JP2004316952A - 住宅設備機器用リモコンシステム - Google Patents

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JP2004316952A
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純 中村
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Abstract

【課題】インターホン機能のマイク優先権の設定を判断する時、筐体接触によっても音が発生してしまう。
【解決手段】給湯機等の住宅設備機器と該機器を遠隔操作するための複数のリモコン間で相互にデータ送受信を行うための送受信装置を有し、前記複数のリモコン間の通信方式としてデジタル変調を利用した通信を行い、前記複数のリモコン間で音声データも送受信できるよう構成されかつ夫々のリモコンにマイクとスピーカーを備えていわゆるインターホン機能とを有している住宅設備機器用リモコンシステムにおいて、前記リモコンは自分自身への接触を検出する歪センサーを有するとともに、前記マイクの入力の大きさと前記歪センサーの出力に応じて、前記リモコンでの前記インターホン機能の話者側を決定することを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、浴室や台所等に給湯を行う給湯機を始めとする各種住宅設備機器を遠隔操作・制御するために使用されるリモコン通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、一般家庭において、浴室や台所などに給湯を行う給湯機を遠隔操作するために、浴室内や台所の壁面などにリモコンが設置され、該リモコンでのキー操作により、給湯機の始動・停止、湯温や湯量の設定などが行えるような給湯システムが普及している。図1は、こうした給湯システムの配置の一例を示す概略図である。この例では、屋外にガス燃焼式の給湯機(熱源)1が設置され、屋内の浴室5及び台所6に浴室リモコン2及び台所リモコン3がそれぞれ設置されている。給湯機1、浴室リモコン2及び台所リモコン3は居宅の壁面内や屋根裏等に配設された通信線4に接続されており、浴室リモコン2及び台所リモコン3のいずれからも給湯機1の運転に関する操作が可能となっている。なお、給湯機1がガス燃焼式でなく電気式である場合には通常屋内に設置されるが、その場合でも、通信線4を介してリモコン2、3と接続される点は同様である。
最近、入浴者の安全を台所から確認する等の目的で、浴室リモコン2の操作者(入浴者)P1と台所リモコン3の操作者P2との間で通話が可能であるような、いわゆるインターホン機能を有する給湯システムが提案されている。こうしたシステムでは、制御データを送受するために利用される通信線4を介して音声情報も送受できるようにすることが望ましい。更に、操作しなくても話者が切り替わるいわゆるハンズフリーのシステムも提案されている。(例えば、特許文献1参照。)
【0003】
【特許文献1】
特開2002−354138公報(第2頁)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のようにインターホン機能でハンズフリーを実現するためには、入力された音声の音量が予め設定された閾値を超えたかどうかの判断が必要になる。しかしながらリモコンの筐体に意図せず触れてしまうとその接触による振動が音になって伝わってしまうこともあるため、操作者の意図とは別にインターホン機能でいうところの話者となってしまい非常に使いづらいものとなってしまう。
【0005】
【課題を解決するための手段及びその作用・効果】
本発明はこのような課題を解決するために成されたものであり、第一の発明は、給湯機等の住宅設備機器と該機器を遠隔操作するための複数のリモコン間で相互にデータ送受信を行うための送受信装置を有し、前記複数のリモコン間の通信方式としてデジタル変調を利用した通信を行い、前記複数のリモコン間で音声データも送受信できるよう構成されかつ夫々のリモコンにマイクとスピーカーを備えていわゆるインターホン機能とを有している住宅設備機器用リモコンシステムにおいて、前記リモコンは自分自身への接触を検出する歪センサーを有するとともに、前記マイクの入力の大きさと前記歪センサーの出力に応じて、前記リモコンでの前記インターホン機能の話者側を決定することを特徴とする。
これにより、入力された音声の音量が予め設定された閾値を超えたかどうかとリモコンの筐体に意図せず触れたその接触による振動が音との判断により、インターホン機能でいうところの話者機能を切替えるので、意図せずリモコンに触れてしまったその接触による不要な話者切替えを無くすことができる。
【0006】
第二の発明は、請求項1記載の住宅設備機器用リモコンシステムにおいて、前記歪センサーは前記リモコンの操作部は操作有無の判別を行うセンサーと共用にすることを特徴とする。
これにより、操作部の歪センサーを兼用することで、インターホン機能使用中の操作部の操作と通常の操作とで判断を異ならせることで使い勝手が向上し、部品の追加も必要ない。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面により詳細に説明する。
図1は、本実施例を適用する給湯システムを表す。この給湯システムでは、従来通り、浴室リモコン2及び台所リモコン3からキー操作を行うと、その操作に応じた制御データが通信線4を介して給湯機1へと伝送され、給湯機1の動作が制御されるようになっている。また、それ以外に、浴室リモコン2と台所リモコン3との間で通話が行えるようになっている。浴室リモコン2及び台所リモコン3は基本的には同一の構成を有している。
【0008】
図2はこのリモコンの電気系の機能的構成を示すブロック図である。制御の中心には、CPU101、タイマ102、ROM103、RAM104等を含む中央制御部10が据えられ、中央制御部10には通信処理部11、操作部12、表示制御部13、音声入出力制御部15等が接続されている。 通信処理部11は、機能的に搬送波信号生成部111、分離・混合部112、変復調部113等を備える。搬送波信号生成部111はASK変調に必要な250kHzと1MHzの2つの搬送波信号を生成する。
【0009】
図3に示したように、250kHzの搬送波は制御データのASKに、1MHzの搬送波は音声データのASKに利用される。変復調部113は変調部と復調部とから成り、変調部では中央制御部10から与えられるデジタル信号に応じて2つの搬送波信号をそれぞれ振幅変調する。一方、復調部では分離・混合部112から与えられる2系統のASK信号を検波して、元のデジタル信号列を取り出して中央制御部10へと送る。分離・混合部112は、送信時には2系統のASK信号を重畳して通信線4へと送出し、受信時には、重畳されている2系統のASK信号を周波数帯域で分離して変復調部113へと与える。操作部12は給湯機1の動作制御のための各種操作キーを含み、これらの操作キーが操作される度に、操作内容に応じた信号を中央制御部10へ送る。表示制御部13は中央制御部10の指示に従って、LEDやLCDから成る表示器14を用いて視覚的に情報を表示する。また、音声入出力制御部15は、マイク17から入力された音声信号を適宜に増幅した後にデジタル信号に変換して中央制御部10へと送る一方、スピーカ16を用いて他のリモコンから送られて来た音声やブザー音等を出力する。中央制御部10は、操作部12からの操作指示信号や、通信処理部11を通じて給湯機1から送られて来る各種信号及び他のリモコンから送られて来る音声信号を所定の方法で処理し、その処理結果に応じて表示制御部13や音声入出力制御部15へ情報表示や音声出力に関する信号を送ったり、通信処理部11を通じて給湯機1へ制御信号を送ったり、同じく通信処理部11を通じて他のリモコンへ音声信号を送ったりする。なお、中央制御部10やその周囲の回路の一部は、マイクロコンピュータを中心に具現化することができ、該マイクロコンピュータが内蔵する又は外付けのROMに格納した制御プログラムを実行することにより、各種の制御を遂行することができる。本実施例の給湯システムでは、台所リモコン3と浴室リモコン2との間で行われる通話のための通信路を確立すべく実行される各リモコン2、3での動作に特徴を有する。
【0010】
以下、この点について、上記中央制御部10による制御の下でのリモコン2、3の動作を中心に説明する。リモコン2、3間での通話の際には、いずれにも優先権が設定されないか、或いは一方に優先権が設定される。この優先権が設定されているか否かの判断条件として、通信処理部11の中の変復調部113においてインターホンに用いられる音声データが一定時間以上受信されておらず、かつマイク17からの音声入力が定められた閾値を一定時間以上持続された場合に、操作部12に備えた歪みセンサーからの出力結果が非接触であるという条件でのみ通話の優先権が設定される。
【0011】
上記処理を図4のフローチャートに示す。フローチャートに従って処理を説明する。まず操作部12によってインターホン機能を選択される(S10)とリモコン自身音声データが受信されていないことを確認する。(S11)受信されていなければタイマ1で一定時間継続しているかどうか計測する。ここでは例えば10msec間(S12)。もし継続しておればマイクからの入力が規定の閾値以上であるかどうか調べる(S13)。もし閾値以上あればタイマ2で一定時間継続しているかどうか計測する。ここでは例えば20msec(S14)。もし継続していると有効な音声入力と判断して歪みセンサからの出力の有無を検査する(S15)。ここで歪みセンサからの出力がなければ、即ちリモコンケースが外的な接触による歪みがなければ音声のみがマイクに入力されていると判断し、マイクの優先権を設定する。また、S11のところで音声受信データが有った場合は第二のリモコンがマイクの優先権を設定していると判断し各タイマ1,2の値をリセットする。(S18,S19)またS11、S12、S13,S14において条件を満たさない時もマイクの優先権を設定するには不十分と判断して各タイマ1,2の値をリセットする。ここで上記S11からS14までの条件を満たしていても歪みセンサによる出力があった場合はマイクからの音声はリモコンケースに接触して発生した音と判断し、マイクの優先権を設定するには不十分として各タイマ1、2の値をリセットする(S16)。このようにマイクの優先権設定処理を行う上記処理によれば例えば浴室内でインターホン機能を使用中に会話が途切れている状況で不意に同室の子供などが触れた場合でも優先権が切り替わらず利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用対象である住宅設備機器システムの一例である給湯システムの概略構成を示す図。
【図2】本実施例の給湯システムにおけるリモコンの電気系の機能的構成を示すブロック図。
【図3】住宅設備機器システムにおける搬送波信号の周波数特性を示す図。
【図4】本実施例のリモコンにおけるインターホン機能のマイク優先権設定処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…給湯機
10…中央制御部
101…CPU
102…タイマ
103…ROM
104…RAM
11…通信処理部
111…搬送波信号生成部
112…分離・混合部
113…変復調部
12…操作部
13…表示制御部
14…表示器
15…音声入出力制御部
16…スピーカ
17…マイク
2…浴室リモコン
3…台所リモコン
4…通信線

Claims (2)

  1. 給湯機等の住宅設備機器と該機器を遠隔操作するための複数のリモコン間で相互にデータ送受信を行うための送受信装置を有し、前記複数のリモコン間の通信方式としてデジタル変調を利用した通信を行い、前記複数のリモコン間で音声データも送受信できるよう構成されかつ夫々のリモコンにマイクとスピーカーを備えていわゆるインターホン機能とを有している住宅設備機器用リモコンシステムにおいて、前記リモコンは自分自身への接触を検出する歪センサーを有するとともに、前記マイクの入力の大きさと前記歪センサーの出力に応じて、前記リモコンでの前記インターホン機能の話者側を決定することを特徴とする住宅設備機器用リモコンシステム。
  2. 請求項1記載の住宅設備機器用リモコンシステムにおいて、前記歪センサーは前記リモコンの操作部は操作有無の判別を行うセンサーと共用にすることを特徴とする住宅設備機器用リモコンシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006135171A3 (en) * 2005-06-15 2009-05-07 Lg Electronics Inc Dehumidifier
JP2017005643A (ja) * 2015-06-16 2017-01-05 三菱電機株式会社 通信システム、通信装置、及び、通信方法

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