JP2004332825A - 電磁ツースクラッチ/ブレーキ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】通電状態又は非通電状態になるコイルと、上記コイル側に配置され上記コイルに通電することにより電磁石化されるロータと、上記ロータに対向・配置され上記コイルへの通電・非通電を制御することにより上記ロータに対して離接するアーマチュアと、上記ロータに取り付けられたロータ側ツース部材と、上記アーマチュアに取り付けられたアーマチュア側ツース部材と、を具備し、上記ロータとアーマチュアとの摩擦及び上記ロータ側ツース部材とアーマチュア側ツース部材との噛合によってトルクを発生させるようにしたもの。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電磁クラッチ又は電磁ブレーキに係り、特に、ロータとアーマチュアとの摩擦とロータ側ツース部材とアーマチュア側ツース部材との噛合を併用することにより、装置の径を拡大させることなく所望のトルク発生機能が得られ、かつ、安価とできるようにした電磁ツースクラッチ/ブレーキの改良に関するもので、自動車スライド用ドアの作動制御用として好適な電磁ツースクラッチ/ブレーキを提供するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の電磁クラッチ/ブレーキとしては、例えば、特許文献1に開示されているようなものがある。
なお、特許文献1は本件特許出願人による先行特許願である。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−13795号公報(図1)
【0004】
上記特許文献1に開示されている電磁クラッチ/ブレーキと略同等の電磁クラッチ/ブレーキの構成を図13及び図14に示す。
まず、シャフト201があり、このシャフト201の外周には、キー・キー溝構造を介してロータ203が固着されている。
また、上記シャフト201の外周側には軸受部材205を介してフィールドコア207が支承され、図示しない固定部に取り付けられている。このフィールドコア207内にはコイル209が収納されている。
【0005】
一方、上記ロータ203に対向するようにアダプタ211が対向・配置されていて、このアダプタ211の外周側には、アーマチュア取付体213が取り付けられていて、このアーマチュア取付体213にはアーマチュア215が取り付けられている。
また、図では省略しているが、アーマチュア215を反ロータ203側に付勢する弾性部材が内装されている。
なお、203a、203bはロータ203のアーマチュア215の対向面に設けられた摩擦体である。
【0006】
上記構成において、コイル209に通電すると、フィールドコア207とロータ203間に磁気回路を生じ、ロータ203が電磁石となって吸着力が発生する。該吸着力によってアーマチュア215を弾性部材の付勢力に抗して図示のようにロータ203へ吸引するものである。
そして、ロータ203とアーマチュア215との摩擦によって所望のクラッチ機能又はブレーキ機能を発揮する。また、上記コイル209への通電を停止すると、アーマチュア215の吸引が解除され、アーマチュア215は開放されると共に、上記弾性部材の付勢力によって元の位置(ロータ203と間隙を生ずる位置)に復帰するものである。
よって、コイル209への通電を適宜オン・オフすることにより、所望のクラッチ/ブレーキ機能を発揮させることができるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来の構成によると、次のような問題点があった。
即ち、従来の電磁クラッチ/ブレーキの場合には、ロータ203とアーマチュア215との摩擦によってトルクを発生させる構成であり、よって、必要なトルクを発生させるためには、大きな摩擦面積を確保しなければならず、その為に径を拡大しなければならなかった。
それが装置の大型化、質量の増大、コストの上昇の原因となっており、この解決が要望されていた。
【0008】
本発明は従来の上記問題点(課題)を解決することを目的とするもので、電磁ツースクラッチ/ブレーキを用い、かつ、摩擦機能を利用することで、径を拡大することなく、必要なトルクを発生させることができる安価な構成の電磁ツースクラッチ/ブレーキを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するべく本願発明の請求項1に記載の電磁ツースクラッチ/ブレーキでは、通電状態又は非通電状態になるコイルと、上記コイル側に配置され上記コイルに通電することにより電磁石化されるロータと、上記ロータに対向・配置され上記コイルへの通電・非通電を制御することにより上記ロータに対して離接するアーマチュアと、上記ロータに取り付けられたロータ側ツース部材と、上記アーマチュアに取り付けられたアーマチュア側ツース部材と、を具備し、上記ロータとアーマチュアとの摩擦及び上記ロータ側ツース部材とアーマチュア側ツース部材との噛合によってトルクを発生させるようにした電磁ツースクラッチ/ブレーキであって、上記ロータ側ツース部材とアーマチュア側ツース部材は上記ロータとアーマチュアに着脱可能に取り付けられるように構成した。
また、請求項2に記載の電磁ツースクラッチ/ブレーキでは、請求項1記載の電磁ツースクラッチ/ブレーキにおいて、上記ロータ側ツース部材とアーマチュア側ツース部材は樹脂製品又は燒結成形品で構成するようにした。
また、請求項3に記載の電磁ツースクラッチ/ブレーキでは、請求項1又は請求項2に記載の電磁ツースクラッチ/ブレーキにおいて、上記ロータ側ツース部材には係合部が設けられていて、一方、上記ロータにも上記ロータ側ツース部材の係合部に係合する係合部が設けられており、同様に、上記アーマチュア側ツース部材には係合部が設けられていて、一方、上記アーマチュアにも上記アーマチュア側ツース部材の係合部に係合する係合部が設けられているように構成した。
また、請求項4に記載の電磁ツースクラッチ/ブレーキでは、請求項3記載の電磁ツースクラッチ/ブレーキにおいて、上記ロータ側ツース部材の係合部又は上記ロータの係合部には抜け止めフックが設けられており、同様に、上記アーマチュア側ツース部材の係合部又は上記アーマチュアの係合部には抜け止めフックが設けられているように構成した。
また、請求項5に記載の電磁ツースクラッチ/ブレーキでは、請求項3記載の電磁ツースクラッチ/ブレーキにおいて、上記ロータ側ツース部材の係合部又は上記ロータの係合部を係合後にかしめるようにし、同様に、上記アーマチュア側ツース部材の係合部又は上記アーマチュアの係合部を係合後にかしめるように構成した。
【0010】
【発明の実施の形態】
第1の実施の形態:
以下、図1乃至図6を参照して本発明の第1の実施の形態を説明する。
図1及び図2に示すように、まず、シャフト1があり、このシャフト1の外周には、キー・キー溝構造を介してロータ3が固着されている。
また、上記ロータ3の外周側にはドライベアリング等の軸受部材5を介してフィールドコア7が支承され、図示しない固定部に取り付けられている。
このフィールドコア7内にはコイル9が収納されている。
【0011】
一方、上記シャフト1の外周側であって上記ロータ3に対向する側にはアダプタ11がドライベアリング等の軸受部材12を介して回転可能に対向・配置されていて、このアダプタ11の外周側には、アーマチュア取付体13が取り付けられていて、このアーマチュア取付体13にはアーマチュア15が取り付けられている。なお、16は上記アーマチュア15を反ロータ3側に付勢する板ばね等の弾性部材である。
【0012】
また、上記ロータ3の外周部にはロータ側ツース部材21が着脱可能に取り付けられている。同様に、上記アーマチュア15の外周部にもアーマチュア側ツース部材23が着脱可能に取り付けられている。
上記ロータ側ツース部材21は、ツース部材本体21aと、このツース部材本体21aに形成されたツース部21bとから構成されている。
同様に、上記アーマチュア側ツース部材23は、ツース部材本体23aと、このツース部材本体23aに形成されたツース部23bとから構成されている。
【0013】
上記アーマチュア側ツース部材23のアーマチュア15に対する取付構造は図3乃至図6に示すようになっている。
まず、アーマチュア15の外周部には周方向等間隔で複数個(この実施の形態の場合には3個)の凸部25が設けられていると共に該凸部25の隣には段付部26が形成されている。
一方、アーマチュア側ツース部材23側の外周部には周方向等間隔で3箇所に凹部27が形成されていると共にフック部28が形成されている。
そして、上記凸部25を凹部27内に嵌合させ、且つ、所定量回転させることにより、アーマチュア側ツース部材23をアーマチュア15に取り付けている。この場合、上記フック部28が段付部26に係合することになり、軸方向への抜け防止が図られる。
【0014】
なお、ロータ側ツース部材21のロータ3に対する取付構造も同様で良いので、その説明は省略する。
【0015】
また、上記ロータ側ツース部材21とアーマチュア側ツース部材23は、共に合成樹脂製品で構成した場合を示している。しかし、これらのアーマチュア側ツース部材23、ロータ側ツース部材21の構成材は合成樹脂製品以外でも良く、例えば、燒結成形品により構成してもよい。
【0016】
以上の構成を基にその作用を説明する。
まず、コイル9に通電すると、フィールドコア7とロータ3間に磁気回路が形成され、ロータ3が電磁石となって吸着力が発生する。該吸着力によってアーマチュア15を弾性部材16の付勢力に抗して吸引するものである。
このアーマチュア15の吸引によって、ロータ3とアーマチュア15とが圧接されその摩擦によって伝達トルクを発生させることができる。
同時に、ロータ側ツース部材21のツース部21bとアーマチュア側ツース部材23のツース部23bが噛合する。そのような噛合によってもトルクを発生させることができる。つまり、本発明のものではロータ3とアーマチュア15との摩擦によってトルクを発生させると共に、ロータ側ツース部材21のツース部21bとアーマチュア側ツース部材23のツース部23bの噛合によってもトルクを発生させることができるようにしたものであるから、径を大きくすることなく、所望のトルクを得ることができる。
【0017】
また、上記コイル9への通電を停止すると、アーマチュア15の吸引が解除され、アーマチュア15は開放されると共に弾性部材16の付勢力によって元の位置(非連結位置)に復帰する。
つまり、ロータ3とアーマチュア15との摩擦によるトルク発生機能、ロータ側ツース部材21のツース部21bとアーマチュア側ツース部材23のツース部23bの噛合によるトルク発生機能が停止される。
よって、コイル9への通電を適宜オン・オフすることにより、所望のクラッチ/ブレーキ機能を発揮させることができる。
【0018】
以下に第2乃至第7の実施の形態を述べるが、第1の実施の形態と同等の部分はこれと同一の符号を付して示している。
【0019】
第2の実施の形態:
次に、図7を参照して本発明の第2の実施の形態を説明する。
この場合には、アーマチュア側ツース部材23−2において、周方向等間隔に複数個の凸部31を設け、一方、アーマチュア15側に同数の孔33を穿孔したものである。そして、上記凸部31を孔33内に挿入した状態で取付・固定するものである。
また、ロータ側ツース部材21のロータ3に対する取付構造も同様である。
【0020】
第3の実施の形態:
次に、図8を参照して本発明の第3の実施の形態を説明する。
この場合には、アーマチュア側ツース部材23−3において、周方向等間隔に複数個(この場合には4個)のフック41を設け、一方、アーマチュア15側においては切欠部43を対向・配置させたものである。そして、上記フック41を切欠部43に係合させた状態で取付・固定するものである。
なお、図示しないがロータ側ツース部材21のロータ3に対する取付構造も同様に構成すれば良い。
【0021】
第4の実施の形態:
次に、図9を参照して本発明の第4の実施の形態を説明する。
この場合には、まず、アーマチュア側ツース部材23−4を二つ割り構造とし、アーマチュア側ツース部材要素51、53とする。
上記各アーマチュア側ツース部材要素51、53の内周面に凸部55、57を設ける。一方、アーマチュア15側においては、外周面に凹部59、59を形成する。そして、上記アーマチュア側ツース部材要素51、53の内周面に設けられた凸部55、57を上記アーマチュア15側の凹部59、59内に嵌合する。
次いで、その外周側に固定用リング部材61を嵌め、各ツース部材要素51、53を一体となるように係合するものである。
なお、ロータ側ツース部材21のロータ3に対する取付構造も同様に構成すれば良い。
【0022】
第5の実施の形態:
次に、図10を参照して本発明の第5の実施の形態を説明する。
この場合には、アーマチュア側ツース部材23−5の内周面に周方向等間隔に複数個(この場合には4個)の凸部71を設け、一方、アーマチュア15側には前記凸部71と対応する複数個の切欠部73を形成したものである。そして、上記凸部71を切欠部73に係合させた状態で取付・固定するものである。
なお、ロータ側ツース部材21のロータ3に対する取付構造も同様とすればよい。
【0023】
第6の実施の形態
次に、図11を参照して本発明の第6の実施の形態を説明する。
この場合には、アーマチュア側ツース部材23−6の外周面に周方向等間隔に複数個(この場合には4個)の凸部81を設け、一方、アーマチュア15側には複数個の凹部83を形成したものである。そして、上記凸部81を凹部83に係合させた状態で取付・固定するものである。
なお、ロータ側ツース部材21のロータ3に対する取付構造も同様とすれば良い。
【0024】
第7の実施の形態:
次に、図12を参照して本発明の第7の実施の形態を説明する。
この第7の実施の形態の場合には、前記第3の実施の形態の構成と基本的には同じであるが、アーマチュア側ツース部材23−7として、図12に示すように、フック41を切欠部43に係合させた状態で、切欠部43をかしめるようにしたものである。
なお、ロータ側ツース部材21のロータ3に対する取付構造も同様とすれば良い。
【0025】
本発明は前記の第1乃至第7の実施の形態に限定されるものではない。
例えば、前記第1乃至第7の実施の形態の場合には、励磁作動タイプの電磁ツースクラッチ/ブレーキを例に挙げて説明したが、無励磁作動タイプの電磁ツースクラッチ/ブレーキにも適用可能である。
また、ロータ側ツース部材のロータへの取付構造、アーマチュア側ツース部材のアーマチュアへの取付構造に関しては、図示したもの以外にも様々な構成が考えられる。
なお、前記の第1の実施の形態の図面は電磁ツースクラッチの場合を示しているが、この構成においてトルク伝達時にシャフト1に制動力を付与するようにすれば、電磁ツースブレーキとなるので、前記説明部分ではクラッチ/ブレーキ機能として説明している。
【0026】
【発明の効果】
上記のように本発明のものでは、その構成のゆえに、次のような優れた効果を発揮することができ、例えば、自動車スライド用ドアの作動制御用のような用途に好適な電磁ツースクラッチ/ブレーキを提供するものと言える。
(1)請求項1に記載のものでは、ロータとアーマチュアとの摩擦及び上記ロータ側ツース部材とアーマチュア側ツース部材との噛合の併合によってトルクを発生させるように構成したので、従来のように、摩擦のみによってトルクを発生させる場合に比べて、径を拡大させることなく所望のトルクを発生させることが可能になった。
それによって、装置の小型化、コストの低減を図ることができる。
また、ロータ側ツース部材とアーマチュア側ツース部材を上記ロータとアーマチュアに着脱可能に取り付けるようにしたから、仕様に応じて適宜最適なロータ側ツース部材とアーマチュア側ツース部材を選択して取り付けることが可能になり、つまり、ロータ側ツース部材とアーマチュア側ツース部材のみを選択して取り付けるだけで様々な仕様に対応することが可能となる。
【0027】
(2)請求項2に記載のようにロータ側ツース部材とアーマチュア側ツース部材は樹脂製品又は燒結成形品とすると、質量の低減を図ることが可能になると共に、加工も容易とすることができる。
【0028】
(3)請求項3に記載のようにロータ側ツース部材に係合部を設け、一方、ロータにもロータ側ツース部材の係合部に係合する係合部を設け、同様に、アーマチュア側ツース部材に係合部を設け、一方、アーマチュアにもアーマチュア側ツース部材の係合部に係合する係合部を設けた場合には、各ツース部材の取付がより強固なものとなり、且つ、トルクの発生もより確実とすることができる。
【0029】
(4)請求項4に記載のようにロータ側ツース部材の係合部又は上記ロータの係合部に抜け止めフックを設け、同様に、アーマチュア側ツース部材の係合部又はアーマチュアの係合部に抜け止めフックを設けた場合には、それによって、各ツース部材の抜けを確実に防止することができる。
【0030】
(5)請求項5に記載のようにロータ側ツース部材の係合部又は上記ロータの係合部を係合後にかしめるようにし、同様に、上記アーマチュア側ツース部材の係合部又は上記アーマチュアの係合部を係合後にかしめるようにした場合には、それによって、各ツース部材の取付を、より強固なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す図で、電磁ツースクラッチ/ブレーキの正面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態を示す図で、図1のII−II断面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態を示す図で、アーマチュア側ツース部材とアーマチュアとの関係を示す半部縦断側面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態を示す図で、アーマチュア側ツース部材とアーマチュアとを組み付けた状態を示す半部縦断側面図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態を示す図で、アーマチュア側ツース部材とアーマチュアとを組み付けた状態をアーマチュア側から示す正面図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態を示す図で、アーマチュア側ツース部材とアーマチュアとを組み付けた状態をアーマチュア側ツース部材側から示す背面図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態を示す図で、図7(A)はアーマチュア側ツース部材の半部断面図、図7(B)はアーマチュアの半部正面図、図7(C)は図7(A)のC−C矢視図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態を示す図で、図8(A)はアーマチュア側ツース部材の断面図、図8(B)は図8(A)のB―B矢視図、図8(C)はアーマチュアの半部正面図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態を示す図で、図9(A)はアーマチュア側ツース部材の断面図、図9(B)は図9(A)のB―B矢視図、図9(C)はアーマチュアの半部断面図である。
【図10】本発明の第5の実施の形態を示す図で、図10(A)はアーマチュア側ツース部材の断面図、図10(B)は図10(A)のB―B矢視図、図10(C)はアーマチュアの半部正面図である。
【図11】本発明の第6の実施の形態を示す図で、図11(A)はアーマチュア側ツース部材の断面図、図11(B)は図11(A)のB―B矢視図、図11(C)はアーマチュアの半部正面図、図11(D)はアーマチュアの半部断面図である。
【図12】本発明の第7の実施の形態を示す図で、図12(A)はアーマチュア側ツース部材の断面図、図12(B)は図12(A)のB―B矢視図、図12(C)はアーマチュアの半部正面図である。
【図13】従来例を示す図で、電磁クラッチ/ブレーキの正面図である。
【図14】従来例を示す図で、図13のXIV−XIV線における半部断面図である。
【符号の説明】
3:ロータ
15:アーマチュア
21:ロータ側ツース部材
23、23−2〜23−7:アーマチュア側ツース部材
25:凸部(係合部)
26:段付部
27:凹部(係合部)
28:フック部
Claims (5)
- 通電状態又は非通電状態になるコイルと、
上記コイル側に配置され上記コイルに通電することにより電磁石化されるロータと、
上記ロータに対向・配置され上記コイルへの通電・非通電を制御することにより上記ロータに対して離接するアーマチュアと、
上記ロータに取り付けられたロータ側ツース部材と、
上記アーマチュアに取り付けられたアーマチュア側ツース部材と、
を具備し、
上記ロータとアーマチュアとの摩擦及び上記ロータ側ツース部材とアーマチュア側ツース部材との噛合によってトルクを発生させるようにした電磁ツースクラッチ/ブレーキであって、
上記ロータ側ツース部材とアーマチュア側ツース部材は上記ロータとアーマチュアに夫々着脱可能に取り付けられるものであることを特徴とする電磁ツースクラッチ/ブレーキ。 - 請求項1記載の電磁ツースクラッチ/ブレーキにおいて、
上記ロータ側ツース部材とアーマチュア側ツース部材は、樹脂製品又は燒結成形品で形成したことを特徴とする電磁ツースクラッチ/ブレーキ。 - 請求項1又は請求項2の何れかに記載の電磁ツースクラッチ/ブレーキにおいて、
上記ロータ側ツース部材には係合部が設けられていて、一方、上記ロータにも上記ロータ側ツース部材の係合部に係合する係合部が設けられており、同様に、上記アーマチュア側ツース部材には係合部が設けられていて、一方、上記アーマチュアにも上記アーマチュア側ツース部材の係合部に係合する係合部が設けられていて、各ツース部材とロータ又はアーマチュアとの係合を行うようにしたことを特徴とする電磁ツースクラッチ/ブレーキ。 - 請求項3記載の電磁ツースクラッチ/ブレーキにおいて、
上記ロータ側ツース部材の係合部又は上記ロータの係合部には抜け止めフックが設けられており、同様に、上記アーマチュア側ツース部材の係合部又は上記アーマチュアの係合部には抜け止めフックが設けられていることを特徴とする電磁ツースクラッチ/ブレーキ。 - 請求項3記載の電磁ツースクラッチ/ブレーキにおいて、
上記ロータ側ツース部材の係合部又は上記ロータの係合部を係合後にかしめるようにし、同様に、上記アーマチュア側ツース部材の係合部又は上記アーマチュアの係合部を係合後にかしめるようにしたことを特徴とする電磁ツースクラッチ/ブレーキ。
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