JP2004332233A - 鋼管杭 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本鋼管杭100は、先端から軸方向に切欠溝10が形成された鋼管杭本体101と、鋼管杭本体101の先端部分に外嵌される円筒体21の外周に螺旋翼20が設けられ、且つ該円筒体20の内周に前記切欠溝10と嵌合する凸部22が設けられた先端部材102と、を具備してなるものである。鋼管杭本体101に先端部材102を外嵌するとともに切欠溝10と凸部22とを嵌合させることにより、鋼管杭本体101の先端部分に先端部材102が、鋼嵌杭100のねじ込み方向及び回転方向に対して固定された状態で取り付けられる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、地中に埋設されて建築物の基礎を支持する鋼管杭であり、特に鋼管杭本体と先端部材とが嵌合されて鋼管杭をなすものに関する。
【0002】
【従来の技術】
建築物の基礎を支持するための杭として、図8に示すように、鋼管1の先端部の外周に螺旋翼2を設けてなる鋼管杭3が従来より知られている。該鋼管杭3は、地上に設置したアースオーガ等の駆動機械(不図示)により回転されながら地中にねじ込まれるものであり、排土なく地中に埋設することができ、埋設後は螺旋翼2の水平方向の投影面積分だけ支持力が増加するという利点がある。他方、前記螺旋翼2は、一般に、鋼管1の外径の約2〜3倍の外径であるため、前記鋼管杭3を横積みして保管又は運搬する際に、横積みされた鋼管1間に螺旋翼2が突出した分だけ隙間が生じ、積載効率が悪いという問題があった。
【0003】
これに対し、鋼管杭3の先端部における螺旋翼2が設けられた部分を先端部材として鋼管1と別個に構成し、保管や運搬時には分離状態とし、施工現場等において該先端部材を鋼管1に結合して鋼管杭3とする構成が考案されている。
【0004】
例えば、図9に示すように、先端部材4の上部に、鋼管1の内空に嵌合可能な嵌合部5を設け、該嵌合部5を鋼管1に嵌入させて溶接等により固定する構成がある(特許文献1参照)。これによれば、鋼管1と先端部材4とを別個に製造し、分離状態で運搬することができるので、積載効率を高め、保管や運送のコストを削減することができる。
【0005】
さらに、施工現場において先端部材4と鋼管1とを溶接する作業をなくし、簡易な作業で鋼管1に先端部材4を固定できるように、様々な先端部材4と鋼管1との接続構造が考案されている。
【0006】
例えば、図10に示すように、先端部材4の上部に、鋼管1の内空に嵌合可能であって、母線方向に挿通孔6aが形成された嵌合部6を設け、鋼管1の先端にも該挿通孔6aに対応する挿通孔1aを形成し、両挿通孔1a,6aが対応するように嵌合部6を鋼管1に嵌入させ、留め具7を各挿通孔1a,6aに挿着させることにより、鋼管1の先端に先端部材4を結合するものがある(特許文献2参照)。他に、挿通孔1a,6aに留め具7を挿着させる代わりに、嵌合部6の外周と鋼管1の内周に雄ネジと雌ネジを夫々形成して両部材を螺合することにより固定するものも考案されている(特許文献3参照)。また、嵌合部6及び鋼管1に互いに嵌合する凸条と溝とを夫々形成するとともに、該嵌合部9の外周に弾性シートを配置して、嵌合部6を鋼管1に圧入するように嵌合して固定するものも考案されている(特許文献4参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開2003−27465号公報
【特許文献2】
特開2003−27468号公報
【特許文献3】
特開2003−27464号公報
【特許文献4】
特開2003−27463号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
前述したように、鋼管杭の先端部材4と鋼管1と別個に構成して分離可能とし、施工現場等において先端部材4を鋼管1に結合するようにして、保管や運搬時の積載効率を高めることができる鋼管杭においては、施工現場等において一層簡易な作業で鋼管に先端部材を固定できるものが望まれている。また、ネジ切り等のコストの高い加工もできる限り少ないものが望まれている。
【0009】
本発明は、これらの点に鑑みてなされたものであり、鋼管杭本体と先端部材とが分離可能に構成された鋼管杭において、結合のための作業が簡易であり、且つ加工等が低コストなものを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る鋼管杭は、先端から軸線方向に切欠溝が形成された鋼管杭本体と、該鋼管杭本体の先端部分に外嵌する円筒体の外周に螺旋翼が設けられ、且つ該円筒体の内周に前記切欠溝と嵌合する凸部が設けられた先端部材と、を具備したものである。鋼管杭本体に先端部材を外嵌するとともに切欠溝と凸部とを嵌合させることにより、鋼管杭本体の先端部分に先端部材が、鋼管杭のねじ込み方向及び回転方向に対して固定された状態で取り付けられる。
【0011】
また、本発明は、前記鋼管杭において、前記切欠溝は、前記凸部と嵌合した際に鋼管杭本体の先端が先端部材から突出する深さを有するものであって、鋼管杭本体の周方向に所定間隔で複数形成されているものである。これにより、先端部材から突出した鋼管杭本体の先端が掘削爪として機能する。
【0012】
また、本発明は、前記鋼管杭において、前記鋼管杭本体の先端の先端部材から突出した部分が、鋼管杭本体の径方向外側に折曲されるものである。これにより、鋼管杭を起立させた際に先端部材が自重等により脱離することを防止する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき具体的に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る鋼管杭の構成を示す正面図である。図に示すように、本鋼管杭100は、円筒状の鋼管杭本体101の先端部分に、螺旋翼20が突設されてなる先端部材102が取り付けられてなるものである。鋼管杭本体101と先端部材102とは別個の部材として構成されており、施工現場において容易に取付け可能であるので、例えば、鋼管本体101と先端部材102とを別の工場で夫々製造するような場合でも、最終組立を行う工場等に両部材を運搬等する必要がなく、夫々を直接施工現場に搬入することができ、これにより、運送費用等を削減することができる。また、鋼管本体101をトラックの荷台等に積載して運搬する際に、螺旋翼20により鋼管本体101間に隙間が生ずることが無く、効率的に横積みすることができるので、運搬効率を高めることができる。このような本鋼管杭100の構成について更に詳細に説明する。
【0014】
鋼管杭本体101は、従来の鋼管杭と同様の径及び長さの鋼管を使用することができ、その先端部分に先端部材102を取り付けるために、図2(a)に示すように、先端から軸線方向に切欠溝10が形成されている。該切欠溝10は、鋼管杭本体101の周方向に一定幅若しくは上側へ向かって若干狭くなるように形成されており、その切欠深さは、図1に示すように、鋼管杭本体101の先端部分に先端部材102を取り付けた場合に、鋼管杭本体101の先端片11が先端部材102から突出する程度の深さである。該先端片11を先端部材102から突出させることにより、該先端片11が掘削爪として機能し、また、先端片11を径方向外側へ曲折して先端部材102の落下を防止することが可能となる。
【0015】
このような切欠溝10が、図2(b)に示すように、鋼管杭本体101の周方向に所定間隔で3ヶ所に形成されている。切欠溝10を形成する個数や位置は特に限定されるものではないが、鋼管杭本体101の先端片11を掘削爪として機能させ、また、先端片11の曲折の容易さを考慮すると、2〜5ヶ所の切欠溝10を周方向に等間隔で形成することが好適である。また、該切欠溝10は、金切り用の電動のこぎり等により容易に形成することができ、工場等において予め形成しておくことが好ましい。
【0016】
先端部材102は、図3に示すように、円筒体21の外周に螺旋翼20が設けられ、円筒体21の内周には前記切欠溝10と嵌合する凸部22が設けられたものである。円筒体21は、鋼管杭本体101の外径と略同一の内径を有する鋼管であり、鋼管杭本体101に外嵌可能となっている。また、円筒体21の内径を鋼管杭本体101の外径より若干大きなものとして、円筒体21を鋼管杭本体101に対して摺動容易な程度に、鋼管杭本体101と円筒体21との間に数ミリメートルの隙間を設ければ、施工現場において先端部材102を鋼管杭本体101に嵌挿し易くなるので好ましい。円筒体21の長さは特に限定されるものではないが、螺旋翼20を固定するに十分な長さであり、且つ、取付作業の容易からは軽量且つ取扱い容易となるように短いことが好ましい。
【0017】
螺旋翼20は、円筒体21の外周に固定されて螺旋形状の面を構成するものであり、鋼管杭100が地中にねじ込まれながら埋設される際には、鋼管杭100を下方へ推進する役割を果たし、鋼管杭100が埋設された後は、鋼管杭100を支持する役割を果たす。このような螺旋翼20は、一定厚さの平板状部材を略一定幅の螺旋形状に形成して、円筒体21の外周に溶接等により固定されている。また、螺旋翼20の下側の端部は、図3(b)に示すように、内側から次第に拡幅するような鋭角状に加工されており、これにより螺旋翼20が地面へねじ込み易くなり、また、螺旋翼20の端部が地中の岩石等と衝突した際に変形し難いという利点がある。なお、本実施の形態で示した螺旋翼20の形状は一例であり、例えば、螺旋翼を複数に分割したり、巻数を増やす等、鋼管杭の埋設作業の容易や加工の容易を考慮して種々の変更が可能である。
【0018】
凸部22は、先端部材102を鋼管杭本体101の先端部分に取り付ける際に、前記切欠溝10と嵌合するものであり、円筒体21の内周面から径方向内側へ突出するように設けられている。該凸部22は、円筒体21に内周面に沿って湾曲された平板からなるものであり、図3(a)に示すように、円筒体21の軸線方向中央より下方であって、図3(b)に示すように、前記鋼管杭本体101の切欠溝10に対応して、周方向に一定間隔で3ヶ所に、溶接等により固定されている。勿論、前述したように前記切欠溝10を2〜5ヶ所へ適宜変更すれば、それに応じて凸部22の個数及び位置も変更される。なお、円筒体21への螺旋翼20及び凸部22の溶接等による固定は、工場等において予め行っておくことが好ましい。
【0019】
また、凸部22の周方向の幅は、鋼管杭本体101の切欠溝10との嵌合を容易とするために、該切欠溝10の周方向の幅より若干小さいものであり、一定幅又は上側へ向かって若干狭くなっている。一方、凸部22の軸線方向の長さは特に限定されないが、円筒体21の内周面との溶接等による固定力を十分に確保できる長さとすることが好ましく、凸部22の径方向の厚みは、鋼管杭本体101の肉厚と同等以上であることが好ましい。
【0020】
図4は、鋼管杭本体101の切欠溝10と先端部材102の凸部22とを嵌合させた状態を示すものであるが、切欠溝10の上端10aと凸部22の上端22aとが当接することにより、鋼管杭本体101の先端部分における先端部材102の嵌挿位置が決定され、且つ、鋼管杭100の埋設時には下方向への力が、埋設後には建築物等からの圧縮力が鋼管杭本体101から先端部材102へ伝達されるようになっている。一方、切欠溝10の側端10bと凸部22の側端22bとの間には前述したように若干の隙間があるが、鋼管杭100の埋設時に鋼管杭本体101が回転されることにより、該側端10bと側端22bとが当接して、鋼管杭本体101の回転力が先端部材101へ伝達されるようになっている。
【0021】
鋼管杭本体101への先端部材102の嵌挿は、鋼管杭本体101を横方向に載置した状態で行っても、起立させた状態で行ってもよいが、図4に示すように鋼管杭本体101の切欠溝10と先端部材102の凸部22とを嵌合したのみの状態では、先端部材102が鋼管杭本体101から脱離する方向に対しては何ら規制されていないので、当該状態で鋼管杭本体101を先端片11を下側にして起立させれば、先端部材102が自重により脱離して落下するおそれがある。これを防止するため、図4に示すように先端部材102を嵌合させた後、図1及び図5に示すように、鋼管杭本体101の各先端片11であって先端部材102から突出した部分を、鋼管杭本体101の径方向外側に折曲する。これにより、鋼管杭本体101の外径が先端方向へ拡径されるので、先端部材102が鋼管杭本体101から脱離することがない。
【0022】
なお、鋼管杭100を地中に埋設する際には、該先端片11が掘削爪として機能し、地中の土砂等が鋼管杭本体101の内空に圧入されて先端片11を径方向外側へ更に曲折するので、先端部材102を鋼管杭本体101に取り付けた後、鋼管杭100を地中に埋設するまでの間において先端部材102の脱離を防止すれば十分であり、先端片11の曲折は径方向外側へ数ミリメートル程度でよく、例えばバール等の工具を用いて人力で行うことが可能である。
【0023】
また、鋼管杭本体101に先端部材102が取り付けられた後、該先端部材102に蓋103が取り付けられる。蓋103は、図5に示すように、平面視形状が三角形の各隅部が切欠された平板状のものであって、先端部材102の円筒体21の内空に圧入できる大きさとなっている。円形の内空を有する円筒体21に略三角形状の蓋103を嵌め込むことにより、蓋103の側方の3ヶ所に空間が生じ、該空間から鋼管杭本体101の先端片11が下方へ突出するものとなる。このような蓋103が円筒体21の下側の開口からハンマー等で叩き込むようにして嵌め込まれ、図6に示すように、その側面が円筒体21の内周面に圧接し、且つ上面が凸部22の下端と当接した状態で固定される。これにより、鋼管杭100を地中に埋設する際に、鋼管杭本体101の内空に粘土等の軟弱な土砂が侵入することを防止でき、施工後に鋼管杭100の埋設深度等を容易にチェックすることができる。
【0024】
なお、蓋103の側方の空間は、鋼管杭100を埋設する際に表面層の土砂が噛んで封止されるので、鋼管杭本体101の内空の中央部分が蓋103により概ね封止されていれば、該空間が先端片11の外形より大きなものであってもよい。また、蓋103の形状は略三角形状に限定されるものではなく、例えば、円筒体21の内径と略同径の円盤であって、その周縁の先端片11に対応する箇所に切欠を設けたものであってもよいが、前記蓋103のように略三角形状とすることにより、一定面積の鋼板から蓋103が効率的に作製でき、歩留まりが少なくなるので好ましい。また、本実施の形態では、鋼管杭本体101に先端部材102が取り付けられた後、該先端部材102に蓋103を取り付けることとしたが、予め先端部材102に嵌め込んでおき、該先端部材102を鋼管杭本体101に取り付けることとしてもよく、或いは、蓋103を先端部材102の円筒体21の内空に挿入でき、且つ前記凸部22と当接できる大きさとして、工場等において蓋103を該凸部22と溶接等により固定し、先端部材102とともに施工現場へ搬入するものとしてもよい。
【0025】
このように構成された鋼管杭100は、図7に示すように、アースオーガ等の駆動機械200により、鋼管杭本体101の先端片11を下側にして垂直に吊り下げされ、鋼管杭100の軸線中心に回転されながら地面にねじ込まれることにより、地中の所定深度に埋設される。前述したように、鋼管杭本体101の先端片11は径方向外側へ曲折されているので、鋼管杭100を吊り下げた状態でも先端部材102が自重により落下することはない。また、鋼管杭本体101を軸線中心に回転させると、鋼管杭本体101の切欠溝10と先端部材102の凸部22との嵌合により、該回転力が先端部材102に伝達され、鋼管杭本体101と先端部材102とが一体となって回転して地中にねじ込まれる。このように、鋼管杭100を駆動機械200により埋設する方法は従来と同様であり、本鋼管杭100は従来と同様に施工可能なものである。また、鋼管杭本体101への先端部材102の取付け、及び先端部材102への蓋103の取付けには溶接を必要としないので、施工現場での取付作業が容易である。
【0026】
【発明の効果】
このように、本発明に係る鋼管杭によれば、先端から軸線方向に切欠溝が形成された鋼管杭本体と、該鋼管杭本体の先端部に外嵌される円筒体の外周に螺旋翼が設けられ、且つ該円筒体の内周に前記切欠溝と嵌合する凸部が設けられた先端部材と、を具備したので、鋼管杭本体と先端部材とが分離可能で、保管や運搬時の積載効率を高めることができる鋼管杭において、施工現場において簡易な作業で先端部材を鋼管本体に取り付けることができる。また、鋼管杭本体及び先端部材の構成が簡易であるので、その加工コストを抑制することができる。
【0027】
また、本発明によれば、前記切欠溝は、前記凸部と嵌合した際に鋼管杭本体の先端が先端部材から突出する深さを有するものであって、鋼管杭本体の周方向に所定間隔で複数形成されているので、鋼管杭本体の先端を掘削爪として機能させることができ、掘削爪を別途に設ける必要がないという利点がある。
【0028】
また、本発明によれば、前記鋼管杭本体の先端の先端部材から突出した部分を、鋼管杭本体の径方向外側に折曲されるものとしたので、先端部材の脱離防止を簡易且つ低コストで実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【符号の説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る鋼管杭100の概略構成を示す正面図である。
【図2】(a)は、鋼管杭本体101の構成を示す正面図であり、(b)は、そのA−A断面図である。
【図3】(a)は、先端部材102の構成を示す正面図であり、(b)は、先端部材102の構成を示す平面図である。
【図4】鋼管杭本体101と先端部材102とを嵌合させた状態を示す拡大正面図である。
【図5】蓋103を取り付けた鋼管杭100の底面図である。
【図6】図5のB−B断面図である。
【図7】鋼管杭100の施工方法を説明するための図面である。
【図8】従来の鋼管杭3の概略構成を示す正面図である。
【図9】先端部材4が分離可能な従来の鋼管杭の構成を示す拡大図である。
【図10】先端部材4が分離可能な従来の鋼管杭の別の構成を示す拡大図である。
【符号の説明】
100 鋼管杭
101 鋼管杭本体
102 先端部材
10 切欠溝
11 先端片
20 螺旋翼
21 円筒体
22 凸部
Claims (3)
- 先端から軸線方向に切欠溝が形成された鋼管杭本体と、該鋼管杭本体の先端部分に外嵌する円筒体の外周に螺旋翼が設けられ、且つ該円筒体の内周に前記切欠溝と嵌合する凸部が設けられた先端部材と、を具備したことを特徴とする鋼管杭。
- 前記切欠溝は、前記凸部と嵌合した際に鋼管杭本体の先端が先端部材から突出する深さを有するものであって、鋼管杭本体の周方向に所定間隔で複数形成されていることを特徴とする請求項1に記載の鋼管杭。
- 前記鋼管杭本体の先端の先端部材から突出した部分は、鋼管杭本体の径方向外側に折曲されるものであることを特徴とする請求項2に記載の鋼管杭。
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