JP2004344555A - 医療用画像記録装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】CPU101は、電子内視鏡装置2で撮像された内視鏡画像を表現している画像データをHDD105に格納して記録する制御を行う。映像信号形式変換部113は、その内視鏡画像の表示処理を行う表示モニタ3に応じ、この画像データを、表示モニタ3の受け入れることの可能な信号形態の映像信号を表現している画像データへ変換する。D/A変換部114はこの画像データをD/A変換して映像信号を生成する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、医療のために使用される内視鏡等によって取得された画像の処理技術に関し、特に、取得された画像を表示する際の利便性を向上させる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、細長の挿入部を体腔内に挿入し、固体撮像素子等の撮像手段を用いて被検部位を撮像してモニタ画面により体腔内臓器等を観察し、検査あるいは診断することのできる内視鏡装置が広く用いられている。
【0003】
このような内視鏡装置は、後のカンファレンス等に有効に利用できるようにするために、電子内視鏡等で撮像した内視鏡画像を記録する画像記録装置を接続してシステムとして使用される状況にあり、使いやすいシステムが望まれている。
また、前記のような内視鏡画像に限らず各種医療用画像を記録して医療用画像のデータベースとして有効に利用できるようにしたシステムが用いられつつある。
【0004】
この種の医療用画像記録システムとして、例えば特許文献1には、システム内の装置の異常に対して影響を受けずに確実にデータを一時記憶可能とすることによって画像記録時の信頼性を向上させた医療用画像ファイル装置が開示されている。
【0005】
【特許文献1】
特開平7−141498号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
近年、SDTV(Standard Definition Television)方式に比較してより鮮明な映像の表示を行うために、HDTV(High Definition Television)方式による高精細・高品位の映像表示装置の実用化が進められており、前述した医療用画像の表示にもこのような映像表示装置が利用されつつある。
【0007】
しかしながら、HDTV映像信号にはRGB信号を用いて色彩表現を行う信号形式と、色差信号を用いて色彩表現を行う信号形式とがあるため、画像を表現している映像信号の信号形式と映像表示装置が受け入れ可能な映像信号の信号形式とが一致していないと、表示画像の色彩が不適切なものとなってしまう。
【0008】
また、SDTV方式の映像表示装置も医療用画像の表示のために依然として多く使用されているが、このような映像表示装置にHDTV映像信号を入力しても画像表示を適切に行うことはできない。
本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、扱うことの可能な映像信号の信号形態が異なっている様々な表示モニタで医療用画像を表示できるようにする画像記録装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る医療用画像表示装置は、医療用途の画像を表現している画像データを記録する制御を行う記録制御手段と、当該記録した画像データを、表示するモニタの受け入れ可能な信号形態の映像信号へ変換する画像データ変換手段と、を有するように構成する。
【0010】
この構成によれば、画像データ変換手段が画像データの変換を行うことによって、医療用画像の表示処理を行うモニタで受け入れることの可能な信号形態の映像信号が生成されるので、扱うことの可能な映像信号の信号形態が異なる様々なモニタで医療用画像を表示できるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明を実施する画像記録装置の構成を示している。
同図に示すシステムにおいて、画像記録装置1には電子内視鏡装置2と表示モニタ3とが接続されている。
【0012】
画像記録装置1は電子内視鏡装置2によって撮像された画像を記録する。
電子内視鏡装置2は被験部位の内視鏡画像の撮像を行い、当該内視鏡画像を表現している映像信号を画像記録装置1の映像信号入力11に入力させる。また、この映像信号入力11に入力させている映像信号の信号方式を示す情報を画像記録装置1のデータ信号入力12に入力させる。
【0013】
表示モニタ3は、画像記録装置1の映像信号出力13から出力される映像信号で表現されている画像を表示する。
次に画像記録装置1の内部構成について説明する。
画像記録装置1の構成要素のうち、CPU101、RAM102、ROM103、操作入力部104、HDD105、VRAM−A107、通信I/F109、画像データ圧縮伸張処理部110、及びVRAM−B111はバス115を介して相互に接続されており、CPU101の管理の下で相互に各種のデータを授受することができる。
【0014】
CPU101は、所定の制御プログラムを実行することによって画像記録装置1全体の制御を行う中央演算装置であり、本実施形態における記録制御手段に相当するものである。また、CPU101は同期信号検出部108、画像データ補正処理部112、及び映像信号形式変換部113の各々と直接接続されており、これらとの間で各種の情報の授受を行うことができる。
【0015】
RAM102は、CPU101が制御プログラムを実行する際にワークメモリとして用いるメモリであり、各種のデータを必要に応じて一時的に保持しておくためにも使用される。
ROM103は、CPU101によって実行される制御プログラムが予め格納されているメモリであり、画像記録装置1に所定の電力が供給されるとCPU101はこの制御プログラムをROM103から読み出して実行する。
【0016】
操作入力部104は図1に示したシステムのユーザによって操作されるマウスやキーボード等の入力装置を有しており、その操作内容に対応付けられているユーザからの指示を取得する。
HDD(Hard Disk Drive )105は、画像データ圧縮伸張処理部110によって生成された圧縮画像データが格納されるハードディスク装置であり、記録画像の再生指示がユーザから行われたときには、その再生指示に係る圧縮画像データが読み出される。
【0017】
A/D変換部106は映像信号入力11に入力された動画像である映像信号をその動画像のフレーム周期に従って逐次アナログ−デジタル変換してデジタル画像データを生成する。本実施形態においては、このA/D変換部106によって生成される画像データで表現されている映像信号の信号形式はRGB信号であるとする。
【0018】
VRAM−A107はビデオメモリであり、A/D変換部106によって生成された画像データが一時的に格納される。
同期信号検出部108は、映像信号入力11に入力される映像信号から同期信号の検出を行い、同期信号が検出されたときにはこの旨をCPU101に通知する。
【0019】
通信I/F109は、CPU101による管理の下でデータ信号入力12に接続されている電子内視鏡装置2との間での各種データの授受を制御する。
画像データ圧縮伸張処理部110は、画像記録装置1が記録動作を行う場合には、ユーザによる電子内視鏡装置2への操作に応じてデータ信号入力12に入力される画像記録指示を検出したCPU101からの動作指示に応じ、VRAM−A107から当該画像記録指示に係る画像データを読み出して画像データ圧縮処理を施して圧縮画像データを生成する。また、画像記録装置1が再生動作を行う場合には、ユーザによる操作入力部104への操作によってなされた画像再生指示を検出したCPU101からの動作指示に応じ、CPU101によってHDD105から読み出されてRAM102に格納されている当該画像再生指示に係る圧縮画像データに対して圧縮画像データ伸張処理を施して非圧縮の画像データを生成する。
【0020】
VRAM−B111は、画像記録装置1が記録動作を行う場合にはVRAM−A107に格納されている画像データが読み出されて一旦格納され、画像記録装置1が再生動作を行う場合には画像データ圧縮伸張処理部110によって生成された非圧縮の画像データが一旦格納されるビデオメモリである。なお、画像記録装置1は、このVRAM−B111に格納される画像データを画像データ出力14から出力することができるように構成されている。
【0021】
画像データ補正処理部112は、CPU101からの指示に応じ、VRAM−B111から画像データを逐次読み出して当該指示に係る色補正処理、例えばホワイトバランス補正処理やガンマ補正処理を施す。
映像信号形式変換部113は、CPU101からの指示に応じ、画像データ補正処理部112から出力された画像データで表現されている映像信号の信号形態を変換する。
【0022】
D/A変換部114は、映像信号形式変換部113から出力されたデジタルデータである画像データをデジタル−アナログ変換して映像信号を生成し、映像信号出力13から出力する。
次に、この画像記録装置1の動作を説明する。
【0023】
画像記録装置1に電力が供給されると、CPU101はROM103に格納されている制御プログラムを実行し、最初に所定の初期化処理を行う。
電子内視鏡装置2を使用して内視鏡検査が行われている間は、CPU101の制御によって、電子内視鏡装置2から映像信号入力11に入力される、内視鏡画像を表現している映像信号がA/D変換部106によって逐次A/D変換され、デジタルデータである画像データが生成されてVRAM−A107に逐次書き込まれている。
【0024】
VRAM−A107に書き込まれた画像データはCPU101による制御によってVRAM−B111に転送されて書き込まれた後に読み出され、画像データ補正処理部112及び映像形式変換部113を通過した後にD/A変換部114へと送られる。
【0025】
D/A変換部114では送られてきた画像データをD/A変換して元の映像信号を生成する。生成されたRGB信号である映像信号は映像信号出力13から出力される。表示モニタ3ではこの映像信号で表現されている内視鏡画像を表示する。
【0026】
ここで、ユーザが電子内視鏡装置2を操作して内視鏡画像の記録を指示するレリーズを行うと、電子内視鏡装置2から画像記録指示が発せられて画像記録装置1のデータ信号入力12に入力される。この画像記録指示は通信I/F109で受信されてCPU101で検出される。
【0027】
CPU101がこの画像記録指示を検出すると、VRAM−A107への画像データの書き込み動作を一旦停止させる。これにより、レリーズ時の内視鏡画像の静止画像を表している画像データがVRAM−A107上に保持される。
次に、CPU101は画像データ処理部110に画像データ圧縮処理を行わせる指示を与える。この指示を受け取った画像データ圧縮伸張処理部110は、VRAM−A107に格納されている画像データに対して画像データ圧縮処理を施して圧縮画像データを生成する。このとき、CPU101はVRAM−A107への画像データの書き込み動作を再開させる。
【0028】
その後、圧縮画像データの生成完了の通知を画像データ圧縮伸張処理部110から受け取ると、CPU101は、生成された圧縮画像データをHDD105に格納する。ここまででユーザからの指示に応じて内視鏡画像の記録が完了する。
また、記録した内視鏡画像を表示モニタ3に再生表示させるためには、ユーザは画像記録装置1の操作入力部104を操作してその旨の指示を与えればよい。
【0029】
この指示がされたことを操作入力部104に対する操作から検出したCPU101は、この指示に係る圧縮画像データをHDD105から読み出して画像データ圧縮伸張処理部110に渡し、データ伸張の指示を与える。この指示を受け取った画像データ圧縮伸張処理部110は、渡された圧縮画像データに対して画像データ伸張処理を施して非圧縮の画像データを生成する。
【0030】
その後、画像データの生成完了の通知を画像データ圧縮伸張処理部110から受け取ると、CPU101は、生成された画像データをVRAM−B111に書き込む制御を行う。
その後、VRAM−B111に書き込まれた画像データは、画像データ補正処理部112及び映像形式変換部113を通過した後にD/A変換部114へと送られてD/A変換され、映像信号が生成される。生成された映像信号は映像信号出力13から出力され、この映像信号で表現されている内視鏡画像が表示モニタ3で表示される。
【0031】
ところで、RGB信号を用いて色彩表現を行う信号形式のHDTV映像信号を受け入れることのできる表示モニタ3と、色差信号を用いて色彩表現を行う信号形式のHDTV映像信号を受け入れることのできる表示モニタ3とを取り替えたときには、ユーザは操作入力部104を操作して映像信号出力13から出力される映像信号の信号形式の切り替えを画像記録装置1に対して指示する。この指示を行うことにより、取り替え後の表示モニタ3でも内視鏡画像を適切に表示することができる。
【0032】
このとき、CPU101は図2にフローチャートで示した映像信号形式設定処理が行われる。以下、この処理について説明する。
なお、この処理は、CPU101がROM103に格納されている制御プログラムを実行することによって実現され、操作入力部104に対して何らかの操作のなされたことが検出されたときに実行される割り込み処理である。
【0033】
まず、S101では操作入力部104に対する操作内容を取得する処理が行われ、続くS102において、取得された操作内容が、映像信号出力13から出力される映像信号の信号形式を指定する指示を示すものであったか否かを判定する処理が行われる。ここで、この判定結果がYesならばS104に処理を進め、NoならばS103に処理を進める。
【0034】
S103では、S101の処理によって取得された操作に応じた処理が行われ、その後はこの映像信号形式設定処理を終了して元の処理へと戻る。
S104では、S101の処理によって取得された操作によって指示されている信号形式が何であったかを判定する処理が行われる。ここで、RGB信号を用いて色彩表現を行う信号形式が指示されていたと判定されたときにはS105に処理を進め、RGB信号での映像信号の出力を映像信号形式変換部113に指示する処理が行われる。
【0035】
一方、S104の処理によって、色差信号を用いて色彩表現を行う信号形式が指示されていたと判定されたときにはS106に処理を進め、RGB信号での映像信号の出力を映像信号形式変換部113に指示する処理が行われる。その後、S105若しくはS106の処理を終えたときにはこの映像信号形式設定処理を終了して元の処理へと戻る。
【0036】
以上までの処理が映像信号形式設定処理である。この処理を行うCPU101によって指示された、出力する映像信号の信号形式についての指示を受け取った映像信号形式変換部113は、この指示に応じ、画像データ補正処理部112から送られてくるRGB信号を表現しているHDTV映像信号画像データをこのまま、あるいは色差信号を表現するものへと変換する。この変換がされたHDTV映像信号画像データはD/A変換部114によって色差信号を含むHDTV映像信号へと変換されて映像信号出力13から出力するようにする。こうして、取り替え後の表示モニタ3でも内視鏡画像を適切が表示される。
【0037】
なお、HDTV映像信号を受け入れることのできる表示モニタ3とSDTV映像信号を受け入れることのできる表示モニタ3とを取り替える場合や、表示画面の縦横比が16:9であるHDTV映像信号を受け入れることのできる表示モニタ3と4:3であるHDTV映像信号を受け入れることのできる表示モニタとを取り替えた場合であっても、上述したものと同様の処理をCPU101が行い、映像信号形式変換部113が取替え後の表示モニタ3で受け入れることのできる信号形式の映像信号への変換を行うようにすることにより、ユーザが操作入力部104を操作して映像信号出力13から出力される映像信号の信号形式の切り替えを画像記録装置1に対して指示することで、取り替え後の表示モニタ3でも内視鏡画像を適切に表示させることができるようになる。
【0038】
ところで、電子内視鏡装置2には、様々な信号形式の映像信号を受け入れることのできる表示モニタ3を直接接続したときに内視鏡画像の適切な表示が表示モニタ3で自動的に行えるようにするため、電子内視鏡装置2自身から出力している映像信号の信号形式を示す情報(以下、「映像信号形式情報」と称することとする)を表示モニタ3で取得可能なものがある。そこで、この信号を利用して、映像信号出力13から出力される映像信号の信号形式の切り替えを画像記録装置1に行わせることができる。このためには、図3にフローチャートで示した映像信号形式自動設定処理をCPU101に行わせるようにすればよい。以下、この処理について説明する。
【0039】
なお、この処理は、CPU101がROM103に格納されている制御プログラムを実行することによって実現されるものであり、電子内視鏡装置2が画像記録装置1に接続されたこと、例えば映像信号入力11に接続される映像信号ケーブルの抜き差しが行われたが検出されたときに実行される割り込み処理である。
【0040】
なお、この実施形態においては、電子内視鏡装置2が出力している映像信号の信号形式を示す情報が画像記録装置1のデータ信号入力12に接続されている通信路を用いて取得可能であるとする。
まず、S201において同期信号検出部108から検出情報を取得する処理が行われ、続くS202において、映像信号入力11に入力されている映像信号から同期信号が検出されているか否かを判定する処理が行われる。そして、この同期信号が検出されるまでS201及びS202の処理が繰り返される。
【0041】
ここで、同期信号が検出されたときにはS203に処理を進めて電子内視鏡装置2から通信I/F109を介して映像信号形式情報を取得する処理が行われ、続くS204において、映像信号形式情報が示している信号形式が何であったかを判定する処理が行われる。ここで、RGB信号を用いて色彩表現を行う信号形式が指示されていたと判定されたときにはS205に処理を進め、RGB信号での映像信号の出力を映像信号形式変換部113に指示する処理が行われる。一方、S204の処理によって、色差信号を用いて色彩表現を行う信号形式が指示されていたと判定されたときにはS206に処理を進め、RGB信号での映像信号の出力を映像信号形式変換部113に指示する処理が行われる。その後、S205若しくはS206の処理を終えたときにはこの映像信号形式自動設定処理を終了して元の処理へと戻る。
【0042】
以上までの処理が映像信号形式自動設定処理である。CPU101がこの処理を行うことによって指示をした、出力する映像信号の信号形式についての指示を受け取った映像信号形式変換部113は、この指示に応じ、画像データ補正処理部112から送られてくるRGB信号を表現しているHDTV映像信号データをこのまま、あるいは色差信号へと変換して、映像信号出力13から出力するようにする。こうして、映像信号出力13から出力される映像信号の信号形式が、電子内視鏡装置2から得られる映像信号形式情報に基づいて自動的に切り替えられ、電子内視鏡装置2から出力される映像信号と、画像記録装置1の映像信号出力13から出力される映像信号との信号形式が自動的に一致するようになる。
【0043】
なお、映像信号入力11に入力される電子内視鏡装置2からの映像信号がRGB信号でない場合には、例えば、VRAM−A107に格納されている映像信号形式情報で示されている信号形式の画像データからRGB信号を表現している画像データへと変換する処理をCPU101若しくは不図示である専用の画像処理部が行うようにすればよく、また、映像信号入力11に入力される映像信号をRGB信号の映像信号へと変換する映像信号形式変換部をA/D変換部106の前段に設けるようにしてもよい。
【0044】
ところで、表示モニタ3の取り替えを行ったときに、表示モニタ3の色温度等の色彩表現の特性に応じ、その取替え後の表示モニタ3に表示させたときに最も適切な色彩表現での内視鏡画像の表示が行われるように、画像記録装置1内部で内視鏡画像に対してホワイトバランス補正処理やガンマ補正などの色補正処理を行うようにしてもよい。このためには、図2にフローチャートで示した映像信号形式設定処理の処理内容を若干変更し、図4に示した処理を図2のS102とS103との間に挿入してCPU101に行わせるようにすればよい。以下、この処理について説明する。
【0045】
まず、ユーザは操作入力部104を操作して映像信号出力13に接続される表示モニタ3を示す表示モニタ情報、例えば表示モニタ3の機種名を入力して映像信号出力13から出力される映像信号の信号形式の切り替えを画像記録装置1に対して指示する。このとき、CPU101では、図2のS101の処理によってこのユーザによる操作内容が取得されるが、続くS102の処理によって、この操作内容が映像信号出力13から出力される映像信号の信号形式を指定する指示を示すものではない(判定結果がNo)と判定され、図4のS301へと処理を進める。
【0046】
S301では、図2のS101の処理によって取得されたユーザによる操作内容が表示モニタ情報であったか否かを判定する処理が行われ、この判定結果がYesならばS302に処理を進める。一方、S301の判定結果がNoならば図2のS103へ処理を進める。
【0047】
S302では、表示モニタ情報で示されている表示モニタ3が受け入れることのできる信号形式への変換を映像信号形式変換部113に指示する処理が行われ、続くS303では、画像データ補正処理部112に指示を与えて表示モニタ情報で示されている表示モニタ3に応じた色補正を画像データに対して行わせる処理が行われる。その後は、割り込み処理である図2の映像信号形式設定処理を終了して元の処理へと戻る。
【0048】
以上までの処理を行うCPU101によって指示された、出力する映像信号の信号形式についての指示を受け取った映像信号形式変換部113は、この指示に応じ、画像データ補正処理部112から送られてくるRGB信号を表現しているHDTV映像信号データを、表示モニタ3が受け入れることのできる信号形式を表現している映像信号データへと変換する。この映像信号データは、D/A変換部114によってアナログ信号である映像信号へと変換されて映像信号出力13から出力される。なお、色補正を行う指示をCPU101から受け取った画像データ補正処理部112は、その指示に応じた色補正を画像データに対して施し、補正後の画像データを映像信号形式変換部113へ出力する。
【0049】
こうして、表示モニタ3を取り替えても内視鏡画像が適切な色彩で表示されるようになる。
なお、表示モニタ情報で示されている表示モニタ3が受け入れることのできる映像信号の信号形式についての情報、及び表示モニタ情報で示されている表示モニタ3にとって適切な色補正を設定する情報は、画像記録装置1のROM103若しくはHDD105に予め格納しておき、CPU101が前述したS302やS303の処理を行うときに、これらの情報をCPU101が読み出して画像データ補正処理部112及び映像信号形式変換部113に与えるようにすればよい。また、これらの情報をユーザが入力できるようにしてもよい。
【0050】
ところで、画像記録装置1に接続する表示モニタ3としては、パーソナルコンピュータ(以下、「PC」と略す)の出力表示装置として用いられるPCモニタを使用することもできる。このときには、図2に示した映像信号形式設定処理と同様の処理をCPU101が行い、映像信号形式変換部113がこのPCモニタで表示可能な解像度の画像を表現している映像信号への変換を行うようにする。こうすることにより、ユーザが操作入力部104を操作してPCモニタの表示能力に応じた解像度を画像記録装置1に対して指示することで、PCモニタでも内視鏡画像を適切に表示させることができるようになる。
【0051】
なお、PCモニタを使用する場合、その動作周波数に適応して、映像信号形式変換部113やD/A変換部114の動作周波数を変更し、PCモニタに適した同期信号を供給するようになっている。
また、HDTVモニタ登場後も依然として、普及度の高いSDTV方式モニタが汎用的に用いられている為、SDTVモニタを使用する場合も、同様にその動作周波数に適応して、映像信号形式変換部113やD/A変換部114の動作周波数を変更し、SDTVモニタに適した同期信号を供給するようになっている。
【0052】
また、このとき、図5(a)に示すように、画像記録装置1の映像信号出力13にPCモニタ6を接続すると共に、画像記録装置1にPC5を接続し、図5(b)に示すように、PCモニタ6に観察画像表示領域61と文字表示領域62とを表示させ、内視鏡画像を観察画像表示領域61に表示させると同時に、PC5で実行させているソフトウェア、例えば診断カルテ作成ソフトの実行画面を併せて文字表示領域62に表示させる画像合成処理を画像記録装置1に行わせるようにすると便利である。
【0053】
また、画像記録装置1に複数の電子内視鏡装置2を接続可能な構成とし、これらを切り替えて内視鏡画像の観察・記録を行えるようにすることもできる。このためには、図1に示した画像記録装置1の構成の一部を図6に示したように変更すればよい。
【0054】
以下、図6について説明する。
図6は、図1に示した画像記録装置1の構成のうち、A/D変換部106とVRAM−A107とがそれぞれA/D変換部106a、106bとVRAM−A107a、107bとに置き換えられ、映像信号入力11と同期信号検出部108とが映像信号入力11a、11b、11c、…と同期信号検出部108a、108b、108c、…に置き換えられ、更に、映像信号選択部121と画像合成処理部122とが追加されることを示しており、この他の構成要素は図1に示したものがそのまま画像記録装置1に備えられているものとする。
【0055】
A/D変換部106a、106b、VRAM−A107a、107b、及び同期信号検出部108a、108b、108c、…は、それぞれ図1に示したA/D変換部106、VRAM−A107、及び同期信号検出部108と同様のものである。
【0056】
映像信号選択部121は、CPU101の指示に応じ、電子内視鏡装置2a、2b、2c、…の各々から送られてきて映像信号入力11a、11b、11c、…の各々に入力される内視鏡画像を表現している映像信号のうちのいずれかを選択してA/D変換部106aに入力させ、またこれらのうちのいずれかを選択してA/D変換部106bに入力させる。
【0057】
画像合成処理部122は、CPU101の指示に応じ、VRAM−A107aに格納されている画像データで表現されている画像とVRAM−A107bに格納されている画像データで表現されている画像とを合成し、後述するピクチャ・イン・ピクチャ画面を表現する画像データを生成する画像処理を行うものである。なお、画像合成処理部122は、図1に示したものと同一のバス115に接続されている。
【0058】
以下、図6に示した複数の映像信号を入力可能な画像記録装置1を用いて、電子内視鏡装置2a、2b、2c、…の各々で撮像された内視鏡画像を表示モニタ3に表示させる動作について説明する。
ここで図7について説明する。同図は、図6に示した画像記録装置1のCPU101によって行われる画像表示制御処理の処理内容をフローチャートで示したものである。
【0059】
まず、S401において、変数Nに初期値「1」を代入する処理が行われる。
S402では、同期信号検出部108a、108b、108c、…のうち、N番目のものから検出情報を取得する処理が行われ、続くS403において、映像信号入力11に入力されている映像信号から同期信号が検出されているか否かを判定する処理が行われる。ここで、同期信号が検出されていると判定されたとき(判定結果がYesのとき)には、S404へと処理を進め、映像信号入力11a、11b、11c、…のうちN番目のものへ映像信号が入力されているとみなしてS406に処理を進める。一方、同期信号が検出されていないと判定されたとき(判定結果がNoのとき)には、S405へと処理を進め、映像信号入力11a、11b、11c、…のうちN番目のものへは映像信号が入力されていないとみなしてS406に処理を進める。
【0060】
S406では、変数Nの現在の値に「1」を加算した加算結果を改めて変数Nに代入する処理が行われる。
S407では、変数Nの現在の値が映像信号入力11a、11b、11c、…の総数を超えたか否かを判定する処理が行われる。この判定結果がYesならばS408に処理を進め、NoならばS402へ処理を戻して上述した処理を繰り返す。
【0061】
以上のS401からS407にかけての処理をCPU101が行うことによって、映像信号入力11a、11b、11c、…、のうちのどれに映像信号が入力されているかをCPU101が認識できるようになる。
S408では、上述したS407までの処理によって映像信号入力11a、11b、11c、…、のうちの複数のものに映像信号が入力されていることが検出されたか否かを判定する処理が行われ、この判定結果かYesならばS409に、NoならばS412に、それぞれ処理を進める。
【0062】
S409では、映像信号選択部121に指示を与えて、複数入力されている映像信号のうち予め設定されている優先度が最高のものを主映像信号として選択してA/D変換部106aへ出力させる処理が行われる。
この処理をより具体的に説明すると、映像信号入力11a、11b、11c、…の各々について予め設定されている優先順位に基づき、この順位が最高のものに入力されている映像信号が主映像信号として選択する指示を映像信号選択部121に与える。映像信号選択部121はこの指示に従って選択される主映像信号をA/D変換部106aへ出力する。A/D変換部106aはこの主映像信号を逐次A/D変換し、生成された画像データ(「主画像データ」と称することとする)をVRAM−A107aに格納する。
【0063】
なお、上述した優先順位はユーザが操作入力部104を操作することで任意に設定できるようにしてもよく、また、例えば映像信号入力11a、11b、11c、…の順というように予め固定的に設定されていてもよい。
S410では、映像信号選択部121に指示を与えて、複数入力されている映像信号のうち予め設定されている優先度が二番目に高いのものを副映像信号として選択してA/D変換部106bへ出力させる処理が行われる。
【0064】
この処理をより具体的に説明すると、映像信号入力11a、11b、11c、…の各々について予め設定されている前述した優先順位に基づき、この順位が二番目に高いものに入力されている映像信号が副映像信号として選択する指示を映像信号選択部121に与える。映像信号選択部121はこの指示によって選択される副映像信号をA/D変換部106bへ出力する。A/D変換部106bはこの副映像信号を逐次A/D変換し、生成された画像データ(「副画像データ」と称することとする)をVRAM−A107bに格納する。
【0065】
S411では、画像合成処理部122に指示を与えて、主映像信号で表現されている画像(「主画像」と称することとする)と副映像信号で表現されている画像(「副画像」と称することとする)とをピクチャ・イン・ピクチャ表示するための画像合成処理を行わせる処理が行われ、その後はS401へ処理を戻して上述した処理を繰り返す。
【0066】
この指示を受け取った画像合成処理部122は、VRAM−A107aに格納されている主画像データとVRAM−A107bに格納されている副画像データとを読み込み、図8に示す主画像表示領域71に主画像が表示され、その主画像の左下部の副画像表示領域72に副画像が重ねられて表示されるピクチャ・イン・ピクチャ表示画面を表現している画像データを主画像データと副画像データとから生成する。生成された画像データはVRAM−B111に格納される。その後のこの画像データは画像データ補正処理部112、映像形式変換部113、及びD/A変換部114を経ることで映像信号として映像信号出力13から出力される。表示モニタ3ではこの映像信号で表現されているピクチャ・イン・ピクチャ表示画面を表示する。
【0067】
一方、前述したS408の判定処理の結果がNoであったときには、S412において、上述したS407までの処理によって映像信号入力11a、11b、11c、…、のうち映像信号が入力されていることが検出されたのは一つのみであったか否かを判定する処理が行われ、この判定結果かYesならばS413に処理を進める。一方、この判定結果がNo、すなわち映像信号入力11a、11b、11c、…、のうちのいずれにも映像信号が入力されていないと判定されたときには、S401へ処理を戻して上述した処理を繰り返す。
【0068】
S413では、映像信号選択部121に指示を与えて、入力が検出されている唯一の映像信号を選択してA/D変換部106aへ出力させる処理が行われる。映像信号選択部121はこの指示に従って選択される映像信号をA/D変換部106aへ出力すると、A/D変換部106aはこの映像信号を逐次A/D変換し、生成された画像データをVRAM−A107aに格納する。
【0069】
S414は、前述したものと同様に、VRAM−A107aに格納されている画像データをそのままVRAM−B111に格納した後、画像データ補正処理部112、映像形式変換部113、及びD/A変換部114を経ることで映像信号として映像信号出力13から出力させる処理が行われ、その後はS401へ処理を戻して上述した処理を繰り返す。表示モニタ3ではこの映像信号で表現されている内視鏡画像を表示する。
【0070】
以上までの処理が画像表示制御処理であり、図6に示した画像記録装置1のCPU101がこの処理を行うことにより、電子内視鏡装置2a、2b、2c、…の各々で撮像された内視鏡画像を表示モニタ3に表示させることが可能となり、また、2枚の内視鏡画像をピクチャ・イン・ピクチャ表示させることが可能となる。
【0071】
なお、図6に示した画像記録装置1を用いてピクチャ・イン・ピクチャ表示を行っているときにユーザが操作入力部104を操作して映像信号入力11a、11b、11c、…の各々について設定されている優先順位の変更指示を行えるようにし、この指示に応じてピクチャ・イン・ピクチャ表示画面として表示モニタ3に表示させている主画像及び副画像が切り替わるようにしてもよく、こうすることにより、主画像及び副画像として表示させる内視鏡画像の選択をユーザが行えるようになる。
【0072】
また、図6に示した画像記録装置1で画像記録を行うときには、ピクチャ・イン・ピクチャ表示画面を記録するようにしてもよいし、前述した主画像若しくは副画像のいずれか一方を記録するようにしてもよい。
また、ピクチャ・イン・ピクチャ表示における副画像表示領域72についての主画像表示領域71に対する相対位置は、図8に示すような主画像表示領域71の左下部に限定されるものではない。
【0073】
その他、本発明は、上述した実施形態に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良・変更が可能である。
例えば、上述した実施形態においては、電子内視鏡装置2で撮像した画像を表現している圧縮画像データを画像記録装置1のHDD105に格納して記録するようにしていたが、その代わりに、前掲の特許文献1に記載の医療用画像ファイル装置のように、画像記録装置1にネットワークインタフェースを設けて画像記録装置1をネットワークに接続し、このネットワークに設けられているファイルサーバへこの圧縮画像データを転送して記録させるようにしてもよい。
[付記]
(付記1)前記表示モニタは高精細度テレビジョン(HDTV)用モニタであることを特徴とする請求項1に記載の医療用画像記録装置。
【0074】
(付記2)前記表示モニタは標準精細度テレビジョン(SDTV)用モニタであることを特徴とする請求項1に記載の医療用画像記録装置。
(付記3)前記映像信号の信号形式はRGB信号または色差信号を含むものであることを特徴とする請求項1に記載の医療用画像記録装置。
【0075】
(付記4)前記画像データ変換手段は、前記映像信号の信号形式を、前記画像を表現している画像信号が当該装置に入力されたときにおける当該映像信号の信号形式に一致させることを特徴とする請求項1に記載の医療用画像記録装置。
(付記5)前記画像データ変換手段は、前記変換によって生成する前記映像信号の信号形式を、前記映像信号が入力される機器の変更に応じて変更することを特徴とする請求項1に記載の医療用画像記録装置。
【0076】
(付記6)前記表示モニタの色彩表現特性に基づいて前記画像データを補正する色彩補正手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載の医療用画像記録装置。
(付記7)医療用途の画像を表現している画像データを記録する制御を行う記録制御手段と、
前記画像を表示する表示モニタの表示能力に応じて前記画像データを変換する画像データ変換手段と、
を有することを特徴とする医療用画像記録装置。
【0077】
(付記8)前記画像データ変換手段は、前記表示モニタの解像度に応じて前記画像データを変換することを特徴とする付記7に記載の医療用画像記録装置。
(付記9)前記表示モニタは、パーソナルコンピュータの表示装置であることを特徴とする付記8に記載の医療用画像記録装置。
【0078】
(付記10)前記表示装置は、前記画像の表示に併せて、前記パーソナルコンピュータで実行されるプログラムの実行画面を表示することを特徴とする付記9に記載の医療用画像記録装置。
(付記11)医療用途の画像を表現している映像信号が入力される複数の入力手段と、
前記画像を表現している画像データを記録する制御を行う記録制御手段と、
前記入力手段のうちのひとつに入力された第一の映像信号によって表現されている第一の画像を表示させると共に、当該入力手段のうちの別のひとつに入力された第二の映像信号によって表現されている第二の画像を、当該第一の画像に重ねて当該表示部に表示させる制御を行う画像表示制御手段と、
を有することを特徴とする医療用画像記録装置。
【0079】
(付記12)前記入力手段に入力されている映像信号によって表現されている画像から前記第二の画像とするものを選択する選択手段を更に有することを特徴とする付記11に記載の医療用画像記録装置。
(付記13)前記入力手段に前記映像信号が入力されているか否かを検出する検出手段を更に有し、
前記選択手段は、前記検出手段によって検出された映像信号で表現されている画像を前記第二の画像とするものとして選択する、
ことを特徴とする付記12に記載の医療用画像記録装置。
【0080】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明は、医療用途の画像を表現している画像データを記録する制御を行う画像記録装置に、その画像の表示を行うモニタに応じて当該モニタが受け入れることの可能な信号形態の映像信号へ当該画像データを変換する手段を設けるようにする。
【0081】
こうすることにより、扱うことの可能な映像信号の信号形態が異なっている様々な表示モニタで医療用画像を表示できるようになるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する画像記録装置の構成を示す図である。
【図2】映像信号形式設定処理の処理内容を示すフローチャートである。
【図3】映像信号形式自動設定処理の処理内容を示すフローチャートである。
【図4】表示モニタに基づいた画像データ補正制御処理の処理内容を示すフローチャートである。
【図5】表示モニタとしてPCモニタを使用する実施例を説明する図である。
【図6】複数の映像信号を入力可能な画像記録装置の構成を示す図である。
【図7】図6の構成における画像表示制御処理の処理内容を示すフローチャートである。
【図8】ピクチャ・イン・ピクチャ表示を説明する図である。
【符号の説明】
1 画像記録装置
2、2a、2b、2c 電子内視鏡装置
3 表示モニタ
5 PC
6 PCモニタ
11、11a、11b、11c 映像信号入力
12 データ信号入力
13 映像信号出力
14 画像データ出力
61 観察画像表示領域
62 文字表示領域
71 主画像表示領域
72 副画像表示領域
101 CPU
102 RAM
103 ROM
104 操作入力部
105 HDD
106、106a、106b A/D変換部
107、107a、107b VRAM−A
108、108a、108b、108c 同期信号検出部
109 通信I/F
110 画像データ圧縮伸張処理部
111 VRAM−B
112 画像データ補正処理部
113 映像信号形式変換部
114 D/A変換部
121 映像信号選択部
122 画像合成処理部
Claims (1)
- 医療用途の画像を表現している画像データを記録する制御を行う記録制御手段と、
前記記録した画像データを、表示するモニタの受け入れ可能な信号形態の映像信号へ変換する画像データ変換手段と、
を有することを特徴とする医療用画像記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2003147387A JP2004344555A (ja) | 2003-05-26 | 2003-05-26 | 医療用画像記録装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2003
- 2003-05-26 JP JP2003147387A patent/JP2004344555A/ja active Pending
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