JP2004348128A - 電子写真印刷のためのロール - Google Patents
電子写真印刷のためのロール Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004348128A JP2004348128A JP2004147494A JP2004147494A JP2004348128A JP 2004348128 A JP2004348128 A JP 2004348128A JP 2004147494 A JP2004147494 A JP 2004147494A JP 2004147494 A JP2004147494 A JP 2004147494A JP 2004348128 A JP2004348128 A JP 2004348128A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- rib
- ribs
- wall
- fuser
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/20—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
- G03G15/2003—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
- G03G15/2014—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
- G03G15/2053—Structural details of heat elements, e.g. structure of roller or belt, eddy current, induction heating
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
Abstract
【課題】軽量でかつ耐久性に優れた、電子写真印刷のための融着ロールを提供する。
【解決手段】電子写真式印刷の融着工程において使用されるロール10であって、円筒表面12を形成する外壁を有する。そのロールの内表面には、1つ以上の螺旋リブ14が形成され、ロール構造を補強する。リブは、外壁と一体的に形成されてもよいし、あるいは接着剤で内表面に接着されてもよい。
【選択図】図3
【解決手段】電子写真式印刷の融着工程において使用されるロール10であって、円筒表面12を形成する外壁を有する。そのロールの内表面には、1つ以上の螺旋リブ14が形成され、ロール構造を補強する。リブは、外壁と一体的に形成されてもよいし、あるいは接着剤で内表面に接着されてもよい。
【選択図】図3
Description
本発明は、電子写真式および他のタイプの印刷の融着行程において使用されるロールに関する。
融着装置の設計において、システムの全体的な熱分布特性は、重要な関心事である。一般的に、融着ニップ(間隙)に向けて熱が効果的に分布する効率的なシステムは、軽量で、通常は比較的薄い外壁を有する融着ロールを設けることで実現されることが知られている。そのような軽量の融着ロールの周知の欠点は、耐久性である。融着ロールがより軽量であると、より早く摩滅または損傷しやすい。
下記特許文献1には、ロールの内側に位置する一連の長手方向リブを用いて薄い外壁を補強した融着ロールが開示される。
下記特許文献2には、ロールの内側に位置する一連の剛直円形プレートを用いて薄い外壁を補強した融着ロールが開示される。
下記特許文献3には、ロールの内側に位置する一連の長手方向リブを用いて薄い外壁を補強した裏当ロールが開示される。長手方向リブは、ロールの中心車軸に向かって延伸する。
本発明の一態様によれば、印刷シートに印字材料を融着するのに有用なロールが提供される。そのロールは、円筒外表面を構成する外壁と、内表面とを有する。その内表面に、少なくとも1つのリブが設けられ、そのリブは螺旋構造を有する。
本発明の別の態様によれば、印刷シートに印字材料を融着するのに有用なロールが提供される。そのロールは、円筒外表面を構成する外壁と、内表面とを有する。その内表面に、少なくとも1つの溝が設けられ、その溝は螺旋構造を有する。
本発明のさらなる態様によれば、第1のロールと第2のロールとを有し、シートが通過するニップがそれらのロール間に形成される、印刷装置が提供される。少なくとも一方のロールが、円筒外表面を構成する外壁と、内表面とを有する。その内表面に、少なくとも1つのリブが設けられ、そのリブは螺旋構造を有する。
図1は、融着器を用いるプリンタの簡略立面図である。本図において、プリンタ100は基本的に静電式または電子写真式であるが、融着器は、他のタイプのプリンタ内で使用される場合もある。プリンタ100ではシートを、スタック102から引き出し、回転する感光体104に接触させることで、印字材料をイメージの形状にてシート上に転写する。電子写真式処理によってそのようなイメージを得る手順は、一般的に周知である。感光体104から離れた後に各シートは、ローラ10の間に形成されるニップを通過する。複数のローラ10を組み合わせて、融着器106が形成される。融着器106で印加される熱および圧力の組み合わせによって、トナーなどの定着されていない印字材料が、シート上で部分的に溶融し、シート上に永久的イメージを形成する。その後、シートはトレー108に送出される。
図2は、融着器において有用なロールの端面立面図である。本実施形態の目的において、図示するロール10は、融着ロール(シートのイメージ形成面に面し、通常は内部加熱要素を含む)あるいは裏当ロール(融着ロールと協働してニップを形成する)であることが可能である。図示するようにロール10は、壁部を構成する円筒外表面12と、内表面とを有する。内表面には、いくつものリブ14が設けられている。リブ14は、それらの間に位置する溝16によって画定または分離されていると説明できる。本実施形態では、リブ14は、円筒表面12の軸線、すなわち中心に向かって延びている。
図3は、図2に示すロールの簡略斜視図であって、リブ14の構造を表す。図からわかるとおり各リブ14は、ロール10の有効全長に沿って、螺旋状または渦状に形成されている。実施形態によっては、個々のリブ14が、円筒表面の有効全長にわたって延び、一方でロール円周方向に少なくとも半周するようにねじれ角が付けられている場合もある。さらに、円周方向に1周に及ぶようにしてもよい。
図3で符号14で示すような螺旋リブは、ロール10の構造的安定性に貢献するので、それによって比較的軽量なロールを容易に形成でき、融着ロールの場合には、望ましい熱分布特性を実現できる可能性がある。リブ14が螺旋状であることによって、リブ14は、ロール10の円周方向および長手方向の両方に沿って、構造的補強に貢献できる。それとは対照的に、たとえば上記米国特許第4,348,579号では、内部リブが単に長手方向に延伸するため、円板状の補強部材をさらに設けることが望ましくなってしまう。
ロール10の内部表面に螺旋リブ14を設けるには、数々の手法が存在する。1つの手法では、ロールを作成するための材料(プラスチックなど)を、図2に示すような断面形状を有する開口部内に通過させて押し出し成形し、その押し出し成形工程中に、送出されるロール10を回転させることで、外壁と一体的に形成された螺旋リブが得られる。代替案では、滑らかな内表面および厚い壁を有する初期ワークを用意し、銃身の施条と同様の手法で溝16を切削し、上記と同じく、外壁と一体的な螺旋リブ14を残す。さらなる代替案では、金属ワイヤまたはプラスチックなどのコイルを1つまたは複数、ロール10の内表面に接着剤などで固く取り付けることによって、14のような螺旋リブを単数または複数設ける。
図4に示すような他の実施形態では、ロール10の軸線におけるスリーブを意味する「車軸スリーブ」18と呼べるものが設けられる。車軸スリーブ18を貫通して、車軸(図示せず)を延伸させることが可能である。この実施形態では各リブ14は、車軸スリーブ18まで延伸すると同時に、図3に示すような螺旋形状でもある。また、図4に示すが本明細書に記載する実施形態のいずれにも適用できるとおり、外側スリーブ20を設けることが可能である。外側スリーブ20は、ロール10の外表面として取り付けられる。外側スリーブ20は、特定の使用状況に応じていずれの好適な性質を有するものであってもよい。それらの性質とはたとえば、特定の摩擦係数、弾性、熱伝導性などである。
図5に示す別の実施形態では、結果として「交差する」2セットの螺旋リブ14が設けられ、隣接するリブとの組み合わせでネット状構造が形成される。そのような実施形態では、1セットのリブ14のセットを押し出し成形で形成し、それに交差する逆方向の螺旋状リブのセットを、外部から形成して取り付けることができる。代替案としては、ロール10の内表面を2方向に施条したかのように、2セットの交差する溝16を設けてもよい。
10 ロール、12 円筒表面、14 リブ、16 溝、18 車軸スリーブ、20 外側スリーブ。
Claims (8)
- 印刷シートに印字材料を融着するのに有用なロールであって、
円筒外表面を構成する外壁と、内表面と、を有し、
前記内表面に、螺旋構造を有するリブが少なくとも1つ設けられた、
ロール。 - 請求項1に記載のロールにおいて、前記リブが、前記ロールの有効全長に延伸し、一方前記ロールの円周方向に少なくとも半周に及ぶ、ロール。
- 請求項1に記載のロールにおいて、前記リブが、前記ロールの有効全長に延伸し、一方前記ロールの円周方向に少なくとも1周に及ぶ、ロール。
- 請求項1に記載のロールにおいて、螺旋構造を有するリブが少なくとも4つ、前記内表面に設けられた、ロール。
- 請求項1に記載のロールにおいてさらに、前記ロールの軸の近傍に車軸スリーブが設けられ、前記リブが前記車軸スリーブまで延伸する、ロール。
- 請求項1に記載のロールにおいて、前記少なくとも1つのリブが第1の向きにねじれた螺旋構造を有し、さらに、前記第1の向きと逆の第2の向きの螺旋構造を有する第2のリブが設けられた、ロール。
- 請求項1に記載のロールにおいて、前記リブが前記外壁と一体的に形成されるロール。
- 請求項1に記載のロールにおいて、
前記少なくとも1つのリブが第1の方向への向きにねじれた螺旋構造を有し、さらに、前記第1の向きと逆の第2の向きの螺旋構造を有する第2のリブが設けられ、
前記第1のリブが前記外壁と一体的に形成され、前記第2のリブが前記内表面に接着剤で接着された、
ロール。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US10/441,566 US20040234306A1 (en) | 2003-05-20 | 2003-05-20 | Fuser roll for xerographic printing having spiral support ribs |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004348128A true JP2004348128A (ja) | 2004-12-09 |
Family
ID=33450022
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004147494A Withdrawn JP2004348128A (ja) | 2003-05-20 | 2004-05-18 | 電子写真印刷のためのロール |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20040234306A1 (ja) |
JP (1) | JP2004348128A (ja) |
CN (1) | CN1573606A (ja) |
BR (1) | BRPI0401794A (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100700978B1 (ko) * | 2005-10-06 | 2007-03-29 | 삼성전자주식회사 | 화상형성장치 및 프레싱롤러장치 |
JP2008169041A (ja) * | 2006-12-13 | 2008-07-24 | Kyocera Mita Corp | 用紙分離装置、定着装置、用紙搬送装置及び画像形成装置 |
CN101975331B (zh) * | 2010-09-06 | 2013-10-09 | 李冰丽 | 用作定影辊或传动轴主体的铝合金管材及其制作方法 |
US8714725B2 (en) | 2011-11-10 | 2014-05-06 | Xerox Corporation | Image receiving member with internal support for inkjet printer |
US11299332B2 (en) | 2016-03-10 | 2022-04-12 | The Procter & Gamble Company | Packages with raised portions |
US11261003B2 (en) | 2016-03-10 | 2022-03-01 | The Procter & Gamble Company | Package with raised portions |
US11299325B2 (en) | 2016-03-10 | 2022-04-12 | The Procter & Gamble Company | Packages with raised portions |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BE736709A (ja) * | 1968-10-24 | 1969-12-31 | ||
US4348579A (en) * | 1979-06-28 | 1982-09-07 | Rank Xerox Limited | Fixing roll in a copying machine |
DE3339463A1 (de) * | 1983-10-31 | 1985-05-09 | Hoechst Ag, 6230 Frankfurt | Walze zum andruecken eines blattes an eine heizflaeche |
US5506745A (en) * | 1994-08-05 | 1996-04-09 | Xerox Corporation | Hollow conformable charge roll |
US5708949A (en) * | 1995-04-18 | 1998-01-13 | Ricoh Company, Ltd. | Image fixing device for image forming apparatus |
US6327455B1 (en) * | 2000-01-26 | 2001-12-04 | Lexmark International, Inc. | Back-up roller with reduced mass |
DE60110183T2 (de) * | 2000-10-30 | 2006-03-09 | Ricoh Company, Ltd. | Fixierwalze, diese verwendendes Fixiergerät, sowie dieses Fixiergerät verwendendes Bilderzeugungsgerät |
-
2003
- 2003-05-20 US US10/441,566 patent/US20040234306A1/en not_active Abandoned
-
2004
- 2004-05-18 JP JP2004147494A patent/JP2004348128A/ja not_active Withdrawn
- 2004-05-20 BR BR0401794-3A patent/BRPI0401794A/pt not_active Application Discontinuation
- 2004-05-20 CN CNA2004100446945A patent/CN1573606A/zh active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20040234306A1 (en) | 2004-11-25 |
CN1573606A (zh) | 2005-02-02 |
BRPI0401794A (pt) | 2005-01-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4984027A (en) | Fusing apparatus with solid elastomeric fuser roller | |
JP2004348128A (ja) | 電子写真印刷のためのロール | |
JP2011186468A (ja) | 定着装置 | |
JP2004272255A (ja) | 定着装置 | |
JP5029653B2 (ja) | 定着装置及びこれを備えた画像形成装置 | |
JP2008165102A (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
GB2053414A (en) | Rollers | |
JP2010262283A (ja) | 印刷に有用な装置 | |
JP2005156826A (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP2009003223A (ja) | 定着装置およびそれを構成する部材の製造方法、並びに画像形成装置 | |
JP5062300B2 (ja) | 排紙ローラおよび画像形成装置 | |
CN104932230A (zh) | 用于定影装置的构件、定影装置和图像形成设备 | |
EP2780765B1 (en) | Fuser for an electrophotgraphic imaging device | |
CN104820350A (zh) | 显影器件和图像形成装置 | |
JP2014174535A (ja) | 加圧ローラ、定着装置及び画像形成装置 | |
JP4440428B2 (ja) | 画像形成装置に使用されるオイル塗布ローラおよびそれを用いた画像定着ユニット | |
JP2010096940A (ja) | 定着ベルト、および定着装置 | |
JP5578428B2 (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP2007328101A (ja) | 画像形成装置及びその定着装置 | |
JP3119405B2 (ja) | 定着装置及び定着回転体 | |
JP2008020643A (ja) | 定着ローラの製造方法、定着ローラ、及び定着装置。 | |
JP4087677B2 (ja) | ベルト装置及び印刷機 | |
JP6205467B1 (ja) | 半導電性樹脂ロール | |
JP7010050B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2006154591A (ja) | 定着ローラ、その製造方法及び定着装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070807 |