JP2004347659A - 液晶パネルとその製造方法、及び液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】液晶パネルの外周部の遮光領域に設けられた、基板位置合わせのための窓部から不要な光が漏れる。
【解決手段】液晶表示装置に用いられる液晶パネルの構成として、有効画面領域の外側を遮光領域15とし、この遮光領域15内にアライメントマークM1付きの第1の窓部16が形成された第1のパネル基板3と、この第1のパネル基板3に対向して配置されるとともに、第1の窓部16と重なる位置にアライメントマークM2付きの第2の窓部17が形成され、かつ、アライメントマークM2の背景となる部分で第2の窓部17がアライメントマークM2と光の反射率が異なる遮光材料(第2の配線層19の形成材料)によって閉塞された第2のパネル基板4とを備える。
【選択図】 図3
【解決手段】液晶表示装置に用いられる液晶パネルの構成として、有効画面領域の外側を遮光領域15とし、この遮光領域15内にアライメントマークM1付きの第1の窓部16が形成された第1のパネル基板3と、この第1のパネル基板3に対向して配置されるとともに、第1の窓部16と重なる位置にアライメントマークM2付きの第2の窓部17が形成され、かつ、アライメントマークM2の背景となる部分で第2の窓部17がアライメントマークM2と光の反射率が異なる遮光材料(第2の配線層19の形成材料)によって閉塞された第2のパネル基板4とを備える。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶パネルとその製造方法、及び当該液晶パネルを用いた液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯電話機等の携帯情報端末から、ビデオカメラ、デジタルカメラ等の家電機器に至るまで、様々な電子機器に液晶表示装置が搭載されている。一般に、液晶表示装置は、液晶自体が光を発しない受光形の表示デバイスであるため、映像を明るく均一に表示するための面光源としてバックライトを必要としてる。
【0003】
バックライトは、液晶パネルの背面側(非表示面側)から面状の光を照射するものである。バックライトから照射された光は、液晶パネルを選択的に透過する。このとき、液晶パネルの非表示面側から入射した光が、液晶の光透過率に応じて、その反対側の表示面側に抜けることにより、液晶パネルの画面上に画像が表示される。
【0004】
このような透過型の液晶表示装置においては、バックライトから液晶パネルに光を照射したときに、液晶パネルの外周部で不要な光が漏れると、ユーザーに違和感や不快感を与えることになる。そこで従来においては、カラーフィルタが形成されるカラーフィルタ基板の一面に遮光膜を形成したものや、TFT(薄膜トランジスタ)が形成されるTFT基板の一面に遮光膜を形成したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。また従来においては、液晶パネルを取り囲む金属製のフレーム表面に黒化処理を施すことにより、フレーム表面での光の反射による漏れ光(迷光)を防止する技術が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−281646号公報(段落0008,0016,第1図、第4図)
【特許文献2】
特開平10−186333号公報(請求項2、段落0085)
【0006】
ところで、液晶パネルを組み立てるにあたっては、カラーフィルタ基板とTFT基板とを対向させた状態で、両者を相対的に位置合わせする必要がある。そのため、図6に示すように、液晶パネル31を構成するカラーフィルタ基板32とTFT基板33には、それぞれアライメントマーク(不図示)付きの窓部34,35が設けられている。
【0007】
図7は従来の液晶パネルの一部を拡大したもので、図中(A)はその平面図、(B)はその断面図である。図示のように、カラーフィルタ基板32側においては、ブラックマトリクス36に窓部34が形成され、この窓部34内に例えばブラックマトリクス36と同じ材料でアライメントマークM1が形成されている。これに対して、TFT基板33側においては、2層構造をなす配線層37,38にこれを貫通する状態で窓部35が形成され、この窓部35内に例えば上層の配線層37と同じ材料でアライメントマークM2が形成されている。そして、カラーフィルタ基板32とTFT基板33とを対向させたときに、互いに重なり合う各々の窓部34,35を通してアライメントマークM1,M2の位置を認識し、両基板の相対的な位置合わせを行っている。このとき、図8に示すように、各々の基板32,33を間に挟んで、一方からランプ39の光を照射し、上記窓部34,35を透過した光を、ランプ39と反対側でカメラ等によって観測することにより、双方のアライメントマークM1,M2の位置を同時に認識することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記窓部34,35やアライメントマークM1,M2を利用して基板相互の位置合わせを行うものでは、液晶パネルの設計上、外枠のフレームで覆われる最外周部と実際に画像が表示される有効画面領域(有効表示領域)との間がブラックマトリクス36や配線層37,38によって遮光され、この遮光領域に窓部34,35が配置されるため、そこからの光漏れが問題となる。
【0009】
この対策として、窓部34,35を無くした場合は、そこからの光漏れを確実に防止できるものの、窓部34,35と一緒にアライメントM1,M2が使えなくなるので、基板相互の位置合わせが困難になる。また、他の対策として、窓部34,35のサイズを縮小して光の漏れ量を少なくした場合は、窓部34,35のサイズ縮小と合わせてアライメントマークM1,M2のサイズも縮小する必要があるため、マークそのものの確認が困難になる。さらに、他の対策として、上記遮光領域で窓部34,35の形成部位がフレームで覆われるように、遮光領域とフレームの幅を十分に広く確保した場合は、パネルサイズが無用に大型化してしまう。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る液晶パネルは、有効画面領域の外側を遮光領域とし、この遮光領域内に第1の窓部が形成された第1のパネル基板と、この第1のパネル基板に対向して配置されるとともに、第1の窓部と重なる位置にアライメントマーク付きの第2の窓部が形成され、かつ、アライメントマークの背景となる部分で第2の窓部がアライメントマークと光の反射率が異なる遮光材料によって閉塞された第2のパネル基板とを備えるものである。
【0011】
この液晶パネルにおいては、アライメントマークの背景となる部分で第2の窓部をアライメントマークと光の反射率が異なる遮光材料によって閉塞することにより、第2のパネル基板の厚み方向で光が第2の窓部を透過しなくなる。そのため、面光源からの光を液晶パネルに照射したときに、液晶パネルの外周部で第1,第2の窓部からの光漏れを阻止することが可能となる。また、パネル基板同士を位置合わせする場合は、アライメントマークと遮光材料との光の反射率の違い(反射率差)を利用して、アライメントマークの位置を認識することが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0013】
図1は本発明が適用される液晶表示装置の構成例を示す概略断面図である。図示した液晶表示装置は、主として、液晶パネル1とバックライト2とを備えて構成されている。バックライト2は、液晶パネル1に向けて面状の光を照射する面光源となるもので、液晶パネル1の非表示面側(背面側)に配置されている。
【0014】
液晶パネル1は、それぞれ光透過性を有する2枚のガラス製のパネル基板3,4を用いて構成されている。一方のパネル基板3は、本発明における第1のパネル基板に相当するもので、液晶パネル1の表示面側(前面側)に配置されている。他方のパネル基板4は、本発明における第2のパネル基板に相当するもので、液晶パネル1の非表示面側に配置されている。以降の説明では、一方のパネル基板3を第1のパネル基板、他方のパネル基板4を第2のパネル基板と称する。
【0015】
第1のパネル基板3の一面には第1の偏光板5が貼り付けられている。また、第1のパネル基板3の他面(第1の偏光板5の貼着面と反対側の面)にはカラーフィルタ層6が形成されている。カラーフィルタ層6は、R(赤),G(緑),B(青)の各色に対応する3色のカラーフィルタ6R,6G,6Bと、これらのカラーフィルタ6R,6G,6Bの間に形成された、遮光層となるブラックマトリクス6Kとによって構成されている。さらに、カラーフィルタ層6上には透明電極7と配向層8とが形成されている。第1のパネル基板3は、カラーフィルタを有することから、カラーフィルタ基板とも呼ばれる。
【0016】
第2のパネル基板4の一面には透明電極9が形成され、さらにこの透明電極9上に配向層10が形成されている。また、第2のパネル基板4の他面(透明電極9の形成面と反対側の面)には第2の偏光板11が貼り付けられている。第2のパネル基板4は、アレイ状のTFT(薄膜トランジスタ)を有することから、TFT基板又はTFTアレイ基板とも呼ばれる。この第2のパネル基板4上には、上記透明電極9及び配向層10とともに、図示しない多層の配線層が形成されている。
【0017】
第1のパネル基板3と第2のパネル基板4とは、互いの配向層8,10を対向させた状態で、図示しないスペーサを介してシール材12により貼り合わせられている。また、第1のパネル基板3と第2のパネル基板4との間には液晶13が封入されている。
【0018】
図2は本発明の実施形態に係る液晶パネルの全体像を概略的に示す平面図である。図示のように液晶パネル1には、実際に画像が表示される有効画面領域14が存在し、この有効画面領域14の外側に、これを取り囲む状態でブラックマトリクス6Kによる遮光領域15が設けられている。有効画面領域14には、上述した3色のカラーフィルタ6R,6G,6Bと、ブラックマトリクス6Kとが形成されている。また、遮光領域15の一部(図例では右下コーナー部)には、基板相互の位置合わせのためのアライメントマーク付きの窓部16,17が形成されている。この窓部16,17の開口奥側には、後述する配線材料によって遮光処理が施されている。また、第1のパネル基板3との貼り合わせ領域(図の有効画面領域14及び遮光領域15)を除く、第2のパネル基板4の一辺部には、液晶パネルを駆動する駆動回路との電気的接続のためのフレキシブルプリント配線板FPCが接続されている。
【0019】
図3は本発明の実施形態に係る液晶パネルの一部を拡大したもので、図中(A)はその平面図、(B)はその断面図である。図示のように、第1のパネル基板3には、ブラックマトリクス6Kを部分的に開口した状態で窓部(第1の窓部)16が形成されている。この窓部16には、ブラックマトリクス6Kと一体構造(ブラックマトリクス6Kと同じ材料)で目盛り形状のアライメントマークM1が形成されている。アライメントマークM1はブラックマトリクス6Kと同様の光学特性をもち、光の入射に対して非常に高い吸収性(低い反射率)を有するものとなる。
【0020】
一方、第2のパネル基板4には、第1の配線層18と第2の配線層19が上層/下層の位置関係で積層状態に形成され、かつ、第1の配線層18を部分的に開口した状態で窓部(第2の窓部)17が形成されている。この窓部17には、第1の配線層18と一体構造(第1の配線層18と同じ材料)で目盛り形状のアライメントマークM2が形成されている。また、窓部17は、第1のパネル基板3と対向する側で外部に露出する状態に形成されている。ちなみに、アライメントマークM1,M2の形状、寸法、配置等については任意に変更可能である。
【0021】
第1の配線層18と第2の配線層19とは、互いに光の反射率(以下、単に反射率という)が異なる金属等の導電材料(配線材料)によって形成されている。例えば、第1の配線層18は反射率の高いアルミニウム(Al)を用いて形成され、第2の配線層19はそれよりも反射率の低いモリブデン(Mo)を用いて形成されている。このうち、第2の配線層19は、第1の配線層18に形成された窓部17と重なる部分で遮光膜として機能する。すなわち、第2の配線層19はそれ自身が十分な遮光性を有することから、アライメントマークM2の背景となる部分で、このアライメントマーク付きの窓部17を第2の配線層19の形成材料(遮光材料)によって閉塞することにより、第2のパネル基板4の厚み方向で光が窓部17を透過しなくなる。そのため、バックライト2からの光を液晶パネル1に照射したときに、液晶パネル1の外周部で窓部16,17からの光漏れが阻止される。したがって、液晶パネル1の構成上、両基板3,4に窓部16,17が形成されていても、バックライト2から照射された光が窓部16,17から漏れることを確実に防止することができる。
【0022】
また、液晶表示装置を製造するにあたって、第1のパネル基板3と第2のパネル基板4とを貼り合わせて液晶パネル1を組み立てる際の基板相互の位置合わせに関しては、光学系を用いたアライメントマークの検出方式を透過式から反射式に変更することにより容易に対応可能となる。すなわち、図4に示すように、第1のパネル基板3と第2のパネル基板4とを対向状態に重ね合わせて、第1のパネル基板3の一方(偏光板5の貼着面側;表示面側)から、窓部16,17の重なり部分にランプ20によって斜めに光を入射(照射)する。このとき、各々のパネル基板3,4の対向部分では窓部16,17に入射した光が第1の配線層18及び第2の配線層19の表面で反射するため、この反射光をカメラ等で受光して観察する。その際、光学系の構成によっては、窓部16,17への入射光と窓部16,17からの反射光とが互いに同じ光軸を通過するものとし、その光軸上で窓部16,17からの反射光をハーフミラーで選択的に反射させてカメラ等に取り込むようにしてもよい。
【0023】
これにより、第2のパネル基板4上においては、第1の配線層18の形成材料(アライメントマークM2)と第2の配線層19の形成材料(遮光材料)との反射率の違い(反射率差)により、マーク背景部分となる第2の配線層19の表面でアライメントマークM2が浮き上がった状態に見える。そのため、第1のパネル基板3上でブラックマトリクス6Kにより形成された窓部16を通して、第1の配線層18の窓部17内に形成されたアライメントマークM2の位置を容易に確認(認識)することができる。また、第1のパネル基板3上においては、ブラックマトリクス6Kによる黒色の遮光領域に、ブラックマトリクス6Kの形成材料を用いてアライメントマークM1を形成していることから、このアライメントマークM1に関しても、上記マーク背景部分(本例では第2の配線層19の形成材料)との反射率の違いにより容易に確認(認識)することができる。その結果、各々のパネル基板3,4に形成されたアライメントマークM1,M2を同時に確認することができるため、これらのアライメントマークM1,M2を用いて基板相互の位置合わせを高精度に行うことができる。
【0024】
また、上記実施形態においては、第2のパネル基板4上で窓部17を第1の配線層18により形成するとともに、その窓部17を第2の配線層19の形成材料によって閉塞するものとしたので、上記従来例(図7参照)との比較では、第2の配線層19のパターン形状を変更するだけで容易に実現可能である。すなわち、上記従来例では各々の配線層にこれを貫通する状態で窓部を形成していたが、本実施形態ではアライメントマークM2の形成材料となる配線層18よりも下層の配線層19のパターン形状を変更し、この下層配線層19の形成材料によって窓部17を閉塞することにより、完成品である液晶パネル1において、窓部16,17からの光漏れを確実に防止することができる。ただし、窓部17の閉塞に用いられる配線層については、アライメントマークM2の形成に使用されず、かつ、十分に高い遮光性を有するものであれば、任意の層の配線層を適用可能である。また、配線層の形成材料以外の遮光材料を用いて窓部17を閉塞することも可能である。
【0025】
さらに、本発明の実施形態によれば、上述のように窓部16,17からの光漏れを確実に防止できることから、例えば、図5に示すように、ブラックマトリクス6Kによる遮光領域15内の任意の位置に、任意の個数、形状、大きさをもって窓部16,17を形成することが可能となる。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、遮光領域の窓部からの光漏れを防止することと、窓部内のアライメントマークを用いてパネル基板相互の位置合わせを行うことを、パネルサイズを無用に大型化することなく両立させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される液晶表示装置の構成例を示す概略断面図である。
【図2】本発明の実施形態に係る液晶パネルの全体像を概略的に示す平面図である。
【図3】本発明の実施形態に係る液晶パネルの一部を拡大した図である。
【図4】本発明の実施形態に係るマーク検出方式を説明する図である。
【図5】本発明の応用例を説明する図である。
【図6】従来の液晶パネルの全体像を概略的に示す平面図である。
【図7】従来の液晶パネルの一部を拡大した図である。
【図8】従来のマーク検出方式を説明する図である。
【符号の説明】
1…液晶パネル、2…バックライト、3…第1のパネル基板、4…第2のパネル基板、6K…ブラックマトリクス、16,17…窓部、18…第1の配線層、19…第2の配線層、M1,M2…アライメントマーク
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶パネルとその製造方法、及び当該液晶パネルを用いた液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯電話機等の携帯情報端末から、ビデオカメラ、デジタルカメラ等の家電機器に至るまで、様々な電子機器に液晶表示装置が搭載されている。一般に、液晶表示装置は、液晶自体が光を発しない受光形の表示デバイスであるため、映像を明るく均一に表示するための面光源としてバックライトを必要としてる。
【0003】
バックライトは、液晶パネルの背面側(非表示面側)から面状の光を照射するものである。バックライトから照射された光は、液晶パネルを選択的に透過する。このとき、液晶パネルの非表示面側から入射した光が、液晶の光透過率に応じて、その反対側の表示面側に抜けることにより、液晶パネルの画面上に画像が表示される。
【0004】
このような透過型の液晶表示装置においては、バックライトから液晶パネルに光を照射したときに、液晶パネルの外周部で不要な光が漏れると、ユーザーに違和感や不快感を与えることになる。そこで従来においては、カラーフィルタが形成されるカラーフィルタ基板の一面に遮光膜を形成したものや、TFT(薄膜トランジスタ)が形成されるTFT基板の一面に遮光膜を形成したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。また従来においては、液晶パネルを取り囲む金属製のフレーム表面に黒化処理を施すことにより、フレーム表面での光の反射による漏れ光(迷光)を防止する技術が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−281646号公報(段落0008,0016,第1図、第4図)
【特許文献2】
特開平10−186333号公報(請求項2、段落0085)
【0006】
ところで、液晶パネルを組み立てるにあたっては、カラーフィルタ基板とTFT基板とを対向させた状態で、両者を相対的に位置合わせする必要がある。そのため、図6に示すように、液晶パネル31を構成するカラーフィルタ基板32とTFT基板33には、それぞれアライメントマーク(不図示)付きの窓部34,35が設けられている。
【0007】
図7は従来の液晶パネルの一部を拡大したもので、図中(A)はその平面図、(B)はその断面図である。図示のように、カラーフィルタ基板32側においては、ブラックマトリクス36に窓部34が形成され、この窓部34内に例えばブラックマトリクス36と同じ材料でアライメントマークM1が形成されている。これに対して、TFT基板33側においては、2層構造をなす配線層37,38にこれを貫通する状態で窓部35が形成され、この窓部35内に例えば上層の配線層37と同じ材料でアライメントマークM2が形成されている。そして、カラーフィルタ基板32とTFT基板33とを対向させたときに、互いに重なり合う各々の窓部34,35を通してアライメントマークM1,M2の位置を認識し、両基板の相対的な位置合わせを行っている。このとき、図8に示すように、各々の基板32,33を間に挟んで、一方からランプ39の光を照射し、上記窓部34,35を透過した光を、ランプ39と反対側でカメラ等によって観測することにより、双方のアライメントマークM1,M2の位置を同時に認識することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記窓部34,35やアライメントマークM1,M2を利用して基板相互の位置合わせを行うものでは、液晶パネルの設計上、外枠のフレームで覆われる最外周部と実際に画像が表示される有効画面領域(有効表示領域)との間がブラックマトリクス36や配線層37,38によって遮光され、この遮光領域に窓部34,35が配置されるため、そこからの光漏れが問題となる。
【0009】
この対策として、窓部34,35を無くした場合は、そこからの光漏れを確実に防止できるものの、窓部34,35と一緒にアライメントM1,M2が使えなくなるので、基板相互の位置合わせが困難になる。また、他の対策として、窓部34,35のサイズを縮小して光の漏れ量を少なくした場合は、窓部34,35のサイズ縮小と合わせてアライメントマークM1,M2のサイズも縮小する必要があるため、マークそのものの確認が困難になる。さらに、他の対策として、上記遮光領域で窓部34,35の形成部位がフレームで覆われるように、遮光領域とフレームの幅を十分に広く確保した場合は、パネルサイズが無用に大型化してしまう。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る液晶パネルは、有効画面領域の外側を遮光領域とし、この遮光領域内に第1の窓部が形成された第1のパネル基板と、この第1のパネル基板に対向して配置されるとともに、第1の窓部と重なる位置にアライメントマーク付きの第2の窓部が形成され、かつ、アライメントマークの背景となる部分で第2の窓部がアライメントマークと光の反射率が異なる遮光材料によって閉塞された第2のパネル基板とを備えるものである。
【0011】
この液晶パネルにおいては、アライメントマークの背景となる部分で第2の窓部をアライメントマークと光の反射率が異なる遮光材料によって閉塞することにより、第2のパネル基板の厚み方向で光が第2の窓部を透過しなくなる。そのため、面光源からの光を液晶パネルに照射したときに、液晶パネルの外周部で第1,第2の窓部からの光漏れを阻止することが可能となる。また、パネル基板同士を位置合わせする場合は、アライメントマークと遮光材料との光の反射率の違い(反射率差)を利用して、アライメントマークの位置を認識することが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0013】
図1は本発明が適用される液晶表示装置の構成例を示す概略断面図である。図示した液晶表示装置は、主として、液晶パネル1とバックライト2とを備えて構成されている。バックライト2は、液晶パネル1に向けて面状の光を照射する面光源となるもので、液晶パネル1の非表示面側(背面側)に配置されている。
【0014】
液晶パネル1は、それぞれ光透過性を有する2枚のガラス製のパネル基板3,4を用いて構成されている。一方のパネル基板3は、本発明における第1のパネル基板に相当するもので、液晶パネル1の表示面側(前面側)に配置されている。他方のパネル基板4は、本発明における第2のパネル基板に相当するもので、液晶パネル1の非表示面側に配置されている。以降の説明では、一方のパネル基板3を第1のパネル基板、他方のパネル基板4を第2のパネル基板と称する。
【0015】
第1のパネル基板3の一面には第1の偏光板5が貼り付けられている。また、第1のパネル基板3の他面(第1の偏光板5の貼着面と反対側の面)にはカラーフィルタ層6が形成されている。カラーフィルタ層6は、R(赤),G(緑),B(青)の各色に対応する3色のカラーフィルタ6R,6G,6Bと、これらのカラーフィルタ6R,6G,6Bの間に形成された、遮光層となるブラックマトリクス6Kとによって構成されている。さらに、カラーフィルタ層6上には透明電極7と配向層8とが形成されている。第1のパネル基板3は、カラーフィルタを有することから、カラーフィルタ基板とも呼ばれる。
【0016】
第2のパネル基板4の一面には透明電極9が形成され、さらにこの透明電極9上に配向層10が形成されている。また、第2のパネル基板4の他面(透明電極9の形成面と反対側の面)には第2の偏光板11が貼り付けられている。第2のパネル基板4は、アレイ状のTFT(薄膜トランジスタ)を有することから、TFT基板又はTFTアレイ基板とも呼ばれる。この第2のパネル基板4上には、上記透明電極9及び配向層10とともに、図示しない多層の配線層が形成されている。
【0017】
第1のパネル基板3と第2のパネル基板4とは、互いの配向層8,10を対向させた状態で、図示しないスペーサを介してシール材12により貼り合わせられている。また、第1のパネル基板3と第2のパネル基板4との間には液晶13が封入されている。
【0018】
図2は本発明の実施形態に係る液晶パネルの全体像を概略的に示す平面図である。図示のように液晶パネル1には、実際に画像が表示される有効画面領域14が存在し、この有効画面領域14の外側に、これを取り囲む状態でブラックマトリクス6Kによる遮光領域15が設けられている。有効画面領域14には、上述した3色のカラーフィルタ6R,6G,6Bと、ブラックマトリクス6Kとが形成されている。また、遮光領域15の一部(図例では右下コーナー部)には、基板相互の位置合わせのためのアライメントマーク付きの窓部16,17が形成されている。この窓部16,17の開口奥側には、後述する配線材料によって遮光処理が施されている。また、第1のパネル基板3との貼り合わせ領域(図の有効画面領域14及び遮光領域15)を除く、第2のパネル基板4の一辺部には、液晶パネルを駆動する駆動回路との電気的接続のためのフレキシブルプリント配線板FPCが接続されている。
【0019】
図3は本発明の実施形態に係る液晶パネルの一部を拡大したもので、図中(A)はその平面図、(B)はその断面図である。図示のように、第1のパネル基板3には、ブラックマトリクス6Kを部分的に開口した状態で窓部(第1の窓部)16が形成されている。この窓部16には、ブラックマトリクス6Kと一体構造(ブラックマトリクス6Kと同じ材料)で目盛り形状のアライメントマークM1が形成されている。アライメントマークM1はブラックマトリクス6Kと同様の光学特性をもち、光の入射に対して非常に高い吸収性(低い反射率)を有するものとなる。
【0020】
一方、第2のパネル基板4には、第1の配線層18と第2の配線層19が上層/下層の位置関係で積層状態に形成され、かつ、第1の配線層18を部分的に開口した状態で窓部(第2の窓部)17が形成されている。この窓部17には、第1の配線層18と一体構造(第1の配線層18と同じ材料)で目盛り形状のアライメントマークM2が形成されている。また、窓部17は、第1のパネル基板3と対向する側で外部に露出する状態に形成されている。ちなみに、アライメントマークM1,M2の形状、寸法、配置等については任意に変更可能である。
【0021】
第1の配線層18と第2の配線層19とは、互いに光の反射率(以下、単に反射率という)が異なる金属等の導電材料(配線材料)によって形成されている。例えば、第1の配線層18は反射率の高いアルミニウム(Al)を用いて形成され、第2の配線層19はそれよりも反射率の低いモリブデン(Mo)を用いて形成されている。このうち、第2の配線層19は、第1の配線層18に形成された窓部17と重なる部分で遮光膜として機能する。すなわち、第2の配線層19はそれ自身が十分な遮光性を有することから、アライメントマークM2の背景となる部分で、このアライメントマーク付きの窓部17を第2の配線層19の形成材料(遮光材料)によって閉塞することにより、第2のパネル基板4の厚み方向で光が窓部17を透過しなくなる。そのため、バックライト2からの光を液晶パネル1に照射したときに、液晶パネル1の外周部で窓部16,17からの光漏れが阻止される。したがって、液晶パネル1の構成上、両基板3,4に窓部16,17が形成されていても、バックライト2から照射された光が窓部16,17から漏れることを確実に防止することができる。
【0022】
また、液晶表示装置を製造するにあたって、第1のパネル基板3と第2のパネル基板4とを貼り合わせて液晶パネル1を組み立てる際の基板相互の位置合わせに関しては、光学系を用いたアライメントマークの検出方式を透過式から反射式に変更することにより容易に対応可能となる。すなわち、図4に示すように、第1のパネル基板3と第2のパネル基板4とを対向状態に重ね合わせて、第1のパネル基板3の一方(偏光板5の貼着面側;表示面側)から、窓部16,17の重なり部分にランプ20によって斜めに光を入射(照射)する。このとき、各々のパネル基板3,4の対向部分では窓部16,17に入射した光が第1の配線層18及び第2の配線層19の表面で反射するため、この反射光をカメラ等で受光して観察する。その際、光学系の構成によっては、窓部16,17への入射光と窓部16,17からの反射光とが互いに同じ光軸を通過するものとし、その光軸上で窓部16,17からの反射光をハーフミラーで選択的に反射させてカメラ等に取り込むようにしてもよい。
【0023】
これにより、第2のパネル基板4上においては、第1の配線層18の形成材料(アライメントマークM2)と第2の配線層19の形成材料(遮光材料)との反射率の違い(反射率差)により、マーク背景部分となる第2の配線層19の表面でアライメントマークM2が浮き上がった状態に見える。そのため、第1のパネル基板3上でブラックマトリクス6Kにより形成された窓部16を通して、第1の配線層18の窓部17内に形成されたアライメントマークM2の位置を容易に確認(認識)することができる。また、第1のパネル基板3上においては、ブラックマトリクス6Kによる黒色の遮光領域に、ブラックマトリクス6Kの形成材料を用いてアライメントマークM1を形成していることから、このアライメントマークM1に関しても、上記マーク背景部分(本例では第2の配線層19の形成材料)との反射率の違いにより容易に確認(認識)することができる。その結果、各々のパネル基板3,4に形成されたアライメントマークM1,M2を同時に確認することができるため、これらのアライメントマークM1,M2を用いて基板相互の位置合わせを高精度に行うことができる。
【0024】
また、上記実施形態においては、第2のパネル基板4上で窓部17を第1の配線層18により形成するとともに、その窓部17を第2の配線層19の形成材料によって閉塞するものとしたので、上記従来例(図7参照)との比較では、第2の配線層19のパターン形状を変更するだけで容易に実現可能である。すなわち、上記従来例では各々の配線層にこれを貫通する状態で窓部を形成していたが、本実施形態ではアライメントマークM2の形成材料となる配線層18よりも下層の配線層19のパターン形状を変更し、この下層配線層19の形成材料によって窓部17を閉塞することにより、完成品である液晶パネル1において、窓部16,17からの光漏れを確実に防止することができる。ただし、窓部17の閉塞に用いられる配線層については、アライメントマークM2の形成に使用されず、かつ、十分に高い遮光性を有するものであれば、任意の層の配線層を適用可能である。また、配線層の形成材料以外の遮光材料を用いて窓部17を閉塞することも可能である。
【0025】
さらに、本発明の実施形態によれば、上述のように窓部16,17からの光漏れを確実に防止できることから、例えば、図5に示すように、ブラックマトリクス6Kによる遮光領域15内の任意の位置に、任意の個数、形状、大きさをもって窓部16,17を形成することが可能となる。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、遮光領域の窓部からの光漏れを防止することと、窓部内のアライメントマークを用いてパネル基板相互の位置合わせを行うことを、パネルサイズを無用に大型化することなく両立させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される液晶表示装置の構成例を示す概略断面図である。
【図2】本発明の実施形態に係る液晶パネルの全体像を概略的に示す平面図である。
【図3】本発明の実施形態に係る液晶パネルの一部を拡大した図である。
【図4】本発明の実施形態に係るマーク検出方式を説明する図である。
【図5】本発明の応用例を説明する図である。
【図6】従来の液晶パネルの全体像を概略的に示す平面図である。
【図7】従来の液晶パネルの一部を拡大した図である。
【図8】従来のマーク検出方式を説明する図である。
【符号の説明】
1…液晶パネル、2…バックライト、3…第1のパネル基板、4…第2のパネル基板、6K…ブラックマトリクス、16,17…窓部、18…第1の配線層、19…第2の配線層、M1,M2…アライメントマーク
Claims (4)
- 有効画面領域の外側を遮光領域とし、この遮光領域内に第1の窓部が形成された第1のパネル基板と、
前記第1のパネル基板に対向して配置されるとともに、前記第1の窓部と重なる位置にアライメントマーク付きの第2の窓部が形成され、かつ、前記アライメントマークの背景となる部分で前記第2の窓部が前記アライメントマークと光の反射率が異なる遮光材料によって閉塞された第2のパネル基板と
を備えることを特徴とする液晶パネル。 - 前記第2のパネル基板は、第1の配線層と、当該第1の配線層よりも下層の第2の配線層とを含む多層配線構造を有するものであって、
前記第2の窓部を前記第1の配線層によって形成し、かつ、前記第2の窓部を前記第2の配線層の形成材料によって閉塞してなる
ことを特徴とする請求項1記載の液晶パネル。 - 有効画面領域の外側を遮光領域とし、この遮光領域内に第1の窓部が形成された第1のパネル基板と、前記第1のパネル基板に対向して配置されるとともに、前記第1の窓部と重なる位置にアライメントマーク付きの第2の窓部が形成され、かつ、前記アライメントマークの背景となる部分で前記第2の窓部が前記アライメントマークと光の反射率が異なる遮光材料によって閉塞された第2のパネル基板とを貼り合わせる基板貼り合わせ工程を有する液晶パネルの製造方法であって、
前記基板貼り合わせ工程で前記第1のパネル基板と前記第2のパネル基板とを対向状態に配置して基板相互の位置合わせを行う場合に、
前記第1の窓部と前記第2の窓部との重なり部分に光を入射したときに得られる反射光を受光することにより、前記入射光に対する前記アライメントマークと前記遮光材料との反射率差を利用して、前記アライメントマークの位置を認識する
ことを特徴とする液晶パネルの製造方法。 - 液晶パネルと、当該液晶パネルに面状の光を照射する面光源とを用いて構成される液晶表示装置であって、
前記液晶パネルは、
有効画面領域の外側を遮光領域とし、この遮光領域内に第1の窓部が形成された第1のパネル基板と、
前記第1のパネル基板に対向して配置されるとともに、前記第1の窓部と重なる位置にアライメントマーク付きの第2の窓部が形成され、かつ、前記アライメントマークの背景となる部分で前記第2の窓部が前記アライメントマークと光の反射率が異なる遮光材料によって閉塞された第2のパネル基板と
を備えることを特徴とする液晶表示装置。
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