JP3600984B2 - テープカッター - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、接着テープ用のテープカッターに関し、とくに切断後の接着テープ片の端部に紙テープ等の非接着テープ片を貼り合わせて非接着部分を形成し、貼着後のテープの剥離作業を簡便にするために使用されるテープカッターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、一般的なテープカッターは、テープ切断刃を設けたカッター本体に、ロール状の接着テープを装填する回転リールとから構成される。そして、従来のテープカッターは、ほとんどのものがテープ切断刃が上向きに露呈されているため、決して安全なものとは言い難い。また、このようなテープカッターを用いて切断された接着テープ片は、そのテープ片全面が接着対象物に貼着されるので、例えば、当初からテープを剥離することを目的とした包装体などに貼着する場合、一旦貼着したテープの剥離は甚だ困難である。このため、貼着後に剥離が予定されている場合、切断された接着テープ片の端部を若干接着面側に折り返して貼り合わせることにより予め非接着部分を形成して対象物への貼着を行う方法などが採られるが、この作業は接着面同士の貼り合せ作業となるので、接着テープ片が端部以外で貼着したり、指に付着してズレが生じ易く意外と困難を伴うものであった。そこで、例えば、特開2001−10762号公報に開示されているもののように、切断後の接着テープ片に、紙テープ片を貼り合わせて接着不能な剥離代を形成するようにされたテープカッターが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記公報所載のテープカッターは、接着テープと紙テープとを別々に引き出し、更に引き出した各々のテープを別々の切刃で切断する必要があるばかりでなく、剥離代となる紙テープの引き出し量を送りハンドルを用いて手作業で調節するという非常に手間のかかるものである。本発明は、上記のような従来技術の問題点に鑑み、安全性を向上することができると共に、切断後の接着テープに、剥離代となる非接着部分を簡便かつ迅速に形成することができるテープカッターを提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このため本発明は、接着テープを装填する第1の回転リールと、非接着テープを装填する第2の回転リールと、テープ切断刃とからなり、切断後の接着テープ片の端部に前記非接着テープ片を貼り合わせた状態で切断して非接着部分を形成するようにされたテープカッターであって、前記テープ切断刃を出没可能に被覆する安全カバーを設けると共に、該安全カバー内に前記テープ切断刃まで所望する非接着部分幅となるように紙テープを送り出す送出ローラーを備えた非接着テープ供給部並びにテープ案内板を設けると共に、該安全カバーに、送出される非接着テープ幅に応じた長さの異なる複数の案内窓口を設け、送出される非接着テープの横振れを防止することを第1の特徴とする。
【0005】
また、請求項1記載のテープカッターにおいて、非接着テープ供給部に、テープ切断刃の出没動に追随して非接着テープを送出するクラッチ機構を設けたことを第2の特徴とし、非接着テープ供給部に、非接着テープの送出を停止する非接着テープ送出解除機構を設けたことを第3特徴とする。
【0006】
さらに、請求項1又は請求項2又は請求項3記載のテープカッターにおいて、非接着テープ供給部に、第2の回転リールからテープ切断刃まで非接着テープを案内する案内部を設けたことを第4の特徴とする。
【0008】
ここで、紙テープ供給部としては、テープ切断用切刃の直前に、引き出された接着テープの接着面側に非接着テープを自動的に供給する非接着テープ送出ローラーを設けるのが良い。また、テープカッターの材料としては、使用済の文房具類等に使用された樹脂や金属をリサイクルすることが好ましい。すなわち、使用済の文房具類のほとんどはそのまま廃棄され有効に利用されていないということに加えて、テープカッターの胴体のように、適度な重量や剛性は必要とされるが、とくに素材の美醜は問われることのないものについては有効に再利用することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図面に示す実施例に基づいて説明する。
図1は本発明に係るテープカッターの一実施例を示す分解斜視図、図2は本発明に係るテープカッターを示す斜視図、図3、図4及び図5はテープカッターの使用状態を示す要部断面側面図、図6はピニオンギアとラックギアとの噛合を解除する解除機構の一実施例を示す要部断面図、図7は本発明に係るテープカッターの他の実施例を示す分解斜視図、図8はテープカッターの正面図、図9は図8のA−A線断面図、図10は非接着テープ送出機構の動作を示す要部説明図。
【0010】
【実施例1】
図1及び図2に示すように、本発明に係るテープカッター1は、ロール状の接着テープT及び非接着テープである紙テープPを収納する胴体1aとテープ切断刃4が固定される台座1bとからなり、胴体1aには、接着テープロールTを装填する第1の回転リール2が着脱自在に軸支収納されると共に、その前方下部に紙テープロールPを装填する第2の回転リール3が着脱自在に軸支収納されている。台座1aに取り付けられたテープ切断刃4は、その上方から底無箱型の安全カバー5でもって被覆されている。図中、3aは紙テープPを直上させるためのガイドローラーである。
【0011】
安全カバー5は、左右に分割可能な底無しの箱形に形成され、その前面上方にはテープ切断刃4が突出可能な斜傾した切断刃出没口5aが設けられ、その内部には、紙テープロールPが装填された第2の回転リール3からテープ切断刃4まで紙テープPを案内する案内溝6が形成されると共に、テープ切断刃4まで紙テープPを送り出すための紙テープ送出ローラー7が設けられ、紙テープ供給部Sが構成されている。紙テープ送出ローラー7は、安全カバー5の天井部内壁から垂下して設けられた軸支持片5bに支軸7aを介して回動自在に取付けられている。紙テープ送出ローラー7の上端は、安全カバー5の天井部において、安全カバー5の案内溝6に形成された切欠き6aから案内溝6内に突出し、紙テープPを紙テープ送出ローラー7と安全カバー5の内壁面との間に挟持するようにされている。また案内溝6には、その全体にわたってスリット6bが形成されており、案内された紙テープPの紙詰まり等が発生した場合に鉄ピン等を用いて排除できるようにされている。
【0012】
また、台座1bの左右両側面には、縦方向の長溝1cが形成され、この長溝5cに、安全カバー5の左右両内側面に突設された係止ピン5cを嵌合することにより、安全カバー5を台座1b上で上下にスライド可能に保持固定できるようにされている。さらに、台座1bの左右両側面に垂設された一対の突片1dと安全カバー5の天井部内壁面との間に2本のコイルバネ8が内装され、安全カバー5を常時上方に付勢する。そして、安全カバー5を押下スライドさせることにより、テープ切断刃4が切断刃出没口5aから突出露呈し、押圧力を解除すると、コイルバネ8の復元力でもって安全カバー5が自然に上動し、テープ切断刃4が安全カバー5内に没することになる。このため、通常はテープ切断刃4が安全カバー5内に隠蔽された状態となるので、安全性が向上する。
【0013】
紙テープ送出ローラー7の支軸7aには、その同軸上にピニオンギア9が固着され、台座1bに立設されたラックギア10と噛合するようにされている。そして、このピニオンギア9は、安全カバー5が下方にスライドする際には、これに追随してラックギア10と非噛合状態で下動し、送出ローラー7も非回動となるが、安全カバー5がコイルバネ8の復元力でもって上動する際に、ラックギア10と噛合して回動し(図中、反時計回り)紙テープ送出ローラー7を回動せしめ、紙テープPを送り出すことができるようにされている。すなわち、このピニオンギア9とラックギア10との係る構成によりテープ切断刃4の出没動に追随して紙テープPを送出するクラッチ機構Kが構成される。この場合、ラックギア10の回転ピッチを所望する紙テープPの送り出し量(非接着部分幅)となるように設定すると良い。尚、ラックギア10の材料としては柔軟且つ反発力のある金属製が望ましい。これはピニオンギア9が下動した際に、側方への偏移及び復帰が容易で且つ反復耐久性が要求されるからである。
【0014】
次ぎに、本発明に係るテープカッターの使用方法を説明する。図3に示すように、先ず、第1の回転リール2に接着テープロールTを、第2の回転リール3に紙テープロールPを装填する。次いで、紙テープPをガイドローラー3aを介して安全カバー5の案内溝6内に下方から挿入する。そして、紙テープPの先端が紙テープ送出ローラー7に突き当たるところまで挿入したら、安全カバー5を手指で数回上下動させる。すると、紙テープ送出ローラー7が回動して、紙テープPの先端を挟持してテープ切断刃4まで送り出す。これにより、紙テープ供給部Sに紙テープPがセットされることとなる。
【0015】
そして、図4に示すように、先ず、第1の回転リール2から接着テープTを所望する長さ分だけ引き出し、この接着テープTの引き出し部分でもって上方から安全カバー5を押し下げる。すると、テープ切断刃4の直上において接着テープTの接着面側に紙テープP1の先端が貼り合わされるので、この状態で安全カバー5を更に押し下げると、当該貼合部が更に前方に引き出され、テープ切断刃4にて接着テープTと紙テープPが同時に切断され、紙テープ片P1により非接着部分が形成された接着テープ片T1が得られる。すなわち、接着テープ片T1の後方端部に剥離のための手掛りとなる剥離代が形成される。この場合、紙テープを色紙にすれば、剥離代の顕示効果を高めることができる。また、紙テープに各種の文字や模様の印刷を施すことで、装飾性や広告宣伝効果を高めることができる。尚、剥離代が紙テープだと不充分な場合(例えば、水漏れの防止等)には樹脂製フィルムテープ等の非接着素材を使用することも勿論可能である。
【0016】
図5に示すように、接着テープ片T1が切断されると同時にコイルバネ8の復元力でもって安全カバー5が上動する。すると、この動作に追随してピニオンギア9がラックギア10と噛合しながら上動して回動し(図中、反時計回り)、紙テープ送出ローラー7が回動して紙テープPを繰り出し、次の貼り合わせ部分となる紙テープTが準備される。
【0017】
本発明テープカッターでは、ピニオンギアとラックギアとの噛合を解除する解除機構を設け、紙テープPの貼合又は非貼合を選択可能とし、必要に応じて非接着部分を形成できるようにすると良い。
【0018】
ピニオンギア9とラックギア10との噛合を解除する解除機構としては、例えば、図6に示すように、ピニオンギア9を支軸7aごとに左右に移動可能に取付け、ピニオンギア9とラックギア10とが噛合可能な位置で、支軸7aの一端に連結されたストッパー11の係止片11aを安全カバー5の側壁に係止させておく、この場合、支軸7a上にコイルバネ13を設け、常には噛合が解除する方向(ピニオンギア9とラックギア10とが離反する方向)に付勢しておくと良い。そして、噛合を解除する場合には、ストッパー11の係止片11aを安全カバー5の側壁に設けた凹所12に落とし込めば、コイルバネ13の復元力でもってピニオンギア9が支軸7aごと移動し(図中、左方向)ピニオンギア9とラックギア10との噛合が解除される。
【0019】
次に本発明に係るテープカッターの他の実施例について説明するが、便宜上、実施例1と同様の構成要素には同一の参照符号を付して説明する。
【0020】
【実施例2】
図7乃至図9に示すように、テープカッター1は、ロール状の接着テープT及び非接着テープである紙テープPを収納する胴体1aとテープ切断刃4が固定される台座1bとからなり、胴体1aには、接着テープロールTを装填する第1の回転リール2が着脱自在に軸支収納されると共に、その前方下部に紙テープロールPを装填する第2の回転リール3が着脱自在に軸支収納されている。台座1aに取り付けられたテープ切断刃4は、その上方から底無箱型の安全カバー5でもって被覆されている。ここで、胴体1aは、錘として機能する金属製のベース1eに一対の側板1fをビス止めして構成されている。尚、図中17はベース1eの底部に貼付された滑り止めシートである。
【0021】
安全カバー5は、函部5Aを側板5Bで閉蓋することで、台座1bに着脱可能な側板底無しの箱形に形成され、その前面上方にはテープ切断刃4が突出可能な斜傾した切断刃出没口5aが設けられ、函部5Aの背面板には、紙テープロールPが装填された第2の回転リール3からテープ切断刃4まで紙テープPを案内するための案内部としての紙送りガイド6若しくは、スリット(案内窓口)6c及び案内板6dが設けられている。また、テープ切断刃4まで紙テープPを送り出すための紙テープ送出ローラー7が設けられ、紙テープ供給部Sが構成されている。ここで、スリット(案内窓口)6cは、送出される非接着テープの横振れを防止するために使用する非接着テープ幅に応じた長さの異なる複数のスリット6cを設けると良い。また、安全カバー5は、その上面に、引き出された接着テープTを接着させて一端係止させるが、使い勝手を考慮すると、一部に良好に接着する部分(後方側)を設け、テープを摘み上げる前方側に弱く接着する部分を設けると良い。この弱着部分には、例えば、テフロン(登録商標)等の接着し難い部材を使用するのが望ましいが、部分的に違う素材を使用することが困難な場合、表面に梨地加工Rを施して接着性を弱くすれば良い。
【0022】
紙テープ送出ローラー7は、安全カバー5の天井部内壁上部に設けられた軸孔5bに支軸7aを介して回動自在に取付けられている。ここで、紙テープ送出ローラー7には一方向(図では反時計回り)のみに回転を許容するベアリング15が同軸上に取付けられており、一旦繰り出された紙テープPの逆送が防止できるようにされている。紙テープ送出ローラー7の上方には、安全カバー5の天井部において、安全カバー5に形成された切欠き6aに回動自在に軸支された押圧ローラー14が設けられ、紙テープ送出ローラー7との間に紙テープPを挟持するようにされている。
【0023】
この押圧ローラー14には、紙送り解除レバー16aがスイッチプレート16を介して連結されると共に、その円筒の一部を軸方向全体に渡って削除して、紙テープ送出ローラー7との間に紙テープPを非挟持状態とするための切欠き14aが設けられている。すなわち、紙送り解除レバー16aを前後に切り替え操作することにより、押圧ローラー14が紙テープPと接触又は非接触状態となる。すなわち、押圧ローラー14、紙送り解除レバー16a及びスイッチプレート16は、紙テープPの送出を停止する紙テープの送出解除機構Oとして機能する。
【0024】
また、台座1bの左右両側面には、係止ピン5cが突設され、この係止ピン5cに安全カバー5の左右両内側面に穿設された縦方向の長溝1cを嵌合することにより、安全カバー5を台座1b上で上下にスライド可能に保持固定できるようにされている。さらに、台座1bの左右両側面に設けられた一対のバネ保持孔1dと安全カバー5の内側に突出して設けられた一対の係止突起5cとの間に2本のコイルバネ8が内装され、安全カバー5を常時上方に付勢する。そして、安全カバー5を押下スライドさせることにより、テープ切断刃4が切断刃出没口5aから突出露呈し、押圧力を解除すると、コイルバネ8の復元力でもって安全カバー5が自然に上動し、テープ切断刃4が安全カバー5内に没することになる。尚、図中5dはテープ切断刃4の切れ味を良好にするために設けられたガイド板であるが、これも表面にテフロン(登録商標)等の接着し難い部材を使用して接着テープTが接着に難くしておくと良い。
【0025】
紙テープ送出ローラー7の支軸7aには、その同軸上にピニオンギア9が固着され、カラー9a及び9bを介して安全カバー5に支承される。台座1bに立設されたラックギア10と噛合するようにされている。そして、このピニオンギア9は、安全カバー5が下方にスライドする際には、これに追随してラックギア10と非噛合状態で下動し、送出ローラー7も非回動となるが、安全カバー5がコイルバネ8の復元力でもって上動する際に、ラックギア10と噛合して回動し(図中、反時計回り)紙テープ送出ローラー7を回動せしめ、紙テープPを送り出すことができるようにされている。すなわち、このピニオンギア9とラックギア10との係る構成によりテープ切断刃4の出没動に追随して紙テープPを送出するクラッチ機構Kが構成される。この場合、ラックギア10の回転ピッチを所望する紙テープPの送り出し量(非接着部分幅)となるように設定すると良い。
【0026】
尚、本発明は上記各実施例に限定されず、種々の応用変形例が可能である。例えば、紙テープ装填リールと紙テープ供給部とを組合わせたものを従来型のテープカッターに着脱自在に構成して汎用性を持たせるようにしても良い。また、非接着テープ送出量を任意に変更できる調整機構を設けたり、非接着テープ供給部をカセット式としたり、切断刃自体が上下動する方式のものでも良い。さらに、安全カバーに、紙詰まり等の不具合を解消するためのメンテナンス作業用の開閉部分を設けたり、回転リールを縦に分割して突き合せ嵌合式としてテープの装填を簡便にしたもの、さらにまた、テープカッター自体が軽量になっても机上等で滑り難くするために、底部に滑り止め加工を施したり、別途、滑り止め部材を取り付けるようにしても良い。
【0027】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成したので、テープカッターの安全性を向上することができると共に、切断後の接着テープに、剥離代となる非接着部分を簡便かつ迅速に形成することができるという優れた効果がある。とくに安全カバー内に、スリット(案内窓口)及び案内板を設けたので、送出される非接着テープの横振れを防止することができる。また、非接着テープ送出解除機構により、非接着テープの貼合又は非貼合を選択可能とし、必要に応じて非接着部分である剥離代を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るテープカッターを示す分解斜視図である。
【図2】本発明に係るテープカッターを示す斜視図である。
【図3】テープカッターの使用状態を示す(テープ切断直前の状態)を示す要部断面側面図である。
【図4】テープカッターの使用状態を示す(テープ切断直後の状態)を示す要部断面側面図である。
【図5】テープカッターの使用状態を示す(待機状態)を示す要部断面側面図である。
【図6】ピニオンギアとラックギアとの噛合を解除する解除機構の一実施例を示す要部断面図である。
【図7】本発明に係るテープカッターの他の実施例を示す分解斜視図である。
【図8】テープカッターの正面図である。
【図9】図8のA−A線断面図である。
【図10】非接着テープ送出機構の動作を示す要部説明図。
【符号の説明】
1 テープカッター
1a テープカッター胴体
1b 台座
1c 長溝
1d 突片(バネ保持孔)
1e 金属製ベース
1f 側板
2 第1の回転リール(接着テープロール)
3 第2の回転リール(紙テープロール)
3a ガイドローラー
4 テープ切断刃
5 安全カバー
5A 函部
5B 側板(蓋部)
5a 切断刃出没口
5b 軸支持片(軸孔)
5c 係止突起
5d 切断刃ガイド板
6 紙テープ案内溝(紙送りガイド)
6a 切欠き口
6b スリット
6c スリット(案内窓口)
7 紙テープ送出ローラー
7a 支軸
8 コイルバネ
9 ピニオンギア
9a カラー
9b カラー
10 ラックギア
11 ストッパー
11a係止片
12 凹所
13 コイルバネ
14 押圧ローラー
14a切欠き
15 ベアリング
16 スイッチプレート
16a解除レバー
17 滑り止めシート
T 接着テープ
P 紙テープ
S 紙テープ供給部
K クラッチ機構
O 紙テープ送出解除機構

Claims (4)

  1. 接着テープを装填する第1の回転リールと、非接着テープを装填する第2の回転リールと、テープ切断刃とからなり、切断後の接着テープ片の端部に前記非接着テープ片を貼り合わせた状態で切断して非接着部分を形成するようにされたテープカッターであって、前記テープ切断刃を出没可能に被覆する安全カバーを設けると共に、該安全カバー内に前記テープ切断刃まで所望する非接着部分幅となるように紙テープを送り出す送出ローラーを備えた非接着テープ供給部並びにテープ案内板を設けると共に、該安全カバーに、送出される非接着テープ幅に応じた長さの異なる複数の案内窓口を設け、送出される非接着テープの横振れを防止することを特徴とするテープカッター。
  2. 非接着テープ供給部に、テープ切断刃の出没動に追随して非接着テープを送出又は停止するクラッチ機構を設けたことを特徴とする請求項1記載のテープカッター。
  3. 非接着テープ供給部に、非接着テープの送出を停止する非接着テープ送出解除機構を設けたことを特徴とする請求項1記載のテープカッター。
  4. 非接着テープ供給部に、第2の回転リールからテープ切断刃まで非接着テープを案内する案内部を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3記載のテープカッター。
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