JP2004313586A - 遊戯媒体収容容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】収容した遊戯媒体Cをホッパー4下方に設けられた排出口3から排出し得る収容容器本体1に、遊戯媒体移送部材2が、その遊戯媒体受容口6と前記排出口3とを連通させて前記遊戯媒体を自重落下により所定量受容する受容位置と、前記受容した遊戯媒体Cを自重落下により外部に設置された補給用容器12に払い出す払出位置との間に上下動自在に設けられ、前記移送部材2の側面7により前記排出口3が閉止されることで前記収容容器本体1に収容された遊戯媒体Cの外部への漏出が防止されてなる遊戯媒体収容容器において、前記移送部材2は、前記受容位置と払出位置との間に略鉛直方向に上下動自在に設けられてなることを解決手段とする。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチスロ機に使用される遊戯用コイン等を収容する遊戯媒体収容容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、パチンコ店等の遊技場に設置されたパチスロ機に使用されるコインは、各パチスロ機の近傍に設置された貸出機から貸し出され、使用後、各島の内部に設けられた回収装置で各島の端部に供給される。その後、この供給されたコインを各島の端部に備えられた研磨機で研磨後、再び貸出機から貸し出すべく各貸出機に配達する配達作業が行われている。該配達作業では、コインを収容可能な収容容器本体と、この収容容器本体を手押して移動させるための取手およびキャスタとを備えた手押し式の収容容器が用いられている。
【0003】
該収容容器は、普段はパチンコ店のホールの周辺部に設置され、必要に応じて運び出され、研磨されたコインを収容容器内に投入しコインを収容する。そして前述した配達作業は、島の間の通路を縫って収容容器をコインを投入すべき貸出機の近傍まで移動させ、そこで収容容器内のコインを補給用容器(以下、「ジョッキ」という。)に移し替え、そのジョッキ内のコインを貸出機に投入する投入作業を繰り返すことによって行われる。
【0004】
このような収容容器において、図5に示すような構造のものが知られている(特許文献1参照)。この収容容器(コインの定量払出装置)においては、収容したコインCをホッパー41の下方に設けられた排出口42から排出し得るように構成された収容容器本体43に、コイン移送部材44が、その遊戯媒体受容口45を前記排出口42と連通して前記コインCを自重落下により所定量受容する受容位置と、前記コイン移送部材44の底部に設けられた開口48とコインを払い出す払出口47とを連通させて前記受容したコインCを自重落下させて外部に設置されたジョッキ46に払い出す払出位置との間に、前記収容容器本体43内部に水平に対して傾斜する姿勢で設けられた案内筒40に案内されつつ移動自在に設けられている。この収容容器によれば、ホッパー41に収容されたコインをジョッキ46が満杯になるまで移送することができ、研磨されたコインを各貸出機に配達する配達作業が効率的に行えるとともに、ベルトコンベア等の搬送装置やコイン移送部材44に収容したコインの量を検出する検出手段等が不要となり、前記収容容器の製作コストが低減される利点があるとされている。
【0005】
また、図6に示すような構造のものも知られている(特許文献2参照)。この収容容器(手押ワゴン)においては、コインを収容する収容容器本体63と、収容したコインを排出する排出口62と、該排出口62に向かって下方に傾斜するホッパー底面61と、外部に設置されたジョッキ66に前記コインを落下させて払い出す払出口67と、前記払出口67まで延設された回転搬送具64(スクリュー式フィーダー)とが設けられ、前記排出口62から排出されたコインが前記回転搬送具64により搬送されるように構成されている。この収容容器によれば、前記ホッパーに収容されたコインをジョッキ66が満杯になるように移し替えることができるため、そのジョッキ66内のコインを貸出機に投入する投入作業の頻度が減少し、研磨されたコインを各貸出機に配達する配達作業を効率的に行えるとされている。
【0006】
【特許文献1】
実開平6−13883号公報
【特許文献2】
特開2001−236550号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1記載の収容容器では、前記受容位置と払出位置との間をコイン移送部材44を往復移動させるために、前記受容位置側に引張り付勢するコイルスプリング49と、該付勢力に抗してコイルスプリング49を前記払出位置側に引張る把手50とを設けて構成され、該コイルスプリング49がプーリー51に巻掛けられて前記コイン移送部材44の一端側と収容容器本体43の底部とにわたって連結されているとともに、把手50とコイン移送部材44の他端側とを連結するワイヤー52がプーリー53と緩み止め用のテンションプーリー54とに巻掛けられて構成されている操作機構を用いているために構造が複雑化し、該操作機構を構成する各構成部材のいずれかに不具合があるのみで前記コインをジョッキ46に移し替える移替作業が行えなくなる虞がある上、これら構成部材はコイン移送部材44の内部に配置され、しかも各構成部材は互いに連係されているため、不具合の生じた部材を取り替えることが容易でないという問題があった。
【0008】
一方、特許文献2記載の収容容器では、前記収容容器に収容されたコインを移送してジョッキ66をコインで満杯にするために、前記収容容器本体63の後方に設けられた回転操作具70を何回も廻して前記回転搬送具64の回転軸68を回転させる必要があり、前記コインをジョッキ66に移し替える移替作業が煩瑣となり、しかも移替作業に時間を要するという問題があった。
【0009】
本発明は、上述した問題に鑑みてなされたものであり、コインを移送して外部に払い出す機構を簡単な構造で実現しながら、収容容器に収容されたコインを補給用容器に効率的に移し替えることのできる遊戯媒体収容容器を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る遊戯媒体収容容器は、収容した遊戯媒体をホッパー下方に設けられた排出口から排出し得る収容容器本体に、遊戯媒体移送部材が、その遊戯媒体受容口と前記排出口とを連通させて前記遊戯媒体を自重落下により所定量受容する受容位置と、前記受容した遊戯媒体を自重落下により外部に設置された補給用容器に払い出す払出位置との間に移動自在に設けられ、前記移送部材の側面により前記排出口が閉止されることで前記収容容器本体に収容された遊戯媒体の外部への漏出が防止されてなる遊戯媒体収容容器において、前記移送部材は、前記受容位置と払出位置との間に略鉛直方向に上下動自在に設けられてなることを特徴とする。
【0011】
上記構成によれば、遊戯媒体を移送して外部に払い出す機構を簡単な構造で実現しながら、収容容器本体に収容された遊戯媒体を補給用容器に効率的に移し替えることができる。
【0012】
前記移送部材に追従して移送される遊戯媒体の前記収容容器本体への噛み込みを防止する噛込防止手段が設けられていることが好ましい。
【0013】
上記好ましい構成によれば、遊戯媒体移送部材を受容位置と払出位置との間をスムーズに往復移動させることができる。
【0014】
前記収容容器本体に前記移送部材の往復移動を案内する案内筒が設けられ、該案内筒の側面により前記移送部材に形成された開口が閉止されることで該移送部材に受容された遊戯媒体の外部への漏出が防止されていることが好ましい。
【0015】
上記好ましい構成によれば、遊戯媒体を移送して外部に払い出す機構をさらに簡単な構造で実現することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る遊戯媒体収容容器の一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本実施の形態のコイン収容容器の全体構成を示す斜視図であり、図2および図3は、該コイン収容容器の要部断面図である。図1乃至図3を参照して、前記コイン収容容器は、コインCを収容するホッパー4と、該ホッパー4の下方に前記収容したコインCを排出するべく開口したコイン排出口3とが設けられた収容容器本体1を備えている。なお、図1乃至図3に示すコイン収容容器では、前記コイン排出口3は、前記ホッパー4の下端縁をその下端辺と略合致させて矩形状に設けられている。また、該収容容器本体1には、コイン移送部材2が、そのコイン受容口6を前記コイン排出口3と連通して前記コインCを自重落下により所定量受容する受容位置と、前記受容したコインCを自重落下させて外部に設置されたジョッキ12に払い出す払出位置との間に略鉛直方向に上下動自在に設けられている。
【0017】
詳しくは、前記収容容器本体1の正面部には、横断面が矩形状の案内筒9が、該案内筒9を構成する背面板9bを介して固設されており、該案内筒9の正面部の上方には、矩形状に開口したコイン払出口10が形成されている。また、該コイン払出口10を正面からみて遮蔽する状態で、横断面がコの字形の遮蔽枠体9cが該案内筒9の左右側面に架設されている。該遮蔽枠体9cには、下方に向かって矩形状に開口した開口11が形成されており、前記遮蔽枠体9cの下方には前記案内筒9を構成する正面板9aが立設されている。
【0018】
前記コイン移送部材2は、図4にその斜視図を示すように、左右に平行且つ対向して設けられた側板7c,7dと、該側板7c,7dの各上縁端に水平状態で横設された天板7eによって外枠体が構成されており、更に該外枠体の正面部および背面部に平行且つ対向して設けられた正面板7bおよび背面板7の各上縁端に横設された台板7aが、水平に対して正面に傾斜した状態で、前記側板7c,7dの各中央部の間に架設されている。また、前記天板7eには、把手2aが固設されている。また、前記側板7c,7d、天板7eおよび台板7aによって、正面に開口した開口8と、該開口8と連通し、背面に開口したコイン受容口6とが形成されている。このように、前記コイン移送部材2は、前記案内筒9に挿通されて案内され得るように構成されている。
【0019】
そして、前記コイン移送部材2は、前記案内筒9に挿通された状態で、前記コイン受容口6と前記コイン排出口3とを連通させて前記コインCをホッパー4から自重落下により前記台板7a上に所定量受容する受容位置(図2参照)と、前記開口8と前記コイン払出口10とを連通させて前記受容したコインCを前記台板7aから自重落下によりコイン収容容器の外部に設置されたジョッキ12に払い出す払出位置(図3参照)との間に上下動自在に移動し得るように構成されている。
【0020】
前記案内筒9の下端位置には第1のストッパー(図示せず)が案内筒9の内側に突設されており、前記コイン移送部材2を前記案内筒9内に挿通させた状態で押し下げると該コイン移送部材2の下端部が前記第1のストッパーに当接し、前記コイン移送部材2の下端部が前記案内筒9の下端部と略合致するとともに前記台板7aの上端縁が前記コイン排出口3の下端辺と略合致した状態で、前記コイン移送部材2は、前記受容位置で停止する。また、前記案内筒9の所定位置には、前記コイン移送部材2の前記払出位置から上方への移動を阻止する第2のストッパー(図示せず)が該案内筒9の内側に突設されており、前記コイン移送部材2を前記受容位置から引き上げると該コイン移送部材2の台板7aが前記第2のストッパーに当接し、前記台板7aの下端縁が前記コイン払出口10の下端辺と略合致した状態で、前記コイン移送部材2は、前記払出位置で停止する。
【0021】
図2を参照して、前記案内筒9の正面板9aによって前記コイン移送部材2の開口8が閉止されることで、前記コイン移送部材2に受容されたコインCの外部への漏出が防止されており、図3を参照して、前記コイン移送部材2の背面板7によって前記収容容器本体1のコイン排出口3が閉止されることで、前記ホッパー4に収容された遊戯媒体の外部への漏出が防止されている。また、図1を参照して、前記正面板9aの下方は開放されており、前記コイン移送部材2の正面板7bが露出した状態となっている。
【0022】
以上のように、本実施の形態のコイン収容容器は、前記コイン移送部材2が前記案内筒9に挿通されて略鉛直方向に往復移動することで該コイン移送部材2に所定量収容されたコインCが前記ジョッキ12に払い出されるように構成されている。
【0023】
なお、前記ホッパー4には複数個のコインCが収容されており、前記ホッパー4のコイン排出口3の上方に、前記収容容器本体1の側壁から下方に傾斜するように邪魔板5が突設されている。そして、前記邪魔板5の下方には、前記収容されたコインCが入り込めずに該コインCの存在しない空隙部5bが形成されている。また、前記収容容器本体1の側壁の一部が、前記邪魔板5の上縁端から垂下した垂下部5aを形成しており、該垂下部5aの下端縁は、前記コイン排出口3の上縁辺を形成している。なお、前記払出位置では、前記垂下部5aの下端縁と前記台板7aの上端縁との間に間隙が形成されている。
【0024】
また、本実施の形態のコイン収容容器は、前記収容容器本体1の正面側の上縁端部と該収容容器本体1の下方に、それぞれ取手1bと複数個のキャスタ1aが装着され、手押しにより移動させ得るように構成されている。また、前記収容容器本体1の上部には、開閉操作の可能な蓋体1cが設けられている。
【0025】
以下、本実施の形態のコイン収容容器を用いて、前記収容容器本体1のホッパー4に収容されたコインCを移送して前記ジョッキ12に払い出す方法について説明する。
【0026】
図2を参照して、先ず、前記コイン移送部材2を前記案内筒9内に挿通させた状態で押し下げると、前記コイン移送部材2の下端部が前記案内筒9の第1のストッパーに当接し、該コイン移送部材2は、前記受容位置で停止する。そして、前記ホッパー4からコインCが前記台板7a上に自重落下で流入し、前記案内筒9の正面板9aによってその流れが阻止される。このとき、前記コイン移送部材2は、前記収容容器本体1のコイン排出口3の開口の面積と前記台板7aの面積とによって概略決定される所定量のコインCを受容する。
【0027】
次に、前記コイン移送部材2を前記受容位置から引き上げていくと、該コイン移送部材2に追従して前記受容されたコインCが移送される。
【0028】
この移送の途中で、前記邪魔板5が形成されていない場合は、前記収容容器本体1と前記台板7aとの間に前記移送されるコインCの一部が噛み込まれ、前記コイン移送部材2の移動が阻止される。しかし、本実施の形態では、図3を参照して、前記邪魔板5によって、その下方に空隙部5bが形成されており、前記噛み込みの原因となるコインCが、前記垂下部5aの下端縁と前記台板7aの上端縁との間に形成された間隙を通過して前記空隙部5bへ排除されるため、前記コイン移送部材2を前記受容位置と前記払出位置との間をスムーズに往復移動させることができる。
【0029】
その後、図3を参照して、前記コイン移送部材2の台板7aが前記案内筒9の第2のストッパーに当接し、前記台板7aの下端縁が前記コイン払出口10の上端辺と略合致した状態で、前記コイン移送部材2は、前記払出位置で停止する。そして、前記コイン移送部材2の台板7aからコインCが自重落下し、前記開口8、前記コイン払出口10および前記開口11をこの順で通過し、前記コイン移送部材2によって移送されたコインCが前記ジョッキ12内に払い出される。
【0030】
この移送操作を数回繰り返して行うことによって、前記ジョッキ12をコインCで満杯にすることができる。即ち、例えば、前記コイン移送部材2に受容されるコインCの量を概ね前記ジョッキ12のコイン容量の1/3になるように設定しておけば、該移送操作を3回行うことで、前記ジョッキ12が満杯となる。
【0031】
以上のように、本実施形態のコイン収容容器によれば、コインを移送して外部に払い出す機構が、主としてコイン移送部材2と該コイン移送部材2が挿通されて案内される案内筒9によって構成されているので、これら構成部材に不具合の生じる虞が少なく、しかも、各構成部材は、収容容器本体1の外部に設けられているので、万一不具合が生じた場合でも修理交換が容易に行える。
【0032】
また、コインを移送して外部に払い出す機構が、そのような簡単な構造で実現されているので、コイン収容容器を従来のそれと比べて安価に製造することができ、何らコインを移送して外部に払い出すための機構を備えていない既存のコイン収容容器に簡単な改造を施すことのみで配設することも可能となる。
【0033】
また、コイン移送部材2を案内筒9内を数回往復移動させることのみで収容容器本体1に収容されたコインをジョッキ12に払い出して満杯とすることができるので、コインをジョッキ12に移し替える移替作業に要する時間が短縮され、引いては、各島の端部に供給されたコインを研磨機で研磨後、再び貸出機から貸し出すべく各貸出機に配達する配達作業の労務負担が軽減化されるようになる。
【0034】
更に、前記コイン移送部材2は前記受容位置と払出位置との間に略鉛直方向に上下動自在に設けられていることから、前記受容位置と払出位置との鉛直方向における距離を短縮することができる。これにより、ジョッキ12の配置スペースや収容容器本体1の大きさを配慮しつつ、コイン排出口3を可能な限り収容容器本体の1の下方に設けてホッパー4のコイン容量を最大限に確保でき、しかも、前記コイン移送部材2の往復移動のストローク幅を短くして該往復移動の仕事量を最小限に抑えることもできる。
【0035】
尚、本実施の形態では、遊戯媒体としてパチスロ機等に使用されるコインを使用したが、本発明は、その他パチンコ機に使用されるパチンコ玉等の球状のものにも適用できる。
【0036】
また、前記コイン払出口10を、前記案内筒9の正面部からコインCが払いだされるように該正面部に形成したが、コイン払出口を前記案内筒9の左右側面の上方にそれぞれ形成し、前記案内筒9の正面部で該コイン払出口から払い出されたコインが合流するように前記案内筒9にコインの通路を設け、最後に前記ジョッキ12内に払い出されるように構成してもよい。
【0037】
また、前記案内筒9の正面板9aによって前記コイン移送部材2の開口8が閉止されることで、前記コイン移送部材2に受容されたコインCの外部への漏出が防止されるように構成したが、前記受容位置から前記払出位置に至るまでは前記コイン移送部材2の開口8を該コイン移送部材2に追従移動する板材で閉止し、前記払出位置に到達した時点で該板材が開放されて前記受容したコインCを前記ジョッキ12に払い出すように構成してもよい。
【0038】
また、前記受容位置において、前記コイン移送部材2の台板7aの上端縁が前記コイン排出口3の下端辺と略合致した状態となるように前記コイン移送部材2を構成したが、前記ホッパー4から自重落下によりコインCを受容し得るように構成する限り、例えば、前記コイン移送部材2の台板7aの上端縁が前記コイン排出口3の下端辺よりも下方に位置するように構成してもよい。
【0039】
また、前記噛込防止手段として、前記収容容器本体1の側壁から下方に傾斜した邪魔板5と、前記垂下部5aの下端縁と前記台板7aの上端縁との間に形成された間隙とを用いたが、前記コイン移送部材2に追従して移送されるコインCの前記収容容器本体1への噛み込みが効果的に防止できる限り、その他の手段を採用することもできる。また、前記払出位置で前記収容容器本体1の側壁と前記台板7aの上端縁との間に間隙が形成される限り、前記垂下部5aは形成されていなくともよい。
【0040】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る遊戯媒体収容容器によれば、遊戯媒体を移送して外部に払い出す機構を簡単な構造で実現しながら、収容容器に収容された遊戯媒体を補給用容器に効率的に移し替えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るコイン収容容器の全体構成を示す斜視図である。
【図2】図2は、本発明に係るコイン収容容器の要部断面図である(コイン移送部材が受容位置に位置している状態を示す)。
【図3】図3は、本発明に係るコイン収容容器の要部断面図である(コイン移送部材が払出位置に位置している状態を示す)。
【図4】図4は、コイン移送部材2の全体構成を示す斜視図である。
【図5】図5は、従来例に係るコイン収容容器の一例を示す構造図である。
【図6】図6は、従来例に係るコイン収容容器の別の一例を示す構造図である。
【符号の説明】
1…収容容器本体、2…コイン移送部材(遊戯媒体移送部材)、3…コイン排出口(排出口)、4…ホッパー、5…邪魔板、6…コイン受容口(遊戯媒体受容口)、7…背面板(遊戯媒体移送部材の側面)、8…開口、9…案内筒、9a…正面板(案内筒の側面)、10…コイン払出口、11…開口、12…ジョッキ(補給用容器)、C…コイン(遊戯媒体)
Claims (3)
- 収容した遊戯媒体(C)をホッパー(4)下方に設けられた排出口(3)から排出し得る収容容器本体(1)に、遊戯媒体移送部材(2)が、その遊戯媒体受容口(6)と前記排出口(3)とを連通させて前記遊戯媒体を自重落下により所定量受容する受容位置と、前記受容した遊戯媒体(C)を自重落下により外部に設置された補給用容器(12)に払い出す払出位置との間に移動自在に設けられ、前記移送部材(2)の側面(7)により前記排出口(3)が閉止されることで前記収容容器本体(1)に収容された遊戯媒体(C)の外部への漏出が防止されてなる遊戯媒体収容容器において、
前記移送部材(2)は、前記受容位置と払出位置との間に略鉛直方向に上下動自在に設けられてなることを特徴とする遊戯媒体収容容器。 - 前記移送部材(2)に追従して移送される遊戯媒体(C)の前記収容容器本体(1)への噛み込みを防止する噛込防止手段(5)が設けられている請求項1に記載の遊戯媒体収容容器。
- 前記収容容器本体(1)に前記移送部材(2)の往復移動を案内する案内筒(9)が設けられ、該案内筒の側面(9a)により前記移送部材(2)に形成された開口(8)が閉止されることで該移送部材(2)に受容された遊戯媒体(C)の外部への漏出が防止されている請求項1または2に記載の遊戯媒体収容容器。
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