JP2004343711A - 受信装置および受信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】内蔵の不揮発性メモリや外部接続の外部メモリに記憶した個人情報の消去指示をした後、個人情報が不揮発性メモリや外部メモリに新たに記憶されることを防止可能な受信装置を提供する。
【解決手段】個人情報の消去指示がなされた後は(ステップS53のYES)、不揮発性メモリや外部メモリに記憶した個人情報を消去する前に、放送の受信および/または通信を停止し(ステップS54)、受信したデータコンテンツに対するサービスを利用するプログラムの実行を不可とし(ステップS55)、さらに、作業用のワークメモリに記憶した個人情報を消去する(ステップS56)。また、不揮発性メモリや外部メモリに記憶した個人情報を消去した後は(ステップS57)、不揮発性メモリや外部メモリを書き込みできない設定とし(ステップS58)、電源を切断する以外の操作を受け付けなくする(ステップS60〜S62)。
【選択図】図6

Description

本発明は、受信装置および受信方法に関し、より詳細には、ユーザ操作により、または、番組が視聴される際、あるいは、データ放送またはデータ通信で受信したデータコンテンツに対するサービスを利用するプログラムを実行する際に、個人情報を不揮発性メモリに記憶する受信装置において、ユーザの指示により、不揮発性メモリに記憶した個人情報を消去した後は、不揮発性メモリへの個人情報の書き込みを抑止して、個人情報が不揮発性メモリに残留することを防止できる受信装置および受信方法に関する。
近年、国内では、BS(Broadcasting Satellite)デジタル放送が開始され、今後、地上波デジタル放送等が計画されており、これらに対応した受信装置が種々提案されている。ユーザは、これらのデジタル放送を受信できる受信装置により、番組を視聴したり、データ放送あるいはデータ通信で伝送されるデータコンテンツを受信し、受信したデータコンテンツに対するサービスを利用するプログラムを実行することにより、例えば、テレビショッピング、交通機関の座席予約、金融機関の銀行振替、電子メールなどといったサービスを利用できる。
デジタル放送受信装置で、番組を視聴したり、これらのサービスを利用する際に、個人情報、例えば、ユーザ名やメールアドレスといった個人情報をデジタル放送受信装置に設定しなければならない場合がある。これらの個人情報は、デジタル放送受信装置の電源が切断されても消えないように、該デジタル放送受信装置に搭載されている不揮発性の記憶手段、例えば、不揮発性メモリに記憶される。
デジタル放送受信装置の不揮発性メモリに記憶されるその他の個人情報あるいは個人情報に類する情報(以下、これらを纏めて個人情報という)として、以下のようなものがある。
(1)テレビ画面に表示されたメニュー等でユーザが設定する個人情報として、地域設定、郵便番号、電話回線情報、暗証番号、インターネットプロバイダ情報、好みのチャンネル情報、好みのジャンル情報など、
(2)番組を視聴する際に自動的に記憶される個人情報として、有料放送視聴履歴、放送事業者からのお知らせなど、
(3)データ放送やデータ通信でデータコンテンツを受信する際に、あるいは、受信したデータコンテンツに対するサービスを利用する際に自動的に記憶される個人情報として、住所、氏名、年齢、性別、電話番号、クレジットカード番号、会員番号、番組視聴時間、ゲームなどのポイント情報などがあり、その他、提供されるデータコンテンツによっては様々な個人情報があり得る。
特に、(3)のデータコンテンツにより不揮発性メモリに記憶される情報については、ユーザは、不揮発性メモリに何が記録されているかを確認する手段がないため、個人情報が不揮発性メモリに記憶されている事に気付かない事もありうる。このようなデジタル放送受信装置を譲渡または廃棄する場合、個人情報が不揮発性メモリに残っている可能性があり、第三者にユーザの個人情報が漏洩する恐れがある。
図7は、デジタル放送受信装置の一構成例を示すブロック図である。デジタル放送受信装置1は、アンテナ2を経由してチューナ10で受信した放送を、DEMUX(Demultiplexer)11で復調して、映像音声情報とそれ以外の情報に分離する。分離された映像音声情報は、映像音声デコーダ12で映像情報と音声情報にデコードされ、デコードされた映像情報は、ビデオエンコーダ13を経由して映像出力端子14に出力される。また、映像音声デコーダ12でデコードされた音声情報は、音声用D/A(Digital/Analogue)15で変換されて、音声出力端子16に出力される。映像出力端子14および音声出力端子16は、表示装置、例えば、TVモニタに接続され、映像は、TV画面に表示され、音声は、スピーカから出力される。
デジタル放送受信装置1全体を制御するCPU17を動作させるためのプログラムは、プログラムメモリ18に記憶されている。データ放送で伝送されるデータコンテンツは、DEMUX11で映像音声情報以外の情報として分離され、揮発性の作業用メモリ(作業用記憶手段)であるワークメモリ19に記憶され、CPU17によって処理される。このワークメモリ19は、CPU17の作業用メモリとしても使用され、ワークメモリ19に記憶されたデータは、デジタル放送受信装置1の電源が切断されると消滅する。電源が切断されても保存が必要な情報は、不揮発性メモリ20に記憶される。
データコンテンツは、データ放送により伝送されるだけでなく、データ通信でも伝送され、具体的には、電話回線などに接続されたモデム21やネットワークに接続されたネットワークアダプタ22を経由して伝送され、CPU17が、伝送されるデータコンテンツを受信して、ワークメモリ19に記憶する。また、CPU17から放送事業者への情報伝達も、モデム21やネットワークアダプタ22を経由して行なわれる。
ユーザが、リモコン3を用いて、TV画面に表示されているメニューに対する操作を行なって、個人情報を入力すると、リモコンI/F(Interface)23は、リモコン3からの信号を受信して、入力された個人情報をCPU17に伝え、CPU17は、入力された個人情報を、不揮発性メモリ20に記憶する。また、個人情報が不揮発性メモリ20に記憶される他のケースとしては、データコンテンツに対するサービスを利用するブラウザ等のプログラムを実行した際に、CPU17が、個人情報を、保存情報として不揮発性メモリ20に記憶する場合や、放送に重畳されて送信される放送局からユーザへのお知らせが、DEMUX11で分離され、CPU17に届いた際に、CPU17が、そのお知らせを不揮発性メモリ20に記憶するといった場合などがある。
図8は、従来技術によるデジタル放送受信装置の一実施形態例での個人情報消去の手順を示すフローチャートである。ユーザが、TV画面に表示されたメニューから、リモコン3を用いて個人情報消去メニューを選択すると(ステップS71)、CPU17は、個人情報消去に関する注意事項などをTV画面に表示して(ステップS72)、不揮発性メモリ20に記憶した個人情報を消去してよいか否かをユーザに確認する(ステップS73)。ユーザが、個人情報の消去を了承しない場合は、そのまま終了し、ユーザが、個人情報の消去を了承し、消去の指示をした場合は、CPU17は、不揮発性メモリ20に記憶した個人情報を消去し(ステップS74)、個人情報の消去が終了したら、個人情報を消去したことをTV画面に表示して、ユーザに知らせ(ステップS75)、終了する。
デジタル放送受信装置の不揮発性メモリに記録した個人情報の消去については、特許文献1に示す特開2002−290351号公報(デジタルデータ放送システムの機能拡張方法)に記載されているように、データ放送番組で視聴者が受信した個人情報を不揮発性記憶部に記録し、個人認証を組み合わせて、不揮発性記憶部に記憶した個人情報の参照あるいは削除を行なうものがある。
特開2002−290351号公報(第2−4頁、第4図)
しかしながら、これらの従来技術によるデジタル放送受信装置は、ユーザの消去指示により不揮発性メモリに記憶した個人情報を消去した後であっても、番組を視聴し続けたり、受信したデータコンテンツに対するサービスを利用するプログラムを実行し続けたりすると、ユーザが知らない間に、作業用メモリに残っていた個人情報や新たに受信した個人情報が不揮発性メモリに記憶されることがある。つまり、デジタル放送受信装置が提供している個人情報を消去する機能や出荷時の設定に初期化する機能だけでは、不揮発性メモリに記憶した個人情報を消去した後、継続して放送を受信したりあるいはデータコンテンツに対するサービスを利用するプログラムを実行した場合に、個人情報が新たに不揮発性メモリに記憶されることを回避できない場合がある。
本発明は、上述のごとき状況に鑑みてなされたもので、デジタル放送受信装置に内蔵の不揮発性メモリや外部接続した外部メモリに記憶されている個人情報の消去指示をした後は、個人情報が不揮発性メモリや外部メモリに新たに記憶されることを防止できる、具体的には、不揮発性メモリや外部メモリに記憶した個人情報を消去指示した後の不揮発性メモリや外部メモリへの以降の個人情報の書き込みを抑止することにより、個人情報が不揮発性メモリや外部メモリに残留することを防止できるデジタル放送用の受信装置および受信方法を提供することを目的とする。
本発明は、個人情報を記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶した個人情報の消去を指示する消去指示手段と、前記記憶手段に記憶した個人情報を消去する消去手段とを有する受信装置において、当該受信装置は、前記消去指示手段により個人情報の消去指示がなされた後は、前記記憶手段に記憶した個人情報を前記消去手段により消去し、さらに、個人情報が前記記憶手段に新たに記憶されるのを防止する記憶防止手段を有することを特徴とするもので、例えば、ユーザの操作により、または、番組が視聴される際に、自動的に、または、データ放送やデータ通信で受信したデータコンテンツを実行する際に、ユーザの操作によりまたは自動的に個人情報を該受信装置に内蔵の不揮発性メモリや外部接続した外部メモリに書き込むまたは読み出す手段と、ユーザの操作により個人情報を該不揮発性メモリや該外部メモリから消去する手段とを有し、ユーザの操作により個人情報を該不揮発性メモリや該外部メモリから消去する指示をした後は、個人情報を該不揮発性メモリや該外部メモリから消去するとともに、以降、個人情報が再度該不揮発性メモリや該外部メモリに書き込まれないようにしたものである。
また、当該受信装置は、前記記憶手段に記憶する個人情報を作業用として一時的に記憶する作業用記憶手段を有し、前記記憶防止手段は、前記消去指示手段により個人情報の消去指示がなされた後は、前記記憶手段に記憶した個人情報を前記消去手段により消去するのに先立って、前記作業用記憶手段に記憶されている個人情報を消去することを特徴とするもので、例えば、個人情報が再度内蔵の不揮発性メモリや外部接続の外部メモリに書き込まれないようにするために、個人情報の消去指示がなされた後においては、該不揮発性メモリや該外部メモリに記憶した個人情報を消去する処理の開始に先立って、作業用として一時的に揮発性メモリに残っている個人情報も消去し、前記不揮発性メモリや前記外部メモリに記憶した個人情報の消去が終了した後に、前記揮発性メモリに残っている個人情報が再度前記不揮発性メモリや前記外部メモリに書き込まれるのを防ぐようにしたものである。
また、前記記憶防止手段は、前記消去指示手段により個人情報の消去指示がなされた後は、前記記憶手段に記憶した個人情報を前記消去手段により消去するのに先立って、データ放送またはデータ通信で受信したデータコンテンツに対するサービスを利用するプログラムの実行を不可とすることを特徴とするもので、例えば、個人情報が再度内蔵の不揮発性メモリや外部接続の外部メモリに書き込まれないようにするために、個人情報の消去指示がなされた後においては、該不揮発性メモリや該外部メモリに記憶した個人情報を消去する処理の開始に先立って、受信したデータコンテンツに対するサービスを利用するプログラムの実行を不可とし、前記不揮発性メモリや前記外部メモリに記憶した個人情報の消去が終了した後に、該データコンテンツに対するサービスを利用するプログラムの実行によって、個人情報が再度前記不揮発性メモリや前記外部メモリに書き込まれるのを防ぐようにしたものである。
また、前記記憶防止手段は、前記消去指示手段により個人情報の消去指示がなされた後は、前記記憶手段に記憶した個人情報を前記消去手段により消去するのに先立って、放送の受信および/または通信を停止することを特徴とするもので、例えば、個人情報が再度内蔵の不揮発性メモリや外部接続の外部メモリに書き込まれないようにするために、個人情報の消去指示がなされた後においては、該不揮発性メモリや該外部メモリに記憶した個人情報を消去する処理の開始に先立って、放送の受信および/または通信を停止し、前記不揮発性メモリや前記外部メモリに記憶した個人情報の消去が終了した後に、ユーザの再操作なしには放送を受信せずおよび/または通信せず、放送の視聴あるいはデータコンテンツの受信によって前記不揮発性メモリや前記外部メモリに個人情報が書き込まれるのを防ぐようにしたものである。
また、前記記憶防止手段は、前記記憶手段に記憶した個人情報が前記消去手段により消去された時から、当該受信装置の電源が切断されるまでの間は、前記記憶手段を書き込みができない設定にすることを特徴とするもので、例えば、個人情報が再度内蔵の不揮発性メモリや外部接続の外部メモリに書き込まれないようにするために、該不揮発性メモリや該外部メモリに記憶した個人情報の消去が終了した後は、電源が切断されるまで、前記不揮発性メモリや前記外部メモリに対する書き込みを全て受け付けないようにし、前記不揮発性メモリや前記外部メモリに記憶した個人情報の消去が終了した後に、個人情報が再度前記不揮発性メモリや前記外部メモリに書き込まれるのを防ぐようにしたものである。
また、当該記憶防止手段は、前記記憶手段に記憶した個人情報が前記消去手段により消去された後は、前記受信装置の電源を切断する操作のみ可能とすることを特徴とするもので、例えば、個人情報が再度内蔵の不揮発性メモリや外部接続の外部メモリに書き込まれないようにするために、該不揮発性メモリや該外部メモリに記憶した個人情報の消去が終了した後は、電源を切断する以外の操作を受け付けないようにし、前記不揮発性メモリや前記外部メモリに記憶した個人情報の消去が終了した後に、ユーザの操作により該不揮発性メモリや該外部メモリに個人情報が再度書き込まれるのを防ぐようにしたものである。
前記記憶防止手段は、前記記憶手段に記憶した個人情報が前記消去手段により消去された後は、前記記憶手段に対してあらかじめ定めた特定の操作がなされない限り、前記記憶手段を書き込みができない設定とすることを特徴とするもので、例えば、内蔵の不揮発性メモリや外部接続の外部メモリに記憶した個人情報の消去が終了した後は、個人情報が再度該不揮発性メモリや該外部メモリに書き込まれないようにするために、作業用の揮発性メモリに別途設けた書き込み禁止フラグのリセットの操作や初期書き込みや消去後書き込みなどを含む、前記不揮発性メモリや前記外部メモリに対する各種操作のうち、あらかじめ定めた特定の操作を一旦行なわない限り、前記不揮発性メモリや前記外部メモリに対する書き込みを一切受け付けないようにし、該不揮発性メモリや該外部メモリに記憶した個人情報の消去が終了した後に、個人情報が再度該不揮発性メモリや該外部メモリに書き込まれるのを防ぐようにしたものである。
また、受信装置の受信方法として、記憶手段に個人情報を記憶して、放送および通信を受信する受信装置の受信方法において、記憶した個人情報の消去指示がなされた後は、前記記憶手段に記憶した個人情報を消去し、さらに、個人情報が前記記憶手段に新たに記憶されることを防止することを特徴とする。
また、前記受信装置の受信方法として、前記記憶手段に記憶した個人情報の消去指示がなされた後は、該個人情報を消去するのに先立って、作業用として一時的に記憶している個人情報を消去すること、および/または、データ放送またはデータ通信で受信したデータコンテンツに対するサービスを利用するプログラムの実行を不可とすること、および/または、放送の受信および/または通信を停止することを特徴とする。
また、前記受信装置の受信方法として、前記記憶手段に記憶した個人情報の消去指示がなされた場合、前記記憶手段に記憶した個人情報が消去された時点から、当該受信装置の電源が切断されるまでの間は、前記記憶手段を書き込みができない設定とすることを特徴とする。
また、前記受信装置の受信方法として、前記記憶手段に記憶した個人情報が消去された後は、当該受信装置の電源を切断する操作のみ可能とすることを特徴とする。
また、前記受信装置の受信方法として、前記記憶手段に記憶した個人情報が消去された後は、前記記憶手段に対してあらかじめ定めた特定の操作がなされない限り、前記記憶手段を書き込みができない設定とすることを特徴とする。
本発明によれば、内蔵の不揮発性メモリや外部接続の外部メモリに記憶した個人情報の消去指示をした後は、再度個人情報が書き込まれることを抑止することにより、個人情報の消去をより確実なものにした個人情報消去機能を提供することができ、また、個人情報が不揮発性メモリや外部メモリに残留することを防止できるので、デジタル放送受信装置や外部メモリを譲渡したりまたは廃棄したりした際に、個人情報が第三者に漏洩することを防止できる。
図1は、本発明によるデジタル放送受信装置の第1の実施形態例における不揮発性メモリの消去手順を示すフローチャートであり、図7に示したブロック図の構成からなるデジタル放送受信装置1での手順を示している。ユーザが、TV画面に表示されたメニューから、リモコン3を用いて個人情報消去メニューを選択すると(ステップS1)、CPU17は、個人情報消去に関する注意事項などをTV画面に表示して(ステップS2)、不揮発性メモリ20に記憶した個人情報を消去してよいか否かをユーザに確認する(ステップS3)。ユーザが、個人情報の消去を了承しない場合は、そのまま終了し、ユーザが、個人情報の消去を了承して、消去の指示をした場合は、CPU17は、作業用記憶手段であるワークメモリ19に作業用として一時的に残っている個人情報を消去し(ステップS4)、次に、不揮発性メモリ20に記憶した個人情報を消去する(ステップS5)。個人情報の消去が終了したら、個人情報の消去が終了したことをTV画面に表示して、ユーザに知らせ(ステップS6)、終了する。
この第1の実施形態例によれば、不揮発性メモリ20に記憶した個人情報を消去した後に、継続して番組を視聴したり、あるいは、受信したデータコンテンツに対するサービスを利用するプログラムを実行し続けたりしても、個人情報は、ワークメモリ19に残っていないので、ワークメモリ19の個人情報が不揮発性メモリ20に記憶されるのを防ぐことができる。
図2は、本発明によるデジタル放送受信装置の第2の実施形態例における不揮発性メモリの消去手順を示すフローチャートであり、図7に示したブロック図の構成からなるデジタル放送受信装置1での手順を示している。ユーザが、TV画面に表示されたメニューから、リモコン3を用いて個人情報消去メニューを選択すると(ステップS11)、CPU17は、個人情報消去に関する注意事項などをTV画面に表示して(ステップS12)、不揮発性メモリ20に記憶した個人情報を消去してよいか否かをユーザに確認する(ステップS13)。ユーザが、個人情報の消去を了承しない場合は、そのまま終了し、ユーザが、個人情報の消去を了承して、消去の指示をした場合は、CPU17は、データ放送またはデータ通信で受信したデータコンテンツに対するサービスを利用するプログラム、例えば、データコンテンツブラウザの実行を強制的に停止して不可とした後(ステップS14)、不揮発性メモリ20に記憶した個人情報を消去する(ステップS15)。個人情報の消去が終了したら、個人情報の消去が終了したことをTV画面に表示して、ユーザに知らせ(ステップS16)、終了する。
この第2の実施形態例によれば、受信したデータコンテンツに対するサービスを利用するプログラムを実行し続けることにより、データ放送あるいはデータ通信で新たな個人情報を得て、その個人情報を不揮発性メモリ20に記憶するような場合でも、データコンテンツに対するサービスを利用するプログラムの実行を不可とした後に、不揮発性メモリ20に記憶した個人情報を消去するので、不揮発性メモリ20への新たな個人情報の記憶を防止できる。
図3は、本発明によるデジタル放送受信装置の第3の実施形態例における不揮発性メモリの消去手順を示すフローチャートであり、図7に示したブロック図の構成からなるデジタル放送受信装置1での手順を示している。ユーザが、TV画面に表示されたメニューから、リモコン3を用いて個人情報消去メニューを選択すると(ステップS21)、CPU17は、個人情報消去に関する注意事項などをTV画面に表示して(ステップS22)、不揮発性メモリ20に記憶した個人情報を消去してよいか否かをユーザに確認する(ステップS23)。ユーザが、個人情報の消去を了承しない場合は、そのまま終了し、ユーザが、個人情報の消去を了承して、消去の指示をした場合は、CPU17は、放送の受信を停止し、および/または、通信を停止し(ステップS24)、その後、不揮発性メモリ20に記憶した個人情報を消去する(ステップS25)。個人情報の消去が終了したら、個人情報の消去が終了したことをTV画面に表示して、ユーザに知らせ(ステップS26)、終了する。
放送の受信の停止は、アンテナ2を制御して同調をはずしたり、チューナ10を制御して同調をはずしたり、あるいは、DEMUX11を制御して入力情報の復号をやめる、例えば、トランスポートストリームのヘッダ内に記述されているPID(Packet Identifier)をリセットするなどの方法により行なうことができる。通信の停止は、CPU17により、モデム21またはネットワークアダプタ22の制御を停止することにより可能である。
この第3の実施形態例によれば、放送の受信を停止した後に、不揮発性メモリ20に記憶した個人情報を消去するので、個人情報の消去が終了した後は、例えば、放送局からのお知らせを受信することがなくなり、不揮発性メモリ20への新たな個人情報の書き込みを防止できる。また、放送の受信を停止しているので、番組が更新されることもなく、また、放送の受信と通信の双方を停止すれば、データコンテンツは受信できず、受信したデータコンテンツに対するサービスを利用するプログラムの実行を抑止でき、不揮発性メモリ20への新たな個人情報の書き込みを防止できる。
図4は、本発明によるデジタル放送受信装置の第4の実施形態例における不揮発性メモリの消去手順を示すフローチャートであり、図7に示したブロック図の構成からなるデジタル放送受信装置1での手順を示している。ユーザが、TV画面に表示されたメニューから、リモコン3を用いて個人情報消去メニューを選択すると(ステップS31)、CPU17は、個人情報消去に関する注意事項などをTV画面に表示して(ステップS32)、不揮発性メモリ20に記憶した個人情報を消去してよいか否かをユーザに確認する(ステップS33)。ユーザが、個人情報の消去を了承しない場合は、そのまま終了し、ユーザが、個人情報の消去を了承して、消去の指示をした場合は、CPU17は、不揮発性メモリ20に記憶した個人情報を消去した後(ステップS34)、不揮発性メモリ20を書き込みができない設定とする(ステップS35)。不揮発性メモリ20を書き込みができない設定とした後、個人情報の消去が終了したことをTV画面に表示して、ユーザに知らせ(ステップS36)、終了する。
不揮発性メモリ20を書き込みができない設定にするのは、例えば、書き込みができない状態に設定できる不揮発性のメモリ素子を不揮発性メモリ20に用いて設定してもよいし、CPU17が、書き込み禁止フラグを用いて制御してもよい。書き込み禁止フラグについては、CPU17が、例えば揮発性の作業用記憶手段であるワークメモリ19に、不揮発性メモリ20への書き込み禁止フラグをセットし、CPU17は、不揮発性メモリ20への書き込みを行なう前に、この不揮発性メモリ20への書き込み禁止フラグをチェックし、セットされている場合は、不揮発性メモリ20への書き込みを行なわなくすることにより実現できる。デジタル放送受信装置1の電源が切断された後、電源が投入されると、揮発性のワークメモリ19は、初期化されるので、不揮発性メモリ20への書き込み禁止フラグは、リセットされ、不揮発性メモリ20への書き込みは可能となる。
あるいは、不揮発性メモリ20に記憶した個人情報の消去がなされた以降においては、ワークメモリ19に別途設けた前記書き込み禁止フラグのリセットの操作のみならず、不揮発性メモリ20への初期書き込みや消去後書き込みなどを含む各種操作のうち、不揮発性メモリ20に対してあらかじめ定めた特定の操作を行なわない限り、不揮発性メモリ20への書き込みが一切できない設定とすることとし、該特定の操作により、はじめて、不揮発性メモリ20への書き込みを可能とするようにしてもよい。
この第4の実施形態例によれば、不揮発性メモリ20に記憶した個人情報を消去した後も、番組の視聴や、受信したデータコンテンツに対するサービスを利用するプログラムの実行を継続できるデジタル放送受信装置が実現できる。また、ワークメモリ19に記憶した個人情報を消去せずにおけば、電源を切断するまでの間であれば、ワークメモリ19に記憶した個人情報をそのまま使用して、番組の視聴や、受信したデータコンテンツに対するサービスを利用するプログラムの実行が可能なデジタル放送受信装置が実現できる。この場合、個人情報を不揮発性メモリ20に保存できない状態であることをユーザに提示しておく。
また、この場合、個人情報が、ワークメモリ19に残っていても、ワークメモリ19の個人情報は、不揮発性メモリ20に書き込まれることはなく、また、揮発性のワークメモリ19に作業用として一時的に残っている個人情報は、該デジタル放送受信装置の電源が切断されると消滅するので、個人情報が、不揮発性メモリ20に残ることはない。さらに、ユーザ操作が行なわれても、個人情報が不揮発性メモリ20に記憶されるのを防止できる。
図5は、本発明によるデジタル放送受信装置の第5の実施形態例における不揮発性メモリの消去手順を示すフローチャートであり、図7に示したブロック図の構成からなるデジタル放送受信装置1での手順を示している。ユーザが、TV画面に表示されたメニューから、リモコン3を用いて個人情報消去メニューを選択すると(ステップS41)、CPU17は、個人情報消去に関する注意事項などをTV画面に表示して(ステップS42)、不揮発性メモリに記憶した個人情報を消去してよいか否かをユーザに確認する(ステップS43)。ユーザが、個人情報の消去を了承しない場合は、そのまま終了し、ユーザが、個人情報の消去を了承して、消去の指示をした場合は、CPU17は、不揮発性メモリ20に記憶した個人情報を消去した後(ステップS44)、個人情報が消去されたことをユーザに知らせ(ステップS45)、この後、電源を切断する以外の操作を受け付けないことをユーザに知らせる(ステップS46)。その後、何らかの操作を受け付けた際に(ステップS47)、電源切断の操作であるか否かを判別し(ステップS48)、電源切断の操作でなければ操作受付に戻る。電源切断の操作であれば電源を切断する(ステップS49)。
この第5の実施形態例によれば、ユーザは、電源を切断する以外の操作を行なえないことが分かるので、より確実に、個人情報を消去した後の不揮発性メモリ20への個人情報の書き込みを防止できる。
図6は、本発明によるデジタル放送受信装置の第6の実施形態例における不揮発性メモリの消去手順を示すフローチャートであり、図7に示したブロック図の構成からなるデジタル放送受信装置1での手順を示している。ユーザが、TV画面に表示されたメニューから、リモコン3を用いて個人情報消去メニューを選択すると(ステップS51)、CPU17は、個人情報消去に関する注意事項などをTV画面に表示して(ステップS52)、不揮発性メモリ20に記憶した個人情報を消去してよいか否かをユーザに確認する(ステップS53)。ユーザが、個人情報の消去を了承しない場合は、そのまま終了し、ユーザが、個人情報の消去を了承して、消去の指示をした場合は、CPU17は、放送の受信を停止し、および/または、通信を停止し(ステップS54)、さらに、受信したデータコンテンツに対するサービスを利用するプログラムの実行を不可とした後(ステップS55)、ワークメモリ19に一時的に記憶した個人情報を消去し(ステップS56)、不揮発性メモリ20に記憶した個人情報を消去する(ステップS57)。
その後、不揮発性メモリ20を書き込みができない設定として(ステップS58)、個人情報が消去されたことをユーザに知らせ(ステップS59)、さらに、電源を切断する以外の操作を受け付けないことをユーザに知らせる(ステップS60)。その後、何らかの操作を受け付けた際に(ステップS61)、電源切断の操作であるか否かを判別し(ステップS62)、電源切断の操作でなければ操作受付に戻る。電源切断の操作であれば電源を切断する(ステップS63)。
この第6の実施形態例によれば、想定される全ての場合に対して、個人情報を消去した後の不揮発性メモリ20への個人情報の書き込みを防止できる。
次に、本発明によるデジタル放送受信装置の図7とは異なる構成例について説明する。図9は、本発明による受信装置の他の一例として、外部メモリI/F(Interface)を備えたデジタル放送受信装置の一構成例を示すブロック図である。ここで、図9に示す外部メモリI/Fを備えた受信装置100に記載の各回路ブロックのうち、図7に示したデジタル放送受信装置1の回路ブロックと全く同じ機能を有する回路ブロックについては、図7と同一の符号を付している。
すなわち、図9に示す受信装置100は、図7のデジタル放送受信装置1に対して更に外部メモリデバイス121と接続する外部メモリI/F120を追加して備えているものであり、図9に示す受信装置100では、受信装置100本体に内蔵されている不揮発性メモリ20のみならず、外部メモリI/F120を介して接続した外部メモリデバイス121に記憶されている個人情報についても消去することを可能としている。
例えば、前述した第1〜第6の各実施形態例に示したような個人情報の消去手順について、図9に示す受信装置100に対しても適用することができる。その場合、図1〜図6のそれぞれに示したフローチャートの最初のステップ(すなわち、ステップS1,S11、S21,S31,S41,S51,S61)において、個人情報消去メニューを選択した際に、消去対象とする個人情報の記憶場所を選択する図10に示すようなメニュー画面をTV画面に表示する。ここに、図10は、個人情報消去メニューを選択した際にTV画面に画面表示する画面であり、消去対象の個人情報の記憶場所を選択する画面の一例を示す表示画面図である。
図10の選択画面例においては、本体メモリ(すなわち、受信装置100に内蔵の不揮発性メモリ20)に記憶されている個人情報のみを消去対象とするか、あるいは、本体メモリのみならず外部メモリデバイス121に記憶されている双方の個人情報を共に消去対象とするか、のいずれかを選択することが可能とされている。なお、この他の選択肢として、例えば、外部メモリデバイス121に記憶されている個人情報のみを消去対象とする選択も可能なようにしてもよい。図10の選択画面において、例えば、本体メモリ(不揮発性メモリ20)と外部メモリデバイス121とに記憶されている双方の個人情報も消去対象とする旨の選択がなされた場合は、CPU17は、不揮発性メモリ20に記憶されている個人情報を消去する動作を行なう際に、同時に、外部メモリI/F120を介して外部メモリデバイス121に記憶されている個人情報をも消去する動作を行なう。
次に、本発明によるデジタル放送受信装置の図7とは更に異なる構成例について説明する。図11は、本発明による受信装置の更に異なる一例として、例えばPDA(Personal Digital Assistant)のような携帯端末形態のデジタル放送受信装置の一構成例を示すブロック図である。ここで、図11に示す携帯端末形態の受信装置200に記載の各回路ブロックのうち、図7に示したデジタル放送受信装置1の回路ブロックと全く同じ機能を有する回路ブロックについては、図7と同一の符号を付している。
すなわち、図11に示す携帯端末形態の受信装置200は、図9の受信装置100と同様に、内蔵の不揮発性メモリ20の他に、更に外部メモリデバイス121と接続する外部メモリI/F120を備えており、さらに、テレビ用外部アンテナ2のみならずテレビ用の内部アンテナ201を追加して備え、また、電話回線と接続するモデム21、ネットワークと通信するネットワークアダプタ22、リモコン3と通信するリモコンI/F23を削除する代わりに、外部操作入力端子202と本体操作デバイス(通常は、操作ボタン)203とを備えているものである。さらに、図11に示す携帯端末形態の受信装置200は、図7のデジタル放送受信装置1に対して、ビデオエンコーダ13からの映像を外部に出力する映像出力端子14の他に、該映像を本体で画面表示する本体表示デバイス(通常は、液晶表示画面)204と、音声用D/A15からの音声を外部に出力する音声出力端子16の他に、該音声を本体でも鳴音させる本体スピーカ206とを新たに追加して備えている。
図11に示す受信装置200でも、受信装置200本体に内蔵されている不揮発性メモリ20のみならず、外部メモリI/F120を介して接続した外部メモリデバイス121に記憶されている個人情報について消去することを可能としている。
さらに、本発明によるデジタル放送受信装置の図7とは更に異なる構成例について説明する。図12は、本発明による受信装置の更に異なる一例として、携帯電話機能を内蔵したデジタル放送受信装置の一構成例を示すブロック図である。ここで、図12に示す携帯電話機能内蔵の受信装置300に記載の各回路ブロックのうち、図7に示したデジタル放送受信装置1の回路ブロックと全く同じ機能を有する回路ブロックについては、図7と同一の符号を付している。
すなわち、図12に示す携帯電話機能内蔵の受信装置300は、図9,11の受信装置100,200と同様に、内蔵の不揮発性メモリ20の他に、更に外部メモリデバイス121と接続する外部メモリI/F120を備えており、さらに、図11の受信装置200と同様に、テレビ用外部アンテナ2のみならずテレビ用の内部アンテナ201と、本体表示デバイス204と本体スピーカ206とを追加して備え、また、電話回線と接続するモデム21、ネットワークと通信するネットワークアダプタ22、リモコン3と通信するリモコンI/F23を削除する代わりに、外部操作入力端子202と本体操作デバイス203とを備えている。さらに、図12に示す携帯電話機能内蔵の受信装置300は、図7のデジタル放送受信装置1に対して、携帯電話用として使用する携帯電話チューナ301を新たに追加して備えているものである。
図12に示す受信装置300でも、受信装置300本体に内蔵されている不揮発性メモリ20のみならず、外部メモリI/F120を介して接続した外部メモリデバイス121に記憶されている個人情報について消去することを可能としている。
次に、図9,11,12にそれぞれ示した受信装置100,200,300のうち、図12に示す携帯電話機能内蔵の受信装置300の場合を例にとって、本体に内蔵の不揮発性メモリ20のみならず、外部メモリデバイス121に記憶されている個人情報も消去する指示がなされている場合の消去手順について、一例として、前述の第1の実施形態例に対応した消去手順を説明する。ここで説明する受信装置300の第1の実施形態例については、受信装置100,200でも全く同様に適用可能であり、更には、第1の実施形態例以外の第2〜第6の実施形態例についても、全く同様に適用することが可能であることは、前述の説明からも明らかであり、これ以上の説明は省略する。
第1の実施形態例における個人情報の消去手順を示す図1を参照しながら、図12に示す受信装置300の場合の消去手順について説明する。まず、ユーザが、本体表示デバイス204に画面表示されたメニューから、本体操作デバイス203を用いて個人情報消去メニューを選択すると(ステップS1)、前述したように、図10に例示したような消去対象の個人情報の記憶場所を選択する画面が表示されるので、ユーザは、ここで、本体操作デバイス203を用いて、本体に内蔵の不揮発性メモリ20と外部メモリI/F120を介して接続された外部メモリデバイス121との双方に記憶されている個人情報の消去を指示する。
CPU17は、不揮発性メモリ20及び外部メモリデバイス121に記憶されている個人情報の消去に関する注意事項などを本体表示デバイス204に画面表示して(ステップS2)、不揮発性メモリ20と外部メモリデバイス121とにそれぞれ記憶されている個人情報を消去してよいか否かをユーザに確認する(ステップS3)。ユーザが、本体操作デバイス203を用いて、個人情報の消去を了承しない旨の指示をした場合は、そのまま終了し、ユーザが、個人情報の消去を了承して、消去の指示をした場合は、CPU17は、まず、作業用記憶手段であるワークメモリ19に残っている個人情報を消去し(ステップS4)、次に、不揮発性メモリ20と外部メモリデバイス121とに記憶されている個人情報をそれぞれ消去する(ステップS5)。個人情報の消去が終了したら、個人情報の消去が終了したことを本体表示デバイス204に画面表示して、ユーザに知らせ(ステップS6)、終了する。
而して、個人情報が不揮発性メモリ20や外部メモリデバイス121に残留したまま記憶されている事態を確実に防止することができ、受信装置300を譲渡したり廃棄したりしても、あるいは、外部メモリI/F120を介して接続して読み書きされた外部メモリデバイス121を譲渡したり廃棄したりしても、個人情報が第三者に漏洩することを防止することができる。
本発明によるデジタル放送受信装置の第1の実施形態例における不揮発性メモリの消去手順を示すフローチャートである。 本発明によるデジタル放送受信装置の第2の実施形態例における不揮発性メモリの消去手順を示すフローチャートである。 本発明によるデジタル放送受信装置の第3の実施形態例における不揮発性メモリの消去手順を示すフローチャートである。 本発明によるデジタル放送受信装置の第4の実施形態例における不揮発性メモリの消去手順を示すフローチャートである。 本発明によるデジタル放送受信装置の第5の実施形態例における不揮発性メモリの消去手順を示すフローチャートである。 本発明によるデジタル放送受信装置の第6の実施形態例における不揮発性メモリの消去手順を示すフローチャートである。 デジタル放送受信装置の一構成例を示すブロック図である。 従来技術によるデジタル放送受信装置の一実施形態例での個人情報消去の手順を示すフローチャートである。 本発明による受信装置の他の一例として、外部メモリI/Fを備えたデジタル放送受信装置の一構成例を示すブロック図である。 消去対象の個人情報の記憶場所を選択する画面の一例を示す表示画面図である。 本発明による受信装置の更に異なる一例として、携帯端末形態のデジタル放送受信装置の一構成例を示すブロック図である。 本発明による受信装置の更に異なる一例として、携帯電話機能を内蔵したデジタル放送受信装置の一構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1…デジタル放送受信装置、2…アンテナ、3…リモコン、10…チューナ、11…DEMUX、12…映像音声デコーダ、13…ビデオエンコーダ、14…映像出力端子、15…音声用D/A、16…音声出力端子、17…CPU、18…プログラムメモリ、19…ワークメモリ、20…不揮発性メモリ、21…モデム、22…ネットワークアダプタ、23…リモコンI/F、100…受信装置、120…外部メモリI/F、121…外部メモリデバイス、200…受信装置、201…テレビ用内部アンテナ、202…外部操作入力端子、203…本体操作デバイス、204…本体表示デバイス、206…本体スピーカ、300…受信装置、301…携帯電話チューナ。

Claims (12)

  1. 個人情報を記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶した個人情報の消去を指示する消去指示手段と、前記記憶手段に記憶した個人情報を消去する消去手段とを有する受信装置において、当該受信装置は、前記消去指示手段により個人情報の消去指示がなされた後は、前記記憶手段に記憶した個人情報を前記消去手段により消去し、さらに、個人情報が前記記憶手段に新たに記憶されるのを防止する記憶防止手段を有することを特徴とする受信装置。
  2. 当該受信装置は、前記記憶手段に記憶する個人情報を作業用として一時的に記憶する作業用記憶手段を有し、前記記憶防止手段は、前記消去指示手段により個人情報の消去指示がなされた後は、前記記憶手段に記憶した個人情報を前記消去手段により消去するのに先立って、前記作業用記憶手段に記憶されている個人情報を消去することを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  3. 前記記憶防止手段は、前記消去指示手段により個人情報の消去指示がなされた後は、前記記憶手段に記憶した個人情報を前記消去手段により消去するのに先立って、データ放送またはデータ通信で受信したデータコンテンツに対するサービスを利用するプログラムの実行を不可とすることを特徴とする請求項1または2に記載の受信装置。
  4. 前記記憶防止手段は、前記消去指示手段により個人情報の消去指示がなされた後は、前記記憶手段に記憶した個人情報を前記消去手段により消去するのに先立って、放送の受信および/または通信を停止することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の受信装置。
  5. 前記記憶防止手段は、前記記憶手段に記憶した個人情報が前記消去手段により消去された時から、当該受信装置の電源が切断されるまでの間は、前記記憶手段を書き込みができない設定とすることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の受信装置。
  6. 前記記憶防止手段は、前記記憶手段に記憶した個人情報が前記消去手段により消去された後は、当該受信装置の電源を切断する操作のみ可能とすることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の受信装置。
  7. 前記記憶防止手段は、前記記憶手段に記憶した個人情報が前記消去手段により消去された後は、前記記憶手段に対してあらかじめ定めた特定の操作がなされない限り、前記記憶手段を書き込みができない設定とすることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の受信装置。
  8. 記憶手段に個人情報を記憶して、放送および通信を受信する受信装置の受信方法において、記憶した個人情報の消去指示がなされた後は、前記記憶手段に記憶した個人情報を消去し、さらに、個人情報が前記記憶手段に新たに記憶されることを防止することを特徴とする受信方法。
  9. 前記記憶手段に記憶した個人情報の消去指示がなされた後は、該個人情報を消去するのに先立って、作業用として一時的に記憶している個人情報を消去すること、および/または、データ放送またはデータ通信で受信したデータコンテンツに対するサービスを利用するプログラムの実行を不可とすること、および/または、放送の受信および/または通信を停止することを特徴とする請求項8に記載の受信方法。
  10. 前記記憶手段に記憶した個人情報の消去指示がなされた場合、前記記憶手段に記憶した個人情報が消去された時点から、当該受信装置の電源が切断されるまでの間は、前記記憶手段を書き込みができない設定とすることを特徴とする請求項8または9に記載の受信方法。
  11. 前記記憶手段に記憶した個人情報が消去された後は、当該受信装置の電源を切断する操作のみ可能とすることを特徴とする請求項8または9に記載の受信方法。
  12. 前記記憶手段に記憶した個人情報が消去された後は、前記記憶手段に対してあらかじめ定めた特定の操作がなされない限り、前記記憶手段を書き込みができない設定とすることを特徴とする請求項8または9に記載の受信方法。
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