JP2004331782A - ポリエステルの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】金属系触媒を用いず、環状エステル化合物を開環重合させ、実質的に金属を含まないポリエステルを製造する方法を提供することを目的とする。
【解決手段】環状エステル化合物を開環重合させてポリエステルを製造する方法において、3級アミノ基とアルコール性水酸基とをあわせもつ化合物の存在下、他に金属触媒を用いずに環状エステル化合物を加熱して重合反応を行うことにより、実質的に金属を含まない脂肪族ポリエステルを製造する。
【選択図】なし
【解決手段】環状エステル化合物を開環重合させてポリエステルを製造する方法において、3級アミノ基とアルコール性水酸基とをあわせもつ化合物の存在下、他に金属触媒を用いずに環状エステル化合物を加熱して重合反応を行うことにより、実質的に金属を含まない脂肪族ポリエステルを製造する。
【選択図】なし
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、実質的に金属を含まない脂肪族ポリエステルの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、環境問題への意識の高まりを受けて、多くの生分解性プラスチックが開発されている。中でも、ポリ乳酸やポリカプロラクトン、ポリヒドロキシブチレート等の脂肪族ポリエステルは、優れた分解特性と機械的強度をもち、最も多く研究され、製造されている生分解性プラスチックである。これら脂肪族ポリエステルは、多くの場合、環状エステルの開環重合によって合成され、重合触媒には通常、オクタン酸スズ等の金属系触媒が用いられる。
【0003】
しかしながら、重合に用いる金属系触媒は酸洗浄等の特別な処理を行なわない限りポリマー中に残存し、熱安定性の低下、潜在的な毒性等が懸念されている。生分解性材料として、あるいは生体内で使用する生体吸収性材料として、脂肪族ポリエステルの用途を拡大するためには、金属の残存しないポリエステルの製造方法が望まれていた。
【0004】
金属系触媒を用いずに環状エステルからポリエステルを製造する方法としては、例えば、環状ラクトン(環状エステル化合物)を少なくとも200MPaの高圧下、無触媒で反応させる方法が開示されている(特許文献1)。しかしながら、該方法では、高圧を必要とし、安価にポリエステルを製造することが困難である。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−281764号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、金属系触媒を用いず、環状エステル化合物を開環重合させて実質的に金属を含まないポリエステルを得る方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記従来技術の問題に鑑み、鋭意検討を進めた結果、3級アミノ基とアルコール性水酸基を有する化合物が環状エステル化合物の重合を進行させる添加物として優れていることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、3級アミノ基とアルコール性水酸基とをあわせもつ化合物の存在下で、他に金属触媒を用いずに環状エステル化合物を反応させることを特徴とする、実質的に金属を含まない脂肪族ポリエステルの製造方法である。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明でいう「アルコール性水酸基」とは、芳香族性をもたない炭素原子に結合した水酸基のことをいう。
本発明にかかる「環状エステル化合物」は、ヒドロキシカルボン酸の脱水等により得られる環状のエステル化合物であり、ラクチド、グリコリド、カプロラクトン、ブチロラクトン等が挙げられる。好ましくはラクチドである。ラクチドにはL−体、D−体、メソ体等の光学異性体が存在するが、いずれのラクチドも包含される。
【0009】
本発明にかかる「ポリエステル」は、環状エステル化合物の開環重合により得られるポリエステルであり、ポリ乳酸、ポリラクチド、ポリグリコール酸、ポリグリコリド、ポリカプロラクトン、ポリヒドロキシ酪酸、ポリヒドロキシ吉草酸等、およびこれらの共重合体が挙げられる。好ましくはポリ乳酸またはポリラクチドである。分子量は特に限定されない。
【0010】
本発明の製造方法では、環状エステル化合物に、3級アミノ基とアルコール性水酸基とをあわせもつ化合物を添加し、加熱、反応させることによりポリエステルを合成する。3級アミノ基とアルコール性水酸基とをあわせもつ化合物は、環状エステル化合物の開環重合において、触媒及び/または開始剤の働きをし、効果的に開環重合を進行させる。該化合物のアミノ基は3級であることが好ましく、窒素原子に水素原子が2個ないし1個直接結合した1級アミノ基、2級アミノ基をもつ化合物では、得られるポリエステルの収率及び分子量が低下する傾向にある。
【0011】
3級アミノ基とアルコール性水酸基とをあわせもつ化合物の、3級アミノ基およびアルコール性水酸基以外の部分の構造は特に限定されない。3級アミノ基とアルコール性水酸基とをあわせもつ化合物としては、例えば、2−ジメチルアミノエタノール、3−ジメチルアミノ−1−プロパノール、3−ジメチルアミノ−2−プロパノール、4−ジメチルアミノ−1−ブタノール、6−ジメチルアミノ−1−ヘキサノール、1−メチル−2−ピロリジンエタノール等が挙げられる。好ましくは、6−ジメチルアミノ−1−ヘキサノールである。
【0012】
3級アミノ基とアルコール性水酸基とをあわせもつ化合物の添加量は、環状エステル化合物の量に対して0.01モル%以上30モル%以下の範囲から選択される。好ましくは0.05モル%以上20モル以下であり、さらに好ましくは0.1モル%以上10モル%以下である。
環状エステル化合物と、3級アミノ基とアルコール性水酸基とをあわせもつ化合物以外に、必要に応じて、金属触媒以外の種々の化合物、溶媒、助触媒、開始剤等を添加してもよい。
【0013】
反応溶媒は必ずしも必要としないが、必要に応じて使用してもよい。溶媒には、公知のものが使用できるが、好ましくは、トルエン、キシレン等を挙げることができる。
重合の温度は、25℃以上、300℃以下であることが好ましい。必要な重合時間は、3級アミノ基とアルコール性水酸基とをあわせもつ化合物の添加量、反応温度、溶媒の使用量等によっても変わるが、およそ、10分から50時間の間である。本発明の製造方法によれば、反応には高い圧力を必要としないが、反応時間の短縮等の目的で高圧下にて反応を行なってもよい。
【0014】
本発明の製造方法によれば、環状エステル化合物に、3級アミノ基とアルコール性水酸基とをあわせもつ化合物を添加して重合させることにより、効率よくポリエステルを合成することができる。得られるポリエステルの分子量(重量平均分子量、Mw)は反応条件によって様々であるが、およそ2000〜200000である。また、重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比で表される分子量分布(Mw/Mn)はおよそ2以下である。
【0015】
【実施例】
以下に、実験例を示し、本発明の内容を詳細に説明する。
重合の反応率(重合率)は、反応液中の未反応ラクチド量を逆相液体クロマトグラフィー(LC)で定量することにより算出した。LCの測定条件は、測定波長216nm、流速0.5mL/minであり、溶離液には水/メタノール(8/2)混合溶液を用いた。
得られたポリエステルの重量平均分子量(Mw)は、ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィー(GPC)により、ポリスチレンを標準として、以下の条件で評価した。カラム:東ソー製TSKgelSuperH2000 + HM−H(2本) + ガードカラムSuperH−H。 溶媒:クロロホルム。濃度:1wt%。流速:1.0mL/min。
【0016】
[実施例1〜13、比較例1〜7]
ガラス管に、DL―ラクチドを入れ、表1に示す添加物を加えて溶封した。130℃または120℃のオイルバス中に該ガラス管を入れ、表1に示す所定時間の間反応させた。反応終了後、ガラス管を開封し、内容物の一部を少量のクロロホルムに溶解した。クロロホルム溶液の一部をとり、メタノール中に投入してポリマーを沈澱させ、上澄み液から液体クロマトグラフィーにより重合率を算出した。また、残りのクロロホルム溶液をヘキサン中に投入し、生成した沈澱物を回収し、GPC測定により分子量(Mw)および分子量分布(Mw/Mn)を測定した。
【0017】
3級アミノ基とアルコール性水酸基をあわせもつ化合物を添加した実施例1〜13では、分子量2000〜21000のポリエステルが効率よく生成した。アミノ基を持たないアルコールを添加した場合(比較例1、2)、1級や2級のアミノ基を持つアルコールを添加した場合(比較例3〜6)、および3級アミノ基と芳香族性水酸基とをもつ化合物を添加した場合(比較例7)ではいずれも、まったく重合が進行しないか、あるいはきわめて低い重合率であり、得られたポリエステルの分子量も低いものであった。
【表1】
【0018】
【発明の効果】
本発明の方法によれば、金属を除去するための特別な処理や高耐圧反応装置等の特別の設備を必要とせず、実質的に金属を含まないポリエステルを工業的に有利な方法で製造することができる。これにより、安全性の面で生体吸収材料に適した生分解性ポリエステルを提供することができる。
【発明の属する技術分野】
本発明は、実質的に金属を含まない脂肪族ポリエステルの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、環境問題への意識の高まりを受けて、多くの生分解性プラスチックが開発されている。中でも、ポリ乳酸やポリカプロラクトン、ポリヒドロキシブチレート等の脂肪族ポリエステルは、優れた分解特性と機械的強度をもち、最も多く研究され、製造されている生分解性プラスチックである。これら脂肪族ポリエステルは、多くの場合、環状エステルの開環重合によって合成され、重合触媒には通常、オクタン酸スズ等の金属系触媒が用いられる。
【0003】
しかしながら、重合に用いる金属系触媒は酸洗浄等の特別な処理を行なわない限りポリマー中に残存し、熱安定性の低下、潜在的な毒性等が懸念されている。生分解性材料として、あるいは生体内で使用する生体吸収性材料として、脂肪族ポリエステルの用途を拡大するためには、金属の残存しないポリエステルの製造方法が望まれていた。
【0004】
金属系触媒を用いずに環状エステルからポリエステルを製造する方法としては、例えば、環状ラクトン(環状エステル化合物)を少なくとも200MPaの高圧下、無触媒で反応させる方法が開示されている(特許文献1)。しかしながら、該方法では、高圧を必要とし、安価にポリエステルを製造することが困難である。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−281764号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、金属系触媒を用いず、環状エステル化合物を開環重合させて実質的に金属を含まないポリエステルを得る方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記従来技術の問題に鑑み、鋭意検討を進めた結果、3級アミノ基とアルコール性水酸基を有する化合物が環状エステル化合物の重合を進行させる添加物として優れていることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、3級アミノ基とアルコール性水酸基とをあわせもつ化合物の存在下で、他に金属触媒を用いずに環状エステル化合物を反応させることを特徴とする、実質的に金属を含まない脂肪族ポリエステルの製造方法である。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明でいう「アルコール性水酸基」とは、芳香族性をもたない炭素原子に結合した水酸基のことをいう。
本発明にかかる「環状エステル化合物」は、ヒドロキシカルボン酸の脱水等により得られる環状のエステル化合物であり、ラクチド、グリコリド、カプロラクトン、ブチロラクトン等が挙げられる。好ましくはラクチドである。ラクチドにはL−体、D−体、メソ体等の光学異性体が存在するが、いずれのラクチドも包含される。
【0009】
本発明にかかる「ポリエステル」は、環状エステル化合物の開環重合により得られるポリエステルであり、ポリ乳酸、ポリラクチド、ポリグリコール酸、ポリグリコリド、ポリカプロラクトン、ポリヒドロキシ酪酸、ポリヒドロキシ吉草酸等、およびこれらの共重合体が挙げられる。好ましくはポリ乳酸またはポリラクチドである。分子量は特に限定されない。
【0010】
本発明の製造方法では、環状エステル化合物に、3級アミノ基とアルコール性水酸基とをあわせもつ化合物を添加し、加熱、反応させることによりポリエステルを合成する。3級アミノ基とアルコール性水酸基とをあわせもつ化合物は、環状エステル化合物の開環重合において、触媒及び/または開始剤の働きをし、効果的に開環重合を進行させる。該化合物のアミノ基は3級であることが好ましく、窒素原子に水素原子が2個ないし1個直接結合した1級アミノ基、2級アミノ基をもつ化合物では、得られるポリエステルの収率及び分子量が低下する傾向にある。
【0011】
3級アミノ基とアルコール性水酸基とをあわせもつ化合物の、3級アミノ基およびアルコール性水酸基以外の部分の構造は特に限定されない。3級アミノ基とアルコール性水酸基とをあわせもつ化合物としては、例えば、2−ジメチルアミノエタノール、3−ジメチルアミノ−1−プロパノール、3−ジメチルアミノ−2−プロパノール、4−ジメチルアミノ−1−ブタノール、6−ジメチルアミノ−1−ヘキサノール、1−メチル−2−ピロリジンエタノール等が挙げられる。好ましくは、6−ジメチルアミノ−1−ヘキサノールである。
【0012】
3級アミノ基とアルコール性水酸基とをあわせもつ化合物の添加量は、環状エステル化合物の量に対して0.01モル%以上30モル%以下の範囲から選択される。好ましくは0.05モル%以上20モル以下であり、さらに好ましくは0.1モル%以上10モル%以下である。
環状エステル化合物と、3級アミノ基とアルコール性水酸基とをあわせもつ化合物以外に、必要に応じて、金属触媒以外の種々の化合物、溶媒、助触媒、開始剤等を添加してもよい。
【0013】
反応溶媒は必ずしも必要としないが、必要に応じて使用してもよい。溶媒には、公知のものが使用できるが、好ましくは、トルエン、キシレン等を挙げることができる。
重合の温度は、25℃以上、300℃以下であることが好ましい。必要な重合時間は、3級アミノ基とアルコール性水酸基とをあわせもつ化合物の添加量、反応温度、溶媒の使用量等によっても変わるが、およそ、10分から50時間の間である。本発明の製造方法によれば、反応には高い圧力を必要としないが、反応時間の短縮等の目的で高圧下にて反応を行なってもよい。
【0014】
本発明の製造方法によれば、環状エステル化合物に、3級アミノ基とアルコール性水酸基とをあわせもつ化合物を添加して重合させることにより、効率よくポリエステルを合成することができる。得られるポリエステルの分子量(重量平均分子量、Mw)は反応条件によって様々であるが、およそ2000〜200000である。また、重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比で表される分子量分布(Mw/Mn)はおよそ2以下である。
【0015】
【実施例】
以下に、実験例を示し、本発明の内容を詳細に説明する。
重合の反応率(重合率)は、反応液中の未反応ラクチド量を逆相液体クロマトグラフィー(LC)で定量することにより算出した。LCの測定条件は、測定波長216nm、流速0.5mL/minであり、溶離液には水/メタノール(8/2)混合溶液を用いた。
得られたポリエステルの重量平均分子量(Mw)は、ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィー(GPC)により、ポリスチレンを標準として、以下の条件で評価した。カラム:東ソー製TSKgelSuperH2000 + HM−H(2本) + ガードカラムSuperH−H。 溶媒:クロロホルム。濃度:1wt%。流速:1.0mL/min。
【0016】
[実施例1〜13、比較例1〜7]
ガラス管に、DL―ラクチドを入れ、表1に示す添加物を加えて溶封した。130℃または120℃のオイルバス中に該ガラス管を入れ、表1に示す所定時間の間反応させた。反応終了後、ガラス管を開封し、内容物の一部を少量のクロロホルムに溶解した。クロロホルム溶液の一部をとり、メタノール中に投入してポリマーを沈澱させ、上澄み液から液体クロマトグラフィーにより重合率を算出した。また、残りのクロロホルム溶液をヘキサン中に投入し、生成した沈澱物を回収し、GPC測定により分子量(Mw)および分子量分布(Mw/Mn)を測定した。
【0017】
3級アミノ基とアルコール性水酸基をあわせもつ化合物を添加した実施例1〜13では、分子量2000〜21000のポリエステルが効率よく生成した。アミノ基を持たないアルコールを添加した場合(比較例1、2)、1級や2級のアミノ基を持つアルコールを添加した場合(比較例3〜6)、および3級アミノ基と芳香族性水酸基とをもつ化合物を添加した場合(比較例7)ではいずれも、まったく重合が進行しないか、あるいはきわめて低い重合率であり、得られたポリエステルの分子量も低いものであった。
【表1】
【0018】
【発明の効果】
本発明の方法によれば、金属を除去するための特別な処理や高耐圧反応装置等の特別の設備を必要とせず、実質的に金属を含まないポリエステルを工業的に有利な方法で製造することができる。これにより、安全性の面で生体吸収材料に適した生分解性ポリエステルを提供することができる。
Claims (2)
- 3級アミノ基とアルコール性水酸基とをあわせもつ化合物の存在下で、環状エステル化合物を反応させることを特徴とする、脂肪族ポリエステルの製造方法。
- 環状エステル化合物がラクチドである、請求項1記載のポリエステルの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003128605A JP2004331782A (ja) | 2003-05-07 | 2003-05-07 | ポリエステルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003128605A JP2004331782A (ja) | 2003-05-07 | 2003-05-07 | ポリエステルの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004331782A true JP2004331782A (ja) | 2004-11-25 |
Family
ID=33504674
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003128605A Pending JP2004331782A (ja) | 2003-05-07 | 2003-05-07 | ポリエステルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004331782A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006182999A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-13 | Gunze Ltd | 金属触媒の含有量が少ない生体内分解吸収性高分子及びその製法 |
JP2011038115A (ja) * | 2010-11-10 | 2011-02-24 | Gunze Ltd | 金属触媒の含有量が少ない生体内分解吸収性高分子及びその製法 |
JP5267121B2 (ja) * | 2006-03-14 | 2013-08-21 | 株式会社ジェイ・エム・エス | 生体吸収性材料製造用材料、生体吸収性材料およびそれらの製造方法 |
WO2023214534A1 (ja) * | 2022-05-02 | 2023-11-09 | 国立大学法人北海道大学 | アミノポリエステル及び脂質ナノ粒子 |
-
2003
- 2003-05-07 JP JP2003128605A patent/JP2004331782A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006182999A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-13 | Gunze Ltd | 金属触媒の含有量が少ない生体内分解吸収性高分子及びその製法 |
JP4659451B2 (ja) * | 2004-12-28 | 2011-03-30 | グンゼ株式会社 | 金属触媒の含有量が少ない生体内分解吸収性高分子及びその製法 |
JP5267121B2 (ja) * | 2006-03-14 | 2013-08-21 | 株式会社ジェイ・エム・エス | 生体吸収性材料製造用材料、生体吸収性材料およびそれらの製造方法 |
JP2011038115A (ja) * | 2010-11-10 | 2011-02-24 | Gunze Ltd | 金属触媒の含有量が少ない生体内分解吸収性高分子及びその製法 |
WO2023214534A1 (ja) * | 2022-05-02 | 2023-11-09 | 国立大学法人北海道大学 | アミノポリエステル及び脂質ナノ粒子 |
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