JP2004314055A - 竪型衝撃式破砕機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 粒形の良好な製品を得ることができる竪型衝撃式破砕機を実現すること。
【解決手段】 破砕室1と、この破砕室1内に設けられ高速回転するロータ6とを備え、ロータ6内に投入された原料を遠心力によってロータ外周の放出口より放出し、破砕室1内に形成される原料堆積層11に衝突させて破砕し、製品をロータ1と原料堆積層11との間から落下させる竪型衝撃式破砕機において、破砕室1内に、ロータ半径方向外方へ上向きに傾斜する上向き傾斜面8aを有して原料堆積層11の裾野周縁部をせき止めるせき止め部材8が設けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、デッドストック方式の竪型衝撃式破砕機に関し、粒形の良好な製品が得られるようにした竪型衝撃式破砕機に関するものである。
竪型衝撃式破砕機は、岩石、鉱石などの原料(原料原石)を主に製砂のために破砕するのに用いられている。竪型衝撃式破砕機は、原料の破砕形式からアンビル方式と、デッドストック方式に大別される。アンビル方式のものは、主に原料のサイズを小さくすることを目的として使用される。一方、デッドストック方式の竪型衝撃式破砕機は、主に、すでに所望サイズ程度に破砕された原料の粒形を整えるために使用される。このデッドストック方式の破砕機は、高速回転するロータ内に投入された原料を遠心力によってロータ外周の放出口よりロータ外部に放出し、破砕室内に堆積される破砕片より形成される原料堆積層(デッドストック)に衝突させて破砕し、原料堆積層の傾斜面上を転動、滑動などさせて整形するものである。
図11はこのようなデッドストック方式の竪型衝撃式破砕機の従来例を示すものである(特公平6−38923号公報)。図12は図11に示す竪型衝撃式破砕機の作用説明図である。図11,図12に示すように、ロータ51の周りの破砕室52に、原料堆積層53の裾野周縁部をせき止めるとともに、製品に付着する微粉の量を少なくするための円筒状をなすリング(微粉の付着除去手段)55が設けられている。
図12に示すように、この従来の竪型衝撃式破砕機においては、ロータ51より飛び出した原料は、破砕室52に堆積する原料堆積層53に衝突して破砕される。その破砕片54は、原料堆積層53上に転動、跳動、滑動等をして微粉やダストを付着し、その状態でロータ51とリング55との間より落下する。ロータ51より飛び出す原料はその大部分が原料堆積層53に衝突するが、一部はロータ51とリング55間を落下する破砕片54に衝突し、これにより該破砕片54をリング55に衝突させ、叩き付けられる際に付着する微粉やダストを落す。ロータ51とリング55間を落下する破砕片54には、また、原料堆積層53に衝突して破砕され、飛び散ってケーシングライナー56、ロータ51等に当って跳ね返る別の破砕片が衝突する。これによって前記破砕片54は同様にしてリング55に衝突し、微粉、ダストを落す。このように、破砕室52にリング55を設けることにより、製品に付着する微粉やダストの量を少なくして、製品の品質を向上させるようにしている。
特公平6−38923号公報(第1−2図)
しかし前述した従来の竪型衝撃式破砕機では、リング55が円筒状をなし垂直上下方向に延びる衝突面を有するものであるから、リング55に衝突したものの大部分が、破砕室52内に滞留することなくそのまま落下することになる。このため、粒形が角張っているものが製品に混入するという問題があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、粒形の良好な製品を得ることができる竪型衝撃式破砕機を提供することにある。
前記目的を達成するために、本願発明は次のように構成されている。請求項1の発明は、破砕室と、この破砕室内に設けられ高速回転するロータとを備え、前記ロータ内に投入された原料を遠心力によってロータ外周の放出口より放出し、前記破砕室内に形成される原料堆積層に衝突させて破砕し、製品を前記ロータと前記原料堆積層との間から落下させる竪型衝撃式破砕機において、前記破砕室内に、ロータ半径方向外方へ上向きに傾斜する上向き傾斜面を有して前記原料堆積層の裾野周縁部をせき止めるせき止め部材が設けられていることを特徴とするものである。
請求項2の発明は、請求項1記載の竪型衝撃式破砕機において、前記せき止め部材は、前記破砕室内に全周にわたって設けられていることを特徴とするものである。
請求項3の発明は、請求項1又は2記載の竪型衝撃式破砕機において、前記せき止め部材の前記上向き傾斜面と前記ロータの軸線とのなす角度が、10〜70°の範囲で設定されていることを特徴とするものである。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の竪型衝撃式破砕機において、前記ロータは、ロータ外周位置に前記上向き傾斜面に臨む打撃子を有していることを特徴とするものである。
請求項5の発明は、請求項4記載の竪型衝撃式破砕機において、前記せき止め部材を垂直上下方向に進退移動させて、前記せき止め部材と前記打撃子との隙間距離を調整するせき止め部材進退装置を備えていることを特徴とするものである。
請求項6の発明は、請求項5記載の竪型衝撃式破砕機において、前記せき止め部材進退装置は、機体外部からの操作によって作動可能に構成されていることを特徴とするものである。
請求項1の竪型衝撃式破砕機は、破砕室内に、ロータ半径方向外方へ上向きに傾斜する上向き傾斜面を有し、この上向き傾斜面により原料堆積層の裾野周縁部をせき止めるせき止め部材を備えている。したがって、ロータから放出された原料の一部は、せき止め部材の上向き傾斜面に衝突して上方に反撥されるので、破砕室内に滞留し易く、他の原料や原料堆積層などとの衝突の機会が増えることから、丸みを帯びた粒形の良好なものになる。このように、垂直上下方向に延びる衝突面を有する円筒状のリングを備えた従来の竪型衝撃式破砕機に比べて粒形の良い製品を得ることができる。
請求項2の竪型衝撃式破砕機は、せき止め部材を破砕室内に全周にわたって設けている。したがって、破砕室内に周方向に適当間隔毎にせき止め部材を設けた場合に比べて粒形を一層改善することができる。
また、請求項3の竪型衝撃式破砕機のように、せき止め部材は、その上向き傾斜面とロータの軸線とのなす角度が、10〜70°の範囲内に設定されていることがよい。前記角度が10°を下回ると、せき止め部材に衝突した原料を上方に反撥させることによる粒形改善効果が得られない。一方、70°を超えると原料堆積層をせき止めるものとしての役目をなさなくなる。したがって、せき止め部材の上向き傾斜面とロータ軸線とのなす角度の設定範囲は、10〜70°がよく、より好ましくは、15〜60°である。
また、請求項4の竪型衝撃式破砕機は、ロータ外周位置に前記上向き傾斜面に臨む打撃子(ハンマ)が設けられたロータを備えている。したがって、原料堆積層上部からせき止め部材の上向き傾斜面上を流れ落ちる原料や、せき止め部材の上向き傾斜面に衝突して上方に反撥した原料を、打撃子によって破砕することができるので、効率的に破砕を行うことができる。
請求項5の竪型衝撃式破砕機は、せき止め部材を垂直上下方向に進退移動させて、せき止め部材の上向き傾斜面と打撃子との隙間距離を調整するせき止め部材進退装置を備えている。打撃子や、せき止め部材が摩耗すると、両者の間の隙間距離が大きくなり、原料が打撃子に衝突する確率が低下するとともに衝突時の破砕力も低下するので、破砕能力(破砕効率)が低下する。したがって、請求項5の竪型衝撃式破砕機は、このようなせき止め部材進退装置を備えていることから、破砕能力の低下を解消し破砕能力を回復させたり製品粒度を調整したりする場合、打撃子やせき止め部材の交換なしに前記隙間距離の調整を行うことができるので、運転停止時間が短くてすみ、破砕機稼働率の向上を図ることができる。
請求項6の竪型衝撃式破砕機は、せき止め部材進退装置が機体外部からの操作によって作動可能に構成されている。したがって、破砕機を停止することなく前記隙間距離の調整を行うことができ、破砕機稼働率を一層向上させることができる。
本発明による竪型衝撃式破砕機は、破砕室内に、ロータ半径方向外方へ上向きに傾斜する上向き傾斜面を有して原料堆積層の裾野周縁部をせき止めるせき止め部材を備えた構成とされている。これにより、ロータから放出された原料の一部は、せき止め部材の上向き傾斜面に衝突して上方に反撥されるので、破砕室内に滞留し易く、他の原料や原料堆積層などとの衝突の機会が増えることから、丸みを帯びた粒形の良好なものとなり、垂直上下方向に延びる衝突面を有する円筒状のリングを備えた従来の竪型衝撃式破砕機に比べて粒形の良い製品を得ることができる。
また、せき止め部材による粒形の良好な製品が得られることに加えて、打撃子を有するロータを備えたものでは、効率的に破砕を行うことができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の第1実施形態による竪型衝撃式破砕機の構成を示す断面図、図2は図1に示す竪型衝撃式破砕機の平面図である。なお、図2においてはフィード管、ロータ天板については図示していない。
図1及び図2に示すように、内部に破砕室1を有する上部ケーシング2を備え、円柱状空間をなす破砕室1内にロータ6が配置されている。ロータ6は、上部ケーシング2の下側の下部ケーシング3内に回転自在に軸支された垂直回転軸7の上端に設けられ、図示しないモータによって回転駆動されるようになっている。下部ケーシング3には製品取出し口4が設けられている。
ロータ6は、全体として、外周面に放出口を有する中空円柱状をなしている。ロータ6は、円形の板状をなし、かつその中心部に貫通孔を有し、この貫通孔に嵌め込まれた垂直回転軸7の上端部に固定されたロータ底板6bと、このロータ底板6bの上面中心部に設けられた回転円板(分配板)6cと、円形の板状をなし、かつその中心部に原料が供給されるフィード管5が配される貫通孔を有し、ロータ底板6bの上方に該ロータ底板6bと平行に配置されたロータ天板6aと、ロータ底板6bとロータ天板6aとの間に、ロータ底板6bの外周に沿って120°ピッチの等間隔をあけて設けられた3つのデッドストック形成壁6eと、3つの投射用チップ6dとにより構成されている。前記3つのデッドストック形成壁6eは、それぞれ、ロータ底板6bの円形形状をなす外周に沿って円弧状に延びる長辺部と、この長辺部におけるロータ回転方向上流側端よりロータ半径方向内方に延びる短辺部とを備えている。ロータ6は、本実施形態では、3つのデッドストック形成壁6eを等間隔配置することにより、原料を放出するための3つの放出口6fを有している。3つの投射用チップ6dは、それぞれ、各放出口6fにおけるロータ回転方向上流側に配設されている。なお、本実施形態では、3つの放出口6fを有する構造のものを示したが、これ以外の数の放出口6fを有する構造としてもよい。
破砕室1内には、上部ケーシング2を構成し、円環状をなす上部ケーシング底板2aが水平に配置されている。上部ケーシング底板2aは、図1に示すように、ロータ6よりも大径で、かつロータ6と同心の貫通孔を有し、ロータ6のロータ底板6bよりも少し下方に位置している。この上部ケーシング底板2aと上部ケーシング2の側壁とにより破砕室1内周に縦断面が略直角三角形状の原料堆積層11が形成されるようになっている。なお、上部ケーシング2内面には図示しない耐摩耗性ライナーが設けられている。
そして、上部ケーシング底板2aの円形をなす内周縁部(貫通孔の周縁部)に、ロータ6半径方向外方へ上向きに傾斜する上向き傾斜面8aを有し、原料堆積層11の裾野周縁部をその全周にわたってせき止める逆円錐台筒形を有する板状のせき止め部材8が取り付けられている。せき止め部材8は耐摩耗性材からなっている。
このように構成される竪型衝撃式破砕機において、フィード管5から高速回転するロータ6内に投入された原料は、ロータ6内のデッドストック6hで加速され、ロータ6外周の放出口6fより放出される。そして、ロータ6から放出された原料の大部分は、原料堆積層11に衝突して破砕されることから、デッドストック方式であり粒形の良い製品となる。このことに加え、ロータ6から放出された原料の一部は、せき止め部材8の上向き傾斜面8aに衝突して上方に反撥されるので、破砕室1内に滞留し易く、他の原料や上部ケーシング2内面、また原料堆積層11などとの衝突の機会が増えることから、丸みを帯びた粒形の良好なものになる。このように、垂直上下方向に延びる衝突面を有する円筒状のリングを備えた従来の竪型衝撃式破砕機に比べて粒形の良い製品を得ることができる。
なお、第1実施形態では、上向き傾斜面を有するせき止め部材として、上部ケーシング底板2aの内周縁部の全周にわたる1つのせき止め部材8を設けたが、これに限らず、上部ケーシング底板2aの内周縁部に周方向に所定間隔を隔てて複数のせき止め部材を設けることもできる。
図3は本発明に係るせき止め部材の別の例を示す断面図である。このせき止め部材9は、図3に示すように、逆円錐台筒形で板状をなし、ロータ6半径方向外方へ上向きに傾斜する上向き傾斜面が曲面で形成されている。このように構成されるせき止め部材9を用いることも可能である。
図4は本発明に係るせき止め部材の別の例を示す図であって、その(a)は断面図、その(b)は平面図である。このせき止め部材10は、図4に示すように、上部ケーシング底板2aの内周縁部に沿って複数個の箱状体を直列に並べ、さらにそれらの上に同じく複数個の箱状体を並べて二段重ねにしたものである。各箱状体は、上部ケーシング底板2aの円形をなす内周縁部に沿うように平面視にて湾曲しており(図4(b)参照)、また、前記内周縁部に沿って延びる2面(ロータに臨む面と、上部ケーシング2の側壁に臨む面)が開口されている。また、各箱状体は、図4(a)に示すように、ロータに臨む面が斜めに切り取られて開口しており、それらの端面10aが不連続な上向き傾斜面を構成している。前記開口を有する上下二段の内部空間同士は、破砕機使用時には充填堆積する破砕片により仕切られ、その結果、端面10aと面一の連続的な上向き傾斜面が形成される。この実施形態のように、本発明に係るせき止め部材はその上向き傾斜面が必ずしも連続した面である必要はなく、複数の不連続な端面によって構成されているものであってもよい。また、本発明に係るせき止め部材は、一体構造物であってもよく、分割構造物を一体的に組み合わせたものであってもよい。
図5は本発明の第2実施形態による竪型衝撃式破砕機の構成を示す断面図、図6は図5に示す竪型衝撃式破砕機の平面図である。なお、図6においてはフィード管、ロータ天板及びせき止め部材進退装置については図示していない。ここで、ロータが打撃子を有していること、また、せき止め板に関しせき止め部材進退装置が備えられていること以外は、前記第1実施形態と同一であるので、第1実施形態と同一構成部分には同一の符号を付して説明を省略し、異なる点について説明する。
図5及び図6に示すように、ロータ6は、ロータ外周における120°毎の位置に耐摩耗性材からなり、せき止め部材8の上向き傾斜面8aに臨む打撃子(ハンマ)6gを有している。角柱状をなす3つの打撃子6gは、ロータ6のデッドストック形成壁6eに、ロータ外周より外方へ突出する状態で取り付けられている。なお、本実施の形態では、せき止め部材8の下端部をロータ6側に張り出すことにより、せき止め部材8の下端部と打撃子6gとがロータ6上方より見て平面視で近接するように構成されているが、オーバーラップするように構成してもよい。
また、下部ケーシング3内において前記3つの打撃子6gのそれぞれに対応する箇所に、図5に示すように、せき止め部材8を垂直上下方向に進退移動させて、せき止め部材8の上向き傾斜面8aと打撃子6gとの隙間距離を調整するためのせき止め部材進退装置12が設けられている。
せき止め部材進退装置12は、この実施形態では、上部ケーシング底板2aの下面にピストンロッド13aが取り付け・取り外し可能に固定された油圧ジャッキ13と、せき止め部材8を支持し、油圧ジャッキ13のシリンダ本体の外周部に取り付け・取り外し可能に固定されたL字状のせき止め板支持アーム14とにより構成されている。油圧ジャッキ13は、ピストンロッド13a先端部に設けられたネジ部が上部ケーシング底板2a下面に設けられたネジ部と螺合することにより、上部ケーシング底板2aに支持されている。また、せき止め板支持アーム14の貫通孔部にはネジ部が設けられており、油圧ジャッキ13のシリンダ本体の外周面にネジ切りし、せき止め板支持アーム14の前記ネジ部にシリンダ本体をねじ込むことにより、せき止め板支持アーム14が油圧ジャッキ13のシリンダ本体に固定されるようになっている。したがって、油圧ジャッキ13のシリンダ本体が昇降移動することにより、せき止め部材8が垂直上下方向に進退移動するようになっている。なお、下部ケーシング3内には、製品取出し口4へ落下する製品が油圧ジャッキ13を直撃しないように、油圧ジャッキ13を保護する図示しない保護カバーが設けられるようになっている。なお、本実施形態では駆動源として油圧ジャッキ13を用いた例を示したが、これに限定されず、例えばネジジャッキなどでも差支えない。
このように構成される竪型衝撃式破砕機によると、原料堆積層11上部からせき止め部材8の上向き傾斜面8aに沿って流れ落ちる粒の粗い原料(破砕片)や、せき止め部材8の上向き傾斜面8a部分に衝突して上方に反撥した原料(破砕片)を、打撃子6gによって破砕することができるので、せき止め部材8による粒形の良好な製品が得られることに加え、効率的に破砕を行うことができる。
なお、図7に示すように、上向き傾斜面8aに沿って流れ落ちる破砕片は、表層部が粒の粗い粗目(例えば粒度3mmオーバーのもの)、下層部が粒の細かい細目(例えば粒度2.5mmアンダーのもの)となる。そこで、製品サイズとなっているものを打撃子6gに当てず、表層部における製品よりオーバーサイズのものを打撃子6gで破砕するように、垂直上下方向におけるせき止め部材8の位置を調整することがよい。そうすることにより、製品サイズとなったものを過破砕することを防止できるので、過破砕による微粉の発生を抑制しうるとともに、無駄な電力消費をなくすことができる。
ところで、打撃子6gや、せき止め部材8が摩耗すると、両者の間の隙間距離が大きくなり、原料の衝突確率が低下するとともに衝突時の破砕力も低下するので、破砕能力(破砕効率)が低下することになる。これに対して、せき止め部材進退装置12を備えていることから、破砕能力の低下を解消し破砕能力を回復させたり製品粒度を調整したりする場合、打撃子6gやせき止め部材8の交換なしに上向き傾斜面8aと打撃子6gとの隙間距離の調整を行うことができるので、竪型衝撃式破砕機の停止時間が短くてすみ、破砕機稼働率の向上を図ることができる。
また、せき止め部材進退装置12は、油圧ジャッキ13の駆動用ホースを機体外部に引き出すなどして機体外部からの操作によって作動可能となされている。これにより破砕機を停止することなく前記隙間距離の調整を行うことができ、破砕機稼働率を一層向上させることができる。
図8は本発明の他の実施形態による竪型衝撃式破砕機のロータの要部を示す平面図である。なお、図8はロータ天板を取り去った状態でのロータを示している。
ロータ16は、全体として、外周面に原料が投射される開口を有する中空三角柱状をなしている。図8に示すように、ロータ16は、実質的に正三角形の板状をなし、かつその中心部に貫通孔を有し、この貫通孔に嵌め込まれた垂直回転軸7(図1参照)の上端部に固定されたロータ底板16bと、このロータ底板16bの上面中心部に設けられた回転円板(分配板)16cと、実質的に正三角形の板状をなし、かつその中心部に原料が供給されるフィード管5(図1参照)が配される貫通孔を有し、ロータ底板16bの上方にこのロータ底板16bと平行に配置された図示しないロータ天板と、ロータ底板16bと前記ロータ天板との間に、ロータ底板16bの略三角形形状をなす外周に沿って設けられ、かつ、原料が投射される開口(放出口16f)を形成するよう等間隔をあけて設けられた3つのデッドストック形成壁16eと、3つの投射用チップ16dと、3つの打撃子16gとにより構成されている。
デッドストック16hを形成するための前記の3つのデッドストック形成壁16eは、それぞれ、ロータ底板16bの1つの頂部を起点としてロータ底板16bの三角形形状をなす外周の一辺の一部に沿って直線状に延びる長辺部と、この長辺部におけるロータ回転方向上流側端よりロータ半径方向内方に延びる短辺部とを備えている。ロータ6は、3つのデッドストック形成壁16eを設けることで、原料を放出するための3つの放出口16fを有している。また、略角柱状(ブロック状)をなす前記の3つの打撃子16gは、それぞれ、ロータ外周位置であるところのロータ底板16bの頂部位置に設けられている。また、略角柱状(ブロック状)をなす前記の3つの投射用チップ16dは、それぞれ、打撃子16gに隣接するとともに、放出口16fに臨ませて設けられている。
このように構成されるロータ16を備えた竪型衝撃式破砕機によれば、ロータ16が回転したとき、デッドストック形成壁16eの長辺部が、打撃子16g側であるロータ回転方向の下流側から短辺部側であるロータ回転方向の上流側へ向けて、ロータ内側へ漸次後退するように位置する。これにより、原料堆積層11やせき止め部材8から跳ね返ってきた破砕片が、デッドストック形成壁16e長辺部の外面に衝突する機会が少なくなるため、デッドストック形成壁16eの摩耗が少なくその寿命を長くすることができる。また、デッドストック形成壁16eに衝突しない破砕片が打撃子16gに衝突する機会が増えるため、より効率的に破砕を行うことができる。
図9は本発明の他の実施形態による竪型衝撃式破砕機のロータの要部を示す平面図である。なお、図9はロータ天板を取り去った状態でのロータを示している。
ロータ26は、全体として、外周面に原料が投射される開口を有する中空四角柱状をなしている。図9に示すように、ロータ26は、略正方形の板状をなし、かつその中心部に貫通孔を有し、この貫通孔に嵌め込まれた垂直回転軸7(図1参照)の上端部に固定されたロータ底板26bと、このロータ底板26bの上面中心部に設けられた回転円板(分配板)26cと、実質的に正方形の板状をなし、かつその中心部に原料が供給されるフィード管5(図1参照)が配される貫通孔を有し、ロータ底板26bの上方にこのロータ底板26bと平行に配置された図示しないロータ天板と、ロータ底板26bと前記ロータ天板との間に、ロータ底板26bの四角形形状をなす外周に沿って設けられ、かつ、原料が投射される開口(放出口26f)を形成するよう等間隔をあけて設けられた4つのデッドストック形成壁26eと、4つの投射用チップ26dと、4つの打撃子26gとにより構成されている。
デッドストック26hを形成するための前記の4つのデッドストック形成壁26eは、それぞれ、ロータ底板26bの1つの頂部を起点としてロータ底板26bの四角形形状をなす外周の一辺の一部に沿って直線状に延びる長辺部と、この長辺部におけるロータ回転方向上流側端よりロータ半径方向内方に延びる短辺部とを備えている。ロータ26は、4つのデッドストック形成壁26eを設けることで、原料を放出するための4つの放出口26fを有している。また、略角柱状(ブロック状)をなす前記の4つの打撃子26gは、それぞれ、ロータ外周位置であるところのロータ底板26bの頂部位置に設けられている。また、略角柱状(ブロック状)をなす前記の4つの投射用チップ26dは、それぞれ、打撃子26gに隣接するとともに、放出口26fに臨ませて設けられている。
このように構成されるロータ26を備えた竪型衝撃式破砕機によれば、ロータ26が回転したとき、デッドストック形成壁26eの長辺部が、打撃子26g側であるロータ回転方向の下流側から短辺部側であるロータ回転方向の上流側へ向けて、ロータ内側へ漸次後退するように位置する。これにより、原料堆積層11やせき止め部材8から跳ね返ってきた破砕片が、デッドストック形成壁26e長辺部の外面に衝突する機会が少なくなるため、デッドストック形成壁26eの摩耗が少なくその寿命を長くすることができる。また、デッドストック形成壁26eに衝突しない破砕片が打撃子26gに衝突する機会が増えるため、より効率的に破砕を行うことができる。
図10は本発明の他の実施形態による竪型衝撃式破砕機のロータの要部を示す平面図である。なお、図10はロータ天板を取り去った状態でのロータを示している。
図10に示すように、ロータ36は、円板の外周部を90°ピッチで半三日月形状に切断し除去して形成されたつめ車形状の板状をなし、かつその中心部に貫通孔を有し、この貫通孔に嵌め込まれた垂直回転軸7(図1参照)の上端部に固定されたロータ底板36bと、このロータ底板36bの上面中心部に設けられた回転円板(分配板)36cと、前記ロータ底板36bと同じくつめ車形状の板状をなし、かつその中心部に原料が供給されるフィード管5(図1参照)が配される貫通孔を有し、ロータ底板36bの上方にこのロータ底板36bと平行に配置された図示しないロータ天板と、ロータ底板36bと前記ロータ天板との間に、ロータ底板36bの外周の円弧状部分に沿って設けられた4つのデッドストック形成壁36eと、4つの投射用チップ36dと、4つの打撃子36gとにより構成されている。
デッドストック36hを形成するための前記の4つのデッドストック形成壁36eは、それぞれ、ロータ底板36bの1つの頂部(突出部)を起点としてロータ底板36bの外周の円弧状部分に沿って延びる長辺部と、この長辺部におけるロータ回転方向上流側端よりロータ半径方向内方に延びる短辺部とを備えている。ロータ36は、4つのデッドストック形成壁36eを設けることで、原料を放出するための4つの放出口36fを有している。また、略角柱状(ブロック状)をなす前記の4つの打撃子36gは、それぞれ、ロータ外周位置であるところのロータ底板36bの頂部位置に設けられている。また、略角柱状(ブロック状)をなす前記の4つの投射用チップ36dは、それぞれ、打撃子36gに隣接するとともに、ロータ外周において最も凹んだ位置にある放出口36fに臨ませて設けられている。
このように構成されるロータ36を備えた竪型衝撃式破砕機によれば、ロータ36が回転したとき、デッドストック形成壁36eの長辺部が、打撃子36g側であるロータ回転方向の下流側から短辺部側であるロータ回転方向の上流側へ向けて、ロータ内側へ漸次後退するように位置する。これにより、原料堆積層11やせき止め部材8から跳ね返ってきた破砕片が、デッドストック形成壁36e長辺部に衝突する機会が少なくなるため、デッドストック形成壁36eの摩耗が少なくその寿命を長くすることができる。また、デッドストック形成壁36eに衝突しない破砕片が打撃子36gに衝突する機会が増えるため、より効率的に破砕を行うことができる。なお、本発明における打撃子と投射用チップについては、角柱状のものに限らず、打撃機能、あるいは投射機能を損なわなければ任意の形状のものを採用することができる。
本発明の第1実施形態による竪型衝撃式破砕機の構成を示す断面図である。 図1に示す竪型衝撃式破砕機の平面図である。 本発明に係るせき止め部材の別の例を示す断面図である。 本発明に係るせき止め部材の別の例を示す図であって、その(a)は断面図、その(b)は平面図である。 本発明の第2実施形態による竪型衝撃式破砕機の構成を示す断面図である。 図5に示す竪型衝撃式破砕機の平面図である。 せき止め部材の上向き傾斜面に沿って流れ落ちる破砕片の様子を説明するための図である。 本発明の他の実施形態による竪型衝撃式破砕機のロータの要部を示す平面図である。 本発明の他の実施形態による竪型衝撃式破砕機のロータの要部を示す平面図である。 本発明の他の実施形態による竪型衝撃式破砕機のロータの要部を示す平面図である。 従来の竪型衝撃式破砕機の構成を示す断面図である。 図11に示す竪型衝撃式破砕機の作用説明図である。
符号の説明
1…破砕室
2…上部ケーシング
2a…上部ケーシング底板
3…下部ケーシング
4…製品取出し口
5…フィード管
6,16,26,36…ロータ
6a,16a,26a,36a…ロータ天板
6b,16b,26b,36b…ロータ底板
6c,16c,26c,36c…回転円板
6d,16d,26d,36d…投射用チップ
6e,16e,26e,36e…デッドストック形成壁
6f,16f,26f,36f…放出口
6g,16g,26g,36g…打撃子
6h,16h,26h,36h…デッドストック
7…垂直回転軸
8〜10…せき止め部材
8a…上向き傾斜面
11…原料堆積層
12…せき止め部材進退装置
13…油圧ジャッキ
13a…ピストンロッド
14…せき止め板支持アーム

Claims (6)

  1. 破砕室と、この破砕室内に設けられ高速回転するロータとを備え、前記ロータ内に投入された原料を遠心力によってロータ外周の放出口より放出し、前記破砕室内に形成される原料堆積層に衝突させて破砕し、製品を前記ロータと前記原料堆積層との間から落下させる竪型衝撃式破砕機において、前記破砕室内に、ロータ半径方向外方へ上向きに傾斜する上向き傾斜面を有して前記原料堆積層の裾野周縁部をせき止めるせき止め部材が設けられていることを特徴とする竪型衝撃式破砕機。
  2. 前記せき止め部材は、前記破砕室内に全周にわたって設けられていることを特徴とする請求項1記載の竪型衝撃式破砕機。
  3. 前記せき止め部材の前記上向き傾斜面と前記ロータの軸線とのなす角度が、10〜70°の範囲で設定されていることを特徴とする請求項1又は2記載の竪型衝撃式破砕機。
  4. 前記ロータは、ロータ外周位置に前記上向き傾斜面に臨む打撃子を有していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の竪型衝撃式破砕機。
  5. 前記せき止め部材を垂直上下方向に進退移動させて、前記せき止め部材と前記打撃子との隙間距離を調整するせき止め部材進退装置を備えていることを特徴とする請求項4記載の竪型衝撃式破砕機。
  6. 前記せき止め部材進退装置は、機体外部からの操作によって作動可能に構成されていることを特徴とする請求項5記載の竪型衝撃式破砕機。
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