JP2004313765A - 乾燥装置及びその運転方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】乾燥用空気を冷却することで、乾燥用空気の熱量増加による冷凍サイクルへの影響を回避することにより、安定した冷凍サイクルで運転が行える乾燥装置及びその運転方法を提供すること。
【解決手段】冷媒が、圧縮機1、放熱器2、絞り装置3、蒸発器4の順に循環するヒートポンプ装置を備え、前記放熱器2で加熱された空気を乾燥室5に導き、前記乾燥室5から出た空気を冷却装置7にて冷却し、前記冷却装置7で冷却した空気を前記蒸発器4にて除湿し、前記蒸発器4で除湿した空気を再び前記放熱器2にて加熱する乾燥装置であって、前記圧縮機1の入力を検出する圧縮機入力検出手段8と、前記圧縮機入力検出手段8からの検出値を用いて前記冷却装置7の冷却量を制御する冷却量制御手段9とを備えたことを特徴とする乾燥装置。
【選択図】 図1
【解決手段】冷媒が、圧縮機1、放熱器2、絞り装置3、蒸発器4の順に循環するヒートポンプ装置を備え、前記放熱器2で加熱された空気を乾燥室5に導き、前記乾燥室5から出た空気を冷却装置7にて冷却し、前記冷却装置7で冷却した空気を前記蒸発器4にて除湿し、前記蒸発器4で除湿した空気を再び前記放熱器2にて加熱する乾燥装置であって、前記圧縮機1の入力を検出する圧縮機入力検出手段8と、前記圧縮機入力検出手段8からの検出値を用いて前記冷却装置7の冷却量を制御する冷却量制御手段9とを備えたことを特徴とする乾燥装置。
【選択図】 図1
Description
本発明は、冷媒が、圧縮機、放熱器、絞り装置、蒸発器の順に循環するヒートポンプ装置を備え、放熱器で加熱された空気を乾燥室に導き、乾燥室から出た空気を冷却装置にて冷却し、冷却装置で冷却した空気を蒸発器にて除湿し、蒸発器で除湿した空気を再び放熱器にて加熱する乾燥装置及びその運転方法に関する。
一般家庭にて使用される電気式衣類乾燥機は、乾燥に必要な熱源として電気ヒータを用いており、家庭用のコンセントの電流容量からその熱量には限界があり、衣類乾燥時間短縮の障害となっていた。また、衣類乾燥に使用された熱は、再利用されることなく外部へ排出されていたのでエネルギーを無駄にしていた。
従来の衣類乾燥機として、ヒートポンプ装置を衣類乾燥の熱源として用いるとともに、乾燥用空気の一部を本体の外へ排出することで、低電力でかつ高除湿率の衣類乾燥機が提案されている(例えば特許文献1参照)。図12は、特許文献1に記載された従来の衣類乾燥装置である。
この乾燥装置において、回転ドラム22は、乾燥装置の本体21内にて回転自在に設けられて内部の衣類39を乾燥するための乾燥室であり、モータ27によってドラムベルト35を介して駆動される。送風機23は、矢印Mで示される流れ方向に、乾燥用空気を回転ドラム22からフィルタ24及び回転ドラム側吸気口25を通して循環ダクト26へ送るためのものであり、モータ27によってファンベルト28を介して駆動される。
また、循環ダクト26内に置かれた蒸発器29は、冷媒を蒸発させることによって乾燥用空気を冷却除湿し、凝縮器30は、冷媒を凝縮させることによって循環ダクト26内を流れる乾燥用空気を加熱する。そして、加熱された乾燥用空気は、循環ダクト26に導かれて再び乾燥室に戻る。圧縮機31は、冷媒に圧力差を生じさせ、キャピラリチューブ等からなる絞り装置32は、冷媒の圧力差を維持する。そして、これら蒸発器29、凝縮器30、圧縮機31、及び絞り装置32を配管33で接続してヒートポンプ装置を構成している。
特開平7−178289号公報(第4−5頁、図1)
従来の衣類乾燥機として、ヒートポンプ装置を衣類乾燥の熱源として用いるとともに、乾燥用空気の一部を本体の外へ排出することで、低電力でかつ高除湿率の衣類乾燥機が提案されている(例えば特許文献1参照)。図12は、特許文献1に記載された従来の衣類乾燥装置である。
この乾燥装置において、回転ドラム22は、乾燥装置の本体21内にて回転自在に設けられて内部の衣類39を乾燥するための乾燥室であり、モータ27によってドラムベルト35を介して駆動される。送風機23は、矢印Mで示される流れ方向に、乾燥用空気を回転ドラム22からフィルタ24及び回転ドラム側吸気口25を通して循環ダクト26へ送るためのものであり、モータ27によってファンベルト28を介して駆動される。
また、循環ダクト26内に置かれた蒸発器29は、冷媒を蒸発させることによって乾燥用空気を冷却除湿し、凝縮器30は、冷媒を凝縮させることによって循環ダクト26内を流れる乾燥用空気を加熱する。そして、加熱された乾燥用空気は、循環ダクト26に導かれて再び乾燥室に戻る。圧縮機31は、冷媒に圧力差を生じさせ、キャピラリチューブ等からなる絞り装置32は、冷媒の圧力差を維持する。そして、これら蒸発器29、凝縮器30、圧縮機31、及び絞り装置32を配管33で接続してヒートポンプ装置を構成している。
しかしながら、このような乾燥装置で乾燥を行う場合、乾燥用空気の温度、本体と外部との熱交換ロス、乾燥物に含まれる水分量などが乾燥時間の経過とともに徐々に変化するため、外部に放出すべき最適な熱量を常に制御する必要があった。また、放出すべき最適な熱量よりも熱を多く外部に捨ててしまう場合は乾燥時間が長くなってしまい、消費電力量が増加してしまう。
また、乾燥用空気の熱量が増加しすぎると、ヒートポンプ装置の冷凍サイクルにおける圧力が上昇してしまい、安定した冷凍サイクルでの運転が行えないという課題がある。
また、乾燥用空気の熱量が増加しすぎると、ヒートポンプ装置の冷凍サイクルにおける圧力が上昇してしまい、安定した冷凍サイクルでの運転が行えないという課題がある。
そこで、本発明は、乾燥用空気を冷却することで、乾燥用空気の熱量増加による冷凍サイクルへの影響を回避することにより、安定した冷凍サイクルで運転が行える乾燥装置及びその運転方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、乾燥物の乾燥時間を短縮することができる乾燥装置及びその運転方法を提供することを目的とする。
更に、本発明は、信頼性の高い乾燥装置及びその運転方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、乾燥物の乾燥時間を短縮することができる乾燥装置及びその運転方法を提供することを目的とする。
更に、本発明は、信頼性の高い乾燥装置及びその運転方法を提供することを目的とする。
請求項1記載の本発明の乾燥装置は、冷媒が、圧縮機、放熱器、絞り装置、蒸発器の順に循環するヒートポンプ装置を備え、前記放熱器で加熱された空気を乾燥室に導き、前記乾燥室から出た空気を冷却装置にて冷却し、前記冷却装置で冷却した空気を前記蒸発器にて除湿し、前記蒸発器で除湿した空気を再び前記放熱器にて加熱する乾燥装置であって、前記圧縮機の入力を検出する圧縮機入力検出手段と、前記圧縮機入力検出手段からの検出値を用いて前記冷却装置の冷却量を制御する冷却量制御手段とを備えたことを特徴とする。
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載の乾燥装置において、前記放熱器の出口空気温度を検出する出口空気温度検出手段と、前記出口空気温度検出手段からの検出値を用いて前記圧縮機の圧縮能力を制御する冷凍サイクル制御手段とを備えたことを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、請求項2に記載の乾燥装置において、前記冷凍サイクル制御手段では、前記出口空気温度検出手段からの検出値を用いて前記絞り装置の絞り度を制御することを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、請求項1に記載の乾燥装置において、前記圧縮機の吐出圧力を検出する吐出圧力検出手段と、前記吐出圧力検出手段からの検出値を用いて前記圧縮機の圧縮能力を制御する冷凍サイクル制御手段とを備えたことを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、請求項4に記載の乾燥装置置において、前記冷凍サイクル制御手段では、前記吐出圧力検出手段からの検出値を用いて前記絞り装置の絞り度を制御することを特徴とする。
請求項6記載の本発明は、請求項1に記載の乾燥装置において、前記蒸発器の冷媒温度を検出する蒸発器温度検出手段と、前記蒸発器の入口空気温度を検出する入口空気温度検出手段と、前記蒸発器の入口空気湿度を検出する入口空気湿度検出手段と、前記入口空気温度検出手段からの検出値と前記入口空気湿度検出手段からの検出値によって決定した露点温度に基づいて前記圧縮機の圧縮能力を制御する冷凍サイクル制御手段とを備えたことを特徴とする。
請求項7記載の本発明は、請求項6に記載の乾燥装置において、前記冷凍サイクル制御手段では、前記入口空気温度検出手段からの検出値と前記入口空気湿度検出手段からの検出値によって決定した露点温度に基づいて前記絞り装置の絞り度を制御することを特徴とする。
請求項8記載の本発明の乾燥装置の運転方法は、冷媒が、圧縮機、放熱器、絞り装置、蒸発器の順に循環するヒートポンプ装置を備え、前記放熱器で加熱された空気を乾燥室に導き、前記乾燥室から出た空気を冷却装置にて冷却し、前記冷却装置で冷却した空気を前記蒸発器にて除湿し、前記蒸発器で除湿した空気を再び前記放熱器にて加熱する乾燥装置の運転方法であって、前記圧縮機の入力が増加すると前記冷却装置の冷却量を増加させ、前記圧縮機の入力が減少すると前記冷却装置の冷却量を減少させることを特徴とする。
請求項9記載の本発明の乾燥装置の運転方法は、冷媒が、圧縮機、放熱器、絞り装置、蒸発器の順に循環するヒートポンプ装置を備え、前記放熱器で加熱された空気を乾燥室に導き、前記乾燥室から出た空気を冷却装置にて冷却し、前記冷却装置で冷却した空気を前記蒸発器にて除湿し、前記蒸発器で除湿した空気を再び前記放熱器にて加熱する乾燥装置の運転方法であって、前記放熱器の出口空気温度が所定の温度を超えると前記圧縮機の圧縮能力を小さくし、前記放熱器の出口空気温度が所定の温度以下となると前記圧縮機の圧縮能力を大きくすることを特徴とする。
請求項10記載の本発明は、請求項9に記載の乾燥装置の運転方法において、前記放熱器の出口空気温度が所定の温度を超えると前記絞り装置の絞り度を大きくし、前記放熱器の出口空気温度が所定の温度以下となると前記絞り装置の絞り度を小さくすることを特徴とする。
請求項11記載の本発明の乾燥装置の運転方法は、冷媒が、圧縮機、放熱器、絞り装置、蒸発器の順に循環するヒートポンプ装置と、前記蒸発器の冷媒温度を検出する蒸発器温度検出手段と、前記蒸発器の入口空気温度を検出する入口空気温度検出手段と、前記蒸発器の入口空気湿度を検出する入口空気湿度検出手段とを備え、前記放熱器で加熱された空気を乾燥室に導き、前記乾燥室から出た空気を冷却装置にて冷却し、前記冷却装置で冷却した空気を前記蒸発器にて除湿し、前記蒸発器で除湿した空気を再び前記放熱器にて加熱する乾燥装置の運転方法であって、前記入口空気温度検出手段からの検出値と前記入口空気湿度検出手段からの検出値によって露点温度を算出し、算出した前記露点温度と前記蒸発器温度検出手段で検出した冷媒温度とを比較し、検出した前記冷媒温度が前記露点温度よりも高い場合には前記圧縮機の圧縮能力を大きくし、検出した前記冷媒温度が所定の温度よりも低い場合には前記圧縮機の圧縮能力を小さくすることを特徴とする。
請求項12記載の本発明は、請求項11に記載の乾燥装置の運転方法において、検出した前記冷媒温度が前記露点温度よりも高い場合には前記絞り装置の絞り度を小さくし、検出した前記冷媒温度が所定の温度よりも低い場合には前記絞り装置の絞り度を大きくすることを特徴とする。
請求項13記載の本発明は、請求項8から請求項12のいずれかに記載の乾燥装置の運転方法において、前記圧縮機の吐出圧力が所定の圧力を越えた場合には前記圧縮機の圧縮能力を小さくすることを特徴とする。
請求項14記載の本発明は、請求項13に記載の乾燥装置の運転方法において、前記圧縮機の吐出圧力が所定の圧力を越えた場合には前記絞り装置の絞り度を大きくすることを特徴とする。
請求項15記載の本発明は、請求項1から請求項7のいずれかに記載の乾燥装置において、前記冷媒として二酸化炭素を用い、高圧側圧力が臨界圧を超える圧力で運転することを特徴とする。
請求項16記載の本発明は、請求項8から請求項12のいずれかに記載の乾燥装置の運転方法において、前記冷媒として二酸化炭素を用い、高圧側圧力が臨界圧を超える圧力で運転することを特徴とする。
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載の乾燥装置において、前記放熱器の出口空気温度を検出する出口空気温度検出手段と、前記出口空気温度検出手段からの検出値を用いて前記圧縮機の圧縮能力を制御する冷凍サイクル制御手段とを備えたことを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、請求項2に記載の乾燥装置において、前記冷凍サイクル制御手段では、前記出口空気温度検出手段からの検出値を用いて前記絞り装置の絞り度を制御することを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、請求項1に記載の乾燥装置において、前記圧縮機の吐出圧力を検出する吐出圧力検出手段と、前記吐出圧力検出手段からの検出値を用いて前記圧縮機の圧縮能力を制御する冷凍サイクル制御手段とを備えたことを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、請求項4に記載の乾燥装置置において、前記冷凍サイクル制御手段では、前記吐出圧力検出手段からの検出値を用いて前記絞り装置の絞り度を制御することを特徴とする。
請求項6記載の本発明は、請求項1に記載の乾燥装置において、前記蒸発器の冷媒温度を検出する蒸発器温度検出手段と、前記蒸発器の入口空気温度を検出する入口空気温度検出手段と、前記蒸発器の入口空気湿度を検出する入口空気湿度検出手段と、前記入口空気温度検出手段からの検出値と前記入口空気湿度検出手段からの検出値によって決定した露点温度に基づいて前記圧縮機の圧縮能力を制御する冷凍サイクル制御手段とを備えたことを特徴とする。
請求項7記載の本発明は、請求項6に記載の乾燥装置において、前記冷凍サイクル制御手段では、前記入口空気温度検出手段からの検出値と前記入口空気湿度検出手段からの検出値によって決定した露点温度に基づいて前記絞り装置の絞り度を制御することを特徴とする。
請求項8記載の本発明の乾燥装置の運転方法は、冷媒が、圧縮機、放熱器、絞り装置、蒸発器の順に循環するヒートポンプ装置を備え、前記放熱器で加熱された空気を乾燥室に導き、前記乾燥室から出た空気を冷却装置にて冷却し、前記冷却装置で冷却した空気を前記蒸発器にて除湿し、前記蒸発器で除湿した空気を再び前記放熱器にて加熱する乾燥装置の運転方法であって、前記圧縮機の入力が増加すると前記冷却装置の冷却量を増加させ、前記圧縮機の入力が減少すると前記冷却装置の冷却量を減少させることを特徴とする。
請求項9記載の本発明の乾燥装置の運転方法は、冷媒が、圧縮機、放熱器、絞り装置、蒸発器の順に循環するヒートポンプ装置を備え、前記放熱器で加熱された空気を乾燥室に導き、前記乾燥室から出た空気を冷却装置にて冷却し、前記冷却装置で冷却した空気を前記蒸発器にて除湿し、前記蒸発器で除湿した空気を再び前記放熱器にて加熱する乾燥装置の運転方法であって、前記放熱器の出口空気温度が所定の温度を超えると前記圧縮機の圧縮能力を小さくし、前記放熱器の出口空気温度が所定の温度以下となると前記圧縮機の圧縮能力を大きくすることを特徴とする。
請求項10記載の本発明は、請求項9に記載の乾燥装置の運転方法において、前記放熱器の出口空気温度が所定の温度を超えると前記絞り装置の絞り度を大きくし、前記放熱器の出口空気温度が所定の温度以下となると前記絞り装置の絞り度を小さくすることを特徴とする。
請求項11記載の本発明の乾燥装置の運転方法は、冷媒が、圧縮機、放熱器、絞り装置、蒸発器の順に循環するヒートポンプ装置と、前記蒸発器の冷媒温度を検出する蒸発器温度検出手段と、前記蒸発器の入口空気温度を検出する入口空気温度検出手段と、前記蒸発器の入口空気湿度を検出する入口空気湿度検出手段とを備え、前記放熱器で加熱された空気を乾燥室に導き、前記乾燥室から出た空気を冷却装置にて冷却し、前記冷却装置で冷却した空気を前記蒸発器にて除湿し、前記蒸発器で除湿した空気を再び前記放熱器にて加熱する乾燥装置の運転方法であって、前記入口空気温度検出手段からの検出値と前記入口空気湿度検出手段からの検出値によって露点温度を算出し、算出した前記露点温度と前記蒸発器温度検出手段で検出した冷媒温度とを比較し、検出した前記冷媒温度が前記露点温度よりも高い場合には前記圧縮機の圧縮能力を大きくし、検出した前記冷媒温度が所定の温度よりも低い場合には前記圧縮機の圧縮能力を小さくすることを特徴とする。
請求項12記載の本発明は、請求項11に記載の乾燥装置の運転方法において、検出した前記冷媒温度が前記露点温度よりも高い場合には前記絞り装置の絞り度を小さくし、検出した前記冷媒温度が所定の温度よりも低い場合には前記絞り装置の絞り度を大きくすることを特徴とする。
請求項13記載の本発明は、請求項8から請求項12のいずれかに記載の乾燥装置の運転方法において、前記圧縮機の吐出圧力が所定の圧力を越えた場合には前記圧縮機の圧縮能力を小さくすることを特徴とする。
請求項14記載の本発明は、請求項13に記載の乾燥装置の運転方法において、前記圧縮機の吐出圧力が所定の圧力を越えた場合には前記絞り装置の絞り度を大きくすることを特徴とする。
請求項15記載の本発明は、請求項1から請求項7のいずれかに記載の乾燥装置において、前記冷媒として二酸化炭素を用い、高圧側圧力が臨界圧を超える圧力で運転することを特徴とする。
請求項16記載の本発明は、請求項8から請求項12のいずれかに記載の乾燥装置の運転方法において、前記冷媒として二酸化炭素を用い、高圧側圧力が臨界圧を超える圧力で運転することを特徴とする。
本発明の乾燥装置によれば、圧縮機の入力を検出し、冷却装置の冷却量を制御することにより、外部へ放出する熱量を常に調整できるので、運転開始から安定した冷凍サイクル運転を行いつつ、乾燥時間をより短縮させて省エネルギー化を図ることができる。
また、本発明の乾燥装置によれば、放熱器の出口空気温度に応じて圧縮機の圧縮能力及び絞り装置の絞り度を制御することで、運転開始直後からの放熱器出口温度即ち乾燥用空気温度の立ち上がり速度を早くしつつ、出口空気温度が高くなるにつれて圧縮比の小さな冷凍サイクルにすることで、圧縮機の所要動力を小さくさせて省エネルギー化を図ることができる。
また、本発明の乾燥装置によれば、圧縮機の吐出圧力を検出し、圧縮機の圧縮能力及び絞り装置の絞り度を制御することによって、吐出圧力の調整を迅速に行うことが可能となるので、圧縮機及び乾燥装置の信頼性をより確実に確保しつつ、乾燥運転開始直後の乾燥用空気温度を早く上昇させることができる。
また、蒸発器の冷媒温度と蒸発器の入口空気温度及び入口空気湿度を検出して、絞り装置の絞り度及び圧縮機の圧縮能力を制御することにより、蒸発器での除湿を確実に行いつつ、着霜の発生を回避することができるので、より短時間での乾燥を可能とし、信頼性の高い高効率な乾燥装置の運転を行うことができる。
さらに、ヒートポンプ装置は高サイド圧力においては超臨界圧力で運転することによって、さらに乾燥用空気温度を高くすることができるので、乾燥時間を短縮させることが可能となり、高効率な乾燥装置の運転を行うことができる。
また、本発明の乾燥装置によれば、放熱器の出口空気温度に応じて圧縮機の圧縮能力及び絞り装置の絞り度を制御することで、運転開始直後からの放熱器出口温度即ち乾燥用空気温度の立ち上がり速度を早くしつつ、出口空気温度が高くなるにつれて圧縮比の小さな冷凍サイクルにすることで、圧縮機の所要動力を小さくさせて省エネルギー化を図ることができる。
また、本発明の乾燥装置によれば、圧縮機の吐出圧力を検出し、圧縮機の圧縮能力及び絞り装置の絞り度を制御することによって、吐出圧力の調整を迅速に行うことが可能となるので、圧縮機及び乾燥装置の信頼性をより確実に確保しつつ、乾燥運転開始直後の乾燥用空気温度を早く上昇させることができる。
また、蒸発器の冷媒温度と蒸発器の入口空気温度及び入口空気湿度を検出して、絞り装置の絞り度及び圧縮機の圧縮能力を制御することにより、蒸発器での除湿を確実に行いつつ、着霜の発生を回避することができるので、より短時間での乾燥を可能とし、信頼性の高い高効率な乾燥装置の運転を行うことができる。
さらに、ヒートポンプ装置は高サイド圧力においては超臨界圧力で運転することによって、さらに乾燥用空気温度を高くすることができるので、乾燥時間を短縮させることが可能となり、高効率な乾燥装置の運転を行うことができる。
本発明の第1の実施の形態による乾燥装置は、圧縮機の入力を検出する圧縮機入力検出手段と、圧縮機入力検出手段からの検出値を用いて冷却装置の冷却量を制御する冷却量制御手段とを備えたものである。本実施の形態によれば、圧縮機入力に応じて乾燥用空気を冷却することができ、圧縮機入力に相当する熱量を外部に排出することができ、冷凍サイクルの圧力を所定の圧力に保つことができる。
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態による乾燥装置において、放熱器の出口空気温度を検出する出口空気温度検出手段と、出口空気温度検出手段からの検出値を用いて圧縮機の圧縮能力を制御する冷凍サイクル制御手段とを備えたものである。本実施の形態によれば、放熱器の出口空気温度に応じて圧縮機を制御することで、例えば運転開始直後は、放熱器出口温度の上昇、すなわち乾燥空気温度の立ち上がり速度を早くしつつ、蒸発器での冷媒温度を低下させることで除湿する水分量を多くすることができ、乾燥時間を短縮させることができる。
本発明の第3の実施の形態は、第2の実施の形態による乾燥装置において、冷凍サイクル制御手段では、出口空気温度検出手段からの検出値を用いて絞り装置の絞り度を制御するものである。本実施の形態によれば、例えば出口空気温度が高くなるにつれて圧縮比の小さな冷凍サイクルにすることで、圧縮機への入力を低下させて省エネルギー化を図ることができる。
本発明の第4の実施の形態は、第1の実施の形態による乾燥装置において、圧縮機の吐出圧力を検出する吐出圧力検出手段と、吐出圧力検出手段からの検出値を用いて圧縮機の圧縮能力を制御する冷凍サイクル制御手段とを備えたものである。本実施の形態によれば、圧縮機の吐出冷媒圧力を検出して、圧縮機を制御することで、吐出圧力の調整を迅速に行うことが可能となり、圧縮機や乾燥装置の信頼性をより確実に確保しつつ、特に乾燥運転開始直後の乾燥空気温度を早く上昇させることができる。
本発明の第5の実施の形態は、第4の実施の形態による乾燥装置において、冷凍サイクル制御手段では、吐出圧力検出手段からの検出値を用いて絞り装置の絞り度を制御するものである。本実施の形態によれば、絞り装置を制御することで、吐出圧力の調整を更に迅速に行うことが可能となり、圧縮機や乾燥装置の信頼性をより確実に確保しつつ、特に乾燥運転開始直後の乾燥空気温度を早く上昇させることができる。
本発明の第6の実施の形態は、第1の実施の形態による乾燥装置において、蒸発器の冷媒温度を検出する蒸発器温度検出手段と、蒸発器の入口空気温度を検出する入口空気温度検出手段と、蒸発器の入口空気湿度を検出する入口空気湿度検出手段と、入口空気温度検出手段からの検出値と入口空気湿度検出手段からの検出値によって決定した露点温度に基づいて圧縮機の圧縮能力を制御する冷凍サイクル制御手段とを備えたものである。本実施の形態によれば、蒸発器の冷媒温度、入口空気温度、及び入口空気湿度を検出して、圧縮機を制御することにより、蒸発器での除湿を確実に行いつつ、着霜の発生を回避することができるので、より短時間での乾燥を可能とし、信頼性の高い高効率な運転を行うことができる。
本発明の第7の実施の形態は、第6の実施の形態による乾燥装置において、冷凍サイクル制御手段では、入口空気温度検出手段からの検出値と入口空気湿度検出手段からの検出値によって決定した露点温度に基づいて絞り装置の絞り度を制御するものである。本実施の形態によれば、蒸発器の冷媒温度、入口空気温度、及び入口空気湿度を検出して、絞り装置を制御することにより、蒸発器での除湿を確実に行いつつ、着霜の発生を回避することができるので、より短時間での乾燥を可能とし、信頼性の高い高効率な運転を行うことができる。
本発明の第8の実施の形態による乾燥装置の運転方法は、圧縮機の入力が増加すると冷却装置の冷却量を増加させ、圧縮機の入力が減少すると冷却装置の冷却量を減少させるものである。本実施の形態によれば、圧縮機の入力に応じて乾燥用空気を冷却することができ、圧縮機入力に相当する熱量を外部に排出することができ、冷凍サイクルの圧力を所定の圧力に保つことができる。
本発明の第9の実施の形態による乾燥装置の運転方法は、放熱器の出口空気温度が所定の温度を超えると圧縮機の圧縮能力を小さくし、放熱器の出口空気温度が所定の温度以下となると圧縮機の圧縮能力を大きくするものである。本実施の形態によれば、放熱器の出口空気温度に応じて圧縮機を制御することで、例えば運転開始直後は、放熱器出口温度の上昇、すなわち乾燥空気温度の立ち上がり速度を早くしつつ、蒸発器での冷媒温度を低下させることで除湿する水分量を多くすることができ、乾燥時間を短縮させることができる。
本発明の第10の実施の形態は、第9の実施の形態における乾燥装置の運転方法において、放熱器の出口空気温度が所定の温度を超えると前記絞り装置の絞り度を大きくし、前記放熱器の出口空気温度が所定の温度以下となると前記絞り装置の絞り度を小さくするものである。本実施の形態によれば、放熱器の出口空気温度に応じて絞り装置を制御することで、例えば運転開始直後は、放熱器出口温度の上昇、すなわち乾燥空気温度の立ち上がり速度を早くしつつ、蒸発器での冷媒温度を低下させることで除湿する水分量を多くすることができ、乾燥時間を短縮させることができる。また、出口空気温度が高くなるにつれて圧縮比の小さな冷凍サイクルにすることで、圧縮機への入力を低下させて省エネルギー化を図ることができる。
本発明の第11の実施の形態による乾燥装置の運転方法は、入口空気温度検出手段からの検出値と入口空気湿度検出手段からの検出値によって露点温度を算出し、算出した露点温度と蒸発器温度検出手段で検出した冷媒温度とを比較し、検出した冷媒温度が露点温度よりも高い場合には圧縮機の圧縮能力を大きくし、検出した冷媒温度が所定の温度よりも低い場合には圧縮機の圧縮能力を小さくするものである。本実施の形態によれば、蒸発器の冷媒温度、入口空気温度、及び入口空気湿度を検出して、圧縮機を制御することにより、蒸発器での除湿を確実に行いつつ、着霜の発生を回避することができるので、より短時間での乾燥を可能とし、信頼性の高い高効率な運転を行うことができる。
本発明の第12の実施の形態は、第11の実施の形態における乾燥装置の運転方法において、検出した冷媒温度が露点温度よりも高い場合には絞り装置の絞り度を小さくし、検出した冷媒温度が所定の温度よりも低い場合には絞り装置の絞り度を大きくするものである。本実施の形態によれば、蒸発器の冷媒温度、入口空気温度、及び入口空気湿度を検出して、絞り装置を制御することにより、蒸発器での除湿を確実に行いつつ、着霜の発生を回避することができるので、より短時間での乾燥を可能とし、信頼性の高い高効率な運転を行うことができる。
本発明の第13の実施の形態は、第8から第12の実施の形態による乾燥装置の運転方法において、圧縮機の吐出圧力が所定の圧力を越えた場合には圧縮機の圧縮能力を小さくするものである。本実施の形態によれば、吐出圧力の調整を迅速に行うことが可能となり、圧縮機や乾燥装置の信頼性をより確実に確保しつつ、特に乾燥運転開始直後の乾燥空気温度を早く上昇させることができる。
本発明の第14の実施の形態は、第13の実施の形態による乾燥装置の運転方法において、圧縮機の吐出圧力が所定の圧力を越えた場合には圧縮機の圧縮能力を小さくするとともに絞り装置の絞り度を大きくするものである。本実施の形態によれば、吐出圧力の調整を迅速に行うことが可能となり、圧縮機や乾燥装置の信頼性をより確実に確保しつつ、特に乾燥運転開始直後の乾燥空気温度を早く上昇させることができる。
本発明の第15の実施の形態は、第1から第7の実施の形態による乾燥装置において、冷媒として二酸化炭素を用い、高圧側圧力が臨界圧を超える圧力で運転するものである。本実施の形態によれば、放熱器の冷媒の入口側温度が同一温度であれば、フロン冷媒に比べてより高い出口空気温度を得ることが可能になり、乾燥時間の短縮を図ることができる。
本発明の第16の実施の形態は、第8から第12の実施の形態による乾燥装置の運転方法において、冷媒として二酸化炭素を用い、高圧側圧力が臨界圧を超える圧力で運転するものである。本実施の形態によれば、放熱器の冷媒の入口側温度が同一温度であれば、フロン冷媒に比べてより高い出口空気温度を得ることが可能になり、乾燥時間の短縮を図ることができる。
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態による乾燥装置において、放熱器の出口空気温度を検出する出口空気温度検出手段と、出口空気温度検出手段からの検出値を用いて圧縮機の圧縮能力を制御する冷凍サイクル制御手段とを備えたものである。本実施の形態によれば、放熱器の出口空気温度に応じて圧縮機を制御することで、例えば運転開始直後は、放熱器出口温度の上昇、すなわち乾燥空気温度の立ち上がり速度を早くしつつ、蒸発器での冷媒温度を低下させることで除湿する水分量を多くすることができ、乾燥時間を短縮させることができる。
本発明の第3の実施の形態は、第2の実施の形態による乾燥装置において、冷凍サイクル制御手段では、出口空気温度検出手段からの検出値を用いて絞り装置の絞り度を制御するものである。本実施の形態によれば、例えば出口空気温度が高くなるにつれて圧縮比の小さな冷凍サイクルにすることで、圧縮機への入力を低下させて省エネルギー化を図ることができる。
本発明の第4の実施の形態は、第1の実施の形態による乾燥装置において、圧縮機の吐出圧力を検出する吐出圧力検出手段と、吐出圧力検出手段からの検出値を用いて圧縮機の圧縮能力を制御する冷凍サイクル制御手段とを備えたものである。本実施の形態によれば、圧縮機の吐出冷媒圧力を検出して、圧縮機を制御することで、吐出圧力の調整を迅速に行うことが可能となり、圧縮機や乾燥装置の信頼性をより確実に確保しつつ、特に乾燥運転開始直後の乾燥空気温度を早く上昇させることができる。
本発明の第5の実施の形態は、第4の実施の形態による乾燥装置において、冷凍サイクル制御手段では、吐出圧力検出手段からの検出値を用いて絞り装置の絞り度を制御するものである。本実施の形態によれば、絞り装置を制御することで、吐出圧力の調整を更に迅速に行うことが可能となり、圧縮機や乾燥装置の信頼性をより確実に確保しつつ、特に乾燥運転開始直後の乾燥空気温度を早く上昇させることができる。
本発明の第6の実施の形態は、第1の実施の形態による乾燥装置において、蒸発器の冷媒温度を検出する蒸発器温度検出手段と、蒸発器の入口空気温度を検出する入口空気温度検出手段と、蒸発器の入口空気湿度を検出する入口空気湿度検出手段と、入口空気温度検出手段からの検出値と入口空気湿度検出手段からの検出値によって決定した露点温度に基づいて圧縮機の圧縮能力を制御する冷凍サイクル制御手段とを備えたものである。本実施の形態によれば、蒸発器の冷媒温度、入口空気温度、及び入口空気湿度を検出して、圧縮機を制御することにより、蒸発器での除湿を確実に行いつつ、着霜の発生を回避することができるので、より短時間での乾燥を可能とし、信頼性の高い高効率な運転を行うことができる。
本発明の第7の実施の形態は、第6の実施の形態による乾燥装置において、冷凍サイクル制御手段では、入口空気温度検出手段からの検出値と入口空気湿度検出手段からの検出値によって決定した露点温度に基づいて絞り装置の絞り度を制御するものである。本実施の形態によれば、蒸発器の冷媒温度、入口空気温度、及び入口空気湿度を検出して、絞り装置を制御することにより、蒸発器での除湿を確実に行いつつ、着霜の発生を回避することができるので、より短時間での乾燥を可能とし、信頼性の高い高効率な運転を行うことができる。
本発明の第8の実施の形態による乾燥装置の運転方法は、圧縮機の入力が増加すると冷却装置の冷却量を増加させ、圧縮機の入力が減少すると冷却装置の冷却量を減少させるものである。本実施の形態によれば、圧縮機の入力に応じて乾燥用空気を冷却することができ、圧縮機入力に相当する熱量を外部に排出することができ、冷凍サイクルの圧力を所定の圧力に保つことができる。
本発明の第9の実施の形態による乾燥装置の運転方法は、放熱器の出口空気温度が所定の温度を超えると圧縮機の圧縮能力を小さくし、放熱器の出口空気温度が所定の温度以下となると圧縮機の圧縮能力を大きくするものである。本実施の形態によれば、放熱器の出口空気温度に応じて圧縮機を制御することで、例えば運転開始直後は、放熱器出口温度の上昇、すなわち乾燥空気温度の立ち上がり速度を早くしつつ、蒸発器での冷媒温度を低下させることで除湿する水分量を多くすることができ、乾燥時間を短縮させることができる。
本発明の第10の実施の形態は、第9の実施の形態における乾燥装置の運転方法において、放熱器の出口空気温度が所定の温度を超えると前記絞り装置の絞り度を大きくし、前記放熱器の出口空気温度が所定の温度以下となると前記絞り装置の絞り度を小さくするものである。本実施の形態によれば、放熱器の出口空気温度に応じて絞り装置を制御することで、例えば運転開始直後は、放熱器出口温度の上昇、すなわち乾燥空気温度の立ち上がり速度を早くしつつ、蒸発器での冷媒温度を低下させることで除湿する水分量を多くすることができ、乾燥時間を短縮させることができる。また、出口空気温度が高くなるにつれて圧縮比の小さな冷凍サイクルにすることで、圧縮機への入力を低下させて省エネルギー化を図ることができる。
本発明の第11の実施の形態による乾燥装置の運転方法は、入口空気温度検出手段からの検出値と入口空気湿度検出手段からの検出値によって露点温度を算出し、算出した露点温度と蒸発器温度検出手段で検出した冷媒温度とを比較し、検出した冷媒温度が露点温度よりも高い場合には圧縮機の圧縮能力を大きくし、検出した冷媒温度が所定の温度よりも低い場合には圧縮機の圧縮能力を小さくするものである。本実施の形態によれば、蒸発器の冷媒温度、入口空気温度、及び入口空気湿度を検出して、圧縮機を制御することにより、蒸発器での除湿を確実に行いつつ、着霜の発生を回避することができるので、より短時間での乾燥を可能とし、信頼性の高い高効率な運転を行うことができる。
本発明の第12の実施の形態は、第11の実施の形態における乾燥装置の運転方法において、検出した冷媒温度が露点温度よりも高い場合には絞り装置の絞り度を小さくし、検出した冷媒温度が所定の温度よりも低い場合には絞り装置の絞り度を大きくするものである。本実施の形態によれば、蒸発器の冷媒温度、入口空気温度、及び入口空気湿度を検出して、絞り装置を制御することにより、蒸発器での除湿を確実に行いつつ、着霜の発生を回避することができるので、より短時間での乾燥を可能とし、信頼性の高い高効率な運転を行うことができる。
本発明の第13の実施の形態は、第8から第12の実施の形態による乾燥装置の運転方法において、圧縮機の吐出圧力が所定の圧力を越えた場合には圧縮機の圧縮能力を小さくするものである。本実施の形態によれば、吐出圧力の調整を迅速に行うことが可能となり、圧縮機や乾燥装置の信頼性をより確実に確保しつつ、特に乾燥運転開始直後の乾燥空気温度を早く上昇させることができる。
本発明の第14の実施の形態は、第13の実施の形態による乾燥装置の運転方法において、圧縮機の吐出圧力が所定の圧力を越えた場合には圧縮機の圧縮能力を小さくするとともに絞り装置の絞り度を大きくするものである。本実施の形態によれば、吐出圧力の調整を迅速に行うことが可能となり、圧縮機や乾燥装置の信頼性をより確実に確保しつつ、特に乾燥運転開始直後の乾燥空気温度を早く上昇させることができる。
本発明の第15の実施の形態は、第1から第7の実施の形態による乾燥装置において、冷媒として二酸化炭素を用い、高圧側圧力が臨界圧を超える圧力で運転するものである。本実施の形態によれば、放熱器の冷媒の入口側温度が同一温度であれば、フロン冷媒に比べてより高い出口空気温度を得ることが可能になり、乾燥時間の短縮を図ることができる。
本発明の第16の実施の形態は、第8から第12の実施の形態による乾燥装置の運転方法において、冷媒として二酸化炭素を用い、高圧側圧力が臨界圧を超える圧力で運転するものである。本実施の形態によれば、放熱器の冷媒の入口側温度が同一温度であれば、フロン冷媒に比べてより高い出口空気温度を得ることが可能になり、乾燥時間の短縮を図ることができる。
以下、本発明の乾燥装置の一実施例について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明による第1実施例の乾燥装置を示す構成図である。本実施例の乾燥装置は、例えばフロンまたは二酸化炭素等の冷媒を作動流体とし、圧縮機1、放熱器2、絞り装置3、蒸発器4を順に配管19にて接続したヒートポンプ装置を備えている。また乾燥装置は、放熱器2で加熱した乾燥用空気17によって衣類などの乾燥物10を乾燥する乾燥室5と、乾燥用空気17を送風する送風機6と、乾燥用空気17を冷却する冷却装置7とを備えている。乾燥用空気17は、送風機6によって、放熱器2、乾燥室5、冷却装置7、及び蒸発器4を、ダクト16を介して循環する。また乾燥装置は、圧縮機1の入力を検出する圧縮機入力検出手段8と、検出した圧縮機入力に基づいて冷却装置7の冷却量を制御する冷却量制御手段9とを備えている。
図1は、本発明による第1実施例の乾燥装置を示す構成図である。本実施例の乾燥装置は、例えばフロンまたは二酸化炭素等の冷媒を作動流体とし、圧縮機1、放熱器2、絞り装置3、蒸発器4を順に配管19にて接続したヒートポンプ装置を備えている。また乾燥装置は、放熱器2で加熱した乾燥用空気17によって衣類などの乾燥物10を乾燥する乾燥室5と、乾燥用空気17を送風する送風機6と、乾燥用空気17を冷却する冷却装置7とを備えている。乾燥用空気17は、送風機6によって、放熱器2、乾燥室5、冷却装置7、及び蒸発器4を、ダクト16を介して循環する。また乾燥装置は、圧縮機1の入力を検出する圧縮機入力検出手段8と、検出した圧縮機入力に基づいて冷却装置7の冷却量を制御する冷却量制御手段9とを備えている。
以下にこの乾燥装置の動作について説明する。
まず乾燥すべき乾燥物10を乾燥室5内に入れる。次に送風機6を回転させると乾燥用空気17の流れが生じる。乾燥用空気17は、放熱器2で加熱されて乾燥室5に入り、乾燥室5内の乾燥物10から水分を奪うことにより多湿となった後、送風機6により冷却装置7に送られて冷却され、蒸発器4へ運ばれる。蒸発器4に運ばれた乾燥用空気は除湿され、更に放熱器2へ運ばれ、この放熱器2で再び加熱された後、乾燥室5に運ばれる。この乾燥サイクルによって、乾燥物10が乾燥する。
ここでヒートポンプ装置における冷凍サイクルを考えると、放熱器2にて乾燥用空気17に放熱する熱量は、圧縮機1の入力分に相当する熱量だけ蒸発器4にて乾燥用空気17から奪う熱量より多くなる。従って、乾燥用空気の循環を継続すると、乾燥用空気全体の持つ熱量が増加するとともにヒートポンプ装置内の冷媒の持つ熱量が増え、冷媒圧力が高くなり、やがて圧縮機1のモータトルクを超えてしまう。従って、ヒートポンプ装置を安全に運転するには、圧縮機1の入力に相当する乾燥用空気の熱量を、冷却装置7によって排出することが必要となる。
まず乾燥すべき乾燥物10を乾燥室5内に入れる。次に送風機6を回転させると乾燥用空気17の流れが生じる。乾燥用空気17は、放熱器2で加熱されて乾燥室5に入り、乾燥室5内の乾燥物10から水分を奪うことにより多湿となった後、送風機6により冷却装置7に送られて冷却され、蒸発器4へ運ばれる。蒸発器4に運ばれた乾燥用空気は除湿され、更に放熱器2へ運ばれ、この放熱器2で再び加熱された後、乾燥室5に運ばれる。この乾燥サイクルによって、乾燥物10が乾燥する。
ここでヒートポンプ装置における冷凍サイクルを考えると、放熱器2にて乾燥用空気17に放熱する熱量は、圧縮機1の入力分に相当する熱量だけ蒸発器4にて乾燥用空気17から奪う熱量より多くなる。従って、乾燥用空気の循環を継続すると、乾燥用空気全体の持つ熱量が増加するとともにヒートポンプ装置内の冷媒の持つ熱量が増え、冷媒圧力が高くなり、やがて圧縮機1のモータトルクを超えてしまう。従って、ヒートポンプ装置を安全に運転するには、圧縮機1の入力に相当する乾燥用空気の熱量を、冷却装置7によって排出することが必要となる。
図2を用いて、冷却装置7の冷却量制御手段9の動作について説明する。
図2は、圧縮機1の入力と、外部に熱を放出するための冷却装置7の冷却ファン風量設定値(例えばファン電圧)の関係を表している。すなわち、圧縮機入力検出手段8によって圧縮機1の入力Xが検知されると、その入力に相当する熱量を外部に放出するための冷却ファン風量設定値はYであると判定できる。したがって、この図2の関係式に基づいて冷却装置7の冷却量設定値をYとなるように制御することにより、圧縮機1の入力に相当する熱量を外部に排出することができ、冷凍サイクルの圧力を所定の圧力に保つことができる。
図2は、圧縮機1の入力と、外部に熱を放出するための冷却装置7の冷却ファン風量設定値(例えばファン電圧)の関係を表している。すなわち、圧縮機入力検出手段8によって圧縮機1の入力Xが検知されると、その入力に相当する熱量を外部に放出するための冷却ファン風量設定値はYであると判定できる。したがって、この図2の関係式に基づいて冷却装置7の冷却量設定値をYとなるように制御することにより、圧縮機1の入力に相当する熱量を外部に排出することができ、冷凍サイクルの圧力を所定の圧力に保つことができる。
このように、圧縮機1の入力を検出し、冷却装置7の冷却量を制御することにより、外部へ放出する熱量を常に調整できるので、運転開始から安定した冷凍サイクル運転を行いつつ、乾燥時間をより短縮させて省エネルギー化を図ることができる。
図3は、本発明による第2実施例の乾燥装置を示す構成図であり、本実施例の乾燥装置の構成について、第1実施例と異なる点を説明する。なお、以下の実施例の説明においても同様である。
第2実施例の乾燥装置は、第1実施例の構成に、放熱器2の出口空気温度を検出する出口空気温度検出手段11と、この出口空気温度に基づいて圧縮機1の圧縮能力及び絞り装置3の絞り度を制御する冷凍サイクル制御手段18とを備えている。
上記出口空気温度検出手段11は、例えば温度センサからなり、放熱器2の出口側の乾燥用空気17の温度を検出する。冷凍サイクル制御手段18は、例えば圧縮機を駆動する電動機の運転周波数を調節して、圧縮機1の圧縮能力を制御する手段と、例えば膨張弁からなる絞り装置3の絞り度を制御する手段とからなる。尚、本第2実施例の冷凍サイクル制御手段18は、後述する第3実施例から第5実施例の冷凍サイクル制御手段18を含めて、冷却量制御手段9を制御するものであってもよい。
第2実施例の乾燥装置は、第1実施例の構成に、放熱器2の出口空気温度を検出する出口空気温度検出手段11と、この出口空気温度に基づいて圧縮機1の圧縮能力及び絞り装置3の絞り度を制御する冷凍サイクル制御手段18とを備えている。
上記出口空気温度検出手段11は、例えば温度センサからなり、放熱器2の出口側の乾燥用空気17の温度を検出する。冷凍サイクル制御手段18は、例えば圧縮機を駆動する電動機の運転周波数を調節して、圧縮機1の圧縮能力を制御する手段と、例えば膨張弁からなる絞り装置3の絞り度を制御する手段とからなる。尚、本第2実施例の冷凍サイクル制御手段18は、後述する第3実施例から第5実施例の冷凍サイクル制御手段18を含めて、冷却量制御手段9を制御するものであってもよい。
以下にこの乾燥装置の動作について説明する。
図4は、放熱器2の出口空気温度と、絞り装置3の開度および圧縮機1の圧縮能力(例えば運転周波数)の関係を示す図、図5は、本実施例による乾燥装置の動作を説明するための冷凍サイクルのモリエル線図である。
ヒートポンプ装置の運転が開始された直後は、放熱器2の出口空気温度は低いため、絞り装置3の開度は小さく、圧縮機1の運転周波数は大きくなるように制御する。これにより、放熱器2の熱交換量を大きくすることができるので、より早く放熱器2の出口空気温度を高くすることができる。また、絞り装置3の開度を小さくすることにより、蒸発器4の冷媒温度が低下するので除湿する水分量を多くすることができ、乾燥時間を短縮させることができる。また、運転開始から所定時間が経過し、放熱器2の出口空気温度が高くなるにつれて、絞り装置3の開度は大きく、圧縮機1の運転周波数は小さくなるように制御する。すなわち、放熱器2の出口温度が高い場合は、放熱器2に与えられる熱交換量は小さくなるように絞り装置3の開度を大きくしつつ、圧縮機1の運転周波数は小さくなるようにすることで、図5で示すように、AサイクルからBサイクルのように圧縮比が小さく、安全かつCOP(成績係数)の高い冷凍サイクルに移行させることができる。
図4は、放熱器2の出口空気温度と、絞り装置3の開度および圧縮機1の圧縮能力(例えば運転周波数)の関係を示す図、図5は、本実施例による乾燥装置の動作を説明するための冷凍サイクルのモリエル線図である。
ヒートポンプ装置の運転が開始された直後は、放熱器2の出口空気温度は低いため、絞り装置3の開度は小さく、圧縮機1の運転周波数は大きくなるように制御する。これにより、放熱器2の熱交換量を大きくすることができるので、より早く放熱器2の出口空気温度を高くすることができる。また、絞り装置3の開度を小さくすることにより、蒸発器4の冷媒温度が低下するので除湿する水分量を多くすることができ、乾燥時間を短縮させることができる。また、運転開始から所定時間が経過し、放熱器2の出口空気温度が高くなるにつれて、絞り装置3の開度は大きく、圧縮機1の運転周波数は小さくなるように制御する。すなわち、放熱器2の出口温度が高い場合は、放熱器2に与えられる熱交換量は小さくなるように絞り装置3の開度を大きくしつつ、圧縮機1の運転周波数は小さくなるようにすることで、図5で示すように、AサイクルからBサイクルのように圧縮比が小さく、安全かつCOP(成績係数)の高い冷凍サイクルに移行させることができる。
このように、放熱器2の出口空気温度に応じて絞り装置3の開度および圧縮機1の運転周波数を制御することで、運転開始直後からの放熱器2の出口温度すなわち乾燥空気温度の立ち上がり速度を早くしつつ、出口空気温度が高くなるにつれて圧縮比の小さな冷凍サイクルにすることで、圧縮機1の所要動力を小さくさせて省エネルギー化を図ることができる。
なお、上記説明では放熱器2の出口空気温度の変化とともに圧縮機1と絞り装置3とを制御する場合で説明したが、段階的な制御でもよく、また、放熱器2の出口空気温度が、あらかじめ設定した第1の所定の温度に到達するまでは、圧縮機1の圧縮能力を大きくするとともに絞り装置3の絞り度を小さくするように制御し、放熱器2の出口空気温度が、あらかじめ設定した第2の所定の温度を超えると圧縮機1の圧縮能力を小さくするとともに絞り装置3の絞り度を大きくするように制御してもよい。
なお、上記説明では放熱器2の出口空気温度の変化とともに圧縮機1と絞り装置3とを制御する場合で説明したが、段階的な制御でもよく、また、放熱器2の出口空気温度が、あらかじめ設定した第1の所定の温度に到達するまでは、圧縮機1の圧縮能力を大きくするとともに絞り装置3の絞り度を小さくするように制御し、放熱器2の出口空気温度が、あらかじめ設定した第2の所定の温度を超えると圧縮機1の圧縮能力を小さくするとともに絞り装置3の絞り度を大きくするように制御してもよい。
図6は、本発明による第3実施例の乾燥装置を示す構成図であり、図7は、本実施例による乾燥装置の制御フローチャートである。
第3実施例の乾燥装置は、圧縮機1の吐出圧力を検出する吐出圧力検出手段12と、検出した吐出圧力に基づいて圧縮機1の圧縮能力及び絞り装置3の絞り度を制御する冷凍サイクル制御手段18とを備えている。
第3実施例の乾燥装置は、圧縮機1の吐出圧力を検出する吐出圧力検出手段12と、検出した吐出圧力に基づいて圧縮機1の圧縮能力及び絞り装置3の絞り度を制御する冷凍サイクル制御手段18とを備えている。
以下にこの乾燥装置の動作について説明する。
図7に示すように、冷凍サイクル制御手段18は、ステップ41で、吐出圧力検出手段12にて検出した吐出圧力Pmと、狙いの上限設定圧力Px(例えば12MPa)を比較する。そして、PmがPxより大きい場合には、吐出圧力が圧縮機の信頼性基準値を超えていると判定して、ステップ42に移り、圧縮機1の圧縮能力を小さくし、絞り装置3の絞り度を大きくする制御を実行した後、ステップ41に戻る。このことにより、吐出圧力の低下を迅速かつ大幅に行うことができる。また、PmがPx以下の場合には、ステップ41に戻る。
図7に示すように、冷凍サイクル制御手段18は、ステップ41で、吐出圧力検出手段12にて検出した吐出圧力Pmと、狙いの上限設定圧力Px(例えば12MPa)を比較する。そして、PmがPxより大きい場合には、吐出圧力が圧縮機の信頼性基準値を超えていると判定して、ステップ42に移り、圧縮機1の圧縮能力を小さくし、絞り装置3の絞り度を大きくする制御を実行した後、ステップ41に戻る。このことにより、吐出圧力の低下を迅速かつ大幅に行うことができる。また、PmがPx以下の場合には、ステップ41に戻る。
このように第3実施例の乾燥装置において、圧縮機1の吐出圧力を検出し、検出した吐出圧力に基づいて圧縮機1の圧縮能力及び絞り装置3の絞り度を制御することによって、吐出圧力そのものを直接制御することが可能となり、吐出圧力の調整を素早く行うことができる。従って、吐出圧力の異常上昇時に迅速且つ確実に対応ができ、圧縮機および乾燥装置の信頼性を向上することができる。
尚、本第3実施例を第2実施例の乾燥装置と組み合わせて用いれば、運転開始直後の乾燥空気温度を素早く上昇させることができると共に、迅速且つ確実に元の吐出圧力に戻すことができ、安心して乾燥装置を運転することができる。
尚、本第3実施例を第2実施例の乾燥装置と組み合わせて用いれば、運転開始直後の乾燥空気温度を素早く上昇させることができると共に、迅速且つ確実に元の吐出圧力に戻すことができ、安心して乾燥装置を運転することができる。
図8は、本発明による第4実施例の乾燥装置を示す構成図であり、図9は、本実施例による乾燥装置の制御フローチャートである。
第4実施例の乾燥装置は、蒸発器4の冷媒温度を検出する蒸発器温度検出手段13と、蒸発器4の入口空気温度を検出する入口空気温度検出手段14と、蒸発器4の入口空気湿度を検出する入口空気湿度検出手段15と、検出した蒸発器温度及び露点温度に基づいて圧縮機1の圧縮能力及び絞り装置3の絞り度を制御する冷凍サイクル制御手段18とを備えたものである。
第4実施例の乾燥装置は、蒸発器4の冷媒温度を検出する蒸発器温度検出手段13と、蒸発器4の入口空気温度を検出する入口空気温度検出手段14と、蒸発器4の入口空気湿度を検出する入口空気湿度検出手段15と、検出した蒸発器温度及び露点温度に基づいて圧縮機1の圧縮能力及び絞り装置3の絞り度を制御する冷凍サイクル制御手段18とを備えたものである。
以下にこの乾燥装置の動作について説明する。
図9に示すように、冷凍サイクル制御手段18は、ステップ51で、入口空気温度検出手段14にて検出した温度と、入口空気湿度検出手段15にて検出した湿度から、露点温度Tr(例えば2℃)を算出する。そして、ステップ52に進み、蒸発器温度検出手段13にて検出した蒸発器温度Teと、露点温度Trを比較する。
そして、TeがTr以上の場合には、蒸発器4は除湿できない状態であると判定し、ステップ54に移り、絞り装置3の絞り度を小さく、圧縮機1の圧縮能力を大きくするように制御して、ステップ51に戻る。この判定・制御動作により、蒸発器4での冷媒温度が下がり露点温度以下となるので、蒸発器4における除湿が可能になる。
また、ステップ52でTeがTrよりも小さい場合には、ステップ53に進み、蒸発器温度Teと、着霜判定設定値(例えば0℃)を比較する。そして、Teが設定値以上の場合には、蒸発器4は着霜していない状態であると判定し、ステップ51に戻る。
一方、ステップ53でTeが設定値よりも小さい場合には、蒸発器4は着霜の可能性がある状態と判定し、ステップ55に進む。そして、絞り装置3の絞り度を大きく、圧縮機1の圧縮能力を小さくするように制御して、ステップ51に戻る。この判定・制御動作により、蒸発器4での冷媒温度が上がり、着霜を回避するので、蒸発器4における熱伝達率の低下及び通風抵抗の増加を防止することができる。
図9に示すように、冷凍サイクル制御手段18は、ステップ51で、入口空気温度検出手段14にて検出した温度と、入口空気湿度検出手段15にて検出した湿度から、露点温度Tr(例えば2℃)を算出する。そして、ステップ52に進み、蒸発器温度検出手段13にて検出した蒸発器温度Teと、露点温度Trを比較する。
そして、TeがTr以上の場合には、蒸発器4は除湿できない状態であると判定し、ステップ54に移り、絞り装置3の絞り度を小さく、圧縮機1の圧縮能力を大きくするように制御して、ステップ51に戻る。この判定・制御動作により、蒸発器4での冷媒温度が下がり露点温度以下となるので、蒸発器4における除湿が可能になる。
また、ステップ52でTeがTrよりも小さい場合には、ステップ53に進み、蒸発器温度Teと、着霜判定設定値(例えば0℃)を比較する。そして、Teが設定値以上の場合には、蒸発器4は着霜していない状態であると判定し、ステップ51に戻る。
一方、ステップ53でTeが設定値よりも小さい場合には、蒸発器4は着霜の可能性がある状態と判定し、ステップ55に進む。そして、絞り装置3の絞り度を大きく、圧縮機1の圧縮能力を小さくするように制御して、ステップ51に戻る。この判定・制御動作により、蒸発器4での冷媒温度が上がり、着霜を回避するので、蒸発器4における熱伝達率の低下及び通風抵抗の増加を防止することができる。
このように本第4実施例の乾燥装置において、蒸発器4の蒸発器温度及び入口空気の露点温度を検出して、絞り装置3の絞り度および/または圧縮機1の圧縮能力を制御することにより、蒸発器4での除湿を確実に行いつつ、着霜の発生を回避することができるので、より短時間での乾燥を可能とし、信頼性の高い高効率な乾燥装置及びその運転方法を提供することができる。
本発明による第5実施例の乾燥装置について、図10及び図11を参照して説明する。図10は、第1から第4実施例のヒートポンプ装置に、冷媒として二酸化炭素を用い、高圧側圧力が臨界圧を超える圧力で運転する、第5実施例の乾燥装置の放熱器における冷媒と空気の温度変化を示す概略図、図11は、フロン冷媒を用いた場合の、放熱器2における冷媒と空気の温度変化を示した概略図である。
即ち、図11に示すように、フロン冷媒の場合、放熱器2で冷媒は過熱状態から気液二相状態となり、過冷却状態と状態変化して空気と熱交換し、放熱器2における空気側出口温度はCまで上昇する。
これに対して、図10に示すように、二酸化炭素を冷媒として用い、高圧側圧力が臨界圧を超える圧力で運転する場合には、放熱器2における熱交換は気液の相変化を伴わない。従って、空気側出口温度と冷媒側入口温度の温度差Δtを、フロン冷媒の場合の温度差ΔTよりも、小さくすることができ、放熱器2の出口空気温度はDとなる。即ち、冷媒側入口温度Toが同一温度であれば、二酸化炭素冷媒の場合の出口空気温度Dは、フロン冷媒の場合の出口空気温度Cよりも高くすることができる。
即ち、図11に示すように、フロン冷媒の場合、放熱器2で冷媒は過熱状態から気液二相状態となり、過冷却状態と状態変化して空気と熱交換し、放熱器2における空気側出口温度はCまで上昇する。
これに対して、図10に示すように、二酸化炭素を冷媒として用い、高圧側圧力が臨界圧を超える圧力で運転する場合には、放熱器2における熱交換は気液の相変化を伴わない。従って、空気側出口温度と冷媒側入口温度の温度差Δtを、フロン冷媒の場合の温度差ΔTよりも、小さくすることができ、放熱器2の出口空気温度はDとなる。即ち、冷媒側入口温度Toが同一温度であれば、二酸化炭素冷媒の場合の出口空気温度Dは、フロン冷媒の場合の出口空気温度Cよりも高くすることができる。
このように第5実施例の乾燥装置では、ヒートポンプ装置に、放熱器2の熱交換が超臨界状態で行える冷媒として二酸化炭素を用いることによって、乾燥用空気17の温度をさらに高くすることができるので、乾燥時間をさらに短縮させることが可能となり、乾燥効率の高い乾燥装置を提供することができる。
本発明にかかる乾燥装置は、衣類乾燥、浴室乾燥等の用途に有用である。また食器乾燥や、生ゴミ処理乾燥等の用途にも応用できる。
1 圧縮機
2 放熱器
3 絞り装置
4 蒸発器
5 乾燥室
6 送風機
7 冷却装置
8 圧縮機入力検出手段
9 冷却量制御手段
10 乾燥物
11 出口空気温度検出手段
12 吐出圧力検出手段
13 蒸発器温度検出手段
14 入口空気温度検出手段
15 入口空気湿度検出手段
16 ダクト
17 乾燥用空気
18 冷凍サイクル制御手段
2 放熱器
3 絞り装置
4 蒸発器
5 乾燥室
6 送風機
7 冷却装置
8 圧縮機入力検出手段
9 冷却量制御手段
10 乾燥物
11 出口空気温度検出手段
12 吐出圧力検出手段
13 蒸発器温度検出手段
14 入口空気温度検出手段
15 入口空気湿度検出手段
16 ダクト
17 乾燥用空気
18 冷凍サイクル制御手段
Claims (16)
- 冷媒が、圧縮機、放熱器、絞り装置、蒸発器の順に循環するヒートポンプ装置を備え、前記放熱器で加熱された空気を乾燥室に導き、前記乾燥室から出た空気を冷却装置にて冷却し、前記冷却装置で冷却した空気を前記蒸発器にて除湿し、前記蒸発器で除湿した空気を再び前記放熱器にて加熱する乾燥装置であって、前記圧縮機の入力を検出する圧縮機入力検出手段と、前記圧縮機入力検出手段からの検出値を用いて前記冷却装置の冷却量を制御する冷却量制御手段とを備えたことを特徴とする乾燥装置。
- 前記放熱器の出口空気温度を検出する出口空気温度検出手段と、前記出口空気温度検出手段からの検出値を用いて前記圧縮機の圧縮能力を制御する冷凍サイクル制御手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の乾燥装置。
- 前記冷凍サイクル制御手段では、前記出口空気温度検出手段からの検出値を用いて前記絞り装置の絞り度を制御することを特徴とする請求項2に記載の乾燥装置。
- 前記圧縮機の吐出圧力を検出する吐出圧力検出手段と、前記吐出圧力検出手段からの検出値を用いて前記圧縮機の圧縮能力を制御する冷凍サイクル制御手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の乾燥装置。
- 前記冷凍サイクル制御手段では、前記吐出圧力検出手段からの検出値を用いて前記絞り装置の絞り度を制御することを特徴とする請求項4に記載の乾燥装置。
- 前記蒸発器の冷媒温度を検出する蒸発器温度検出手段と、前記蒸発器の入口空気温度を検出する入口空気温度検出手段と、前記蒸発器の入口空気湿度を検出する入口空気湿度検出手段と、前記入口空気温度検出手段からの検出値と前記入口空気湿度検出手段からの検出値によって決定した露点温度に基づいて前記圧縮機の圧縮能力を制御する冷凍サイクル制御手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の乾燥装置。
- 前記冷凍サイクル制御手段では、前記入口空気温度検出手段からの検出値と前記入口空気湿度検出手段からの検出値によって決定した露点温度に基づいて前記絞り装置の絞り度を制御することを特徴とする請求項6に記載の乾燥装置。
- 冷媒が、圧縮機、放熱器、絞り装置、蒸発器の順に循環するヒートポンプ装置を備え、前記放熱器で加熱された空気を乾燥室に導き、前記乾燥室から出た空気を冷却装置にて冷却し、前記冷却装置で冷却した空気を前記蒸発器にて除湿し、前記蒸発器で除湿した空気を再び前記放熱器にて加熱する乾燥装置の運転方法であって、前記圧縮機の入力が増加すると前記冷却装置の冷却量を増加させ、前記圧縮機の入力が減少すると前記冷却装置の冷却量を減少させることを特徴とする乾燥装置の運転方法。
- 冷媒が、圧縮機、放熱器、絞り装置、蒸発器の順に循環するヒートポンプ装置を備え、前記放熱器で加熱された空気を乾燥室に導き、前記乾燥室から出た空気を冷却装置にて冷却し、前記冷却装置で冷却した空気を前記蒸発器にて除湿し、前記蒸発器で除湿した空気を再び前記放熱器にて加熱する乾燥装置の運転方法であって、前記放熱器の出口空気温度が所定の温度を超えると前記圧縮機の圧縮能力を小さくし、前記放熱器の出口空気温度が所定の温度以下となると前記圧縮機の圧縮能力を大きくすることを特徴とする乾燥装置の運転方法。
- 前記放熱器の出口空気温度が所定の温度を超えると前記絞り装置の絞り度を大きくし、前記放熱器の出口空気温度が所定の温度以下となると前記絞り装置の絞り度を小さくすることを特徴とする請求項9に記載の乾燥装置の運転方法。
- 冷媒が、圧縮機、放熱器、絞り装置、蒸発器の順に循環するヒートポンプ装置と、前記蒸発器の冷媒温度を検出する蒸発器温度検出手段と、前記蒸発器の入口空気温度を検出する入口空気温度検出手段と、前記蒸発器の入口空気湿度を検出する入口空気湿度検出手段とを備え、前記放熱器で加熱された空気を乾燥室に導き、前記乾燥室から出た空気を冷却装置にて冷却し、前記冷却装置で冷却した空気を前記蒸発器にて除湿し、前記蒸発器で除湿した空気を再び前記放熱器にて加熱する乾燥装置の運転方法であって、前記入口空気温度検出手段からの検出値と前記入口空気湿度検出手段からの検出値によって露点温度を算出し、算出した前記露点温度と前記蒸発器温度検出手段で検出した冷媒温度とを比較し、検出した前記冷媒温度が前記露点温度よりも高い場合には前記圧縮機の圧縮能力を大きくし、検出した前記冷媒温度が所定の温度よりも低い場合には前記圧縮機の圧縮能力を小さくすることを特徴とする乾燥装置の運転方法。
- 検出した前記冷媒温度が前記露点温度よりも高い場合には前記絞り装置の絞り度を小さくし、検出した前記冷媒温度が所定の温度よりも低い場合には前記絞り装置の絞り度を大きくすることを特徴とする請求項11に記載の乾燥装置の運転方法。
- 前記圧縮機の吐出圧力が所定の圧力を越えた場合には前記圧縮機の圧縮能力を小さくすることを特徴とする請求項8から請求項12のいずれかに記載の乾燥装置の運転方法。
- 前記圧縮機の吐出圧力が所定の圧力を越えた場合には前記絞り装置の絞り度を大きくすることを特徴とする請求項13に記載の乾燥装置の運転方法。
- 前記冷媒として二酸化炭素を用い、高圧側圧力が臨界圧を超える圧力で運転することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の乾燥装置。
- 前記冷媒として二酸化炭素を用い、高圧側圧力が臨界圧を超える圧力で運転することを特徴とする請求項8から請求項12のいずれかに記載の乾燥装置の運転方法。
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