JP2004327280A - ボタン形電気化学セル - Google Patents
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Abstract
【課題】ガスケットや金属蓋の寸法ばらつきにより、かしめ封口時に、勘合が緩くなり金属蓋がガスケットから脱落し、逆に勘合がきつくなりガスケットへの金属蓋の組込みが不十分になるなど、生産の安定稼動に著しく支障をきたし、歩留まりも悪く、品質も安定しなかった。
【解決手段】金属ケース103と外周部に折り返しを有する金属蓋105の間に介在するガスケット108の立ち上がり部の金属蓋105側に段差109をもたせる構成とした。段差109の位置は、組み込まれる金属蓋105の折り返し頂点より上に設けた。
【選択図】 図2
【解決手段】金属ケース103と外周部に折り返しを有する金属蓋105の間に介在するガスケット108の立ち上がり部の金属蓋105側に段差109をもたせる構成とした。段差109の位置は、組み込まれる金属蓋105の折り返し頂点より上に設けた。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、正極と負極とイオン導電性の電解質等から少なくともなる発電要素を内部に含み、樹脂製のガスケットを介しカップ状の金属ケースと金属蓋でかしめ封口してなるボタン形電気化学セルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のボタン形電気化学セルの代表的なかしめ封口前における構造を図1に示した。従来のガスケット108は、金属ケース103と金属蓋105の間に介在する立ち上がり部の金属蓋105側の形状は平面状になっていた(例えば、特許文献1参照。)。金属蓋105とガスケット108との勘合が緩いと金属蓋105がガスケット108から脱落し、逆にきついと金属蓋105の組み込みが不十分となる。そのため、ガスケット108と金属蓋105との勘合状態を良好に保つため、加工技術を超えた高い寸法精度が必要となり、歩留まりが悪かった。このことは、ボタン形電気化学セルの小型化によって、特に顕著になっている。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−138042号公報(第4頁、第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来、ガスケット108に金属蓋105を組込み、かしめ封口する時に、ガスケットおよび金属蓋の寸法ばらつきにより、勘合が緩くなり金属蓋105がガスケット108から脱落したり、逆に勘合がきつくなりガスケット108への金属蓋105の組込みが不十分になり、セル高さにばらつきが生じた。そのため、生産の安定稼動に著しく支障をきたし、歩留まりも悪く、品質も安定しなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明は金属ケースと外周部に折り返しを有する金属蓋の間に介在するガスケットの立ち上がり部の金属蓋側に、段差をもたせる構成とすることにした。段差の位置は、組み込まれる金属蓋の折り返し頂点より上に設けた。
【0006】
【発明の実施の形態】
図2に、本発明の樹脂製のガスケットを介しカップ状の金属ケースと金属蓋でかしめ封口してなるボタン形電気化学セルのかしめ封口前における断面図を示した。金属蓋とガスケットの勘合不良による脱落防止には、金属ケース103と金属蓋105の間に介在するガスケット108の立ち上がり部の金属蓋105側に段差109をもたせることが効果的である。
【0007】
また、段差109の位置は、組み込まれる金属蓋105の折り返し頂点より上に設けると有効である。また、本発明は段差109の形状を限定するものではないが、たとえば、図3に示すような形状であればよい。
【0008】
上記のように構成されたボタン形電気化学セルは、金属蓋105のガスケット108からの脱落を防ぐと同時に、金属蓋105およびガスケット108の寸法ねらい値を適正にすることにより、セル高さのばらつきを少なくすることができる。このことにより、歩留まりが向上し、品質が安定する。
【0009】
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明する。
【0010】
【実施例】
本実施例では、正極活物質としてMoO3、負極活物質としSiOを用いた場合である。下記のようにして作製した正極、負極及びイオン導電性電解質を用いた。また、セルの大きさは外径4.8mm、厚さ1.4mmであった。
【0011】
実施例1〜7として、正極は次の様にして作製した。市販のMoO3を粉砕したものに導電剤としてグラファイトを、結着剤としてポリアクリル酸を重量比MoO3:グラファイト:ポリアクリル酸=53:45:2の割合で混合して正極合剤とし、次にこの正極合剤5mgを2ton/cm2で直径2.4mmのペレットに加圧成形し正極電極101とした。その後、この様にして得られた正極電極101を、炭素を含む導電性樹脂接着剤からなる電極集電体を用いて金属ケース103に接着し一体化した(正極ユニット化)後、250℃で8時間減圧加熱乾燥した。塗布する液体シール剤は、市販のブチルゴム系接着剤(ブチルゴム30重量%、残りトルエン)とブローンアスファルトをトルエンに溶かしたものを金属ケースの内側に注射器により塗布し、ドライルーム内で120℃乾燥して用いた。
【0012】
負極は、次の様にして作製した。市販のSiOを粉砕したものを作用極の活物質として用いた。この活物質に導電剤としてグラファイトを、結着剤としてポリアクリル酸をそれぞれ重量比45:40:15の割合で混合して負極合剤とした。合剤1.1mgを2ton/cm2で直径2.1mmのペレットに加圧成形したものを用いた。その後、この様にして得られた負極ペレットを、炭素を導電性フィラーとする導電性樹脂接着剤からなる電極集電体を用いて金属蓋105に接着し一体化した(負極ユニット化)後、250℃で8時間減圧加熱乾燥した。さらに、ペレット上にリチウムフォイルを直径2mm、厚さ0.2mmに打ち抜いたものを圧着し、リチウム−負極ペレット積層電極104とした。厚さ0.2mmのガラス繊維からなる不織布を乾燥後φ3mmに打ち抜きセパレータ107とした。
【0013】
金属蓋105の外径は4.21mmで折り返し頂点の高さは0.56mmのものを用いた。ガスケット108は、立ち上がり部の内径4.22mmおよび4.24mmの2水準で、段差109の形状は図3の(5)の形状で、段差の高さは0.03mm、段差の幅は0.06mmとし、段差109の位置は組み込む金属蓋の折り返し頂点の上部0.1mmの箇所に設けた。
【0014】
比較例1〜7として、段差109のないガスケットを用いて他の構成は同じセルを作製した。ガスケット材質については表1に示した。塗布する液体シール剤は、市販のブチルゴム系接着剤(ブチルゴム30重量%、残りトルエン)とブローンアスファルトをトルエンに溶かしたものをガスケットの溝に注射器により塗布し、ドライルーム内で120℃乾燥して用いた。
【0015】
イオン導電性電解質は、エチレンカーボネート(EC):γ−ブチロラクトン(γBL)の体積比1:1混合溶媒にホウフッ化リチウム(LiBF4)を1モル/l溶解したもの6μL入れた。正極ユニットと負極ユニットを重ねかしめ封口することによりセルを500個作製した。正極ユニットと負極ユニットを重ねかしめ封口する前に、ガスケットと金属蓋との勘合状態を確認し、容易に脱落するものは不良としてセル作製からはずした。作製したセルのセル高さを測定し、ばらつきを評価した。
【0016】
結果を表1に示した。ガスケット108に段差109をもたせることによって、金属蓋とガスケットの勘合が緩いことによって生じる脱落がなくなることがわかった。また、段差を設けたガスケットの立ち上がり部内径を4.24mmにすることによって、脱落防止と同時にセル高さを安定化させることがわかった。
【0017】
【表1】
【0018】
本実施例では、イオン導電性電解質二次電池についてのみ説明したが、実施例同様の金属ケース、金属蓋、ガスケットを用いた電気二重層キャパシタにおいても同様の効果が確認できた。
【0019】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0020】
ボタン形電気化学セルでは、かしめ封口時、ガスケットおよび金属蓋の寸法ばらつきにより、金属蓋がガスケットから脱落する場合や、金属蓋の組込みが不十分になる場合が生じていたが、ガスケットに段差を設けることによって、金属蓋とガスケットの勘合が緩いねらい寸法にすることができ、脱落防止と同時に、セル高さの安定化が実現できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】ボタン形電気化学セルの代表的なかしめ封口前における構造を示す図である。
【図2】本発明のボタン形電気化学セルのかしめ封口前における断面を示す図である。
【図3】本発明のガスケットの段差の形状を示す図である。
【符号の説明】
101 正極電極
102 電極集電体
103 金属ケース
104 負極電極
105 金属蓋
106 イオン導電性電解質
107 セパレータ
108 ガスケット
109 段差
【発明の属する技術分野】
本発明は、正極と負極とイオン導電性の電解質等から少なくともなる発電要素を内部に含み、樹脂製のガスケットを介しカップ状の金属ケースと金属蓋でかしめ封口してなるボタン形電気化学セルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のボタン形電気化学セルの代表的なかしめ封口前における構造を図1に示した。従来のガスケット108は、金属ケース103と金属蓋105の間に介在する立ち上がり部の金属蓋105側の形状は平面状になっていた(例えば、特許文献1参照。)。金属蓋105とガスケット108との勘合が緩いと金属蓋105がガスケット108から脱落し、逆にきついと金属蓋105の組み込みが不十分となる。そのため、ガスケット108と金属蓋105との勘合状態を良好に保つため、加工技術を超えた高い寸法精度が必要となり、歩留まりが悪かった。このことは、ボタン形電気化学セルの小型化によって、特に顕著になっている。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−138042号公報(第4頁、第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来、ガスケット108に金属蓋105を組込み、かしめ封口する時に、ガスケットおよび金属蓋の寸法ばらつきにより、勘合が緩くなり金属蓋105がガスケット108から脱落したり、逆に勘合がきつくなりガスケット108への金属蓋105の組込みが不十分になり、セル高さにばらつきが生じた。そのため、生産の安定稼動に著しく支障をきたし、歩留まりも悪く、品質も安定しなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明は金属ケースと外周部に折り返しを有する金属蓋の間に介在するガスケットの立ち上がり部の金属蓋側に、段差をもたせる構成とすることにした。段差の位置は、組み込まれる金属蓋の折り返し頂点より上に設けた。
【0006】
【発明の実施の形態】
図2に、本発明の樹脂製のガスケットを介しカップ状の金属ケースと金属蓋でかしめ封口してなるボタン形電気化学セルのかしめ封口前における断面図を示した。金属蓋とガスケットの勘合不良による脱落防止には、金属ケース103と金属蓋105の間に介在するガスケット108の立ち上がり部の金属蓋105側に段差109をもたせることが効果的である。
【0007】
また、段差109の位置は、組み込まれる金属蓋105の折り返し頂点より上に設けると有効である。また、本発明は段差109の形状を限定するものではないが、たとえば、図3に示すような形状であればよい。
【0008】
上記のように構成されたボタン形電気化学セルは、金属蓋105のガスケット108からの脱落を防ぐと同時に、金属蓋105およびガスケット108の寸法ねらい値を適正にすることにより、セル高さのばらつきを少なくすることができる。このことにより、歩留まりが向上し、品質が安定する。
【0009】
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明する。
【0010】
【実施例】
本実施例では、正極活物質としてMoO3、負極活物質としSiOを用いた場合である。下記のようにして作製した正極、負極及びイオン導電性電解質を用いた。また、セルの大きさは外径4.8mm、厚さ1.4mmであった。
【0011】
実施例1〜7として、正極は次の様にして作製した。市販のMoO3を粉砕したものに導電剤としてグラファイトを、結着剤としてポリアクリル酸を重量比MoO3:グラファイト:ポリアクリル酸=53:45:2の割合で混合して正極合剤とし、次にこの正極合剤5mgを2ton/cm2で直径2.4mmのペレットに加圧成形し正極電極101とした。その後、この様にして得られた正極電極101を、炭素を含む導電性樹脂接着剤からなる電極集電体を用いて金属ケース103に接着し一体化した(正極ユニット化)後、250℃で8時間減圧加熱乾燥した。塗布する液体シール剤は、市販のブチルゴム系接着剤(ブチルゴム30重量%、残りトルエン)とブローンアスファルトをトルエンに溶かしたものを金属ケースの内側に注射器により塗布し、ドライルーム内で120℃乾燥して用いた。
【0012】
負極は、次の様にして作製した。市販のSiOを粉砕したものを作用極の活物質として用いた。この活物質に導電剤としてグラファイトを、結着剤としてポリアクリル酸をそれぞれ重量比45:40:15の割合で混合して負極合剤とした。合剤1.1mgを2ton/cm2で直径2.1mmのペレットに加圧成形したものを用いた。その後、この様にして得られた負極ペレットを、炭素を導電性フィラーとする導電性樹脂接着剤からなる電極集電体を用いて金属蓋105に接着し一体化した(負極ユニット化)後、250℃で8時間減圧加熱乾燥した。さらに、ペレット上にリチウムフォイルを直径2mm、厚さ0.2mmに打ち抜いたものを圧着し、リチウム−負極ペレット積層電極104とした。厚さ0.2mmのガラス繊維からなる不織布を乾燥後φ3mmに打ち抜きセパレータ107とした。
【0013】
金属蓋105の外径は4.21mmで折り返し頂点の高さは0.56mmのものを用いた。ガスケット108は、立ち上がり部の内径4.22mmおよび4.24mmの2水準で、段差109の形状は図3の(5)の形状で、段差の高さは0.03mm、段差の幅は0.06mmとし、段差109の位置は組み込む金属蓋の折り返し頂点の上部0.1mmの箇所に設けた。
【0014】
比較例1〜7として、段差109のないガスケットを用いて他の構成は同じセルを作製した。ガスケット材質については表1に示した。塗布する液体シール剤は、市販のブチルゴム系接着剤(ブチルゴム30重量%、残りトルエン)とブローンアスファルトをトルエンに溶かしたものをガスケットの溝に注射器により塗布し、ドライルーム内で120℃乾燥して用いた。
【0015】
イオン導電性電解質は、エチレンカーボネート(EC):γ−ブチロラクトン(γBL)の体積比1:1混合溶媒にホウフッ化リチウム(LiBF4)を1モル/l溶解したもの6μL入れた。正極ユニットと負極ユニットを重ねかしめ封口することによりセルを500個作製した。正極ユニットと負極ユニットを重ねかしめ封口する前に、ガスケットと金属蓋との勘合状態を確認し、容易に脱落するものは不良としてセル作製からはずした。作製したセルのセル高さを測定し、ばらつきを評価した。
【0016】
結果を表1に示した。ガスケット108に段差109をもたせることによって、金属蓋とガスケットの勘合が緩いことによって生じる脱落がなくなることがわかった。また、段差を設けたガスケットの立ち上がり部内径を4.24mmにすることによって、脱落防止と同時にセル高さを安定化させることがわかった。
【0017】
【表1】
【0018】
本実施例では、イオン導電性電解質二次電池についてのみ説明したが、実施例同様の金属ケース、金属蓋、ガスケットを用いた電気二重層キャパシタにおいても同様の効果が確認できた。
【0019】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0020】
ボタン形電気化学セルでは、かしめ封口時、ガスケットおよび金属蓋の寸法ばらつきにより、金属蓋がガスケットから脱落する場合や、金属蓋の組込みが不十分になる場合が生じていたが、ガスケットに段差を設けることによって、金属蓋とガスケットの勘合が緩いねらい寸法にすることができ、脱落防止と同時に、セル高さの安定化が実現できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】ボタン形電気化学セルの代表的なかしめ封口前における構造を示す図である。
【図2】本発明のボタン形電気化学セルのかしめ封口前における断面を示す図である。
【図3】本発明のガスケットの段差の形状を示す図である。
【符号の説明】
101 正極電極
102 電極集電体
103 金属ケース
104 負極電極
105 金属蓋
106 イオン導電性電解質
107 セパレータ
108 ガスケット
109 段差
Claims (4)
- 正極と負極とイオン導電性の電解質等から少なくともなる発電要素を内部に含み、樹脂製のガスケットを介しカップ状の金属ケースと金属蓋でかしめ封口してなるボタン形電気化学セルにおいて、前記ガスケットの金属ケースと金属蓋の間に介在する立ち上がり部の金属蓋側に、段差を備えることを特徴とするボタン形電気化学セル。
- 前記金属蓋が外周部に折り返しを有し、前記ガスケットの金属ケースと金属蓋の間に介在する立ち上がり部の金属蓋側の前記段差の位置が、組み込まれる金属蓋の折り返し頂点より上であることを特徴とする請求項1に記載のボタン形電気化学セル。
- 前記ガスケットの立ち上がり部の前記段差の高さが0.2mm以下、段差の幅が1mm以下であることを特徴とする請求項1または2に記載のボタン形電気化学セル。
- 前記ガスケットに用いる樹脂がポリアミド樹脂、ポリプロピレン(PP)を主体とするポリオレフィン樹脂、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、液晶ポリマー(LCP)、ポリエーテルエーテルケトン樹脂(PEEK)、ポリエーテルニトリル樹脂(PEN)、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合樹脂(PFA)から選ばれる樹脂であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のボタン形電気化学セル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003121453A JP2004327280A (ja) | 2003-04-25 | 2003-04-25 | ボタン形電気化学セル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003121453A JP2004327280A (ja) | 2003-04-25 | 2003-04-25 | ボタン形電気化学セル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004327280A true JP2004327280A (ja) | 2004-11-18 |
Family
ID=33500023
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003121453A Pending JP2004327280A (ja) | 2003-04-25 | 2003-04-25 | ボタン形電気化学セル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004327280A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3503243A4 (en) * | 2016-12-27 | 2020-07-01 | Maxell Holdings, Ltd. | COIN-SHAPED BATTERY AND PRODUCTION METHOD THEREFOR |
-
2003
- 2003-04-25 JP JP2003121453A patent/JP2004327280A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3503243A4 (en) * | 2016-12-27 | 2020-07-01 | Maxell Holdings, Ltd. | COIN-SHAPED BATTERY AND PRODUCTION METHOD THEREFOR |
US11075420B2 (en) | 2016-12-27 | 2021-07-27 | Maxell Holdings, Ltd. | Coin-type battery and manufacturing method thereof |
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A711 | Notification of change in applicant |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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