JP2004341872A - タクシー配車システム、タクシー配車装置、タクシー配車方法及びタクシー配車プログラム - Google Patents

タクシー配車システム、タクシー配車装置、タクシー配車方法及びタクシー配車プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】利用上の制限なくタクシーの配車依頼を行うことができるとともに、現在位置の入力を不要にして配車依頼を容易にし、しかも、タクシーを待つ間、タクシー利用者を店舗や施設に留まらせることにより、タクシー利用者の身の安全を確保するするとともに、店舗や施設における売り上げ、集客などを促進させる。
【解決手段】通信回線50を介して、タクシー30の配車を行うタクシー配車システムであって、店舗又は施設に設置され、タクシー利用者の操作に応じて、タクシー配車装置20にタクシー30の配車要求を送信する複数の設置端末10と、設置端末10からの配車要求に応じて、設置端末10の設置店舗又は設置施設へ配車可能なタクシーを検索し、該当するタクシーに、設置店舗又は設置施設への配車を指示するタクシー配車装置20とを備える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信回線を介して、タクシーの配車を行うタクシー配車システム、タクシー配車装置、タクシー配車方法及びタクシー配車プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、タクシーの利用方法としては、走行中の空車タクシーを呼び止める方法と、空車タクシーが停車しているタクシー乗り場へ行く方法と、タクシー会社に電話をし、現在位置への配車を依頼する方法とが知られている。
しかしながら、外出先などの土地勘がない場所では、空車タクシーの通行量が多い道路や、タクシー乗り場の場所を知らないため、空車タクシーを見つけることが困難な場合がある。
また、タクシー会社に配車を依頼する場合は、タクシー会社の電話番号を調べる手間がかかり、また、土地勘がない場所では、タクシー会社に自分の現在位置を上手く伝えられないことも考えられる。
【0003】
そこで、携帯電話機などのユーザ端末を利用して、タクシーの配車依頼を容易にするシステム及び方法が提案されている(例えば、特許文献1〜5参照。)。
特許文献1、2に示されるシステムでは、全国共通のタクシー呼び出し電話番号を設定することにより、携帯電話機によるタクシーの配車依頼を容易にしている。また、これらの特許文献1、2には、携帯電話機の位置特定機能(GPSなど)を利用し、自分の現在位置を配車センターに送信することが示されている。これにより、タクシー利用者は、自分の現在位置を知らなくても、タクシーの配車依頼を行うことが可能になる。
【0004】
また、特許文献3〜5には、タクシー利用者が、所持するユーザ端末を用いて、インターネット上の特定のサーバにアクセスし、このサーバにタクシー利用者の位置情報を送信すると、サーバが、その場所に配車可能なタクシーを検索し、該当するタクシーに配車指示を行うシステムが開示されている。
また、上記特許文献3〜5にも、ユーザ端末の位置特定機能を利用して、自分の現在位置をサーバに送信する技術が開示されている。
【0005】
【特許文献1】
特開平9−321882号公報(第2頁)
【特許文献2】
特開2000−341397号公報(第2頁)
【特許文献3】
特開2001−306657号公報(第14頁、第1図)
【特許文献4】
特開2002−42298号公報(第3頁、第2図)
【特許文献5】
特開2002−203015号公報(第3頁、第1図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1〜5に示されるシステムでは、タクシー利用者が携帯電話機などのユーザ端末を所持していることが前提となるため、タクシー利用者がユーザ端末を所持していなかったり、所持するユーザ端末が使用できない状態であった場合(電池切れ、通信圏外など)、上記システムの利用が困難になるという問題がある。
【0007】
また、上記特許文献1〜5に示されるシステムでは、タクシー利用者が、所持するユーザ端末を用いて、配車センターに電話をしたり、インターネット上の特定のサーバにアクセスする必要があるため、タクシー利用者がユーザ端末を所持していても、配車センターの電話番号や、サーバのURLを知らないために、上記システムの利用が困難になることも考えられる。
【0008】
また、ユーザ端末が位置特定機能を持たないものである場合は、タクシー利用者が現在の位置情報を入力する必要があるため、タクシーの配車依頼に手間がかかり、また、土地勘のない場所では、現在位置が解らず、タクシーの配車依頼が困難になることも考えられる。
【0009】
本発明は、上記の事情にかんがみなされたものであり、携帯電話機の所持などの利用上の制限なく、タクシーの配車依頼を行うことができるとともに、配車依頼に際し、現在位置の入力を不要にして配車依頼を容易にし、しかも、タクシーを待つ間、タクシー利用者を店舗や施設に留まらせることにより、タクシー利用者の身の安全を確保することができるだけでなく、店舗や施設における売り上げ、集客などを促進することができるタクシー配車システム、タクシー配車装置、タクシー配車方法及びタクシー配車プログラムの提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明のタクシー配車システムは、通信回線を介して、タクシーの配車を行うタクシー配車システムであって、店舗又は施設に設置され、タクシー利用者の操作に応じて、タクシー配車装置にタクシーの配車要求を送信する複数の設置端末と、前記設置端末からの配車要求に応じて、前記設置端末の設置店舗又は設置施設へ配車可能なタクシーを検索し、該当するタクシーに、前記設置店舗又は前記設置施設への配車を指示する前記タクシー配車装置と、複数の前記設置端末及び前記タクシー配車装置を接続する前記通信回線と、を備える構成としてある。
【0011】
タクシー配車システムをこのように構成すれば、携帯電話機の所持など、タクシー利用者に利用上の制限を課すことなく、タクシーの配車依頼サービスを提供することが可能になる。
また、配車依頼に際し、現在位置を入力する必要がないため、配車依頼が容易になるだけでなく、土地勘のない場所でも、タクシーの配車依頼を行うことが可能になる。
【0012】
また、タクシーを待つ間、タクシー利用者を店舗や施設に留まらせることにより、タクシー利用者の身の安全を確保することができるだけでなく、店舗や施設における売り上げ、集客などを促進することができる。
また、タクシー会社は、上記のようなタクシー配車サービスを提供することにより、タクシーの利用を促進できるとともに、効率的な配車を行うことができる。
【0013】
また、本発明のタクシー配車システムは、前記タクシー配車装置が、配車要求を送信した前記設置端末と、その配車要求に応じて配車を指示する前記タクシーに対し、同一の予約IDを通知する構成としてある。
タクシー配車システムをこのように構成すれば、タクシー利用者が店舗又は施設に到着したタクシーに乗車する際、タクシー利用者及びタクシーに通知された予約IDを照合することにより、誤配車を防止することができる。
【0014】
また、本発明のタクシー配車システムは、前記通信回線を介して、前記設置端末及び前記タクシー配車装置に接続される会員管理装置を更に備え、前記会員管理装置が、タクシー利用者の識別情報及び決済口座情報を予め記憶し、前記設置端末が、タクシー利用者の操作に応じて、前記会員管理装置に識別情報及び予約IDを送信し、前記会員管理装置が、識別情報及び予約IDの受信に応じて、前記設置端末に決済IDを送信し、前記タクシー配車装置が、タクシーから通知された予約ID、決済ID及び請求運賃を前記会員管理装置に送信し、前記会員管理装置が、前記タクシー配車装置から受信した予約ID及び決済IDにもとづいて、タクシー利用者の決済口座情報を検索し、該当する決済口座情報にもとづいて、請求運賃の決済処理を行う構成としてある。
【0015】
タクシー配車システムをこのように構成すれば、タクシー利用者がタクシーから降車する際に、タクシーの運転手に決済IDを通知することにより、予め指定した決済方法でタクシー運賃を決済することが可能になる。これにより、タクシー利用者は、現金を用意することなくタクシーの利用が可能になり、また、タクシー側も、つり銭の処理が省けるだけでなく、現金の所持額を減らして犯罪の抑止効果が期待できる。
しかも、運賃の決済に際しては、予約IDと決済IDの整合性が問われるため、誤配車による誤った決済や、不正な決済も防止することができる。
なお、決済口座情報は、銀行などの金融機関の口座情報に限らず、クレジットカード会社のクレジットカード情報などを含むものとする。
【0016】
また、本発明のタクシー配車システムは、前記設置端末が、予約ID及び/又は決済IDを印刷する印刷手段を備える構成としてある。
タクシー配車システムをこのように構成すれば、タクシー利用者が予約IDや決済IDをメモする手間が省けるだけでなく、予約IDや決済IDをタクシー運転手に正確かつ容易に伝達することができる。
【0017】
また、本発明のタクシー配車システムは、前記設置店舗又は前記設置施設ごとに予め設定される配車標準所要時間と、前記配車指示を受けたタクシーが実際に前記設置店舗又は前記設置施設に到着するまでの所要時間とを比較し、この所要時間が前記配車標準所要時間を超えたとき、タクシー利用者に対する請求運賃の割引を行う運賃割引手段を更に備える構成としてある。
タクシー配車システムをこのように構成すれば、タクシーの到着遅れによるタクシー利用者の不快感を軽減できるだけでなく、タクシー運転手に迅速な到着を促すことができる。
しかも、店舗又は施設ごとに予め設定される配車標準所要時間を基準として到着の遅延を判断するため、遅延判断が容易になるだけでなく、タクシー利用者及びタクシー会社にとって公平な遅延判断を行うことができる。
【0018】
また、本発明のタクシー配車システムは、前記設置店舗又は前記設置施設から目的地までのタクシー運賃を定額とし、前記設置店舗又は前記設置施設で事前に精算する事前精算手段を更に備える構成としてある。
タクシー配車システムをこのように構成すれば、タクシー利用者は、運賃に対する不安なくタクシーを利用でき、また、タクシー側も、つり銭の処理が省けるだけでなく、現金の所持額を減らして犯罪の抑止効果が期待できる。
【0019】
また、本発明のタクシー配車システムは、前記設置端末が、タクシー配車サービス及び他のサービスを提供し、前記会員管理装置が、会員によるタクシー配車サービスの利用実績及び他のサービスの利用実績を一元的に記憶し、これらの利用実績に応じて会員に特典を与える構成としてある。
タクシー配車システムをこのように構成すれば、利用実績に応じた特典により、タクシー配車サービスの利用を促進することができるとともに、他のサービスとの相乗効果も期待することができる。また、利用実績に応じた特典として、タクシー運賃の割引を用意すれば、タクシー配車サービスの利用を更に促進することができる。
【0020】
また、上記目的を達成するため本発明のタクシー配車装置は、通信回線を介して、タクシーの配車を行うタクシー配車装置であって、店舗又は施設に設置される複数の設置端末からタクシーの配車要求を受信し、この配車要求に応じて、前記設置端末の設置店舗又は設置施設へ配車可能なタクシーを検索し、該当するタクシーに、前記設置店舗又は前記設置施設への配車を指示する構成としてある。
【0021】
タクシー配車装置をこのように構成すれば、携帯電話機の所持などの利用上の制限なく、タクシーの配車依頼を行うことができるとともに、配車依頼に際し、現在位置の入力を不要にして配車依頼を容易にすることができる。
しかも、タクシーを待つ間、タクシー利用者を店舗や施設に留まらせることにより、タクシー利用者の身の安全を確保することができるだけでなく、店舗や施設における売り上げ、集客などを促進することができる。
【0022】
また、上記目的を達成するため本発明のタクシー配車方法は、通信回線を介して、タクシーの配車を行うタクシー配車方法であって、店舗又は施設に設置される複数の設置端末が、タクシー利用者の操作に応じて、タクシー配車装置にタクシーの配車要求を送信し、前記タクシー配車装置が、前記設置端末からの配車要求に応じて、前記設置端末の設置店舗又は設置施設へ配車可能なタクシーを検索し、該当するタクシーに、前記設置店舗又は前記設置施設への配車を指示する方法としてある。
【0023】
タクシー配車方法をこのような方法にすれば、携帯電話機の所持しなくても、タクシーの配車依頼を行うことができ、また、配車依頼に際しては、現在位置の入力が不要であるため、配車依頼が容易になる。
また、タクシーを待つ間、タクシー利用者が店舗や施設に留まるため、タクシー利用者の安全を確保できるだけでなく、店舗の売り上げ増加、施設の集客増加などが期待できる。
【0024】
また、上記目的を達成するため本発明のタクシー配車プログラムは、通信回線を介して、タクシーの配車を行うタクシー配車プログラムであって、タクシー配車装置に、店舗又は施設に設置される複数の設置端末が、タクシー利用者の操作に応じて送信するタクシーの配車要求を受信させ、前記設置端末からの配車要求に応じて、前記設置端末の設置店舗又は設置施設へ配車可能なタクシーを検索させ、該当するタクシーに、前記設置店舗又は前記設置施設への配車を指示させる構成としてある。
【0025】
タクシー配車プログラムをこのように構成すれば、携帯電話機を所持しなくてもタクシーの配車依頼ができ、しかも、配車依頼に際し、現在位置の入力が不要であるため、土地勘のない場所でもタクシーの配車依頼が可能になる。
また、タクシー利用者をタクシー到着まで店舗や施設に留まらせることができるため、タクシー利用者の身の安全を確保できるとともに、店舗や施設における売り上げ、集客などを促進することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
【0027】
[第一実施形態]
まず、本発明に係るタクシー配車システムの第一実施形態について、図1〜図4を参照して説明する。
図1は、第一実施形態に係るタクシー配車システムの構成を示すブロック図である。
【0028】
この図に示すように、第一実施形態のタクシー配車システムは、店舗又は施設に設置される複数の設置端末10と、タクシーの配車を行うタクシー配車装置20と、タクシー30に搭載されるタクシー端末40と、複数の設置端末10及びタクシー配車装置20を接続するインターネットなどの通信回線50と、タクシー配車装置20及び複数のタクシー端末40を接続するタクシー無線網などの通信回線60とを備えて構成されている。
【0029】
図2は、設置端末の構成を示すブロック図である。
この図に示すように、設置端末10は、通信回線50に接続される通信部11と、キーボードなどの入力部12と、CRTなどの表示部13と、ハードディスクなどの記憶部14と、ロール紙プリンタなどの印刷部(印刷手段)15と、これらをコントロールして様々な処理を行う処理部16とを備えて構成されている。
【0030】
記憶部14には、少なくともタクシー配車サービス画面を表示するためのプログラムが記憶され、このプログラムが処理部16によって実行される。このプログラムは、専用プログラムでもよいし、タクシー配車装置20から送信されるサービス画面データ(例えば、HTML)を表示する汎用プログラム(例えば、ブラウザ)であってもよい。
【0031】
設置端末10は、コンビニエンスストア、飲食店などの店舗や、役場、病院などの施設に設置される。これらの店舗や施設に稼働中の情報端末(情報端末機能を持った複写機なども含む。)が既に設置されている場合は、既設の情報端末を利用してタクシー配車サービスを提供することにより、少ないコストでタクシー配車システムを構築することが可能になる。
【0032】
図3は、タクシー配車装置の構成を示すブロック図である。
この図に示すように、タクシー配車装置20は、通信回線50に接続される第一の通信部21と、通信回線60に接続される第二の通信部22と、ハードディスクなどの記憶部23と、これらをコントロールして様々な処理を行う処理部24とを備えて構成されている。
【0033】
記憶部23には、タクシー配車サービスを実行するためのプログラムのほか、各タクシー30の属性情報(乗車可能人数、禁煙/喫煙、外国語対応/非対応、女性/男性ドライバーなど)を蓄積するタクシー属性データベース、各タクシー30の状態(空車/乗車など)を蓄積するタクシー状態データベース、各タクシー30の現在位置を蓄積するタクシー位置データベース、各設置端末10の位置情報(設置店舗名、設置住所など)を蓄積する端末位置データベースなどが記憶されている。
【0034】
タクシー位置データベースに蓄積される位置情報は、各タクシー30から送信される位置情報によって常に更新される。例えば、各タクシー30にGPS受信機を搭載し、タクシー端末40が所定時間ごとにGPS受信機の受信信号をタクシー配車装置20に送信することにより、タクシー位置データベースが更新される。
【0035】
つぎに、第一実施形態に係るタクシー配車システムの動作について、図4を参照して説明する。
図4は、第一実施形態に係るタクシー配車システムの動作を示す説明図である。
この図に示すように、タクシー30の配車を希望するタクシー利用者は、店舗又は施設に設置されている設置端末10を利用し、その画面上でタクシー30の配車に関する要求情報を入力する(S101)。この要求情報としては、例えば、目的地、利用人数、配車希望時間、禁煙/喫煙の種別、外国語対応/非対応の種別、男性/女性ドライバーの種別などを入力可能とする。
【0036】
要求情報を入力した後、送信操作すると、入力した要求情報が設置端末10からタクシー配車装置20に送信される(S102)。タクシー配車装置20は、要求情報を受信(S103)した後、要求情報にもとづいて適切なタクシー30を検索し(S104)、該当するタクシー30(タクシー端末40)に問合せを行う(S105)。この問合せには、設置端末10の設置位置、目的地、配車希望時間、その他の利用者要求情報が含まれる。
【0037】
問合せを受信(S106)したタクシー30は、配車の可否、到着予定時刻などの情報をタクシー配車装置20に応答する(S107)。タクシー30からの応答を受けた(S108)タクシー配車装置20は、タクシー30からの応答内容を確認し、タクシー30が配車可能であれば、ステップ108にて受信した内容や運賃見積を、照会結果として設置端末10に送信する(S109)。ただし、ステップ107にて受信した配車問合せ応答が配車不可との内容である場合は、ステップ104からやり直し、別のタクシー30を検索する。
【0038】
タクシー配車装置20からの照会結果を受信(S110)した設置端末10は、照会結果を表示する。タクシー利用者が照会結果を確認(Y/N)すると、配車希望確認が設置端末10からタクシー配車装置20に送信される(S111)。タクシー配車装置20は、配車希望確認を受信(S112)すると、その内容を確認する。配車を希望しない旨の内容の場合、タクシー30にその旨を通知し、一連の取引を終了とする。
【0039】
一方、ステップ112にて受信した内容が配車を希望する旨の内容であれば、予約ID(タクシー配車装置20内で一意となる識別ID)を生成し、配車指示に予約IDを付与してタクシー30に送信する(S113)。タクシー30は、配車指示を受信(S114)し、配車要求があった設置端末10の設置店舗又は設置施設、つまり利用者がいる場所へ移動する(S115)。
【0040】
また、タクシー配車装置20は、ステップ113にてタクシー30に通知した予約IDを、受付確認として設置端末10に送信する(S116)。設置端末10は、受付確認を受信(S117)すると、予約IDを含む受付確認を印刷出力する(S118)。タクシー利用者は、印刷された受付確認を受け取り、タクシー30の到着を待つ。
【0041】
タクシー30が店舗に到着したら、タクシー利用者がタクシー30に乗車する際、ステップ118にて印刷出力された受付確認に含まれる予約IDと、ステップ114にてタクシー30が通知を受けた予約IDとの一致確認を行う(S119)。これにより、誤配車が防止される。
【0042】
以上のように構成された第一実施形態のタクシー配車システムによれば、携帯電話機の所持など、タクシー利用者に利用上の制限を課すことなく、タクシー30の配車依頼サービスを提供することが可能になる。
また、配車依頼に際し、現在位置を入力する必要がないため、配車依頼が容易になるだけでなく、土地勘のない場所でも、タクシー30の配車依頼を行うことができる。
【0043】
また、タクシー30を待つ間、タクシー利用者を店舗や施設に留まらせることにより、タクシー利用者の身の安全を確保することができるだけでなく、店舗や施設における売上げ、集客などを促進することができる。
また、タクシー会社は、上記のようなタクシー配車サービスを提供することにより、タクシー30の利用を促進できるとともに、効率的な配車を行うことができる。
【0044】
また、タクシー配車装置20は、配車要求を送信した設置端末10と、その配車要求に応じて配車を指示するタクシー30に対し、同一の予約IDを通知するため、タクシー利用者が店舗又は施設に到着したタクシー30に乗車する際、設置端末10及びタクシー30に通知された予約IDを照合することにより、誤配車を防止することができる。
また、設置端末10は、予約IDを印刷出力するため、タクシー利用者が予約IDをメモする手間が省けるだけでなく、予約IDをタクシー運転手に正確かつ容易に伝達することができる。
【0045】
[第二実施形態]
つぎに、本発明に係るタクシー配車システムの第二実施形態について、図5及び図6を参照して説明する。
図5は、第二実施形態に係るタクシー配車システムの構成を示すブロック図である。
【0046】
この図に示すように、第二実施形態のタクシー配車システムは、第一実施形態のタクシー配車システムに、会員管理装置70と、決済機関システム80と、会員管理装置70及び複数の設置端末10を接続する通信回線90と、会員管理装置70及びタクシー配車装置20を接続する通信回線100と、会員管理装置70及び決済機関システム80を接続する通信回線110とを追加して構成されている。
【0047】
会員管理装置70は、会員であるタクシー利用者に、タクシー運賃の自動決済サービスを提供する装置であり、少なくとも、会員情報(識別情報)及び決済口座情報が蓄積される会員情報データベースを備える。
決済機関システム80は、例えば、金融機関がオンライン決済サービスを提供する銀行システムや、クレジットカード会社がオンライン決済サービスを提供するクレジット決済システムで構成される。
【0048】
つぎに、第二実施形態に係るタクシー配車システムの動作について、図6を参照して説明する。
図6は、第二実施形態に係るタクシー配車システムの動作を示す説明図である。
ただし、図6は、主に第一実施形態に追加する部分を示すものである。また、第一実施形態と重複するステップは、第一実施形態と同じ符号を付け、第一実施形態の説明を援用する。
【0049】
図6に示すように、タクシー利用者は、事前に自動決済サービスを受ける会員として会員管理装置70に登録を行う(S200)。この登録により、タクシー利用者の会員情報及び決済口座情報が会員管理装置70に登録される。登録方法としては、設置端末10からオンラインで行う方法のほか、郵送による方法や、ウェブによる方法を採用してもよい。
【0050】
タクシー利用者が設置端末10にてタクシー30の配車要求操作をした場合は、第一実施形態と同様の手順(図4のステップ101からステップ118)によって、タクシー30の配車予約を行う。タクシー利用者は、配車予約したタクシー運賃の自動決済を希望する場合、ステップ118の後に、設置端末10を操作し、会員管理装置70に対して自動決済申込(予約ID、運賃見積及び会員情報を含む。)を送信する(S201)。
【0051】
自動決済申込を受信(S202)した会員管理装置70は、決済機関システム80に対して、自動決済の申し込みを受けたタクシー利用者の口座について問合せを行う(S203)。口座問合を受信(S204)した決済機関システム80は、該当する口座の情報(口座残高など)を会員管理装置70に送信する(S205)。口座情報を受信(S206)した会員管理装置70は、運賃見積や口座残高から自動決済が可能かを判定する。自動決済を受け付ける場合は、決済ID(会員管理装置70内で一意となる識別ID)を生成し、自動決済申込結果に識別IDを付与し、設置端末10に送信する(S207)。
なお、会員管理装置70が自動決済不可と判定した場合は、その旨を設置端末10に送信し、本取引は終了する。
【0052】
設置端末10は、自動決済が可能である旨の自動決済申込結果を受信(S208)すると、決済IDを含む自動決済申込結果を印刷出力する(S209)。タクシー利用者は、ステップ118にて印刷出力された受付確認と、ステップ209にて印刷出力された自動決済申込結果とを受取り、タクシー30の到着を待つ。
【0053】
タクシー30が設置店舗又は設置施設に到着したら、タクシー利用者がタクシーに乗車する際、ステップ118にて印刷出力された受付確認に含まれる予約IDと、ステップ114にてタクシー30が通知を受けた予約IDとの一致確認を行う(S119)。タクシー30がタクシー利用者の目的地に到着したら、タクシー利用者は、ステップ209にて印刷出力された自動決済申込結果に含まれる決済IDをタクシー30に通知する(S210)。
【0054】
タクシー運転手は、タクシー利用者が支払うべき運賃と、ステップ119にて取得した予約IDと、ステップ210にて取得した決済IDとを含む決済情報を、タクシー端末40を介してタクシー配車装置20に送信する(S211)。タクシー配車装置20は、決済情報を受信(S212)すると、その受信内容を確認し、請求運賃、予約ID及び決済IDを含む決済に必要な諸情報を、決済要求として会員管理装置70に送信する(S213)。
【0055】
会員管理装置70は、決済要求を受信(S214)すると、その決済要求が正当なものであることを確認し、当該タクシー利用者に関する決済要求を決済機関システム80に送信する(S215)。決済機関システム80は、決済要求を受信(S216)すると、請求運賃の決済を行う(S217)。
【0056】
以上のように構成された第二実施形態のタクシー配車システムによれば、タクシー利用者がタクシー30から降車する際に、タクシー30の運転手に決済IDを通知することにより、予め指定した決済方法でタクシー運賃を決済することが可能になる。これにより、タクシー利用者は、現金を用意することなくタクシー30の利用が可能になり、また、タクシー30側も、つり銭の処理が省けるだけでなく、現金の所持額を減らして犯罪の抑止効果が期待できる。
【0057】
しかも、運賃の決済に際しては、予約IDと決済IDの整合性が問われるため、誤配車による誤った決済や、不正な決済も防止することができる。
また、設置端末10は、決済IDを印刷出力するため、タクシー利用者が決済IDをメモする手間が省けるだけでなく、決済IDをタクシー運転手に正確かつ容易に伝達することができる。
【0058】
[第三実施形態]
つぎに、本発明に係るタクシー配車システムの第三実施形態について説明する。
第三実施形態のタクシー配車システムは、設置端末10が設置される店舗又は施設ごとに予め設定される配車標準所要時間と、配車指示を受けたタクシー30が実際にその店舗又は施設に到着するまでの所要時間とを比較し、この所要時間が配車標準所要時間を超えたとき、タクシー利用者に対する請求運賃の割引を行う運賃割引手段を更に備える点が前記実施形態と相違している。
【0059】
運賃割引手段は、例えば、タクシー配車装置20(又は設置端末10)に運賃割引処理プログラムを追加することにより、容易に構成することができる。以下、その動作について説明する。
配車予約をしたタクシー30が店舗又は施設に到着したら、タクシー利用者(又はタクシー運転手)が、設置端末10にて予約IDを入力し、到着記録を要求する。設置端末10は、入力された予約IDを含む到着記録要求をタクシー配車装置20に送信する。
【0060】
タクシー配車装置20は、受信した予約IDをもとに、履歴情報からタクシー30に配車指示を出した時刻を検索し、その時間とタクシー到着時刻との差から実際の配車所要時間を算出する。タクシー配車装置20は、設置端末10の設置店舗又は設置施設ごとに予め設定される配車標準所要時間を記憶しており、この配車標準所要時間と実際の配車所要時間とを比較する。そして、実際の配車所要時間が配車標準所要時間を超えている場合は、その遅延時間に応じた割引率(又は割引額)を算出する。なお、配車標準所要時間は、店舗又は施設の位置だけでなく、時間帯を加味して設定してもよい。
【0061】
その後、タクシー配車装置20は、配車標準所要時間、実際の配車所要時間、割引率などの情報を到着記録として設置端末10に送信する。設置端末10は、到着記録を受信すると、割引率を含む到着記録を印刷出力する。タクシー利用者は、到着記録を受取り、タクシー30に乗車する。タクシー30が目的地に到着したら、運賃を支払う際に、到着記録をタクシー運転手に渡し、運賃の割引を受ける。また、第二実施形態に示した自動決済を行う場合は、タクシー30が決済情報をタクシー配車装置20に送信したとき、タクシー配車装置20にて運賃の割引処理を自動的に実行することができる。
【0062】
なお、タクシー30の到着時間を記録する手段は、上記のものに限定されない。例えば、店舗又は施設に到着記録用の装置を別途設置してもよい。また、タクシー30に搭載されているGPS受信機の位置情報を利用して、タクシー配車装置20がタクシー30の到着を判断し、到着時刻を自動的に記録するようにしてもよい。
【0063】
以上のように構成された第三実施形態のタクシー配車システムによれば、タクシー30の到着遅れによるタクシー利用者の不快感を軽減できるだけでなく、タクシー運転手に迅速な到着を促すことができる。
しかも、店舗又は施設ごとに予め設定される配車標準所要時間を基準として到着の遅延を判断するため、遅延判断が容易になるだけでなく、タクシー利用者及びタクシー会社にとって公平な遅延判断を行うことができる。
【0064】
[第四実施形態]
つぎに、本発明に係るタクシー配車システムの第四実施形態について説明する。
第四実施形態のタクシー配車システムは、設置端末10の設置店舗又は設置施設から目的地までのタクシー運賃を定額とし、この定額運賃を、設置店舗又は設置施設で事前に精算する事前精算手段を更に備える点が前記実施形態のものと相違している。
【0065】
事前精算手段としては、店舗に設置されるPOS端末を利用することができる。例えば、図4のステップ118にて印刷される受付確認の運賃見積を支払運賃に変更することにより、タクシー利用者は、受付確認を提示して店舗のPOS端末で運賃を事前に精算することが可能になる。そして、この場合には、POS端末が印刷出力するレシートをタクシー利用が受取り、このレシートを、タクシー30から降車する際にタクシー運転手に渡すようにすればよい。
【0066】
また、事前精算手段として、設置端末10を利用してもよい。例えば、図6のステップ201にて自動決済申込を会員管理装置70に送信する際に、定額運賃による事前精算を希望する旨の情報を一緒に送信すれば、予め登録された決済口座にて事前精算を行うことが可能になる。
【0067】
以上のように構成された第四実施形態のタクシー配車システムによれば、タクシー利用者は、運賃に対する不安なくタクシーを利用でき、また、タクシー側も、つり銭の処理が省けるだけでなく、現金の所持額を減らして犯罪の抑止効果が期待できる。
【0068】
[第五実施形態]
つぎに、本発明に係るタクシー配車システムの第五実施形態について説明する。
第五実施形態のタクシー配車システムは、設置端末10が、タクシー配車サービス及び他のサービスを提供し、会員管理装置70が、会員によるタクシー配車サービスの利用実績及び他のサービスの利用実績を一元的に記憶し、これらの利用実績に応じて会員に特典を与える点が前記実施形態と相違している。
【0069】
上記のように利用実績に応じて会員に特典を与えるサービスは、会員管理装置70に会員の利用実績を管理する利用実績データベースを追加することにより、容易に実施することができる。例えば、会員が設置端末10でタクシー配車サービスや他のサービスを利用した場合、その利用に応じたポイントを利用実績データベースに累積的に記憶する。このポイントが貯まると、会員が設置端末10でタクシー配車サービスや他のサービスを利用する際に、ポイントを使用するか否かの確認表示が行われ、ここでポイントを使用する旨の操作を行うと、ポイントに応じた特典が得られる。この特典としては、タクシー運賃の割引、チケット予約サービスの優先予約、その他サービスの料金割引などが考えられる。
また、前述したタクシー30の到着遅延に応じた運賃割引に代えて、ポイントを割増しするという還元方法も考えられる。
【0070】
以上のように構成された第五実施形態のタクシー配車システムによれば、利用実績に応じた特典により、タクシー配車サービスの利用を促進することができるとともに、他のサービスとの相乗効果も期待することができる。また、利用実績に応じた特典として、タクシー運賃の割引を用意すれば、タクシー配車サービスの利用を更に促進することができる。
【0071】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、携帯電話機の所持などの利用上の制限なく、タクシーの配車依頼を行うことができるとともに、配車依頼に際し、現在位置の入力を不要にして配車依頼を容易にし、しかも、タクシーを待つ間、タクシー利用者を店舗や施設に留まらせることにより、タクシー利用者の身の安全を確保することができるだけでなく、店舗や施設における売り上げ、集客などを促進することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施形態に係るタクシー配車システムの構成を示すブロック図である。
【図2】設置端末の構成を示すブロック図である。
【図3】タクシー配車装置の構成を示すブロック図である。
【図4】第一実施形態に係るタクシー配車システムの動作を示す説明図である。
【図5】第二実施形態に係るタクシー配車システムの構成を示すブロック図である。
【図6】第二実施形態に係るタクシー配車システムの動作を示す説明図である。
【符号の説明】
10 設置端末
15 印刷部
20 タクシー配車装置
30 タクシー
40 タクシー端末
50 通信回線
70 会員管理装置
80 決済機関システム

Claims (10)

  1. 通信回線を介して、タクシーの配車を行うタクシー配車システムであって、
    店舗又は施設に設置され、タクシー利用者の操作に応じて、タクシー配車装置にタクシーの配車要求を送信する複数の設置端末と、
    前記設置端末からの配車要求に応じて、前記設置端末の設置店舗又は設置施設へ配車可能なタクシーを検索し、該当するタクシーに、前記設置店舗又は前記設置施設への配車を指示する前記タクシー配車装置と、
    複数の前記設置端末及び前記タクシー配車装置を接続する前記通信回線と、
    を備えることを特徴とするタクシー配車システム。
  2. 前記タクシー配車装置が、配車要求を送信した前記設置端末と、その配車要求に応じて配車を指示する前記タクシーに対し、同一の予約IDを通知することを特徴とする請求項1記載のタクシー配車システム。
  3. 前記通信回線を介して、前記設置端末及び前記タクシー配車装置に接続される会員管理装置を更に備え、
    前記会員管理装置が、タクシー利用者の識別情報及び決済口座情報を予め記憶し、
    前記設置端末が、タクシー利用者の操作に応じて、前記会員管理装置に識別情報及び予約IDを送信し、
    前記会員管理装置が、識別情報及び予約IDの受信に応じて、前記設置端末に決済IDを送信し、
    前記タクシー配車装置が、タクシーから通知された予約ID、決済ID及び請求運賃を前記会員管理装置に送信し、
    前記会員管理装置が、前記タクシー配車装置から受信した予約ID及び決済IDにもとづいて、タクシー利用者の決済口座情報を検索し、該当する決済口座情報にもとづいて、請求運賃の決済処理を行う
    ことを特徴とする請求項2記載のタクシー配車システム。
  4. 前記設置端末が、予約ID及び/又は決済IDを印刷する印刷手段を備えることを特徴とする請求項2又は3記載のタクシー配車システム。
  5. 前記設置店舗又は前記設置施設ごとに予め設定される配車標準所要時間と、前記配車指示を受けたタクシーが実際に前記設置店舗又は前記設置施設に到着するまでの所要時間とを比較し、この所要時間が前記配車標準所要時間を超えたとき、タクシー利用者に対する請求運賃の割引を行う運賃割引手段を更に備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のタクシー配車システム。
  6. 前記設置店舗又は前記設置施設から目的地までのタクシー運賃を定額とし、前記設置店舗又は前記設置施設で事前に精算する事前精算手段を更に備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のタクシー配車システム。
  7. 前記設置端末が、タクシー配車サービス及び他のサービスを提供し、
    前記会員管理装置が、会員によるタクシー配車サービスの利用実績及び他のサービスの利用実績を一元的に記憶し、これらの利用実績に応じて会員に特典を与えることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のタクシー配車システム。
  8. 通信回線を介して、タクシーの配車を行うタクシー配車装置であって、
    店舗又は施設に設置される複数の設置端末からタクシーの配車要求を受信し、
    この配車要求に応じて、前記設置端末の設置店舗又は設置施設へ配車可能なタクシーを検索し、
    該当するタクシーに、前記設置店舗又は前記設置施設への配車を指示する
    ことを特徴とするタクシー配車装置。
  9. 通信回線を介して、タクシーの配車を行うタクシー配車方法であって、
    店舗又は施設に設置される複数の設置端末が、タクシー利用者の操作に応じて、タクシー配車装置にタクシーの配車要求を送信し、
    前記タクシー配車装置が、前記設置端末からの配車要求に応じて、前記設置端末の設置店舗又は設置施設へ配車可能なタクシーを検索し、該当するタクシーに、前記設置店舗又は前記設置施設への配車を指示する
    ことを特徴とするタクシー配車方法。
  10. 通信回線を介して、タクシーの配車を行うタクシー配車プログラムであって、
    タクシー配車装置に、
    店舗又は施設に設置される複数の設置端末が、タクシー利用者の操作に応じて送信するタクシーの配車要求を受信させ、
    前記設置端末からの配車要求に応じて、前記設置端末の設置店舗又は設置施設へ配車可能なタクシーを検索させ、
    該当するタクシーに、前記設置店舗又は前記設置施設への配車を指示させる
    ことを特徴とするタクシー配車プログラム。
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