JP2004321024A - 押し寿司用ブロック体 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡便な方法で、押し寿司のネタのうまみを引き出せ、しかも、押している状態で切る事が出来るような構造を持つプラスチック製の押し寿司用ブロック体を提供すること。
【解決手段】本発明のブロック体を用いて実施した福井県地方でよく作られる「焼き鯖」の押し寿司では、焼き鯖のその香ばしい焼き上がりを引き出せた。消費者テストを実施し、本発明のブロック体を使用した焼き鯖押し寿司は、均等にカットできており見栄えもよく、また、美味しいとの評価が得られ、簡便でコストのかからないプラスチック製の押し寿司用ブロック体を提供できた。
【解決手段】本発明のブロック体を用いて実施した福井県地方でよく作られる「焼き鯖」の押し寿司では、焼き鯖のその香ばしい焼き上がりを引き出せた。消費者テストを実施し、本発明のブロック体を使用した焼き鯖押し寿司は、均等にカットできており見栄えもよく、また、美味しいとの評価が得られ、簡便でコストのかからないプラスチック製の押し寿司用ブロック体を提供できた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、押し寿司を作る時の押し型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、押し寿司を作る時には、一般的には押し型が使われてきた。しかし、寿司を押している状態で切る事は出来なかった。更に、寿司に合わせられるネタは魚類を加工したものが多いが、押している状態で使われているネタの余分な脂分を抜いて、ネタの生臭さを取り除き、ネタのうまみを引き出すことが出来なかった。
また、小規模な押し寿司加工業者では、特許文献1,2で提案されているような押し寿司の自動化装置を導入するほどのコストをかける事は出来ず、より簡便な方法が求められていた。
【0003】
【特許文献1】
特開平07−000129号公報
【特許文献2】
特開平07−155123号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、コストの負担が少ない簡便な方法で、押し寿司のネタのうまみを引き出せ、しかも、押している状態で切る事が出来るような構造を持つプラスチック製の押し寿司用ブロック体を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、押し寿司を作る時に用いるプラスチック製ブロック体であり、そのブロック体は本体(A)、押し蓋(B)、及び底蓋(C)の三つのパーツからなり、(A)と(C)にはスリットを設けることで、作られた押し寿司を切断することが出来るようにした構造を有することを特徴とする押し寿司用ブロック体、である。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1で押し寿司用ブロック体を説明する。
図1は押し寿司用ブロック体の三つのパーツの組み立てイメージ図であり、本体(A)の底部に底蓋(C)をセットし、まずそこへネタを入れ、次に寿司飯を入れ、押し蓋(B)で押して、押し寿司としての形を整える。
この時に(B)で押し付けられることで、入れたネタの余分な脂分が、(C)のスリット部から外に出ることで、ネタのうまみが引き出せることとなる。
その後、(B)を取り外し、スリット部を設けてある(A)及び(C)のスリット部に沿って包丁でカットしてゆく。プラスチック製であるために加工が容易であり、スリットは必要な間隔に入れることが出来るが、一般的には等間隔が良い。また、スリット部は(A)と(C)との位置が合うように設ける必要がある。
【0007】
【実施例】
一例として、福井県地方でよく作られる「焼き鯖」の押し寿司を、本発明のブロック体を使い作った。焼き鯖はその香ばしい焼き上がりを引き出すには、焼き鯖の余分な脂分を落とし、生臭さを取る必要があるが、従来の木製の押し寿司型と本発明のブロック体とで実施し、消費者テストを実施したところ、本発明のブロック体を使用した焼き鯖押し寿司は、均等にカットできており見栄えもよく、また、美味しいとの評価を得た。
【0008】
【発明の効果】
本発明のブロック体を用いて、見栄えよく均等なカットが出来、しかも、ネタの余分な脂分が(C)のスリット部から外に出ることで、ネタのうまみが引き出せることから、簡便でコストのかからないプラスチック製の押し寿司用ブロック体を提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】押し寿司用ブロック体の三つのパーツの組み立てイメージ図
【符号の説明】
(A):ブロック本体
(B):押し蓋
(C):底蓋
(D):スリット部
【発明の属する技術分野】
本発明は、押し寿司を作る時の押し型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、押し寿司を作る時には、一般的には押し型が使われてきた。しかし、寿司を押している状態で切る事は出来なかった。更に、寿司に合わせられるネタは魚類を加工したものが多いが、押している状態で使われているネタの余分な脂分を抜いて、ネタの生臭さを取り除き、ネタのうまみを引き出すことが出来なかった。
また、小規模な押し寿司加工業者では、特許文献1,2で提案されているような押し寿司の自動化装置を導入するほどのコストをかける事は出来ず、より簡便な方法が求められていた。
【0003】
【特許文献1】
特開平07−000129号公報
【特許文献2】
特開平07−155123号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、コストの負担が少ない簡便な方法で、押し寿司のネタのうまみを引き出せ、しかも、押している状態で切る事が出来るような構造を持つプラスチック製の押し寿司用ブロック体を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、押し寿司を作る時に用いるプラスチック製ブロック体であり、そのブロック体は本体(A)、押し蓋(B)、及び底蓋(C)の三つのパーツからなり、(A)と(C)にはスリットを設けることで、作られた押し寿司を切断することが出来るようにした構造を有することを特徴とする押し寿司用ブロック体、である。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1で押し寿司用ブロック体を説明する。
図1は押し寿司用ブロック体の三つのパーツの組み立てイメージ図であり、本体(A)の底部に底蓋(C)をセットし、まずそこへネタを入れ、次に寿司飯を入れ、押し蓋(B)で押して、押し寿司としての形を整える。
この時に(B)で押し付けられることで、入れたネタの余分な脂分が、(C)のスリット部から外に出ることで、ネタのうまみが引き出せることとなる。
その後、(B)を取り外し、スリット部を設けてある(A)及び(C)のスリット部に沿って包丁でカットしてゆく。プラスチック製であるために加工が容易であり、スリットは必要な間隔に入れることが出来るが、一般的には等間隔が良い。また、スリット部は(A)と(C)との位置が合うように設ける必要がある。
【0007】
【実施例】
一例として、福井県地方でよく作られる「焼き鯖」の押し寿司を、本発明のブロック体を使い作った。焼き鯖はその香ばしい焼き上がりを引き出すには、焼き鯖の余分な脂分を落とし、生臭さを取る必要があるが、従来の木製の押し寿司型と本発明のブロック体とで実施し、消費者テストを実施したところ、本発明のブロック体を使用した焼き鯖押し寿司は、均等にカットできており見栄えもよく、また、美味しいとの評価を得た。
【0008】
【発明の効果】
本発明のブロック体を用いて、見栄えよく均等なカットが出来、しかも、ネタの余分な脂分が(C)のスリット部から外に出ることで、ネタのうまみが引き出せることから、簡便でコストのかからないプラスチック製の押し寿司用ブロック体を提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】押し寿司用ブロック体の三つのパーツの組み立てイメージ図
【符号の説明】
(A):ブロック本体
(B):押し蓋
(C):底蓋
(D):スリット部
Claims (1)
- 押し寿司を作る時に用いるプラスチック製ブロック体であり、そのブロック体は本体(A)、押し蓋(B)、及び底蓋(C)の三つのパーツからなり、(A)と(C)にはスリットを設けることで、作られた押し寿司を切断することが出来るようにした構造を有することを特徴とする押し寿司用ブロック体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003116827A JP2004321024A (ja) | 2003-04-22 | 2003-04-22 | 押し寿司用ブロック体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003116827A JP2004321024A (ja) | 2003-04-22 | 2003-04-22 | 押し寿司用ブロック体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004321024A true JP2004321024A (ja) | 2004-11-18 |
Family
ID=33496922
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003116827A Pending JP2004321024A (ja) | 2003-04-22 | 2003-04-22 | 押し寿司用ブロック体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004321024A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101083428B1 (ko) | 2009-07-06 | 2011-11-14 | 강원에프앤비영농조합법인 | 곰취 또는 고춧잎 또는 취나물를 이용한 산채 블록 제조방법 |
JP2012090620A (ja) * | 2010-10-28 | 2012-05-17 | Fukumoto Michiko | 押し寿司成型器 |
-
2003
- 2003-04-22 JP JP2003116827A patent/JP2004321024A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101083428B1 (ko) | 2009-07-06 | 2011-11-14 | 강원에프앤비영농조합법인 | 곰취 또는 고춧잎 또는 취나물를 이용한 산채 블록 제조방법 |
JP2012090620A (ja) * | 2010-10-28 | 2012-05-17 | Fukumoto Michiko | 押し寿司成型器 |
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