JPH10210708A - スイッチド・リラクタンスモータのブレーキ機構 - Google Patents

スイッチド・リラクタンスモータのブレーキ機構

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Publication number
JPH10210708A
JPH10210708A JP9020116A JP2011697A JPH10210708A JP H10210708 A JPH10210708 A JP H10210708A JP 9020116 A JP9020116 A JP 9020116A JP 2011697 A JP2011697 A JP 2011697A JP H10210708 A JPH10210708 A JP H10210708A
Authority
JP
Japan
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rotor
motor
friction member
stopped
spring
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9020116A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Kurihara
裕之 栗原
Hiroyuki Shimizu
裕之 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Nippon Electric Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Industry Co Ltd filed Critical Nippon Electric Industry Co Ltd
Priority to JP9020116A priority Critical patent/JPH10210708A/ja
Publication of JPH10210708A publication Critical patent/JPH10210708A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/64Electric machine technologies in electromobility

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブレーキ作動の際に電力を消費することがな
く、しかも小型化及び製造コストの削減が可能なものを
提供する。 【解決手段】 ロータを回転軸側に対して移動可能に設
け、ロータの端部側に摩擦部材を設けるとともにこの摩
擦部材に対向・接触してロータの回転を停止・ロックさ
せる固定摩擦部材をモータのハウジング側に固定して設
け、運転停止時に前記ロータが回転軸に沿って前記固定
摩擦部材のある一方向に移動されるばね等の移動手段を
設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、出力が大きく、
しかも耐久時間が長いという特徴を有し、例えば電気自
動車、電気自転車、クレーン、或いは電気掃除機等の各
種分野への適用に好適なスイッチド・リラクタンスモー
タ(以下、SRモータとよぶ)に係り、特にこのSRモ
ータの回転動作を一時的に停止することができるスイッ
チド・リラクタンスモータのブレーキ機構に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】例えばクレーン(特にこれに限定せず)
等に使用するモータにあっては、途中まで荷物を引き上
げた後にその高さで水平方向に移動する場合に、(モー
タの運転を停止したときに逆戻りせぬようにするため)
一時的に回転動作をロックする必要がある。
【0003】そこで、このようなSRモータにおいて
も、ブレーキ機構を付設したものの開発が検討されてい
る。即ち、このSRモータでは、図3に示すように、ハ
ウジング100外部であってロータ101を取り付けて
いる回転軸102に磁性体103Aを取り付けた回転板
103を一体に設けるとともに、これと対向するハウジ
ング100外部側に電磁力を発生するコイルを取り付け
た電磁クラッチ104を取り付けたブレーキ機構が検討
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
構成のブレーキ機構にあっては、ブレーキの作動には常
に電磁クラッチとなるコイルに通電して磁力を発生させ
ていなくてはならないから、長時間のロック動作に際し
ては大幅な電力消費を余儀なくされる場合もある。しか
も、このようなブレーキ機構は、モータのハウジングの
外部に付設してあるから、大型化を招きやすい。
【0005】そこで、この発明は、上記した事情に鑑
み、ブレーキの作動の際に電力を消費することがなく、
しかも小型化及び製造コストの削減が可能なスイッチド
・リラクタンスモータのブレーキ機構を提供することを
目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、この請求項1に記
載の発明は、外向き凸状の突起を複数有するロータと、
このロータを外側から取り囲む内向き凸状の磁極コイル
を複数有するステータとを配設したスイッチド・リラク
タンスモータにおいて、前記ロータを回転軸側に対して
移動可能に設け、前記ロータ側に摩擦部材を設けるとと
もにこの摩擦部材に対向・接触してロータの回転を停止
・ロックさせる固定摩擦部材をモータのハウジング側に
設け、運転停止時に前記ロータが回転軸に沿って前記固
定摩擦部材のある一方向に移動・変位するばね等の移動
手段を設けたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施例に
ついて添付図面を参照しながら説明する。図1はこの発
明に係るスイッチド・リラクタンスモータ(SRモー
タ)のブレーキ機構を示す概略図であり、ロータ1が回
転軸2にスプライン係合されているとともに、このロー
タ1にはブレーキシュー3が一体に取り付けられてい
る。
【0008】このロータ1の回転軸2が貫通する中心孔
にはスプライン溝1Aが刻設されているとともに、この
回転軸2には中心軸方向にそって突起2Aが形成されて
おり、スプライン溝1Aに突起2Aが係合してロータ1
が回転軸2の軸方向に移動自在となっている。なお、こ
の実施例のようなスプライン係合によるものの他に、例
えば図2に示すように、回転軸2に穿設した孔21に落
とし込むロックピン11をロータ1に圧縮ばね12を介
して付設しておく構成でもよい。
【0009】またブレーキシュー3には、摩擦係数の大
きな適宜の摩擦部材3Aが固着されており、後に説明す
る圧縮ばね4の弾性力でロータ1が常時一定方向(図1
で右方)に押動される(変位する)ようになっている。
【0010】また、回転軸2とロータ1との間には、圧
縮ばね4が介装されており、この圧縮ばね4の弾性力が
ロータ1に付勢されている。さらに、このモータのハウ
ジングH側にも、ブレーキシュー3に対向する部分に、
略円板状の固定摩擦部材5が固設されている。
【0011】従ってこの実施例によれば、モータの作動
を停止した状態では、圧縮ばね4の作用でブレーキシュ
ー3が固定摩擦部材5に圧接されており、ロータ1の回
転動作がロックされている。ここで、ステータ6側のコ
イル6Aに通電すると励磁され、この発生する電磁力で
ロータ1が吸引されるから、回転軸2に沿って移動(図
1において左方に移動・変位する)し、ステータ6に最
接近した所定の位置のところで安定した状態に留まる。
同時にまた、この移動したロータ1は、コイル6Aの電
磁力で回転を始める。
【0012】また、このモータの運転を停止させると、
即ちコイル6Aへの給電を停止すると、このコイル6A
の周辺に発生する電磁力が消失するから、吸引されてい
た回転中のロータ1は、ばね4の弾性力で右方にスライ
ド移動されてブレーキシュー3が固定摩擦部材5と接触
・当接し、これら双方の間に発生する摩擦力で回転動作
も停止する。これにより、ロータ1の回転動作がロック
状態に保持されるのである。
【0013】
【発明の効果】以上説明してきたようにこの発明によれ
ば、ロータを回転軸側に対して移動可能に設け、ロータ
の端部側に摩擦部材を設けるとともにこの摩擦部材に対
向・接触してロータの回転を停止・ロックさせる固定摩
擦部材をモータのハウジング側に固定して設け、運転停
止時にロータが回転軸に沿って固定摩擦部材のある一方
向に移動されるばね等の移動手段を設けたから、電力を
全く必要とせずにロータのロック動作を行うことができ
る。
【0014】さらに、この発明によれば、SRモータの
ハウジング内部にブレーキ機構を設けたから、従来のS
Rモータと略同等にサイズ内に納めることができ、小型
化が可能であるとともに製造コストの削減が可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るSRモータのブレーキ機構を示
す概略構成図。
【図2】同モータの変形例を示す要部断面図。
【図3】従来のSRモータを示す概略構成図。
【符号の説明】
1 ロータ 2 回転軸 3 ブレーキシュー 4 圧縮ばね 5 摩擦部材 6 ステータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外向き凸状の突起を複数有するロータ
    と、このロータを外側から取り囲む内向き凸状の磁極コ
    イルを複数有するステータとを配設したスイッチド・リ
    ラクタンスモータにおいて、 前記ロータを回転軸側に対して移動可能に設け、 前記ロータ側に摩擦部材を設けるとともにこの摩擦部材
    に対向・接触してロータの回転を停止・ロックさせる固
    定摩擦部材をモータのハウジング側に設け、 運転停止時に前記ロータが回転軸に沿って前記固定摩擦
    部材のある一方向に移動・変位するばね等の移動手段を
    設けたことを特徴とするスイッチド・リラクタンスモー
    タのブレーキ機構。
JP9020116A 1997-01-17 1997-01-17 スイッチド・リラクタンスモータのブレーキ機構 Withdrawn JPH10210708A (ja)

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JP9020116A JPH10210708A (ja) 1997-01-17 1997-01-17 スイッチド・リラクタンスモータのブレーキ機構

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9020116A JPH10210708A (ja) 1997-01-17 1997-01-17 スイッチド・リラクタンスモータのブレーキ機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10210708A true JPH10210708A (ja) 1998-08-07

Family

ID=12018163

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9020116A Withdrawn JPH10210708A (ja) 1997-01-17 1997-01-17 スイッチド・リラクタンスモータのブレーキ機構

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JP (1) JPH10210708A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2813580A1 (fr) * 2000-09-01 2002-03-08 Labinal Dispositif de freinage pour une roue d'avion
US6504277B2 (en) 2000-03-31 2003-01-07 Asmo Co., Ltd. Motor having worm and worm wheel
EP1536544A3 (en) * 2003-11-26 2007-04-25 ArvinMeritor Technology, LLC Traction motor with disc brake rotor
DE112008004186T5 (de) 2008-12-15 2013-09-26 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Motorsperreinrichtung und Antriebseinrichtung für ein Fahrzeug
DE102017218579A1 (de) * 2017-10-18 2019-04-18 Zf Friedrichshafen Ag Pumpenantrieb für ein Kraftfahrzeuggetriebe

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DE112008004186T5 (de) 2008-12-15 2013-09-26 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Motorsperreinrichtung und Antriebseinrichtung für ein Fahrzeug
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040406