、上下に分割された上部ボックス11aと下部ボックス11bとからなり、後端側にスリット状の後部通過口11cが、前端側に同様にスリット状の前部通過口11dが形成されている。前記下部ボックスには、底面壁の後端側から順次、基台と、同基台に植設されたブラシと、同基台を支持するとともに上方に付勢するスプリング14aとからなる第一ブラシ14と、同様の構成によりスプリング15aにより支持される第二ブラシ15と、スプリング16aにより支持される第三ブラシ16と、スプリング18aにより支持される第四ブラシ18とが設けられており、ブラシ高さには夫々高低差が設けられている。
【0014】
前記上部ボックス11aの内壁面には、前記第三ブラシ16に対応するように、基台と、同基台に植設されたブラシと、同基台を支持するとともに下方に付勢するスプリング17aとからなる第五ブラシ17と、前記第四ブラシ18に対応するようにスプリング19aに支持された第六ブラシ19が設けられている。
【0015】
前記下部ボックス11bに設けられた前記第一ブラシ14の高さは、他のブラシの高さより最も低くなるように設定され、次に、前記第二ブラシ15が高くなるように設定されている。前記第三ブラシ16は他のブラシより最も高くなるように設定され、前記第四ブラシ18の高さは、第二ブラシ15と第三ブラシ16との中間となるように設定されている。前記上部ボックス11aに設けられた第五ブラシ17は前記第六ブラシ19に比較して、前記上部ボックス11aの内壁面からの高さが低くなるように設定されている。
【0016】
前記駆動装置12は、上面が開放された方形状の筐体12aと、同筐体12a内に収納された駆動部とからなり、同駆動部は前記筐体12a内に固定され回転軸にピニオン歯車22を嵌着した駆動モータ23と、前記ピニオン歯車22に歯合する大径の第一歯車21と、同第一歯車21に歯合するとともに、前記フィルター10の裏面に形成された直線状のラックと歯合する小径の第二歯車20とから構成されている。
【0017】
次に、動作について説明する。前記フィルター10に堆積した塵埃を清掃する際は、前記駆動装置12により前記フィルター10を摺動させて前記挿脱口10aから本体の前面側に引き出す。図4で示すように、前記後部通過口11cから前記前部通過口11dに向かって移動する前記フィルター10断面が波形状に変形していたとしても、夫々高さの異なるブラシのいずれかに前記フィルター10の表面が接触し、又接触する面圧が異なることより、表面に堆積した塵埃を効率的にかき採るようになっており清掃性の向上をはかれるようになっている。また、これにより前記フィルター10がたとえ変形していなくても接触圧の均等化をはかることにより清掃効率を向上させることができるようになっている。清掃が完了したら前記駆動装置12により前記フィルター10を再び本体内に収納する。
【0018】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によると、ダストボックス内に高さの異なるブラシを順次前後して配設することにより、フィルター断面が波形状に変形していたとしても、夫々高さの異なるブラシのいずれかにフィルターの表面が接触し、又接触する面圧が異なることより、表面に堆積した塵埃を効率的に〓採るようになっている。又フィルターが変形していなくても接触する面圧の差により清掃効率を向上させる空気調和機とすることができるようになっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和機の斜視図である。
【図2】本発明による空気調和機の断面図である。
【図3】本発明による空気調和機に設けられたダクトボックスの断面図である。
【図4】フィルターが清掃される状態を示す断面図である。
【図5】(A)は従来のダクトボックスを示す断面図である。
(B)はフィルターが清掃される状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ベース
2 下部パネル
3 上部パネル
4 吸込口
5 吹出口
5a 風向偏向板
6 熱交換器
6a 前部熱交換器
6b 後部熱交換器
7 送風ファン
8 露受皿
9 挿脱口
10 フィルター
10a 把手
11 ダクトボックス
11a 上部ボックス
11b 下部ボックス
12 駆動装置
13 接続具
14 第一ブラシ
14a スプリング
15 第二ブラシ
15a スプリング
16 第三ブラシ
16a スプリング
17 第五ブラシ
17a スプリング
18 第四ブラシ
18a スプリング
19 第六ブラシ
19a スプリング
20 第一歯車
21 第二歯車
22 ピニオン歯車
23 駆動モータ

Claims (3)

  1. 吸込口と吹出口とを備えた本体内に熱交換器と送風ファンとを設け、前記吸込口の裏面に前後摺動自在にフィルターを設けるとともに、同フィルターが通過する通過口を備える一方、その内部に相対向するように除塵用ブラシを設けたダストボックスとからなる空気調和機において、
    前記ブラシを前記フィルターが通過する方向に沿って複数配設する一方、夫々のブラシの高さ位置を変えてなるようにしたことを特徴とする空気調和機。
  2. 前記ブラシが前記ダストボックスの内壁面に取付けられたスプリングにより支持されてなることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記ダストボックスが上下に分割された上部ボックスと下部ボックスとからなり、後端と前端とにスリット状の前記通過口を夫々形成してなることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
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JP2011075229A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Daikin Industries Ltd 空気調和装置の室内ユニット
JP5197851B2 (ja) * 2009-09-01 2013-05-15 三菱電機株式会社 空気調和装置用の除塵装置
JP2015121339A (ja) * 2013-12-20 2015-07-02 三菱重工業株式会社 空気調和機のエアフィルタ清掃機構
JP2017020662A (ja) * 2015-07-07 2017-01-26 ダイキン工業株式会社 空調室内機

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