JP2004323231A - テープカッター - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は所要長の接着テープの端部に非粘着片を貼り付けして接着テープの端部に非粘着性を付与するテープカッターに関するものである
【解決手段】このテープカッターは、粘着テープを巻き出し可に、多重巻きにした粘着テープリールと非粘着テープを巻き出し可に多重巻きにした非粘着テープリールとを具備し、粘着テープリールから巻き出した粘着テープを切断する上部切断刃と、非粘着テープリールから巻き出した非粘着テープを切断する下部切断刃を備えたテープカッターにおいて、上記上部切断刃を上下動可に設け、上記上部切断刃上に巻き出した粘着テープの始端部に貼り付けし、この貼り付けした粘着テープを上部切断刃で押し切ると共に非粘着テープを下部切断刃で押し切る構成を有する
【選択図】図1
【解決手段】このテープカッターは、粘着テープを巻き出し可に、多重巻きにした粘着テープリールと非粘着テープを巻き出し可に多重巻きにした非粘着テープリールとを具備し、粘着テープリールから巻き出した粘着テープを切断する上部切断刃と、非粘着テープリールから巻き出した非粘着テープを切断する下部切断刃を備えたテープカッターにおいて、上記上部切断刃を上下動可に設け、上記上部切断刃上に巻き出した粘着テープの始端部に貼り付けし、この貼り付けした粘着テープを上部切断刃で押し切ると共に非粘着テープを下部切断刃で押し切る構成を有する
【選択図】図1
Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、所要長の接着テープの端部に非粘着片を貼り付けして、接着テープの端部に非粘着性を付与するテープカッターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】粘着テープを事後的に引きはがし易くするために、同テープの端部に非粘着片を貼り付けるテープカッターが知られている。
例えば、特開平8−282904号においては、粘着テープリールから巻き出した粘着テープを押し切る上部切断刃と非粘着テープリールから巻き出した非粘着テープを押し切る下部切断刃を備えたテープカッターを示している。
【0003】
この上部切断刃と下部切断刃は、何れも上下に間隔を置いて固定して設けられた固定刃であり、粘着テープを所要長に巻き出した上で、同テープの「始端」を下部切断刃上の非粘着テープの「始端」に貼り付けし、貼り付け後、上部切断刃で粘着テープを、下部切断刃で非粘着テープを各々押し切るとしているが、所要長に巻き出した粘着テープが遊撓して接着してしまう問題、指で摘んでいる粘着テープの摘み代には非粘着テープが貼り付かない。故にテープ始端に非粘着性を付与する目的が達成できない問題点を有している。
【0004】
又、下部切断刃で粘着テープの始端と非粘着テープの始端を同時に切断してしまう不具合を有している。
【0005】
[課題を解決するための手段]
本発明は上記問題点を抜本的に改善するテープカッターを提供する。このテープカッターは、粘着テープを巻き出し可に、多重巻にした粘着テープリールと非粘着テープを巻き出し可に多重巻にした非粘着テープリールとを具備し、粘着テープリールから巻き出した粘着テープを切断する上部切断刃と、非粘着テープリールから巻き出した非粘着テープを切断する下部切断刃を備えたテープカッターにおいて、上記上部切断刃を上下動可に設け、上記上部切断刃上に巻き出した粘着テープの始端部に貼り付けし、この貼り付けした粘着テープを上部切断刃で押し切ると共に、非粘着テープを下部切断刃で押し切る構成を有する。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明に係るテープカッターの実施形態を、図1乃至図7に基づいて詳述する。テープホルダー(1)は、粘着テープ(2)を巻き出し可に多重巻きした粘着テープリール(3)と、非粘着テープ(4)を巻き出し可に多重巻きした非粘着テープリール(5)とを保有する。
上記テープホルダー(1)の前面上端付近に粘着テープリール(3)から巻き出した粘着テープ(2)を切断する上部切断刃(6)と、非粘着テープリール(5)から巻き出した非粘着テープを切断する下部切断刃(7)を設ける。この上部切断刃(6)と下部切断刃(7)は、上下に間隔を置いて配し、上部切断刃(6)は上下動可に設け、下部切断刃(7)は固定して設ける。
【0007】
上記、上部切断刃(6)の上下動ガイド手段の例示として、上部切断刃(6)を取り付けた刃台(8)の後端から下方へ向け延出するスライドアーム(9)を設け、このスライドアーム(9)が直線軌道で上下できるように同アーム(9)をガイド(10)にて挟接する。このガイド(10)はスライドアーム(9)の上下動に伴い回転するコロが好ましい。
【0008】
接着テープ(2)はスライドアーム(9)の後方のテープホルダー中央部に配置された粘着テープリール(3)から、上記スライドアーム(9)の上端を越えて上部切断刃(6)上に巻き出し、他方非粘着テープ(4)は、スライドアーム(9)の下方のテープホルダー前方下部コーナー部に配置された非粘着テープリール(5)から、スライドアーム(9)の後面に沿って立ち上がりつつ、スライドアーム(9)の上端部に設けた開口(11)を通し、その始端部(4a)を下部切断刃(7)上に巻き出す。
【0009】
上記スライドアーム(9)の後面、即ち非粘着テープ(4)の立ち上り部の前面と対向する後面には非粘着テープ(4)と係合するテープ送り爪(12)を突設する。他方非粘着テープ(4)には、図7に示すように長手方向に亘って間隔を置いて、短手方向のミシン目(7a)を設け、該ミシン目に上記テープ送り爪(12)が係合する。此の送り爪(12)に替るものとして、摩擦効果のあるものであれば良い。
【0010】
又上記非粘着テープ(4)の立ち上り部の後面と対向し、且つ該テープ立ち上り部に沿って延在するテープ規制板(13)を設ける。非粘着テープ(4)は、このテープ規制板(13)によって後倒れを抑止されつつ、同規制板(13)とスライドアーム(9)間を立ち上る。
【0011】
又上記テープ規制板(13)の前面には、上記テープ送り爪(12)の下方においてミシン目(7a)と係合するテープ下り止め爪(14)を突設する。従ってテープ規制板(13)はテープ下り止め手段を兼ねる。此のテープ下り止め爪(14)に替るものとして摩擦効果のあるものであれば良い。
【0012】
好ましくは、上記規制板(13)の上端を開口(11)の後方に達するまで延ばし、この上端を前方へ向け曲成し、この曲成部(13a)にて非粘着テープ(4)の始端部(4a)が下部切断刃(7)から浮き上り内方へ没入するのを防止し、同始端部(4a)が下部切断刃(7)上に向けられる姿勢を確保する。このテープ規制板(13)は板バネで形成するのが好ましい。
【0013】
以下動作に付説明し、構成をより明かにする。
図4に示すように粘着テープの始端を手指で摘み、必要な長さだけ巻き出す。次に図5− に示すように、上記巻き出した粘着テープを下方へ押し下げると、これに追随して上部切断刃(6)が下部切断刃(7)の直上に下降し、該下降により巻き出した粘着テープ(2)の終端部(2a)に非粘着テープ(4)の始端部(4a)を貼付する。この貼り付は粘着テープを斜めに押し下げて上部切断刃(6)を下降せしめ且押し切る動作によって自然に惹起される。而して図6に示すように粘着テープを斜めに押し下げると、上部切断刃(6)で同テープの終端部の後辺を押し切ると共に、非粘着テープ(4)の始端部の後辺を下部切断刃(7)で押し切る。
【0014】
この結果、図7に示すように粘着テープ(2)の終端部(2a)に非粘着片(4a′)が貼付され粘着テープ端部に非粘着性を付与したテープが適切に得られる。
【0015】
図5に示すように、上記上部切断刃(6)が下部切断刃(7)に対し上下に重畳状態に下降した時、刃台(8)が非粘着テープ(4)の始端部(4a)の後部をテープ受台(8)との間で挟接し、上記切断を適切に遂行せしめる。
【0016】
上記上下切断刃(6)(7)の各刃先は同一レベルに突設し、上部切断刃(6)が下降した時に、両切断刃(6)(7)を略重畳し、各刃先を一致せしめる配置になって、図7に示すように、非粘着片(4a′)の後辺と粘着テープ(2)の終端部(2a)の後辺とが略一致した貼り付け状態を形成できる。
【0017】
又は下部切断刃(7)の刃先が、上部切断刃(6)の刃先より僅かに後退した位置に配し、非粘着片(4a′)の後辺が粘着テープ(2)の端末から僅かに張り出すように切断することが出来る。
【0018】
上記切断が完了すると、スライドアーム(9)はこれを弾持するバネ(13)によって上昇して上部切断刃(6)が上昇すると同時に、テープ送り爪(12)が非粘着テープ(4)を上昇分だけ巻き出し、次の貼付作業に備える。
【0019】
又は図6に示すように、巻き出した粘着テープの終端部(2a)の後部(2b)を刃台(8)の後部上面に接着するようにし、次に粘着テープを巻き出さんとする時の引きはがし動作でスライドアーム(9)を引き上げて上記非粘着テープ(4)の始端部(4a)の巻き出しを行なわせ、送り爪(12)の摩擦力で上昇状態を保つ。
【0020】
又上記上部切断刃(6)を上昇位置にロックする手段を備える。このロック手段として、例えば図1に示すように、外部より進退操作できるロックピン(15)を設け、該ロックピン(15)を押し込んで後退せしめ、上昇スライドアーム(9)を係止せしめ、下降を阻止する。これにより上部切断刃(6)は上昇位置に固定され、粘着テープ(2)のみの切断に供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るテープカッターの一部欠載の本体斜視図である
【図2】テープカッターの一部欠載正面図である
【図3】図2におけるA−A断面図である
【図4】上記は一部断面において粘着テープにより、上部切断刃を下降した状態を示す断面図である。
【図5】図4の状態において粘着テープに非粘着テープを貼り合せた状態を示す断面図である。
【図6】非粘着テープを示す斜視図である
【図7】切り取った粘着テープの斜視図である
【符号の説明】
1: テープカッターホルダー
2: 粘着テープ
3: 粘着テープリール
4: 非粘着テープ
5: 非粘着テープリール
6: 上部切断刃
7: 下部切断刃
8: 刃台
9: スライドアーム
10: ガイド
11: 開口部
12: テープの送り爪
13: 規制板
14: テープ下り止め爪
15: ロックピン
【産業上の利用分野】
本発明は、所要長の接着テープの端部に非粘着片を貼り付けして、接着テープの端部に非粘着性を付与するテープカッターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】粘着テープを事後的に引きはがし易くするために、同テープの端部に非粘着片を貼り付けるテープカッターが知られている。
例えば、特開平8−282904号においては、粘着テープリールから巻き出した粘着テープを押し切る上部切断刃と非粘着テープリールから巻き出した非粘着テープを押し切る下部切断刃を備えたテープカッターを示している。
【0003】
この上部切断刃と下部切断刃は、何れも上下に間隔を置いて固定して設けられた固定刃であり、粘着テープを所要長に巻き出した上で、同テープの「始端」を下部切断刃上の非粘着テープの「始端」に貼り付けし、貼り付け後、上部切断刃で粘着テープを、下部切断刃で非粘着テープを各々押し切るとしているが、所要長に巻き出した粘着テープが遊撓して接着してしまう問題、指で摘んでいる粘着テープの摘み代には非粘着テープが貼り付かない。故にテープ始端に非粘着性を付与する目的が達成できない問題点を有している。
【0004】
又、下部切断刃で粘着テープの始端と非粘着テープの始端を同時に切断してしまう不具合を有している。
【0005】
[課題を解決するための手段]
本発明は上記問題点を抜本的に改善するテープカッターを提供する。このテープカッターは、粘着テープを巻き出し可に、多重巻にした粘着テープリールと非粘着テープを巻き出し可に多重巻にした非粘着テープリールとを具備し、粘着テープリールから巻き出した粘着テープを切断する上部切断刃と、非粘着テープリールから巻き出した非粘着テープを切断する下部切断刃を備えたテープカッターにおいて、上記上部切断刃を上下動可に設け、上記上部切断刃上に巻き出した粘着テープの始端部に貼り付けし、この貼り付けした粘着テープを上部切断刃で押し切ると共に、非粘着テープを下部切断刃で押し切る構成を有する。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明に係るテープカッターの実施形態を、図1乃至図7に基づいて詳述する。テープホルダー(1)は、粘着テープ(2)を巻き出し可に多重巻きした粘着テープリール(3)と、非粘着テープ(4)を巻き出し可に多重巻きした非粘着テープリール(5)とを保有する。
上記テープホルダー(1)の前面上端付近に粘着テープリール(3)から巻き出した粘着テープ(2)を切断する上部切断刃(6)と、非粘着テープリール(5)から巻き出した非粘着テープを切断する下部切断刃(7)を設ける。この上部切断刃(6)と下部切断刃(7)は、上下に間隔を置いて配し、上部切断刃(6)は上下動可に設け、下部切断刃(7)は固定して設ける。
【0007】
上記、上部切断刃(6)の上下動ガイド手段の例示として、上部切断刃(6)を取り付けた刃台(8)の後端から下方へ向け延出するスライドアーム(9)を設け、このスライドアーム(9)が直線軌道で上下できるように同アーム(9)をガイド(10)にて挟接する。このガイド(10)はスライドアーム(9)の上下動に伴い回転するコロが好ましい。
【0008】
接着テープ(2)はスライドアーム(9)の後方のテープホルダー中央部に配置された粘着テープリール(3)から、上記スライドアーム(9)の上端を越えて上部切断刃(6)上に巻き出し、他方非粘着テープ(4)は、スライドアーム(9)の下方のテープホルダー前方下部コーナー部に配置された非粘着テープリール(5)から、スライドアーム(9)の後面に沿って立ち上がりつつ、スライドアーム(9)の上端部に設けた開口(11)を通し、その始端部(4a)を下部切断刃(7)上に巻き出す。
【0009】
上記スライドアーム(9)の後面、即ち非粘着テープ(4)の立ち上り部の前面と対向する後面には非粘着テープ(4)と係合するテープ送り爪(12)を突設する。他方非粘着テープ(4)には、図7に示すように長手方向に亘って間隔を置いて、短手方向のミシン目(7a)を設け、該ミシン目に上記テープ送り爪(12)が係合する。此の送り爪(12)に替るものとして、摩擦効果のあるものであれば良い。
【0010】
又上記非粘着テープ(4)の立ち上り部の後面と対向し、且つ該テープ立ち上り部に沿って延在するテープ規制板(13)を設ける。非粘着テープ(4)は、このテープ規制板(13)によって後倒れを抑止されつつ、同規制板(13)とスライドアーム(9)間を立ち上る。
【0011】
又上記テープ規制板(13)の前面には、上記テープ送り爪(12)の下方においてミシン目(7a)と係合するテープ下り止め爪(14)を突設する。従ってテープ規制板(13)はテープ下り止め手段を兼ねる。此のテープ下り止め爪(14)に替るものとして摩擦効果のあるものであれば良い。
【0012】
好ましくは、上記規制板(13)の上端を開口(11)の後方に達するまで延ばし、この上端を前方へ向け曲成し、この曲成部(13a)にて非粘着テープ(4)の始端部(4a)が下部切断刃(7)から浮き上り内方へ没入するのを防止し、同始端部(4a)が下部切断刃(7)上に向けられる姿勢を確保する。このテープ規制板(13)は板バネで形成するのが好ましい。
【0013】
以下動作に付説明し、構成をより明かにする。
図4に示すように粘着テープの始端を手指で摘み、必要な長さだけ巻き出す。次に図5− に示すように、上記巻き出した粘着テープを下方へ押し下げると、これに追随して上部切断刃(6)が下部切断刃(7)の直上に下降し、該下降により巻き出した粘着テープ(2)の終端部(2a)に非粘着テープ(4)の始端部(4a)を貼付する。この貼り付は粘着テープを斜めに押し下げて上部切断刃(6)を下降せしめ且押し切る動作によって自然に惹起される。而して図6に示すように粘着テープを斜めに押し下げると、上部切断刃(6)で同テープの終端部の後辺を押し切ると共に、非粘着テープ(4)の始端部の後辺を下部切断刃(7)で押し切る。
【0014】
この結果、図7に示すように粘着テープ(2)の終端部(2a)に非粘着片(4a′)が貼付され粘着テープ端部に非粘着性を付与したテープが適切に得られる。
【0015】
図5に示すように、上記上部切断刃(6)が下部切断刃(7)に対し上下に重畳状態に下降した時、刃台(8)が非粘着テープ(4)の始端部(4a)の後部をテープ受台(8)との間で挟接し、上記切断を適切に遂行せしめる。
【0016】
上記上下切断刃(6)(7)の各刃先は同一レベルに突設し、上部切断刃(6)が下降した時に、両切断刃(6)(7)を略重畳し、各刃先を一致せしめる配置になって、図7に示すように、非粘着片(4a′)の後辺と粘着テープ(2)の終端部(2a)の後辺とが略一致した貼り付け状態を形成できる。
【0017】
又は下部切断刃(7)の刃先が、上部切断刃(6)の刃先より僅かに後退した位置に配し、非粘着片(4a′)の後辺が粘着テープ(2)の端末から僅かに張り出すように切断することが出来る。
【0018】
上記切断が完了すると、スライドアーム(9)はこれを弾持するバネ(13)によって上昇して上部切断刃(6)が上昇すると同時に、テープ送り爪(12)が非粘着テープ(4)を上昇分だけ巻き出し、次の貼付作業に備える。
【0019】
又は図6に示すように、巻き出した粘着テープの終端部(2a)の後部(2b)を刃台(8)の後部上面に接着するようにし、次に粘着テープを巻き出さんとする時の引きはがし動作でスライドアーム(9)を引き上げて上記非粘着テープ(4)の始端部(4a)の巻き出しを行なわせ、送り爪(12)の摩擦力で上昇状態を保つ。
【0020】
又上記上部切断刃(6)を上昇位置にロックする手段を備える。このロック手段として、例えば図1に示すように、外部より進退操作できるロックピン(15)を設け、該ロックピン(15)を押し込んで後退せしめ、上昇スライドアーム(9)を係止せしめ、下降を阻止する。これにより上部切断刃(6)は上昇位置に固定され、粘着テープ(2)のみの切断に供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るテープカッターの一部欠載の本体斜視図である
【図2】テープカッターの一部欠載正面図である
【図3】図2におけるA−A断面図である
【図4】上記は一部断面において粘着テープにより、上部切断刃を下降した状態を示す断面図である。
【図5】図4の状態において粘着テープに非粘着テープを貼り合せた状態を示す断面図である。
【図6】非粘着テープを示す斜視図である
【図7】切り取った粘着テープの斜視図である
【符号の説明】
1: テープカッターホルダー
2: 粘着テープ
3: 粘着テープリール
4: 非粘着テープ
5: 非粘着テープリール
6: 上部切断刃
7: 下部切断刃
8: 刃台
9: スライドアーム
10: ガイド
11: 開口部
12: テープの送り爪
13: 規制板
14: テープ下り止め爪
15: ロックピン
Claims (4)
- 粘着テープを巻き出し可に多重巻にした粘着テープリールと非粘着テープを巻き出し可に多重巻にした非粘着テープリールとを具備し、粘着テープリールから巻き出した粘着テープを切断する上部切断刃と非粘着テープリールから巻き出した非粘着テープを切断する下部切断刃を備えたテープカッターにおいて、上記上部切断刃を上下動可に設け、上記上部切断刃上に巻き出した粘着テープの押下力により、同上部切断刃を下部切断刃の直上に下降せしめ、該下降により粘着テープ終端部を下部切断刃上に巻き出した非粘着テープの始端部に貼り付けし、この貼り付けした粘着テープを上部切断刃で押し切ると共に、非粘着テープを下部切断刃で押し切る構成を有することを特徴とするテープカッター。
- 上記上部切断刃の下降時に上記非粘着テープを下部切断刃の内側で挟持し、上記切断に供する構成を有する、請求項1記載のテープカッター。
- 上記上部切断刃の上昇時に、上記非粘着テープの始端部を下部切断刃上に巻き出す手段を備えることを特徴とする請求項1記載のテープカッター。
- 上記上部切断刃を上昇位置にロックする手段を備えることを特徴とする請求項1記載のテープカッター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003149943A JP2004323231A (ja) | 2003-04-21 | 2003-04-21 | テープカッター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003149943A JP2004323231A (ja) | 2003-04-21 | 2003-04-21 | テープカッター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004323231A true JP2004323231A (ja) | 2004-11-18 |
Family
ID=33508197
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003149943A Pending JP2004323231A (ja) | 2003-04-21 | 2003-04-21 | テープカッター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004323231A (ja) |
-
2003
- 2003-04-21 JP JP2003149943A patent/JP2004323231A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050621 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20051018 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |