JP2004337346A - 対物レンズ及びそれを用いた内視鏡 - Google Patents

対物レンズ及びそれを用いた内視鏡 Download PDF

Info

Publication number
JP2004337346A
JP2004337346A JP2003137263A JP2003137263A JP2004337346A JP 2004337346 A JP2004337346 A JP 2004337346A JP 2003137263 A JP2003137263 A JP 2003137263A JP 2003137263 A JP2003137263 A JP 2003137263A JP 2004337346 A JP2004337346 A JP 2004337346A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
objective
positive
object side
optical system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003137263A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4229754B2 (ja
Inventor
Tsutomu Uzawa
勉 鵜澤
Ken Kasai
研 河西
Takayuki Kato
貴之 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Priority to JP2003137263A priority Critical patent/JP4229754B2/ja
Priority to EP04733081A priority patent/EP1526398B1/en
Priority to PCT/JP2004/006533 priority patent/WO2004102247A1/ja
Priority to US10/513,120 priority patent/US7085064B2/en
Publication of JP2004337346A publication Critical patent/JP2004337346A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4229754B2 publication Critical patent/JP4229754B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B9/00Optical objectives characterised both by the number of the components and their arrangements according to their sign, i.e. + or -
    • G02B9/12Optical objectives characterised both by the number of the components and their arrangements according to their sign, i.e. + or - having three components only
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B13/00Optical objectives specially designed for the purposes specified below
    • G02B13/04Reversed telephoto objectives
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B23/00Telescopes, e.g. binoculars; Periscopes; Instruments for viewing the inside of hollow bodies; Viewfinders; Optical aiming or sighting devices
    • G02B23/24Instruments or systems for viewing the inside of hollow bodies, e.g. fibrescopes
    • G02B23/2407Optical details
    • G02B23/2423Optical details of the distal end
    • G02B23/243Objectives for endoscopes
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B9/00Optical objectives characterised both by the number of the components and their arrangements according to their sign, i.e. + or -
    • G02B9/34Optical objectives characterised both by the number of the components and their arrangements according to their sign, i.e. + or - having four components only

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Astronomy & Astrophysics (AREA)
  • Lenses (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Abstract

【課題】小型で高画素の撮像素子に好適で、かつ簡素な構成である対物レンズ及びそれを用いた内視鏡を提供する。
【解決手段】物体側から順に、負の第1レンズL1と、正の第2レンズL2と、明るさ絞りASと、正の第3レンズL3を少なくとも有し、明るさ絞りASより像側のレンズが、1枚または複数の正の単レンズからなり、かつ、次の条件式を満足する。
45 < νd1−νd2
−0.6 < f1/f2 < −0.3
但し、νd1は第1レンズのアッベ数、νd2は第2レンズのアッベ数、f1は第1レンズの焦点距離、f2は第2レンズの焦点距離である。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レンズ枚数の少ない簡素な構成の内視鏡対物レンズ及びそれを用いた内視鏡に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
医療等に用いる内視鏡は、操作性向上のために内視鏡挿入部の細径化や内視鏡挿入部の先端硬質部の短縮化が望まれている。このため、これら内視鏡に用いる対物レンズは、実用上十分に収差が補正されていることと、レンズ外径が小さく全長が短く構成されていることが必要不可欠である。
従来の内視鏡対物レンズでレンズ枚数が3枚の簡素な構成のものとしては、例えば次の特許文献1,2に記載されたものがある。前者は簡素な構成でありながら色収差を良好に補正したものである。後者は小型でテレセントリック性が良好なものである。
【0003】
【特許文献1】
特開平5−107470号公報,
【特許文献2】
特開平10−170821号公報
【0004】
また、像面付近にフィールドレンズを配置した4枚構成のものとしては、例えば次の特許文献3に記載されたものがある。これは、特許文献1,2に記載のものに比べてテレセントリック性が良好なものであり、例えばファイバースコープに好適なものである。
【0005】
【特許文献3】
特開平2−176611号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
近年では撮像素子の小型化高画素化に伴い、より小型で高性能な対物レンズが望まれている。
しかるに、第1の課題として、通常サイズの撮像素子を用いる場合と同様に、小型の撮像素子においても各種の光学フィルターを配置する間隔を対物レンズ内に確保する必要がある。そのためには、全系の焦点距離に対する充分なバックフォーカスを持った対物レンズが必要になる。
しかしながら、従来の対物レンズを縮小係数倍すると、撮影光学系内に配置される各種の光学フィルターを配置する間隔が不足する。また、レンズの縁肉の厚さが不足し、レンズの加工が困難となる。
【0007】
また、第2の課題として、高画質化に関して倍率の色収差の補正の問題がある。
内視鏡の対物レンズは、明るさ絞りの物体側に負の屈折力、明るさ絞りの像側に正の屈折力を配置し、広角化を実現している。絞りに対して非対称な構成であり、特に倍率の色収差の補正が難しい。接合レンズを用いたレンズタイプでは構成が複雑となり、また小型の撮像素子用のレンズの場合、接合レンズの加工は困難である。
【0008】
しかるに、上記従来の対物レンズでは、上記1,2の課題を同時に解決することができない。
例えば、特許文献1に記載の第11実施例の対物レンズは、焦点距離の1.945倍のバックフォーカスを持っている。バックフォーカスとは第3レンズの像側面から後ろ側焦点位置までの空気換算長である。しかしながら、倍率の色収差(FラインとCラインの差)は半画角ω=50°で焦点距離の1.2%と大きくなってしまっている。
また、例えば特許文献2に記載の第1実施例の対物レンズは、倍率の色収差は半画角ω=50°で焦点距離の0.8%と小さいが、バックフォーカスは焦点距離の1.35倍のと小さくなってしまっている。
さらに、特許文献3に記載のものは、光学フィルターを配置する間隔が明らかに無い。
【0009】
本発明は従来技術のこのような問題点に鑑みてなされたものであり、小型で高画素の撮像素子に好適で、かつ簡素な構成である対物レンズ及びそれを用いた内視鏡を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本第1の発明による対物レンズは、物体側から順に、負の第1レンズと、正の第2レンズと、明るさ絞りと、正の第3レンズを少なくとも有し、前記明るさ絞りよりも像側のレンズが、1枚または複数の正の単レンズからなり、かつ、次の条件式(1),(2)を満足することを特徴としている。
45 < νd1−νd2 …(1)
−0.6 < f1/f2 < −0.3 …(2)
但し、νd1は第1レンズのアッベ数、νd2は第2レンズのアッベ数、f1は第1レンズの焦点距離、f2は第2レンズの焦点距離である。
【0011】
また、本第2の発明による対物レンズは、本第1の発明において次の条件式(3)を満足することを特徴としている。
Figure 2004337346
但し、νd1は第1レンズのアッベ数、νd2は第2レンズのアッベ数、f1は第1レンズの焦点距離、f2は第2レンズの焦点距離、fは対物レンズ全系の焦点距離である。
【0012】
また、本第3の発明の対物レンズは、物体側から順に、負の第1レンズと、正の第2レンズと、明るさ絞りと、正の第3レンズを少なくとも有し、前記明るさ絞りよりも像側のレンズが、1枚または複数の正の単レンズからなり、かつ、次の条件式(4)を満足することを特徴としている。
νd2 < 20 …(4)
但し、νd2は第2レンズのアッベ数である。
【0013】
また、本第4の発明の内視鏡は、本第1〜第3のいずれかの対物レンズを用いて構成されている。
【0014】
【発明の実施の形態】
実施例の説明に先立ち、本発明の作用効果について説明する。
明るさ絞りよりも像側のレンズが正の単レンズのみからなる構成の場合、絞りの像側では倍率の色収差が補正不足となる。よって、全系で倍率の色収差を補正するためには、絞りよりも物体側で倍率の色収差を補正不足にしない、または補正過剰にする必要がある。
条件式(1)は絞りより物体側のレンズのアッベ数を規定し倍率の色収差を良好に補正するための条件式である。
条件式(1)を外れると全系で色収差を補正することが困難となる。
【0015】
また、充分なバックフォーカスを確保するためには、条件式(2)を満足する必要がある。
条件式(2)は第1レンズと第2レンズの焦点距離の比を規定した条件式である。
条件式(2)の下限値を下回ると、充分なバックフォーカスを確保することが困難となる。
一方、条件式(2)の上限値を上回ると、バックフォーカスの確保には有利であるが、第2レンズの屈折力が弱くなり、倍率の色収差が補正不足になりやすい。
しかるに、本第1の発明のように、条件式(1)、(2)を同時に満足すれば、倍率の色収差とバックフォーカスの確保を実現できる。
【0016】
本発明において倍率の色収差をさらに良好に補正するためには、条件式(3)あるいは条件式(4)を満足すると良い。
条件式(3)は絞りよりも物体側で発生する倍率の色収差量を表した条件式である。
条件式(3)の下限値を下回ると、倍率の色収差が補正不足となりやすい。
一方、条件式(3)の上限値を上回ると、倍率の色収差には有利となるが、第2レンズの屈折力が強くなり、バックフォーカスの確保に不利となる。
【0017】
条件式(4)は第2レンズのアッベ数を規定した条件式である。
第1レンズはアッベ数が大きいものを選択し、第2レンズはアッベ数が小さいものを選択することが倍率の色収差の補正には有利である。特に第2レンズのアッベ数を規定することが効果的であり、アッベ数が20未満のレンズを用いると良い。
アッベ数が20未満の硝材としては例えば次のものがある。
硝材名:S−NPH2、アッベ数(νd):18.9、ガラスコード:923189、株式会社オハラ製
S−NPH2は、色分散が大きく、極めて色収差補正能力が大きい。第2レンズに用いることで倍率の色収差の補正に有利となる。また、屈折率ndが1.92286と高いため、ペッツバール和を小さくするのに効果的である。
なお、本発明の第2レンズに用いる硝材は、S−NPH2に限らず、アッベ数(νd)が20未満のものであれば色収差の補正に関して同様の効果があるので、適用可能である。
【0018】
また、第1レンズには、サファイヤを用いると良い。
サファイヤは、アッベ数が大きく(νd=71.79)、倍率の色収差の補正には有利である。またサファイヤは、屈折率が高く(nd=1.7682)、コマ収差の補正に有利である。さらにサファイヤは、オートクレーブ滅菌と呼ばれる高温高圧水蒸気滅菌に耐性を有するので外部に露出する第1レンズとして好ましい。なお、サファイヤの代わりに、合成石英、透過性YAG、スピネルなどの高温高圧水蒸気に対する耐性が高い光学部材を用いても良い。
また、第1レンズ以外のレンズにサファイヤまたは、合成石英、透過性YAG、スピネルなどの高温高圧水蒸気に対する耐性が高い光学部材を用いても良い。
【0019】
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第1実施例
図1は本発明の第1実施例にかかる対物光学系の光学構成を示す光軸に沿う断面図、図2は第1実施例の対物光学系の収差図であり、球面収差、非点収差、倍率色収差、コマ収差を示す図である。
第1実施例の対物光学系は、物体側から順に、第1レンズとしての物体側が平面で像側が凹面の負メニスカスレンズL1と、フレア絞りFS1,FS2と、第2レンズとしての物体側が凸面で像側が平面の平凸レンズL2と、明るさ絞りASと、第3レンズとしての物体側が平面で像側が凸面の平凸レンズL3と、フレア絞りFS3と、赤外カットフィルタIFと、フレア絞りFS4と、CCDカバーガラスCG1と、CCDチップ封止ガラスCG2を有している。赤外カットフィルタIFの両面は、YAGレーザ及びLDレーザカットコート面となっている。
なお、本実施例を含めて以下の全ての実施例の光学系は鉛及び砒素を含有しない硝材で構成されている。
【0020】
弟1実施例の対物光学系では、第1レンズL1はサファイヤを、第2レンズL2はS−NPH2(株式会社オハラ製)を、第3レンズL3はS−LAH58(株式会社オハラ製)を、赤外カットフィルタIFはC5000(HOYA株式会社)を、CCDカバーガラスCG1はS−BSL7(株式会社オハラ製)をそれぞれ硝材として用いて構成されている。また、CCDチップ封止ガラスCG2もまた鉛及び砒素を含有しない硝材で構成することができる。
また、各光学部材は、上記硝材と同等の光学特性を持つ他の硝材を用いて構成しても良い。
【0021】
次に、第1実施例の対物光学系を構成する光学部材の数値データを示す。
なお、屈折率、アッベ数はd線におけるもので示してある。これらは、以下の各実施例においても共通である。
Figure 2004337346
【0022】
第2実施例
図3は本発明の第2実施例にかかる対物光学系の光学構成を示す光軸に沿う断面図、図4は第2実施例の対物光学系の収差図であり、球面収差、非点収差、倍率色収差、コマ収差を示す図である。
第2実施例の対物光学系は、物体側から順に、第1レンズとしての物体側が平面で像側が凹面の負メニスカスレンズL1と、フレア絞りFS1と、赤外カットフィルタIF1と、第2レンズとしての物体側が凸面で像側が平面の平凸レンズL2と、明るさ絞りASと、第3レンズとしての物体側が平面で像側が凸面の平凸レンズL3と、フレア絞りFS2と、赤外カットフィルタIF2と、フレア絞りFS3と、第4レンズとしての物体側が凸面で像側が平面の平凸レンズL4と、CCDチップ封止ガラスCG2を有している。赤外カットフィルタIF2の両面は、YAGレーザ及びLDレーザカットコート面となっている。
第4レンズL4は、撮像素子の斜入射感度特性に合わせて、像面付近に配置されており、光学系の射出瞳位置を制御するフィールドレンズとしての役割を果すように構成されている。
【0023】
第2実施例の対物光学系では、第1レンズL1はサファイヤを、第2レンズL2はS−NPH2(株式会社オハラ製)を、第3レンズL3はS−YGH51(株式会社オハラ製)を、第4レンズL4はS−BSL7(株式会社オハラ製)を、赤外カットフィルタIF1,IF2はCM5000(HOYA株式会社)をそれぞれ硝材として用いて構成されている。また、CCDチップ封止ガラスCG2もまた鉛及び砒素を含有しない硝材で構成することができる。
また、各光学部材は、上記硝材と同等の光学特性を持つ他の硝材を用いて構成しても良い。
【0024】
次に、第2実施例の対物光学系を構成する光学部材の数値データを示す。
Figure 2004337346
【0025】
第3実施例
図5は本発明の第3実施例にかかる対物光学系の光学構成を示す光軸に沿う断面図、図6は第3実施例の対物光学系の収差図であり、球面収差、非点収差、倍率色収差、コマ収差を示す図である。
第3実施例の対物光学系は、物体側から順に、第1レンズとしての物体側が平面で像側が凹面の負メニスカスレンズL1と、フレア絞りFS1,FS2と、第2レンズとしての物体側が凸面で像側が平面の平凸レンズL2と、明るさ絞りASと、第3レンズとしての物体側が平面で像側が凸面の平凸レンズL3と、フレア絞りFS3と、赤外カットフィルタIFと、フレア絞りFS3,FS4と、第4レンズとしての物体側が凸面で像側が平面の平凸レンズL4と、CCDチップ封止ガラスCG2を有している。赤外カットフィルタIFの両面は、YAGレーザ及びLDレーザカットコート面となっている。
第4レンズL4は、撮像素子の斜入射感度特性に合わせて、像面付近に配置されており、光学系の射出瞳位置を制御するフィールドレンズとしての役割を果すように構成されている。
【0026】
第3実施例の対物光学系では、第1レンズL1はサファイヤを、第2レンズL2はS−NPH2(株式会社オハラ製)を、第3レンズL3はS−LAH66(株式会社オハラ製)を、第4レンズL4はS−LAH58(株式会社オハラ製)を、赤外カットフィルタIFはCM5000(HOYA株式会社)をそれぞれ硝材として用いて構成されている。また、CCDチップ封止ガラスCG2もまた鉛及び砒素を含有しない硝材で構成することができる。
また、各光学部材は、上記硝材と同等の光学特性を持つ他の硝材を用いて構成しても良い。
【0027】
次に、第3実施例の対物光学系を構成する光学部材の数値データを示す。
Figure 2004337346
【0028】
第4実施例
図7は本発明の第4実施例にかかる対物光学系の光学構成を示す光軸に沿う断面図、図8は第4実施例の対物光学系の収差図であり、球面収差、非点収差、倍率色収差、コマ収差を示す図である。
第4実施例の対物光学系は、物体側から順に、第1レンズとしての物体側が平面で像側が凹面の負メニスカスレンズL1と、フレア絞りFS1と、フィルタFと、第2レンズとしての物体側が凸面で像側が平面の平凸レンズL2と、明るさ絞りASと、第3レンズとしての物体側が平面で像側が凸面の平凸レンズL3と、フレア絞りFS2と、赤外カットフィルタIFと、フレア絞りFS3と、第4レンズとしての物体側が凸面で像側が平面の平凸レンズL4と、CCDチップ封止ガラスCG2を有している。フィルタFの両面は、YAGレーザ及びLDレーザカットコート面となっている。
第4レンズL4は、撮像素子の斜入射感度特性に合わせて、像面付近に配置されており、光学系の射出瞳位置を制御するフィールドレンズとしての役割を果すように構成されている。
【0029】
第4実施例の対物光学系では、第1レンズL1はサファイヤを、第2レンズL2はS−TIH53(株式会社オハラ製)を、第3レンズL3はS−LAL18(株式会社オハラ製)を、第4レンズL4はS−LAH58(株式会社オハラ製)を、フィルタFはB270−SUPERWITE(SCHOTT DESAG社)、赤外カットフィルタIFはCM5000(HOYA株式会社)をそれぞれ硝材として用いて構成されている。また、CCDチップ封止ガラスCG2もまた鉛及び砒素を含有しない硝材で構成することができる。
また、各光学部材は、上記硝材と同等の光学特性を持つ他の硝材を用いて構成しても良い。
【0030】
次に、第4実施例の対物光学系を構成する光学部材の数値データを示す。
Figure 2004337346
【0031】
第5実施例
図9は本発明の第5実施例にかかる対物光学系の光学構成を示す光軸に沿う断面図、図10は第5実施例の対物光学系の収差図であり、球面収差、非点収差、倍率色収差、コマ収差を示す図である。
第5実施例の対物光学系は、物体側から順に、第1レンズとしての物体側が平面で像側が凹面の負メニスカスレンズL1と、フレア絞りFS1,FS2と、第2レンズとしての両凸レンズL2’と、明るさ絞りASと、第3レンズとしての物体側が平面で像側が凸面の平凸レンズL3と、フレア絞りFS3と、赤外カットフィルタIFと、フレア絞りFS4と、CCDカバーガラスCG1と、CCDチップ封止ガラスCG2を有している。赤外カットフィルタIFの両面は、YAGレーザ及びLDレーザカットコート面となっている。
【0032】
第5実施例の対物光学系では、第1レンズL1はGFK68(株式会社住田光学製)を、第2レンズL2’はS−NPH2(株式会社オハラ製)を、第3レンズL3はS−LAH58(株式会社オハラ製)を、赤外カットフィルタIFはC5000(HOYA株式会社)を、CCDカバーガラスCG1はS−BSL7(株式会社オハラ製)をそれぞれ硝材として用いて構成されている。また、CCDチップ封止ガラスCG2もまた鉛及び砒素を含有しない硝材で構成することができる。
また、各光学部材は、上記硝材と同等の光学特性を持つ他の硝材を用いて構成しても良い。
【0033】
次に、第5実施例の対物光学系を構成する光学部材の数値データを示す。
Figure 2004337346
【0034】
次に、各実施例における条件式値、条件式パラメータ、その他のデータを次の表1〜表3に示す。
【表1】
Figure 2004337346
【表2】
Figure 2004337346
【表3】
Figure 2004337346
【0035】
表3および各収差図から明らかなように、各実施例の対物レンズは、半画角ωが、57.7°(第1実施例),58.2°(第2実施例),58.8°(第3実施例),58.4°(第4実施例),57.9°(第5実施例)(2ω=115.4°,116.3°,117.5°,116.7°,115.7°)であり、いずれも50°よりも広角でありながら、倍率の色収差が、焦点距離の0.6%(第1実施例),0.9%(第2実施例),0.6%(第3実施例),0.5%(第4実施例),0.9%(第5実施例)であり、良好に補正されている。
【0036】
なお、第1, 第5実施例におけるバックフォーカスは、既に定義した通り、第3レンズの像側面から後ろ側焦点位置までの空気換算長である。
第2実施例〜第4実施例におけるバックフォーカスは、フィールドレンズとしての第4レンズがあるために以下のように定義する。
第4レンズを除いた第1レンズから第3レンズまでの光学系において、第3レンズの像側面から後ろ側焦点位置までの空気換算長である。
表3から明らかなように、各実施例の対物レンズは、焦点距離の2.08倍(第1実施例),2.758倍(第2実施例),2.126倍(第3実施例),2.092倍(第4実施例),2.073倍のバックフォーカスを確保している。
【0037】
以上本発明の対物レンズの実施例を示したが、このような本発明の対物レンズを用いて内視鏡を構成することができる。
図11は本発明の対物レンズを用いた内視鏡の一実施例を示す図で、(a)は全体図、(b)は要部拡大断面図である。
本実施例の内視鏡は、本発明の対物光学系を備えた挿入部11と、挿入部を操作するための操作部12と、図示省略した画像表示装置及び光源等とを接続するための接続部13と、操作部12と接続部13とを接続する可撓性のユニバーサルコード部14を有している。
挿入部11の先端部は、硬性の硬質部11aとして構成されている。硬質部11aの内部には、図11(b)に示すように、図1〜図10に示した実施例のいずれかの構成の対物レンズがレンズ枠15に設けられている。また、硬質部11aの内部には、照明レンズ16とライトガイド17が設けられている。
本実施例の内視鏡によれば、小型で高画素の撮像素子に好適で、かつ簡素な構成である本発明の対物レンズを用いたので、内視鏡挿入部11をより細径化でき、また、先端硬質部11aを短縮化することができる。
その他の従来の内視鏡に共通の構成及び作用効果は、本実施例の内視鏡においても同じである。
【0038】
以上説明したように、本発明の対物レンズ及びそれを用いた内視鏡は、特許請求の範囲に記載の発明の他に次のような特徴を備えている。
【0039】
(1)物体側から順に、負の第1レンズと、正の第2レンズと、明るさ絞りと、正の第3レンズの3枚レンズで構成され、かつ、次の条件式を満足することを特徴とする対物レンズ。
45 < νd1−νd2
−0.6 < f1/f2 < −0.3
0 <{1/(νd1×f1)+1/(νd2×f2)}×f < 0.02
但し、νd1は第1レンズのアッベ数、νd2は第2レンズのアッベ数、f1は第1レンズの焦点距離、f2は第2レンズの焦点距離、fは対物レンズ全系の焦点距離である。
【0040】
(2)物体側から順に、負の第1レンズと、正の第2レンズと、明るさ絞りと、正の第3レンズと、像面付近に配置された正の第4レンズの4枚レンズで構成され、かつ、次の条件式を満足することを特徴とする対物レンズ。
45 < νd1−νd2
−0.6 < f1/f2 < −0.3
0 <{1/(νd1×f1)+1/(νd2×f2)}×f < 0.02
但し、νd1は第1レンズのアッベ数、νd2は第2レンズのアッベ数、f1は第1レンズの焦点距離、f2は第2レンズの焦点距離、fは対物レンズ全系の焦点距離である。
【0041】
(3)物体側から順に、負の第1レンズと、正の第2レンズと、明るさ絞りと、正の第3レンズの3枚レンズで構成され、かつ、次の条件式を満足することを特徴とする対物レンズ。
45 < νd1−νd2
−0.6 < f1/f2 < −0.3
0 <{1/(νd1×f1)+1/(νd2×f2)}×f < 0.02
νd2 < 20
但し、νd1は第1レンズのアッベ数、νd2は第2レンズのアッベ数、f1は第1レンズの焦点距離、f2は第2レンズの焦点距離、fは対物レンズ全系の焦点距離である。
【0042】
(4)物体側から順に、負の第1レンズと、正の第2レンズと、明るさ絞りと、正の第3レンズと、像面付近に配置された正の第4レンズの4枚レンズで構成され、かつ、次の条件式を満足することを特徴とする対物光学系。
45 < νd1−νd2
−0.6 < f1/f2 < −0.3
0 <{1/(νd1×f1)+1/(νd2×f2)}×f < 0.02
νd2 < 20
但し、νd1は第1レンズのアッベ数、νd2は第2レンズのアッベ数、f1は第1レンズの焦点距離、f2は第2レンズの焦点距離、fは対物レンズ全系の焦点距離である。
【0043】
(5)前記第1レンズがサファイヤからなることを特徴とする請求項1〜3、上記(1)〜(4)のいずれかに記載の対物レンズ。
【0044】
(6)砒素、鉛など有害な物質を含まない材質からなることを特徴とする請求項1〜3、上記(1)〜(5)のいずれかに記載の対物レンズ。
【0045】
(7)上記(1)〜(5)のいずれかに記載の対物レンズを用いた内視鏡。
【0046】
【発明の効果】
上述のように本発明によれば、小型で高画素の撮像素子に好適で、かつ簡素な構成である対物レンズ及びそれを用いた内視鏡を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例にかかる対物光学系の光学構成を示す光軸に沿う断面図である。
【図2】第1実施例の対物光学系の収差図であり、球面収差、非点収差、倍率色収差、コマ収差を示す図である。
【図3】本発明の第2実施例にかかる対物光学系の光学構成を示す光軸に沿う断面図である。
【図4】第2実施例の対物光学系の収差図であり、球面収差、非点収差、倍率色収差、コマ収差を示す図である。
【図5】本発明の第3実施例にかかる対物光学系の光学構成を示す光軸に沿う断面図である。
【図6】第3実施例の対物光学系の収差図であり、球面収差、非点収差、倍率色収差、
コマ収差を示す図である。
【図7】本発明の第4実施例にかかる対物光学系の光学構成を示す光軸に沿う断面図で
ある。
【図8】第4実施例の対物光学系の収差図であり、球面収差、非点収差、倍率色収差、
コマ収差を示す図である。
【図9】本発明の第5実施例にかかる対物光学系の光学構成を示す光軸に沿う断面図で
ある。
【図10】第5実施例の対物光学系の収差図であり、球面収差、非点収差、倍率色収差、
コマ収差を示す図である。
【図11】本発明の対物レンズを用いた内視鏡の一実施例を示す図で、(a)は全体図、(b)
は要部拡大断面図である。
【符号の説明】
L1 第1レンズ(物体側が平面で像側が凹面の負メニスカスレンズ)
L2 第2レンズ(物体側が凸面で像側が平面の平凸レンズ)
L3 第3レンズ(物体側が平面で像側が凸面の平凸レンズ)
L4 第4レンズ(物体側が凸面で像側が平面の平凸レンズ)
FS1、FS2、FS3、FS4 フレア絞り
AS 明るさ絞り
IF、IF1、IF2 赤外カットフィルタ
CG1 CCDカバーガラス
CG2 CCDチップ封止ガラス
11 内視鏡挿入部
11a 先端硬質部
12 操作部
13 接続部
14 ユニバーサルコード部
15 レンズ枠
16 照明レンズ
17 ライトガイド

Claims (4)

  1. 物体側から順に、負の第1レンズと、正の第2レンズと、明るさ絞りと、正の第3レンズを少なくとも有し、
    前記明るさ絞りよりも像側のレンズが、1枚または複数の正の単レンズからなり、かつ、
    次の条件式を満足することを特徴とする対物レンズ。
    45 < νd1−νd2
    −0.6 < f1/f2 < −0.3
    但し、νd1は第1レンズのアッベ数、νd2は第2レンズのアッベ数、f1は第1レンズの焦点距離、f2は第2レンズの焦点距離である。
  2. 次の条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の対物レンズ。
    0 <{1/(νd1×f1)+1/(νd2×f2)}×f < 0.02
    但し、νd1は第1レンズのアッベ数、νd2は第2レンズのアッベ数、f1は第1レンズの焦点距離、f2は第2レンズの焦点距離、fは対物レンズ全系の焦点距離である。
  3. 物体側から順に、負の第1レンズと、正の第2レンズと、明るさ絞りと、正の第3レンズを少なくとも有し、
    前記明るさ絞りよりも像側のレンズが、1枚または複数の正の単レンズからなり、かつ、
    次の条件式を満足することを特徴とする対物光学系。
    νd2 < 20
    但し、νd2は第2レンズのアッベ数である。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の対物レンズを用いた内視鏡。
JP2003137263A 2003-05-15 2003-05-15 対物レンズ及びそれを用いた内視鏡 Expired - Fee Related JP4229754B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003137263A JP4229754B2 (ja) 2003-05-15 2003-05-15 対物レンズ及びそれを用いた内視鏡
EP04733081A EP1526398B1 (en) 2003-05-15 2004-05-14 Endoscope with an objective lens
PCT/JP2004/006533 WO2004102247A1 (ja) 2003-05-15 2004-05-14 対物レンズ及びそれを用いた内視鏡
US10/513,120 US7085064B2 (en) 2003-05-15 2004-05-14 Object lens and endoscope using it

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003137263A JP4229754B2 (ja) 2003-05-15 2003-05-15 対物レンズ及びそれを用いた内視鏡

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004337346A true JP2004337346A (ja) 2004-12-02
JP4229754B2 JP4229754B2 (ja) 2009-02-25

Family

ID=33447250

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003137263A Expired - Fee Related JP4229754B2 (ja) 2003-05-15 2003-05-15 対物レンズ及びそれを用いた内視鏡

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7085064B2 (ja)
EP (1) EP1526398B1 (ja)
JP (1) JP4229754B2 (ja)
WO (1) WO2004102247A1 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010103869A1 (ja) * 2009-03-09 2010-09-16 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 単結晶光学レンズの製造方法
WO2011027622A1 (ja) * 2009-09-01 2011-03-10 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 対物光学系
WO2012027213A2 (en) * 2010-08-23 2012-03-01 Gyrus Acmi, Inc. Solid imaging objective and assembly technique for small scale sensor applications
JP2013003267A (ja) * 2011-06-14 2013-01-07 Olympus Medical Systems Corp 結像光学系及びそれを備えた内視鏡装置
WO2016017065A1 (ja) * 2014-07-30 2016-02-04 日立マクセル株式会社 撮像レンズ系及び撮像装置
WO2017060950A1 (ja) * 2015-10-05 2017-04-13 オリンパス株式会社 撮像装置及びそれを備えた光学装置
WO2017068726A1 (ja) * 2015-10-23 2017-04-27 オリンパス株式会社 撮像装置及びそれを備えた光学装置
US10585262B2 (en) 2015-02-04 2020-03-10 Largan Precision Co., Ltd. Optical lens assembly and image capturing device
US10831001B2 (en) 2016-05-12 2020-11-10 Nalux Co., Ltd. Imaging optical system
US11782239B2 (en) 2019-03-22 2023-10-10 Largan Precision Co., Ltd. Optical imaging system comprising four lenes of −−+−, +−+−, +++− or −++− refractive powers, image capturing unit and electronic device
US11940598B2 (en) 2019-11-29 2024-03-26 Largan Precision Co., Ltd. Lens system and electronic device

Families Citing this family (50)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7578786B2 (en) 2003-04-01 2009-08-25 Boston Scientific Scimed, Inc. Video endoscope
US8118732B2 (en) 2003-04-01 2012-02-21 Boston Scientific Scimed, Inc. Force feedback control system for video endoscope
US20040199052A1 (en) 2003-04-01 2004-10-07 Scimed Life Systems, Inc. Endoscopic imaging system
US20050245789A1 (en) 2003-04-01 2005-11-03 Boston Scientific Scimed, Inc. Fluid manifold for endoscope system
US7591783B2 (en) 2003-04-01 2009-09-22 Boston Scientific Scimed, Inc. Articulation joint for video endoscope
US8083671B2 (en) 2004-09-30 2011-12-27 Boston Scientific Scimed, Inc. Fluid delivery system for use with an endoscope
US7479106B2 (en) * 2004-09-30 2009-01-20 Boston Scientific Scimed, Inc. Automated control of irrigation and aspiration in a single-use endoscope
US8199187B2 (en) 2004-09-30 2012-06-12 Boston Scientific Scimed, Inc. Adapter for use with digital imaging medical device
US7574096B2 (en) * 2006-04-10 2009-08-11 Lightconnect, Inc. Optical attenuator
US7955255B2 (en) 2006-04-20 2011-06-07 Boston Scientific Scimed, Inc. Imaging assembly with transparent distal cap
US8202265B2 (en) 2006-04-20 2012-06-19 Boston Scientific Scimed, Inc. Multiple lumen assembly for use in endoscopes or other medical devices
US7869140B2 (en) 2007-04-13 2011-01-11 Karl Storz Imaging, Inc. Objective lens design for miniature endoscope
JP2009288682A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Olympus Medical Systems Corp 内視鏡対物光学系
US10165929B2 (en) 2009-06-18 2019-01-01 Endochoice, Inc. Compact multi-viewing element endoscope system
US9872609B2 (en) 2009-06-18 2018-01-23 Endochoice Innovation Center Ltd. Multi-camera endoscope
US9901244B2 (en) 2009-06-18 2018-02-27 Endochoice, Inc. Circuit board assembly of a multiple viewing elements endoscope
WO2012038958A2 (en) 2010-09-20 2012-03-29 Peermedical Ltd. Multi-camera endoscope having fluid channels
US9492063B2 (en) 2009-06-18 2016-11-15 Endochoice Innovation Center Ltd. Multi-viewing element endoscope
US9642513B2 (en) 2009-06-18 2017-05-09 Endochoice Inc. Compact multi-viewing element endoscope system
US9101287B2 (en) 2011-03-07 2015-08-11 Endochoice Innovation Center Ltd. Multi camera endoscope assembly having multiple working channels
US8926502B2 (en) 2011-03-07 2015-01-06 Endochoice, Inc. Multi camera endoscope having a side service channel
US9554692B2 (en) 2009-06-18 2017-01-31 EndoChoice Innovation Ctr. Ltd. Multi-camera endoscope
WO2012056453A2 (en) 2010-10-28 2012-05-03 Peermedical Ltd. Optical systems for multi-sensor endoscopes
US9402533B2 (en) 2011-03-07 2016-08-02 Endochoice Innovation Center Ltd. Endoscope circuit board assembly
US9706903B2 (en) 2009-06-18 2017-07-18 Endochoice, Inc. Multiple viewing elements endoscope system with modular imaging units
US11547275B2 (en) 2009-06-18 2023-01-10 Endochoice, Inc. Compact multi-viewing element endoscope system
US11278190B2 (en) 2009-06-18 2022-03-22 Endochoice, Inc. Multi-viewing element endoscope
US9713417B2 (en) 2009-06-18 2017-07-25 Endochoice, Inc. Image capture assembly for use in a multi-viewing elements endoscope
US11864734B2 (en) 2009-06-18 2024-01-09 Endochoice, Inc. Multi-camera endoscope
US9101268B2 (en) 2009-06-18 2015-08-11 Endochoice Innovation Center Ltd. Multi-camera endoscope
JP5031930B2 (ja) 2009-12-24 2012-09-26 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 内視鏡用対物レンズ及びそれを用いた内視鏡
US9560953B2 (en) 2010-09-20 2017-02-07 Endochoice, Inc. Operational interface in a multi-viewing element endoscope
EP3420886B8 (en) 2010-12-09 2020-07-15 EndoChoice, Inc. Flexible electronic circuit board multi-camera endoscope
US11889986B2 (en) 2010-12-09 2024-02-06 Endochoice, Inc. Flexible electronic circuit board for a multi-camera endoscope
CN103348470B (zh) 2010-12-09 2017-05-03 恩多巧爱思创新中心有限公司 用于多摄像头内窥镜的柔性电子电路板
EP2672878B1 (en) 2011-02-07 2017-11-22 Endochoice Innovation Center Ltd. Multi-element cover for a multi-camera endoscope
EP2604172B1 (en) 2011-12-13 2015-08-12 EndoChoice Innovation Center Ltd. Rotatable connector for an endoscope
EP2604175B1 (en) 2011-12-13 2019-11-20 EndoChoice Innovation Center Ltd. Removable tip endoscope
WO2013172395A1 (ja) * 2012-05-17 2013-11-21 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 内視鏡対物光学系
US9560954B2 (en) 2012-07-24 2017-02-07 Endochoice, Inc. Connector for use with endoscope
WO2014054407A1 (ja) * 2012-10-02 2014-04-10 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 内視鏡対物光学系
US9986899B2 (en) 2013-03-28 2018-06-05 Endochoice, Inc. Manifold for a multiple viewing elements endoscope
US9993142B2 (en) 2013-03-28 2018-06-12 Endochoice, Inc. Fluid distribution device for a multiple viewing elements endoscope
US10499794B2 (en) 2013-05-09 2019-12-10 Endochoice, Inc. Operational interface in a multi-viewing element endoscope
CN104656242B (zh) * 2013-11-22 2016-10-05 深圳先进技术研究院 双物镜单图像传感器的内窥镜双目光学系统
JP6046322B1 (ja) * 2016-02-23 2016-12-14 Hoya株式会社 内視鏡用変倍光学系及び内視鏡
JP2018112677A (ja) * 2017-01-12 2018-07-19 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 撮像ユニットおよび電子機器
CN109951619A (zh) * 2019-02-26 2019-06-28 武汉华星光电半导体显示技术有限公司 显示装置
DE102019008226A1 (de) * 2019-11-26 2021-05-27 Karl Storz Se & Co. Kg Linsensystem für ein Videoendoskop, Endoskop-Objektiv, Videoendoskop, und Montageverfahren
CN112882211B (zh) * 2021-01-18 2021-12-07 广东烨嘉光电科技股份有限公司 一种大孔径的四片式光学镜头

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07122692B2 (ja) 1988-09-29 1995-12-25 富士写真光機株式会社 内視鏡用対物レンズ
JP3206930B2 (ja) * 1991-05-13 2001-09-10 オリンパス光学工業株式会社 内視鏡対物レンズ
US5223982A (en) * 1991-03-05 1993-06-29 Olympus Optical Co., Ltd. Objective lens system for endoscopes
JP3353910B2 (ja) * 1992-04-15 2002-12-09 オリンパス光学工業株式会社 硬性内視鏡用対物光学系
US5805359A (en) * 1995-05-19 1998-09-08 Olympus Optical Co., Ltd. Wide-angle lens system
JP3441567B2 (ja) * 1995-08-21 2003-09-02 ペンタックス株式会社 内視鏡対物レンズ
JPH10170821A (ja) 1996-12-16 1998-06-26 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡対物レンズ
JPH1164726A (ja) * 1997-08-22 1999-03-05 Olympus Optical Co Ltd 広角レンズ
US6236521B1 (en) * 1998-02-09 2001-05-22 Canon Kabushiki Kaisha Objective lens and image pickup device using the same
JPH11271607A (ja) * 1998-03-19 1999-10-08 Olympus Optical Co Ltd 小型撮像光学系
JP2000330015A (ja) * 1999-03-12 2000-11-30 Fuji Photo Optical Co Ltd 観察深度可変型の内視鏡用対物レンズ
JP4556382B2 (ja) 2002-08-26 2010-10-06 コニカミノルタオプト株式会社 広角レンズ

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4745460B2 (ja) * 2009-03-09 2011-08-10 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 単結晶光学レンズの製造方法
WO2010103869A1 (ja) * 2009-03-09 2010-09-16 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 単結晶光学レンズの製造方法
WO2011027622A1 (ja) * 2009-09-01 2011-03-10 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 対物光学系
US8531781B2 (en) 2009-09-01 2013-09-10 Olympus Medical Systems Corp. Objective optical system
CN103229090B (zh) * 2010-08-23 2016-03-02 捷锐士阿希迈公司 用于小型传感器应用的固体成像物镜和组装技术
WO2012027213A2 (en) * 2010-08-23 2012-03-01 Gyrus Acmi, Inc. Solid imaging objective and assembly technique for small scale sensor applications
WO2012027213A3 (en) * 2010-08-23 2012-05-24 Gyrus Acmi, Inc. Solid imaging objective and assembly technique for small scale sensor applications
US8218254B2 (en) 2010-08-23 2012-07-10 Gyrus Acmi, Inc. Solid imaging objective and assembly technique for small scale sensor applications
CN103229090A (zh) * 2010-08-23 2013-07-31 捷锐士阿希迈公司 用于小型传感器应用的固体成像物镜和组装技术
US8747601B2 (en) 2010-08-23 2014-06-10 Gyrus Acmi, Inc. Solid imaging objective and assembly technique for small scale sensor applications
JP2013003267A (ja) * 2011-06-14 2013-01-07 Olympus Medical Systems Corp 結像光学系及びそれを備えた内視鏡装置
WO2016017065A1 (ja) * 2014-07-30 2016-02-04 日立マクセル株式会社 撮像レンズ系及び撮像装置
US10585262B2 (en) 2015-02-04 2020-03-10 Largan Precision Co., Ltd. Optical lens assembly and image capturing device
US12019210B2 (en) 2015-02-04 2024-06-25 Largan Precision Co., Ltd. Optical lens assembly and image capturing device
WO2017060950A1 (ja) * 2015-10-05 2017-04-13 オリンパス株式会社 撮像装置及びそれを備えた光学装置
JPWO2017060950A1 (ja) * 2015-10-05 2018-07-26 オリンパス株式会社 撮像装置及びそれを備えた光学装置
WO2017068726A1 (ja) * 2015-10-23 2017-04-27 オリンパス株式会社 撮像装置及びそれを備えた光学装置
JPWO2017068726A1 (ja) * 2015-10-23 2018-08-09 オリンパス株式会社 撮像装置及びそれを備えた光学装置
US10634884B2 (en) 2015-10-23 2020-04-28 Olympus Corporation Image pickup apparatus and optical apparatus using the same
US10831001B2 (en) 2016-05-12 2020-11-10 Nalux Co., Ltd. Imaging optical system
US11782239B2 (en) 2019-03-22 2023-10-10 Largan Precision Co., Ltd. Optical imaging system comprising four lenes of −−+−, +−+−, +++− or −++− refractive powers, image capturing unit and electronic device
US12111446B2 (en) 2019-03-22 2024-10-08 Largan Precision Co., Ltd. Optical imaging system comprising four lenses of - -+-, +-+-, +++- or -++- refractive powers, image capturing unit and electronic device
US11940598B2 (en) 2019-11-29 2024-03-26 Largan Precision Co., Ltd. Lens system and electronic device

Also Published As

Publication number Publication date
US20050225872A1 (en) 2005-10-13
EP1526398B1 (en) 2012-03-14
EP1526398A1 (en) 2005-04-27
US7085064B2 (en) 2006-08-01
WO2004102247A1 (ja) 2004-11-25
EP1526398A4 (en) 2005-09-21
JP4229754B2 (ja) 2009-02-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4229754B2 (ja) 対物レンズ及びそれを用いた内視鏡
JP4999078B2 (ja) 内視鏡用対物レンズおよび内視鏡
JP5031930B2 (ja) 内視鏡用対物レンズ及びそれを用いた内視鏡
JP5706590B2 (ja) 内視鏡用対物レンズおよび内視鏡
JP4919419B2 (ja) 内視鏡用対物レンズおよび内視鏡
JP5374667B1 (ja) 内視鏡対物光学系
JP2011227380A (ja) 内視鏡用対物レンズおよび撮像装置
JPH07318799A (ja) 内視鏡対物光学系
JP4814746B2 (ja) 内視鏡対物光学系
JP3758801B2 (ja) 内視鏡対物レンズ系
JP4197897B2 (ja) 撮影光学系およびそれを用いた内視鏡
JPH0961710A (ja) 内視鏡対物レンズ
KR101725982B1 (ko) 내시경용 촬영 렌즈계
JP3574484B2 (ja) 内視鏡用対物光学系
JP4648670B2 (ja) 内視鏡対物光学系および内視鏡
JP6865303B2 (ja) 内視鏡対物光学系、内視鏡用撮像装置及び内視鏡
JP3742484B2 (ja) 内視鏡対物レンズ系
CN114600026A (zh) 内窥镜用物镜光学系统及内窥镜
WO2019054308A1 (ja) 内視鏡用対物レンズユニット及び内視鏡
JP2995491B2 (ja) 内視鏡対物光学系
JP3728033B2 (ja) 内視鏡対物レンズ
JP3590439B2 (ja) 内視鏡対物レンズ
JP4172925B2 (ja) 内視鏡対物レンズ系

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050727

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081111

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081202

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4229754

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111212

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111212

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121212

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131212

Year of fee payment: 5

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees