JP2004311603A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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篤 高橋
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Abstract

【課題】薄型ウエハの集合電子部品に従来の接着フィルムを貼り付けると接着フィルムの一部が硬化し、薄型ウエハが反り、ダイシングシートに貼り付けられなかった。
【解決手段】接着フィルムの溶融温度以上で且つ反応開始温度以下の温度で接着フィルムを薄型の集合電子部品に貼り付け、薄型の電子部品をダイシングすることで、接着フィルムを貼り付け後薄型の電子部品が反ることが無くなり、ダイシングシートに貼り付けられない等の問題が発生しなくなった。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はICチップまたはICパッケージの製造方法に係わり、さらに詳しくはICチップへのダイボンドフィルムの貼り付け方法、ICチップへのプレアプライ封止樹脂の貼り付け方法、ウエハレベルCSP(チップスケールパッケージ)への封止樹脂の貼り付け方法、パッケージスタック用パッケージ基板への接着剤の貼り付け方法、エリアアレイパッケージへの半田バンプ補強樹脂貼り付け方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、ICパッケージの小型化、薄型化及びICチップをマザーボートに高密度化実装するため、スタックパッケージ、フリップチップ実装、パッケージスタック等が使われてきている。そのため、薄型のICチップ及びICパッケージへのプロセス安定性のある接着剤の貼り付け方法に関する市場要求が大きくなってきている。
【0003】
例えば、スタックパッケージでは、パッケージサイズの互換性を維持するためパッケージ厚みを一定にし、スタックするチップ数が増えるため、チップ厚を薄くし対応してきている。チップ厚が厚い場合液状のダイボンド材が使用されたが、チップ厚が薄くなることでダイボンド材のチップ表面への這い上がり等の問題のため、予めウエハの裏面にダイボンドフィルムを貼り付け、その後チップサイズに切断後ダイボンドする方法が採られてきた。
【0004】
しかしながら、前述のダイボンドフィルムはウエハの裏面に貼り付ける際、貼り付け温度でダイボンドフィルムが一部硬化しウエハと接着するため、貼り付け後ウエハが反りダイシング工程でダイシングフィルムが貼れない等の問題が発生していた。
【0005】
また、フリップチップ実装ではプロセス短縮化のため、予め回路基板に封止樹脂を乗せた後フリップチップ実装する方法が採られる様になったが、チップ厚が薄くなることでボンディング時の封止樹脂の這い上がり、フィレット形成ができない等の問題が発生してきた。そのため、予めICチップ側にフィルム状の封止樹脂を貼り付ける方法が検討されたが、フィルム状の封止樹脂を貼り付けた際、フィルム状の封止樹脂が一部硬化しウエハと接着するため、貼り付け後ウエハが反りダイシングフィルムに貼り付けられない等の問題が発生していた。
【0006】
また、パッケージスタックではパッケージ総厚を薄くするため、個々のパッケージの厚みが薄くなり、予め接着剤をパッケージに仮接着した際、接着剤が仮硬化するため、パッケージに反りが発生し、単個化工程に問題が発生していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述の半導体装置の製造方法には次のような問題点がある。即ち、接着フィルムをウエハ、集合パッケージ等の集合電子部品に貼り付ける時、接着フィルムが一部硬化し接着するため集合電子部品が反り、電子部品分離工程の分離フィルムに貼り付けることができない等の問題があった。
【0008】
本発明は、上記従来の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、電子部品の安価で信頼性のある製造方法を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、電子部品の一方の面に前記電子部品と同じ大きさのフィルム状接着剤を貼り付ける方法に於いて、少なくとも前記電子部品が複数の集まった集合電子部品に前記フィルム状接着剤の溶融温度以上で且つ反応開始温度以下の温度で前記フィルム状接着剤を前記集合電子部品に貼り付けるフィルム貼り付け工程と、前記フィルム状接着剤が張り付いた前記集合電子部品を個々の電子部品に分離する電子部品分離工程とを包含することを特徴とするものである。
【0010】
また、前記フィルム貼り付け工程は、真空ラミネート法であることを特徴とするものである。
【0011】
また、前記電子部品分離工程は、ダイシング法であることを特徴とするものである。
【0012】
また、前記集合電子部品は、ウエハであることを特徴とするものである。
【0013】
また、前記ウエハは、予め薄型に研磨されていることを特徴とするものである。
【0014】
また、前記フィルム貼り付け工程は、前記ウエハの裏面に貼り付けることを特徴とするものである。
【0015】
また、前記フィルム貼り付け工程は、前記ウエハの素子面に貼り付けることを特徴とするものである。
【0016】
また、前記ウエハは、予め突起電極が形成されていることを特徴とするものである。
【0017】
また、前記電子部品は、エリアアレイパッケージであることを特徴とするものである。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下図面に基づいて本発明におけるICチップの実装方法について説明する。図1は本発明の実施の形態に係わる半導体装置の製造方法でウエハ完成、ウエハ薄型化工程、フィルム貼り付け工程、電子部品分離工程、完成を示す説明図である。図2は本発明の実施の形態に係わる他の半導体装置の製造方法でウエハ完成、ウエハ薄型化工程、突起電極形成工程、フィルム貼り付け工程、電子部品分離工程、完成を示す説明図である。図3は本発明の実施の形態に係わる他の半導体装置の製造方法で集合パッケージ完成、フィルム貼り付け工程、電子部品分離工程、完成を示す説明図である。図4は本発明の製造方法で製造した半導体装置とその半導体装置をつかった半導体装置を示す説明図である。図5は本発明の製造方法で製造した他の半導体装置とその半導体装置をつかった半導体装置を示す説明図である。図6は本発明の製造方法で製造した他の半導体装置とその半導体装置をつかった半導体装置を示す説明図である。図7は本発明の製造方法で製造した他の半導体装置とその半導体装置をつかった半導体装置を示す説明図である。図8は本発明の製造方法で製造した他の半導体装置とその半導体装置をつかった半導体装置を示す説明図である。図9は本発明の製造方法で製造した他の半導体装置とその半導体装置をつかった半導体装置を示す説明図である。図10は本発明の製造方法で製造した他の半導体装置とその半導体装置をつかった半導体装置を示す説明図である。図11は本発明の製造方法で製造した他の半導体装置とその半導体装置をつかった半導体装置を示す説明図である。図12は本発明の製造方法で製造した他の半導体装置とその半導体装置をつかった半導体装置を示す説明図である。
【0019】
先ず、図1は本発明の実施の形態で半導体装置の実装方法を示す。図1(a)のウエハ完成は、半導体の前工程が終了し、ウエハ1内にICチップ2が完成し、ICチップ2上にパット3が形成される。
【0020】
図1(b)に示すウエハ薄型化工程は、従来のウエハ裏面研磨装置を使い、ウエハ1の裏面を研磨し薄型化する。
【0021】
図1(c)に示すフィルム貼り付け工程は、ウエハ1の裏面にフィルム状接着剤5を貼り付ける。例えば、ナガセケムテックス株式会社製フィルム封止剤R6000を使い、80℃で100ミクロン厚のウエハにラミネートした。前記フィルム封止剤R6000は溶融温度が40℃、反応開始温度が120℃であり、ラミネート温度では反応は始まらないが溶融しているため、ウエハの裏面に密着した。反りを測定したが、数十ミクロン以下であり後工程で問題となる反りは発生しなかった。
【0022】
図1(d)に示す電子部品分離工程は、隣り合うICチップ2の分離線4に沿ってウエハ1に分離溝6を形成し、ICチップ2に分離する。分離方法にはレーザー等を使う乾式方法とダイシングを使う湿式方法があるが、分離時の温度上昇に伴うフィルム状接着剤の硬化を防止するため、湿式方法で行うことが望ましい。例えば、従来のダイシングソーを使いフィルム状接着剤5にダイシングフィルム(図示せず)を貼り付けでウエハよりICチップを分離した。切断後、フィルム状接着剤の分離面を検査したが切断面の硬化は無かった。
【0023】
図1(e)に示す完成は、前記ダイシングフィルムを剥離することで接着剤付ICチップ100が完成する。また、ダイシングフィルムからの剥離は概接着剤付ICチップをダイボンド工程で行っても問題の無いことは言うまでもない。
【0024】
図2は本発明の実施の形態で他の半導体装置の実装方法を示す。図2(a)のウエハ完成と図2(b)のウエハ薄型化工程は、前述の図1(a)のウエハ完成、図1(b)のウエハ薄型化工程と同じであるため説明は省略する。
【0025】
図2(c)に示す突起電極形成工程は、従来のスタッドバンプ形成法、半田バンプ形成法、金バンプ形成法等によりウエハ1のパット3上に突起電極7を形成する。また、概突起電極は従来のスパッタ法または無電解メッキ法等によるパット上のアンダーバンプメタルのみであっても問題の無いことは言うまでもない。
【0026】
図2(d)に示すフィルム貼り付け工程は、ウエハ1の表面に突起電極7を覆うようにフィルム状接着剤5を貼り付ける。例えば、ナガセケムテックス株式会社製フィルム封止剤R6000を使い、80℃で100ミクロン厚のウエハにラミネートした。前記フィルム封止剤R6000は溶融温度が40℃、反応開始温度が120℃であり、ラミネート温度では反応は始まらないが溶融しているため、ウエハの表面に密着した。反りを測定したが、数十ミクロン以下であり後工程で問題となる反りは発生しなかった。また、ラミネート方法は突起電極に起因するボイドの発生を防ぐため、真空ラミネート法でラミネートすることが望ましい。
【0027】
図2(d)に示す電子部品分離工程は、隣り合うICチップ2の分離線4に沿ってウエハ1に分離溝6を形成し、ICチップ2に分離する。分離方法にはレーザー等を使う乾式方法とダイシングを使う湿式方法があるが、分離時の温度上昇に伴うフィルム状接着剤の硬化を防止するため、湿式方法で行うことが望ましい。例えば、従来のダイシングソーを使いフィルム状接着剤5にダイシングフィルム(図示せず)を貼り付けでウエハよりICチップを分離した。切断後、フィルム状接着剤の分離面を検査したが切断面の硬化は無かった。
【0028】
図2(e)に示す完成は、前記ダイシングフィルムを剥離することで接着剤付ICチップ110が完成する。フィルム状接着剤をウエハレベルCSPに適用する場合、ダイシングフィルム剥離後封止樹脂を硬化させることで反りのない接着剤付ICチップが完成する。フィルム状接着剤をプレアプライ封止樹脂び適用する場合、ダイシングフィルムからの剥離は概接着剤付ICチップをボンディング工程で行っても問題の無いことは言うまでもない。また、当説明ではフィルム状接着剤は突起電極を完全に覆った図面で説明したが、フィルム状接着剤が突起電極よりも低くても、更に突起電極面がフィルム状接着剤から露出していても問題のないことは言うまでもない。
【0029】
図3は本発明の実施の形態で他の半導体装置の実装方法を示す。図3(a)に示す集合パッケージ基板完成は、単体のパッケージ基板19がマトリックス状に配置された集合回路基板8の各パッケージ基板19上にICチップ2が配置されている。ワイヤー10によりICチップ2とパッケージ基板19が電気的に接続され、封止樹脂12により封止されたICパッケージ9がマトリックス状に配置さている。各ICパッケージ9には半田バンプ11が形成されている。
【0030】
図3(b)に示すフィルム樹脂貼り付け工程は、集合回路基板8の半田バンプ11面にフィルム状接着剤5を貼り付ける。例えば、ナガセケムテックス株式会社製フィルム封止剤R6000を使い、80℃で0.5ミリ厚のICチップを実装した集合パッケージ基板にラミネートした。前記フィルム封止剤R6000は溶融温度が40℃、反応開始温度が120℃であり、ラミネート温度では反応は始まらないが溶融しているため、パッケージ基板面に密着している。反りを測定したが、数十ミクロン以下であり後工程で問題となる反りは発生しなかった。また、ラミネート方法は突起電極に起因するボイドの発生を防ぐため、真空ラミネート法でラミネートすることが望ましい。
【0031】
図3(c)に示す電子部品分離工程は、隣り合うICパッケージ9のパッケージ切断線20に沿って分離溝6を形成し、ICパッケージ9に分離する。分離方法にはルーター等による乾式方法とダイシングを使う湿式方法があるが、分離時の温度上昇に伴うフィルム状接着剤の硬化を防止するため、湿式方法で行うことが望ましい。従来のダイシングソーを使いフィルム状接着剤面にダイシングフィルム(図示せず)を貼り付け、ICパッケージに分離した。切断後、フィルム状接着剤の分離面を検査したが切断面の硬化は無かった。
【0032】
図3(d)に示す完成は、前記ダイシングフィルムを剥離することで接着剤付ICパッケージ120が完成する。また、実装方法はワイヤーボンディング法で説明したが、他の実装方法であっても問題なく、シングルチップパッケージだけでなくマルチチップパッケージであっても問題なく、基板はリジッド基板、フレキシブル基板、セラミック基板、リードフレーム基板であっても問題ないことは言うまでもない。さらに、当説明ではフィルム状接着剤は、半田バンプを完全に覆った図面で説明したが、フィルム状接着剤が半田バンプよりも低くても、更に、半田バンプ面がフィルム状接着剤から露出していても問題のないことは言うまでもない。
【0033】
図4は本発明の製造方法で製造した半導体装置とその半導体装置を使った半導体装置を示す説明図である。図4(a)に示す半導体装置は、ICチップ2の裏面にICチップ2と同じサイズのフィルム状接着剤5が張り付けられている。
【0034】
図4(b)に示す半導体装置は、実装基板13上に複数のICチップ2が積層されている。最下層のICチップ2は、フィルム状接着剤5で実装基板13に接着されており、上部のICチップ2‘はICチップ2にフィルム状接着剤5’により接着している。ICチップの厚みが薄くてもフィルム状接着剤の大きさがICチップと同じなため、はみだし等によるボンディングツールへの接着剤の付着は無かった。各ICチップ2は実装基板13または他のICチップ2‘にワイヤー10で接続され、封止樹脂12で封止されている。
【0035】
図5は本発明の製造方法で製造した半導体装置とその半導体装置を使った半導体装置を示す説明図である。図5(a)に示す半導体装置は、ICチップ2のパット3上にスタッドバンプ14が形成され、ICチップ2と同じサイズのフィルム状接着剤5がICチップの上面に張り付けられている。
【0036】
図5(b)に示す半導体装置は、実装基板13上にICチップ2が圧接法等の実装方法によりフリップチップ実装されている。フィルム状接着剤5はICチップ2と同じ大きさのため、ボンディング時ボンディングツールへの接着剤の付着はなく、また良好なフィレットが形成された。
【0037】
図6は本発明の製造方法で製造した半導体装置とその半導体装置を使った半導体装置を示す説明図である。図6(a)に示す半導体装置は、ICチップ2のパット3上に半田バンプ15が形成され、ICチップ2と同じサイズのフィルム状接着剤5がICチップの上面に張り付けられている。
【0038】
図6(b)に示す半導体装置は、実装基板13上にICチップ2が位置合わせ、仮接着、リフローされることで、半田バンプ15が溶融しフリップチップ実装されている。フィルム状接着剤5はICチップ2と同じ大きさのため、ボンディング時ボンディングツールへの接着剤の付着はなく、また良好なフィレットが形成された。
【0039】
図7は本発明の製造方法で製造した半導体装置とその半導体装置を使った半導体装置を示す説明図である。図7(a)に示す半導体装置は、ICチップ2のパット3上に金バンプ16が形成され、ICチップ2と同じサイズのフィルム状接着剤5がICチップの上面に張り付けられている。
【0040】
図7(b)に示す半導体装置は、実装基板13上にICチップ2が熱圧着法等によりフリップチップ実装されている。フィルム状接着剤5はICチップ2と同じ大きさのため、ボンディング時ボンディングツールへの接着剤の付着はなく、また良好なフィレットが形成された。
【0041】
図8は本発明の製造方法で製造した半導体装置とその半導体装置を使った半導体装置を示す説明図である。図8(a)に示す半導体装置は、ICチップ2のパット3上に銅バンプ22が形成され、ICチップ2と同じサイズのフィルム状接着剤5がICチップの上面に張り付けられている。銅バンプ22の上面はフィルム状接着剤5で覆われていない。
【0042】
図8(b)に示す半導体装置は、フィルム状接着剤5を硬化し、銅バンプ22の上に半田ボールを配置しリフローすることで半田バンプ23形成されウエハレベルCSPが完成する。
【0043】
図9は本発明の製造方法で製造した半導体装置とその半導体装置を使った半導体装置を示す説明図である。図9(a)に示す半導体装置は、ICチップ2のパット3上にアンダーバンプメタル17が形成され、ICチップ2と同じサイズのフィルム状接着剤5がICチップの上面に張り付けられている。
【0044】
図9(b)に示す半導体装置は、実装基板13上にスタッドバンプ18が形成されICチップ2が熱圧着法等によりフリップチップ実装されている。フィルム状接着剤5はICチップ2と同じ大きさのため、ボンディング時ボンディングツールへの接着剤の付着はなく、また良好なフィレットが形成された。
【0045】
図10は本発明の製造方法で製造した半導体装置とその半導体装置を使った半導体装置を示す説明図である。図10(a)に示す半導体装置は、ICパッケージ9の下面にあるエリアアレイ状の半田バンプ11面にICパッケージ9と同じサイズのフィルム状接着剤5が半田バンプ11を覆って張り付けられている。
【0046】
図10(b)に示す半導体装置は、実装基板13上にICパッケージ9の半田バンプ11が半田接続されている。フィルム状接着剤5はICパッケージ9と同じ大きさのため、良好なフィレットが形成されている。
【0047】
図11は本発明の製造方法で製造した半導体装置とその半導体装置を使った半導体装置を示す説明図である。図11(a)に示す半導体装置は、ICパッケージ9の下面にあるエリアアレイ状の半田バンプ11面にICパッケージ9と同じサイズのフィルム状接着剤5が半田バンプ11を露出し、半田バンプ11よりも低く貼り付けられている。
【0048】
図11(b)に示す半導体装置は、実装基板13上にICパッケージ9の半田バンプ11が半田接続されている。フィルム状接着剤5は半田バンプ11のパッケージ基板19との密着力の補強となっている。
【0049】
図12は本発明の製造方法で製造した半導体装置とその半導体装置を使った半導体装置を示す説明図である。図12(a)に示す半導体装置は、ICパッケージ9の下面にエリアアレイ状に半田バンプ11が形成され、上面に他のパッケージと接続するためのパット21が形成されている。ICパッケージ9と同じサイズのフィルム状接着剤5が半田バンプ11を覆って張り付けられている。
【0050】
図12(b)に示す半導体装置は、ICパッケージ9のパット21と他のICパッケージ9‘の半田バンプ11がフィルム状接着剤5で封止され、半田接続されている。フィルム状接着剤5はICパッケージ9と同じ大きさのため、良好なフィレットが形成されている。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の半導体装置の製造方法よれば、フィルム状接着剤をフィルム状接着剤の溶融温度以上で且つ反応温度以上以下で集合電子部品に接着するため、薄型の集合電子部品でも反ることなく接着できるため、後工程で問題が発生することがなく安価な信頼性のある実装工程を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係わる半導体装置の製造方法でウエハ完成、ウエハ薄型化工程、フィルム貼り付け工程、電子部品分離工程、完成を示す説明図である。
【図2】本発明の実施の形態に係わる他の半導体装置の製造方法でウエハ完成、ウエハ薄型化工程、突起電極形成工程、フィルム貼り付け工程、電子部品分離工程、完成を示す説明図である。
【図3】本発明の実施の形態に係わる他の半導体装置の製造方法で集合パッケージ完成、フィルム貼り付け工程、電子部品分離工程、完成を示す説明図である。
【図4】本発明の製造方法で製造した半導体装置とその半導体装置をつかった半導体装置を示す説明図である。
【図5】本発明の製造方法で製造した他の半導体装置とその半導体装置をつかった半導体装置を示す説明図である。
【図6】本発明の製造方法で製造した他の半導体装置とその半導体装置をつかった半導体装置を示す説明図である。
【図7】本発明の製造方法で製造した他の半導体装置とその半導体装置をつかった半導体装置を示す説明図である。
【図8】本発明の製造方法で製造した他の半導体装置とその半導体装置をつかった半導体装置を示す説明図である。
【図9】本発明の製造方法で製造した他の半導体装置とその半導体装置をつかった半導体装置を示す説明図である。
【図10】本発明の製造方法で製造した他の半導体装置とその半導体装置をつかった半導体装置を示す説明図である。
【図11】本発明の製造方法で製造した他の半導体装置とその半導体装置をつかった半導体装置を示す説明図である。
【図12】本発明の製造方法で製造した他の半導体装置とその半導体装置をつかった半導体装置を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ウエハ
2 ICチップ
3 パット
4 分離線
5 フィルム状接着剤
6 分離溝
7 突起電極
8 集合回路基板
9 ICパッケージ
10 ワイヤー
11 半田バンプ
12 封止樹脂
13 実装基板
14 スタッドバンプ
15 半田バンプ
16 金バンプ
17 アンダーバンプメタル
18 スタッドバンプ
19 パッケージ基板
20 パッケージ切断線
21 パット
22 銅バンプ
23 半田バンプ
100 接着剤付ICチップ
110 接着剤付ICチップ
120 接着剤付ICパッケージ

Claims (9)

  1. 電子部品の一方の面に前記電子部品と同じ大きさのフィルム状接着剤を貼り付ける方法に於いて、少なくとも前記電子部品が複数の集まった集合電子部品に前記フィルム状接着剤の溶融温度以上で且つ反応開始温度以下の温度で前記フィルム状接着剤を前記集合電子部品に貼り付けるフィルム貼り付け工程と、前記フィルム状接着剤が張り付いた前記集合電子部品を個々の電子部品に分離する電子部品分離工程とを包含することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記フィルム貼り付け工程は、真空ラミネート法であることを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記電子部品分離工程は、ダイシング法であることを特徴とする請求項1または2記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記集合電子部品は、ウエハであることを特徴とする請求項1から3記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記ウエハは、予め薄型に研磨されていることを特徴とする請求項4記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記フィルム貼り付け工程は、前記ウエハの裏面に貼り付けることを特徴とする請求項4または5記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記フィルム貼り付け工程は、前記ウエハの素子面に貼り付けることを特徴とする請求項4または5記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記ウエハは、予め突起電極が形成されていることを特徴とする請求項7記載の半導体装置の製造方法。
  9. 前記電子部品は、エリアアレイパッケージであることを特徴とする請求項1から3記載の半導体装置の製造方法。
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