JP2004346576A - 車両用遠隔操作装置 - Google Patents

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Yutaka Suzuki
裕 鈴木
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Abstract

【課題】バッテリの消耗を軽減することができ、且つ、周囲が暗い場合でも確実に、ドア錠を施錠、解錠することのできる車両用遠隔操作装置を提供する。
【解決手段】リモコン機2と車載通信機1との間で通信を行い、ID照合を行うことによりドア錠の施錠、解錠を切り換える車両用遠隔操作装置100において、車両周囲の照度を検出する照度センサ4を備え、車載通信機1は、照度センサ4にて車両周囲の照度が所定値未満であると判断された場合には、継続的にID照合用のリクエスト信号を送信し、車両周囲の照度が所定値以上であると判断された場合には、車両外部の適所に設けられたリクエストスイッチ3a〜3cが投入された際に、ID照合用のリクエスト信号を送信する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リモコン操作で車両用ドア錠の施錠、解錠を操作する車両用遠隔操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両のドア錠を遠隔操作にて、施錠、解錠を切り換える装置として、従来より、車両用遠隔操作装置が用いられている(例えば、特開2002−53010号公報参照)。このような車両用遠隔操作装置は、車両に搭載される車載通信機と、ユーザが携行するリモコン機とを有しており、リモコン機を持ったユーザが車両に接近すると、該リモコン機と車載通信機との間でのID照合が行われ、照合が確認された場合には、ドア錠が解錠される。
【0003】
また、リモコン機を持ったユーザが車両から離れた場合には、IDが照合されなくなるので、ドア錠を施錠する。従って、ユーザが車両に近づくだけでドア錠が解錠され、車両から遠ざかった場合には施錠されるので、ユーザは施錠、解錠の煩わしい操作が不要となる。
【0004】
ところが、このような遠隔操作装置では、車載通信機とリモコン機との間で常時所定時間隔(例えば、5秒間隔)で通信を行わなければならないので、バッテリが消耗するという欠点がある。
【0005】
この問題を解決するために、車両外部のドア近傍にリクエストスイッチを取り付け、ユーザがこのリクエストスイッチを押したときに、車載通信機とリモコン機との間の通信を行い、IDを照合するものが考案されている。このような構成によれば、車載通信機とリモコン機との間で常時通信を行う必要が無いので、バッテリの消耗を軽減することができるという利点がある。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−53010号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、リクエストスイッチを取り付ける構成とした場合には、ユーザはドア錠を解錠する際には、リクエストスイッチを押す必要があり、昼間や外灯がある場合のように周囲が明るい場合には、容易にリクエストスイッチの位置を把握して押すことができるが、周囲が暗い場合には、リクエストスイッチの位置が判らなくなる場合があり、ドア錠の解錠操作に手間取るという問題が生じていた。
【0008】
この発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、バッテリの消耗を軽減することができ、且つ、周囲が暗い場合でも確実に、ドア錠を施錠、解錠することのできる車両用遠隔操作装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本願請求項1に記載の発明は、リモコン機と車載通信機との間で通信を行い、ID照合を行うことによりドア錠の施錠、解錠を切り換える車両用遠隔操作装置において、車両周囲の照度を検出する照度検出手段を備え、前記車載通信機は、前記照度検出手段にて車両周囲の照度が所定値未満であると判断された場合には、継続的にID照合用のリクエスト信号を送信し、車両周囲の照度が所定値以上であると判断された場合には、車両外部の適所に設けられたリクエストスイッチが投入された際に、ID照合用のリクエスト信号を送信することを特徴とする。
【0010】
また、請求項2に記載の発明は、前記リクエスト信号は、所定時間間隔で出力される間欠信号であることを特徴とする。
【0011】
請求項3に記載の発明は、前記リクエスト信号が投入された後、所定時間内にID照合ができない場合には、前記リクエスト信号の出力を停止することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る車両用遠隔操作装置の構成を示すブロック図である。同図に示すように、この車両用遠隔操作装置100は、車内の適所に設けられる車載通信機1と、ユーザが携行するリモコン機2と、を有している。
【0013】
車載通信機1は、電源回路11と、入出力回路12と、CPU13と、チューナ14、及び出力アンプ15を備えている。
【0014】
また、車載通信機1は、車両外部の各ドアの近傍に設けられたリクエストスイッチ3a〜3c、車両周囲の照度を検出する照度センサ(照度検出手段)4、バッテリ電源5、イグニッションスイッチ6と、複数のアンテナ7a〜7d、及び選択スイッチ8と接続されている。そして、バッテリ電源5より供給される電圧が電源回路11に供給され、この電力により車載通信機1が作動する。
【0015】
各リクエストスイッチ3a〜3cの検出信号、及び照度センサ4で検出される照度データ信号は、入出力回路12を介してCPU13に入力される。
【0016】
出力アンプ15は、CPU13より出力されるID照合用のリクエスト信号を増幅して、各アンテナ7a〜7dに出力する。
【0017】
チューナ14は、リモコン機2より送信されるID照合用のRF信号(高周波信号)を受信し、受信した信号をCPU13に出力する。
【0018】
CPU13は、照度センサ4より得られる照度データに基づいて照度が所定値以上であるかどうかを判断する照度判断部13aを有しており、この照度判断部13aによる判断結果、及びリクエストスイッチ3a〜3cより得られる検出信号に基づいて、ID照合用のリクエスト信号を送信するかどうかを判断する機能を有する。
【0019】
即ち、照度判断部13aにより、照度が所定値未満であると判断された場合(ユーザがリクエストスイッチ3a〜3cの位置を確認できない程度に暗い場合)には、所定時間間隔(例えば、5秒間隔)でID照合用のリクエスト信号を出力アンプ15に出力する。他方、照度が所定値以上であると判断された場合(ユーザがリクエストスイッチ3a〜3cの位置を確認できる程度に周囲が明るい場合)には、リクエストスイッチ3a〜3cのうちのいずれか1つがオンとなったときに、リクエスト信号を出力アンプ15に出力する。
【0020】
図2は、リクエストスイッチが車両外部のドア近傍に取り付けられている様子を示す説明図であり、図示のように、リクエストスイッチは、ドアノブの近傍に取り付けられている。
【0021】
次に、図3に示すフローチャートを参照しながら、本実施形態に係る車両用遠隔操作装置100の動作について説明する。
【0022】
まず、選択スイッチ8がオンとなっているかどうかが判断される(ステップST1)。選択スイッチ8がオンの場合には、続いてイグニッションスイッチ6がオンとなっているかどうかが判断される(ステップST2)。
【0023】
イグニッションスイッチ6がオンの場合には、照度センサ4の出力信号が「H」であるか或いは「L」であるかが判断される(ステップST3)。照度センサ4は、周囲の照度が所定値以上の場合(明るい場合)には「H」信号を出力し、周囲の照度が所定値未満の場合(暗い場合)には「L」信号を出力する。
【0024】
そして、照度センサ4の出力信号が「H」信号の場合には、CPU13は、リクエストスイッチ3a〜3cの入力待機状態となる(ステップST4)。そして、リクエストスイッチ3a〜3cのうちのいずれかがオンとされると(ステップST5でYES)、出力アンプ15及びアンテナ7a〜7dより、ID照合用のリクエスト信号が、例えば5秒毎に間欠的に出力される。リモコン機2は、このリクエスト信号を受信すると、ID照合用のRF信号を出力し、このRF信号がチューナ14にて受信され、IDが照合されると(ステップST7でYES)、ドア錠が解錠(アンロック)される(ステップST11)。
【0025】
また、一定時間が経過してもIDが照合されない場合には(ステップST8でYES)、リクエストスイッチ3a〜3cの入力待機状態に戻る。
【0026】
こうして、ユーザは、リモコン機2を持った状態で、車両のドア近傍に設置されたリクエストスイッチ3a〜3cのうちのいずれかを投入すると、車載通信機1とリモコン機2との間での通信が行われ、IDが照合された場合には、ドア錠が解錠される。
【0027】
他方、照度センサ4の出力信号が「L」信号である場合には(ステップST3で「L」)、CPU13は、出力アンプ15及びアンテナ7a〜7dを介して、ID照合用のリクエスト信号を、例えば5秒毎に間欠的に出力する(ステップST9)。そして、リモコン機2を持ったユーザが車両に接近して、リモコン機2との間で通信が行われ、IDが照合されると(ステップST10でYES)、ドア錠が解錠される(ステップST11)。
【0028】
こうして、ユーザは、夜間等の周囲が暗い場合には、リクエストスイッチ3a〜3cをオンとすることなく、ドア錠を解錠することができる。
【0029】
このようにして、本実施形態に係る車両用遠隔操作装置100では、昼間時等の周囲が明るい状況においては、ユーザは容易にリクエストスイッチ3a〜3cの位置を把握して押すことができるので、リクエストスイッチ3a〜3cと連動して間欠信号を出力するようにし、他方、夜間時等の周囲が暗い状況においては、ユーザはリクエストスイッチ3a〜3cの位置を把握することが容易でないので、常時間欠信号を出力するようにしている。
【0030】
従って、周囲が明るい場合には、常時間欠信号を出力しないことにより、バッテリの消耗を軽減し、一方、周囲が暗い場合には、継続的に間欠信号を出力することにより、リクエストスイッチ3a〜3cを押さなくてもドア錠を解錠することができるので、夜間時等の周囲が暗い場合における利便性を著しく向上させることができる。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る車両用遠隔操作装置では、周囲照度が所定値以上である場合には、リクエストスイッチが投入されたときにリクエスト信号を送信するので、バッテリ消耗を軽減することができる。また、周囲照度が所定値未満である場合には、継続的にリクエスト信号を送信するので、夜間時等にリクエストスイッチの位置を把握することが容易でない場合であっても、円滑にドア錠を解錠させることができる。
【0032】
また、周囲照度が所定値以上のときにリクエストスイッチが投入されてリクエスト信号が送信され、その後、所定時間以内にIDが照合されない場合には、リクエスト信号の送信を停止させて再度リクエストスイッチの待機状態に戻るので、リモコン機を持たない人がリクエストスイッチを投入した場合に、リクエスト信号が出力し続けるという問題を回避することができ、バッテリの消耗を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る車両用遠隔操作装置の構成を示すブロック図である。
【図2】車両外部のドア近傍に取り付けられるリクエストスイッチを示す説明図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る車両用遠隔操作装置の処理動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 車載通信機
2 リモコン機
3a〜3c リクエストスイッチ
4 照度センサ(照度検出手段)
5 バッテリ電源
6 イグニッションスイッチ
7a〜7d アンテナ
8 選択スイッチ
11 電源回路
12 入出力回路
13 CPU
13a 照度判断部
14 チューナ
15 出力アンプ
100 車両用遠隔操作装置

Claims (3)

  1. リモコン機と車載通信機との間で通信を行い、ID照合を行うことによりドア錠の施錠、解錠を切り換える車両用遠隔操作装置において、
    車両周囲の照度を検出する照度検出手段を備え、
    前記車載通信機は、前記照度検出手段にて車両周囲の照度が所定値未満であると判断された場合には、継続的にID照合用のリクエスト信号を送信し、
    車両周囲の照度が所定値以上であると判断された場合には、車両外部の適所に設けられたリクエストスイッチが投入された際に、ID照合用のリクエスト信号を送信することを特徴とする車両用遠隔操作装置。
  2. 前記リクエスト信号は、所定時間間隔で出力される間欠信号であることを特徴とする請求項1に記載の車両用遠隔操作装置。
  3. 前記リクエスト信号が投入された後、所定時間内にID照合ができない場合には、前記リクエスト信号の出力を停止することを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の車両用遠隔操作装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009541135A (ja) * 2006-06-30 2009-11-26 コンチネンタル オートモーティヴ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング アクセス装置の作動方法

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