JP2004328494A - 無線受信機および無線信号処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】DCオフセットの過渡応答成分による受信性能の劣化を抑制したダイレクト・コンバージョン方式の無線受信機を提供する。
【解決手段】受信された無線信号を増幅する増幅器120と、増幅器120により増幅された無線信号をベースバンド信号へ復調する直交復調器130と、ベースバンド信号を増幅する増幅器150と、増幅器150により増幅されたベースバンド信号をデジタル信号へ復調する復調部170と、増幅器120および増幅器150のそれぞれの利得を変更するときに、少なくとも変更前および変更後のそれぞれの増幅器120の利得に基づいて増幅器150の利得を変更する時期を制御する利得制御部160とを備えている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は無線受信機および無線信号処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、無線通信機器が広く普及している。これに伴い、無線回路の部品点数や製造コストを削減し、さらに、無線回路をモノリシックIC(monolithic IC)として製造する要求が高まっている。この要求に対処するために、無線回路にはダイレクト・コンバージョン方式が採用される。
【0003】
図8は、ダイレクト・コンバージョン方式を採用した従来の受信機のブロック図である。アンテナ10が高周波信号(以下、RF(Radio Frequency)信号という)を受信し、低雑音増幅器(以下、LNA(Low Noise Amplifier)という)20がこのRF信号を増幅する。直交復調器30は、増幅されたRF信号に、局部発振器(図示せず)からの局部発振信号(以下、LO(Local Oscillator)信号という)を乗算する。これにより、RF信号はベースバンド信号に直接変換される。次に、ローパスフィルタ(以下、LPF(Low Pass Filter)という)40がベースバンド信号を波形整形し、可変利得増幅器(以下、VGA(Variable Gain Amplifier)という)50がこのベースバンド信号を増幅する。さらに、復調部70がこのベースバンド信号をデジタル信号へ復調する。このように、ダイレクト・コンバージョン方式を採用した受信機はRF信号をデジタル信号へ変換した後、デジタル信号処理により復調する。
【0004】
VGA50において増幅されたベースバンド信号は、復調部70のほか、利得制御部60およびDCオフセットキャンセラ94にも入力される。利得制御部60において、信号強度検出部80はベースバンド信号の強度を測定する。利得選択部90は、ベースバンド信号の測定値に基づいてLNA20の利得およびVGA50の利得を切替えるか否かを判断する。利得制御信号発生部92は、利得選択部90の判断に従って利得を切替えるための利得制御信号をLNA20およびVGA50へ出力する。このように、利得制御部60はベースバンド信号の強度をフィードバック制御する。
【0005】
DC(Direct Current)オフセットキャンセラ94は、VGA50において増幅されたベースバンド信号からDCオフセット成分を除去し、これをVGA50へフィードバックする。尚、DCオフセット成分に関する問題点は非特許文献1に記載されている。
【0006】
【非特許文献1】
谷本 洋による、「ダイレクト・コンバージョン受信機用ミクサの研究開発動向」 電子情報通信学会論文誌C、Vol.J84−C、No.5、pp.337−348、2001年5月
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
図9(A)および図9(B)は、LNA20およびVGA50のそれぞれの利得を示すグラフであり、図9(C)は、VGA50の出力におけるDCオフセットの過渡応答成分を示すグラフである。LNA20およびVGA50のそれぞれの利得は同時に切り替えられる。
【0008】
時点tにおいて、LNA20が高利得から低利得に切替わるときには、VGA50が低利得から高利得に同時に切替わるため、LNA20およびVGA50の両方のDCオフセットが重複して非常に大きな過渡応答成分が発生し、受信性能が劣化する場合がある。これは、LNA20がVGA50よりも無線回路の前段に設けられているので、LNA20において変更前の高利得で増幅された信号が、VGA50において変更後の高利得で増幅されるからである。そこで、本発明の目的は、上記DCオフセットの過渡応答成分による受信性能の劣化を抑制したダイレクト・コンバージョン方式の無線受信機を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に従った実施の形態による無線受信機は、受信された無線信号を増幅する第1の増幅器と、前記第1の増幅器により増幅された前記無線信号をベースバンド信号へ復調する直交復調器と、前記ベースバンド信号を増幅する第2の増幅器と、前記第2の増幅器により増幅されたベースバンド信号を復調する復調部と、前記第1および第2の増幅器の利得を変更するときに、少なくとも変更前および変更後のそれぞれの前記第1の増幅器の利得に基づいて前記第2の増幅器の利得を変更する時期を制御する利得制御部とを備えている。
【0010】
本発明に従った実施の形態による他の無線受信機は、受信された無線信号を増幅する第1の増幅器と、前記第1の増幅器により増幅された前記無線信号をベースバンド信号へ復調する直交復調器と、前記第1の増幅器の利得を変更した後、少なくとも変更前および変更後の前記第1の増幅器の利得に基づいた利得で前記ベースバンド信号を増幅する第2の増幅器と、前記第2の増幅器により増幅されたベースバンド信号を復調する復調部を備えている。
【0011】
本発明に従った実施の形態による無線信号処理方法は、無線信号を受信するステップと、該無線信号を増幅する第1の増幅ステップと、前記第1の増幅ステップにおいて増幅された無線信号をベースバンド信号へ復調するステップと、該ベースバンド信号を増幅する第2の増幅ステップと、前記第2の増幅ステップにおいて増幅されたベースバンド信号を復調するステップと、前記第1のおよび第2の増幅器の利得を変更するときに、少なくとも変更前および変更後のそれぞれにおける前記第1の増幅器の利得に基づいて、前記第1の増幅器の利得および前記第2の増幅器の利得を変更する時期を決定する時期決定ステップと、前記時期決定ステップにおいて決定された時期に従って前記第1の増幅器の利得および前記第2の増幅器の利得を変更するステップとを備えている。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、本発明による実施の形態を説明する。これらの実施の形態は本発明を限定するものではない。本発明による実施の形態に従ったダイレクト・コンバージョン方式の無線受信機は、LNAの利得およびVGAの利得を互いに異なるタイミングで変更することができる。それによって、VGAの出力におけるDCオフセットの過渡応答成分を低減する。
【0013】
図1は、本発明に係る第1の実施の形態に従った無線受信機100のブロック図である。無線受信機100は、ダイレクト・コンバージョン方式を用いた無線受信機である。ダイレクト・コンバージョン方式は、周波数が高いRF信号を、中間周波を介さずに周波数が低いベースバンド信号に変換する方式である。無線受信機100は、アンテナ110、LNA120、直行復調器130、LPF140、VGA150、利得制御部160、復調部170およびDCオフセットキャンセラ194を備えている。
【0014】
DCオフセットキャンセラ194は、例えば、一定の利得を有する増幅器と積分器(ローパスフィルタ)とを縦続接続した回路である。DCオフセットキャンセラ194は、このような構成により、DCオフセット成分を除去することができる。DCオフセットキャンセラ194は、ベースバンド信号に含まれたDCオフセット成分を除去した後に、このベースバンド信号をVGA150へフィードバックする。尚、DCオフセット成分は、アンテナ110やLNA120へ漏洩したLO信号の成分が直交復調器130の入力として周波数変換されることによって生じる。
【0015】
LNA120およびVGA150は、それぞれの利得をステップ状に変更することができるように構成されている。本実施の形態において、LNA120は、高利得および低利得の2段階に利得を変更することができる。VGA150は、高利得と低利得との間において多段階に利得を変更することができる。
【0016】
利得制御部160は、VGA150からのベースバンド信号を所定の信号強度に維持するように、LNA120およびVGA150のそれぞれの利得をフィードバック制御するように構成されている。
【0017】
利得制御部160の構成をさらに詳細に説明する。利得制御部160は、信号強度検出部180、利得選択部190、変更時期制御部196、利得制御信号発生部192および遅延制御部198を備えている。信号強度検出部180は、VGA150によって増幅されたベースバンド信号の信号強度を検出する。利得選択部190は、信号強度検出部180によって検出されたベースバンド信号の信号強度を一定に維持するように、LNA120の利得およびVGA150の利得を選択する。変更時期制御部196は、利得選択部190によって選択されたLNA120の利得と、現時点における実際のLNA120の利得とに基づいて、VGA150の利得を変更する時期を制御する。
【0018】
直交復調器130、VGA150および復調部170は互いに直列に接続されている。これを、以下、復調回路列という。本実施の形態において、復調回路列は、2つLNA120に対して並列に接続されており、それぞれ受信信号のI軸成分およびQ軸成分に用いられる。利得制御部160は、これらの2つの復調回路列に対して1つ接続されており、2つのVGA150を共通に制御する。例えば、利得制御部160は、2つのVGA150の利得をLNA120の利得よりも同じ時間だけ遅延させて変更する。また、利得制御部160は、2つのVGA150の利得を同じだけ変更する。このように、利得制御部160が複数の復調回路列を共通に制御することによって、無線受信機100は受信信号のI軸成分およびQ軸成分を共通に復調させることができる。
【0019】
図2に、変更時期制御部196の具体例を示す。変更時期制御部196は、利得比較部201および遅延制御信号発生部203を有する。
【0020】
利得比較部201は、現時点における実際のLNA120の利得を、利得選択部190によって選択されたLNA120の利得と比較する。利得比較部201は、LNA120の利得に関するある閾値を予め格納する。LNA120の高利得とはこの閾値よりも大きい利得であり、その低利得とはこの閾値よりも小さい利得である。利得比較部201は、変更前および変更後のそれぞれのLNA120の利得を比較し、それによって、LNA120の利得が高利得から低利得へ変更されるか、低利得から高利得へ変更されるか、あるいは、変更されないかを判断する。ここで、変更前のLNA120の利得は、現時点における実際のLNA120の利得を意味し、変更後のLNA120の利得は、利得選択部190によって選択されたLNA120の利得を意味する。また、本実施の形態において、利得の変更は、ステップ状に利得を切替える意味である。尚、利得比較部201は、VGA150の利得に関するある閾値をも予め格納する。VGA150の高利得とはこの閾値よりも大きい利得であり、その低利得とはこの閾値よりも小さい利得である。
【0021】
遅延制御信号発生部203は、VGA150の利得の変更を遅延させる遅延時間を示す遅延制御信号を発生する。LNA120の利得が高利得から低利得へ変更される場合には、遅延制御信号出力部203は、VGA150の利得が低利得から高利得へ変更されるときに遅延制御信号を発生する。この遅延制御信号は、遅延制御部198へ出力される。一方で、LNA120の利得が低利得から高利得へ変更される場合やLNA120の利得が変更されない場合には、遅延制御信号出力部203は、VGA150の利得が変更されるときに遅延制御信号を発生しない。
【0022】
利得制御信号発生部192は、変更時期制御部196を介して、利得選択部190において選択された利得を入力する。利得制御信号発生部192は、利得選択部190において選択されたLNA120およびVGA150のそれぞれの利得に基づいて、利得制御信号をLNA120および遅延制御部198へ出力する。利得制御信号は、を利得選択部190によって選択されたLNA120およびVGA150のそれぞれの利得を示す信号である。
【0023】
遅延制御部198は、遅延制御信号に従って、利得制御信号を受信した時点から所定の遅延時間だけ経過した後に利得制御信号をVGA150へ出力する。LNA120には利得制御信号が直接送信されるので、VGA150の利得は、LNA120の利得よりも遅延して変更される。一方で、遅延制御信号出力部203から遅延制御信号が出力されていない場合には、遅延制御部198は、利得制御信号を遅延させることなくVGA150へ出力する。
【0024】
このように、利得制御部160は、変更前後におけるLNA120の利得に基づいてVGA150の利得を変更する時期を制御するように構成されている。
【0025】
本実施の形態においては、LNA120の利得が変更される際にVGA150の利得の変更を伴うことが明らかであるので、変更前後におけるLNA120の利得に基づいてVGA150の利得を変更する時期を制御している。
【0026】
しかし、LNA120の利得が変更される際にVGA150の利得の変更を伴うことが明らかでない場合には、変更前後におけるLNA120およびVGA150のそれぞれの利得に基づいてVGA150の利得を変更する時期を制御してもよい。
【0027】
図3(A)から図3(F)は、LNA120の利得およびVGA150の利得のタイムチャート、並びに、ベースバンド信号の信号強度のタイムチャートである。図3(A)から図3(F)を参照して、LNA120およびVGA150の動作をさらに詳述する。
【0028】
まず、図3(A)に示すようにLNA120の利得を低利得から高利得へ変更し、尚且つ、図3(B)に示すようにVGA150の利得を高利得から低利得へ変更する。LNA120およびVGA150は、時点t20において変更されている。このときに生じるDCオフセットの過渡応答特性は、図3(C)に示すように比較的小さい。
【0029】
次に、図3(D)に示すようにLNA120の利得を高利得から低利得へ変更し、尚且つ、図3(E)に示すようにVGA150の利得を低利得から高利得へ変更する。LNA120は、時点t21において変更されている。このとき、図3(E)の破線で示すようにLNA120の利得の変更と同時にVGA150の利得を変更すると、図3(F)の破線で示すように、大きなDCオフセットの過渡応答成分が発生する。
【0030】
そこで、本実施の形態では、図3(E)の実線で示すように、VGA150の利得を、LNA120の利得の変更時からTdだけ遅延して低利得から高利得へ変更する。遅延時間Td=t31−t21である。これによって、図3(E)の実線で示すように、時点t21において生じるDCオフセットの過渡応答成分は、従来における過渡応答成分に比べて小さくなる。遅延時間Tdは、0よりも大きく、LNA120およびVGA150のそれぞれの利得が変更される周期(図9に示すΔt)よりも小さい値である。
【0031】
このように、本実施の形態によれば、VGA150の利得は、LNA120の利得よりも遅延して変更されるので、DCオフセットの過渡応答成分を低減させることができる。
【0032】
また、図3(F)において、直線Lと実線とで囲まれた面積Sは、直線Lと破線とで囲まれた面積Sに比べて明らかに小さい。従って、本実施の形態は、単位時間当たりのDCオフセット成分が従来よりも小さい。上述のとおり、受信特性における誤り率は単位時間あたりの面積Sの累積値に比例するので、本実施の形態は、従来例よりも受信特性における誤り率が小さい。その結果、本実施の形態は、従来例よりも受信性能が良くなる。
【0033】
尚、本実施の形態において、LNA120の利得は2段階に変更可能としているが、3段階以上に変更可能としてもよい。
【0034】
図4(A)から図4(H)は、受信電界強度が単調に変化する場合のLNA120の利得およびVGA150の利得のタイムチャート、並びに、受信信号の信号強度およびベースバンド信号の信号強度のタイムチャートである。図4(A)から図4(H)を参照して、図3(A)から図3(F)に示した実施の形態の変形例を説明する。
【0035】
まず、アンテナ110からの受信信号の信号強度が図4(A)に示すように時点t10からt30に亘って低下する場合を説明する。VGA150の利得は、利得制御部160のフィードバック制御を受けて、図4(C)に示すように時点t10から徐々にステップ状に上昇する。これによって、受信信号の信号強度が低下しても受信信号の増幅率が上昇するので、ベースバンド信号の信号強度は、図4(D)に示すように一定に維持される。
【0036】
しかし、VGA150の利得には上限がある。従って、時点t20においてVGA150の利得がその上限近傍にまで達した場合、図4(B)に示すようにLNA120の利得を低利得から高利得へ変更し、尚且つ、図4(C)に示すようにVGA150の利得を高利得から低利得へ変更する。LNA120およびVGA150のそれぞれの利得の変更幅はほぼ等しい。これによって、VGA150の利得の低下をLNA120の利得の増加によって補償することができる。このときに生じるDCオフセットの過渡応答特性は、図4(D)に示すように比較的小さい。
【0037】
時点t20からt30までにおいて、受信信号の信号強度がさらに低下し続けている。このような場合には、VGA150の利得をさらにステップ状に上昇させることによってベースバンド信号の信号強度を一定に維持することができる。なお、図4(D)および後述する図4(H)においては、VGA150のステップ状の利得切替えに伴うDCオフセットの過渡応答成分は小さいため省略して記載している。
【0038】
次に、受信信号の信号強度が図4(E)に示すように時点t11からt31に亘って上昇する場合を説明する。VGA150の利得は、利得制御部160のフィードバック制御を受けて、図4(G)に示すように時点t11から徐々にステップ状に低下する。これによって、受信信号の信号強度が上昇しても受信信号の増幅率が低下するので、ベースバンド信号の信号強度は、図4(G)に示すように一定に維持される。
【0039】
しかし、VGA150の利得には下限がある。従って、時点t21においてVGA150の利得がその下限近傍にまで達した場合、図4(F)に示すようにLNA120の利得を高利得から低利得へ変更する。このとき、LNA120の利得の変更と同時にVGA150の利得を変更すると、図4(H)の破線で示すように、時点t21において大きなDCオフセットの過渡応答成分が発生する。
【0040】
そこで、本変形例では、図4(G)の実線で示すように、VGA150の利得は、LNA120の利得の変更時からTdだけ遅延して低利得から高利得へ変更される。このとき、LNA120およびVGA150のそれぞれの利得の変更幅はほぼ等しい。尚、遅延時間Td=t31−t21である。これによって、図4(H)の実線で示すように、時点t21において生じるDCオフセットの過渡応答成分は、従来における過渡応答成分に比べて小さくなる。遅延時間Tdは、0よりも大きく、LNA120およびVGA150のそれぞれの利得が変更される周期(図9に示すΔt)よりも小さい値である。
【0041】
時点t21からt31までにおいて、受信信号の信号強度がさらに増加し続けている。この場合には、VGA150の利得を徐々に低下させることによってベースバンド信号の信号強度を一定に維持することができる。
【0042】
このように、本変形例によれば、VGA150の利得は、LNA120の利得よりも遅延して変更されるので、図3(A)から(F)の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0043】
従来においては、図4(G)の破線で示すように、時点t21からt31の間において、VGA150の利得が変更されている。これは、DCオフセットの過渡応答成分が発生しているときに、VGA150の利得が制御されていることを意味する。よって、VGA150の利得は、時点t21において、大きく変更されている。
【0044】
これに対し、本変形例によれば、VGA150の利得は、遅延時間Tdの間、即ち、時点t21からt31の間において変更されない。これによって、本変形例は、時点t31において変更されるVGA150の利得の幅が時点t21における従来のそれよりも小さい。よって、本変形例において生じるDCオフセットの過渡応答成分は比較的小さい。また、図3(A)から(F)に示した実施の形態によれば、時点t31において変更されるVGA150の利得の幅は、時点t21における従来のそれと同じである。従って、本変形例の時点t31におけるDCオフセットの過渡応答成分のピークPは、図3(A)から(F)に示した実施の形態の時点t31における過渡応答成分のピークPよりもさらに小さくなる。
【0045】
本変形例において、LNA120の利得を変更することなく、VGA150の利得が単独で変更される場合もあるが、この場合は、DCオフセットの過渡応答成分は図4(D)と同様に比較的小さいので問題とならない。
【0046】
図5は、本実施の形態における無線受信機100の動作を示すフロー図である。アンテナ110においてRF信号が受信される(S10)。受信された信号は、LNA120において増幅される(S20)。直行復調器130が高周波数のRF信号からベースバンド信号へ変換する(S30)。ベースバンド信号は、LFP140において波形整形され(S40)、VGA150において増幅される(S50)。DCオフセットキャンセラ194はこのベースバンド信号からDCオフセット成分を除去する(S60)。利得制御部160は、VGA150から出力されたベースバンド信号を入力し、LNA120およびVGA150をフィードバック制御する(S70)。さらに、復調部170がベースバンド信号をデジタル信号へ復調する(S80)。
【0047】
図6は、ステップS70における利得制御部160の動作の詳細を示すフロー図である。ベースバンド信号が利得制御部160に入力されると、信号強度検出部180がこのベースバンド信号の信号強度を検出する(S70−1)。
【0048】
次に、利得選択部190が、ベースバンド信号の信号強度を一定に維持するようにLNA120およびVGA150のそれぞれの利得を選択する(S70−3)。次に、変更時期制御部196は、現時点の実際のLNA120の利得状態と、選択されたLNA120の利得とを比較する(S70−5)。この比較の結果、変更前後にLNA120の利得が、変更時期制御部196に予め格納されている閾値を通過するか否かを判断する(S70−6)。
【0049】
変更前後にLNA120の利得がこの閾値を通過する場合には、変更時期制御部196は、さらに、現時点のLNA120の利得状態を判断する(S70−7)。LNA120の利得状態の判断は、LNA120の利得がこの閾値よりも高いか否かによって判断すればよい(S70−8)。この判断の結果、現時点のLNA120の利得が高利得である場合には、変更時期制御部196は遅延制御部198へ遅延制御信号を出力する(S70−9)。
【0050】
次に、利得制御信号発生部192は、利得選択部190において選択されたLNA120およびVGA150のそれぞれの利得に基づいて、利得制御信号をLNA120および遅延制御部198へ出力する(S70−11)。遅延制御部198は、利得制御信号および遅延制御信号を入力し、利得制御信号を遅延させてVGA150へ出力する。これによって、VGA150の利得は、LNA120の利得と比べて遅延して変更される(S70−13)。
【0051】
ステップS70−8において、現時点のLNA120利得が低利得である場合には、変更時期制御部196は遅延制御信号を出力しない。遅延制御信号が出力されていないので、遅延制御部198は、利得制御信号を遅延させることなくVGA150へ出力する。これによって、VGA150の利得は、LNA120の利得と同時に変更される(S70−15)。
【0052】
ステップS70−6において、変更前後にLNA120の利得が閾値を通過しない場合には、遅延制御信号は出力されない。変更時期制御部196は、さらにVGA150の利得が変更されるか否かを判断する(S70−17)。この判断において、利得比較部201は、VGA150の低利得とその高利得との間にある閾値を予め格納し、この閾値よりも大きい利得を高利得と判断し、それよりも小さい利得を低利得と判断する。変更前後においてVGA150の利得がこの閾値を通過する場合に、変更時期制御部196は、VGA150の利得が変更されると判断する(S70−18)。
【0053】
VGA150の利得が変更されると判断された場合には、利得制御信号発生部192は、遅延制御部198を介して、VGA150の利得を変更する利得制御信号をVGA150へ出力する。変更時期制御部196から遅延制御信号が発せられていないので、遅延制御部198は、利得制御信号を遅延させることなく利得制御信号をVGA150へ通過させる。これによって、VGA150の利得が変更される。(S70−19)。
【0054】
遅延制御部198は、VGA150の利得が変更されないと判断された場合には、VGA150の利得を変更しない。
【0055】
図7は、LNA120の利得を高利得から低利得へ変更し、尚且つ、VGA150の利得を低利得から高利得へ変更したときのDCオフセット成分を実測したときのグラフである。図7は、ベースバンド信号の信号強度を実測したときの図4(H)のグラフに該当する。曲線Aは、従来例と同様にLNA120の利得およびVGA150の利得を同時に変更したときのDCオフセット成分を示す。曲線Bは、本実施の形態に従って、VGA150の利得をLNA120の利得よりも遅延させて変更したときのDCオフセット成分を示す。これらのグラフは、信号発生器からRF信号をLNA120へ入力し、VGA150から出力されたベースバンド信号をデジタルオシロスコープにて観測した実測結果を示すデータである。
【0056】
曲線Aにおいて、VGA150から出力されるDCオフセットの過渡応答成分は、最大約80mVである。一方で、曲線Bにおいては、VGA150から出力されるDCオフセットの過渡応答成分は、最大約60mVである。よって、曲線Bの過渡応答成分は、曲線Aの過渡応答成分に比較して明らかに低い。
【0057】
本実施の形態によれば、DCオフセット成分に対して閾値を設けた場合に、DCオフセット成分がこの閾値を超える確率は従来よりも低くなる。
【0058】
また、曲線Bと破線とで囲まれた面積Sは、曲線Aと破線とで囲まれた面積Sに比べて明らかに小さい。従って、本実施の形態は、単位時間当たりのDCオフセット成分が従来よりも小さい。上述のとおり、受信特性における誤り率は単位時間あたりの面積Sの累積値に比例するので、本実施の形態は、従来例よりも受信特性における誤り率が小さい。その結果、本実施の形態は、従来例よりも受信性能が良くなる。
【0059】
【発明の効果】
本発明による無線受信機は、DCオフセットの過渡応答成分による受信性能の劣化を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施の形態のブロック図。
【図2】変更時期制御部196の具体例を示すブロック図。
【図3】LNA120の利得およびVGA150の利得のタイムチャート、並びに、ベースバンド信号の信号強度のタイムチャート。
【図4】フェージング時におけるLNA120の利得およびVGA150の利得のタイムチャート、並びに、受信信号の信号強度およびベースバンド信号の信号強度のタイムチャート。
【図5】本実施の形態における無線受信機の動作を示すフロー図。
【図6】ステップS70における利得制御部160の動作の詳細を示すフロー図。
【図7】LNA120の利得を高利得から低利得へ変更し、尚且つ、VGA150の利得を低利得から高利得へ変更したときのDCオフセット成分を示したグラフ。
【図8】従来の受信機のブロック図。
【図9】従来のLNA20およびVGA50のそれぞれの利得を示すグラフ。
【符号の説明】
100 無線受信機
110 アンテナ
120 LNA
130 直行復調器
140 LPF
150 VGA
160 利得制御部
170 復調部
194 DCオフセットキャンセラ
196 切替え時期制御部
201 利得比較部
203 遅延制御信号発生部

Claims (11)

  1. 受信された無線信号を増幅する第1の増幅器と、
    前記第1の増幅器により増幅された前記無線信号をベースバンド信号へ復調する直交復調器と、
    前記ベースバンド信号を増幅する第2の増幅器と、
    前記第2の増幅器により増幅されたベースバンド信号を復調する復調部と、
    前記第1および第2の増幅器の利得を変更するときに、少なくとも変更前および変更後のそれぞれの前記第1の増幅器の利得に基づいて前記第2の増幅器の利得を変更する時期を制御する利得制御部とを備えた無線受信機。
  2. 前記第2の増幅器により増幅されたベースバンド信号の信号強度を検出する検出器と、
    前記直交復調器により復調されたベースバンド信号の波形を整形するフィルタと、
    前記第2の増幅器により増幅されたベースバンド信号のDCオフセット成分を除去するオフセット除去回路とをさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の無線受信機。
  3. 前記利得制御部は、前記第1の増幅器の利得を高利得から低利得へ変更し、かつ前記第2の増幅器の利得を低利得から高利得へ変更する場合に、前記第2の増幅器の利得を前記第1の増幅器の利得に対して遅延して変更することを特徴とする請求項1に記載の無線受信機。
  4. 前記第1の増幅器の利得変更から前記第2の増幅器の利得変更までの遅延時間は、前記第1の増幅器の利得および前記第2の増幅器の利得を変更する周期よりも小さいことを特徴とする請求項3に記載の無線受信機。
  5. 前記利得制御部は、
    前記ベースバンド信号の強度を検出する信号検出部と、
    前記ベースバンド信号の強度に基づいて前記第1の増幅器の利得および前記第2の増幅器の利得を選択する利得選択部と、
    前記第1の増幅器および前記第2の増幅器のそれぞれの実際の利得と前記利得選択部により選択された前記第1の増幅器の利得および前記第2の増幅器の利得とを比較し、この比較結果に基づいて前記第2の増幅器の利得を変更する時期を決定する時期決定部と、
    前記第1の増幅器の利得および前記第2の増幅器の利得を変更する制御信号を発生する制御信号生成部と、
    前記時期決定部によって決定された時期に従って前記第2の増幅器へ前記制御信号を送信する制御信号送信部とを備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の無線受信機。
  6. 前記利得制御部が、前記第1の増幅器の利得を高利得から低利得へ変更し、かつ前記第2の増幅器の利得を低利得から高利得へ変更する場合に、
    前記時期決定部は、前記第2の増幅器の利得を前記第1の増幅器の利得に対して遅延して変更するように前記第1の増幅器の利得および前記第2の増幅器の利得を変更する時期を決定し、
    前記制御信号送信部は、前記第2の増幅器を前記第1の増幅器の利得に対して遅延して前記制御信号を送信する遅延回路であることを特徴とする請求項5に記載の無線受信機。
  7. 前記直交復調器、前記第2の増幅器および前記復調部が互いに直列に接続された復調回路列が前記第1の増幅器に対して複数並列に接続されており、
    前記利得制御部は、複数の前記復調回路列に含まれている複数の前記第2の増幅器を共通に制御することを特徴とする請求項1に記載の無線受信機。
  8. 前記利得制御部は、複数の前記復調回路列に含まれている複数の前記第2の増幅器を同時に制御することを特徴とする請求項7に記載の無線受信機。
  9. 前記利得制御部は、複数の前記復調回路列に含まれている複数の前記第2の増幅器の利得を同じだけ変更することを特徴とする請求項7に記載の無線受信機。
  10. 受信された無線信号を増幅する第1の増幅器と、
    前記第1の増幅器により増幅された前記無線信号をベースバンド信号へ復調する直交復調器と、
    前記第1の増幅器の利得を変更した後、少なくとも変更前および変更後の前記第1の増幅器の利得に基づいた利得で前記ベースバンド信号を増幅する第2の増幅器と、
    前記第2の増幅器により増幅されたベースバンド信号を復調する復調部を備えた無線受信機。
  11. 無線信号を受信するステップと、
    該無線信号を増幅する第1の増幅ステップと、
    前記第1の増幅ステップにおいて増幅された無線信号をベースバンド信号へ復調するステップと、
    該ベースバンド信号を増幅する第2の増幅ステップと、
    前記第2の増幅ステップにおいて増幅されたベースバンド信号を復調するステップと、
    前記第1のおよび第2の増幅器の利得を変更するときに、少なくとも変更前および変更後のそれぞれにおける前記第1の増幅器の利得に基づいて、前記第1の増幅器の利得および前記第2の増幅器の利得を変更する時期を決定する時期決定ステップと、
    前記時期決定ステップにおいて決定された時期に従って前記第1の増幅器の利得および前記第2の増幅器の利得を変更するステップとを備えた無線信号処理方法。
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