JP2004309856A - 帯電ローラ - Google Patents

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Abstract

【課題】より高度な帯電均一性が求められるシステムにおいても画像不良を発生することのない帯電ローラを提供する。
【解決手段】少なくとも表面層に表面性制御材を有する帯電ローラにおいて、前記表面層が、1〜500cpsの粘度、かつ1.2〜7.0のチクソトロピックインデックス(TI値)を有する塗料を用いて形成されている。前記表面性制御材の平均粒子径が1〜30μmである。前記表面性制御材の形状係数SF−1が100以上150以下であり、SF−1={(MXLNG)/AREA}×(100π/4)で定義される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主に電子写真画像形成装置に用いられる帯電ローラに関する。
【0002】
【従来の技術】
電子写真複写機、プリンタ、静電記録装置等の電子写真装置は、像担持体を帯電させる一次帯電手段等の被帯電体を均一に帯電する手段を含んでいる。一次帯電手段を例にとると、その際用いられる帯電法として、従来のコロナ帯電法よりもオゾン発生量が大幅に少ない接触式帯電法の検討が行われ、実用化されている。
【0003】
接触式帯電法とは、電圧を印加した帯電部材を被帯電体に当接させて被帯電体を帯電させるものであるが、当接部近傍の微小間隙で生じる放電現象を利用して被帯電体を帯電させる場合が一般的である。
【0004】
接触式帯電部材としては、少なくとも弾性層に被帯電体と接触する表面層の2層を含む構成のものが広く用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
接触帯電部材の重要特性として、感光体に対する均一帯電性が挙げられる。均一性を向上させる方法として、抵抗分布の均一化、表面性向上が検討されている。例えば、前者については、接触帯電部材表面層中の導電性物質の分散を向上させる、体積固有抵抗が比較的低い樹脂を接触帯電部材表面層の結着材料に用いる、または、接触帯電部材を構成する各層の膜厚を均一に調整する等の方策が挙げられる。後者については、接触帯電部材表面層にレベリング剤を添加する、または、接触帯電部材弾性層の表面性を向上させる等の方策がある。また、表面性に関しては、特許文献1において、接触帯電部材の最外層の表面粗さを5μm以下とすることで直流電圧のみを印加して被帯電体を帯電処理する場合でも均一帯電性が得られるとの提案がなされ、特許文献2においては、接触帯電部材の表面粗さをJIS規格B−0601にもとづいて測定した十点平均表面粗さRzスケールで20μm以下とすることにより、帯電電位の均一性を常に確保し良好画像が得られるとの提案がなされている。
【0006】
上記提案により、帯電均一性は格段に向上したが、近年の画像形成装置は以下の特徴を有する。
【0007】
1.各種メディア(厚紙、薄紙、光沢紙等)に対応するため、低速から高速までの印字、複写を1台の装置で行なう必要がある。しかし、従来提案されている帯電部材においては、特に低速モードにおける帯電均一性のレベルが悪く、更なる改良が強く求められている。
【0008】
2.接触現像方式の採用においては、感光ドラムに形成された潜像をより忠実に再現するシステムであるため、潜像のムラを小さくするため、従来求められていたレベル以上の帯電均一性が必要になってきている。
【0009】
本発明は上記の点を鑑みてなされたもので、その目的は、より高度な帯電均一性が求められるシステムにおいても画像不良を発生することのない帯電ローラを提供することにある。
【0010】
【特許文献1】
特開平5−341620号公報
【特許文献2】
特開平8−286468号公報
【0011】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明は、少なくとも表面層に表面性制御材を有する帯電ローラにおいて、前記表面層が、1〜500cpsの粘度、かつ1.2〜7.0のチクソトロピックインデックス(TI値)を有する塗料を用いて形成されていることを特徴とする帯電ローラである。
【0012】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態の一例を以下に説明する。
【0013】
本発明の帯電ローラの断面図を図1に示す。
【0014】
帯電ローラ4は、導電性基体である芯金(4a)、弾力性を付与する導電性弾性層(4b)、表面層である被覆層(4d)からなり、必要に応じて帯電ローラの抵抗を制御する抵抗制御層(4c)が弾性層(4b)の外側に設けられる。
【0015】
図2は本実施の形態の画像形成装置の一例の概略図を示す。
【0016】
感光ドラム3は、帯電ローラ4によって均一に帯電された後、表面にレーザ光を照射され、静電潜像が形成される。ここで、帯電ローラ4は芯金両端から総圧1kgの荷重で加圧し、−1200V〜−1500VのDC電圧を印加する。
【0017】
また、レーザ、ポリゴンミラー、レンズ系を含むスキャナユニット1からは画像信号に応じて変調されたレーザ光がスキャン出力され、このレーザ光は折り返しミラー2で反射して像担持体である感光ドラム3上に照射される。レーザ光の照射によって形成された静電潜像は、現像装置5内のトナー24によってトナー像として現像されて顕像化される。
一方、カセット71内に収納された記録材7は、給紙ローラ72によって感光ドラム3での潜像の形成と同期してレジストローラ73まで供給される。そして、この記録材7は、レジストローラ73によって感光ドラム3上に形成された潜像の先端と同期して、転写ローラからなる転写帯電器6に搬送され、転写帯電器6によって前記トナー像が該記録材7に転写される。トナー像を転写された記録材7は定着器8によってトナー像を永久定着された後、最後に装置外部に排出される。なお、感光ドラム3上に残留したトナーは弾性ブレードからなるクリーニング装置9によって除去される。
【0018】
なお、図2及び図3に示すように、前記感光ドラム3、帯電ローラ4、現像装置5、クリーニング装置9は一括してユニット化されたプロセスカートリッジ11として提供される。
【0019】
以下、本発明をさらに詳しく説明する。
【0020】
少なくとも表面層に表面性制御材を有する帯電ローラにおいて、1〜500cpsの粘度、かつ1.2〜7.0のチクソトロピックインデックス(TI値)を有する塗料を用いて前記表面層を形成することで、帯電均一性が向上する。
【0021】
ここで、粘度は、塗料温度を25℃に調整した後、B型粘度計用いて測定した回転数60rmにおける値であり、TI値は、下記式により求めた値である。
【0022】
TI=η(回転数6rpmでの粘度)/η(回転数60rpmでの粘度)
まず、表面層の膜厚は0.1〜500μmの範囲が好ましい。
【0023】
塗工方法としては、ディッピング、ロールコート、リングコート、スプレー塗工、静電塗工等あるが、上記の範囲に安定して制御するためには、塗料粘度としては、1〜500cpsに調整する必要がある。
【0024】
本発明者らが、上記粘度範囲の塗料について、塗料のTI値と表面層の表面性、膜厚バラツキと帯電均一性との関係を鋭意検討した結果、TI値を上記範囲に調整することで、表面層の表面性制御材の分布が均一化されると同時に、表面層の膜厚ムラ等が低減され、帯電均一性が向上することが分かり、本発明に至った。
【0025】
TI値が1.2より小さいと、膜厚のバラツキは小さいものの、表面性制御材の分布にムラができ、表面粗さのバラツキが大きく帯電均一性が不良となる。これは、塗料の構造粘性が小さくなると、塗工されたウェットな膜中での表面性制御材が流れやすくなり、分布にムラができるためである。
【0026】
一方、TI値が7.0より大きくなると、塗料のレベリング性が低下し、表面層のうねりに起因した膜厚ムラが生じ、帯電均一性が不良となる。
【0027】
本発明においては、表面性調整剤として表面層に平均一次粒子径1〜30μm以下のものを用いることが望ましい。
【0028】
表面層に表面性調整剤として平均粒子径1〜30μmの粉体を添加することで、Rzの位置バラツキを激減できることが検討の結果分かった。
【0029】
平均粒子径が1μmより小さい場合には、表面調整材としての効果がなお、使用環境の変化による表面層の抵抗安定性が向上するために、疎水化処理することは、帯電均一性の安定化に繋がる。
【0030】
表面調整剤としては、例えば、EPDM、NBR、SBR、CR、シリコーンゴム等のゴム粒子、ポリスチレン、ポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、ポリエステル、ポリアミド、系の熱可塑性エラストマー(TPE)等のエラストマー粒子、フッ素樹脂、シリコーン樹脂、フェノール樹脂、ナフタレン樹脂、フラン樹脂、キシレン樹脂、ジビニルベンゼン重合体、スチレン−ジビニルベンゼン共重合体、ポリアクリロニトリル樹脂、アクリル樹脂、等の樹脂粒子、等の粉体が挙げられ、それ自体疎水性が不足するものにおいては、例えば表面処理(シラン系、チタネート系、フッ素系カップリング剤処理等)等を行なう。
【0031】
上述の平均粒子径は、電子顕微鏡を用いて任意の粒子100個の粒子径を測定し、それらの総和を個数100で割った単純平均値とする。但し、粒子は真球状とは限らないため、粒子の最大長さ(長径)と最小長さ(短径)を合計し2で割った値を粒子個々の粒子径とした。
【0032】
なお実際、表面性調整剤を選定する際には、下記の点も考慮する必要がある。
・結着材料との混合性
・耐溶剤性
・耐熱性
また、本発明において、球状粒子の形状係数SF−1が100以上150以下であることが望ましい。
【0033】
形状係数SF1は、球状物質の丸さの割合を示す数値であり、球状物質を2次元平面上に投影してできる楕円状図形の最大長MXLNGの二乗を図形面積AREAで割って、100π/4を乗じた値で表される。
【0034】
つまり次式、
SF1={(MXLNG)/AREA}×(100π/4)
で定義されるものである。
【0035】
日立製作所製FE−SEM(S−800)を用い、絶縁性粒子を100回無作為にサンプリングし、その画像情報は、インターフェースを介して、ニコレ社製画像解析装置(LUSEX3)に導入して解析を行ない、上式より算出したものである。
【0036】
SF1が150と大きい場合は、同程度のRz、同程度のRzの位置バラツキであっても、表面のプロファイルが不規則(例えばSmの位置バラツキが大きくなる)となり、帯電に微少のムラが発生する。
【0037】
これは、通常の画像においては問題とならないが、より帯電均一性が求められる高精細画像の印刷においては、考慮する必要がある。
【0038】
チクソ性付与剤としては、例えば、微粒子状のシリカ、酸化アルミニウム、酸化チタンのほか塩化ビニルプラスチゾル、表面処理をしたベントナイト、炭酸カルシウム等が挙げられるが、この中で、疎水化処理(シラン系、チタネート系、フッ素系カップリング剤処理等)したシリカは、少量添加で上記のTI値調整剤としての機能を発現できるため特に好ましい。
【0039】
また、本発明は、被帯電体面に接触させた帯電部材に電圧を印加して前記被帯電体面を帯電処理する接触帯電手段と、静電潜像に現像剤中のトナーを付着させてトナー像を形成する現像手段を少なくとも感光体とともに一体的にカートリッジ化し、画像形成装置本体に対して脱着可能としたプロセスカートリッジにおいて、
前記現像手段が、接触現像法を行なう現像ローラを有し、前記現像手段によって前記静電潜像に付着されるトナーとして、球状トナーを使用し、
前記帯電部材として本発明の帯電ローラを使用することが望ましい。
【0040】
また、本発明は、被帯電体面に接触させた帯電部材に電圧を印加して前記被帯電体面を帯電処理する接触帯電手段と、帯電された前記被帯電体面を露光して静電潜像を形成する露光手段と、前記静電潜像に現像剤中のトナーを付着させてトナー像を形成する現像手段と、前記感光体上のトナー像を転写部材により転写材上に転写する転写手段とを備えた画像形成装置において、
前記現像手段が、接触現像法を行なう現像ローラを有し、前記現像手段によって前記静電潜像に付着されるトナーとして、球状トナーを使用し、
前記帯電部材として本発明の帯電ローラを使用することが望ましい。
【0041】
接触現像で、高転写性の球状トナーを用いるシステムは、静電潜像の再現性に優れた、即ち、高画質化に適したシステムである。本発明の帯電部材は、被帯電体面を均一に帯電処理できることから、本プロセスカートリッジ、画像形成装置に適した部材であると言える。
【0042】
球状トナーとしては、具体的には形状係数としてSF−1が100〜180であり、SF−2が100〜140であるものが望ましい。
【0043】
このSF−1、SF−2は、日立製作所FE−SEM(S−800)を用いトナー像を無作為に100個サンプリングし、インターフェースを介してその画像情報をニコレ社製画像解析装置(Luzex3)に導入し解析を行ない、下式より算出し得られた値を定義している。
SF−1={(MXLNG)/AREA}×(π/4)×100
SF−2={(PERI)/AREA}×(π/4)×100
(MXLNG:絶対最大長、AREA:トナー投影面積、PERI:周長)
このトナーの形状係数SF−1は球形度合を示し、100から大きくなるにつれて球形から徐々に不定形となる。SF−2は凹凸度合を示し、100から大きくなるにつれてトナーの表面の凹凸が顕著になる。
【0044】
また、さらに除電手段を有しないプロセスカートリッジ、及びそれを用いた画像形成装置に本発明の帯電部材は適している。除電手段を有しないプロセスカートリッジ、及びそれを用いた画像形成装置は、小型化、省力化が可能なシステムであるが、その一方、除電装置がないため、帯電ローラに、より均一な帯電処理性能が求められるシステムでもある。この点で、本発明の帯電部材は、本発明のプロセスカートリッジ、及びそれを用いた画像形成装置に適した部材であると言える。
【0045】
また、本発明の帯電部材は、直流電圧+交流電圧の重畳電圧や直流電圧のみ等の電圧印加により、被帯電体面を均一帯電処理する接触帯電部材として使用できるが、特に直流電圧のみの印加の場合よりその性能を発揮する。
【0046】
これは、直流電圧+交流電圧重畳に比べ、直流電圧のみを印加して帯電処理する場合汚損物質の付着ムラ起因の帯電不良を発生しやすいためである。
【0047】
帯電部材は多層構成をとり表面層の体積抵抗率は10〜1013Ω・cmの範囲が好ましい。また特許文献3に示されるように表面層の体積抵抗率は表面層に接する下層の体積抵抗率より大きいことが必要である。下層の体積抵抗としては10〜1011Ω・cm、特には10〜1010Ω・cmの範囲が好ましい。
【0048】
【特許文献3】
特開平1−73364号
下層(弾性層)の材質としてはアルミニウム,鉄,銅等の金属,ポリアセチレン,ポリピロール,ポリチオフエン等の導電性高分子、カーボン、導電性金属酸化物、金属、イオン導電性物質等を分散させて導電性処理したゴムや絶縁性樹脂など(例えば、ヒドリンゴム、エチレンプロピレンゴム(EPDM)、ニトリルゴム(NBR)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、ブタジエンゴム(BR)、イソプレンゴム(IR)、クロロプレンゴム(CR)、アクリルゴム(ACM)、シリコーンゴム及びフッ素ゴム等のゴム材料、ポリスチレン、ポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、ポリエステル及びポリアミド系等の熱可塑性エラストマー等)を用いることができる。
【0049】
表面層の材質としては、特に制限はなく、ポリアミド樹脂、ポリウレタン樹脂、フッ素樹脂、シリコーン樹脂等など、また必要に応じて、上記の導電性処理材を分散させたものを用いることができる。
【0050】
好ましい実施態様を以下に示す。
【0051】
[実施態様1] 少なくとも表面層に表面性制御材を有する帯電ローラにおいて、前記表面層が、1〜500cpsの粘度、かつ1.2〜7.0のチクソトロピックインデックス(TI値)を有する塗料を用いて形成されていることを特徴とする帯電ローラ。
【0052】
[実施態様2] 前記表面性制御材の平均粒子径が1〜30μmであることを特徴とする実施態様1に記載の帯電ローラ。
【0053】
[実施態様3] 前記表面性制御材の形状係数SF−1が100以上150以下であることを特徴とする実施態様2に記載の帯電ローラ。
【0054】
[実施態様4] 被帯電体面に接触させた帯電部材に電圧を印加して前記被帯電体面を帯電処理する接触帯電手段と、静電潜像に現像剤中のトナーを付着させてトナー像を形成する現像手段を少なくとも感光体とともに一体的にカートリッジ化し、画像形成装置本体に対して脱着可能としたプロセスカートリッジにおいて、
前記現像手段が、接触現像法を行なう現像ローラを有し、前記現像手段によって前記静電潜像に付着されるトナーとして、球状トナーを使用し、
前記帯電部材として実施態様1〜3のいずれかに記載の帯電ローラを使用したことを特徴とするプロセスカートリッジ。
【0055】
[実施態様5] 前記帯電ローラに印加する電圧が直流電圧であることを特徴とする実施態様4に記載のプロセスカートリッジ。
【0056】
[実施態様6] 転写手段と帯電手段との間に除電手段を有さないことを特徴とする実施態様4または5に記載のプロセスカートリッジ。
【0057】
[実施態様7] 被帯電体面に接触させた帯電部材に電圧を印加して前記被帯電体面を帯電処理する接触帯電手段と、帯電された前記被帯電体面を露光して静電潜像を形成する露光手段と、前記静電潜像に現像剤中のトナーを付着させてトナー像を形成する現像手段と、前記感光体上のトナー像を転写部材により転写材上に転写する転写手段とを備えた画像形成装置において、
前記現像手段が、接触現像法を行なう現像ローラを有し、前記現像手段によって前記静電潜像に付着されるトナーとして、球状トナーを使用し、
前記接触帯電手段として実施態様1〜3のいずれかに記載の帯電ローラを使用したことを特徴とする画像形成装置。
【0058】
[実施態様8] 前記帯電ローラに印加する電圧が直流電圧であることを特徴とする実施態様7に記載の画像形成装置。
【0059】
[実施態様9] 前記転写手段と前記帯電手段との間に除電手段を有さないことを特徴とする実施態様7または8に記載の画像形成装置。
【0060】
【実施例】
以下に、本発明について実施例を用いて詳細に説明する。
【0061】
実施例1
I. 弾性層の作製
エピクロルヒドリンゴム(三元共重合体) 100質量部
軽質炭酸カルシウム 30質量部
可塑剤(数平均分子量 4000) 10質量部
ステアリン酸亜鉛 1質量部
老化防止剤 MB 0.5質量部
酸化亜鉛 5質量部
四級アンモニウム塩[下記式(1)] 3質量部
【0062】
【化1】
Figure 2004309856
=CH(CHCH
=CH
=CH
=CHCHOH
n=1
X=ClO
以上の材料を45℃に調節した密閉型ミキサーにて10分間混練して、原料コンパウンドを調製した。このコンパウンドに原料ゴムのエピクロルヒドリンゴム100質量部に対し加硫剤としての硫黄1質量部、加硫促進剤としてのDM1質量部、TS0.5質量部を加え、20℃に冷却した2本ロール機にて10分間混練した。得られたコンパウンドを、Φ6mmステンレススチール製芯金の周囲に外径Φ15mmのローラ状になるように押出し成型機にて作製し、加熱蒸気加硫した後、外径がφ12mmになるように精密研磨加工を行った。
【0063】
II. 表面層用塗料の調製
ラクトン変性アクリルポリオール(OH価 90KOH mg/g)100質量部、メチルイソブチルケトン 330質量部、導電性酸化錫(フッ素系シランカップリング剤表面処理、粉体抵抗10Ω・cm、平均粒径 0.02μm) 90質量部、シリカ粉末(シランカップリング剤、シリコーンオイル処理、平均粒径0.01μm)2.5質量部、変性ジメチルシリコーンオイル 0.08質量部、架橋タイプアクリル樹脂粉末(平均粒径 20μm、SF−1 110) 35質量部の割合で配合した混合液をボールミルにて分散させた後、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)のブタノンオキシムブロック体とイソホロンジイソシアネート(IPDI)のアセトオキシムブロック体の1:1(当量比)混合物をNCO/OH=1.0となるように添加、溶解し表面層用塗料を調製した。
【0064】
表面層用塗料の粘度をB型粘度計で測定したところ、
10.0cp(塗料温度25℃、60rpm)
15.0cp(塗料温度25℃、6rpm)であった。
【0065】
TI値=1.5
III . 帯電部材の作製
下記手順にて帯電部材を作製した。
【0066】
表面層用塗料を弾性ローラの上に、まず浸漬塗布し、10分間風乾した後、上下を逆さにして、浸漬塗布し、30分風乾した。160℃で1時間乾燥することにより帯電部材を得た。
【0067】
IV. 帯電部材の評価
上記の帯電部材について、下記評価を行った。
【0068】
1) 表面性評価
表面粗さの測定は、小坂研究所製:表面粗度計SE−3300Hを用い、JIS1982に基づき、カットオフ0.8mm、測定距離8mm、送り速度0.1mm/sの測定条件にて、帯電部材長手方向10mm間隔、周方向3個所(任意の場所を起点に120°刻み)のRz、Smを測定し、Rz、Smの最大値、最小値を求めた。
【0069】
2) 画像評価(帯電均一性評価)
帯電部材をレーザービームプリンター(レーザージェット4si ヒューレットパッカード製、改造して前述の前露光手段を付加、球状トナー使用 (SF−1 110、SF−2 110)に用いられるカートリッジの一次帯電器位置に取り付け、15℃/10%の環境下に1日放置した後、前記レーザービームプリンターに取り付け、
直流電圧 −1200V
のバイアス条件で画像評価を行った。
【0070】
(1) 画像濃度ムラ
ハーフトーン印字画像を画出しし、反射濃度計RD918(マクベス製)を使用し、画像濃度を5点にて測定し、その最大値と最小値を求めた。
【0071】
(2) 画像異常
ハーフトーン印字した際の画像異常(表面性不良起因のガサツキ)を目視で評価した。
【0072】
(3) 総合評価
帯電均一性(画像濃度ムラ、画像異常等)の観点からランク付けした。
【0073】
良好 A>B>C>D>E>F 不良
3) 表面層の膜厚ばらつき
上記1)、2)の評価後、帯電部材長手方向10mm間隔でサンプリングを行ない、SEMにより各サンプルの平均膜厚を測定し、その平均膜厚の最大値と最小値を求めた。
【0074】
結果を表1に示す。
【0075】
実施例2
I. 弾性層の作製:実施例1に同じ。
【0076】
II. 表面層用塗料の調製:シリカ粉末 2.0質量部とした以外は実施例1に同じ。
【0077】
表面層用塗料の粘度をB型粘度計で測定したところ、
9.5cp(塗料温度25℃、60rpm)
13.3cp(塗料温度25℃、6rpm)であった。
【0078】
TI値=1.4
III . 帯電部材の作製:実施例1と同様にして帯電部材を得た。
【0079】
IV. 帯電部材の評価:上記帯電部材を、実施例1と同じ条件で評価した。
【0080】
結果を表1に示す。
【0081】
実施例3
I. 弾性層の作製:実施例1に同じ。
【0082】
II. 表面層用塗料の調製:シリカ粉末 1.5質量部とした以外は実施例1に同じ。
【0083】
表面層用塗料の粘度をB型粘度計で測定したところ、
9.0cp(塗料温度25℃、60rpm)
10.8cp(塗料温度25℃、6rpm)であった。
【0084】
TI値=1.2
III . 帯電部材の作製:実施例1と同様にして帯電部材を得た。
【0085】
IV. 電部材の評価:上記帯電部材を、実施例1と同じ条件で評価した。
【0086】
結果を表1に示す。
【0087】
実施例4
I. 弾性層の作製:実施例1に同じ。
【0088】
II. 表面層用塗料の調製:シリカ粉末 8.5質量部とした以外は実施例1に同じ。
【0089】
表面層用塗料の粘度をB型粘度計で測定したところ、
20cp(塗料温度25℃、60rpm)
130cp(塗料温度25℃、6rpm)であった。
【0090】
TI値=6.5
III. 帯電部材の作製:実施例1と同様にして帯電部材を得た。
【0091】
IV. 帯電部材の評価:上記帯電部材を、実施例1と同じ条件で評価した。
【0092】
結果を表1に示す。
【0093】
実施例5
I. 弾性層の作製:実施例1に同じ。
【0094】
II. 表面層用塗料の調製:シリカ粉末 10質量部とした以外は実施例1に同じ。
表面層用塗料の粘度をB型粘度計で測定したところ、
25cp(塗料温度25℃、60rpm)
175cp(塗料温度25℃、6rpm)であった。
【0095】
TI値=7
III. 帯電部材の作製:実施例1と同様にして帯電部材を得た。
【0096】
IV. 帯電部材の評価:上記帯電部材を、実施例1と同じ条件で評価した。
【0097】
結果を表1に示す。
【0098】
実施例6
I. 弾性層の作製:実施例1に同じ。
【0099】
II. 表面層用塗料の調製:架橋タイプアクリル樹脂粉末(平均粒径 20μm、SF−1 110)の代わりに架橋タイプアクリル樹脂粉末(平均粒径 1μm、SF−1 110)とした以外は実施例1に同じ。
【0100】
表面層用塗料の粘度をB型粘度計で測定したところ、
10cp(塗料温度25℃、60rpm)
15cp(塗料温度25℃、6rpm)であった。
【0101】
TI値=1.5
III. 帯電部材の作製:実施例1と同様にして帯電部材を得た。
【0102】
IV. 帯電部材の評価:上記帯電部材を、実施例1と同じ条件で評価した。
【0103】
結果を表1に示す。
【0104】
実施例7
I. 弾性層の作製:実施例1に同じ。
【0105】
II. 表面層用塗料の調製:架橋タイプアクリル樹脂粉末(平均粒径 20μm、SF−1 110)の代わりに架橋タイプアクリル樹脂粉末(平均粒径 30μm、SF−1 110)とした以外は実施例1に同じ。
【0106】
表面層用塗料の粘度をB型粘度計で測定したところ、
10cp(塗料温度25℃、60rpm)
15cp(塗料温度25℃、6rpm)であった。
【0107】
TI値=1.5
III. 帯電部材の作製:実施例1と同様にして帯電部材を得た。
【0108】
IV. 帯電部材の評価:上記帯電部材を、実施例1と同じ条件で評価した。
【0109】
結果を表1に示す。
【0110】
実施例8
I. 弾性層の作製:実施例1に同じ。
【0111】
II. 表面層用塗料の調製:架橋タイプアクリル樹脂粉末(平均粒径 20μm、SF−1 110)の代わりに架橋タイプアクリル樹脂粉末(平均粒径 30μm、SF−1 150)とした以外は実施例1に同じ。
【0112】
表面層用塗料の粘度をB型粘度計で測定したところ、
10cp(塗料温度25℃、60rpm)
15cp(塗料温度25℃、6rpm)であった。
【0113】
TI値=1.5
III. 帯電部材の作製:実施例1と同様にして帯電部材を得た。
【0114】
IV. 帯電部材の評価:上記帯電部材を、実施例1と同じ条件で評価した。
【0115】
結果を表1に示す。
【0116】
比較例1
I. 弾性層の作製:実施例1に同じ。
【0117】
II. 表面層用塗料の調製:シリカ粉末(シランカップリング剤、シリコーンオイル処理、平均粒径0.01μm)の代わりにシリカ粉末(シランカップリング剤処理のみ、平均粒径0.01μm)とした以外は実施例1に同じ。
【0118】
表面層用塗料の粘度をB型粘度計で測定したところ、
10cp(塗料温度25℃、60rpm)
11.5cp(塗料温度25℃、6rpm)であった。
【0119】
TI値=1.15
III. 帯電部材の作製:実施例1と同様にして帯電部材を得た。
【0120】
IV. 帯電部材の評価:上記帯電部材を、実施例1と同じ条件で評価した。
【0121】
結果を表1に示す。
【0122】
比較例2
I. 弾性層の作製:実施例1に同じ。
【0123】
II. 表面層用塗料の調製:シリカ粉末(シランカップリング剤、シリコーンオイル処理、平均粒径0.01μm)の代わりにシリカ粉末(未処理、平均粒径0.01μm)とした以外は実施例1に同じ。
【0124】
表面層用塗料の粘度をB型粘度計で測定したところ、
30cp(塗料温度25℃、60rpm)
240cp(塗料温度25℃、6rpm)であった。
【0125】
TI値=8
III. 帯電部材の作製:実施例1と同様にして帯電部材を得た。
【0126】
IV. 帯電部材の評価:上記帯電部材を、実施例1と同じ条件で評価した。
【0127】
結果を表1に示す。
【0128】
【表1】
Figure 2004309856
【0129】
【発明の効果】
より高度な帯電均一性が求められるシステムにおいても画像不良を発生することのない帯電ローラ、及びそれを用いた画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の接触式帯電部材の一例を示す断面図
【図2】本発明における接触式帯電装置を用いた画像形成装置の一例を示す概略構成図
【図3】プロセスカートリッジ概略構成図
【符号の説明】
1:スキャナユニット
2:折り返しミラー
3:感光ドラム
4:帯電ローラ
4a:導電性基体(芯金)
4b:弾性層
4c:抵抗制御層
4d:表面層/被覆層
5:現像装置
6:転写ローラ/転写帯電器
7:記録材
8:定着器
9:クリーニング装置
11:プロセスカートリッジ
24:トナー
30:LEDランプ
71:カセット
72:給紙ローラ
73:レジストローラ

Claims (1)

  1. 少なくとも表面層に表面性制御材を有する帯電ローラにおいて、前記表面層が、1〜500cpsの粘度、かつ1.2〜7.0のチクソトロピックインデックス(TI値)を有する塗料を用いて形成されていることを特徴とする帯電ローラ。
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