JP2004311117A - 電極用集電体およびそれを用いた扁平形電池 - Google Patents

電極用集電体およびそれを用いた扁平形電池 Download PDF

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匡 阪田
Noriyuki Yabushita
昇志 籔下
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淳 山野
Takashi Kimura
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Abstract

【課題】放電にともない正極が膨潤しても導電性の低下を抑制することのできる電極用集電体を提供し、この電極用集電体を用いることにより低温での重負荷特性に優れる扁平形電池を提供する。
【解決手段】底面部11と、底面部11の外周部から立ち上がる側壁部12とを備え、底面部11は複数の開孔部13a(13b)を備え、側壁部12側の底面部11には突起部14が設けられている電極用集電体10とし、この電極用集電体10と、正極31と、負極33と、電解質と、正極容器34とを備え、電極用集電体10は正極31と正極容器34との間に配置され、かつ電極用集電体10の突起部14が正極31内に食い込んでいる扁平形電池30とする。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電極用集電体とそれを用いた扁平形電池に関する。
【0002】
【従来の技術】
正極活物質に二酸化マンガン、負極活物質にリチウム金属あるいはリチウム合金を使用した扁平形電池は、エネルギー密度が高く、小型軽量化が可能なことから、小型携帯機器の主電源をはじめとし、据え置き型機器のバックアップ用電源などの様々な用途に使用されている。ところが、この種の電池は放電にともない正極が膨潤して厚さが増す傾向があることから、正極の導電性が低下して放電特性が悪くなるという問題がある。特に、低温で放電した場合には上記放電特性の低下が顕著になる。
【0003】
この問題に対し、従来は正極の膨潤を防止して形状を保持するために、断面形状がL字型をしたリング状のいわゆる台座を正極と正極容器との間に配置して用いていた。図4は従来の台座の平面図であり、図5は図4のB−B’部の側断面図である。図4、図5において、従来の台座40は、底面部41と、底面部41の外周部から底面部41に対して垂直に立ち上がる側壁部42と、開孔部43とを備え、いわゆるリング状に形成されている。
【0004】
また、正極の膨潤を規制することが可能で、さらに電池の内部抵抗を低く安定化させることのできる複数の連通孔を設けた正極リングを、電池ケースと正極合剤との間に介在させることも提案されている(特許文献1参照。)。この特許文献1における正極リングは、電池ケースと正極との電気的接続を行う集電体としての役割もはたしている。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−284066号公報(段落0006〜0007)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の台座および特許文献1に記載の正極リングは、中央部に大きな開孔を有するいわゆるリングであるため、正極との接触面が周辺部に限定され、正極の中央付近では、広い範囲にわたってリングとの電気的接続をとることができない。このため、正極の径方向での集電が不均一になり、重負荷特性を低下させる要因となる。
【0007】
また、一般に扁平形電池においては、比較的厚みのある合剤成形体からなる電極が用いられているため、電極の厚さ方向の集電をどのように確保するかによって電池の重負荷特性が大きく左右される。しかし、従来は電極の厚さ方向の集電については何ら考慮されていなかった。このため、低温での重負荷特性という電池にとって厳しい条件での放電特性は満足できるものではなかった。
【0008】
特に近年では、使用機器の高機能化にともない、電源として使用される電池に対する要望も厳しくなってきており、例えば、車載用電池では−40℃という極低温における重負荷特性が要求されているが、現状ではこのような厳しい要求に十分に対応できていないのが実状である。
【0009】
本発明は上記問題を解消するものであり、放電にともない正極が膨潤しても導電性の低下を抑制することのできる電極用集電体を提供し、この電極集電体を用いることにより低温での重負荷特性に優れる扁平形電池を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、底面部と、前記底面部の外周部から立ち上がる側壁部とを備えた電極用集電体であって、
前記底面部は、複数の開孔部を備え、
前記側壁部側の前記底面部には、突起部が設けられていることを特徴とする電極用集電体を提供する。
【0011】
また、本発明は、上記電極用集電体と、正極と、負極と、電解質と、正極容器とを備えた扁平形電池であって、
前記電極用集電体は、前記正極と前記正極容器との間に配置され、かつ前記電極用集電体の突起部が、前記正極内に食い込んでいることを特徴とする扁平形電池を提供する。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の電極用集電体は、側壁部側の底面部には突起部が設けられているため、この電極用集電体を正極と正極容器との間に配置することにより、電極用集電体の突起部を正極内に食い込ませることができる。これにより、正極内部での集電が可能となり、電極の厚さ方向の集電効率が向上するため、低温での重負荷特性に優れる扁平形電池を構成することができる。また、この電極用集電体の側壁部により、正極の径方向への膨潤を防止することができる。さらに、底面部の開孔部により、電解液の流動が可能となり、放電特性を向上させることができる。
【0013】
以下、本発明の実施の形態について図面に基づき説明する。図1は本発明の電極用集電体の一例を示す平面図であり、図2は図1のA−A’部の側断面図である。図1、図2において、本実施形態の電極用集電体10は、底面部11と、底面部11の外周部から底面部11に対して垂直に立ち上がる側壁部12とを備え、いわゆる略カップ状に形成されている。また、底面部11には、大きさの異なる2種類の開孔部13aと13bとを複数個備えている。さらに、開孔部13aの外周部には、側壁部12と同じ方向に立ち上がる突起部14が設けられている。
【0014】
また、図3は、本発明の扁平形電池の一例を示す断面図である。図3において、本実施形態の扁平形電池30は、活物質を含む正極合剤を成形してなる正極31と、セパレータ32と、負極33とを、正極容器34および負極端子板35の間に配置し、正極容器34と負極端子板35との間に介在するパッキング36により密封されている。また、上記電極用集電体10が、正極31と正極容器34との間に配置され、かつ電極用集電体10の突起部14が、正極31内に食い込んでいる。さらに、電極用集電体10と正極容器34とは、直接接触して電気的に接続されている。なお、扁平形電池30の中には、液体電解質(電解液)が含まれているが図示を省略してある。
【0015】
電極用集電体10の底面部11に突起部14を設けることにより、電極の厚さ方向の集電効率が向上するため、特に低温での重負荷特性の向上を実現することができる。上記突起部14は、正極の内部に食い込ませることができれば、特にその形状は限定されるものではないが、正極の内部に食い込ませやすい形状、例えば、針状、円錐状、角錐状、薄板状、円筒状、円弧状、十字状などの形状が好ましく用いられる。
【0016】
上記突起部14と開孔部13a、13bとは、それぞれ別々に独立して設けてもよいが、電極用集電体10の作製工程において開孔部13a、13bを打ち抜いて形成する際に生じるバリを突起部14として利用すれば、その作製工程が簡易化されるので好ましい。すなわち、開孔部13a、13bの形成に合わせてその外周部に突起部14を形成することが好ましい。ただし、全ての開孔部13a、13bの外周部に突起部14を設けると、電解液の流動が阻害される場合があるので、本実施形態では開口部13bの外周部には突起部14を設けていない。
【0017】
また、突起部14の正極31への食い込み深さは、正極31の厚さの1/5以上であることが好ましい。これにより、電極の厚さ方向の集電効率を向上させる効果をより大きくすることができる。ただし、突起部14が正極31の反対側の面に飛び出すと、セパレータ32を貫いて負極33とショートしてしまう可能性があるため、突起部14の最大高さは正極31の厚さ以下に調整する必要がある。
【0018】
また、電極用集電体10の形状を略カップ状とすることにより、従来の台座としても機能するだけでなく、電極の底面での集電が可能となり、集電体としても機能させることができる。さらに、底面部11に複数の開孔部13a、13bを設けることにより、この開孔部13a、13bを通じて電解液の流動が可能となり、後述する電池の製造工程において正極合剤への電解液の吸液速度が速まるほか、開孔部13a、13bに電解液が貯液されることにより、電池の放電反応の進行あるいは充放電サイクルの進行にともない発生する電解液が不足する状態(液がれ)などを防ぐことができ、放電特性やサイクル特性を向上させることができる。
【0019】
正極合剤からの集電効率を向上させるためには、上記複数の開孔部13a、13bは、電極用集電体10の底面部11にできるだけ均等に配置させることが望ましく、底面部11の中心に対して点対称に配置するか、あるいは底面部11の中心軸に対して線対称に配置するのが望ましい。
【0020】
また、開孔部13a、13bの各面積は、0.3mm以上20mm以下の範囲内にあることが望ましい。各面積が0.3mm未満の場合には、電解液が流動しにくくなり、液がれを防止する機能も減少するほか、以下のように、電池の組み立て工程において問題が生じる場合がある。すなわち、電池の組み立て工程としては、パッキングがはめ込まれた負極端子板の上に負極、セパレータ、正極を順次積み重ねた後、電解液を注入し、この状態で正極の上から集電体および正極容器をかぶせて押圧し、さらに正極容器の周囲をかしめて封止を行う工程が利用されることがある。この場合、電池の組み立て中において、正極の上部に集電体が配置されることになるため、電解液が正極合剤に吸液されるにともない、正極合剤の内部に存在する空気が正極合剤と集電体との間に気泡として放出されることになる。上記開孔部の面積が一定以上の場合は、直ちにこの開孔部を通って気泡が外部に散逸するが、その面積が小さくなると、そのまま正極合剤と集電体との間に気泡が蓄積され、正極と集電体の接触を妨げ、また、電池の封止の際に電解液を溢れさせて漏液を招くおそれがある。
【0021】
一方、上記各面積が20mmを超える場合は、集電の不均一性が大きくなるため、重負荷特性の点で問題が生じる可能性がある。
【0022】
さらに、開孔部13a、13bの各面積の合計は、底面部11の面積の5%以上80%以下であることが望ましく、集電能力の点からは50%以下であることがより望ましい。この範囲内であれば、電解液の吸液がスムーズとなるとともに、集電能力も低下しないため重負荷特性を向上できるからである。
【0023】
上記電極用集電体10の材質は、電池内で安定に存在できる導電性材料であれば特にその種類は限定されないが、一般的には電池容器などの外装体に用いられている材質と同じものが好ましく用いられる。例えば、鉄、ニッケル、アルミニウム、チタン、銅などの単独金属、またはステンレス、アルミニウム−マンガン合金などに代表される上記単独金属の合金、またはこれらの単独金属や合金を複数積層したクラッド材などを用いることができ、使用する活物質や電池系に応じて適宜選択することができる。
【0024】
【実施例】
以下、実施例に基づき本発明をより具体的に説明する。ただし、以下の実施例では、正極活物質に二酸化マンガン、負極活物質にリチウム金属を使用した扁平形リチウム一次電池について説明したが、本発明は下記実施例の電池系にのみ使用されるものではなく、リチウム二次電池、アルカリ電池、アルカリ蓄電池など種々の電池系に適用され得るものである。
【0025】
(実施例1)
図1、図2に示した電極用集電体10を用いて図3に示した扁平形電池30を作製した。この電極用集電体10は厚さ0.1mmのステンレス鋼(SUS430)を加工して形成されたもので、直径19.5mm、側壁部12の高さ2.6mmで、底面部11に形成された2種類の開孔部13a、13bの面積がそれぞれ7.1mmと0.79mmであり、各開孔部13a、13bの面積の合計は、電極用集電体10の底面部11の面積の27%であって、各開孔部13a、13bは対称的な配置となるよう形成されている。また、上記開孔部13a、13bのうち大きい方の開孔部13aの外周部には、高さ0.7mmの円筒状の突起部14が形成されている。
【0026】
正極端子を兼ねる正極容器34および負極端子板35は、ともにステンレス鋼(SUSU430)で形成され、ポリプロピレン製のパッキング36を介して発電要素を密閉封口している。正極31は、活物質である二酸化マンガンと、導電助剤である黒鉛と、バインダであるポリテトラフルオロエチレン(PTFE)ディスパージョンとを、それぞれ92:7:1の固形分質量比で混合して正極合剤を調製した後、上記電極用集電体10とともにこの正極合剤を厚さ3mmとなるようにプレス成形したものである。突起部14の正極31への食い込み深さは、正極合剤成形体の厚さのほぼ1/4とした。
【0027】
負極33は、金属リチウムから形成し、ポリプロピレン製不織布からなるセパレータ32を介して正極31と対向して配置されている。電解液としては、溶媒としてプロピレンカーボネート(PC)と1,2−ジメトキシエタン(DME)との体積比1:1の混合溶媒に、溶質として過塩素酸リチウム(LiClO)を0.5Mの濃度で溶解させたものを使用した。作製した電池の寸法は、直径24.5mm、厚さ5.0mmであり、その電池容量は、600mAhとした。
【0028】
(実施例2)
突起部14の高さを正極合剤成形体の厚さの1/6とした以外は、実施例1と同様にして実施例2の扁平形電池を作製した。
【0029】
(比較例1)
図4、図5に示した中央部に開孔部を1つのみ有し、断面形状がL字型をしたリング状台座(外径19.5mm、内径19.3mm、側壁部高さ2.6mm)を使用した以外は、実施例1と同様にして比較電池1の扁平形電池を作製した。
【0030】
(比較例2)
図6に示すように、底面部61に開孔部を有さず、その底面部61の中央部に高さ0.5mmの凸状部62が形成された電極用集電体60(外径19.5mm、側壁部63の高さ2.6mm)を用いた以外は、実施例1と同様にして比較例2の扁平形電池を作製した。
【0031】
次に、実施例1、実施例2、実施例3、比較例1および比較例2の扁平形電池を用いて低温での重負荷試験を行った。先ず、作製した未放電の電池をそれぞれ5個準備した。次に、これとは別に80%放電させた電池をそれぞれ5個準備した。これらの電池を雰囲気温度−40℃中に5時間放置した後、10mAの電流で0.1秒間放電させた時の最低平均放電電圧を測定した。その結果を表1に示す。
【0032】
【表1】
Figure 2004311117
【0033】
表1から明らかなように、−40℃という極低温における重負荷試験においても、実施例1および実施例2の電池は、比較例1および比較例2の電池に比べて最低平均放電電圧が高いことが分かる。特に、80%放電の電池において、実施例1、2の電池は、比較電池1、2の電池よりも優れた放電特性を有していることが分かる。上記試験後の80%放電の各電池を解体調査した結果、比較電池1、2の電池では正極が膨潤して厚くなっていた。このために導電性が低下して放電特性が低下したものと思われる。一方、実施例1、2の電池でも正極の膨潤が認められたが、電極用集電体の突起部により導電性の低下が抑えられ、放電特性の低下を抑制できたものと思われる。
【0034】
また、実施例1、2から、電極用集電体の突起部の正極への食い込み深さは、正極の厚さの1/5以上が好ましい。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、放電にともない正極が膨潤しても導電性の低下を抑制することのできる電極用集電体を提供し、この電極集電体を用いることにより低温での重負荷特性に優れる扁平形電池を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電極用集電体の一例を示す平面図である。
【図2】図1のA−A’部の側断面図である。
【図3】本発明の扁平形電池の一例を示す断面図である。
【図4】従来の台座の平面図である。
【図5】図4のB−B’部の側断面図である。
【図6】比較例2で用いた電極用集電体の側断面図である。
【符号の説明】
10 電極用集電体
11 底面部
12 側壁部
13a、13b 開孔部
14 突起部
30 扁平形電池
31 正極
32 セパレータ
33 負極
34 正極容器
35 負極端子板
36 パッキング
40 台座
41 底面部
42 側壁部
43 開孔部
60 電極用集電体
61 底面部
62 凸状部
63 側壁部

Claims (9)

  1. 底面部と、前記底面部の外周部から立ち上がる側壁部とを備えた電極用集電体であって、
    前記底面部は、複数の開孔部を備え、
    前記側壁部側の前記底面部には、突起部が設けられていることを特徴とする電極用集電体。
  2. 前記突起部が、複数の前記開孔部から選ばれた少なくとも一つの開孔部の外周部に形成されている請求項1に記載の電極用集電体。
  3. 前記開孔部の各面積が、0.3mm以上20mm以下である請求項1または2に記載の電極用集電体。
  4. 前記開孔部の各面積の合計が、前記底面部の面積の5%以上80%以下である請求項1〜3のいずれかに記載の電極用集電体。
  5. 前記開孔部が、大きさの異なる2種類以上の開孔部を含む請求項1〜4のいずれかに記載の電極用集電体。
  6. 前記電極用集電体が、略カップ状に形成されている請求項1〜5のいずれかに記載の電極用集電体。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の電極用集電体と、正極と、負極と、電解質と、正極容器とを備えた扁平形電池であって、
    前記電極用集電体は、前記正極と前記正極容器との間に配置され、かつ前記電極用集電体の突起部が、前記正極内に食い込んでいることを特徴とする扁平形電池。
  8. 前記突起部の前記正極への食い込み深さが、前記正極の厚さの1/5以上である請求項7に記載の扁平形電池。
  9. 前記電極用集電体と前記正極容器とが、直接接触して電気的に接続されている請求項7または8に記載の扁平形電池。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8043740B2 (en) 2007-03-19 2011-10-25 Hitachi Maxell Energy, Ltd. Flat-shaped battery
JP2016025078A (ja) * 2014-07-18 2016-02-08 行政院原子能委員會核能研究所 薄膜電池構造及びその製造方法

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