JP2004328914A - 燃料電池搭載車両の電子部品冷却装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電力変換装置および燃料電池の冷却系統に好適な燃料電池搭載車両の電子部品冷却装置を得る。
【解決手段】車両のモータを駆動するためのスイッチング素子9Aを含む電力変換装置の発熱電子部品9を内部に収容し、前記循環する冷却水が内部を流通するよう燃料電池1の冷却水系統2に配置した防水ケース(冷却水タンク4)と、冷却水タンク4内に流通する冷却水の温度を制御する温度制御手段(12、15、17)と、からなり、循環する冷却水により前記電子部品9を冷却するようにした。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、燃料電池を搭載した燃料電池搭載車両の電子部品冷却装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から電気自動車等における電力変換装置を循環する冷却液により冷却するものが提案されている(特許文献1〜3参照)。
【0003】
特許文献1は、ダイオード、サイリスタ、トランジスタ等の電力用半導体素子とコンデンサ、リアクトル、トランス、抵抗等の電子部品を組合せてなるスイッチングによる電力変換回路を絶縁基板上に銅箔パターンとボンデイングワイヤ、ハンダ付等により構成してなる電力変換装置において、絶縁基板上に水密容器による水密空間を設け、かつ特に発熱する半導体素子の表面を狭隘空間としてこの水密空間に絶縁性の高い冷却液を強制循環させるようにしている。また、特許文献2では、さらに、回路基板上に配した導体パターン上にワイヤボンディング装置によって複数の柱状のワイヤフィンを配設し、半導体チップで発生した熱はチップ下面のはんだ及びチップ上面に配設した電力供給用ワイヤ線を通じて導体パターンに伝導し、導体パターン内で拡散し、導体パターン上に配設したワイヤフィンで冷却流体へ放熱されるようにしている。
【0004】
特許文献3では、交流モータにそれを駆動するインバータ装置が固定され、インバータ装置冷却装置を冷却した冷却水は、ホースを通ってフレームのモータ側冷却水路に入り、交流モータを冷却する。これにより、許容温度の低い回路素子(図示しない)を有するインバータ装置とこれより許容温度の高い交流モータの双方を適切に水冷することができ、また交流モータの回転数が低いときでも効率よく冷却でき、小型軽量化を図るようにしている。
【0005】
【特許文献1】
特開平5−36878号公報
【特許文献2】
特開2001−53207号公報
【特許文献3】
特開2001−346360号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例では、いずれも循環させる冷却液にクーラント(LLC)等の不凍液を用いるものであり、燃料電池搭載車両に適用する場合には、これらの電力変換装置の冷却系統と燃料電池の冷却水系統とが独立して存在することとなり、配管が複雑となりレイアウトが難しく、コスト高となる不具合があった。
【0007】
そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、電力変換装置および燃料電池の冷却系統に好適な燃料電池搭載車両の電子部品冷却装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、車両のモータを駆動するためのスイッチング素子を含む電力変換装置の発熱電子部品を内部に収容し、前記循環する冷却水が内部を流通するよう燃料電池の冷却水系統に配置した防水ケースと、前記防水ケース内に流通する冷却水の温度を制御する温度制御手段と、からなり、循環する冷却水により前記電子部品を冷却するようにした。
【0009】
【発明の効果】
したがって、本発明では、車両のモータを駆動するためのスイッチング素子を含む電力変換装置の発熱電子部品を内部に収容し、前記循環する冷却水が内部を流通するよう燃料電池の冷却水系統に配置した防水ケースと、前記防水ケース内に流通する冷却水の温度を制御する温度制御手段と、からなり、循環する冷却水により前記電子部品を冷却するため、燃料電池の冷却水配管のみでよく配管が簡素化でき、レイアウトも容易となり、安価に構成できる。
【0010】
しかも、冷却水は燃料電池の発電反応で生成される絶縁流体である純水であるため、素子を直接冷却する事ができ、アルミニウムやその接合部の熱抵抗の影響を強く受けることなく、効率的に冷却することができる。また、冷却水の比熱は、空気等の気体に対して略4倍程度と高いため、前記発熱部品の温度上昇を効果的に抑制し、しかも、それ自身の温度上昇も抑制される。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の燃料電池搭載車両の電子部品冷却装置を各実施形態に基づいて説明する。
【0012】
(第1実施形態)
図1および図2は、本発明を適用した燃料電池搭載車両の電子部品冷却装置の第1実施形態を示し、図1は第1実施例の概略構成図、図2は第2実施例の概略構成図である。
【0013】
図1において、電子部品冷却装置は、燃料ガス、酸化剤ガス、および、冷却水が供給される燃料電池本体1と、燃料電池本体1に供給する冷却水を制御する冷却水系統2とから構成している。
【0014】
燃料電池本体1は、具体的には図示しないが、燃料極と酸化剤極との間に高分子電解質膜を挾持して単セルを構成し、燃料極の外側に冷却板を層着したものを1ユニットとして複数積層することにより構成している。冷却板は、純水空間としての冷却通路3を備える構成体と燃料極の外面側に配置される多孔質体の加湿水透過板とにより構成している。冷却通路3の構成体の背面には、酸化剤極を接して隣の単セルを積層する。燃料極には、燃料源の燃料を燃料処理装置で改質するか、若しくは、燃料貯蔵部よりの水素に富んだ燃料ガスを供給し、酸化剤極には、酸化剤ガス供給系から酸化剤ガスが供給される。冷却通路3には、冷却水系統2から冷却水を供給し、冷却水の一部は、燃料極に供給されて高分子電解質膜を加湿するとともに、燃料ガスおよび酸化剤ガス中に蒸発して蒸発潜熱により電池反応熱の一部を取り除く。残りの冷却水は、顕熱により残りの電池反応熱を取り除き、冷却水系統2に排出される。
【0015】
前記冷却水系統2は、燃料電池本体1に冷却水タンク4の冷却水を供給する供給管路5と燃料電池本体1から冷却水タンク4に冷却水を戻す戻り管路6を備える。供給管路5には、冷却水タンク4の冷却水を燃料電池本体1に供給するポンプ7を配置して備える。戻り管路6には、図示しないが、燃料電池本体1の冷却通路3の圧力を設定した圧力となるよう調圧作動する背圧制御弁と、通過する冷却水を冷却する図示しない熱交換器とを備える。前記背圧制御弁の調圧圧力および設定した開放状態は、外部から設定し且つ変更できる。
【0016】
前記冷却水系統2の冷却水タンク4は、そのタンク表面を断熱材8で覆って構成され、冬季・寒冷地におけるタンク4内の冷却水の凍結を防止している。冷却水タンク4内には、燃料電池搭載車両のモータを駆動するためのIGBT等のスイッチング素子9A、トランスや抵抗・コンデンサ等の発熱部品9Bおよび発熱するCPU等の電子部品9Cをスイッチング素子基板9A1、電子回路基板9B1を含めてこれらが冷却水に浸って配置・設置される。
【0017】
前記冷却水系統2の供給管路5および戻り管路6は、その表面を断熱材10で覆って構成され、冬季・寒冷地における管路内の冷却水の凍結を防止している。また、冷却水系統2の供給管路5および戻り管路6の外周部には、温度制御手段としての電熱器11若しくは放熱器が設置され、電熱器11若しくは放熱器は、燃料電池1の冷却通路3に設けた冷却水の水温を検出する温度センサ12よりの検出温度に応じて作動される。
【0018】
以上の構成になる燃料電池搭載車両の電子部品の冷却装置の作動について説明する。
【0019】
燃料電池本体1の運転時には、ポンプ7により冷却水タンク4の冷却水が燃料電池本体1に供給され、図示しない背圧制御弁により燃料電池本体1内の冷却通路3の圧力が一定に調圧される。背圧制御弁を通過した冷却水は熱交換器により冷却された後に冷却水タンク4に戻される。
【0020】
燃料電池本体1の冷却板の冷却流路3に供給され冷却水は、その温度が電熱器11若しくは放熱器により設定した温度に調節されている。冷却通路3では、背圧制御弁により調圧された圧力に応じて、その一部が多孔質体の加湿水透過板を透過して燃料極に供給されて高分子電解質膜を加湿し、次いで、燃料ガスおよび酸化剤ガス中に蒸発して蒸発潜熱により電池反応熱の一部を取り除く。多孔質体の加湿水透過板を透過しなかった残りの冷却水は、顕熱により残りの電池反応熱を取り除き、冷却水系統2の戻り管路6に排出される。戻り管路6から冷却水タンク4に戻される冷却水は、燃料電池1での熱交換により温度上昇しているが、熱交換器を経由することで温度降下されてタンク4内に戻される。
【0021】
前記タンク4内に配置された、モータを駆動するためのIGBT等のスイッチング素子9A、トランスや抵抗・コンデンサ等の発熱部品9Bおよび発熱するCPU等の電子部品9Cをスイッチング素子基板9A1、電子回路基板9B1は、車両の走行に応じて発熱するが、タンク4内を循環する冷却水により直接的に冷却される。冷却水には、燃料電池1の発電反応で生成される絶縁流体である純水が使用されるため、素子を直接冷却する事ができ、アルミニウムやその接合部の熱抵抗の影響を強く受けることなく、効率的に冷却することができる。また、冷却水の比熱は、空気等の気体に対して略4倍程度と高いため、前記発熱部品の温度上昇を効果的に抑制し、しかも、それ自身の温度上昇も抑制される。また、この防水ケースである冷却水タンク4と配管5、6は断熱材8、10等により凍結から保護され、且つ燃料電池1の冷却通路3に設定した温度センサ12の信号に基づいて凍結の可能性を検知し、電熱器11等の加熱手段を作動させる凍結防止構造として作動させることができる。
【0022】
図2に示す第2実施例は、冷却水タンク4内に配置する電気部品9の発熱量が大きい場合に適用するものである。図2においては、冷却水タンク4から燃料電池1の冷却通路3に到る供給管路5を切換え弁15を介して分岐させてバイパス管路16を設け、バイパス管路16に熱交換器17を配置したものである。バイパス管路16への分岐部に設けた切換え弁15は、電磁バルブ等により構成し、燃料電池1の冷却通路3に設けた温度センサ12よりの温度信号が設定温度を超える場合に、供給流路5をバイパス管路16側へ切換えて、燃料電池1の冷却通路3に供給する冷却水を熱交換器17により冷却して、その温度が上昇し過ぎるのを抑制するようにしたものである。
【0023】
なお、上記実施形態では、防水ケースを冷却水タンク4により構成したものについて説明しているが、図示しないが、冷却水タンク6とは別体として冷却水系統2に配置してもよい。
【0024】
本実施形態においては、以下に記載する効果を奏することができる。
【0025】
(ア)車両のモータを駆動するためのスイッチング素子9Aを含む電力変換装置の発熱電子部品9を内部に収容し、前記循環する冷却水が内部を流通するよう燃料電池1の冷却水系統2に配置した防水ケース(冷却水タンク4)と、前記防水ケース4内に流通する冷却水の温度を制御する温度制御手段(11、12、17)とからなり、循環する冷却水により前記電子部品9を冷却するため、燃料電池1の冷却水配管5、6のみでよく配管が簡素化でき、レイアウトも容易となり、安価に構成できる。
【0026】
(イ)しかも、冷却水は燃料電池1の発電反応で生成される絶縁流体である純水であるため、素子9を直接冷却する事ができ、アルミニウムやその接合部の熱抵抗の影響を強く受けることなく、効率的に冷却することができる。また、冷却水の比熱は、空気等の気体に対して略4倍程度と高いため、前記発熱部品9の温度上昇を効果的に抑制し、しかも、それ自身の温度上昇も抑制される。
【0027】
(ウ)温度制御手段として、図2に示すように、冷却水系統2を分岐したバイパス管路16と、バイパス管路16に配置した熱交換手段17と、分岐部に配置した流路切換え手段としての切換え弁15と、冷却水系統2を流通する冷却水の温度を検出する温度検出手段としての温度センサ12とからなり、温度センサ12よりの検出信号に応じて前記切換え弁15を作動して防水ケース4中を流通する冷却水の温度を制御するため、電力変換装置での過剰な温度上昇にも燃料電池1側に悪影響を与えることのないように冷却水の温度を調整することができる。
【0028】
(エ)温度制御手段として、図1に示すように、冷却水系統2に配置した加熱手段としての加熱器11と、冷却水系統2を流通する冷却水の温度を検出する温度検出手段としての温度センサ12とからなり、温度センサ12よりの検出信号に応じて前記加熱手段11を作動させて防水ケース4中を流通する冷却水の温度を制御するため、純水を使用しても、その凍結を回避することができる。
【0029】
(オ)防水ケース4および冷却水系統2の各管路5、6を、断熱材8、10で被覆して保温することにより、上記(エ)の効果をより一層高めることができる。
【0030】
(第2実施形態)
図3は、本発明を適用した燃料電池搭載車両の電子部品冷却装置の第2実施形態を示すシステム構成図である。本実施形態においては、冷却水によって駆動用モータの冷却も可能としたものである。なお、第1実施形態と同一装置には同一符号を付してその説明を省略ないし簡略化する。
【0031】
図3には、内部に回転子22を内蔵した駆動用モータ20のモータケース21が概略的に図示され、モータケース21には、回転子22を取囲むステータ21Aを冷却するよう設けたステータ冷却通路23と、タンク空間24と、を設けている。前記タンク空間24には、モータ20を駆動するための電力変換装置9だけでなく、バッテリ等の蓄電手段と燃料電池との電圧差を制御するDC/DCコンバータ等の高電圧発熱部品25を収容している。燃料電池1からの戻り管路6は、切換え弁26を介してステータ冷却通路23とタンク空間24とに分岐し、これらを経由後にモータケース21外に到り、再びポンプ7により燃料電池1の冷却通路3に供給されるよう構成している。供給管路5のポンプ7とステータ冷却通路23およびタンク空間24との間には、切換え弁27、28を介してバイパス管路16が分岐され、バイパス管路16には、熱交換器17が配置されている。
【0032】
この構成においては、交流モータ20のケース21内に冷却水タンク24を形成することで、ステータ冷却通路23とタンク空間24との2系統の冷却系統を備えるも、冷却系統の配管が簡素化できる。また、タンク空間24の冷却と駆動用モータ20のステータ21A冷却とを切換え弁26により切換え供給する冷却水により行うため、電気部品9、25とモータ20との熱がお互いに影響しないように設定できる。
【0033】
本実施形態においては、第1実施形態における効果(ア)〜(オ)に加えて以下に記載した効果を奏することができる。
【0034】
(カ)防水ケース(タンク空間24)を駆動用モータ20のモータケース21に配置して内部に蓄電手段と燃料電池との電圧差を制御する高電圧発熱部品であるDC/DCコンバータ25を収容して備え、モータケース21は防水ケース(タンク空間24)の上流側の冷却水系統2から切換え弁26を介してモータケース21のステータ冷却流路23を分岐して備えるため、モータ20の冷却系統を付加するも冷却のための配管を簡素化でき、また、防水ケース(タンク空間24)の冷却と駆動用モータ20の冷却を、電気部品9、25とモータ20の熱がお互いに影響しないように設定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の燃料電池搭載車両の電子部品冷却装置における第1実施例の概略構成図。
【図2】同じく第1実施形態の燃料電池搭載車両の電子部品冷却装置における第2実施例の概略構成図。
【図3】本発明の第2実施形態の燃料電池搭載車両の電子部品冷却装置の概略構成図。
【符号の説明】
1 燃料電池
2 冷却水系統
3 冷却通路
4 防水タンクとしての冷却水タンク
5 供給管路
6 戻り管路
7 ポンプ
8、10 断熱材
9 電子部品
11 温度制御手段としての加熱器
12 温度検出手段としての温度センサ
15、26、27、28 流路切換え手段としての切換え弁
16 バイパス管路
17 温度制御手段としての熱交換器
20 モータ、駆動モータ
21 モータケース
23 ステータ冷却通路
24 防水タンクとしてのタンク空間
26 DC/DCコンバータ等の高電圧発熱部品

Claims (5)

  1. 多孔質体の燃料極、酸化剤極集電板を介して冷却通路に供給された冷却水の一部を高分子電解質膜に供給して高分子電解質膜を加湿するようにした燃料電池本体と、前記燃料電池本体の冷却通路にポンプにより冷却水タンクの冷却水を供給配管および戻り配管を経由して循環させ、発電中に生じる熱を除去する冷却水系統と、を具備する燃料電池搭載車両において、
    車両のモータを駆動するためのスイッチング素子を含む電力変換装置の発熱電子部品を内部に収容し、前記循環する冷却水が内部を流通するよう前記冷却水系統に配置した防水ケースと、
    前記防水ケース内に流通する冷却水の温度を制御する温度制御手段と、からなり、
    循環する冷却水により前記電子部品を冷却することを特徴とする燃料電池搭載車両の電子部品冷却装置。
  2. 前記温度制御手段は、冷却水系統を分岐したバイパス管路と、バイパス管路に配置した熱交換手段と、分岐部に配置した流路切換え手段と、冷却水系統を流通する冷却水の温度を検出する温度検出手段とからなり、温度検出手段よりの検出信号に応じて前記流路切換え手段を作動して防水ケース中を流通する冷却水の温度を制御することを特徴とする請求項1に記載の燃料電池搭載車両の電子部品冷却装置。
  3. 前記温度制御手段は、冷却水系統に配置した加熱手段と、冷却水系統を流通する冷却水の温度を検出する温度検出手段とからなり、温度検出手段よりの検出信号に応じて前記加熱手段を作動させて防水ケース中を流通する冷却水の温度を制御することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の燃料電池搭載車両の電子部品冷却装置。
  4. 前記防水ケースは、駆動用モータのモータケースに配置され、内部に蓄電手段と燃料電池との電圧差を制御する高電圧発熱部品であるDC/DCコンバータを収容して備え、
    前記モータケースは、防水ケースの上流側の冷却水系統から流路切換え手段を介してモータケースのステータ冷却流路を分岐して備えることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池搭載車両の電子部品冷却装置。
  5. 前記防水ケースおよび冷却水系統の各管路は、断熱材で被覆されて保温されることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一つに記載の燃料電池搭載車両の電子部品冷却装置。
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