JP2004314171A - 重ね合わせ板材の液圧成形装置と液圧成形方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 型締め時に生じする板材の弾性変形の戻りを利用して板材と金型との間のシール性を高め、液漏れを防止し、成形品の再現性や寸法安定性などの品質向上を図り、生産性の高い重ね合わせ板材の液圧成形装置と液圧成形方法を提供する。
【解決手段】 少なくとも2枚の板材11,12を重ね合せて一対の金型20,21間に挟み込むと共に型締めし、板材11,12の液圧注入部14から板材11,12間に成形媒体を注入手段60により注入し、板材11,12を金型20,21のキャビティ22,23に合致する形状に成形する場合、金型20,21の液圧注入部14近傍に板材を成形空間側に押圧する突出部71を形成するかあるいは凹部80を形成し、前記型締め時に少なくとも1枚の板材11,12と金型20,21とを相互に密着させ、シール性を高め、生産性を高めたことを特徴とする。
【選択図】図4
【解決手段】 少なくとも2枚の板材11,12を重ね合せて一対の金型20,21間に挟み込むと共に型締めし、板材11,12の液圧注入部14から板材11,12間に成形媒体を注入手段60により注入し、板材11,12を金型20,21のキャビティ22,23に合致する形状に成形する場合、金型20,21の液圧注入部14近傍に板材を成形空間側に押圧する突出部71を形成するかあるいは凹部80を形成し、前記型締め時に少なくとも1枚の板材11,12と金型20,21とを相互に密着させ、シール性を高め、生産性を高めたことを特徴とする。
【選択図】図4
Description
本発明は、液圧により重ね合せた板材を金型のキャビティに合致する形状に成形する、重ね合わせ板材の液圧成形装置と液圧成形方法に関する。
従来の液圧成形装置においては、縁部が接合された2枚の金属板材に、予め注入口を形成し、この注入口から高圧の成形媒体を注入することにより膨出変形させ、複雑な形状の成形品を得ている(例えば、下記特許文献1及び2参照)。
特開2002−96116号公報(段落番号[0007],[0051]、図3(A),図5(C)参照)
特開平9−168827号公報(段落番号[0005],[0015]、図2,図6参照) このような従来の液圧成形装置で高圧の成形媒体を注入する場合には、液漏れを防止するため、前記特許文献1では、金型ノズルを注入口に挿入する場合、注入口を金型ノズルでしごき加工し、注入口の内周面を金型ノズルの外周面に圧接し、注入口の内周面と金型ノズルの外周面との間に隙間が生じないようにしている。しかし、注入口を金型ノズルでしごき加工すると、液漏れを防止する点からは良好な結果が得られても、ある程度の挿入長を要するため、生産性が低下する虞がある。
前記特許文献2では、金型間に注入口を有するプレートを設けるか、あるいは両ブランク材間に供給口部材を設け、このプレートあるいはこれらブランク材及び供給口部材を金型で挟圧し、液漏れを防いでいる。しかし、プレートあるいは供給口部材等を金型で挟圧するのみでは、液漏れを確実に防止することは難しい。
本発明は、上記従来技術に伴う課題を解決するためになされたものであり、型締め時に生じる板材の弾性変形の戻りあるいは液圧を利用して板材と金型との間のシール性を高め、液漏れを防止し、成形品の再現性や寸法安定性などの品質向上を図り、生産性の高い、重ね合わせ板材の液圧成形装置と液圧成形方法を提供することを目的とする。
かかる目的を達成する第1の発明は、少なくとも2枚の板材を重ね合せて挟み込み型締めする金型と、液圧注入部から板材間に成形媒体を注入する注入手段とを有し、前記成形媒体により前記板材を金型のキャビティに合致する形状に成形する液圧成形装置において、前記金型の前記液圧注入部近傍に、型締め時に少なくとも1枚の板材と金型とが相互に密着するよう、前記板材を成形空間側に押圧する突出部を形成したことを特徴とする重ね合わせ板材の液圧成形装置である。
第2の発明は、少なくとも2枚の板材を重ね合せて金型間に挟み込むと共に型締めし、前記板材の液圧注入部から前記板材間に成形媒体を注入手段により注入し、前記板材を金型のキャビティに合致する形状に成形する液圧成形方法において、前記金型の前記液圧注入部近傍に前記板材を成形空間側に押圧する突出部を形成し、前記型締め時に少なくとも1枚の板材と金型とを相互に密着させたことを特徴とする重ね合わせ板材の液圧成形方法である。
第3の発明は、少なくとも2枚の板材を重ね合せて挟み込み型締めする金型と、液圧注入部から板材間に成形媒体を注入する注入手段とを有し、前記成形媒体により前記板材を金型のキャビティに合致する形状に成形する液圧成形装置において、前記金型の前記液圧注入部近傍に凹部を形成し、前記成形媒体により他の板材より分離された少なくとも1枚の板材が前記凹部内に向って変位し当該凹部の内面と密着するようにしたことを特徴とする重ね合わせ板材の液圧成形装置である。
第4の発明は、少なくとも2枚の板材を重ね合せて金型間に挟み込むと共に型締めし、前記板材の液圧注入部から前記板材間に成形媒体を注入手段により注入し、前記板材を金型のキャビティに合致する形状に成形する液圧成形方法において、前記成形媒体により他の板材より分離された少なくとも1枚の板材が、前記金型に形成された凹部内に向って変位し当該凹部の内面と密着させることを特徴とする重ね合わせ板材の液圧成形方法である。
第1および第2の発明によれば、金型の液圧注入部を挟持する部分に突出部を形成したため、型締め時に突出部で弾性変形した板材のスプリングバックにより金型と板材とを金型内で密着させることができ、しごき加工や強圧しなくても、確実に液漏れの発生を防止できる。また、型締め時にシール性が発揮されるので、生産性の面でも有利となる。
第3および第4の発明によれば、成形媒体により他の板材より分離された少なくとも1枚の板材が、金型の液圧注入部近傍に形成した凹部を利用して変位し、当該凹部の内面と密着するようにしたため、凹部の内面に当接した板材が液圧により凹部の内面を押圧し、板材を金型に大きな受圧面積で密着させることができ、しごき加工や強圧しなくても、確実に液漏れの発生を防止できる。また、板材の形状によっては、型締め時にスプリングバックにより金型と板材とを金型内で密着させることができ、強力なシール性が発揮され、生産性の面でも有利となる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。
<第1の実施形態>
図1は本発明の第1の実施形態に係る成形品を示す斜視図、図2は同成形品の予備成形体を示す斜視図、図3は同実施形態で使用される液圧成形装置を示す構成図、図4は図3の要部拡大断面図である。
<第1の実施形態>
図1は本発明の第1の実施形態に係る成形品を示す斜視図、図2は同成形品の予備成形体を示す斜視図、図3は同実施形態で使用される液圧成形装置を示す構成図、図4は図3の要部拡大断面図である。
本実施形態は、例えば、自動車構造部材を成形する装置であり、図2に示す予備成形体10を図3に示す液圧成形装置により成形し、図1に示す最終成形品1を成形するものである。
前記予備成形体10は、図2に示すように、重ね合わせた2枚の板材11,12の外周を、例えば、レーザー溶接、アーク溶接あるいは接着剤等により全周接合して気密性のある接合部13とし、板材12の一端部位に通孔である液圧注入部14を形成したものである。
この予備成形体10を成形する液圧成形装置は、図3,4に示すように、上下一対の金型20,21と、圧力発生装置30,40と、これら圧力発生装置30,40に接続され、内部に成形媒体が流れる液圧回路50と、この液圧回路50と連結され予備成形体10内に成形媒体を注入する注入手段60と、制御装置Cとを有している。
さらに詳述する。前記金型20,21は、相互に近接離間可能にボルスタ(図示せず)により支持され、内部には最終成形品1の外形形状に対応する形状のキャビティ22,23が形成されている。
金型20,21は、予備成形体10を挟み込んで型締めする上型と下型であるが、これら金型20,21は、キャビティ22,23の側端に、予備成形体10に形成された液圧注入部14から成形媒体を注入する注入手段60を有している。
注入手段60は、下型21に形成された凹部内に埋設され、下型21の表面から突出されたノズル部61により構成され、このノズル部61には、外部から供給された成形媒体が流通し、吐出口61aから流出するように流路62が形成されている。
ノズル部61は、図3に示すように、予備成形体10の1枚の板材に孔明けされた液圧注入部14に嵌合する位置に形成され、型締め時に下型21の表面から成形空間側に頂部のドーム状部分が突出される。つまり、ノズル部61は、型締め時に、予備成形体10の液圧注入部14に入り込み、流路62からの成形媒体を予備成形体10内に注入可能となる。なお、流路62は、下型21からノズル部61内を挿通するように形成されている。
一方、上型20は、ドーム状に突出されたノズル部61の先端部分に対応する形状と位置に凹部24が形成され、この凹部24と連通するように凹溝25が形成されている。この凹溝25は、予備成形体10内に成形媒体を供給したとき、成形媒体が流通する液圧路26を生じさせるためのものである。
図5は下型の要部平面図、図6は図5の6−6線に沿う断面図、図7は本実施形態のシール状態を示す説明図である。
特に、本実施形態では、図4に示すように、上型20と下型21が予備成形体10を挟持する部分に、成形媒体注入時の液漏れを防止する液漏れ防止手段70が施されている。
この液漏れ防止手段70は、図5,6に示すように、下型21に形成された突出部71により形成されている。この突出部71では、型締め時に下型21により加圧された予備成形体10の下方の板材12が、図7に一点鎖線で示すように、弾性変形し、この板材12自体のスプリングバックにより板材12と突出部71が接点Aで接触する。そして、液圧が注入されると、図7に実線で示すように、先端部分が液圧により押圧され、突出部71の上面に押圧されることになる。この結果、液圧成形時の初期段階では、接点Aでの板材12と突出部71の接触によりシール性を高めることができ、また、液圧が次第に高くなると、ノズル部61近傍の板材12が液圧に加圧され突出部71に密着し、ノズル部61近傍が密着閉鎖され、シール性を高めることができる。このシール性は、板材12と突出部71の密着性によるため、液圧が高圧になればなるほど高まることになる。
したがって、この突出部71は、ノズル部61を取り囲む位置、つまり、図5に示すように、下型21に形成されたノズル部61の基部周辺に形成することが好ましい。成形媒体は、ノズル部61から吐出され、予備成形体10内に入り、一対の板材11,12を膨出させるが、この一対の板材11,12が膨出するにつれて、吐出された成形媒体が予備成形体10内(図7の空間部64)を経てノズル部61先端の吐出口61aの反対側等にも移動し、ここで漏れが生じる虞がある。しかし、突出部71をノズル部61の基部周辺に形成すれば、成形媒体の漏れを確実に防止できる。
しかも、本実施形態の突出部71は、図6,7に示すように、前記板材12と突出部71の接触が、確実に行なわれるように所定の曲率半径Rを有する円弧面としているので、板材12がスプリングバックにより突出部71に密着、厳密には線接触することになり、より一層漏れ部分が生じにくくなる。
この円弧面の曲率半径Rとしては、板材12と突出部71が密着するものであるならば、どのような大きさであってもよいが、具体的には、材料強度が440MPaで、板厚が1.8mmの鋼板を使用する場合には、100〜200mm程度が好ましいことが判明している。
さらに、本実施形態は、前記シール性を高めるために、図4〜6に示すように、前記突出部71の周辺を取り囲むように、略環状をした凹凸部72が形成されている。この凹凸部72も前記液漏れ防止手段70の1つである。
このような凹凸部72を形成すると、図4に示すように、型締め時に凹凸部72により板材11,12にビード部11a,12aが形成され、板材11,12相互が噛み合うことになり、密着箇所が多くなり、これにより一層液漏れ防止できる。
しかも、この凹凸部72は、型締め時に予備成形体10を位置固定的に保持する機能も発揮するので、予備成形体10の支持が確実になり、成形も確実に行なわれることになり、成形品質の向上並びに均質化にも寄与することになる。
したがって、この凹凸部72は、ノズル部61又は凹部24を中心に環状に切れ目なく形成することが好ましいが、成形媒体が流通する前記液圧路26の部分を除くことは当然である。
前記圧力発生装置30,40は、図3に示すように、低圧の成形媒体を供給する増圧シリンダと、高圧の成形媒体を供給する増圧シリンダとにより構成されている。圧力発生装置30が低圧供給用の増圧シリンダであり、圧力発生装置40が高圧供給用の増圧シリンダである。
圧力発生装置30は、ピストン30aの2次側ピストン面積32が1次側ピストン面積31に比べ充分大きく設定され、これにより比較的低圧の成形媒体を多量に供給することに適した圧力特性を有することになる。なお、この圧力発生装置30の作動は、電磁バルブ等の制御手段33によって制御される。
一方、圧力発生装置40は、ピストン40aの2次側ピストン面積42が1次側ピストン面積41に比べ充分小さく設定され、これにより単位時間当たりに供給できる流量は少ないが、高圧の成形媒体を供給することに適した圧力特性を有することになる。この圧力発生装置40の作動も電磁バルブ等の制御手段43によって制御される。
なお、圧力発生装置30,40は、増圧シリンダのみに限定されるものではなく、他の流体圧供給手段であってもよい。
前記液圧回路50は、一端部が注入手段60の流路62と接続され、ここから順に、逆止弁51、低圧用の圧力発生装置30、逆止弁51、ポンプ(送水ポンプ)52、及び成形媒体タンク53が接続されているが、この液圧回路50の成形媒体の圧力情報は、圧力検出手段54により検出され、制御装置Cに入力される。
また、液圧回路50には、分岐部55及び切換バルブ57を介して排出回路56が接続されている。この排出回路56は、切換バルブ57を切り替えることにより高圧の成形媒体を成形媒体タンク58に抜き出す(除圧する)ようになっている。圧力検出手段54によって検出された圧力が設定圧力に達すると、切換バルブ57は、流路62と排出回路56を連通し、高圧の成形媒体を成形媒体タンク58抜き出す(除圧する)。
前記制御装置Cは、制御手段33,43、切換バルブ57及び圧力検出手段54に接続され、これらを制御することにより圧力発生装置30,40の各増圧シリンダの作動及び成形媒体の供給と排出を制御している。つまり、この制御装置Cは、予備成形体10の成形進行状況に応じて、成形媒体を供給する圧力発生装置30,40を切換える切換手段として機能する。
したがって、予備成形体10の成形進行状況に応じて必要とされる成形媒体の圧力及び流量を確保するために適した圧力特性の圧力発生装置30又は40を適宜使用できる。例えば、膨出変形が急激に進行する成形初期は、低圧で多量の成形媒体を供給できる圧力発生装置30を作動させ、膨出変形があまり進行しないけれども、成形には高圧な成形媒体が必要な成形中期以後は、単位時間当たりの供給量が少ないが、高圧成形媒体を供給できる圧力発生装置40を作動させることができる。
この結果、単一の圧力特性を有する圧力発生装置を使用する場合に比べ、成形初期から中期までの成形時間を短くでき、タクトタイムの短縮、生産性の向上が達成でき、良好な形状寸法精度も得られ、成形品の品質も向上する。
前記制御装置Cは、成形媒体の圧力情報を圧力検出手段54から取得するが、これにより予備成形体10の成形進行状況を正確にモニタリングでき、最適な圧力発生装置を選択することが可能となる。
次に、液圧成形方法を説明する。
図8(A)は液圧成形開始時、(B)は液圧成形初期、(C)は液圧成形中期、(D)は液圧成形終了時の各予備成形体の状態を示す断面図、図9は予備成形体の液圧成形の進行に伴う成形媒体の圧力と流量の経時変化を示すグラフである。
まず、図1に示される予備成形体10が、上型20と下型21とにより挟まれ、型締めされる(図8A参照)。この型締め時に、ノズル部61が予備成形体10の液圧注入部14に入り込み、吐出口61aが予備成形体10内に臨み、成形媒体注入可能状態となる。
この注入可能状態となると、(送水)ポンプ52を作動し、成形媒体(水)を液圧回路50及び流路62を介して予備成形体10の内部に供給する。そして、制御装置Cにより切換バルブ57を作動し、予備成形体10内と成形媒体タンク58とを連通する。この結果、予備成形体10内部に存在する空気を成形媒体と共に排出回路56を介して成形媒体タンク58に排出することができる。
空気の排出が完了すると、切換バルブ57を閉鎖し、制御装置Cにより低圧用の圧力発生装置30を作動し、低圧の成形媒体を予備成形体10内に供給する。予備成形体10の液圧成形の開始である(図8A及び図9参照)。
この成形開始から予備成形体10が膨出変形するが、成形開始から成形初期を経て、予備成形体10の膨出部の頂点13が金型20,21のキャビティ22,23に接する中期までは、膨出変形が急激に進行する。図9に示すように、液圧成形開始から中期(液圧P1)までは、液圧Pは小さいが、成形媒体の流量Qは急激に増大する。
低圧用の圧力発生装置30は、これに対応して低圧の成形媒体を短時間で供給する構造となっているので、タクトタイムは短く、高い生産性を発揮することになる。また、この時点では、液圧回路50及び予備成形体10の内部に空気は存在していないため、成形媒体の充填がより円滑で、成形品の品質も向上する。
具体例を挙げれば、自動車構造部材では、予備成形体10として、材料強度が440MPaで、板厚が1.8mmの鋼板を用いる。この場合、予備成形体10の膨出部の頂点13がキャビティ22,23に最初に接する状態の液圧P1は、10MPa程度である。また、予備成形体10がキャビティ22,23に接触する面積が増大するに伴い液圧が急激に上昇することになるが、この液圧P2が25MPa程度である。そして、所望の角部曲率半径が得られる最終圧力P3は、120MPaである。
このように成形過程では、中期(図8C及び図9参照)を過ぎると、予備成形体10におけるキャビティ22,23に接触する面積が次第に増大することになり、必要とされる液圧Pは、P1からP2に上昇し、予備成形体10自体の変形量は小さいので、成形媒体の流量はあまり必要でなくなる。
したがって、低圧の成形媒体が注入され、圧力検出手段54が所定値(液圧P2)を検出すると、制御装置Cにより圧力発生装置30の作動を停止し、圧力発生装置40を作動させる。この圧力発生装置40は、高圧の成形媒体を予備成形体10の内部に注入し、最終液圧(液圧P3)を付加する。この場合、圧力発生装置30から圧力発生装置40に切り替えても、逆止弁51の存在によって、圧力発生装置30側への回路は遮断される。この高圧の圧力発生装置40は、単位時間当たりの供給量は少ないものの、高圧の成形媒体を予備成形体10に注入し、強力に予備成形体10を成形する。
なお、液圧成形過程で、板材11が金型20,21の肩部S近傍に押し付けられ、板材11と金型20,21との間の摩擦力によって材料流入を抑制されたり、あるいは膨出変形が進行し、板材11と金型20,21の壁面との接触面積が増加してくると、摩擦力によって材料流入が阻害されたり、局部的な板厚減少が発生したり、最終成形時に割れが生じる虞があるが、このような事態が生じると、材料流入をより多く必要とする成形中期の過程で、低圧用の圧力発生装置(増圧シリンダ)30と高圧用の圧力発生装置(増圧シリンダ)70を同時に併用し、成形媒体に液圧変動、つまり脈動を発生させて、板材11と金型壁面との接触を一時的あるいは瞬間的に緩和させ、材料流入を促進するようにしてもよい。
このようにすれば、予備成形体10の成形限界を向上させ、成形品の再現性や寸法安定性などの品質向上を図ることもできる。
その後、予備成形体10が、成形品1の外形形状に対応する金型20,21のキャビティ22,23に合致する形状まで膨出成形されると、液圧成形が完了する。
最後に、制御装置Cにより切換バルブ57を作動し、高圧の成形媒体を排出回路56より成形媒体タンク58に抜き出し、除圧した後、型開きし、得られた成形品1を金型20,21から取り出し、液圧注入部14等を切除する。
このような成形作用において、成形媒体を予備成形体10内に注入する場合の液漏れを、本実施形態の液漏れ防止手段70は、防止している。
本実施形態では、まず、型締め時に予備成形体10が金型20,21により加圧されると、金型21に形成されている突出部71が、図7に一点鎖線で示すように、下方の板材12を弾性変形させ、この板材12自体のスプリングバックにより板材12と突出部71が接点Aで接触することになる。そして、液圧を注入すると、図7に実線で示すように、先端部分が液圧により押圧され、突出部71の上面に押圧される。
この結果、液圧成形時の初期段階では、接点Aでの板材12と突出部71の接触によりシール性を高めることができ、また、液圧が次第に高くなると、ノズル部61近傍の板材12が液圧により加圧され突出部71に密着することになり、ノズル部61近傍のシール性が高まることになる。
一対の板材11,12が膨出するにつれて、吐出された成形媒体が予備成形体10内を経て吐出口61aの反対側等にも移動することもあるが、突出部71がノズル部61の基部周辺に形成されているので、成形媒体の漏れは防止される。
本実施形態の突出部71は、ノズル部61の基部周辺において所定の曲率半径Rを有する円弧面としているので、板材12と突出部71とは確実に線状に接触することになり、より一層漏れ部分が生じにくくなる。
また、本実施形態は、型締め時に略環状をした凹凸部72により板材11,12にビード部11a,12aを形成し、突出部71の周辺を取り囲むように板材11,12相互を噛み合わせた状態にするので、板材11,12相互の密着箇所が多くなり、シール性が高められ一層液漏れ防止できる。
凹凸部72は、予備成形体10を位置固定的に保持するので、成形が確実にでき、成形品質の向上並びに均質化にも寄与することになる。
<第2の実施形態>
上述した第1の実施形態は、液漏れ防止手段70の1つとして、ノズル部61の基部周辺に円弧の突出部71を形成しているが、本実施形態では、逆にノズル部61の基部周辺に凹部を形成し、板材12を凹部内面に密着させ、液漏れを防止するものである。
<第2の実施形態>
上述した第1の実施形態は、液漏れ防止手段70の1つとして、ノズル部61の基部周辺に円弧の突出部71を形成しているが、本実施形態では、逆にノズル部61の基部周辺に凹部を形成し、板材12を凹部内面に密着させ、液漏れを防止するものである。
図10は本発明の第2の実施形態に係るノズル部近傍の断面図、図11は同ノズル部近傍の平面図であり、図1〜9に示す部材と共通する部材には、同一符号を付し説明を省略する。
図10に示すように、本実施形態に係る金型、つまり下型21は、前記液漏れ防止手段70として、ビード成形用の凹凸部72と、ノズル部61近傍に形成された凹部80とを有している。この凹凸部72に関しては、前述のものと同様、板材にビードを形成し、液漏れを防止するものであるが、凹部80は、板材12との共働により液漏れ防止の機能や、液圧を円滑に流入させる機能も発揮する。
重ね合わせた2枚の板材11,12の液圧注入部14にノズル部61を入れ、流路62からの成形媒体をノズル部61の吐出口61aから予備成形体10内に注入するには、液圧の入口部分は大きいことが好ましい。ノズル部61近傍に凹部80を形成すると、成形媒体により板材11より分離された板材12が凹部80内に向って変位することになり、液圧の入口部分を大型化することができる。この結果、凹部80は、まず、液圧の円滑な流入を可能にする意義を有することになる。
また、凹部80は、当該凹部80内に板材12が入り込み、凹部80の内周面80bと当接すると、シール性も発揮する部分となる。たとえば、液圧成形時の初期段階では、接点Aで板材12と内周面80bが接触することになるが、この接触によりシール性を高めることができる。また、液圧が次第に高くなると、板材12が凹部80内に入り込み、内周面80bと接触し、大きな受圧面積で液圧を受けることになり、これによってもシール性が高まる。このシール性は、板材12と内周面80bとの密着性によるため、液圧が高圧になればなるほど高まることになる。
この成形媒体は、ノズル部61から吐出され、予備成形体10内に入り、一対の板材11,12を膨出するが、この一対の板材11,12が膨出するにつれて、吐出された成形媒体が予備成形体10内(図10の空間部64)を経てノズル部61先端の吐出口61aの反対側等にも移動し、ここで漏れが生じる虞があるが、凹部80をノズル部61の基部周辺に形成すれば、前述した接点Aでの接触や、板材12と内周面80bとの接触により、このような迂回する成形媒体の漏れも確実に防止できる。
また、板材12の入口部分12aの形状、つまり、ノズル部61から吐出された液圧が予備成形体10内に注入される部分での板材12の形状によっては、前記第1の実施形態と同様に、板材12のスプリングバックを利用してシール性を高めることもできる。
板材12の入口部分12aを、凹部80内に入り込む程度に曲げるのみでなく、図10に破線で示す程度まで大きく円弧状に湾曲させると、予備成形体10を金型20,21内に設置した後、型締めすると、この型締めにより板材12の入口部分12aが下型21により押し上げられて変形し、凹部80の内周面を押圧することになる。この押圧に対する反力、つまり、板材12のスプリングバックによって板材12が凹部80の内周面に密着することになる。
この板材12の入口部分12aと凹部80の内周面80bとの密着によってもシール性を高めることができるが、ここに、液圧が注入されると、この液圧も板材12の入口部分12aに作用し、スプリングバックと液圧の両者により板材12が内周面80bに密着し、大きな受圧面積を有することになり、より確実に液漏れの発生を防止できる。
ただし、板材12の入口部分12aの形状は、必ずしもスプリングバックを生じるほど湾曲する必要はなく、凹部80の底部に接しない程度に曲げたものであってもよい。
凹部80の形状は、前記板材12の入口部分12aの形状に応じて浅くしたり、深くすればよいが、いずれにしても凹部80の内周面は、板材12が密着し易いように円弧状とすることが好ましい。たとえば、図10に示すように、凹部80の外周縁部80aは、曲率半径R1の円弧面とし、凹部80の内周面80bは、曲率半径R2の円弧面とすることが好ましい。実験によれば、この曲率半径R1としては3mm程度、曲率半径R2としては10mm程度が好ましいことが判明している。
次に、作用を説明する。
たとえば、板材12の入口部分の形状が平坦な形状の予備成形体10を、型内に設置した後、型締めすると、板材11,12の液圧注入部14にノズル部61が位置する。そして、流路62からの成形媒体をノズル部61の吐出口61aから予備成形体10内に注入すれば、板材12の入口部分が、凹部80内に向って変形し、大きな開口が得られ、円滑に成形媒体を予備成形体10内に注入できる。
注入された成形媒体は、液圧が板材12の入口部分12aに作用し、図10に実線で示す状態から一点鎖線で示す状態に変形し、凹部80の内周面80bに密着することになる。これにより板材12は大きな受圧面積で内周面80bに密着し、液圧付与時の入口部分12aと内周面80bとの密着力が大きくなり、広い範囲でシール性が発揮され、液漏れの発生を確実に防止できる。
また、板材12の入口部分12aを大きく湾曲した予備成形体10を型に設置して、型締めすると、この型締め時に下型21により板材12の入口部分12aが変形され、凹部80の内周面80bを押圧する。この押圧に対する入口部分12aのスプリングバックによって入口部分12aが凹部80の内周面に密着する。
この密着によってもシール性は高められるが、ここに成形媒体を注入すると、液圧も入口部分12aに作用し、大きな受圧面積で液圧を受ける。この結果、スプリングバックと液圧の両方で入口部分12aを内周面80bに密着させることになり、大きな受圧面積であることから密着性も高まり、より確実に液漏れの発生を防止できる。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の範囲内で種々改変することができる。例えば、前記第1の実施形態では、円弧状に膨出した突出部71に板材12が当接するため、板材12が湾曲されていないストレートなものであっても、スプリングバックが得られるが、この第1の実施形態であっても、さらに大きなスプリングバック力が得られるように大きく湾曲してもよい。
また、上述した実施形態の予備成形体10は、平坦な棒状で、1つの液圧注入部を有するものであるが、このようなもののみに限定されるものではなく、対向する端部に液圧注入部14を形成したもの、多数の液圧注入部を有するものでもよく、また、全体形状が矩形あるいは環状のもの等、種々のものを使用することができることはいうまでもない。
本発明は、金型内に保持した状態で、重ね合わせた2枚の板材内に液圧を注入し、板材を所定形状に成形するので、自動車構造部材の成形に適したものである。
11,12…板材、
14…液圧注入部、
20,21…金型、
22,23…キャビティ、
26…液圧路、
60…注入手段、
61…ノズル部、
62…流路、
71…突出部、
72…凹凸部、
R,R1,R2…曲率半径、
80…凹部、
80b…凹部の内周面。
14…液圧注入部、
20,21…金型、
22,23…キャビティ、
26…液圧路、
60…注入手段、
61…ノズル部、
62…流路、
71…突出部、
72…凹凸部、
R,R1,R2…曲率半径、
80…凹部、
80b…凹部の内周面。
Claims (13)
- 少なくとも2枚の板材を重ね合せて挟み込み型締めする金型と、液圧注入部から板材間に成形媒体を注入する注入手段とを有し、前記成形媒体により前記板材を金型のキャビティに合致する形状に成形する液圧成形装置において、
前記金型の前記液圧注入部近傍に、型締め時に少なくとも1枚の板材と金型とが相互に密着するよう、前記板材を成形空間側に押圧する突出部を形成したことを特徴とする、重ね合わせ板材の液圧成形装置。 - 前記注入手段は、1枚の板材に孔明けされた前記液圧注入部に嵌合する位置に形成され、型締め時に前記1枚の板材に対応する金型の表面から成形空間側に突出し、外部から供給された成形媒体を吐出するノズル部により構成したことを特徴とする請求項1に記載の重ね合わせ板材の液圧成形装置。
- 前記突出部は、前記ノズル部を設けた金型の当該ノズル部の基部の周囲に形成したことを特徴とする請求項2に記載の重ね合わせ板材の液圧成形装置。
- 前記突出部は、前記型締め時に弾性変形した板材のスプリングバックにより当該板材が前記ノズル部の周囲で密着するように所定の曲率半径を持った円弧面としたことを特徴とする請求項1又3に記載の重ね合わせ板材の液圧成形装置。
- 前記金型は、前記突出部の周囲にビード成形用の凹凸部を有する請求項1〜4のいずれかに記載の重ね合わせ板材の液圧成形装置。
- 少なくとも2枚の板材を重ね合せて金型間に挟み込むと共に型締めし、前記板材の液圧注入部から前記板材間に成形媒体を注入手段により注入し、前記板材を金型のキャビティに合致する形状に成形する液圧成形方法において、
前記金型の前記液圧注入部近傍に前記板材を成形空間側に押圧する突出部を形成し、前記型締め時に少なくとも1枚の板材と金型とを相互に密着させたことを特徴とする、重ね合わせ板材の液圧成形方法。 - 少なくとも2枚の板材を重ね合せて挟み込み型締めする金型と、液圧注入部から板材間に成形媒体を注入する注入手段とを有し、前記成形媒体により前記板材を金型のキャビティに合致する形状に成形する液圧成形装置において、
前記金型の前記液圧注入部近傍に凹部を形成し、前記成形媒体により他の板材より分離された少なくとも1枚の板材が前記凹部内に向って変位し当該凹部の内面と密着するようにしたことを特徴とする、重ね合わせ板材の液圧成形装置。 - 前記注入手段は、1枚の板材に孔明けされた前記液圧注入部に嵌合する位置に形成され、型締め時に前記1枚の板材に対応する金型の表面から成形空間側に突出し、外部から供給された成形媒体を吐出するノズル部により構成したことを特徴とする請求項7に記載の重ね合わせ板材の液圧成形装置。
- 前記凹部は、前記ノズル部が設けられた金型の当該ノズル部の基部の周囲に形成したことを特徴とする請求項7に記載の重ね合わせ板材の液圧成形装置。
- 前記板材は、前記型締め時に、板材が前記ノズル部の周囲で密着するように所定の形状が予め付与されていることを特徴とする請求項1,2,4,7,8のいずれかに記載の重ね合わせ板材の液圧成形装置。
- 前記板材は、前記型締め時に生じるスプリングバックにより前記凹部の内周面に密着するように予め所定の形状が付与されていることを特徴とする請求項7または8に記載の重ね合わせ板材の液圧成形装置。
- 前記金型は、前記凹部の外周領域であって成形媒体が流通する液圧路を除く領域にビード成形用の凹凸部を有する請求項7〜9のいずれかに記載の重ね合わせ板材の液圧成形装置。
- 少なくとも2枚の板材を重ね合せて金型間に挟み込むと共に型締めし、前記板材の液圧注入部から前記板材間に成形媒体を注入手段により注入し、前記板材を金型のキャビティに合致する形状に成形する液圧成形方法において、
前記成形媒体により他の板材より分離された少なくとも1枚の板材が、前記金型に形成された凹部内に向って変位し当該凹部の内面と密着させることを特徴とする、重ね合わせ板材の液圧成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003429226A JP2004314171A (ja) | 2003-03-28 | 2003-12-25 | 重ね合わせ板材の液圧成形装置と液圧成形方法 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003089953 | 2003-03-28 | ||
JP2003429226A JP2004314171A (ja) | 2003-03-28 | 2003-12-25 | 重ね合わせ板材の液圧成形装置と液圧成形方法 |
Publications (1)
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ID=33478467
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JP (1) | JP2004314171A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102806261A (zh) * | 2012-08-16 | 2012-12-05 | 哈尔滨工业大学 | 复杂曲面空腔零件液压成形装置及方法 |
KR102229916B1 (ko) * | 2020-07-24 | 2021-03-19 | 국방과학연구소 | 복합재 스프링백 보정 가공 장치 |
-
2003
- 2003-12-25 JP JP2003429226A patent/JP2004314171A/ja active Pending
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