JP2004327730A - 空冷形電子制御装置格納箱の防水構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】信頼性の高い防水性能が得られるとともに、組み立て工数を削減できる空冷形電子制御装置格納箱の防水構造を提供する。
【解決手段】通風箱8の空気入口部6および空気出口部7に固定用鍔12を固定する。格納箱22の空気出入口部用開口の周縁との間のシール部を、本体側シール部31aを格納箱本体23の切欠き23a部分に一体成形し、蓋体側シール部31bを格納箱蓋体24の切欠き24a部分に一体成形する。本体側シール部31aおよび蓋体側シール部31bにそれぞれ固定用鍔12が嵌入する溝31c、31dを設ける。固定用鍔12を格納箱本体23の本体側シール部31aの溝31cに嵌入させ、次いで、格納箱本体23に格納箱蓋体24を被せると、空気出入口部6、7と格納箱22との間の防水を図ることができる。空気出入口部の固定用鍔部分に別部材のシール部品を組み付けるという作業が不要となり、組み付け不良の問題は発生せず、信頼性の高い防水性能が得られる。その作業は簡単であり、空冷式電子制御格納箱の組み立て工数を削減できる。
【選択図】 図4
【解決手段】通風箱8の空気入口部6および空気出口部7に固定用鍔12を固定する。格納箱22の空気出入口部用開口の周縁との間のシール部を、本体側シール部31aを格納箱本体23の切欠き23a部分に一体成形し、蓋体側シール部31bを格納箱蓋体24の切欠き24a部分に一体成形する。本体側シール部31aおよび蓋体側シール部31bにそれぞれ固定用鍔12が嵌入する溝31c、31dを設ける。固定用鍔12を格納箱本体23の本体側シール部31aの溝31cに嵌入させ、次いで、格納箱本体23に格納箱蓋体24を被せると、空気出入口部6、7と格納箱22との間の防水を図ることができる。空気出入口部の固定用鍔部分に別部材のシール部品を組み付けるという作業が不要となり、組み付け不良の問題は発生せず、信頼性の高い防水性能が得られる。その作業は簡単であり、空冷式電子制御格納箱の組み立て工数を削減できる。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明に属する技術分野】
この発明は、電子制御装置を空気入口部および空気出口部を持つ通風箱とともに格納箱内に収容した空冷形電子制御装置格納箱の防水構造に関し、特に自動車電子制御装置を格納する空冷形の格納箱に適用して好適な空冷形電子制御装置格納箱の防水構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の自動車では通常、電子制御装置(コントロールユニット)が室内のダッシュパネル下部に置かれている。そのため、ワイヤーハーネスを室内まで伸ばさなくてはならず、高コストになり、また、メンテナンスの面においても作業性が非常に悪い。
そこで、改善策として、電子制御装置をエンジンルーム内に設置すると、ワイヤハーネスのコスト削減、メンテナンス時の作業性向上が可能である。ただし、この場合、電子制御装置をエンジンルームに設置するため、電子制御装置を冷却・防塵・防水構造とした格納箱に収容する必要がある。空冷式の電子制御装置格納箱として、電子制御装置を、筒状の空気入口部および空気出口部を持つ樹脂製の通風箱とともに格納箱内に収容した構造のものがある。例えば特開平9−207691号のものは、内部に電子制御装置を1つ収容した構造、特開2003−46282号のものは、内部に電子制御装置を2つ収容した構造である。
【0003】
この種の空冷形電子制御装置格納箱において、通風箱の空気出入口部は、格納箱に設けた空気出入口部用開口から外部に延出しているので、空気出入口部の外周と格納箱の空気出入口部用開口の間の防水を図る必要があるが、従来の防水構造は、通風箱の空気出入口部の外周にゴム製の環状のシール部品を嵌合させて、空気出入口部の外周と格納箱の空気出入口部用開口との間を密封するものであった。この場合、空気出入口部の単なる筒部にシール部品を嵌合させる防水構造、あるいは空気出入口部に固定した固定用鍔にシール部品を組み付ける防水構造等があるが、後者の構造(固定用鍔にシール部品を組み付ける構造)の従来例を図8〜図11に示す。
【0004】
図8に示した空冷形電子制御装置格納箱1は、格納箱本体3と格納箱蓋体4とに上下二分割された樹脂製の格納箱2内に、2つの電子制御装置10A、10Bと筒状の空気入口部6および空気出口部7を持つ2段構成の通風箱8とを互いに接触するように収容した構造である。通風箱8自体は、本発明および従来例に共通であるが、図7にも示すように、その下面が下段側の電子制御装置10Bの上面に接触する下側中空体8Bと、同じく下面が上段側の電子制御装置10Aの上面に接触する上側中空体8Aとを左右の連通部8Cで連通させた構造であり、図示例では下側中空体8Bに筒状の空気入口部6および空気出口部7を形成している。この通風箱8は例えばブロー成形等により成形される。
【0005】
また、空気入口部6および空気出口部7には、両者6、7を共に貫通固定した1枚板の共通の固定用鍔12を備えており、格納箱本体3側の切欠き3aおよび格納箱蓋体4側の切欠き4aとで形成される空気出入口部用開口9を、前記共通の固定用鍔12の輪郭に対応する形状とし、この固定用鍔12の部分にシール部品11を組み付けている。シール部品11は、図9(イ)、(ロ)に示すように、空気入口部6および空気出口部7を通す穴11aと、空気出入口部用開口(切欠き3aおよび4a)9に係合する外周溝11bとを有するとともに、穴11aの途中に内周溝11cを形成して、この内周溝11cに前記固定用鍔12の周縁部を嵌入させる構造となっている。
【0006】
上記の空冷形電子制御装置格納箱1を組み立てる場合、シール部品11の穴11aを拡径させ、空気入口部6および空気出口部7を図9(イ)の矢印のように押し込んで穴11aに通しかつ固定用鍔12を内周溝11cに嵌入させて、図9(ロ)のように、シール部品11を空気入口部6および空気出口部7に組み付ける。次いで、図10、図11に示すように、格納箱本体3および格納箱蓋体4の切欠き3a、4aで前記シール部品11を挟持するようにして、シール部品11を格納箱本体3および格納箱蓋体4に係合させる。
【0007】
【特許文献1】
特開平9−207691号公報
【特許文献2】
特開2003−46282号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記の空冷式電子制御装置格納箱1は、空気入口部6および空気出口部7の外周に組み付けたシール部品11によって空気入口部6および空気出口部7と格納箱2との間の防水を図るというものであるが、シール部品11の組み付けは手作業によるものなので、シール部品11が規定の位置まで挿入されていなかったり、あるいは、シール部品11の一部が乗り上げめくれた状態になったり、また、シール部品11の形状に異方性がない場合は挿入向きの間違いが生じたりして、シール部品11と固定用鍔12との係合が不完全となる場合がある。また、挿入時に過度な力が加わった場合、シール部品11または空気出入口部6、7が破損する可能性もある。そのような場合には、格納箱2の内部に水が浸入して、電気制御装置10A、10Bの故障を引き起こす原因となる。
【0009】
本発明は上記従来の欠点を解消するためになされたもので、信頼性の高い防水性能が得られるとともに、組み立て工数の削減が可能となる空冷形電子制御装置格納箱の防水構造を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本発明は、格納箱本体と格納箱蓋体とに上下二分割された樹脂製の格納箱内に、電子制御装置と筒状の空気入口部および空気出口部を持つ通風箱とが互いに接触ないし近接するように収容され、前記空気入口部および空気出口部に固定用鍔が固定され、前記固定用鍔の部分が、格納箱本体と格納箱蓋体との間の合わせ部に形成された空気出入口部用開口に、弾性材料からなるシール部を介して固定された空冷形電子制御装置格納箱において、
前記シール部を、格納箱本体と一体成形された本体側シール部と、格納箱蓋体と一体成形された蓋体側シール部とで構成したことを特徴とする。
【0011】
請求項2は、請求項1の空冷形電子制御装置格納箱の防水構造において、本体側シール部および蓋体側シール部にそれぞれ、前記固定用鍔の下側周縁または上側周縁が嵌入する溝を形成したことを特徴とする。
【0012】
請求項3は、請求項1の空冷形電子制御装置格納箱の防水構造において、空気入口部と空気出口部との両者を共に貫通固定した1枚板の共通の固定用鍔を備え、この共通の固定用鍔に対応する形状で前記空気出入口部用開口を形成したことを特徴とする。
【0013】
請求項4は、請求項1の空冷形電子制御装置格納箱の防水構造において、格納箱内に複数の電子制御装置が上下方向に間隔をあけて配されるとともに、前記通風箱が、各電子制御装置にそれぞれ接触ないし近接する複数の中空体と各中空体を連通させる連通部とからなることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の一実施形態の防水構造を採用した空冷形電子制御装置格納箱21の分解斜視図、図2は図1の空冷式電子制御装置格納箱21の分解断面図である。この空冷形電子制御装置格納箱21は、格納箱本体23と格納箱蓋体24とに上下二分割された樹脂製の格納箱22内に、2つの電子制御装置10A、10Bと筒状の空気入口部6および空気出口部7を持つ2段構成の通風箱8とを互いに接触するように収容した構造である。
通風箱8は、図7にも示すように、その下面が下段側の電子制御装置10Bの上面に接触する下側中空体8Bと、同じく下面が上段側の電子制御装置10Aの上面に接触する上側中空体8Aとを左右の連通部8Cで連通させた構造であり、図示例では下側中空体8Bに筒状の空気入口部6および空気出口部7を形成している。この通風箱8は例えばブロー成形等により成形される。
また、空気入口部6および空気出口部7には、両者6、7を共に貫通固定した1枚板の共通の固定用鍔12を備えている。
【0015】
格納箱本体23および格納箱蓋体24には、図4等にも示されるようにそれぞれ切欠き23a、24aが形成され、この両者23a、24aにより空気出入口部用開口19が形成される。そして、切欠き23aの部分に本体側シール部31aが格納箱本体23と一体成形され、切欠き24aの部分に蓋体側シール部31bが格納箱蓋体24と一体成形されている。この場合、格納箱本体23および格納箱蓋体24を射出成形等により成形した後、格納箱本体23の切欠き23aおよび格納箱蓋体24の切欠き24aの部分に弾性材料を例えば同じく射出成形等で一体成形して、本体側シール部31aおよび蓋体側シール部31bを形成する。本体側シール部31aおよび蓋体側シール部31bはそれぞれ、固定用鍔12の下側周縁が嵌入する溝31c、固定用鍔12の上側周縁が嵌入する溝31dを備えている。シール部31a、31bの成形に用いる弾性材料として、格納箱22成形に用いる樹脂の溶融温度以下で成形できるものを用いるが、例えば熱可塑性エラストマが適切である。しかし、これに限定されない。
【0016】
上記の空冷形電子制御装置格納箱21を組み立てる要領を図1〜図5を参照して説明する。
予め一方の電子制御装置10Aを通風箱8の上側の中空体8Aの下面に接触させて装着するとともに、他方の電子制御装置10Bを格納箱本体23の底部に配置しておく(図1、図2参照)。
【0017】
次いで、電子制御装置10Aを装着した前記通風箱8を、その下側の中空体8Bを電子制御装置10Bの上に乗せる形で格納箱本体23内に収容するとともに、固定用鍔12の下側周縁を本体側シール部31aの溝31cに嵌入させる(図3、図4参照)。次いで、格納箱蓋体24を、固定用鍔12の上側周縁が蓋体側シール部31bの溝31dに嵌入するように、格納箱本体23に被せる(図5参照)。これにより、格納箱22の通風箱8の空気入口部6および空気出口部7と格納箱22との間が密閉され、良好な防水構造となる。
なお、図示は省略したが、格納箱本体23と格納箱蓋体24との水平な分割面(図2に23e、24eで示す部分)にそれぞれ溝を設け、その溝にシール部品を配置して、格納箱本体23と格納箱蓋体24との分割面23e、24eでの防水を図っている。
【0018】
上述の空冷形電子制御格納箱21は、シール部31a、31bを格納箱本体23および格納箱蓋体24の切欠き23a、24aの縁部にそれぞれ一体形成したので、空冷形電子制御格納箱21を組み立てる際に固定用鍔12の周縁を上下のシール部31a、31bの溝31c、31dに嵌入させて格納箱本体23と格納箱蓋体24とを合わせるという簡単な操作で、空気入口部6および空気出口部7と格納箱42との間の防水を図ることができる。したがって、図8に示した従来例のようなシール部品11を通風箱の空気入口部および空気出口部に組み付ける煩雑かつ不備の生じやすい作業が不要となり、シール部品の組み付け不良等の問題の生じない信頼性の高い防水性能が得られるとともに、空冷形電子制御格納箱21の組み立て工数を削減することができる。
【0019】
また、実施形態では格納箱本体23および格納箱蓋体24の両者に切欠き23a、24aを設けて空気出入口部用の開口19を形成したが、切欠きを格納箱本体23または格納箱蓋体24の一方にのみ形成し、他方は水平な分割面のままとしてもよい。
【0020】
上述の実施形態では、空気入口部6および空気出口部7に、両者を共に貫通固定した1枚板の固定用鍔12を設けたが、図6(イ)、(ロ)に示すように、空気入口部6および空気出口部7にそれぞれ別個の固定用鍔32、33を固定し、格納箱本体23および格納箱蓋体24にはそれぞれ空気入口部6用の切欠き23’a、24’aと空気出口部7用の切欠き23”a、24”aとを別個に設け、各切欠き23a’、23”aおよび24’a、24”aにそれぞれシール部31’a、31”aおよび31’b、31”bを一体成形した構造とすることもできる。シール部31’a、31”a、31’b、31”bに設けた固定用鍔嵌入用の溝を部31’c、31”c、31’d、31”dで示す。
【0021】
また、上述の実施形態では、通風箱8に設ける空気入口部6および空気出口部7を下側の中空体8Bに設けているが、上側の中空体8Aに設けてもよい。
また、空気入口部6および空気出口部7は、実施形態では同方向(図2でいずれも左方)であるが、互いに逆方向あるいは互いに直交する方向とする等、互いに異なる方向とすることもできる。
上述した実施形態は2つの電子制御装置10A、10Bを格納した構造であるが、1つの電子制御装置を格納したものにも当然適用できるし、さらに3つ以上の電子制御装置を格納したものであってもよい。3つ以上の場合は、中空体を更に積層する形で配し、互いに連通させる。
また、実施形態では電子制御装置を通風箱に接触させているが、必ずしも直接接触させる場合に限らず、通風箱に近接させて配置することも可能である。
【0022】
また、本発明は自動車の空冷式電子制御装置格納箱に適用して好適であるが、その他の用途に用いることを除外しない。
【0023】
【発明の効果】
本発明の空冷形電子制御格納箱の防水構造によれば、通風箱の空気入口部および空気出口部と格納箱との間のシール部を、格納箱本体と一体成形された本体側シール部と、格納箱蓋体と一体成形された蓋体側シール部とで構成したので、次のような効果を奏する。
▲1▼シール部が格納箱と一体なので、空気出入口部の固定用鍔部分にシール部品を組み付けるという従来方式の作業が不要となり、誤挿入等の組み付け不良や組み付け時の破損等の問題は発生せず、信頼性の高い防水性能を得ることができた。
▲2▼固定用鍔の周縁が上下のシール部の溝に嵌入するように格納箱本体と格納箱蓋体とを合わせるという簡単な操作で、空冷形電子制御格納箱の組み立てを行なうことができ、空冷式電子制御格納箱の組み立て工数を削減することができた。
【0024】
請求項3によれば、固定用鍔が空気入口部と空気出口部との両者に共通の1枚だけなので、構造が簡略化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の防水構造を採用した空冷形電子制御装置格納箱の分解斜視図である。
【図2】図1の空冷形電子制御装置格納箱の分解断面図である。
【図3】図1の空冷形電子制御装置格納箱を組み立てる際の組み立て要領を説明する図で、始めの段階を示し、(イ)は空気出入口部用開口近傍の拡大正面図、(ロ)は(イ)のA−A断面図である。
【図4】同じく組み立て要領を説明する図で、図3に続く段階を示し、(イ)は空気出入口部用開口近傍の拡大正面図、(ロ)は(イ)のB−B断面図である。
【図5】同じく組み立て要領を説明する図で、組立完了状態を示し、(イ)は空気出入口部用開口近傍の拡大正面図、(ロ)は(イ)のC−C断面図である。
【図6】本発明の他の実施形態を示すもので、図4に相当する図である。
【図7】図1における通風箱のみを示した斜視図である。
【図8】従来の空冷形電子制御装置格納箱の防水構造を示すもので、空冷形電子制御装置格納箱の分解断面図である。
【図9】図8の空冷形電子制御装置格納箱を組み立てる際の組み立て要領を説明するもので、空気入口部又は空気出口部にシール部品を組み付ける要領を示し、(イ)は組み付け前、(ロ)は組み付け後を示す。
【図10】同じく組み立て要領を説明するもので、図9のシール部品組み付け作業の次の段階を示す断面図である。
【図11】同じく組み立て要領を説明するもので、図10に続く組立完了状態を示す断面図である。
【符号の説明】
6 空気入口部
7 空気出口部
8 通風箱
8A、8B 中空体
8C 連通部
10A、10B 電子制御装置
12、32、33 固定用鍔
19 空気出入口用開口
21 空冷形電子制御格納箱
22 格納箱
23 格納箱本体
24 格納箱蓋体
23a、24a 切欠き
31a 本体側シール部
31b 蓋体側シール部
31c、31d 溝
23’a、24’a 切欠き
31’a 本体側シール部
31’b 蓋体側シール部
31’c、31’c 溝
23”a、24”a 切欠き
31”a 本体側シール部
31”b 蓋体側シール部
31”c、31”c 溝
【発明に属する技術分野】
この発明は、電子制御装置を空気入口部および空気出口部を持つ通風箱とともに格納箱内に収容した空冷形電子制御装置格納箱の防水構造に関し、特に自動車電子制御装置を格納する空冷形の格納箱に適用して好適な空冷形電子制御装置格納箱の防水構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の自動車では通常、電子制御装置(コントロールユニット)が室内のダッシュパネル下部に置かれている。そのため、ワイヤーハーネスを室内まで伸ばさなくてはならず、高コストになり、また、メンテナンスの面においても作業性が非常に悪い。
そこで、改善策として、電子制御装置をエンジンルーム内に設置すると、ワイヤハーネスのコスト削減、メンテナンス時の作業性向上が可能である。ただし、この場合、電子制御装置をエンジンルームに設置するため、電子制御装置を冷却・防塵・防水構造とした格納箱に収容する必要がある。空冷式の電子制御装置格納箱として、電子制御装置を、筒状の空気入口部および空気出口部を持つ樹脂製の通風箱とともに格納箱内に収容した構造のものがある。例えば特開平9−207691号のものは、内部に電子制御装置を1つ収容した構造、特開2003−46282号のものは、内部に電子制御装置を2つ収容した構造である。
【0003】
この種の空冷形電子制御装置格納箱において、通風箱の空気出入口部は、格納箱に設けた空気出入口部用開口から外部に延出しているので、空気出入口部の外周と格納箱の空気出入口部用開口の間の防水を図る必要があるが、従来の防水構造は、通風箱の空気出入口部の外周にゴム製の環状のシール部品を嵌合させて、空気出入口部の外周と格納箱の空気出入口部用開口との間を密封するものであった。この場合、空気出入口部の単なる筒部にシール部品を嵌合させる防水構造、あるいは空気出入口部に固定した固定用鍔にシール部品を組み付ける防水構造等があるが、後者の構造(固定用鍔にシール部品を組み付ける構造)の従来例を図8〜図11に示す。
【0004】
図8に示した空冷形電子制御装置格納箱1は、格納箱本体3と格納箱蓋体4とに上下二分割された樹脂製の格納箱2内に、2つの電子制御装置10A、10Bと筒状の空気入口部6および空気出口部7を持つ2段構成の通風箱8とを互いに接触するように収容した構造である。通風箱8自体は、本発明および従来例に共通であるが、図7にも示すように、その下面が下段側の電子制御装置10Bの上面に接触する下側中空体8Bと、同じく下面が上段側の電子制御装置10Aの上面に接触する上側中空体8Aとを左右の連通部8Cで連通させた構造であり、図示例では下側中空体8Bに筒状の空気入口部6および空気出口部7を形成している。この通風箱8は例えばブロー成形等により成形される。
【0005】
また、空気入口部6および空気出口部7には、両者6、7を共に貫通固定した1枚板の共通の固定用鍔12を備えており、格納箱本体3側の切欠き3aおよび格納箱蓋体4側の切欠き4aとで形成される空気出入口部用開口9を、前記共通の固定用鍔12の輪郭に対応する形状とし、この固定用鍔12の部分にシール部品11を組み付けている。シール部品11は、図9(イ)、(ロ)に示すように、空気入口部6および空気出口部7を通す穴11aと、空気出入口部用開口(切欠き3aおよび4a)9に係合する外周溝11bとを有するとともに、穴11aの途中に内周溝11cを形成して、この内周溝11cに前記固定用鍔12の周縁部を嵌入させる構造となっている。
【0006】
上記の空冷形電子制御装置格納箱1を組み立てる場合、シール部品11の穴11aを拡径させ、空気入口部6および空気出口部7を図9(イ)の矢印のように押し込んで穴11aに通しかつ固定用鍔12を内周溝11cに嵌入させて、図9(ロ)のように、シール部品11を空気入口部6および空気出口部7に組み付ける。次いで、図10、図11に示すように、格納箱本体3および格納箱蓋体4の切欠き3a、4aで前記シール部品11を挟持するようにして、シール部品11を格納箱本体3および格納箱蓋体4に係合させる。
【0007】
【特許文献1】
特開平9−207691号公報
【特許文献2】
特開2003−46282号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記の空冷式電子制御装置格納箱1は、空気入口部6および空気出口部7の外周に組み付けたシール部品11によって空気入口部6および空気出口部7と格納箱2との間の防水を図るというものであるが、シール部品11の組み付けは手作業によるものなので、シール部品11が規定の位置まで挿入されていなかったり、あるいは、シール部品11の一部が乗り上げめくれた状態になったり、また、シール部品11の形状に異方性がない場合は挿入向きの間違いが生じたりして、シール部品11と固定用鍔12との係合が不完全となる場合がある。また、挿入時に過度な力が加わった場合、シール部品11または空気出入口部6、7が破損する可能性もある。そのような場合には、格納箱2の内部に水が浸入して、電気制御装置10A、10Bの故障を引き起こす原因となる。
【0009】
本発明は上記従来の欠点を解消するためになされたもので、信頼性の高い防水性能が得られるとともに、組み立て工数の削減が可能となる空冷形電子制御装置格納箱の防水構造を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本発明は、格納箱本体と格納箱蓋体とに上下二分割された樹脂製の格納箱内に、電子制御装置と筒状の空気入口部および空気出口部を持つ通風箱とが互いに接触ないし近接するように収容され、前記空気入口部および空気出口部に固定用鍔が固定され、前記固定用鍔の部分が、格納箱本体と格納箱蓋体との間の合わせ部に形成された空気出入口部用開口に、弾性材料からなるシール部を介して固定された空冷形電子制御装置格納箱において、
前記シール部を、格納箱本体と一体成形された本体側シール部と、格納箱蓋体と一体成形された蓋体側シール部とで構成したことを特徴とする。
【0011】
請求項2は、請求項1の空冷形電子制御装置格納箱の防水構造において、本体側シール部および蓋体側シール部にそれぞれ、前記固定用鍔の下側周縁または上側周縁が嵌入する溝を形成したことを特徴とする。
【0012】
請求項3は、請求項1の空冷形電子制御装置格納箱の防水構造において、空気入口部と空気出口部との両者を共に貫通固定した1枚板の共通の固定用鍔を備え、この共通の固定用鍔に対応する形状で前記空気出入口部用開口を形成したことを特徴とする。
【0013】
請求項4は、請求項1の空冷形電子制御装置格納箱の防水構造において、格納箱内に複数の電子制御装置が上下方向に間隔をあけて配されるとともに、前記通風箱が、各電子制御装置にそれぞれ接触ないし近接する複数の中空体と各中空体を連通させる連通部とからなることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の一実施形態の防水構造を採用した空冷形電子制御装置格納箱21の分解斜視図、図2は図1の空冷式電子制御装置格納箱21の分解断面図である。この空冷形電子制御装置格納箱21は、格納箱本体23と格納箱蓋体24とに上下二分割された樹脂製の格納箱22内に、2つの電子制御装置10A、10Bと筒状の空気入口部6および空気出口部7を持つ2段構成の通風箱8とを互いに接触するように収容した構造である。
通風箱8は、図7にも示すように、その下面が下段側の電子制御装置10Bの上面に接触する下側中空体8Bと、同じく下面が上段側の電子制御装置10Aの上面に接触する上側中空体8Aとを左右の連通部8Cで連通させた構造であり、図示例では下側中空体8Bに筒状の空気入口部6および空気出口部7を形成している。この通風箱8は例えばブロー成形等により成形される。
また、空気入口部6および空気出口部7には、両者6、7を共に貫通固定した1枚板の共通の固定用鍔12を備えている。
【0015】
格納箱本体23および格納箱蓋体24には、図4等にも示されるようにそれぞれ切欠き23a、24aが形成され、この両者23a、24aにより空気出入口部用開口19が形成される。そして、切欠き23aの部分に本体側シール部31aが格納箱本体23と一体成形され、切欠き24aの部分に蓋体側シール部31bが格納箱蓋体24と一体成形されている。この場合、格納箱本体23および格納箱蓋体24を射出成形等により成形した後、格納箱本体23の切欠き23aおよび格納箱蓋体24の切欠き24aの部分に弾性材料を例えば同じく射出成形等で一体成形して、本体側シール部31aおよび蓋体側シール部31bを形成する。本体側シール部31aおよび蓋体側シール部31bはそれぞれ、固定用鍔12の下側周縁が嵌入する溝31c、固定用鍔12の上側周縁が嵌入する溝31dを備えている。シール部31a、31bの成形に用いる弾性材料として、格納箱22成形に用いる樹脂の溶融温度以下で成形できるものを用いるが、例えば熱可塑性エラストマが適切である。しかし、これに限定されない。
【0016】
上記の空冷形電子制御装置格納箱21を組み立てる要領を図1〜図5を参照して説明する。
予め一方の電子制御装置10Aを通風箱8の上側の中空体8Aの下面に接触させて装着するとともに、他方の電子制御装置10Bを格納箱本体23の底部に配置しておく(図1、図2参照)。
【0017】
次いで、電子制御装置10Aを装着した前記通風箱8を、その下側の中空体8Bを電子制御装置10Bの上に乗せる形で格納箱本体23内に収容するとともに、固定用鍔12の下側周縁を本体側シール部31aの溝31cに嵌入させる(図3、図4参照)。次いで、格納箱蓋体24を、固定用鍔12の上側周縁が蓋体側シール部31bの溝31dに嵌入するように、格納箱本体23に被せる(図5参照)。これにより、格納箱22の通風箱8の空気入口部6および空気出口部7と格納箱22との間が密閉され、良好な防水構造となる。
なお、図示は省略したが、格納箱本体23と格納箱蓋体24との水平な分割面(図2に23e、24eで示す部分)にそれぞれ溝を設け、その溝にシール部品を配置して、格納箱本体23と格納箱蓋体24との分割面23e、24eでの防水を図っている。
【0018】
上述の空冷形電子制御格納箱21は、シール部31a、31bを格納箱本体23および格納箱蓋体24の切欠き23a、24aの縁部にそれぞれ一体形成したので、空冷形電子制御格納箱21を組み立てる際に固定用鍔12の周縁を上下のシール部31a、31bの溝31c、31dに嵌入させて格納箱本体23と格納箱蓋体24とを合わせるという簡単な操作で、空気入口部6および空気出口部7と格納箱42との間の防水を図ることができる。したがって、図8に示した従来例のようなシール部品11を通風箱の空気入口部および空気出口部に組み付ける煩雑かつ不備の生じやすい作業が不要となり、シール部品の組み付け不良等の問題の生じない信頼性の高い防水性能が得られるとともに、空冷形電子制御格納箱21の組み立て工数を削減することができる。
【0019】
また、実施形態では格納箱本体23および格納箱蓋体24の両者に切欠き23a、24aを設けて空気出入口部用の開口19を形成したが、切欠きを格納箱本体23または格納箱蓋体24の一方にのみ形成し、他方は水平な分割面のままとしてもよい。
【0020】
上述の実施形態では、空気入口部6および空気出口部7に、両者を共に貫通固定した1枚板の固定用鍔12を設けたが、図6(イ)、(ロ)に示すように、空気入口部6および空気出口部7にそれぞれ別個の固定用鍔32、33を固定し、格納箱本体23および格納箱蓋体24にはそれぞれ空気入口部6用の切欠き23’a、24’aと空気出口部7用の切欠き23”a、24”aとを別個に設け、各切欠き23a’、23”aおよび24’a、24”aにそれぞれシール部31’a、31”aおよび31’b、31”bを一体成形した構造とすることもできる。シール部31’a、31”a、31’b、31”bに設けた固定用鍔嵌入用の溝を部31’c、31”c、31’d、31”dで示す。
【0021】
また、上述の実施形態では、通風箱8に設ける空気入口部6および空気出口部7を下側の中空体8Bに設けているが、上側の中空体8Aに設けてもよい。
また、空気入口部6および空気出口部7は、実施形態では同方向(図2でいずれも左方)であるが、互いに逆方向あるいは互いに直交する方向とする等、互いに異なる方向とすることもできる。
上述した実施形態は2つの電子制御装置10A、10Bを格納した構造であるが、1つの電子制御装置を格納したものにも当然適用できるし、さらに3つ以上の電子制御装置を格納したものであってもよい。3つ以上の場合は、中空体を更に積層する形で配し、互いに連通させる。
また、実施形態では電子制御装置を通風箱に接触させているが、必ずしも直接接触させる場合に限らず、通風箱に近接させて配置することも可能である。
【0022】
また、本発明は自動車の空冷式電子制御装置格納箱に適用して好適であるが、その他の用途に用いることを除外しない。
【0023】
【発明の効果】
本発明の空冷形電子制御格納箱の防水構造によれば、通風箱の空気入口部および空気出口部と格納箱との間のシール部を、格納箱本体と一体成形された本体側シール部と、格納箱蓋体と一体成形された蓋体側シール部とで構成したので、次のような効果を奏する。
▲1▼シール部が格納箱と一体なので、空気出入口部の固定用鍔部分にシール部品を組み付けるという従来方式の作業が不要となり、誤挿入等の組み付け不良や組み付け時の破損等の問題は発生せず、信頼性の高い防水性能を得ることができた。
▲2▼固定用鍔の周縁が上下のシール部の溝に嵌入するように格納箱本体と格納箱蓋体とを合わせるという簡単な操作で、空冷形電子制御格納箱の組み立てを行なうことができ、空冷式電子制御格納箱の組み立て工数を削減することができた。
【0024】
請求項3によれば、固定用鍔が空気入口部と空気出口部との両者に共通の1枚だけなので、構造が簡略化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の防水構造を採用した空冷形電子制御装置格納箱の分解斜視図である。
【図2】図1の空冷形電子制御装置格納箱の分解断面図である。
【図3】図1の空冷形電子制御装置格納箱を組み立てる際の組み立て要領を説明する図で、始めの段階を示し、(イ)は空気出入口部用開口近傍の拡大正面図、(ロ)は(イ)のA−A断面図である。
【図4】同じく組み立て要領を説明する図で、図3に続く段階を示し、(イ)は空気出入口部用開口近傍の拡大正面図、(ロ)は(イ)のB−B断面図である。
【図5】同じく組み立て要領を説明する図で、組立完了状態を示し、(イ)は空気出入口部用開口近傍の拡大正面図、(ロ)は(イ)のC−C断面図である。
【図6】本発明の他の実施形態を示すもので、図4に相当する図である。
【図7】図1における通風箱のみを示した斜視図である。
【図8】従来の空冷形電子制御装置格納箱の防水構造を示すもので、空冷形電子制御装置格納箱の分解断面図である。
【図9】図8の空冷形電子制御装置格納箱を組み立てる際の組み立て要領を説明するもので、空気入口部又は空気出口部にシール部品を組み付ける要領を示し、(イ)は組み付け前、(ロ)は組み付け後を示す。
【図10】同じく組み立て要領を説明するもので、図9のシール部品組み付け作業の次の段階を示す断面図である。
【図11】同じく組み立て要領を説明するもので、図10に続く組立完了状態を示す断面図である。
【符号の説明】
6 空気入口部
7 空気出口部
8 通風箱
8A、8B 中空体
8C 連通部
10A、10B 電子制御装置
12、32、33 固定用鍔
19 空気出入口用開口
21 空冷形電子制御格納箱
22 格納箱
23 格納箱本体
24 格納箱蓋体
23a、24a 切欠き
31a 本体側シール部
31b 蓋体側シール部
31c、31d 溝
23’a、24’a 切欠き
31’a 本体側シール部
31’b 蓋体側シール部
31’c、31’c 溝
23”a、24”a 切欠き
31”a 本体側シール部
31”b 蓋体側シール部
31”c、31”c 溝
Claims (4)
- 格納箱本体と格納箱蓋体とに上下二分割された樹脂製の格納箱内に、電子制御装置と筒状の空気入口部および空気出口部を持つ通風箱とが互いに接触ないし近接するように収容され、前記空気入口部および空気出口部に固定用鍔が固定され、前記固定用鍔の部分が、格納箱本体と格納箱蓋体との間の合わせ部に形成された空気出入口部用開口に、弾性材料からなるシール部を介して固定された空冷形電子制御装置格納箱において、
前記シール部を、格納箱本体と一体成形された本体側シール部と、格納箱蓋体と一体成形された蓋体側シール部とで構成したことを特徴とする空冷形電子制御装置格納箱の防水構造。 - 前記本体側シール部および蓋体側シール部にそれぞれに、前記固定用鍔の下側周縁または上側周縁が嵌入する溝を形成したことを特徴とする請求項1記載の空冷形電子制御装置格納箱の防水構造。
- 空気入口部と空気出口部との両者を共に貫通固定した1枚板の共通の固定用鍔を備え、この共通の固定用鍔に対応する形状で前記空気出入口部用開口を形成したことを特徴とする請求項1記載の空冷形電子制御装置格納箱の防水構造。
- 格納箱内に複数の電子制御装置が上下方向に間隔をあけて配されるとともに、前記通風箱が、各電子制御装置にそれぞれ接触ないし近接する複数の中空体と各中空体を連通させる連通部とからなることを特徴とする請求項1記載の空冷形電子制御装置格納箱の防水構造。
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JP2003120655A JP2004327730A (ja) | 2003-04-24 | 2003-04-24 | 空冷形電子制御装置格納箱の防水構造 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010245200A (ja) * | 2009-04-02 | 2010-10-28 | Sony Computer Entertainment Inc | 電子機器 |
JP2017046509A (ja) * | 2015-08-28 | 2017-03-02 | 株式会社フジクラ | 放熱構造及び電気接続箱 |
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2003
- 2003-04-24 JP JP2003120655A patent/JP2004327730A/ja active Pending
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