JP2004332632A - スロットル制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】スロットルボデー1の吸気通路を回動によって開閉するスロットルバルブ2をモータ4により駆動し、スロットルバルブ2の開閉により吸気通路を流れる吸入空気量を制御する。スロットルバルブ2の開度を検出するスロットルセンサ44は、スロットルバルブ2と一体的に回転するスロットルシャフト9に設けられた支持部材11に回転軸線Lを間に対向状に配置された一対の磁石47,48と、スロットルボデー1に配置されかつ一対の磁石47,48の間に発生する磁界の方向を検出する磁界方向検出装置54とを備える。磁界方向検出装置54の出力に基づいてスロットルバルブ2の開度を検出する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば自動車用のエンジンの吸入空気量を制御するための電子制御式のスロットル制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のスロットル制御装置には、例えば、特許文献1に記載されたものがある。その特許文献1は、スロットルボデーに設けられた吸気通路を回動によって開閉するスロットルバルブをモータにより駆動し、スロットルバルブの開閉により吸気通路を流れる吸入空気量を制御するスロットル制御装置である。そのスロットル制御装置は、スロットルバルブの開度を検出するスロットルセンサ(スロットルポジションセンサとも呼ばれている)を備えている。スロットルセンサは、スロットルバルブと一体的に回転するスロットルシャフトに設けられた支持部材に回転軸線を間に対向状に配置された磁石と、スロットルボデーに配置されたホール素子等の磁気検出素子とを備えている。スロットルセンサは、一対の磁石の間に発生する磁束の密度、すなわち磁界の強さを検出した磁気検出素子の出力に基づいてスロットルバルブの開度を検出する。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−59702号公報(第3−7頁、図8参照)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記特許文献1のものでは、磁気検出素子によって一対の磁石の間に発生する磁界の強さを検出している。このようなスロットルセンサでは、スロットルシャフトの位置ずれにともなう、磁気検出素子に対する磁石の位置ずれや、磁石の温度特性による磁界の強度の変化や、磁石がインサート成形されている樹脂の熱膨張による磁石の位置ずれ等によって、磁気検出素子の誤出力が発生してしまう。このため、スロットルバルブの開度の検出精度が低下し、ひいては吸入空気量の制御精度の低下を招くという問題があった。このような問題は、例えば、スロットルボデーが線膨張係数の大きく、加工精度の悪い合成樹脂製である場合に顕著に現れるため、その改善が望まれている。
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、スロットルバルブの開度の検出精度を向上することのできるスロットル制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題は、特許請求の範囲の欄に記載された構成を要旨とするスロットル制御装置により解決することができる。すなわち、請求項1に記載されたスロットル制御装置によると、スロットルバルブをモータにより駆動することにより、吸気通路を流れる吸入空気量が制御される。また、スロットルセンサは、磁界方向検出装置によって、スロットルシャフトに配置した一対の磁石(永久磁石)の間に発生する磁界の方向を検出し、その磁界方向検出装置の出力に基づいてスロットルバルブの開度を検出する。したがって、磁界方向検出装置が磁界の方向を検出することにより、例えば、スロットルシャフトの位置ずれにともなう磁石の位置ずれや、磁石がインサート成形されている樹脂の熱膨張による磁石の位置ずれや、磁石の温度特性による磁界の強度の変化等にほとんど影響されない。このため、磁界方向検出装置により磁界の方向を精度良く検出することができ、これによりスロットルバルブの開度の検出精度を向上することができる。なお、磁界方向検出装置には、磁界の方向を検出可能に配置される磁気抵抗素子、ホール素子等の磁気検出素子、磁気検出素子を有する検出部に演算部を一体に備え、磁界の方向に応じた信号を出力する検出装置等を使用することができる。
【0007】
また、請求項2に記載されたスロットル制御装置によると、一対の磁石及びヨークを含む磁気回路が形成され、かつ一対の磁石が平行着磁されることにより、一対の磁石の間に発生する磁界がほとんど平行となる。このため、磁界方向検出装置による磁界の方向の検出精度を一層向上することができる。
【0008】
また、請求項3に記載されたスロットル制御装置によると、一対の磁石の回転軸線を中心とする中心角が、磁界方向検出装置に対する磁石の位置ずれによる出力信号の誤差が所定値以下となる角度である。このため、磁界方向検出装置による磁界の方向の検出精度を一層向上することができる。なお、本明細書でいう「磁石の中心角」とは、スロットルシャフトの軸線を中心として、磁石の両端面と内周面とのなす各隅角部によって決定される角度のことをいう。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施の形態を図面にしたがって説明する。まず、スロットル制御装置の概要を述べる。図1及び図2に示すように、電子制御式のスロットル制御装置は、樹脂製のスロットルボデー1を備えている。スロットルボデー1は、ボア部20とモータハウジング部24とを一体に有している。ボア部20は、図2に示すように、上下方向(図2において上下方向)に貫通するほぼ中空円筒状の吸気通路1aを形成している。ボア部20の上部にはエアクリーナ(図示省略)が接続され、また、ボア部20の下部にはインテークマニホルド26(図2では接続部分のみを示す)が接続される。前記ボア部20には、前記吸気通路1aを径方向に横切る金属製のスロットルシャフト9が配置されている。
【0010】
図1に示すように、前記スロットルシャフト9は、スロットルボデー1のボア部20に一体形成された左右の軸受部21,22に対し左右の軸受8,10によって回転可能に支持されている。なお、左側の軸受8はスラストベアリングからなり、右側の軸受10はボールベアリングからなる。右側の軸受10の内輪10aにスロットルシャフト9が圧入されており、その軸受の外輪10bが樹脂製のスロットルボデー1の軸受部22内に対して「すきまばめ」によって嵌合されている。これは、スロットルボデー1が樹脂製であるために、軸受部22の内周面の加工寸法の公差が大きく、また、軸受10との線膨張係数の差も大きいため、その軸受部22内に軸受の外輪10bを圧入した場合に発生することが予測される軸受部22のひび割れを回避するためである。ちなみに、スロットルボデー1がアルミ合金等の金属製である場合には、軸受部22の内周面を切削加工等の機械加工によりその内周面の加工寸法の公差を小さくすることができ、軸受10との線膨張係数の差も樹脂ほど大きくないため、軸受部22内に軸受の外輪10bを支障なく圧入すること可能である。
【0011】
図1に示すように、前記スロットルシャフト9には、吸気通路1a(図2参照)を回動によって開閉可能な樹脂製のスロットルバルブ2がリベット3によって固定されている。スロットルバルブ2は、モータ4(後述する)の駆動によって吸気通路1aを開閉し、これにより吸気通路1aを流れる吸入空気量を制御する。なお、スロットルバルブ2は、図2に示す状態が閉状態であり、その状態より図2において左回り方向(矢印「開」方向参照)へ回動されることによって吸気通路1aを開く。
【0012】
図1に示すように、前記スロットルシャフト9の一方(図1で左方)の端部9aに対応する前記軸受部21には、その端部9aを前記ボア部20内に密封するプラグ7が装着されている。また、スロットルシャフト9の他方(図1で右方)の端部9bは、前記軸受部22を貫通している。その他方の端部9bには、樹脂製の扇形ギヤからなるスロットルギヤ11が回り止めされた状態で固定されている。スロットルボデー1とスロットルギヤ11との間には、バックスプリング12が設けられている。バックスプリング12は、スロットルバルブ2を常に閉じる方向へ付勢している。なお、図示しないが、スロットルボデー1とスロットルギヤ11との間には、スロットルバルブ2を所定の閉止位置にて停止させるためのストッパ手段が設けられている。
【0013】
図1に示すように、前記スロットルボデー1のモータハウジング部24は、前記スロットルシャフト9の回転軸線Lに平行するほぼ有底円筒状に形成されている。モータハウジング部24内は、スロットルボデー1の右方に開口するモータ収容空間24aとなっている(図2参照)。モータ収容空間24aには、例えばDCモータ等からなるモータ4が挿入されている。モータ4は、その軸線(符号省略)がスロットルシャフト9の回転軸線Lに平行する。モータ4の出力回転軸4a(図3参照)が反挿入側(図1において右方)へ指向する状態で配置されている。図1に示すように、モータ4の外郭を形成するモータケーシング28の反挿入側すなわち右側部に設けられた取付フランジ29は、モータハウジング部24にスクリュ5によって固定されている(図3参照)。
【0014】
図3に示すように、前記モータ4の出力回転軸4aには、樹脂製のモータピニオン32が設けられている。
また、図1に示すように、前記スロットルボデー1には、ボア部20とモータハウジング部24との間においてスロットルシャフト9の回転軸線Lに平行するカウンタシャフト34が設けられている。カウンタシャフト34には、樹脂製のカウンタギヤ14が回転可能に支持されている。カウンタギヤ14はギヤ径の異なる二つのギヤ部14a,14bを有しており、大径側のギヤ部14aが前記モータピニオン32に噛み合わされ、また小径側のギヤ部14bが前記スロットルギヤ11に噛み合わされている(図3参照)。なお、モータピニオン32とカウンタギヤ14とスロットルギヤ11とによって、減速ギヤ機構35が構成されている。
【0015】
図1に示すように、前記スロットルボデー1の右側面には、前記減速ギヤ機構35等を覆うカバー18が、スナップフィット手段、ねじ手段、クランプ手段等の結合手段(図示省略)により結合されている。スロットルボデー1とカバー18との間には、Oリング(オーリング)17が介在されており、内部の気密が保持されている。また、前記モータ4の取付フランジ29から突出する2つのモータ端子30(図1では1個を示す)は、カバー18に設けられた各中継コネクタ36と電気的に接続されている。なお、図示しないが、各中継コネクタ36には、カバー18にインサート成形されたターミナルの一方の接続端がそれぞれ電気的に接続されている。また、ターミナルの他方の接続端は、カバー18に形成されたコネクタ部内に突出されている。また、カバー18は、スロットルボデー1の一部を構成している。
【0016】
前記モータ4は、自動車のエンジンコントロールユニットいわゆるECU等の制御手段(図示省略)によって、アクセルペダルの踏み込み量に関するアクセル信号やトラクション制御信号,定速走行信号,アイドルスピードコントロール信号に応じて駆動制御されるようになっている。モータ4の駆動力は、前記減速ギヤ機構35、すなわちモータピニオン32、カウンタギヤ14、スロットルギヤ11を介してスロットルシャフト9に伝達される。
【0017】
図1に示すように、前記スロットルギヤ11には、前記スロットルシャフト9の右端面よりも右方へ突出するほぼ円筒状の筒状部11aがスロットルシャフト9と同心状に形成されている。筒状部11aの内周面には、スロットルシャフト9の回転軸線Lをほぼ中心とするリング状の磁性材料からなるヨーク45がインサート成形によって一体化されている。ヨーク45の内側面には、スロットルシャフト9の回転軸線Lを間にして対向状に配置されて磁界を発生する一対の磁石(永久磁石)47,48が配置されている。一対の磁石47,48は、ヨーク45と共に、スロットルギヤ11の筒状部11a内にインサート成形によって一体化されている。ヨーク45及び一対の磁石47,48の両端面は筒状部11a内に埋設されており、一対の磁石47,48の内周面のみが筒状部11aの内周面に露出している。なお、スロットルギヤ11は、本明細書でいう「支持部材」に相当する。また、一対の磁石47,48の構成については後で詳しく説明する。
【0018】
一方、前記スロットルシャフト9の左側の端面に面する前記カバー18の内側面には、センサアッセンブリ50が設置されている。センサアッセンブリ50は、図4に示すように、ホルダ52とセンサIC54と回路基板59によって構成されている。また、ヨーク45と一対の磁石47,48とセンサアッセンブリ50によって回転角検出装置、すなわち本明細書でいう「スロットルセンサ」(符号、44を付す)が構成されている(図1参照)。
【0019】
図4に示すように、前記ホルダ52は、樹脂製で、有底状の中空筒部52aを有している。ホルダ52の中空筒部52a内にセンサIC54が収容されている。図1に示すように、ホルダ52は、例えば、カバー18(図1参照)に熱かしめ、熱溶着、接着等の取付手段を介して取付けられている。ホルダ52の中空筒部52aは、前記ヨーク45の軸線すなわちスロットルシャフト9の回転軸線L上にほぼ同心状に配置されている。なお、センサIC54を組込んだホルダ52の中空筒部52a内には、例えば、図示しないUV樹脂等の樹脂が充填されている。
【0020】
図4に示すように、前記センサIC54は、検出部55と演算部56とを一体に備えている。検出部55と演算部56とは、例えば5本の端子57(図4では1本のみが示されている)によって電気的に接続されている。検出部55は、例えば、磁気抵抗素子を内蔵している。
【0021】
前記センサIC54の検出部55は、ほぼ四角形板状をなしている。検出部55は、長四角形板状をなす演算部56に対して端子57の折り曲げによってほぼL字状をなしている(図4参照)。そのセンサIC54の検出部55は、図1に示すように、前記一対の磁石47,48の間に発生する磁界の方向を検出するもので、磁石47,48間においてほぼ同心状にかつその検出部55の四角形面が前記スロットルシャフト9の回転軸線Lに直交するように配置されている。このため、前記ホルダ52の中空筒部52a(図4参照)は磁石47,48の相互間に所定の間隔を隔ててかついわゆる同心状に介入されている。
【0022】
また、前記センサIC54(図4参照)は、具体的には、検出部55内の45degの角度をもってずらして配置された2つの磁気抵抗素子(図示省略)を用いたフルブリッジ回路からの出力のアークタンジェントを演算部56において計算して、前記制御手段に磁界の方向に応じたリニアな出力信号を出力することにより、磁界の強度に依存することなく、磁界の方向を検出できるように構成されている。なお、センサIC54は、本明細書でいう「磁界方向検出装置」に相当する。
【0023】
また、前記ECU等の制御手段(図示省略)は、前記スロットルセンサ44(図1参照)のセンサIC54から出力された一対の磁石47,48の磁気的物理量としての磁界の方向によって検出されたスロットル開度と、車速センサ(図示省略)によって検出された車速と、クランク角センサによるエンジン回転数と、アクセルペダルセンサ、O2センサ、エアフローメータ等のセンサからの検出信号等に基づいて、燃料噴射制御、スロットルバルブ2の開度の補正制御、オートトランスミッションの変速制御等の、いわゆる制御パラメータを制御する。
【0024】
また、前記センサアッセンブリ50(図4参照)の回路基板59は、ホルダ52にそのホルダ52の開口端面を閉塞するようにスナップフィット等の弾性変形を利用した取付手段により取付けられている。これとともに、回路基板59には、センサIC54の接続端子54aが電気的に接続されかつはんだ付けされている。なお、回路基板59には、カバー18にインサート成形されかつカバー18のコネクタ部(図示省略)内に突出する接続端を有する4本のターミナル60(図1では2本を示す)がそれぞれ電気的に接続されている。
【0025】
次に、前記一対の磁石47,48の構成について詳しく説明する。図5及び図6に示すように、ヨーク45内の空間において回転軸線Lを挟んで対向する位置には、ヨーク45の内側面に沿う一対の円弧状の磁石47,48が設けられている。一対の磁石47,48は、それぞれ図5及び図6において上下方向に発生する磁力線すなわち磁界が平行をなすように平行着磁されている。すなわち、一対の磁石47,48は、ヨーク45内の空間にほぼ平行な磁界を発生させる。
【0026】
また、両磁石47,48は、例えばフェライト磁石からなる。フェライト磁石は、希土類磁石と比較して軟らかくて靭性が高いので円弧状に成形し易く、また、材料も低コストであるので安価である。なお、両磁石47,48は、同じものをヨーク45内に回転軸線Lを中心として点対称状に配置されている(図6参照)。
【0027】
また、図6に示すように、各磁石47,48は、同一軸線Lをなす外周面S1及び内周面S2を有し、肉厚dをもって形成されている。各磁石47,48の外周面S1は、ヨーク45の内径と同じ径で形成されている。また、磁石47,48の両端面S3は、径方向の平面と同一平面をなしている。
【0028】
また、各磁石47,48は、前記センサIC54に対する径方向の位置ずれによる出力信号の誤差が所定値以下となるように、スロットルシャフト9(図5参照)の回転軸線Lを中心とする中心角θ1(図6参照)をもって形成されている。中心角θ1は、スロットルシャフト9の回転軸線Lを中心として、各磁石47,48の内周面S2の両端部Pによって決定される。
各磁石47,48の中心角θ1(図6参照)が適切な角度である場合には、図7に示すように、磁石47,48の間に発生する磁界(図中、矢印参照)の大半がほとんど平行となる。
しかし、各磁石47,48の中心角θ1(図6参照)が適切な角度よりも小さすぎる角度の場合には、図8に示すように、磁石47,48の間に発生する磁界、とくに、両側部における磁界Y1が平行でなくなるので、磁界の平行部分が小さくなる。
また、各磁石47,48の中心角θ1(図6参照)が適切な角度よりも大きすぎる角度の場合には、図9に示すように、磁石47,48の間に発生する磁界、とくに両側部における磁界Y2が平行でなくなるので、磁界の平行部分が小さくなる。
【0029】
したがって、図7に示すように、各磁石47,48の中心角θ1(図6参照)が適切な角度である場合には、磁石47,48の間に発生する磁界の大半が平行に近いので、磁石47,48とセンサIC54との関係が多少ずれても、センサIC54が出力する信号に及ぼす影響が少ない。すなわち、磁石47,48に対するセンサIC54の位置の許容できるずれ量が大きくとれる。
逆に、図8及び図9に示すように、中心角θ1(図6参照)が適切な角度でないと、磁石47,48の間に発生する磁界の平行部分が限られるので、磁石47,48とセンサIC54との関係が少しでもずれると、センサIC54が出力する信号に誤差が生じ易くなる。すなわち、磁石47,48に対するセンサIC54の位置の許容できるずれ量が小さくなる。
【0030】
また、図10はセンサICの取付位置のずれ量による最大出力誤差を示す図である。横軸が磁石47,48の中心角θ1(°)であり、縦軸が最大出力誤差E(°)である。この場合の磁石47,48(図6参照)は、フェライト磁石からなり、内周面S2の半径rが10mm、厚さdが3mmの場合である。そして、センサIC54の取付位置をX軸方向(図6において左右方向)、Y軸方向(図6において上下方向)、Z軸方向(図5において左右方向)のそれぞれの方向に±0.75mm程度ずらして、最大出力誤差Eを測定した。その測定結果が特性線Aで示されている。
【0031】
図10の特性線Aにおいて、例えば、最大出力誤差Eのしきい値を2.5°に設定すれば、磁石47,48の中心角θ1の適切な角度は80〜130°の範囲内であることが分かる。また、最大出力誤差Eのしきい値を0.4°に設定すれば、磁石47,48の中心角θ1の適切な角度は95〜102°の範囲内であることが分かる。このように、磁石47,48の中心角θ1を選択することにより、最大出力誤差Eの許容値を決定することができる。例えば、中心角θ1を95〜102°の範囲内で設定すれば、最大出力誤差Eを0.4°とすることができる。
【0032】
上記したスロットル制御装置において、エンジンが始動されると、ECU等の制御手段によってモータ4(図1参照)が駆動制御される。これにより、前にも述べたように、減速ギヤ機構35を介してスロットルバルブ2が開閉される結果、スロットルボデー1の吸気通路1a(図2参照)を流れる吸入空気量が制御される。そして、スロットルシャフト9の回転にともなってスロットルギヤ11及びヨーク45並びに磁石47,48が回転すると、その回転角に応じてセンサIC54に交差する磁界の方向が変化する。これにより、センサIC54の出力信号が変化する。センサIC54の出力信号が出力される制御手段では、センサIC54の出力信号に基づいて、スロットルシャフト9の回転角が算出される。
【0033】
上記したスロットル制御装置(図1参照)によると、スロットルセンサ44は、センサIC54によって、スロットルシャフト9に配置した一対の磁石47,48の間に発生する磁界の方向を検出し、そのセンサIC54の出力に基づいてスロットルバルブ2の開度を検出する。したがって、センサIC54が磁界の方向を検出することにより、例えば、スロットルシャフト9の位置ずれにともなう磁石47,48の位置ずれや、磁石47,48の温度特性による磁界の強度の変化等にほとんど影響されない。なお、スロットルシャフト9の位置ずれとは、センサIC54に対する相対的な位置ずれであって、スロットルシャフト9の組付誤差、スロットルボデー1とカバー18の熱膨張差、スロットルシャフト9や軸受8,10の摩耗によるがたつきや、磁石47,48をインサート成形した樹脂(スロットルギヤ11)の熱膨張等によって発生する。
【0034】
このため、センサIC54により磁界の方向を精度良く検出することができ、これによりスロットルバルブ2の開度の検出精度を向上することができる。このことは、スロットルボデー1が加工精度の悪い樹脂製の場合に、特に有効である。また、スロットルボデー1とカバー18とが異なる材料の場合、例えばスロットルボデー1が金属製で、カバー18が樹脂製である場合にも有効である。
【0035】
また、一対の磁石47,48は、スロットルギヤ11に配置されかつ回転軸線Lをほぼ中心とするリング状の磁性材料からなるヨーク45の内側面に配置され、かつ相互間に発生する磁界が平行をなすように平行着磁されている。したがって、一対の磁石47,48及びヨーク45を含む磁気回路が形成され、かつ一対の磁石47,48が平行着磁されることにより、磁石47,48の間に発生する磁界がほとんど平行となる(図7参照)。このため、センサIC54による磁界の方向の検出精度を一層向上することができる。
【0036】
また、一対の磁石47,48の回転軸線Lを中心とする中心角θ1が、センサIC54に対する磁石47,48の位置ずれによる出力信号の誤差が所定値以下となる角度である。このため、センサIC54による磁界の方向の検出精度を一層向上することができる。
【0037】
また、上記実施の形態における一対の磁石47,48の形状は、図11に示すような形状とすることができる。すなわち、磁石47,48の両端部を、着磁方向に垂直をなす垂直面S3aと、その着磁方向に平行をなす平行面S3bとを有する形状とする。また、スロットルシャフト9の回転軸線Lを中心として、磁石47,48の内周面S2の両端部Paによって決定される磁石47,48の中心角θ2は、上記実施の形態における中心角θ1(図6参照)と同様に設定すればよい。
【0038】
このような磁石47,48の形状によると、内周面S2と垂直面S3aのなす隅角部C1、外周面S1と平行面S3bのなす隅角部C2が鈍角をもって形成される。このため、それらの隅角部C1,C2が破損しにくくなり、垂直面S3a及び平行面S3bを容易に切削加工等の機械加工によって形成することができる。また、ヨーク45に対する磁石47,48の組付け時における衝撃による隅角部C1,C2の破損も生じにくいので、磁石47,48を容易に組付けることができる。
【0039】
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、スロットルボデー1は樹脂製が好ましいが、アルミ合金等の金属製でもよい。また、スロットルバルブ2も樹脂製が好ましいが、アルミ合金、ステンレス鋼等の金属製でもよい。また、磁石47,48の種類は、前記フェライト磁石に限定されるものではない。また、センサIC54の検出部55と演算部56は、別体で構成し、それらをリード線、ターミナルあるいはプリント基板等で電気的に接続したものでもよい。また、磁界方向検出装置は、センサIC54ではなくても、一対の磁石47,48の間の磁界の方向を検出できるものであればよい。
【0040】
【発明の効果】
本発明のスロットル制御装置によれば、磁界方向検出装置により磁界の方向を精度良く検出することができ、これによりスロットルバルブの開度の検出精度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかるスロットル制御装置を示す平断面図である。
【図2】図1のII−II線矢視断面図である。
【図3】カバーを取り外した状態でスロットルボデーを示す側面図である。
【図4】センサアッセンブリの分解図である。
【図5】スロットルセンサの説明図である。
【図6】図5のVI−VI線矢視断面図である。
【図7】磁石の中心角が適正である場合の磁界を示す図である。
【図8】磁石の中心角が小さすぎる場合の磁界を示す図である。
【図9】磁石の中心角が大きすぎる場合の磁界を示す図である。
【図10】磁石の中心角とセンサICの最大出力誤差との関係を示す図である。
【図11】磁石の変更例を図6に準じて示す断面図である。
【符号の説明】
1 スロットルボデー
1a 吸気通路
2 スロットルバルブ
4 モータ
9 スロットルシャフト
11 スロットルギヤ(支持部材)
44 スロットルセンサ
45 ヨーク
47 磁石
48 磁石
54 センサIC(磁界方向検出装置)
L 回転軸線
θ1 中心角
Claims (3)
- スロットルボデーに設けられた吸気通路を回動によって開閉するスロットルバルブをモータにより駆動し、前記スロットルバルブの開閉により前記吸気通路を流れる吸入空気量を制御するスロットル制御装置であって、
前記スロットルバルブの開度を検出するスロットルセンサを備え、
前記スロットルセンサは、前記スロットルバルブと一体的に回転するスロットルシャフトに設けられた支持部材に回転軸線を間に対向状に配置された一対の磁石と、前記スロットルボデーに配置されかつ前記一対の磁石の間に発生する磁界の方向を検出する磁界方向検出装置とを備え、前記磁界方向検出装置の出力に基づいて前記スロットルバルブの開度を検出する構成としたことを特徴とするスロットル制御装置。 - 請求項1に記載のスロットル制御装置であって、
前記一対の磁石は、前記支持部材に配置されかつ回転軸線をほぼ中心とするリング状の磁性材料からなるヨークの内側面に配置され、かつ相互間に発生する磁界が平行をなすように平行着磁されていることを特徴とするスロットル制御装置。 - 請求項2に記載のスロットル制御装置であって、
前記一対の磁石の回転軸線を中心とする中心角が、前記磁界方向検出装置に対する磁石の位置ずれによる出力信号の誤差が所定値以下となる角度であることを特徴とする回転角検出装置。
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