JP2004320427A - システムラック - Google Patents
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Abstract
【解決手段】上下少なくとも2枚のラック棚1,2を有するラックの背面中央部分の上下2箇所で取り付け金具13,14を介してアーム15を取り付ける。このアーム15は上部が斜め前上方に屈曲され、その先端の前記ラックの前後方向ほぼ中間位置の上方に液晶表示装置取付部16を備え、この取付部16に液晶表示装置17を取り付ける。なお、前記液晶表示装置取付部16は、液晶表示装置17の背面に当接する当接板18からなり、この当接板18に所定間隔で取付用ビス孔19が形成されている。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、VTR、BSチューナ、DVD、オーディオ装置等のAV機器の収納部と、液晶表示装置やプラズマディスプレイテレビやELテレビ等の薄型表示装置の取り付け部を有するシステムラックに関する。
【0002】
【従来の技術】
VTR、BSチューナ、DVD、オーディオ装置等のAV機器はテレビやモニターなどの表示装置と接続して使われることが多く、表示装置の搭載部とAV機器の収納部を有した各種のシステムラックが市販されており、移動可能にキャスター付きのシステムラックも各種提案されている。
一方、液晶表示装置やPDPも、省電力化の流れや、大型化や高画質化の技術革新により、CRTテレビに替わる変わる勢いで台頭してきている。
薄型表示装置を搭載するラックとして特許文献1などが開示されている。
特許文献1においては、キャスター付きビデオ収納台と、安全ベルト付き椅子と、ビデオデッキ装置と、ビデオモニター取付杆と、取付杆の先端に設けられたビデオモニターと、左右一対のスピーカーとを備え、歯科治療中の親から幼児を離して座らせても、ビデオモニターを見て楽しく、安全に過ごすことができ、親、歯科医、スタッフの負担を少しでも軽減しようとする提案で、ビデオモニター取付杆はラックテーブル上に固定され、上下左右方向へ調整自在に設けられている。
【0003】
また、ラック上にカメラ取付け用アームを設けたテレビ会議用のシステムラックとして特許文献2が開示されている。
特許文献2においては、ラックのモニタテレビを搭載する上面には高さ調整機構が設けられている。ラックの後縁にはアームの基部が取り付けられ、その先端部にはカメラを収容したカメラボックスが取り付けられている。最初、レバーを緩めテレビカメラの高さ位置を調整した後、レバーを締めつけることによりカメラ位置を被写体の視線位置に調整する。ラックに搭載したモニタテレビの上面とカメラボックスの底面の間にスペースがある場合には高さ調整機構を駆動させてモニタテレビの上面をカメラボックスに接触する位置まで上昇させ停止する。これによりモニタテレビとカメラの間の視差は少なくなり、被写体の水平の視線付近に容易にカメラおよびモニタテレビの位置を調整できるというもので、種々の大きさのモニタテレビに対して被写体(人)の視線位置を変えることなく対応でき、多くのユーザーの視線位置にも対応できるカメラ・ラック装置の提案である。
【0004】
【特許文献1】
実用新案登録第3070371号公報
【特許文献2】
特開平07−23361号公報
【特許文献3】
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した特許文献1、2のアーム取付け構造では、重量のある大型の薄型表示装置を固定した場合に安定して保持することが不可能である。そのため近年需要が増大している大型の薄型表示装置を安定して支持することができる強固な取付構造を有するシステムラックの出現が望まれていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこで上記課題を解決するために、本発明は、ラックの背面から斜め前上方にアームを配設しその先端に薄型表示装置を取付けるようにして、大型の薄型表示装置を安定して支持することを可能にした。詳しくは、本発明は、上下少なくとも2枚のラック棚を有するラックと、このラックの背面中央部分のラック棚に固定されて上部が斜め前上方に屈曲されたアームと、このアームの先端であって前記ラックの前後方向ほぼ中間位置の上方に形成された薄型表示装置取付部とを備えるようにした。なお、前記薄型表示装置取付部は、薄型表示装置の背面に当接する当接板と、この当接板に所定間隔で配設された複数の取付用ビス孔とにより構成する。さらに、最下段のラック棚四隅の下面にそれぞれキャスタを取り付けるようにする。また、前記アームは2本のパイプ材を板材で接続した構造とすることも可能である。また、最上段のラック棚上にガラス板を載置するとともに、最上段のラック棚と取り付けられた薄型表示装置の下端との間にAV機器を載置できる空間を確保することが好ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図に基づいて本発明の実施形態を液晶表示装置の応用例として説明する。尚、本発明はプラズマディスプレイテレビやELテレビ等の薄型表示装置においても適用可能な技術であり、液晶表示装置に限定されるものではない。図1は本発明に係るシステムラックに液晶表示装置を取り付けた状態の左側面図、図2は同じくその背面図、図3は図2から液晶表示装置を除去した状態の平面図、図4は図3のA−A線断面図、図5は分解斜視図である。これらの図において、1は下のラック棚、2は上のラック棚であり、これら板金からなるラック棚1,2は4本の支柱3〜6と四角形の枠7により支持され、支柱3〜6の下端にキャスタ8〜11が取り付けられてシステムラックを構成している。上のラック棚2の上面には、美観を良くするためガラス板12が載置されている。ラック棚1,2の背面中央部分に断面コ字形の取り付け金具13,14を介して、アーム15がビスにより固定されている。
【0008】
アーム15の上部はくの字に屈曲されて斜め前上方に突出し、その先端に、液晶表示装置取付部16が形成されて、液晶表示装置17が取り付けられる。液晶表示装置取付部16は液晶表示装置17の背面に当接する当接板18により構成され、さらにこの当接板18に液晶表示装置17の取り付けビスのピッチで複数の取付用ビス孔19が配設されている。液晶表示装置取付部16の位置は、システムラックの左右方向の中央であるとともに、前後方向の中間位置よりもやや後ろの上方とし、液晶表示装置取付部16に取り付けられた液晶表示装置17の重心がシステムラックの前後方向の中間に位置するようにして、最も転倒しにくい安定した位置で液晶表示装置17を支持するようにしている。
なお、図1乃至図3における液晶表示装置17の具体的な寸法例を述べると、幅1184mm×高さ288.5mm×奥行き87.5mmで重量20Kgである。同様にシステムラックの寸法は、幅970mm×高さ435mm×奥行き485mm(キャスタ込み)である。
【0009】
また、液晶表示装置17の支持高さは、図1に示されるように、上のラック棚2上のガラス板12の上に仮想線で示したAV機器20を載置できる充分な高さとしている。アーム15の断面形状は、図4に示されるように、2本のパイプ材を板材で接続した構造として、具体的にはアルミの引き抜き成形により製造した後、くの字形に屈曲して使用する。アーム15の下方でラック棚1の背面には、板金からなるバスケット21が吊り下げられて、電源コード、アンテナ線等が収納される。このようなラックにおいては、機器の転倒に対する安全規準が設けられており、例えば電気用品取締り規格における機器の転倒角度は10度と設定されている。本実施形態では、前記システムラックと液晶表示装置17の寸法関係において、システムラック幅と液晶表示装置17幅の中心線を略一致させ、システムラック奥行き中心線上に液晶表示装置17の重心位置を略一致させ、液晶表示装置17の中央部が床面より880mmになるようにアーム15を設けることにより、機器の転倒角度を15度に維持するようにしている。なお、上述の実施形態では、上下2段のラック棚によりシステムラックを構成したが、3段以上のラック棚により構成することも可能である。さらには、下のラック棚1についてもガラス板を載置することが可能である。
【0010】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、ラックの背面中央部に上部が斜め前上方に屈曲したアームを取り付け、その先端のラック中央部分の上方に薄型表示装置を取り付ける構造としたため、大型で重量のある薄型表示装置についても安定して支持することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に液晶表示装置を取り付けた状態の左側面図である。
【図2】図1の背面図である。
【図3】図2から液晶表示装置を除去した状態の平面図である。
【図4】図3のA−A線断面図である。
【図5】本発明の実施形態の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 下のラック棚
2 上のラック棚
3〜6 支柱
7 枠
8〜11 キャスタ
12 ガラス板
13,14 取り付け金具
15 アーム
16 液晶表示装置取付部
17 液晶表示装置
18 当接板
19 取付用ビス孔
20 AV機器
21 バスケット
Claims (7)
- ラックの背面から斜め前上方にアームを配設しその先端を薄型表示装置の取付部としたことを特徴とするシステムラック。
- 上下少なくとも2枚のラック棚を有するラックと、
このラックの背面中央部分のラック棚に固定されて上部が斜め前上方に屈曲されたアームと、
このアームの先端であって前記ラックの前後方向ほぼ中間位置の上方に形成された薄型表示装置取付部と、を備えたことを特徴とするシステムラック。 - 請求項1または2に記載のシステムラックにおいて、
前記薄型表示装置取付部は、薄型表示装置の背面に当接する当接板と、この当接板に所定間隔で配設された複数の取付用ビス孔とにより構成したことを特徴とするシステムラック。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載のシステムラックにおいて、
最下段のラック棚四隅の下面にそれぞれキャスタを取り付けたことを特徴とするシステムラック。 - 請求項1乃至4のいずれかに記載のシステムラックにおいて、
前記アームは2本のパイプ材を板材で接続した構造としたことを特徴とするシステムラック。 - 請求項1乃至5のいずれかに記載のシステムラックにおいて、
最上段のラック棚上にガラス板を載置したことを特徴とするシステムラック。 - 請求項1乃至6のいずれかに記載のシステムラックにおいて、
最上段のラック棚と取り付けられた薄型表示装置の下端との間にAV機器を載置できる空間を確保するようにしたことを特徴とするシステムラック。
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WO2008075583A1 (ja) * | 2006-12-21 | 2008-06-26 | Panasonic Corporation | コード収納部材とその製造方法 |
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