JP2004344273A - 介助用平行移動マット - Google Patents
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- JP2004344273A JP2004344273A JP2003142966A JP2003142966A JP2004344273A JP 2004344273 A JP2004344273 A JP 2004344273A JP 2003142966 A JP2003142966 A JP 2003142966A JP 2003142966 A JP2003142966 A JP 2003142966A JP 2004344273 A JP2004344273 A JP 2004344273A
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Abstract
【課題】移乗介助をする必要のある要介護者に対し安全安楽に少ない力で移乗できる介助用平行移動マットである。更に、そのまま座布団としても使え2〜3時間の座位に、要介護者の臀部にかかる体圧の軽減と、下肢が椅子の下に入り込むのを防ぐ。
【解決手段】ビニールシートの、車椅子の座面yり、ずり落ちを防ぐ為に、ハンドルに引っ掛ける輪を備え、介助用移動マットを固定する事により、要介護者のずり落ちを防止する。使用しないときには面ファスナーにて片付けることが出来る。車椅子移乗後も座布団として体圧をやわらげる事が出来る。
【選択図】図1
【解決手段】ビニールシートの、車椅子の座面yり、ずり落ちを防ぐ為に、ハンドルに引っ掛ける輪を備え、介助用移動マットを固定する事により、要介護者のずり落ちを防止する。使用しないときには面ファスナーにて片付けることが出来る。車椅子移乗後も座布団として体圧をやわらげる事が出来る。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は施設や病院等で主に二人で平行移乗介助をする必要のある要介護者に対し安全安楽に少ない力で移乗できる介助用平行移動マットである。更に、そのまま座布団としても使え2〜3時間の座位に、要介護者の臀部にかかる体圧の軽減と、下肢が椅子の下に入り込むのを防ぐの目的とする。
【0002】
【従来の技術】
従来重度身体障害者、及び寝たきり高齢者の移乗は日常何度も行われるのが、辱創予防のうえからも常識であるが、その移乗介助には大きな労力が必要となる。特に2〜3人で移乗する要介護者の場合、大判バスタオル等を用いて両脇を持ち移乗するが、要介護者の体重が指や腕に一気にかかるようになり、数回も行えば指に痛みがでてくるようになる。また、要介護者が車椅子に乗った後も下肢が車椅子の内に入り込み、バランスをくずし転落する恐れがある。また、前車輪に足が当たりけがをする事もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような問題を解決する為に、特開平10−142180の介護用敷布がある。洗濯が出来るなど衛生面では優れているが、シーツでは幅が広すぎるのとしわに成りやすい事などにより、そのまま車椅子には使用できない。又、もち手が端に取り付けられていて見た目以上に力が必要となる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、日常使う座布団になり移乗時には要介護者の体に極力近づいて持つことが出来るので、介助者が使用する力は今までよりは、かなり少なくてすむ。ベルトを持つことにより、指先のみに力が集中するのを防ぐので、介助者も安全、安心して移乗が行える。要介護者については重度の方ほど体が曲がる人が多く上体が前のめりし易く転落の恐れがあるが、必要以上に下肢が車椅子の中に入らない事により、転落の危険が少なくなる。又、足のケガ防止にも役立つ。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明は織りが密な綿又は綿混紡の長方形のキルティングの素材でできており洗濯が容易で清潔を保てるようにする。
【0006】
裏側に綿混紡の平らな5センチ幅のベルトを用い、端から15センチ入ったところに、サイドに平行に置き数箇所縫い付ける。長方形に2度以上縫い丈夫にする。(図1C)縫い目と縫い目の間が持ち手になる。
【0007】
頭のほうには50センチ多めに出し輪にして縫いつける。これは滑りやすいビニールシートの車椅子座面から滑らないように、持ち手に引っ掛けマットを固定するものである。
必要のない時には、面ファスナー(図1E)にくっつけて片付けておくことが出来る。
【0008】
足側はレッグレストの部分を、布をベルトで固定する。面ファスナーを多めに使用して、手軽に取り外しできるようにした。(図1G,G’)
【0009】
ベルトは要介護者の体の幅よりやや広めに取り付け、薄くて要介護者に段差を感じさせないようにしてある。
【0010】
【発明の効果】
本発明は要介護者を二人以上で移乗する際、介助者の移乗する力を極力少なくすることが出来るので、腕・指の疲労が起こりにくくなる。車椅子移乗後も座布団として臀部が受ける体圧を和らげ、ハンドルのもち手を掛ける事で車椅子からの滑り落ちを防ぐことが出来る。更に、レッグレストの部分まで布を延ばし固定することで、要介護者の足が車椅子の中に入り込まないようにして、転落・怪我の防止に役立つ。綿の生地でできているので、洗濯が簡単に行え、清潔を保つ事ができる介助用移動マットである。
【0011】
[本発明の効果的利用法]
上記のほかに、
[その1]臥床時体位変換を行うときには、ベルトBを持ち上げ、まくらを置くと簡単に行える。
[その2]介助用移動マットの裏側の膝裏に当たるところにまくらを挟むと、前のめりしにくくなる。
[その3]リクライニング車椅子に移乗時、体位を保てない要介護者には、持ち手と肘掛を結ぶことで、横へのずり落ちを防ぐことが可能である。
[その4]厚めの生地で出来ているので、細かいしわになり辱創予防に役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体の図である。
【図2】ベルトの留めの部分の拡大図
【図3】利用方法の図 反対側にもう一人持つ
【図4】車椅子に乗ったときの介助用移動マットの位置
【図5】リクライニング車椅子に乗ったときの介助用移動マットの位置
【符号の説明】
A 本体
B ベルト
C ベルトの留めの部分
D ベルトの持ち出し(輪になっている)
E 面ファスナー(凸)
E’ 面ファスナー
F フットレスト側のベルト
G ベルトに取り付けた面ファスナー(凸)
G’ ベルトに取り付けた面ファスナー
【発明の属する技術分野】
本発明は施設や病院等で主に二人で平行移乗介助をする必要のある要介護者に対し安全安楽に少ない力で移乗できる介助用平行移動マットである。更に、そのまま座布団としても使え2〜3時間の座位に、要介護者の臀部にかかる体圧の軽減と、下肢が椅子の下に入り込むのを防ぐの目的とする。
【0002】
【従来の技術】
従来重度身体障害者、及び寝たきり高齢者の移乗は日常何度も行われるのが、辱創予防のうえからも常識であるが、その移乗介助には大きな労力が必要となる。特に2〜3人で移乗する要介護者の場合、大判バスタオル等を用いて両脇を持ち移乗するが、要介護者の体重が指や腕に一気にかかるようになり、数回も行えば指に痛みがでてくるようになる。また、要介護者が車椅子に乗った後も下肢が車椅子の内に入り込み、バランスをくずし転落する恐れがある。また、前車輪に足が当たりけがをする事もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような問題を解決する為に、特開平10−142180の介護用敷布がある。洗濯が出来るなど衛生面では優れているが、シーツでは幅が広すぎるのとしわに成りやすい事などにより、そのまま車椅子には使用できない。又、もち手が端に取り付けられていて見た目以上に力が必要となる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、日常使う座布団になり移乗時には要介護者の体に極力近づいて持つことが出来るので、介助者が使用する力は今までよりは、かなり少なくてすむ。ベルトを持つことにより、指先のみに力が集中するのを防ぐので、介助者も安全、安心して移乗が行える。要介護者については重度の方ほど体が曲がる人が多く上体が前のめりし易く転落の恐れがあるが、必要以上に下肢が車椅子の中に入らない事により、転落の危険が少なくなる。又、足のケガ防止にも役立つ。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明は織りが密な綿又は綿混紡の長方形のキルティングの素材でできており洗濯が容易で清潔を保てるようにする。
【0006】
裏側に綿混紡の平らな5センチ幅のベルトを用い、端から15センチ入ったところに、サイドに平行に置き数箇所縫い付ける。長方形に2度以上縫い丈夫にする。(図1C)縫い目と縫い目の間が持ち手になる。
【0007】
頭のほうには50センチ多めに出し輪にして縫いつける。これは滑りやすいビニールシートの車椅子座面から滑らないように、持ち手に引っ掛けマットを固定するものである。
必要のない時には、面ファスナー(図1E)にくっつけて片付けておくことが出来る。
【0008】
足側はレッグレストの部分を、布をベルトで固定する。面ファスナーを多めに使用して、手軽に取り外しできるようにした。(図1G,G’)
【0009】
ベルトは要介護者の体の幅よりやや広めに取り付け、薄くて要介護者に段差を感じさせないようにしてある。
【0010】
【発明の効果】
本発明は要介護者を二人以上で移乗する際、介助者の移乗する力を極力少なくすることが出来るので、腕・指の疲労が起こりにくくなる。車椅子移乗後も座布団として臀部が受ける体圧を和らげ、ハンドルのもち手を掛ける事で車椅子からの滑り落ちを防ぐことが出来る。更に、レッグレストの部分まで布を延ばし固定することで、要介護者の足が車椅子の中に入り込まないようにして、転落・怪我の防止に役立つ。綿の生地でできているので、洗濯が簡単に行え、清潔を保つ事ができる介助用移動マットである。
【0011】
[本発明の効果的利用法]
上記のほかに、
[その1]臥床時体位変換を行うときには、ベルトBを持ち上げ、まくらを置くと簡単に行える。
[その2]介助用移動マットの裏側の膝裏に当たるところにまくらを挟むと、前のめりしにくくなる。
[その3]リクライニング車椅子に移乗時、体位を保てない要介護者には、持ち手と肘掛を結ぶことで、横へのずり落ちを防ぐことが可能である。
[その4]厚めの生地で出来ているので、細かいしわになり辱創予防に役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体の図である。
【図2】ベルトの留めの部分の拡大図
【図3】利用方法の図 反対側にもう一人持つ
【図4】車椅子に乗ったときの介助用移動マットの位置
【図5】リクライニング車椅子に乗ったときの介助用移動マットの位置
【符号の説明】
A 本体
B ベルト
C ベルトの留めの部分
D ベルトの持ち出し(輪になっている)
E 面ファスナー(凸)
E’ 面ファスナー
F フットレスト側のベルト
G ベルトに取り付けた面ファスナー(凸)
G’ ベルトに取り付けた面ファスナー
Claims (4)
- 本発明は自分でベッドから車椅子、車椅子からベッドに自力移動できない、要介護者を二人以上で介助する為のマットで、車椅子移乗後も座布団として体圧をやわらげる事が出来る介助用平行移動マット
- ビニールシートの、車椅子の座面より、ずり落ちを防ぐ為に、ハンドルに引っ掛ける輪を備え、介助用移動マットを固定する事により、要介護者のずり落ちを防止する。使用しないときには面ファスナーにて片付けることが出来る介助用平行移動マット
- 要介護者の足が内側へ入りすぎて、体のバランスをくずす事を防ぐ介助用平行移動マット
- 持手は、なるべく要介護者の体に近づけ、介助者の移動の力を最小限に使うことができる様にした。もち手を5箇所設けることにより数人での移乗が可能となった介助用平行移動マット
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003142966A JP2004344273A (ja) | 2003-05-21 | 2003-05-21 | 介助用平行移動マット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003142966A JP2004344273A (ja) | 2003-05-21 | 2003-05-21 | 介助用平行移動マット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004344273A true JP2004344273A (ja) | 2004-12-09 |
Family
ID=33530871
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003142966A Pending JP2004344273A (ja) | 2003-05-21 | 2003-05-21 | 介助用平行移動マット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004344273A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1600797A1 (en) | 2004-05-28 | 2005-11-30 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Transparent resin material |
-
2003
- 2003-05-21 JP JP2003142966A patent/JP2004344273A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1600797A1 (en) | 2004-05-28 | 2005-11-30 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Transparent resin material |
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